JP3308962B2 - 無線受信装置および無線受信方法 - Google Patents

無線受信装置および無線受信方法

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    • H04B17/30Monitoring; Testing of propagation channels
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  • Radio Transmission System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線受信装置およ
び無線受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話等の陸上移動通信に対す
る需要が著しく増加しており、限られた周波数帯域でよ
り多くの加入者容量を確保するために、周波数を有効に
利用するための技術が重要となっている。
【0003】周波数を有効に利用するための多元接続方
式の1つとしてCDMA方式が注目されている。CDM
A方式とは、スペクトル拡散技術を利用した多元接続方
式で、マルチパス歪みの影響を受けにくいという特徴を
有する。
【0004】CDMA方式による通信では、RAKE受
信を行うことにより、ダイバーシチ効果も期待できると
いった特徴を有する。
【0005】また、CDMA方式による通信では、いわ
ゆる遠近問題を解決するために、送信電力制御が行われ
る。送信電力制御は、希望波電力対干渉波電力比(Sign
al to Interference Ratio;以下、SIRという)、希
望波電力(Received SignalStrength Indicator;以
下、RSSIという)、干渉波電力(Interference Sig
nal Strength Indicator;以下、ISSIという)等に
基づいて行われる。よって、受信側でSIR、RSS
I、ISSIを精度良く測定することが非常に重要とな
る。
【0006】以下、RAKE受信を行う従来の無線受信
装置について説明する。図4は、従来の無線受信装置の
概略構成を示す要部ブロック図である。図4において、
フィンガ1〜nは、逆拡散部401と位相推定部402
と位相補償部403とから構成される。
【0007】逆拡散部401は、受信信号に対して逆拡
散処理を行い、式(1)に示す信号d corr (l、m、
n)を出力する。
【数1】 式(1)は、第l番目フィンガの第mスロット、第n番
目シンボルの逆拡散信号を示している。なお、Sは希望
波の振幅、Iは雑音の振幅、θ(m、n)は変調位相、
φ(l、m、n)は伝播路による位相変動と送受信間に
おける位相差との和、ν(l、m、n)は雑音の位相を
それぞれ示している。
【0008】位相推定部402は、式(2)に示す位相
推定値ξを求める。
【数2】 なお、NPはパイロットシンボルのシンボル数を示して
いる。位相推定値ξは、受信したパイロットシンボルの
変調位相分を補正することにより求めることができる。
【0009】または、位相推定部402は、式(3)に
示すように、式(2)を用いて求めた位相推定値を複数
スロット(式(3)では、合計2Kスロット)において
αにて重み付けした後平均して、位相推定値ξとするこ
ともある。
【数3】
【0010】位相補償部403は、式(1)に示す逆拡
散信号dcorrと、式(2)または式(3)に示す位相推
定値ξの複素共役ξ*とを複素乗算することにより、位
相補償を行う。よって、各フィンガ1〜nから出力され
る信号dcoheは、式(4)に示すようになる。
【数4】 なお、式(4)により、位相補償が行われると同時に、
平均受信振幅で重み付けが行われたことになる。
【0011】合成部404は、式(4)で示されるフィ
ンガ1〜nの出力信号dcoheを足し合わせる。足し合わ
された信号drakeは、式(5)に示すようになる。
【数5】 なお、NLはフィンガの数を示す。フィンガ1〜nの出
力信号dcoheは、既に平均受信振幅で重み付けが行われ
ているため、足し合わされた信号drakeはRAKE合成
された信号となる。このRAKE合成された信号drake
に対して、誤り訂正部405で誤り訂正が行われること
により、受信データが得られる。
【0012】また、RSSI測定部406は、RAKE
合成された信号drakeを用いて、式(6)によってRS
SIを測定する。
【数6】 式(6)は、第mスロット目のRSSIを示す。
【0013】平方根演算部407は、RSSI測定部4
06で測定されたRSSIの平方根を求める。これによ
り、RSSI値が求められる。
【0014】また、ISSI測定部408は、RAKE
合成された信号drakeを用いて、式(7)によってIS
SIを測定する。
【数7】 式(7)は、第mスロット目のISSIを示す。
【0015】SIR測定部409は、RSSI測定部4
06で測定されたRSSIとISSI測定部408で測
定されたISSIとの比を求めることによりSIRを測
定し、SIR値を出力する。
【0016】除算部410は、平方根演算部407の出
力をSIR測定部409の出力で除することによりIS
SI値を求め、出力する。
