JP3309198B2 - データベース多重化方法 - Google Patents

データベース多重化方法

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JP3309198B2 JP00552596A JP552596A JP3309198B2 JP 3309198 B2 JP3309198 B2 JP 3309198B2 JP 00552596 A JP00552596 A JP 00552596A JP 552596 A JP552596 A JP 552596A JP 3309198 B2 JP3309198 B2 JP 3309198B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主データベース
と複製データベースとを用いたデータベース多重化方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のデータベース多重化方法
では、主データベースと複製データベースとを備え、主
データベースにデータを蓄積して行く一方、前回のコピ
ー周期から今回のコピー周期までの間に主データベース
に蓄積されたデータを複製データベースに定期的にコピ
ーするようにしている。また、主データベースへのデー
タ蓄積に際しての操作の履歴は、操作ログに記録され
る。複製データベース(主データベースのある時点のバ
ックアップデータ)と主データベースの現在の操作ログ
は、主データベースを保有する装置に障害が起きても、
必ず読み出し可能なようにハードウェア的にバックアッ
プされている。障害発生時には、複製データベースから
主データベースのある時点のバックアップデータを読み
出し、その時点以降の操作を操作ログから読み取り、再
実行することによって完全に主データベースと同じもの
を復元する。この操作は、2重化されたハードウェアと
大容量の2次記録装置によって可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のデータベース多重化方法による、2重化した
ハードウェアと大容量の2次記録装置を必要とするた
め、高コストとなる。すなわち、金融業などの業務にお
いては、障害が起きた場合、主データベースと同じもの
を完全に復元する必要があり、高コストとなってもやむ
を得ない。しかし、ビル管理システムなどの監視を主眼
とするシステムでは、データの損失よりも、連続して監
視業務が行えることとメンテナンスが簡単であることが
重要視されている。このようなシステムにおいて、上述
したデータベース多重化方法を適用した場合、多少デー
タが失われてもよいにも拘らず、主データベースが完全
に復元されてしまうことになり、過剰品質となってコス
トがアップする。
【0004】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、ビル管理シ
ステムなどの監視を主眼とするシステムにおいて、2重
化したハードウェアと大容量の2次記録装置を不要と
し、コストダウンを図ることのできるデータベース多重
化方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、主データベースにデータを蓄積し
て行く一方、前回のコピー周期から今回のコピー周期ま
での間に主データベースに蓄積されたデータを複製デー
タベースに定期的にコピーするデータベース多重化方法
において、主データベースを保有する装置に障害が起き
た場合、複製データベースを新しい主データベースとし
て使用する一方、前回コピーしてから障害が発生するま
での間に古い主データベースに蓄積されたデータを不一
致データとし、この不一致データを除去した古い主デー
タベースを複製データベースとして再利用するようにし
たものである。
【0006】
【0007】
【0008】この発明によれば、主データベースに新し
く蓄積されたデータが、複製データベースに定周期でコ
ピーされる。主データベースを保有する装置に障害が起
きると、複製データベースが新しい主データベースとし
て使用され、システムが連続して運用される。この場
合、前回コピーしてから障害が発生するまでの間に古い
主データベース(障害が起きた装置の保有する主データ
ベース)に蓄積されたデータは新しい主データベースに
は含まれていないが、コピー周期を短くすることによ
り、そのデータの損失量を少なくすることができる。ま
た、この場合、前回コピーしてから障害が発生するまで
の間に古い主データベースに蓄積されたデータが不一致
データとされ、この不一致データを除去した古い主デー
