JP3299323B2 - 中空糸膜モジュールおよびその製造方法 - Google Patents
中空糸膜モジュールおよびその製造方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば家庭用浄水器
や工業用あるいは医療用の濾過装置に用いられる中空糸
膜モジュールおよびその製造方法。
や工業用あるいは医療用の濾過装置に用いられる中空糸
膜モジュールおよびその製造方法。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の中空糸膜モジュールとし
て、たとえば次のようなものがある。中空糸膜としての
セラミックス中空糸膜を多数本束ね、束ねた多数本のセ
ラミックス中空糸膜の端部にて各中空糸膜間の隙間に封
止材を充填させて封止固定したセラミックス中空糸膜モ
ジュールがある。
て、たとえば次のようなものがある。中空糸膜としての
セラミックス中空糸膜を多数本束ね、束ねた多数本のセ
ラミックス中空糸膜の端部にて各中空糸膜間の隙間に封
止材を充填させて封止固定したセラミックス中空糸膜モ
ジュールがある。
【0003】そして、上記セラミックス中空糸膜モジュ
ールの製造方法における各セラミックス中空糸膜間を封
止固定する際、従来は封止材としてエポキシ系接着剤あ
るいはウレタン系の接着剤等を使用しており、この溶か
した接着剤をセラミックス中空糸膜束の端部に流し込む
ことにより、各セラミックス中空糸膜間の隙間に充填さ
れ、封止固定される。
ールの製造方法における各セラミックス中空糸膜間を封
止固定する際、従来は封止材としてエポキシ系接着剤あ
るいはウレタン系の接着剤等を使用しており、この溶か
した接着剤をセラミックス中空糸膜束の端部に流し込む
ことにより、各セラミックス中空糸膜間の隙間に充填さ
れ、封止固定される。
【0004】ところが、これら封止材としての接着剤
は、耐薬品性が無いため、セラミックス中空糸膜の特徴
の1つである耐薬品性を生かすセラミックス中空糸膜モ
ジュールが得られないのが現状である。
は、耐薬品性が無いため、セラミックス中空糸膜の特徴
の1つである耐薬品性を生かすセラミックス中空糸膜モ
ジュールが得られないのが現状である。
【0005】そこで、セラミックス中空糸膜モジュール
の封止材により封止固定されている封止固定部を耐薬品
性に優れたものとすべく、封止材を耐薬品性に優れた樹
脂を用いた。この用いる樹脂としては、フッ素系(PT
FE,PFA,FEP等)、ポリエチレン,ポリプロピ
レン等が上げられるが、これは分離する溶媒により決定
される。
の封止材により封止固定されている封止固定部を耐薬品
性に優れたものとすべく、封止材を耐薬品性に優れた樹
脂を用いた。この用いる樹脂としては、フッ素系(PT
FE,PFA,FEP等)、ポリエチレン,ポリプロピ
レン等が上げられるが、これは分離する溶媒により決定
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各セラ
ミックス中空糸膜間の封止固定は封止材としての樹脂の
溶融粘度が低い場合には、上記のようにセラミックス中
空糸膜束の端部に溶かした樹脂を流し込むだけで、各セ
ラミックス中空糸膜間の隙間に回り込み確実に封止固定
されるが、上記した耐薬品性の樹脂、たとえばフッ素系
樹脂は、溶融粘度が比較的高いため、各セラミックス中
空糸膜間の隙間への回り込み不良が生じ確実に封止固定
することができないという問題があった。
ミックス中空糸膜間の封止固定は封止材としての樹脂の
溶融粘度が低い場合には、上記のようにセラミックス中
空糸膜束の端部に溶かした樹脂を流し込むだけで、各セ
ラミックス中空糸膜間の隙間に回り込み確実に封止固定
されるが、上記した耐薬品性の樹脂、たとえばフッ素系
樹脂は、溶融粘度が比較的高いため、各セラミックス中
空糸膜間の隙間への回り込み不良が生じ確実に封止固定
することができないという問題があった。
【0007】本発明は上記した従来技術の課題を解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、封
止材の材質に関係なく各中空糸膜間の隙間への回り込み
不良を防止し、確実に各中空糸膜間を封止固定し得る中