【0017】このように、従来の無線受信装置では、式
(5)を用いて求められた信号dra keを用いて、式
(6)によってRSSIが測定され、式(7)によって
ISSIが測定される。また、式(6)によって測定さ
れたRSSIと式(7)によって測定されたISSIと
を用いてSIRが測定される。
【0018】ここで、従来の無線受信装置では、式
(5)に示すように、RAKE合成された信号drake
平均受信振幅で重み付けされた信号となるため、drake
の次元が2次の次元となっている。従って、式(6)お
よび式(7)によって、式(5)によって求められたd
rakeを用いてRSSIおよびISSIの測定が行われる
と、RSSIの次元およびISSIの次元が4次の次元
となる。
【0019】しかしながら、RSSIおよびISSIの
次元は、本来電力の次元(すなわち、2次の次元)でな
ければならない。そこで、従来の無線受信装置では、測
定されたRSSIの平方根を求めることにより、RSS
IおよびISSIの次元を2次の次元に合わせている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の無線受信装置では、各フィンガ1〜nの出力信号d
coheは、通常、各フィンガにおいてそれぞれ異なる値で
重み付けが行われた信号となる。
【0021】このため、上記従来の無線受信装置では、
平方根演算によりRSSIおよびISSIの次元を電力
の次元に合わせても、RSSIおよびISSIを正確に
測定することができない。また、式(6)によって測定
されたRSSIと式(7)によって測定されたISSI
とを用いてSIRが測定されるため、SIRも正確に測
定することができない。従って、上記従来の無線受信装
置では、送信電力制御の精度が悪くなる。
【0022】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、受信信号に対してRAKE合成が行われる場合
においても受信品質を精度良く測定することができる無
線受信装置および無線受信方法を提供することを目的と
する。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明の無線受信装置
は、受信信号の位相推定値を求める推定手段と、前記位
相推定値を正規化する正規化手段と、正規化された位相
推定値を用いて前記受信信号の位相を補償する補償手段
と、位相を補償された信号を合成する合成手段と、合成
された信号を用いて受信品質を測定する測定手段と、
記位相推定値の和を求める演算手段と、合成された信号
に前記位相推定値の和を乗算する乗算手段と、を具備
し、前記正規化手段は、前記位相推定値の大きさの和が
1となるように前記位相推定値を正規化する構成を採
る。
【0024】本発明の無線受信装置は、受信信号の位相
推定値を求める推定手段と、前記位相推定値を正規化す
る正規化手段と、正規化された位相推定値を用いて前記
受信信号の位相を補償する補償手段と、位相を補償され
た信号を合成する合成手段と、合成された信号を用いて
受信品質を測定する測定手段と、前記位相推定値の和を
合成される信号の数で除算した値を求める演算手段と、
合成された信号に前記演算手段によって求められた値を
乗算する乗算手段と、を具備し、前記正規化手段は、前
記位相推定値の大きさの和が前記合成される信号の数と
なるように前記位相推定値を正規化する構成を採る。
【0025】本発明の無線受信装置は、受信信号の位相
推定値を求める推定手段と、前記位相推定値を用いて前
記受信信号の位相を補償する補償手段と、位相を補償さ
れた信号を合成する合成手段と、前記位相推定値の和を
求める演算手段と、合成された信号を前記位相推定値の
和で除算する除算手段と、除算された信号を用いて受信
品質を測定する測定手段と、を具備する構成を採る。
【0026】本発明の無線受信装置は、受信信号の位相
推定値を求める推定手段と、前記位相推定値を用いて前
記受信信号の位相を補償する補償手段と、位相を補償さ
れた信号を合成する合成手段と、前記位相推定値の和を
合成される信号の数で除算した値を求める演算手段と、
合成された信号を前記演算手段によって求められた値で
除算する除算手段と、除算された信号を用いて受信品質
を測定する測定手段と、を具備する構成を採る。
【0027】本発明の無線受信装置は、受信信号の位相
推定値を求める推定手段と、前記位相推定値を用いて前
記受信信号の位相を補償する補償手段と、位相を補償さ
れた信号を合成する合成手段と、前記位相推定値の和を
2乗した値を求める演算手段と、合成された信号を用い
て受信品質を測定する測定手段と、前記受信品質を示す
値を前記演算手段によって求められた値で除算する除算
手段と、を具備する構成を採る。
【0028】本発明の無線受信装置は、受信信号の位相
推定値を求める推定手段と、前記位相推定値を用いて前
記受信信号の位相を補償する補償手段と、位相を補償さ
れた信号を合成する合成手段と、前記位相推定値の和を
合成される信号の数で除算した後2乗した値を求める演
算手段と、合成された信号を用いて受信品質を測定する
測定手段と、前記受信品質を示す値を前記演算手段によ
って求められた値で除算する除算手段と、を具備する構
成を採る。
