JP3298184B2 - 光学ヘッドとその製造方法 - Google Patents

光学ヘッドとその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的記録装置の光学
ヘッドに関するものであり、特に、各光学部品の位置合
わせが容易で薄型軽量化、低価格化可能でしかも半導体
レーザの波長変動がほとんど生じない安定動作可能な光
学ヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスク(CD)や光ディス
ク、光カードメモリ等の光学的記録素子の信号を読み出
す重要構成部品として光学ヘッドがある。光学ヘッドは
光学的記録素子から信号を取り出すために、信号検出機
能だけでなくフォーカスサーボ、トラックサーボ等の制
御機構を備える必要がある。
【0003】従来の光学ヘッドとして、図7に示すもの
があった(特願平2−189053号)。半導体レーザ
1から、斜め方向に出射された光は、伝搬光8となり、
反射形コリメータレンズ3’に入射し、反射・コリメー
トされる。コリメートされた光は、ジグザグ状に伝搬
し、光伝搬路13上に設けた透過形対物レンズ4aで、
斜め方向に出力され光ディスク7への集光光9となる。
光ディスク7から反射された光10は、光伝搬路13上
に設けた第2の透過形対物レンズ4bに入射してコリメ
ートされて伝搬光8'となり、ジグザグ状に伝搬して、
光伝搬路13上に形成した信号検出素子(フォーカス/
トラック誤差信号検出手段)の反射形ツインレンズ5’
に入射する。伝搬光8’はこのレンズ5により2分割さ
れてジグザグ状に伝搬し、光伝搬路13上に設けた、4
分割の光検出器6に集光する。光検出器6から検出され
た信号により、再生信号、及び位置信号であるフォーカ
ス誤差信号とトラック誤差信号が読み出しされるもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図7に示した従来の光
学ヘッドでは、半導体レーザ1の周辺温度が変化する
と、発振波長が変化し(約2nm/10℃)、特に、回
折光学素子で開口数NAの大きい透過形対物レンズ4a
において、収差が顕著に発生し、光ディスク7上に良好
に集光できなくなり、読みだし信号に誤差が生じてしま
いう課題があった。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、半導体レーザの周辺温度が変化しても、発振波長が
変化しないで、安定な動作が可能な小形軽量、低価格化
可能な光学ヘッドを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の光学ヘッドは、
ジグザグ状に光が伝搬する光伝搬路を設けた基板と、上
記光伝搬路上に形成された回折形の光集光素子と、上記
光伝搬路上に形成された反射形でかつ回折形の位置信号
検出用光学素子と、上記光伝搬路上に形成された反射形
かつ回折形の波長選択素子と、半導体レーザと、光検
出器とから構成され、上記半導体レーザからの発振光
を、上記光伝搬路に導いて伝搬光とし、上記伝搬光の少
なくとも1部を上記波長選択素子に入射させ、上記波長
選択素子によって波長が選択された回折光を、上記半導
体レーザの表面出射端に入射させ、上記伝搬光の少なく
とも1部を上記光集光素子で集光して光ディスクに出力
し、上記光ディスクからの反射光を、上記光集光素子に
入力し、上記位置信号検出光学素子に導き、上記位置
信号検出光学素子からの出力光を上記光検出器に導く
よう構成する。
【0007】
【作用】本発明は、他の光学素子を設けた同一基板(伝
搬路)上に波長選択素子を設け、半導体レーザの発振光
の一部を、波長選択素子で回折させて、選択波長の回折
光を、半導体レーザの表面出射端に入射させることによ
り、発振波長を温度によらずに選択波長に固定し、回折
形の光学素子に対しても安定動作を実現する。また、他
の光学素子を設けた同一基板(伝搬路)上に波長選択素
子を設けることにより、波長選択素子を含むすべての光
学素子の製造・位置合わせも公知のプレーナ技術で容易
に正確にでき(作製と同時に位置合わせが行えるので、
作製後の組立の必要がない)、また構造も小形安定にな
り、半導体レーザと光検出器を除くすべての光学素子
は、それを含む金型を作製し、同時に複製することによ
り、相対的位置関係を保ったままで、一度に製造でき
る。
【0008】
【実施例】図1、図2は、本発明の第一の実施例の光学
ヘッドの基本構成と、光の伝搬、集光の様子を示す、そ
れぞれ側面図、平面図である。本発明の第一の実施例の
光学ヘッドについて、図1、図2を用いて詳細に説明す
る。
【0009】同図において、基板1として、例えば厚さ
(z方向サイズ)3mm、幅(x方向サイズ)10m
m、長さ(y方向サイズ)20mmのガラスを用い、基