空糸膜モジュールおよびその製造方法を提供することに
ある。
るためになされたもので、その目的とするところは、封
止材の材質に関係なく各中空糸膜間の隙間への回り込み
不良を防止し、確実に各中空糸膜間を封止固定し得る中
空糸膜モジュールおよびその製造方法を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にあっては、多数本の中空糸膜の束を、各中
空糸膜の隙間に封止材を介在させて封止固定した中空糸
膜モジュールにおいて、前記封止材は、各中空糸膜に挿
入されるチューブ状であり、挿入後に加圧加熱されて各
中空糸膜間が封止されることを特徴とする。
に、本発明にあっては、多数本の中空糸膜の束を、各中
空糸膜の隙間に封止材を介在させて封止固定した中空糸
膜モジュールにおいて、前記封止材は、各中空糸膜に挿
入されるチューブ状であり、挿入後に加圧加熱されて各
中空糸膜間が封止されることを特徴とする。
【0009】そして、その製造方法は、多数本の中空糸
膜を束ね、該束ねた各中空糸膜間の隙間に封止材を介在
し、該封止材によって各中空糸膜間を封止固定する中空
糸膜モジュールの製造方法において、前記封止材を各中
空糸膜に挿入されるチューブ状とし、該チューブ状の封
止材を各中空糸膜に挿入し、チューブ状の封止材が挿入
されている封止固定部にて加圧加温して各中空糸膜間を
封止固定することを特徴とする。
膜を束ね、該束ねた各中空糸膜間の隙間に封止材を介在
し、該封止材によって各中空糸膜間を封止固定する中空
糸膜モジュールの製造方法において、前記封止材を各中
空糸膜に挿入されるチューブ状とし、該チューブ状の封
止材を各中空糸膜に挿入し、チューブ状の封止材が挿入
されている封止固定部にて加圧加温して各中空糸膜間を
封止固定することを特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成の中空糸膜モジュールおよび製造方法
によれば、封止材をチューブ状とし、そのチューブ状の
封止材を各中空糸膜に挿入していることから、各中空糸
膜間の隙間に封止材が介在していることになりその状態
で加圧加温して各中空糸膜間を封止固定しているので、
どんな材質の封止材であっても各中空糸膜間の隙間への
回り込み不良は生じない。
によれば、封止材をチューブ状とし、そのチューブ状の
封止材を各中空糸膜に挿入していることから、各中空糸
膜間の隙間に封止材が介在していることになりその状態
で加圧加温して各中空糸膜間を封止固定しているので、
どんな材質の封止材であっても各中空糸膜間の隙間への
回り込み不良は生じない。
【0011】
【実施例】以下に、本発明を図示の実施例に基づいて説
明する。図1は本発明の一実施例に係る中空糸膜モジュ
ールの製造方法における封止固定するためのポッティン
グ前処理工程を示しており、図2はポッティング治具を
示している。そして、図3に本発明の一実施例に係る中
空糸膜モジュールを示している。
明する。図1は本発明の一実施例に係る中空糸膜モジュ
ールの製造方法における封止固定するためのポッティン
グ前処理工程を示しており、図2はポッティング治具を
示している。そして、図3に本発明の一実施例に係る中
空糸膜モジュールを示している。
【0012】まず、本発明の一実施例に係る中空糸膜モ
ジュールを図3に基づいて説明する。この中空糸膜モジ
ュール1は、中空糸膜としてのセラミックス中空糸膜2
を多数本束ねたセラミックス中空糸膜束3と、そのセラ
ミックス中空糸膜束3の両端部にて各セラミックス中空
糸膜2に挿入されたチューブ状の封止材としての樹脂チ
ューブ4を加圧加温して封止固定した封止固定部として
のポッティング部5とから成っている。
ジュールを図3に基づいて説明する。この中空糸膜モジ
ュール1は、中空糸膜としてのセラミックス中空糸膜2
を多数本束ねたセラミックス中空糸膜束3と、そのセラ
ミックス中空糸膜束3の両端部にて各セラミックス中空
糸膜2に挿入されたチューブ状の封止材としての樹脂チ
ューブ4を加圧加温して封止固定した封止固定部として
のポッティング部5とから成っている。
【0013】次に、本発明の一実施例に係る中空糸膜モ
ジュールの製造方法として、上記構成の中空糸膜モジュ