【0029】本発明の通信端末装置は、上記いずれかの
無線受信装置を搭載する構成を採る。また、本発明の基
地局装置は、上記いずれかの無線受信装置を搭載する構
成を採る。
【0030】本発明の無線受信方法は、受信信号の位相
推定値を求める推定工程と、前記位相推定値を正規化す
る正規化工程と、正規化された位相推定値を用いて前記
受信信号の位相を補償する補償工程と、位相を補償され
た信号を合成する合成工程と、合成された信号を用いて
受信品質を測定する測定工程と、前記位相推定値の和を
求める演算工程と、合成された信号に前記位相推定値の
和を乗算する乗算工程と、を具備し、前記正規化工程に
おいて、前記位相推定値の大きさの和が1となるように
前記位相推定値を正規化するようにした。
【0031】本発明の無線受信方法は、受信信号の位相
推定値を求める推定工程と、前記位相推定値を正規化す
る正規化工程と、正規化された位相推定値を用いて前記
受信信号の位相を補償する補償工程と、位相を補償され
た信号を合成する合成工程と、合成された信号を用いて
受信品質を測定する測定工程と、前記位相推定値の和を
合成される信号の数で除算した値を求める演算工程と、
合成された信号に前記演算工程において求めた値を乗算
する乗算工程と、を具備し、前記正規化工程において、
前記位相推定値の大きさの和が前記合成される信号の数
となるように前記位相推定値を正規化するようにした。
【0032】本発明の無線受信方法は、受信信号の位相
推定値を求める推定工程と、前記位相推定値を用いて前
記受信信号の位相を補償する補償工程と、位相を補償さ
れた信号を合成する合成工程と、前記位相推定値の和を
求める演算工程と、合成された信号を前記位相推定値の
和で除算する除算工程と、除算された信号を用いて受信
品質を測定する測定工程と、を具備するようにした。
【0033】本発明の無線受信方法は、受信信号の位相
推定値を求める推定工程と、前記位相推定値を用いて前
記受信信号の位相を補償する補償工程と、位相を補償さ
れた信号を合成する合成工程と、前記位相推定値の和を
合成される信号の数で除算した値を求める演算工程と、
合成された信号を前記演算工程において求めた値で除算
する除算工程と、除算された信号を用いて受信品質を測
定する測定工程と、を具備するようにした。
【0034】本発明の無線受信方法は、受信信号の位相
推定値を求める推定工程と、前記位相推定値を用いて前
記受信信号の位相を補償する補償工程と、位相を補償さ
れた信号を合成する合成工程と、前記位相推定値の和を
2乗した値を求める演算工程と、合成された信号を用い
て受信品質を測定する測定工程と、前記受信品質を示す
値を前記演算工程において求めた値で除算する除算工程
と、を具備するようにした。
【0035】本発明の無線受信方法は、受信信号の位相
推定値を求める推定工程と、前記位相推定値を用いて前
記受信信号の位相を補償する補償工程と、位相を補償さ
れた信号を合成する合成工程と、前記位相推定値の和を
合成される信号の数で除算した後2乗した値を求める演
算工程と、合成された信号を用いて受信品質を測定する
測定工程と、前記受信品質を示す値を前記演算工程にお
いて求めた値で除算する除算工程と、を具備するように
した。
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【0044】
【0045】
【0046】
【0047】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、正規化した位相
推定値を用いて位相補償およびRAKE合成の重み付け
を行うことである。本発明の第1の態様に係る無線受信
装置は、受信信号の位相推定値を求める推定手段と、前
記位相推定値を正規化する正規化手段と、正規化された
位相推定値を用いて前記受信信号の位相を補償する補償
手段と、位相を補償された各信号を合成する合成手段
と、合成された信号を用いて受信品質を測定する測定手
段と、を具備する構成を採る。 この構成によれば、正規
化した位相推定値を用いて位相補償およびRAKE合成
の重み付けを行うため、受信信号に対してRAKE合成
を行う場合においても、RAKE合成した信号を振幅の
次元で得ることができる。よって、この構成によれば、
受信品質を電力の次元で測定することができるため、受
信信号に対してRAKE合成を行う場合においても、受
信品質を精度良く測定することができる。 本発明の第2
の態様に係る無線受信装置は、第1の態様において、位
相推定値の和を求める演算手段と、合成された信号に前
記和を乗算する乗算手段と、を具備し、正規化手段が、
前記位相推定値の大きさの和が1となるように前記位相
推定値を正規化する構成を採る。 この構成によれば、振
幅の次元で得られるRAKE合成された信号に対して、
位相推定値の和を乗算するため、誤り訂正される信号
を、上記従来の無線受信装置において誤り訂正される信
号と同じ値とすることができる。 本発明の第3の態様に
係る無線受信装置は、第1の態様において、位相推定値
の和を合成される信号の数で除算した値を求める演算手
段と、合成された信号に前記値を乗算する乗算手段と、
を具備し、正規化手段が、前記位相推定値の大きさの和
が前記合成される信号の数となるように前記位相推定値
