JP3308161B2 - 媒体分離機構 - Google Patents

媒体分離機構

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JP3308161B2 JP14531296A JP14531296A JP3308161B2 JP 3308161 B2 JP3308161 B2 JP 3308161B2 JP 14531296 A JP14531296 A JP 14531296A JP 14531296 A JP14531296 A JP 14531296A JP 3308161 B2 JP3308161 B2 JP 3308161B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積された媒体
ゲート部を通過させることで1枚ずつ分離して繰り出す
媒体分離機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の媒体分離機構は、特公昭46−2
6245号公報に開示されているように、分離すべき媒
体1枚の厚さより広く、2枚重ねた厚さより狭い媒体通
過ギャップを設定し、かつ、媒体集積面側の先端部に平
滑な斜面を有する媒体分離ゲートを用いていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の媒体分離機構で
は、媒体分離ゲートにより形成される媒体通過ギャップ
は固定されている。このため、媒体として通帳を扱う場
合、頁数が違う通帳を扱おうとすると、厚みが異なって
くるため、媒体通過ギャップの変更が必要となり、調整
作業が必要で、手間がかかるという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した課題を達成する
ため、本発明は、繰り出すべき媒体以外の媒体の繰り出
しを阻止するゲート部を備え、集積された媒体を前記ゲ
ート部を通過させることで1枚ずつ分離して繰り出す媒
体分離機構において、前記ゲート部は、媒体繰り出し時
に媒体に接触する表面が平滑で変形に対する復元力を有
する複数枚の板材と変形に対する復元力を有する複数枚
のゴム板を交互に重ねて構成し、かつ媒体入口側から媒
体出口側に向かって段階的に媒体厚方向の間隔が狭くな
る媒体通過ギャップが形成されるように前記各板材の長
さを変えるとともに、各板材とゴム板は媒体の繰り出し
方向に退避可能に支持されるとともに、各板材の媒体が
接触する部分は前記媒体の繰り出し方向に曲折した傾斜
面となっていることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は本発明の媒体分離機構の実
施の形態の一例を示す斜視図である。媒体スタッカー1
の底部の開口部にフィードローラ2が設けられる。この
フィードローラ2は、図示しないモータ等の駆動手段よ
り駆動力を受けて回転する。また、媒体スタッカー1に
おいて、矢印iで示される媒体排出方向側には、媒体通
過ギャップgが形成されるようにゲート部1Gが設けら
れる。
【0006】このゲート部1Gは、媒体スタッカー1内
から見て、固定ゲート3、第1の硬質樹脂板4、第1の
ゴム板5、第2の硬質樹脂板6、そして第2のゴム板7
の順に各部材を並べて構成されるものである。そして、
媒体通過ギャップgは、固定ゲート3により形成される
箇所と第1の硬質樹脂板4により形成される箇所では、
第1の硬質樹脂板4により形成される箇所の方を狭く
し、第1の硬質樹脂板4により形成される箇所と第1の
ゴム板5により形成される箇所では第1の硬質樹脂板4
により形成される箇所の方を狭くするとともに、固定ゲ
ート3により形成される箇所と第1のゴム板5により形
成される箇所では、第1のゴム板5により形成される箇
所の方を狭くする。また、第1のゴム板5により形成さ
れる箇所と第2の硬質樹脂板6により形成される箇所で
は、第2の硬質樹脂板6により形成される箇所の方を狭
くするとともに、第1の硬質樹脂板4により形成される
箇所と第2の硬質樹脂板6により形成される箇所では、
第2の硬質樹脂板6により形成される箇所の方を狭くす
る。さらに、第2の硬質樹脂板6により形成される箇所
と第2のゴム板7により形成される箇所では、第2の硬
質樹脂板6により形成される箇所の方を狭くするととも
に、第1のゴム板5により形成される箇所と第2のゴム
板7により形成される箇所では、第2のゴム板7により
形成される箇所の方を狭くする。
【0007】このように、上記各要素と媒体スタッカー
1の底部との間に形成される媒体通過ギャップgを媒体
の厚みに合わせて異ならせることで、厚みの異なる複数
種の媒体に対応可能なゲート部1Gを構成する。図2は