ール1の製造方法について説明する。
ジュールの製造方法として、上記構成の中空糸膜モジュ
ール1の製造方法について説明する。
【0014】まず、セラミックス中空糸膜束3の各セラ
ミックス中空糸膜2間を封止固定であるポッティングす
るためにポッティング前処理工程を行う。このポッティ
ング前処理工程は、図1に示すように各セラミックス中
空糸膜2に樹脂チューブ4を任意の高さまで挿入し、こ
れを所定の数だけ束ねる。
ミックス中空糸膜2間を封止固定であるポッティングす
るためにポッティング前処理工程を行う。このポッティ
ング前処理工程は、図1に示すように各セラミックス中
空糸膜2に樹脂チューブ4を任意の高さまで挿入し、こ
れを所定の数だけ束ねる。
【0015】次に、各セラミックス中空糸膜2間をポッ
ティングすべく、セラミックス中空糸膜束3を、図2に
示すポッティング治具6に装着する。このポッティング
治具6は、内部中空のハウジング7と、そのハウジング
7の中空内部8に配設され、セラミックス中空糸膜束3
のポッティング部5を加圧する加圧部9と、その加圧部
9をポッティング部5側に押圧するためのバネ10とか
ら成っている。
ティングすべく、セラミックス中空糸膜束3を、図2に
示すポッティング治具6に装着する。このポッティング
治具6は、内部中空のハウジング7と、そのハウジング
7の中空内部8に配設され、セラミックス中空糸膜束3
のポッティング部5を加圧する加圧部9と、その加圧部
9をポッティング部5側に押圧するためのバネ10とか
ら成っている。
【0016】ハウジング7は、上面から見て矩形状であ
り、その中空内部8は加圧部9とバネ10が配設される
加圧部穴81と、セラミックス中空糸膜束3のポッティ
ング部5が挿入されるポッティング部穴82とから成っ
ている。加圧部穴81は上面から見て矩形状で、ポッテ
ィング部穴82は加圧部穴81と連続して形成されてお
り、上面から見て円弧状となっている。
り、その中空内部8は加圧部9とバネ10が配設される
加圧部穴81と、セラミックス中空糸膜束3のポッティ
ング部5が挿入されるポッティング部穴82とから成っ
ている。加圧部穴81は上面から見て矩形状で、ポッテ
ィング部穴82は加圧部穴81と連続して形成されてお
り、上面から見て円弧状となっている。
【0017】加圧部9は、上面から見て略T字状で、ポ
ッティング部穴82に挿入されるようになっている。こ
の挿入部91の先端は、円弧状となっており、この挿入
部91の先端とポッティング部穴82により上面から見
て略円形状となるように構成されている。
ッティング部穴82に挿入されるようになっている。こ
の挿入部91の先端は、円弧状となっており、この挿入
部91の先端とポッティング部穴82により上面から見
て略円形状となるように構成されている。
【0018】また、加圧部9の挿入部91の反対側にバ
ネ10が装着されている。このバネ10は加圧部穴81
の短辺方向に所定間隔を有して2つ設けられており、一
端が加圧部9の端面に当接し、他端が加圧部穴81の端
面に当接して加圧部9をポッティング部穴82側に押圧
するようになっており、セラミックス中空糸膜束3のポ
ッティング部5の横から加圧部9によって加圧できるよ
うになっている。
ネ10が装着されている。このバネ10は加圧部穴81
の短辺方向に所定間隔を有して2つ設けられており、一
端が加圧部9の端面に当接し、他端が加圧部穴81の端
面に当接して加圧部9をポッティング部穴82側に押圧
するようになっており、セラミックス中空糸膜束3のポ
ッティング部5の横から加圧部9によって加圧できるよ
うになっている。
【0019】そして、上記ポッティング治具6のポッテ
ィング部穴82内にセラミックス中空糸膜束3のポッテ
ィング部5を装着し、加圧部9によってポッティング部
5を加圧すると共に、所定の温度(樹脂チューブ4の樹
脂の融点)まで昇温して各セラミックス中空糸膜2間を
ポッティングする。
ィング部穴82内にセラミックス中空糸膜束3のポッテ
ィング部5を装着し、加圧部9によってポッティング部
5を加圧すると共に、所定の温度(樹脂チューブ4の樹
脂の融点)まで昇温して各セラミックス中空糸膜2間を
ポッティングする。
【0020】このように、ポッティング部5をポッティ