を正規化する構成を採る。 この構成によれば、合成され
る信号の数を反映した受信品質を測定することができ
る。 本発明の第4の態様に係る無線受信装置は、受信信
号の位相推定値を求める推定手段と、前記位相推定値を
用いて前記受信信号の位相を補償する補償手段と、位相
を補償された信号を合成する合成手段と、所定の値を求
める演算手段と、合成された信号を前記所定の値で除算
する除算手段と、除算された信号を用いて受信品質を測
定する測定手段と、を具備する構成を採る。 本発明の第
5の態様に係る無線受信装置は、第4の態様において、
演算手段が、位相推定値の和を所定の値とする構成を採
る。 これらの構成によれば、RAKE合成した信号を正
規化前の位相推定値の和で除算するため、各フィンガの
構成を上記従来の無線受信装置と同じにしたまま、RA
KE合成した信号を振幅の次元で得ることができる。よ
って、これらの構成によれば、各フィンガの構成を上記
従来の無線受信装置と変えることなく、受信品質を精度
良く測定することができる。 本発明の第6の態様に係る
無線受信装置は、第4の態様において、演算手段が、位
相推定値の和を合成される信号の数で除算した値を所定
の値とする構成を採る。 この構成によれば、合成される
信号の数を反映した受信品質を測定することができる。
本発明の第7の態様に係る無線受信装置は、受信信号の
位相推定値を求める推定手段と、前記位相推定値を用い
て前記受信信号の位相を補償する補償手段と、位相を補
償された信号を合成する合成手段と、所定の値を求める
演算手段と、合成された信号を用いて受信品質を測定す
る測定手段と、前記受信品質を示す値を前記所定の値で
除算する除算手段と、を具備する構成を採る。 本発明の
第8の態様に係る無線受信装置は、第7の態様におい
て、演算手段が、位相推定値の和を2乗した値を所定の
値とする構成を採る。 これらの構成によれば、正規化し
た位相推定値を用いて位相補償した信号をRAKE合成
するのではなく、RAKE合成した信号を用いて受信品
質を測定した後除算処理を行うため、各フィンガの構成
を上記従来の無線受信装置と同じにしたまま、RAKE
合成した信号を振幅の次元で得ることと等価にすること
ができる。よって、これらの構成によれば、各フィンガ
の構成を上記従来の無線受信装 置と変えることなく、受
信品質を精度良く測定することができる。 本発明の第9
の態様に係る無線受信装置は、第7の態様において、演
算手段が、位相推定値の和を合成される信号の数で除算
した後2乗した値を所定の値とする構成を採る。 この構
成によれば、合成される信号の数を反映した受信品質を
測定することができる。 本発明の第10の態様に係る通
信端末装置は、前記いずれかの無線受信装置を搭載する
構成を採る。また、本発明の第11の態様に係る基地局
装置は、前記いずれかの無線受信装置を搭載する構成を
採る。 これらの構成によれば、通信端末装置および基地
局装置において、受信品質を電力の次元で測定すること
ができるため、受信信号に対してRAKE合成を行う場
合においても、受信品質を精度良く測定することができ
る。 本発明の第12の態様に係る無線受信方法は、受信
信号の位相推定値を求める推定工程と、前記位相推定値
を正規化する正規化工程と、正規化された位相推定値を
用いて前記受信信号の位相を補償する補償工程と、位相
を補償された信号を合成する合成工程と、合成された信
号を用いて受信品質を測定する測定工程と、を具備する
ようにした。 この方法によれば、正規化した位相推定値
を用いて位相補償およびRAKE合成の重み付けを行う
ため、受信信号に対してRAKE合成を行う場合におい
ても、RAKE合成した信号を振幅の次元で得ることが
できる。よって、この方法によれば、受信品質を電力の
次元で測定することができるため、受信信号に対してR
AKE合成を行う場合においても、受信品質を精度良く
測定することができる。 本発明の第13の態様に係る無
線受信方法は、受信信号の位相推定値を求める推定工程
と、前記位相推定値を用いて前記受信信号の位相を補償
する補償工程と、位相を補償された信号を合成する合成
工程と、所定の値を求める演算工程と、合成された信号
を前記所定の値で除算する除算工程と、除算された信号
を用いて受信品質を測定する測定工程と、を具備するよ
うにした。 この方法によれば、RAKE合成した信号を
正規化前の位相推定値の和で除算 するため、各フィンガ
の構成を上記従来の無線受信装置と同じにしたまま、R
AKE合成した信号を振幅の次元で得ることができる。
よって、この方法によれば、各フィンガの構成を上記従
来の無線受信装置と変えることなく、受信品質を精度良
く測定することができる。 本発明の第14の態様に係る
無線受信方法は、受信信号の位相推定値を求める推定工
程と、前記位相推定値を用いて前記受信信号の位相を補
償する補償工程と、位相を補償された信号を合成する合
成工程と、所定の値を求める演算工程と、合成された信
号を用いて受信品質を測定する測定工程と、前記受信品
質を示す値を前記所定の値で除算する除算工程と、を具
備するようにした。 この方法によれば、正規化した位相
推定値を用いて位相補償した信号をRAKE合成するの
ではなく、RAKE合成した信号を用いて受信品質を測
定した後除算処理を行うため、各フィンガの構成を上記
