JP3298548B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP3298548B2
JP3298548B2 JP10225199A JP10225199A JP3298548B2 JP 3298548 B2 JP3298548 B2 JP 3298548B2 JP 10225199 A JP10225199 A JP 10225199A JP 10225199 A JP10225199 A JP 10225199A JP 3298548 B2 JP3298548 B2 JP 3298548B2
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  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示パネルと
バックライト装置を用いた液晶表示装置(国際特許分類
G02F1/1335)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、図8から図10を用いて従来の技
術について説明する。図8は従来の液晶表示装置であ
る。
【0003】図8において21は液晶パネル、22は映
像信号に応じて前記液晶パネル21を駆動する液晶パネ
ル駆動手段、23はバックライト、24は前記バックラ
イトを駆動するバックライト駆動手段、25はPWM信
号発生回路である。PWM信号発生回路25は、垂直同
期信号と水平同期信号を入力とし、垂直同期信号に同期
しその周波数が垂直同期信号の2.5倍のPWM調光パ
ルス信号を発生する。さらに、PWM調光パルス信号
は、PWMデューティ比設定データに応じたデューティ
比となるよう、PWM信号発生回路25において制御さ
れている。ここでPWM調光とは、PWM(パルス幅変
調方式)によりバックライトの明るさを制御する方式を
意味する。
【0004】図8のように構成することにより、映像信
号とバックライトの点滅が同期する。その結果、液晶パ
ネルに表示される映像の周期とバックライト点滅の周期
の干渉を原因とする画面のちらつきや、バックライトや
バックライト駆動手段により発生した電磁ノイズが映像
信号処理系と結合することを原因とする画面妨害を低減
できる。
【0005】図8の従来の液晶表示装置におけるPWM
信号発生回路25について、図9と図10を用いてさら
に詳しく説明する。図9はPWM信号発生回路の回路構
成例である。図10は図9に示すPWM信号発生回路に
NTSC信号(525本/フレーム、インターレース)
の信号を与えた時のタイミングチャートである。なおこ
こで分周比kを105とした。
【0006】図9において28は2分周回路、26はK
分周回路、27は比較回路である。2分周回路28にお
いては入力された垂直同期信号を2分周しリセット信号
となす。k分周回路は水平同期信号をクロックとして出
力データをカウントアップし、出力データが(k−1)
までカウントアップした後に出力をリセットすることで
水平同期信号をk分周したノコギリ波形データを出力す
る。
【0007】同時にk分周回路は前記リセット信号によ
りリセットされる。今k=105であり、525/10
5=5となりフレーム周波数30Hzの5倍すなわち1
50Hzのノコギリ波が垂直同期信号に同期する形で得
られる。このノコギリ波をPWMデューティ比設定デー
タと大小比較することで、垂直同期信号に同期し垂直同
期信号の5/2倍の周波数のPWM調光パルス信号が得
られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上のよ
うに構成された従来例の液晶表示装置においては以下の
課題があった。1フレーム当たりのライン数が異なる入
力信号に対応する場合、分周比K、PWMデューティ比
設定データを設定変更せねばならなかった。たとえば、
明るさを表す調光の制御値A(0≦A≦1.0)とし、
1フレーム当たりのライン数をh、PWM調光パルス信
号の周波数と垂直同期信号周波数との比をmとし、PW
Mデューティ比設定データをRとすると(数1)のよう
に表され、上記の演算をマイクロプロセサ等により行わ
ねばならなかった。
【0009】
【数1】
【0010】そのため、マイクロプロセサ等の演算手段
の規模が大きくなったり、あるいは動作が遅くなったり
するという課題があった。
【0011】さらに従来例の液晶表示装置においては、
1フレーム当たりのライン数が異なる入力信号に対応す
る場合、PWMの階調数が異なってしまい、またPWM
調光パルス信号の周波数を高く設定すると、PWMの階