タベースが複製データベースとして再利用される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
き詳細に説明する。図2はこの発明を適用してなるビル
管理システムのシステム構成図である。同図において、
1,2,3はメインコントロールユニット(MCU:以
下、監視装置と呼ぶ)、4はエリアコントローラマスタ
(ACM)、5−1,5−2はエリアコントローラ(A
IC)、6−1〜6−6はリモートステーション(I−
DGP)であり、監視装置1,2,3はオペレータイン
ターフェイスを提供し、エリアコントローラマスタ4は
ゲートウェイ機能を提供し、エリアコントローラ5−
1,5−2はエリア内の制御を行い、リモートステーシ
ョン6−1〜6−6は機器単位の制御を行う。
【0010】このビル管理システムにおいて、監視装置
1,2,3は、監視業務を支援する監視アプリケーショ
ン(以下、監視APと呼ぶ)を備えている。図1に監視
装置1,2,3のシステム構成を示す。監視装置1,
2,3は、監視AP・1−1,2−1,3ー1と、切り
替え処理部1−2,2−2,3ー2と、データベース1
−3,2−3,3ー3と、データベーストリガ1−4,
2−4,3ー4と、変更ログ1−5,2−5,3ー5
と、システムレビジョンテーブル1−6,2−6,3ー
6と、レビジョンテーブル1−7,2−7,3ー7と、
モジュール状態監視部1−8,2−8,3ー8とを有し
ている。なお、この実施の形態では、現在、データベー
ス1−3を主データベースとして、データベース2−
3,3ー3を複製データベースとして使用しているもの
とする。また、図には示していないが、監視装置1,
2,3はCPUを備えている。
【0011】監視AP・1−1,2−1,3ー1はそれ
ぞれの監視装置1,2,3で動く監視業務を支援する。
切り替え処理部1−2,2−2,3ー2は監視AP・1
−1,2−1,3ー1からの更新,選択要求を主データ
ベース1−3に中継する。主データベース1−3は監視
業務のためのデータを保管する。複製データベース2−
3,3ー3は主データベース1−3のある時点の複製デ
ータを保管する。データベーストリガ1−4,2−4,
3ー4はデータベース1−3,2−3,3ー3に対する
更新個所を書き出す。変更ログ1−5,2−5,3ー5
はデータベース1−3,2−3,3ー3の変更個所の履
歴を保持する。システムレビジョンテーブル1−6,2
−6,3ー6は主データベースの切替回数をシステムレ
ビジョンとして保持する。レビジョンテーブル1−7,
2−7,3ー7はデータベース1−3,2−3,3ー3
のバージョンを示すレビジョンを格納する。モジュール
状態監視部1−8,2−8,3ー8は監視装置1,2,
3が正常に動いているかどうかを監視する。
【0012】次に、このビル管理システムにおける特徴
的な動作(バックアップロジック)について、監視装置
1,2,3での各部の機能を交えながら説明する。
【0013】〔監視APからの更新内容の蓄積〕監視A
P・1−1からの更新内容は切り替え処理部1−2によ
り主データベース1−3へ送られる。監視AP・2−1
からの更新内容は切り替え処理部2−2により主データ
ベース1−3へ送られる。監視AP・3−1からの更新
内容は切り替え処理部3−2により主データベース1−
3へ送られる。これにより、主データベース1−3に、
監視AP・1−1,2−1,3ー1からのデータが更新
蓄積される。
【0014】主データベース1−3にデータが更新蓄積
されると、更新の処理毎に、データベーストリガ1−4
が起動し、更新個所をテーブル名とROWID(行)で
変更ログ1−5に記述する。この場合、変更個所は、シ
ステムレビジョンテーブル1−6内のシステムレビジョ
ンによって指定されるレビジョンテーブル1−7のエン
トリ内のレビジョン(主データベース1−3の現在のレ
ビジョン)をNとした場合、N+1で指定される変更ロ
グ1−5のエントリ内に記述される。
【0015】例えば、変更個所を「テーブルの200
行」とした場合、図3に示すように、システムレビジョ
ンテーブル1−6内のシステムレビジョンが「2」であ
れば、このシステムレビジョン「2」によってレビジョ
ンテーブル1−7のエントリ「2」が指定され、このエ
ントリ「2」内のレビジョン「200」が主データベー
ス1−3の現在のレビジョンNとして読み出され、N+
1で指定される変更ログ1−5のエントリ、すなわち2
01番目のエントリ内に変更個所が「テーブルの20
0行」として記述される。変更ログ1−5に変更個所が
記述されると、レビジョンテーブル1−7のエントリ
「2」内のレビジョンがインクリメントされ、「20
1」とされる。
【0016】なお、変更ログ1−5のエントリはサイク