従来の無線受信装置と同じにしたまま、RAKE合成し
た信号を振幅の次元で得ることと等価にすることができ
る。よって、この方法によれば、各フィンガの構成を上
記従来の無線受信装置と変えることなく、受信品質を精
度良く測定することができる。
【0048】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0049】(実施の形態1)図1を用いて、本発明の
実施の形態1に係る無線受信装置について説明する。図
1は、本発明の実施の形態1に係る無線受信装置の概略
構成を示す要部ブロック図である。
【0050】図1において、フィンガ1〜nは、逆拡散
部101と位相推定部102と位相補償部103とから
構成される。
【0051】逆拡散部101は、受信信号に対して逆拡
散処理を行う。位相推定部102は、位相推定値を求め
る。位相補償部103は、逆拡散された信号に対して位
相補償を行う。
【0052】正規化部104は、各フィンガにおいて求
められた位相推定値を正規化する。合成部105は、フ
ィンガ1〜nの出力信号を足し合わせる。
【0053】乗算部106は、RAKE合成された信号
と正規化処理の途中で求められる所定の値とを乗算す
る。誤り訂正部107は、乗算部106から出力される
信号に対して誤り訂正を行う。
【0054】RSSI測定部108は、RSSIを測定
する。ISSI測定部109は、ISSIを測定する。
また、SIR測定部110は、SIRを測定する。
【0055】次いで、上記構成を有する無線受信装置の
動作について説明する。まず、逆拡散部101で、受信
信号に対して逆拡散処理が行われ、式(8)に示す信号
corr(l、m、n)が位相推定部102および位相補
償部103へ出力される。
【数8】 式(8)は、第l番目フィンガの第mスロット、第n番
目シンボルの逆拡散信号を示している。なお、Sは希望
波の振幅、Iは雑音の振幅、θ(m、n)は変調位相、
φ(l、m、n)は伝播路による位相変動と送受信間に
おける位相差との和、ν(l、m、n)は雑音の位相を
それぞれ示している。
【0056】次いで、位相推定部102によって、式
(9)に示す位相推定値ξが求められ、正規化部104
へ出力される。
【数9】 なお、NPはパイロットシンボルのシンボル数を示して
いる。位相推定値ξは、受信したパイロットシンボルの
変調位相分を補正することにより求めることができる。
【0057】なお、位相推定部102においては、式
(10)に示すように、式(9)を用いて求めた位相推
定値を複数スロット(式(10)では、合計2Kスロッ
ト)においてαにて重み付けした後平均して、位相推定
値ξとしてもよい。
【数10】
【0058】次いで、正規化部104によって、各フィ
ンガの位相推定値が正規化される。正規化部104は、
式11を用いてを正規化を行い、各フィンガの位相推定
値の大きさの和が1になるようにする。
【数11】 正規化された位相推定値ξ’は、位相補償部103へ出
力される。
【0059】また、正規化部104は、正規化処理の過
程において求められる式12に示す値β(m)を乗算部
106へ出力する。
【数12】
【0060】次いで、位相補償部103によって、逆拡
散信号dcorrと、正規化された位相推定値ξ'の複素共
役ξ'*とが複素乗算されることにより、位相補償が行わ
れる。よって、各フィンガ1〜nから出力される信号d
coheは、式(13)に示すようになる。
【数13】
【0061】次いで、合成部105によって、式(1
3)で示されるフィンガ1〜nの出力信号dcoheが足し
合わされて、式(14)に示すようにRAKE合成され
る。なお、NLはフィンガの数を示す。
【数14】 RAKE合成された信号drakeは、乗算部106、RS
SI測定部108およびISSI測定部109へ出力さ
れる。
【0062】乗算部106では、合成部105から出力
された信号の各シンボルに正規化部104から出力され
た値β(m)が乗算され、誤り訂正部107へ出力され
る。この乗算が行われることにより、誤り訂正部107
へ入力される信号は、上記従来の無線受信装置において
誤り訂正部405へ入力される信号と同じ値となる。
【0063】そして、誤り訂正部107によって、乗算
部106から出力された信号に対して誤り訂正が行われ
る。これにより、受信データが得られる。
【0064】また、RSSI測定部108では、RAK
E合成された信号drakeを用いて、式(15)によって
RSSIが測定される。式(15)は、第mスロット目
のRSSIを示す。
【数15】 測定されたRSSIは、送信電力制御等を行う後段の構
成部およびSIR測定部110へ出力される。
【0065】一方、ISSI測定部109では、RAK
E合成された信号drakeを用いて、式(16)によって
ISSIが測定される。式(16)は、第mスロット目
のISSIを示す。
【数16】 測定されたISSIは、送信電力制御等を行う後段の構
成部およびSIR測定部110へ出力される。
【0066】そして、SIR測定部110によって、R
SSI測定部108で測定されたRSSIとISSI測
定部109で測定されたISSIとの比が求められるこ
とにより、SIRが測定される。測定されたSIRは、