上述した本実施の形態の媒体分離機構のゲート部の要部
構成図である。固定ゲート3は、媒体集積面3a側に平
滑な斜面を持ち、固定ゲート3の箇所において形成され
る媒体通過ギャップg1は、媒体8が使用する媒体の中
で最も厚みが厚い媒体であると仮定した場合、媒体8の
厚さtよりも広く、媒体8の2枚分の厚さ2tより狭く
なるようにする(2t>g1>t)。
【0008】第1の硬質樹脂板4および第2の硬質樹脂
板6は、硬質な性質を持ち、固定ゲート3と同様に表面
が平滑な素材で、媒体を矢印i方向に搬送する際に、媒
体通過の妨げにならない方向(矢印i方向)へ退避可能
となるように支持される。また、第1のゴム板5および
第2のゴム板7は、媒体同士の密着により媒体表面に生
じる力Fmに対し、十分大きな変形による復元力を有
し、かつ媒体分離動作前後において、常に同じ媒体通過
ギャップを保持できるような素材を用いており、媒体を
矢印i方向に搬送する際に、媒体通過の妨げにならない
方向(矢印i方向)へ退避可能となるように支持され
る。
【0009】ここで、第1および第2の硬質樹脂板4,
6と第1および第2のゴム板5,7は、上述したよう
に、媒体通過ギャップ側が矢印i方向に退避可能となる
ように支持する必要があるので、媒体通過ギャップと反
対側の方を接着剤で一体にし、媒体通過ギャップ側は第
1および第2の硬質樹脂板4,6と第1および第2のゴ
ム板5,7はそれぞれ独立させることとする。なお、接
着剤によらない結合手段を用いてもよい。
【0010】図2に示すように、硬質樹脂板とゴム板と
は、矢印i方向に硬質樹脂板、ゴム板の順で交互に設け
られており、硬質樹脂板とゴム板の1組で、媒体接触面
が平滑かつ硬質で、媒体の分離に必要な復元力を有する
ひとつのゲートの役割を果たす。この組み合わせを、媒
体通過ギャップgが媒体入口側に位置するものに対し媒
体出口側に位置するものがより狭くなるように設け、最
も外側の硬質樹脂板、図2では第2の硬質樹脂板の箇
所における媒体通過ギャップを、最も薄い媒体の分離が
できる間隔とする。
【0011】図3,図4は本実施の形態の動作を示す説
明図で、最大厚媒体の分離動作を示すものである。ここ
で、図3は分離直前の状態、図4は分離後の状態を示
す。フィードローラ2を矢印方向に回転させると、該フ
ィードローラ2に接している最大厚媒体8およびこの最
大厚媒体8より上層の媒体9が矢印i方向に搬送され
る。フィードローラ2と接する最大厚媒体8は、固定ゲ
ート3の箇所における媒体通過ギャップを通過すること
はできるが、それより上層の媒体9は固定ゲート3に突
き当たり、固定ゲート3を越えて搬送されることはな
い。
【0012】最大厚媒体8の先端は固定ゲート3の箇所
を通過すると第1の硬質樹脂板4に突き当たる。このと
き、最大厚媒体8を搬送する力、すなわち、フィードロ
ーラ2と最大厚媒体8との間の摩擦により生じる力Fi
により、第1の硬質樹脂板4、第1のゴム板5、第2の
硬質樹脂板6および第2のゴム板7は矢印i方向に変形
し、第1の硬質樹脂板4と媒体スタッカー1の底部との
間には、最大厚媒体8が通過できるだけのギャップが形
成され、最大厚媒体8が第1の硬質樹脂板4の箇所を通
過して行く。さらに最大厚媒体8が搬送されると、第2
の硬質樹脂板6に突き当たり、該第2の硬質樹脂板6お
よび第2のゴム板7をさらに変形させて、最大厚媒体8
が通過できるだけのギャップが形成され、図4に示すよ
うにフィードローラ2に接している最大厚媒体8のみが
ゲート部1Gを通過して、媒体スタッカー1より排出さ
れる。
【0013】図5,図6は本実施の形態の動作を示す説
明図で、中間厚媒体の分離動作を示すものである。ここ
で、図5は分離直前の状態、図6は分離後の状態を示
す。フィードローラ2を矢印方向に回転させると、該フ
ィードローラ2に接している中間厚媒体10には搬送力
Fiが生じ、矢印i方向に搬送される。また、この中間
厚媒体10より上層の媒体9も、媒体同士の密着により
媒体表面に生じる力Fmにより矢印i方向に搬送され
る。フィードローラ2と接する中間厚媒体10とその直
上の媒体9は、固定ゲート3の箇所における媒体通過ギ
ャップを通過することはできるが、それより上層の媒体
9は固定ゲート3に突き当たり、固定ゲート3を越えて
搬送されることはない。
【0014】ここで、第1の硬質樹脂板4の箇所におけ
る媒体通過ギャップは、中間厚媒体10が1枚は通過で
きるが、2枚は通過できない間隔としてある。このた
め、中間厚媒体10の直上の媒体9は、固定ゲート3の
箇所を通過すると第1の硬質樹脂板4に突き当たる。こ
のとき、媒体9を搬送している力、すなわち、媒体同士
の密着により媒体表面に生じる力Fmより、第1のゴム
板5および第2のゴム板7の変形による復元力Frの方