リックに使用し、主データベース1−3の現在のレビジ
ョンが変更ログ1−5の最大エントリを示していた時
は、変更ログ1−5の第1番目のエントリに変更個所が
記述される。
【0017】〔複製データベースへのコピー処理〕図4
にコピー処理が行われる前の監視装置1および監視装置
2の状態を例示する。この例では、主データベース1−
3および複製データベース2−3に、データの更新蓄積
場所としてテーブル,を有しているものとしてい
る。また、監視装置1における主データベース1−3の
現在のレビジョンを「201」、監視装置2における複
製データベース2−3の現在のレビジョンを「199」
としている。また、前回のコピー処理により、主データ
ベース1ー3と複製データベース2−3とは、テーブル
の200行目、テーブルの1500行目以外は一致
しているものとする。
【0018】前回のコピー処理から一定時間が経過する
と、監視装置2のCPUがコピー処理プログラムを起動
し、前回のコピー周期から今回のコピー周期までの間に
主データベース1−3に更新蓄積されたデータを複製デ
ータベース2−3にコピーする。すなわち、監視装置2
のCPUは、主データベース1−3の現在のレビジョン
と複製データベース2−3の現在のレビジョンとを比較
し、主データベース1−3の現在のレビジョンが複製デ
ータベース2−3の現在のレビジョンよりも進んでいる
部分の更新蓄積データを、1つのトランザクションとし
て複製データベース2−3にコピーする。
【0019】図4で言えば、主データベース1−3の現
在のレビジョンが「201」、複製データベース2−3
の現在のレビジョンが「199」であり、主データベー
ス1−3の現在のレビジョンが「200」,「201」
の2レビジョン進んでいるので、変更ログ1−5のエン
トリ「200」で示される「テーブルの1500行
目」の内容、および変更ログ1−5のエントリ「20
1」で示される「テーブルの200行目」内容を、複
製データベース2−3の「テーブルの1500行目」
および「テーブルの200行目」にコピーする。コピ
ー時の主データベース1−3からの読み出しは、テーブ
ル内容がコピーのトランザクション開始時の内容に保持
される方法(データベース機能)で行う。
【0020】複製データベース2−3の現在のレビジョ
ンと変更ログ2−5の内容は、コピー処理により複製デ
ータベース2−3の内容が更新されることにより、デー
タベーストリガ2−4が起動し、前述した「監視APか
らの更新内容の蓄積」の場合と同じロジックで更新され
る。これにより、レビジョンテーブル2−7のエントリ
「2」内のレビジョンは「201」となり、変更ログ2
−5のエントリ「200」内には「テーブルの150
0行目」が、変更ログ2−5のエントリ「201」内に
は「テーブルの200行目」が記述される。
【0021】なお、ここでは監視装置2の複製データベ
ース2−3へのコピー処理について述べたが、監視装置
3の複製データベース3−3へも同様にしてコピー処理
が行われる。この場合、監視装置3のCPUが複製デー
タベース3−3へのコピー処理を行い、監視装置2,3
のCPUにコピー処理を行わせることによって、主デー
タベース1−3を保有する監視装置1でのCPUの負荷
を軽減することができる。
【0022】〔主データベースを保有する監視装置の障
害発生時の処理〕主データベース1−3を保有する監視
装置1に障害が起きると、監視装置1,2,3のモジュ
ール状態監視部1−8,2−8,3−8が異常を検知
し、複製データベース2−3,3−3の中で最もレビジ
ョンの進んでいるものを新しい主データベースとし、シ
ステムレビジョンアップ処理を行う。
【0023】例えば、複製データベース2−3が最もレ
ビジョンが進んでいれば、この複製データベース2−3
が新しい主データベースとされる。これにより、以降、
新しい主データベース2−3に、監視AP・1−1,2
−1,3−1からのデータが更新蓄積されるようにな
り、システムが連続して運用される。
【0024】ここで、監視装置1に障害が起きたとき、
主データベース1−3の現在のレビジョンが「20
3」、複製データベース2−3の現在のレビジョンが
「201」であったとすると、主データベース1−3の
レビジョン「202」,「203」に対応する更新デー
タは複製データベース2−3には含まれていない。すな
わち、複製データベース2−3を新しい主データベース
2−3とした場合、古い主データベース1−3のレビジ
ョン「202」,「203」に対応する更新データが失
われる。
【0025】しかし、このビル管理システムでは、デー
タの損失よりも、連続して監視業務が行えることとメン
