JP3306910B2 - 印刷用スキージ先端の平坦度出し方法及び該方法に用いるセッティング治具 - Google Patents

印刷用スキージ先端の平坦度出し方法及び該方法に用いるセッティング治具

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JP3306910B2
JP3306910B2 JP17727292A JP17727292A JP3306910B2 JP 3306910 B2 JP3306910 B2 JP 3306910B2 JP 17727292 A JP17727292 A JP 17727292A JP 17727292 A JP17727292 A JP 17727292A JP 3306910 B2 JP3306910 B2 JP 3306910B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、インク印刷やクリー
ム半田印刷等の印刷にホルダに取付けられて使用される
印刷用スキージ先端の平坦度出し方法及び該方法に用い
るセッティング治具に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、プリント基板にクリーム半田を
印刷する場合に、一対のホルダに取付けられたゴム板状
等のスキージを介して印刷版の孔部(開口部)よりプリ
ント基板上へクリーム半田を刷り出すようにしていた。
このクリーム半田印刷やインク印刷等の印刷に使用され
る一対のホルダに取付けられたスキージを、図2,3に
よって具体的に説明すると、10はゴム製(或は合成樹
脂製)の角形スキージである。このスキージ10は、一
対のホルダ11,11の先端側の対向する面に形成され
た角形切欠状のスキージ取付部11a,11aに挾み込
み、複数のボルト12の締結固定によりホルダ位置合わ
せピン13を介して一対のホルダ11,11の各先端部
11b間側に挾持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は、スキージ10
を一対のホルダ11,11に取り付ける場合に、各スキ
ージ取付部11aの形状をスキージ10の先端10aが
平坦になるような形状にすることでスキージ先端の平坦
度を出そうとしていたが、ゴム,樹脂等から成る角形の
スキージ10そのものが変形していることや、一対のホ
ルダ11,11の締め付けトルクの強弱等によりスキー
ジ10が変形し、その先端10aに凹凸が発生し易かっ
た。また、スキージ10の先端10aに凹凸が発生する
と、印刷時のスキージ10の印刷版(図示省略)に対す
る荷重が不均一となり、また、スキージ10の押し込み
量も不均一となり、印刷版上にクリーム半田やインクの
かき残しが発生したり、逆に印刷版の孔部を削り込むこ
とで、印刷版厚通りの安定した印刷膜厚が形成できない
ことが起こる。例えば、電化製品等のプリント基板の半
田付けにはクリーム半田印刷が広く利用されているが、
スキージ先端の凹凸が原因となり、膜厚が厚すぎるため
に電極間のショート(所謂ブリッジ)等や、逆に膜厚が
薄すぎるために半田付け部分の未接合(所謂テンプラ)
等の不良が発生していた。
【0004】そこで、この発明は、スキージ先端を容易
かつ正確に平坦化することができ、印刷面全体に均一な
安定した印刷膜厚を形成することがことができる印刷用
スキージ先端の平坦度出し方法及び該方法に用いるセッ
ティング治具を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】印刷に使用するスキージ
先端の平坦度を正確に出す方法において、一対のホルダ
の先端部側にスキージの基部側を挾んでボルトで仮止め
し、この一対のホルダをその先端部側を上にしてセッテ
ィング治具のホルダ受部に載置し、次に、このホルダ受
部に対して昇降動するプレートを水平に下降させて上記
スキージの先端を加圧保持し、上記プレートでスキージ
の先端を加圧保持して平行度と平坦度を出した状態で上
記一対のホルダを上記ボルトで締結固定し、次に、上記
プレートを上昇させて上記セッティング治具のホルダ受
部より上記一対のホルダを取り外すようにした。この方
法を、インク印刷用スキージ先端の平坦度出しする際に
用いたり、クリーム半田印刷用スキージ先端の平坦度出
しする際に用いる。
【0006】また、印刷用スキージ先端の平坦度出し方
法に用いるセッティング治具において、スキージを取付
けた一対のホルダを載置するホルダ受部と、このホルダ
受部に対して水平状態で昇降動するプレートと、このプ
レートを昇降動させる駆動手段とを備えている。
【0007】
【作用】一対のホルダに取付けられたスキージの先端が
極めて簡単かつ正確に平坦される。従って、印刷面全体
に均一な膜厚の印刷が行われ、印刷不良の発生が防止さ
れる。また、セッティング治具により、一対のホルダに
取付けられたスキージ先端の平坦度の点検補修や交換が
簡単に行われる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面と共に詳述
する。
【0009】図1において、1は印刷用スキージ先端の
平坦度出し方法に用いるセッティング治具である。この
セッティング治具1は、基台2***にスキージ10を
取付ける一対のホルダ11,11を載置するホルダ受部
3を配置してあると共に、基台2上の両側に円柱状の一
対のガイドロッド4,4を立設してある。この一対のガ
イドロッド4,4の上端間には天板5を掛け渡してあ
り、この天板5と基台2間の一対のガイドロッド4,4
には一対のリニアブッシュ6,6を介して水平状態で昇
降動するプレート7を摺動自在に支持してある。また、
上記天板5の中央にはプレート7を水平に昇降動させる
エアシリンダ(駆動手段)8を取付けてある。
【0010】尚、上記各リニアブッシュ4の代わりにL
Nガイド,クロスローラガイド等を用いて更に精度を高
めてもよい。また、スキージ10は角形のものを使用し
ているが、剣形や平形のものでもよい。
【0011】以上実施例のセッティング治具1を用いて
スキージ10の先端10aの平坦度出しする場合には、
先ず、一対のホルダ11,11の各先端部11b側にス
キージ10の基部10b側を挾んで複数のボルト12で
仮止めし、この一対のホルダ11,11をその先端部1
1b側を上にして基台2のホルダ受部3に載置する。次
に、このホルダ受部3に対して昇降動するプレート7
を、エアシリンダ8のピストンロッド8aを介して水平
に下降させて、上記スキージ10の先端10aを加圧保
持する。このプレート7でスキージ10の先端10aを
加圧保持して平行度と平坦度を出した状態のままで、上
記一対のホルダ11,11を上記各ボルト12で締結固
定する。次に、上記プレート7を水平に上昇させて上記
基台2のホルダ受部3より上記一対のホルダ11,11
を取り外す。これにより、スキージ10の先端10aを
極めて簡単かつ正確に平坦化することができる。例え
ば、角形のウレタン製のスキージ10を使用して実験を
行ったところ、従来方法では、スキージ長手方向の凹凸
が±40μm程あったものが、上記方法では±10μm
以下に抑えることができることが判明した。従って、上
記方法により、スキージ10の先端10aの平坦度を容
易かつ正確に設定することができ、印刷面全体に均一な
安定した印刷膜厚を形成して印刷不良の発生を確実に防
止することができる。
【0012】上記方法を、インク印刷用スキージ先端の
平坦度出しする際に用いると、インクの文字,パターン
のムラ,ダレ,カスレ等を確実に防止することができ
る。さらに、上記方法を、クリーム半田印刷用スキージ
先端の平坦度出しする際に用いると、プリント基板の電
極間のショートや未接合等の半田付け不良を確実に防止
することができる。
【0013】また、セッティング治具1により、一対の
ホルダ11,11に取付けられたスキージ10の先端1
0aの平坦度の点検補修やスキージ10の交換を容易に
行うことができる。
【0014】尚、前記実施例によれば、インク印刷用或
はクリーム半田印刷用のスキージついて説明したが、
他の印刷用のスキージに適用することができることは勿
論である。また、セッティング治具1の駆動手段として
エアシリンダを用いたが、油圧シリンダ等各種の設計変
更が可能である。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、印刷
に使用するスキージ先端の平坦度を出す方法において、
一対のホルダの先端部側にスキージの基部側を挾んでボ
ルトで仮止めし、この一対のホルダをその先端部側を上
にしてセッティング治具のホルダ受部に載置し、次に、
このホルダ受部に対して昇降動するプレートを水平に下
降させて上記スキージの先端を加圧保持し、上記プレー
トでスキージの先端を加圧保持した状態で上記一対のホ
ルダを上記ボルトで締結固定し、次に、上記プレートを
上昇させて上記セッティング治具のホルダ受部より上記
一対のホルダを取り外すようにしたので、スキージ先端
を極めて簡単かつ正確に平坦化することができる。これ
により、印刷面全体に均一な膜厚の印刷をすることがで
きて印刷不良の発生を防止することができる。この方法
を、インク印刷用スキージ先端の平坦度出しに利用する
と、インクの文字,パターンのムラ,ダレ,カスレ等を
確実に防止することができる。さらに、この方法を、ク
リーム半田印刷用スキージ先端の平坦度出しに利用する
と、電極間のショートや未接合等の半田付け不良を確実
に防止することができる。
【0016】また、印刷用スキージ先端の平坦度出し方
法に用いるセッティング治具において、スキージを取付
けた一対のホルダを載置するホルダ受部と、このホルダ
受部に対して水平状態で昇降動するプレートと、このプ
レートを昇降動させる駆動手段とを備えたものであるた
め、操作が容易で且つ構造が簡単な低コストのセッティ
ング治具を提供することができる。このセッティング治
具により、一対のホルダに取付けられたスキージ先端の
平坦度の点検補修や交換を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す印刷用スキージ先端
の平坦度出し方法に用いるセッティング治具の正面図。
【図2】従来例の印刷用スキージと該スキージを取付け
た一対のホルダの正面図。
【図3】図2中X−X線に沿う断面図。
【符号の説明】
1…セッティング治具 3…ホルダ受部 7…プレート 8…エアシリンダ(駆動手段) 10…スキージ 10a…先端 10b…基部 11,11…一対のホルダ 11b…先端部 12…ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−121057(JP,A) 特開 平1−191001(JP,A) 特開 平3−32037(JP,A) 実開 昭61−158976(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41F 15/40 - 15/44 H05K 3/12 610 H05K 3/34 505