が強いので、中間厚媒体10の直上の媒体9は、第1の
硬質樹脂板4との接触面4aで停止する。そして、第1
の硬質樹脂板4の箇所における媒体通過ギャップに合っ
た最下層の中間厚媒体10のみがこの第1の硬質樹脂板
4を通過する。
【0015】最下層の中間厚媒体10は、第1の硬質樹
脂板4の箇所を通過すると第2の硬質樹脂板6に突き当
たる。このとき、中間厚媒体10を搬送している力、す
なわち、フィードローラ2と中間厚媒体10との間の摩
擦により生じる力Fiの方が、第2のゴム板7の変形に
よる復元力Frより強いので、図6に示すように第2の
硬質樹脂板6および第2のゴム板7は中間厚媒体10に
押されて矢印i方向に変形し、第2の硬質樹脂板6と媒
体スタッカー1の底部との間には、中間厚媒体10が通
過できるだけのギャップが形成され、中間厚媒体10が
第2の硬質樹脂板6の箇所を通過して行く。このよう
に、フィードローラ2に接している最下層の中間厚媒体
10のみがゲート部1Gを通過して、媒体スタッカー1
より排出される。
【0016】図7は本実施の形態の動作を示す説明図
で、最小厚媒体の分離動作を示すものである。ここで、
最小厚媒体の厚みは、固定ゲート3の箇所における媒体
通過ギャップでは3枚通過可能で、第1の硬質樹脂板4
の箇所における媒体通過ギャップでは2枚通過可能で、
第2の硬質樹脂板6の箇所における媒体通過ギャップで
は1枚通過可能なものとする。
【0017】フィードローラ2を矢印方向に回転させる
と、該フィードローラ2に接している最小厚媒体11に
は搬送力Fiが生じ、矢印i方向に搬送される。また、
この最小厚媒体11より上層の媒体9も、媒体同士の密
着により媒体表面に生じる力Fmにより矢印i方向に搬
送される。フィードローラ2と接する最小厚媒体11と
その上の2枚の媒体9は、固定ゲート3の箇所における
媒体通過ギャップを通過することはできるが、それより
上層の媒体9は固定ゲート3に突き当たり、固定ゲート
3を越えて搬送されることはない。
【0018】フィードローラ2に接している最下層の最
小厚媒体11から数えて3枚目の媒体9は、固定ゲート
3の箇所を通過すると第1の硬質樹脂板4に突き当た
る。このとき、媒体9を搬送している力、すなわち、媒
体同士の密着により媒体表面に生じる力より、第1のゴ
ム板5および第2のゴム板7の変形による復元力の方が
強いので、最下層から数えて3枚目の媒体9は、第1の
硬質樹脂板4との接触面で停止する。そして、第1の硬
質樹脂板4の箇所における媒体通過ギャップに合った最
下層の最小厚媒体11とその直上の媒体9がこの第1の
硬質樹脂板4を通過する。
【0019】最下層の最小厚媒体11の直上の媒体9
は、第1の硬質樹脂板4の箇所を通過すると第2の硬質
樹脂板6に突き当たる。このとき、媒体9を搬送してい
る力、すなわち、媒体同士の密着により媒体表面に生じ
る力Fmより、第2のゴム板7の変形による復元力Fr
の方が強いので、最下層の最小厚媒体11の直上の媒体
9は、第2の硬質樹脂板6との接触面6aで停止する。
そして、第2の硬質樹脂板6の箇所における媒体通過ギ
ャップに合った最下層の最小厚媒体11のみが、図7に
示すように第2の硬質樹脂板6を通過する。このよう
に、フィードローラ2に接している最下層の最小厚媒体
11のみがゲート部1Gを通過して、媒体スタッカー1
より排出される。
【0020】なお、上述した本実施の形態の媒体分離機
構は、特開平7−32690号に開示されるような通帳
取扱装置に適用することができる。すなわち、複数の通
帳スタッカーを持つ通帳取扱装置において、本実施の形
態のゲート部を適用すれば、全ての通帳スタッカーに同
じゲート部を用いて、各スタッカー毎で厚みの異なる通
帳に対応可能となる。
【0021】なお、通帳以外にもカード、債券の発行機
や、ハガキ、封筒、乗車券の自動販売機にも適用可能で
ある。以上説明したように、本実施の形態によれば、硬
質樹脂板とゴム板を重ねて1組のゲートを構成し、これ
を複数組重ねて用い、かつ、硬質樹脂板により形成され
る媒体通過ギャップを使用する媒体厚みに合わせ、こ
のとき、媒体入口側に位置する硬質樹脂板により形成さ
れる媒体通過ギャップに対して出口側に位置する硬質樹
脂板により形成される媒体通過ギャップが狭くなるよう
にすることで、異なった厚みの媒体を扱う場合でも、分
離が円滑かつ確実に行われ、媒体の繰り出し不良による
システム停止の回避に貢献し、装置の信頼性を向上させ
ることができる。
【0022】また、表面が平滑かつ硬質な樹脂板とゴム
板のような柔軟性のある素材をゲートとして用いて、分
離されるべき媒体が搬送されようとする力を柔軟性のあ
るゴム板で受け、かつ、媒体は表面が平滑な硬質樹脂板
に接触するようにしたので、媒体の損傷を防ぎ、繰り出