送信電力制御等を行う後段の構成部へ出力される。
【0067】このように本実施の形態に係る無線受信装
置によれば、正規化した位相推定値を用いて位相補償お
よびRAKE合成の重み付けを行うため、受信信号に対
してRAKE合成を行う場合においても、RAKE合成
した信号を振幅の次元で得ることができる。よって、本
実施の形態に係る無線受信装置によれば、RSSI、I
SSIおよびSIRを電力の次元で測定することができ
るため、受信信号に対してRAKE合成を行う場合にお
いても、RSSI、ISSIおよびSIRを精度良く測
定することができる。
【0068】また、本実施の形態に係る無線受信装置に
よれば、振幅の次元で得られるRAKE合成された信号
に対して、位相推定値を求める際に使用した除数β
(m)を乗算するため、誤り訂正部へ入力される信号
を、上記従来の無線受信装置において誤り訂正部へ入力
される信号と同じ値とすることができる。よって、本実
施の形態に係る無線受信装置によれば、複雑な処理が行
われる誤り訂正処理を従来のままの方法で行うことがで
きるため、装置開発に要する時間およびコストを削減す
ることができる。
【0069】なお、本実施の形態においては、正規化部
104が、各フィンガでの位相推定値に対して式17を
用いて正規化を行い、各フィンガの位相推定値の大きさ
の和がNLになるようにしてもよい。
【数17】 この場合、乗算部106は、RAKE合成された信号の
各シンボルに、正規化処理の過程において求められる式
18に示す値β(m)を乗算する。
【数18】 このように、式17を用いて正規化を行うことにより、
合成する信号の数を反映したRSSIおよびISSIを
測定することができる。
【0070】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
係る無線受信装置は、実施の形態1と略同一の構成を有
し、RAKE合成した信号を正規化前の位相推定値の和
で除算する点において異なる。
【0071】以下、図2を用いて、本発明の実施の形態
2に係る無線受信装置について説明する。図2は、本発
明の実施の形態2に係る無線受信装置の概略構成を示す
要部ブロック図である。但し、実施の形態1と同一の構
成となるものについては同一番号を付し、詳しい説明を
省略する。
【0072】加算部201は、各フィンガの位相推定値
の和を求める。除算部202は、RAKE合成された信
号を位相推定値の和で除算する。
【0073】次いで、上記構成を有する無線受信装置の
動作について説明する。位相補償部103では、逆拡散
部101から出力される逆拡散信号dcorrと、位相推定
部102から出力される位相推定値ξの複素共役ξ*
が複素乗算されることにより、位相補償が行われる。よ
って、各フィンガ1〜nから出力される信号dcoheは、
式(19)に示すようになる。
【数19】
【0074】加算部201では、式(20)に示すよう
に、位相推定部102から出力される位相推定値ξの和
β(m)が求められ、除算部202へ出力される。
【数20】
【0075】除算部202では、RAKE合成された信
号drakeが位相推定値ξの和β(m)で除算される。但
し、除算は、RSSI、ISSIおよびSIRの測定対
象となるシンボルに対してのみ行われる。
【0076】これにより、RAKE合成された信号は、
実施の形態1においてRAKE合成された信号と等価な
信号となる。つまり、除算部202から出力される信号
は、正規化された位相推定値を用いて位相補償が行われ
た後にRAKE合成された信号と等価な信号となる。
【0077】このように本実施の形態に係る無線受信装
置によれば、正規化した位相推定値を用いて位相補償し
た信号をRAKE合成するのではなく、RAKE合成し
た信号を正規化前の位相推定値の和で除算するため、各
フィンガの構成を上記従来の無線受信装置と同じにした
まま、RAKE合成した信号を振幅の次元で得ることが
できる。よって、本実施の形態に係る無線受信装置によ
れば、各フィンガの構成を上記従来の無線受信装置と変
えることなく、RSSI、ISSIおよびSIRを精度
良く測定することができる。よって、本実施の形態に係
る無線受信装置によれば、装置開発に要する時間および
コストを削減することができる。
【0078】また、本実施の形態に係る無線受信装置に
よれば、RSSI、ISSIおよびSIRの測定対象と
なるシンボルに対してのみ除算を行うため、実施の形態
1に比べ演算量を削減することができる。
【0079】なお、本実施の形態においては、加算部2
01が、式21に示すようにして位相推定値ξの和β
(m)を求めるようにしてもよい。
【数21】 このように、式21を用いて位相推定値ξの和β(m)
を求めることにより、合成する信号の数を反映したRS
SIおよびISSIを測定することができる。
【0080】(実施の形態3)本発明の実施の形態3に
係る無線受信装置は、実施の形態2と略同一の構成を有
し、RAKE合成した信号を用いてRSSIおよびIS
SIを測定した後除算処理を行う点において異なる。
【0081】以下、図3を用いて、本発明の実施の形態
3に係る無線受信装置について説明する。図3は、本発
明の実施の形態3に係る無線受信装置の概略構成を示す
要部ブロック図である。但し、実施の形態2と同一の構