調数が減ってしまいバックライトの明るさの微妙な調光
が行えないといった課題があった。
【0012】本発明は前記の課題に鑑み、簡単な回路
で、1フレーム当たりのライン数が異なる複数の方式の
信号を入力した場合でも分周比とPWMデューティ比設
定データを再計算する必要がなく、1フレーム当たりの
ライン数が異なる複数の方式の信号を入力した場合でも
一定のPWM階調数が得られバックライトの明るさの微
妙な調光が行える液晶表示装置の実現を目的とするもの
である。
【0013】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、液晶表示パネルを用いた映像信号の表示装
置において、バックライトのPWM調光をおこなう際の
PWM調光パルスを作成するにあたり、映像信号の垂直
同期信号と、前記PWM調光パルスの周波数と垂直同期
信号の比である逓倍比mとより、PWM信号発生の基準
となるクロックの周期を求め、前記周期に基づき映像信
号の画素クロックより前記PWM調光パルスを作成する
ことで垂直同期信号に同期し周期が1/mのPWM調光
を行うように構成したものである。
【0014】これにより、簡単な回路で、1フレーム当
たりのライン数が異なる複数の方式の信号を入力した場
合でも分周比とPWMデューティ比設定データを再計算
する必要がなく、1フレーム当たりのライン数が異なる
複数の方式の信号を入力した場合でも一定のPWM階調
数が得られバックライトの明るさの微妙な調光が行える
液晶表示装置が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、液晶表示パネルを用いた映像信号の表示装置におい
て、バックライトのPWM調光をおこなう際のPWM調
光パルスを作成するにあたり、映像信号の垂直同期信号
と、前記PWM調光パルスの周波数と垂直同期信号の比
である逓倍比m(mは自然数)とより、PWM信号発生
の基準となるクロックの周期を求め、前記周期に基づき
映像信号の画素クロックより前記PWM調光パルスを作
成することで、垂直同期信号に同期し周期が1/mのP
WM調光を行うことを特徴としたものであり、これによ
り、簡単な回路で、1フレーム当たりのライン数が異な
る複数の方式の信号を入力した場合でも分周比とPWM
デューティ比設定データを再計算する必要がなく、1フ
レーム当たりのライン数が異なる複数の方式の信号を入
力した場合でも一定のPWM階調数が得られバックライ
トの明るさの微妙な調光が行えるという作用を有する。
【0016】請求項2に記載の発明は、液晶表示パネル
と、映像信号に応じて前記液晶表示パネルを駆動し画面
表示する液晶パネル駆動手段と、前記液晶パネルの背面
側に設けられたバックライトと、前記バックライトを駆
動しかつPWM調光パルス信号がオンの時に前記バック
ライトを点灯させ前記PWM調光パルス信号がオフの時
に前記バックライトを消灯させることで前記PWM調光
パルス信号のオンとオフのデューティ比に応じて前記バ
ックライトの調光を行うバックライト駆動手段と、映像
信号に同期した画素クロックと垂直同期信号と逓倍比m
(mは自然数)とよりPWM基準クロックの周期を求め
る周期検出回路と、前記周期検出回路出力の前記PWM
基準クロックの周期を分周比とし前記画素クロックを分
周し前記PWM基準クロックとして出力する第1の分周
回路と、前記PWM基準クロックを計数することにより
PWMデューティ比設定データに応じたパルスデューテ
ィ比を有する前記PWM調光パルス信号を発生するPW
M信号発生回路とより構成され、前記バックライトの調
光の点灯と消灯の周期を前記垂直同期信号の1/mの周
期とすることを特徴としたものであり、これにより、簡
単な回路で、1フレーム当たりのライン数が異なる複数
の方式の信号を入力した場合でも分周比とPWMデュー
ティ比設定データを再計算する必要がなく、1フレーム
当たりのライン数が異なる複数の方式の信号を入力した
場合でも一定のPWM階調数が得られバックライトの明
るさの微妙な調光が行えるという作用を有する。
【0017】請求項3に記載の発明は、請求項2記載の
液晶表示装置における前記周期検出回路について、前記
PWM信号発生回路の階調数n(nは自然数)を分周比
とし画素クロックをn分周する第2の分周回路と、前記
第2の分周回路の出力回路をm(mは自然数)分周する
第3の分周回路と、前記第3の分周回路の出力パルスの
数を前記垂直同期信号の1周期期間について計数し前記
PWM基準クロックの周期として出力する第1のパルス
計数回路とにより構成する事を特徴としたものであり、