ング治具6によって加圧加温して、各セラミックス中空
糸膜2間をポッティングしているため、そのポッティン
グ部5の部分に気泡が残らない。
ング治具6によって加圧加温して、各セラミックス中空
糸膜2間をポッティングしているため、そのポッティン
グ部5の部分に気泡が残らない。
【0021】さらに、上記のようなポッティング方法で
は、あらかじめ各セラミックス中空糸膜2間に樹脂チュ
ーブ4が介在されているため、どんな材質の樹脂チュー
ブ4であっても各セラミックス中空糸膜2間の樹脂の回
り込み不良は生じなく、確実にポッティングされる。
は、あらかじめ各セラミックス中空糸膜2間に樹脂チュ
ーブ4が介在されているため、どんな材質の樹脂チュー
ブ4であっても各セラミックス中空糸膜2間の樹脂の回
り込み不良は生じなく、確実にポッティングされる。
【0022】そして、上記ポッティング操作をセラミッ
クス中空糸膜束3の両端について行なうことにより、図
3に示すセラミックス中空糸膜モジュール1が完成す
る。
クス中空糸膜束3の両端について行なうことにより、図
3に示すセラミックス中空糸膜モジュール1が完成す
る。
【0023】そして、このセラミックス中空糸膜モジュ
ール1を必要に応じて外筒(材質は耐薬品性の物であれ
ばよい)に溶着、あるいはシール材(テフロンパッキン
等)を用いシールすることにより、耐薬品性モジュール
が得られる。
ール1を必要に応じて外筒(材質は耐薬品性の物であれ
ばよい)に溶着、あるいはシール材(テフロンパッキン
等)を用いシールすることにより、耐薬品性モジュール
が得られる。
【0024】以下に、上記中空糸膜モジュールの製造方
法について、具体例を示す。
法について、具体例を示す。
【0025】セラミックス中空糸膜2(外径2mm,長
さ300mm)の片端に、樹脂チューブ4としてのFE
Pのチューブ(内径2.2mm,長さ30mm)を挿入
した。このセラミックス中空糸膜2を60本束ね、ポッ
ティング治具6に装着した。次に、このポッティング治
具6を270〜330℃好ましくは280℃に加熱し5
〜60min好ましくは20min保持し、その後室温
に冷却する。これをポッティング治具6よりとりだし、
他端も同様にポッティングする。このようにして得られ
たセラミックス中空糸膜モジュール1を、PTFEの外
筒にOリング(PTFE)で固定し耐薬品性モジュール
を得た。
さ300mm)の片端に、樹脂チューブ4としてのFE
Pのチューブ(内径2.2mm,長さ30mm)を挿入
した。このセラミックス中空糸膜2を60本束ね、ポッ
ティング治具6に装着した。次に、このポッティング治
具6を270〜330℃好ましくは280℃に加熱し5
〜60min好ましくは20min保持し、その後室温
に冷却する。これをポッティング治具6よりとりだし、
他端も同様にポッティングする。このようにして得られ
たセラミックス中空糸膜モジュール1を、PTFEの外
筒にOリング(PTFE)で固定し耐薬品性モジュール
を得た。
【0026】尚、上記実施例では中空糸膜としてセラミ
ックス中空糸膜を用いたものを例にとって説明したが、
もちろんセラミックスに限るものではなく樹脂等でも良
い。但し、この場合は封止材の融点が中空糸膜の材質よ
り低くなけらばならない。
ックス中空糸膜を用いたものを例にとって説明したが、
もちろんセラミックスに限るものではなく樹脂等でも良
い。但し、この場合は封止材の融点が中空糸膜の材質よ
り低くなけらばならない。
【0027】また、上記実施例では中空糸膜束の両端を
封止固定するタイプを例にとって説明したが、片側封止
固定するタイプの中空糸膜モジュールについても同様に
適用することができる。
封止固定するタイプを例にとって説明したが、片側封止
固定するタイプの中空糸膜モジュールについても同様に
適用することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上の構成および作用を有す
るもので、封止材をチューブ状とし、そのチューブ状の
封止材を各中空糸膜に挿入していることから、各中空糸
膜間の隙間に封止材が介在していることになりその状態
で加圧加温して各中空糸膜間を封止固定しているので、
どんな材質の封止材であっても各中空糸膜間の隙間への