成となるものについては同一番号を付し、詳しい説明を
省略する。
【0082】2乗計算部301は、位相推定値の和の2
乗を求める。除算部302は、測定されたRSSIを位
相推定値の和の2乗で除算する。除算部303は、測定
されたISSIを位相推定値の和の2乗で除算する。
【0083】次いで、上記構成を有する無線受信雄値の
動作について説明する。加算部201によって求められ
た位相推定値ξの和β(m)は、2乗計算部301へ出
力される。
【0084】2乗計算部301では、β(m)の2乗が
求められ、除算部302および除算部303へ出力され
る。
【0085】除算部302では、RSSI測定部108
で測定されたRSSIがβ(m)の2乗で除算される。
また、除算部303では、ISSI測定部109で測定
されたISSIがβ(m)の2乗で除算される。これに
より、RSSIおよびISSIが補償される。
【0086】このように本実施の形態に係る無線受信装
置によれば、正規化した位相推定値を用いて位相補償し
た信号をRAKE合成するのではなく、RAKE合成し
た信号を用いてRSSIおよびISSIを測定した後除
算処理を行うため、各フィンガの構成を上記従来の無線
受信装置と同じにしたまま、RAKE合成した信号を振
幅の次元で得ることと等価にすることができる。よっ
て、本実施の形態に係る無線受信装置によれば、各フィ
ンガの構成を上記従来の無線受信装置と変えることな
く、RSSI、ISSIおよびSIRを精度良く測定す
ることができる。よって、本実施の形態に係る無線受信
装置によれば、装置開発に要する時間およびコストを削
減することができる。
【0087】なお、上記実施の形態1〜3に係る無線受
信装置を、無線通信システムにおいて使用される基地局
装置や、この基地局装置と無線通信を行う移動局装置の
ような通信端末装置に適用することが可能である。適用
した場合、通信端末装置および基地局装置において、受
信品質を電力の次元で測定することができるため、受信
信号に対してRAKE合成を行う場合においても、受信
品質を精度良く測定することができる。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受信信号に対してRAKE合成が行われる場合において
も受信品質を精度良く測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る無線受信装置の概
略構成を示す要部ブロック図
【図2】本発明の実施の形態2に係る無線受信装置の概
略構成を示す要部ブロック図
【図3】本発明の実施の形態3に係る無線受信装置の概
略構成を示す要部ブロック図
【図4】従来の無線受信装置の概略構成を示す要部ブロ
ック図
【符号の説明】 101 逆拡散部 102 位相推定部 103 位相補償部 104 正規化部 105 合成部 106 乗算部 107 誤り訂正部 108 RSSI測定部 109 ISSI測定部 110 SIR測定部 201 加算部 202 除算部 301 2乗計算部 302 除算部 303 除算部

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号の位相推定値を求める推定手段
    と、 前記位相推定値を正規化する正規化手段と、 正規化された位相推定値を用いて前記受信信号の位相を
    補償する補償手段と、 位相を補償された信号を合成する合成手段と、 合成された信号を用いて受信品質を測定する測定手段
    と、前記位相推定値の和を求める演算手段と、 合成された信号に前記位相推定値の和を乗算する乗算手
    段と、を具備し、 前記正規化手段は、前記位相推定値の大きさの和が1と
    なるように前記位相推定値を正規化する、 ことを特徴とする無線受信装置。
  2. 【請求項2】 受信信号の位相推定値を求める推定手段
    と、 前記位相推定値を正規化する正規化手段と、 正規化された位相推定値を用いて前記受信信号の位相を
    補償する補償手段と、 位相を補償された信号を合成する合成手段と、 合成された信号を用いて受信品質を測定する測定手段
    と、前記位相推定値の和を合成される信号の数で除算した値
    を求める演算手段と、 合成された信号に前記演算手段によって求められた値を
    乗算する乗算手段と、を具備し、 前記正規化手段は、前記位相推定値の大きさの和が前記
    合成される信号の数となるように前記位相推定値を正規
    化する、 ことを特徴とする無線受信装置。
  3. 【請求項3】 受信信号の位相推定値を求める推定手段
    と、 前記位相推定値を用いて前記受信信号の位相を補償する
    補償手段と、 位相を補償された信号を合成する合成手段と、前記位相推定値の和 を求める演算手段と、 合成された信号を前記位相推定値の和で除算する除算手
    段と、 除算された信号を用いて受信品質を測定する測定手段
    と、 を具備することを特徴とする無線受信装置。
  4. 【請求項4】 受信信号の位相推定値を求める推定手段
    と、 前記位相推定値を用いて前記受信信号の位相を補償する
    補償手段と、 位相を補償された信号を合成する合成手段と、前記位相推定値の和を合成される信号の数で除算した値