これにより、簡単な回路で、1フレーム当たりのライン
数が異なる複数の方式の信号を入力した場合でも分周比
とPWMデューティ比設定データを再計算する必要がな
く、1フレーム当たりのライン数が異なる複数の方式の
信号を入力した場合でも一定のPWM階調数が得られバ
ックライトの明るさの微妙な調光が行えるという作用を
有する。
【0018】請求項4に記載の発明は、請求項2記載の
液晶表示装置における前記PWM信号発生回路につい
て、前記PWM基準クロックのタイミングに応じて出力
データを1づつ加算する第2のパルス計数回路と、前記
第2のパルス計数回路の出力データと前記PWMデュー
ティ比設定データとを比較する比較回路とにより構成す
る事を特徴としたものであり、これにより、簡単な回路
で、1フレーム当たりのライン数が異なる複数の方式の
信号を入力した場合でも分周比とPWMデューティ比設
定データを再計算する必要がなく、1フレーム当たりの
ライン数が異なる複数の方式の信号を入力した場合でも
一定のPWM階調数が得られバックライトの明るさの微
妙な調光が行えるという作用を有する。
【0019】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図3を用いて説明する。
【0020】図1は本発明の液晶表示装置による実施の
形態を示し、図1において1は液晶表示パネル、2は液
晶パネル駆動手段、3はバックライト、4はバックライ
ト駆動手段、5は周期検出回路、6は第1の分周回路、
7はPWM信号発生回路である。
【0021】液晶パネル駆動手段は映像信号を受け、こ
れを液晶表示パネルに表示すべくパネルの駆動を行う。
ここで、垂直同期信号の周期(一周期を画素クロックの
数で表す)をTv、PWM周波数と垂直同期信号周波数
の比である逓倍数をm、PWM信号発生回路7のPWM
の階調数をn、PWM基準クロックの周期(一周期を画
素クロックの数で表す)をLとすると(数2)となる
が、周期検出回路5はあらかじめ与えられた逓倍数
PWM階調数n、及び画素クロックを用い、入力された
垂直同期信号を計測することでPWM基準クロックの周
期Lを求める。
【0022】
【数2】
【0023】第1の分周回路6は前記のごとく求められ
た周期Lを用い、画素クロックをL分周することでPW
M基準クロックを得る。
【0024】PWM信号発生回路7は前記PWM基準ク
ロックをn分周することでPWM周期Tpwmを得る。
すなわち(数3)となり、(数2)と(数3)とより、
(数4)となる。
【0025】
【数3】
【0026】
【数4】
【0027】よってPWM周期はTv/mとなり、PW
M周波数が垂直同期信号周波数のm逓倍となることが分
かる。
【0028】さらに、PWM信号発生回路7は外部より
与えられたPWMデューティ比設定データに基づき出力
パルスのPWMデューティ比を制御する。PWM周期が
階調数nのみによる分周で構成されているため、n階調
でのPWMデューティ比制御は容易であり、映像信号の
方式や逓倍数が変わっても、PWMデューティ比設定デ
ータが一定であればPWMデューティ比は一定となる。
【0029】バックライト駆動手段4は前記PWMパル
スがHiの時バックライトを点灯し、Lowの時バック
ライトを消灯することでバックライトの明るさを制御す
る。
【0030】以上の動作によりバックライトの点滅は垂
直同期信号のm倍の周波数で同期することとなり、バッ
クライト駆動手段4において発生したノイズが映像信号
に漏れ込んでも、ノイズ成分が液晶表示画面上で静止す
るパターンとなり目立ちにくい。
【0031】また、バックライトの明るさはPWMデュ
ーティ比設定データにより制御されるが、映像信号の方
式が変わっても、バックライトの明るさが変わったり階
調数が変わることがない。
【0032】図2は本発明のより具体的な実施の形態を
示す図である。図3、図4、図5、図6は図2の実施例
の動作を表すタイミングチャートである。以下、図2よ
り図6を用いて本発明の実施例の動作について説明す
る。なお、本実施例においてPWM階調数nは256で
固定である。
【0033】周期検出回路5は第2の分周回路8と第3
の分周回路9と第1の計数回路10より構成され、さら
に第1のパルス計数回路10はインクリメンタと12b
itラッチより構成されている。
【0034】まず、第2の分周回路8と第3の分周回路
9の動作について図2と図3を用いて説明する。第2の
分周回路8は画素クロックを256分周する。ここで2
56はPWM階調数nの値である。以下、特に断りのな
い限りクロックは画素クロックとする。第2の分周回路
8は垂直同期信号でリセットされる。第2の分周回路8