回り込み不良は生じない。
るもので、封止材をチューブ状とし、そのチューブ状の
封止材を各中空糸膜に挿入していることから、各中空糸
膜間の隙間に封止材が介在していることになりその状態
で加圧加温して各中空糸膜間を封止固定しているので、
どんな材質の封止材であっても各中空糸膜間の隙間への
回り込み不良は生じない。
【図1】図1は本発明の一実施例に係る中空糸膜モジュ
ールの製造方法のポッティング前処理工程を示す模式図
である。
ールの製造方法のポッティング前処理工程を示す模式図
である。
【図2】図2はポッティング治具の上面図である。
【図3】図3は本発明の一実施例に係る中空糸膜モジュ
ールの平面図である。
ールの平面図である。
1 中空糸膜モジュール 2 セラミックス中空糸膜(中空糸膜) 3 セラミックス中空糸膜束 4 樹脂チューブ(チューブ状の封止材) 5 ポッティング部(封止固定部) 6 ポッティング治具 7 ハウジング 8 中空内部 81 加圧部穴 82 ポッティング部穴 9 加圧部 91 挿入部 10 バネ
Claims (2)
- 【請求項1】 多数本の中空糸膜の束を、各中空糸膜の
隙間に封止材を介在させて封止固定した中空糸膜モジュ
ールにおいて、 前記封止材は、各中空糸膜に挿入されるチューブ状であ
り、挿入後に加圧加熱されて各中空糸膜間が封止される
ことを特徴とする中空糸膜モジュール。 - 【請求項2】 多数本の中空糸膜を束ね、該束ねた各中
空糸膜間の隙間に封止材を介在し、該封止材によって各
中空糸膜間を封止固定する中空糸膜モジュールの製造方
法において、 前記封止材を各中空糸膜に挿入されるチューブ状とし、
該チューブ状の封止材を各中空糸膜に挿入し、チューブ
状の封止材が挿入されている封止固定部にて加圧加温し
て各中空糸膜間を封止固定することを特徴とする中空糸
膜モジュールの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34325792A JP3299323B2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 中空糸膜モジュールおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34325792A JP3299323B2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 中空糸膜モジュールおよびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06170180A JPH06170180A (ja) | 1994-06-21 |
JP3299323B2 true JP3299323B2 (ja) | 2002-07-08 |
Family
ID=18360130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34325792A Expired - Fee Related JP3299323B2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 中空糸膜モジュールおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3299323B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113663523B (zh) * | 2020-05-15 | 2022-11-11 | 三达膜科技(厦门)有限公司 | 一种中空纤维膜组件的制备方法 |
-
1992
- 1992-11-30 JP JP34325792A patent/JP3299323B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06170180A (ja) | 1994-06-21 |
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---|---|---|---|
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