テナンスが簡単であることが重要視される。したがっ
て、古い主データベース1−3のレビジョン「20
2」,「203」に対応する更新データが失われても、
それほど問題は生じない。例えば、ヒストリカルデータ
(日月報や検針値など)は、垂直分散により、ACMで
保証されているため、この仕組みでの損失が原因で、欠
測とはならない。また、通常のオペレータ操作(スケジ
ュールの変更や温度の設定値の変更)は、コントローラ
がマスタデータを持っているため、この仕組みでの損失
により、その操作がキャンセルされることはない。この
データの損失量は、コピー周期を短くすることにより、
少なくすることができる。
【0026】システムレビジョンアップ処理では、障害
が起きた古い主データベース1−3を保有する監視装置
1以外の監視装置、すなわち監視装置2,3について、
そのシステムレビジョンテーブル2−6,3−6内のシ
ステムレビジョンをインクリメントし、その時の複製デ
ータベース2−3,3−3の現在のレビジョンを、イン
クリメントされた新しいシステムレビジョンによって指
定されるレビジョンテーブル2−7,3−7内のエント
リにコピーする。
【0027】このシステムレビジョンアップ処理を監視
装置2を例にとって説明すれば、図5に示すように、そ
のシステムレビジョンテーブル2−6内のシステムレビ
ジョンをインクリメントして「3」とし、このインクリ
メントされた新しいシステムレビジョン「3」によって
指定されるレビジョンテーブル2−7のエントリ「3」
内に、その時の複製データベース2−3の現在のレビジ
ョン「201」をコピーする。
【0028】なお、レビジョンテーブル2−7(3−
7)のエントリはサイクリックに使用し、現在のシステ
ムレビジョンがレビジョンテーブル2−7(3−7)の
最大エントリを示していた時は、レビジョンテーブル2
−7(3−7)の第1番目のエントリにその時の複製デ
ータベース2−3(3−3)の現在のレビジョンをコピ
ーする。
【0029】〔主データベースの再利用のための処理〕
主データベース1−3を保有する監視装置1に障害が発
生すると、上述した如く、自動的にリスタートし、監視
機能を復旧する。この時、例えば、複製データベース2
−3を新しい主データベースとして、システムは既に運
用を開始している。この時、新しい主データベース2−
3は、古い主データベース1−3の障害が発生する直前
のコピー処理までのデータに対して、障害発生後の更新
データが加えられる。すなわち、新しい主データベース
2−3には、前回コピーしてから障害が発生するまでの
間に古い主データベース1−3に更新蓄積されたデータ
を含まないまま、障害発生後の更新データが加えられ
る。
【0030】ここで、古い主データベース1−3を複製
データベースとして再利用するには、前回コピーしてか
ら障害が発生するまでの間に古い主データベース1−3
に更新蓄積されたデータを不一致データとして除去した
後(以下、この処理をデータ一致処理と呼ぶ)、新しい
主データベース2−3に更新蓄積された障害発生後の更
新データを古い主データベース1−3にコピーする必要
がある。
【0031】〔データ一致処理〕データ一致処理につい
て図6〜図8を用いて具体的に説明する。図6は障害発
生直前の監視装置1および監視装置2の状態である。主
データベース1−3のテーブルの200行目とテーブ
ルの1500行目はまだ複製データベース2−3にコ
ピーされていない。
【0032】図7は監視装置1に障害が起きた状態を示
している。監視装置2のデータベース2−3は新しい主
データベースとなり、システムバージョンアップ処理に
よりシステムレビジョンテーブル2−6のシステムレビ
ジョンが「3」とされ、レビジョンテーブル2−7のエ
ントリ「3」にデータベース2−3の現在のレビジョン
「199」がコピーされている。
【0033】図8は障害でダウンしていた監視装置1が
復帰してきた状態を示している。この状態では、新しい
主データベース2ー3と古い主データベース1−3と
は、テーブルの200行目、テーブルの1500行
目が食い違っている。この状態を復旧するのがデータ一
致処理である。
【0034】このデータ一致処理では、監視装置1のシ
ステムレビジョン1−6内のシステムレビジョン「2」
に基づき、このシステムレビジョン「2」で指定される
監視装置2におけるレビジョンテーブル2−7のエント
リ「2」内のレビジョン「199」を読み取り、このレ
ビジョン「199」に「1」を加えたレビジョン「20
0」から古い主データベース1−3の現在のレビジョン
「201」までの間に変更ログ1−5に記述された「テ
ーブルの1500行目」、「テーブルの200行
目」について、新しい主データベース2−3の内容で古