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷に使用するスキージ先端の平坦度を
    正確に出す方法において、一対のホルダの先端部側にス
    キージの基部側を挾んでボルトで仮止めし、この一対の
    ホルダをその先端部側を上にしてセッティング治具のホ
    ルダ受部に載置し、次に、このホルダ受部に対して昇降
    動するプレートを水平に下降させて上記スキージの先端
    を加圧保持し、上記プレートでスキージの先端を加圧保
    持した状態で上記一対のホルダを上記ボルトで締結固定
    し、次に、上記プレートを上昇させて上記セッティング
    治具のホルダ受部より上記一対のホルダを取り外すよう
    にしたことを特徴とする印刷用スキージ先端の平坦度出
    し方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の印刷用スキージ先端の平
    坦度出し方法を、インク印刷用スキージ先端の平坦度出
    しに利用することを特徴とする印刷用スキージ先端の平
    坦度出し方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の印刷用スキージ先端の平
    坦度出し方法を、クリーム半田印刷用スキージ先端の平
    坦度出しに利用することを特徴とする印刷用スキージ先
    端の平坦度出し方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の印刷用スキージ先端の平
    坦度出し方法に用いるセッティング治具において、スキ
    ージを取付けた一対のホルダを載置するホルダ受部と、
    このホルダ受部に対して水平に昇降動するプレートと、
    このプレートを昇降動させる駆動手段とを備えたことを
    特徴とする印刷用スキージ先端の平坦度出しセッティン
    グ治具。
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