は256クロックに1回、画素クロック周期と同一幅の
パルスを出力する。
【0035】第3の分周回路9は、前記の第2分周回路
8の出力パルスをイネーブルとし、前記出力パルス
に付き1回、ピクセルクロック周期と同一幅のパルスを
出力する。ここで、分周比は、外部より与えられる逓
倍比設定データである。
【0036】第3の分周回路は、垂直周期回路でリセッ
トされるが、前記第2の分周回路の出力パルスが、垂直
同期信号によるリセットのタイミングに対し1クロック
分遅れる事から、第3の分周回路に与えるリセットパル
スは垂直同期信号1クロック遅らせて与える。第3分周
回路9の出力パルスは、256×mクロックの周期を持
つ。
【0037】次に、図2と図4のタイミングチャートを
用いて第1のパルス計数回路の動作について説明する。
【0038】インクリメンタは、前記第3の分周回路9
の出力パルスをイネーブルパルスとし、イネーブルパル
スの数を積算する。又、インクリメンタは、垂直同期信
号によりセットされる。インクリメンタは、セットされ
た時、内部レジスタ出力が全て1となる。12bitイン
クリメンタでは、FFFhであり、次のイネーブルパルス入
力にて、インクリメントし、内部レジスタ出力は、000h
となる。すなわち、インクリメンタがセットされた時の
初期値は、−1であり、−1よりカウントアップする動
作を行う。
【0039】なお、前記第3の分周回路の出力パルスの
遅延量に対し、インクリメンタのセットは、第3の分周
回路リセットパルスを1クロック遅らせて行う。12bit
ラッチは、次のセットパルス入力時点での前記インクリ
メンタの出力データを12bitレジスタにてホールド
する。
【0040】図4より分かる通りLについて(数5)が
成り立つ。この式で表される自然数Lを第1の計数回路
10にて計測することができる。
【0041】
【数5】
【0042】ただし、インクリメンタは−1よりカウン
トアップするので、第1の計数回路10の出力データは
LではなくL−2となる。L−2を計測する、言い換え
ればインクリメンタの初期値を−1とする理由は後述す
る。
【0043】第1の計数回路10の出力データL−2を
用いて、第1の分周回路6の分周比を決める。図7は第
1の分周回路6の回路図である。図2、図5、図7を用
いて、第1の分周回路の動作を説明する。第1の分周回
路6は0よりカウントアップし、第1の計数回路10の
出力データL−2までカウントした後に自己リセットし
て再び0からカウントアップすると同時にキャリー出力
Coを出力する。よって第1の分周回路6は画素クロッ
クを(L−1)分周する動作を行う。逆に、図7に示す
回路構成により(L−1)分周を行う場合、第1の計数
回路10よりのデータは(L−1)ではなく(L−2)
でなくてはならない。
【0044】次に、図2、図5、図6を用いて、PWM
信号発生回路7の動作を説明する。第2の計数回路11
は前記第1の分周回路6のキャリー出力Coを計数す
る。計数は0から開始し、255までカウントアップし
た後、自己リセットにて再度0から計数を開始する。よ
って第2の計数回路11は256分周回路として動作
し、その出力周期は(L−1)×256クロックであ
る。
【0045】第2の計数回路11は256分周回路とし
て動作するのみならず、その出力データは0〜255ま
でのい値をとるノコギリ波となる。比較回路12におい
て第2の計数回路11の出力データとPWMデューティ
比設定データRとを比較する。ここでRの値は0〜25
5である。第2の計数回路11の出力データ≦Rである
とき比較回路12の出力はHi、また第2の計数回路1
1の出力データ>Rであるとき比較回路12の出力はL
owとなる。
【0046】一方、PWM信号発生回路7は垂直同期信
号でリセットされる。第2の計数回路11の出力の周期
は(L−1)×256であり、(数5)より、m×(L
−1)×256<Tv≦m×L×256なので、PWM
信号発生回路7は垂直同期信号周期間にパルスをm個出
力し、m+1個目のパルスの途中で垂直同期信号により
リセットがかかることとなる。このm個目のパルスを出
力してから、垂直同期信号によるリセットがかかる期間
を余り期間と呼ぶこととする。
【0047】余り期間の最大値はm×256クロックで
ある。いま映像信号がVGA信号とすると、画素クロッ
ク=25MHz、垂直同期信号周波数=60Hzであ
り、Tv=420,000クロックとなる。
【0048】また、m=4とするとL=411となりP
WM周期は(L−1)×256=104960となり、
余り周期の最大値は1024となる。よって、垂直同期