    を求める演算手段と、 合成された信号を前記演算手段によって求められた値
    除算する除算手段と、 除算された信号を用いて受信品質を測定する測定手段
    と、 を具備することを特徴とする無線受信装置。
  5. 【請求項5】 受信信号の位相推定値を求める推定手段
    と、 前記位相推定値を用いて前記受信信号の位相を補償する
    補償手段と、 位相を補償された信号を合成する合成手段と、前記位相推定値の和を2乗した値 を求める演算手段と、 合成された信号を用いて受信品質を測定する測定手段
    と、 前記受信品質を示す値を前記演算手段によって求められ
    た値で除算する除算手段と、 を具備することを特徴とする無線受信装置。
  6. 【請求項6】 受信信号の位相推定値を求める推定手段
    と、 前記位相推定値を用いて前記受信信号の位相を補償する
    補償手段と、 位相を補償された信号を合成する合成手段と、前記位相推定値の和を合成される信号の数で除算した後
    2乗した値 を求める演算手段と、 合成された信号を用いて受信品質を測定する測定手段
    と、 前記受信品質を示す値を前記演算手段によって求められ
    た値で除算する除算手段と、 を具備することを特徴とする無線受信装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれかに記載
    の無線受信装置を搭載することを特徴とする通信端末装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項6のいずれかに記載
    の無線受信装置を搭載することを特徴とする基地局装
    置。
  9. 【請求項9】 受信信号の位相推定値を求める推定工程
    と、 前記位相推定値を正規化する正規化工程と、 正規化された位相推定値を用いて前記受信信号の位相を
    補償する補償工程と、 位相を補償された信号を合成する合成工程と、 合成された信号を用いて受信品質を測定する測定工程
    と、 前記位相推定値の和を求める演算工程と、 合成された信号に前記位相推定値の和を乗算する乗算工
    程と、を具備し、 前記正規化工程において、前記位相推定値の大きさの和
    が1となるように前記位相推定値を正規化する、 ことを特徴とする無線受信方法。
  10. 【請求項10】 受信信号の位相推定値を求める推定工
    程と、 前記位相推定値を正規化する正規化工程と、 正規化された位相推定値を用いて前記受信信号の位相を
    補償する補償工程と、 位相を補償された信号を合成する合成工程と、 合成された信号を用いて受信品質を測定する測定工程
    と、 前記位相推定値の和を合成される信号の数で除算した値
    を求める演算工程と、 合成された信号に前記演算工程において求めた値を乗算
    する乗算工程と、を具備し、 前記正規化工程において、前記位相推定値の大きさの和
    が前記合成される信号の数となるように前記位相推定値
    を正規化する、 ことを特徴とする無線受信方法。
  11. 【請求項11】 受信信号の位相推定値を求める推定工
    程と、 前記位相推定値を用いて前記受信信号の位相を補償する
    補償工程と、 位相を補償された信号を合成する合成工程と、 前記位相推定値の和を求める演算工程と、 合成された信号を前記位相推定値の和で除算する除算工
    程と、 除算された信号を用いて受信品質を測定する測定工程
    と、 を具備することを特徴とする無線受信方法。
  12. 【請求項12】 受信信号の位相推定値を求める推定工
    程と、 前記位相推定値を用いて前記受信信号の位相を補償する
    補償工程と、 位相を補償された信号を合成する合成工程と、 前記位相推定値の和を合成される信号の数で除算した値
    を求める演算工程と、 合成された信号を前記演算工程において求めた値で除算
    する除算工程と、 除算された信号を用いて受信品質を測定する測定工程
    と、 を具備することを特徴とする無線受信方法。
  13. 【請求項13】 受信信号の位相推定値を求める推定工
    程と、 前記位相推定値を用いて前記受信信号の位相を補償する
    補償工程と、 位相を補償された信号を合成する合成工程と、 前記位相推定値の和を2乗した値を求める演算工程と、 合成された信号を用いて受信品質を測定する測定工程
    と、 前記受信品質を示す値を前記演算工程において求めた値
    で除算する除算工程と、 を具備することを特徴とする無線受信方法。
  14. 【請求項14】 受信信号の位相推定値を求める推定工
    程と、 前記位相推定値を用いて前記受信信号の位相を補償する
    補償工程と、 位相を補償された信号を合成する合成工程と、 前記位相推定値の和を合成される信号の数で除算した後
    2乗した値を求める演算工程と、 合成された信号を用いて受信品質を測定する測定工程
    と、 前記受信品質を示す値を前記演算工程において求めた値
    で除算する除算工程と、 を具備することを特徴とする無線受信方法。
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