す媒体の品質を向上させることができる。ここで、扱う
媒体の厚みが1種類に限定されている場合は、硬質樹脂
板とゴム板を組み合わせたゲートを1組だけ用いてゲー
ト部を構成してもよい。この場合も、上記構成のゲート
部を用いることで、媒体の損傷を防ぐことができるもの
である。
【0023】なお、本実施の形態では上述したようにゲ
ートを硬質樹脂板とゴム板の組み合わせで構成するこ
ととしたが、同様の効果が得られる素材として、ゲート
部を硬質樹脂板に代えて金属製の板バネ等の金属薄板を
用い、この金属薄板をゴム板組み合わせてゲート部を
構成することにより、金属薄板の復元力とゴム板の復元
力で媒体の分離に必要な復元力を得るようにしてもよ
い。
【0024】また、ゲート部を媒体の厚み方向に移動さ
せて任意の位置に固定できる機構を追加すれば、媒体厚
に対する柔軟性をさらに広めることができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の媒体分離
機構は、繰り出すべき媒体以外の媒体の繰り出しを阻止
するゲート部を、媒体繰り出し時に媒体に接触する表面
が平滑で変形に対する復元力を有する複数枚の板材と変
形に対する復元力を有する複数枚のゴム板を交互に重ね
て構成し、かつ媒体入口側から媒体出口側に向かって段
階的に媒体厚方向の間隔が狭くなる媒体通過ギャップが
形成されるように前記各板材の長さを変えるとともに、
各板材とゴム板は媒体の繰り出し方向に退避可能に支持
されるとともに、各板材の媒体が接触する部分は前記媒
体の繰り出し方向に曲折した傾斜面としているため、異
なった厚みの媒体を扱う場合でも1種類のゲート部で対
応可能となり、どの厚みの媒体でも分離が円滑かつ確実
に行われ、媒体の繰り出し不良によるシステム停止の回
避に貢献し、装置の信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の媒体分離機構の実施の形態の一例を示
す斜視図
【図2】本実施の形態の媒体分離機構のゲート部の要部
構成図
【図3】本実施の形態の動作を示す説明図
【図4】本実施の形態の動作を示す説明図
【図5】本実施の形態の動作を示す説明図
【図6】本実施の形態の動作を示す説明図
【図7】本実施の形態の動作を示す説明図
【符号の説明】
1G ゲート部 2 フィードローラ 3 固定ゲート 4 第1の硬質樹脂板 5 第1のゴム板 6 第2の硬質樹脂板 7 第2のゴム板 g 媒体通過ギャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武田 茂 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (72)発明者 岡崎 保夫 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭50−11273(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 3/56 330 B65H 3/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繰り出すべき媒体以外の媒体の繰り出し
    を阻止するゲート部を備え、集積された媒体を前記ゲー
    ト部を通過させることで1枚ずつ分離して繰り出す媒体
    分離機構において、 前記ゲート部は、媒体繰り出し時に媒体に接触する表面
    が平滑で変形に対する復元力を有する複数枚の板材と変
    形に対する復元力を有する複数枚のゴム板を交互に重ね
    て構成し、かつ媒体入口側から媒体出口側に向かって段
    階的に媒体厚方向の間隔が狭くなる媒体通過ギャップが
    形成されるように前記各板材の長さを変えるとともに、
    各板材とゴム板は媒体の繰り出し方向に退避可能に支持
    されるとともに、各板材の媒体が接触する部分は前記媒
    体の繰り出し方向に曲折した傾斜面となっていることを
    特徴とする媒体分離機構。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の媒体分離機構において、前記媒体繰り出し時に媒体に接触する表面が平滑で変形
    に対する復元力を有する複数枚の板材は硬質樹脂板であ
    ことを特徴とする媒体分離機構。
  3. 【請求項3】 請求項記載の媒体分離機構において、前記媒体繰り出し時に媒体に接触する表面が平滑で変形
    に対する復元力を有する複数枚の板材は金属薄板である
    ことを特徴とする媒体分離機構。
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