信号によるリセットが発生する部分でのPWM周期の最
大誤差は1%以下となる。一般に蛍光ランプをPWM調
光する場合、点灯デューティ比は10%〜100%で使
用する。点灯デューティ比が10%以下になると、蛍光
管の放電が不安定になり、点灯しなかったり、あるいは
調光の精度が取れなかったりするためである。前記の余
り期間による誤差は、PWMデューティ比を変化させた
場合でも最低のデューティ比10%の範囲内で収まるこ
とから、前記の余り期間によりPWM周波数が変わった
りすることはない。
【0049】しかしながら、前記の第1の計数回路10
における計数の初期値を0とし、第1の計数回路10出
力をL−2ではなくL−1とした場合では、前記の余り
期間は負の値となる。すなわち、PWM信号発生回路7
がm個目のパルスを出力している途中で垂直同期信号に
よりリセットがかかることとなる。この負の余り期間の
最小値は−m×256クロックである。この時、PWM
デューティ比設定データR=255/256=99.6
%に設定したとすると、負の余り期間によりPWMパル
スが埋まり、PWM周波数は垂直同期信号の逓倍では
なく、m−1逓倍となってしまう。
【0050】ただし、この場合でもPWMデューティ比
の平均値の誤差は変わらないので、調光の明るさには影
響しない。画面上の妨害に影響が無ければ、あるいはP
WMデューティ比の最大値が100%未満で制限されて
いるような応用では、第1の計数回路10の出力がL−
1となるよう構成してもよい。
【0051】さらには、多少の誤差が許容されるような
応用では、第1の計数回路10の出力がLあるいはそれ
に近い値となるよう回路を構成してもよい。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、簡単な回
路で、1フレーム当たりのライン数が異なる複数の方式
の信号を入力した場合でも分周比とPWMデューティ比
設定データを再計算する必要がなく、1フレーム当たり
のライン数が異なる複数の方式の信号を入力した場合で
も一定のPWM階調数が得られバックライトの明るさの
微妙な調光が行える液晶表示装置の実現を目的とするも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による液晶表示装置を示す
ブロック構成図
【図2】本発明の実施の形態による液晶表示装置を示す
ブロック構成図
【図3】本発明の実施の形態におけるタイミングチャー
【図4】本発明の実施の形態におけるタイミングチャー
【図5】本発明の実施の形態におけるタイミングチャー
【図6】本発明の実施の形態におけるタイミングチャー
【図7】本発明の実施の形態による第1の分周回路のブ
ロック構成図
【図8】従来の液晶表示装置のブロック構成図
【図9】従来の液晶表示装置におけるPWM信号発生回
路のブロック構成図
【図10】従来の液晶表示装置におけるPWM信号発生
回路のタイミングチャート
【符号の説明】
1 液晶表示パネル 2 液晶パネル駆動手段 3 バックライト 4 バックライト駆動手段 5 周期検出回路 6 第1の分周回路 7 PWM信号発生回路 8 第2の分周回路 9 第3の分周回路 10 第1の計数回路 11 第2の計数回路 12 比較回路 13 単位遅延素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−333021(JP,A) 特開 平10−73801(JP,A) 特開 平9−265074(JP,A) 特開 平7−325286(JP,A) 特開 平5−127626(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/133 535 G09G 3/34 G09G 3/36 H05B 37/02 H05B 41/392

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示パネルを用いた映像信号の表示
    装置において、バックライトのPWM調光をおこなう際
    のPWM調光パルスを作成するにあたり、映像信号の垂
    直同期信号と、前記PWM調光パルスの周波数と垂直同
    期信号の比である逓倍比m(mは自然数)とより、PW
    M信号発生の基準となるクロックの周期を求め、前記周
    期に基づき映像信号の画素クロックより前記PWM調光
    パルスを作成することで垂直同期信号に同期し周期が1
    /mのPWM調光を行う液晶表示装置。
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