い主データベース1−3を上書きする。
【0035】このようにして、データ一致処理を行った
後、監視装置1においてシステムレビジョンアップ処理
を行い、古い主データベース1−3を複製データベース
として再利用する。すなわち、監視装置1において、シ
ステムレビジョンテーブル1−6内のシステムレビジョ
ンをインクリメントし、前回コピー時のレビジョン「1
99」を新しいシステムレビジョン「3」によって指定
されるレビジョンテーブル1−7内のエントリ「3」に
コピーする。
【0036】なお、この実施の形態では、レビジョンや
システムレビジョンをサイクリックに使用している。こ
のため、ただ単にその数値が大きいからといって、レビ
ジョンやシステムレビジョンが「進んでいる」と判断す
ることはできない。そこで、この実施の形態では、レビ
ジョンやシステムレビジョンが半周以上離れることはな
いと仮定し、レビジョンが半周より進んでいた場合は遅
れていると判断するようにしている。
【0037】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、主データベースに新しく蓄積されたデー
タが複製データベースに定周期でコピーされ、主データ
ベースを保有する装置に障害が起きると、複製データベ
ースが新しい主データベースとして使用されるものとな
り、この場合、前回コピーしてから障害が発生するまで
の間に古い主データベースに蓄積されたデータは新しい
主データベースには含まれていないが、コピー周期を短
くすることによってそのデータの損失量を少なくするこ
とが可能となり、また、前回コピーしてから障害が発生
するまでの間に古い主データベースに蓄積されたデータ
が不一致データとされ、この不一致データを除去した古
い主データベースが複製データベースとして再利用され
るものとなり、ビル管理システムなどの監視を主眼とす
るシステムにおいて、2重化したハードウェアと大容量
の2次記録装置を不要とし、コストダウンを図ることが
できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図2に示したビル管理システムにおける各監
視装置のシステム構成を示す図である。
【図2】 本発明を適用してなるビル管理システムのシ
ステム構成図である。
【図3】 監視APからの更新内容の蓄積を説明するた
めの図である。
【図4】 複製データベースへのコピー処理を説明する
ための図である。
【図5】 システムレビジョンアップ処理を説明するた
めの図である。
【図6】 データ一致処理を説明(障害発生直前)する
ための図である。
【図7】 データ一致処理を説明(障害発生時)するた
めの図である。
【図8】 データ一致処理を説明(障害復帰時)するた
めの図である。
【符号の説明】
1,2,3…監視装置、1−1,2−1,3ー1…監視
AP、1−2,2−2,3ー2…切り替え処理部、1−
3,2−3,3ー3…データベース、1−4,2−4,
3ー4…データベーストリガ、1−5,2−5,3ー5
…変更ログ、1−6,2−6,3ー6…システムレビジ
ョンテーブル、1−7,2−7,3ー7…レビジョンテ
ーブル、1−8,2−8,3ー8…モジュール状態監視
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−250257(JP,A) 特開 平5−307576(JP,A) 特開 平7−262068(JP,A) 特開 平5−73393(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/00 531 G06F 12/16 310

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主データベースにデータを蓄積して行く
    一方、前回のコピー周期から今回のコピー周期までの間
    に前記主データベースに蓄積されたデータを複製データ
    ベースに定期的にコピーするデータベース多重化方法に
    おいて、 前記主データベースを保有する装置に障害が起きた場
    合、前記複製データベースを新しい主データベースとし
    て使用する一方、前回コピーしてから前記障害が発生す
    るまでの間に前記古い主データベースに蓄積されたデー
    タを不一致データとし、この不一致データを除去した前
    記古い主データベースを複製データベースとして再利用
    するようにしたことを特徴とすることを特徴とするデー
    タベース多重化方法。
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