板2の表面と裏面に例えばAgやAl、Au等の金属層
または誘電体の多層膜である反射層11aと11bを形
成している。この基板1自体が、表面と裏面の反射を利
用しジグザグ状に光が伝搬する光伝搬路13となってい
る。基板1としては、使用波長に対して透明であれば良
い。特に石英等のガラス基板は、温度的にも安定であ
る。基板2は、図1に示すように、左下部を、y方向か
ら例えば20°の角度で斜め方向に切断し、半導体レー
ザ1と4分割の光検出器6を、その切断した端面に設置
している。このとき、半導体レーザ1と4分割の光検出
器6をモジュ−ル化して1つの光学部品にしておくと、
位置合わせが楽になる。
【0010】例えば波長0.78μmの半導体レーザ1の
表面出射端から、光軸の角度がz軸から例えば20゜斜
め方向に出射された光は、伝搬光8となり、光伝搬路1
3上に設けた例えば焦点距離1.7mm、口径1mmの
反射形でかつ回折形の波長選択素子である波長選択レン
ズ12に入射する。この波長選択レンズ12は、y方向
にいくに従って、徐々に周期が小さくなる断面が矩形形
状の放物線状グレーティングから構成され、波長選択素
子12への入射光は、例えば、20%の回折効率で反射
回折されて、波長が選択された回折光(例えば0.78
0μm)のみが、半導体レーザ1の表面出射端に集光さ
れて入射する。他の波長(例えば0.77〜0.79μ
m)の1次回折光は表面出射端上ではぼけてしまい、選
択波長から離れるほど入射する光量が減少する。入射光
量は、表面出射端の反射率に依存していたが、本実施例
では、全発振光量の、例えば、5%から20%を入射光
量としたが、これは、表面出射端のほぼ反射率(例えば
5%)以上にすれば、レーザ発振波長が、選択波長に引
きずり込まれ、波長変動を0.2nm程度に抑制する効
果があった。本実施例では、反射回折光として、1次の
ものを用いたが、2次などの他の次数の回折光を用いて
もよい。
【0011】波長選択レンズ12の透過光(0次回折
光)は、光伝搬路13中をジグザグに伝搬し、光伝搬路
13上に設けた例えば焦点距離8.5mm、口径2mm
のコリメータ素子である反射形コリメータレンズ3に入
射し、光軸の角度(伝搬角θ)はそのまま(例えば20
゜)で反射・コリメートされる。反射形コリメータレン
ズ3は、外周になるにつれて周期が小さくなる断面が鋸
歯形状の楕円グレーティングから構成されている。この
楕円形グレーティングの中心位置は、外周部にいくにし
たがって、y方向に徐々にシフトする構造をしている。
このような形状のコリメータレンズとすることにより、
斜め入射の影響で通常生じるコマ収差と非点収差をなく
し、良好にコリメートすることができた。
【0012】例えば幅2mmのコリメートされた光は、
ジグザグ状に伝搬し、同じく光伝搬路13上に設けた
射形でかつ回折形の位置信号検出用光学素子(フォーカ
ス/トラック誤差信号検出素子)である反射形ツインレ
ンズ5を経由し、その透過光が、光集光素子である、例
えば口径2mm、焦点距離2mmの透過形対物レンズ4
により、垂直方向に出力され光ディスク7への集光光9
となる。光ディスク7から反射された光10は、同じく
透過形対物レンズ4に入射してコリメートされて伝搬光
8’となり、ジグザグ状に伝搬して反射層11bを有す
る、光伝搬路13上に形成した位置信号検出用光学素子
ある、例えばx方向サイズ2mm、y方向サイズ2m
m、焦点距離10mmの反射形ツインレンズ5に入射す
る。反射形ツインレンズ5は、放物線状のグレーティン
グから構成された同じ仕様を有する反射形レンズ5a、
5bを2つアレイ状に配列した構造を有し、伝搬光8’
はこのレンズ5により1次回折光が2分割されて、光軸
の伝搬角が例えば30°でジグザグ状に伝搬し、光検出
器6に集光する。
【0013】反射形コリメータレンズ3は、例えば溝の
最大深さは0.28μmのインライン形の反射形回折光学
レンズで、透過形対物レンズ4は例えば溝の最大深さ
1.3μmのオフアキシス形の透過形回折光学レンズで、
波長選択レンズと反射形ツインレンズ5は溝の最大深さ
は例えば0.12μmのオフアキシス形で、これら4つの
光学素子はすべて光の回折現象を用いて集光させる回折
光学素子である。本発明では、インライン形の回折光学
レンズとは、入射光の光軸の角度と出射光の光軸の角度
が一致するレンズであり、オフアキシス形の回折光学レ
ンズとは入射光の光軸の角度と、出射光の光軸の角度が
異なるレンズのことをいう。回折光学素子を用いること
により膜厚がせいぜい数μmであり、さらに光伝搬路1
3上に、公知のプレーナ技術を用いて、正確な位置合わ
せと集積化が可能であり、また小形軽量化、安定化され
る。
【0014】これらの回折光学素子3、4、5、12
は、基板上に例えば、PMMA、CMS等の電子ビーム
レジストをコーティングをし、作製する素子の膜厚に応
じて照射量を制御する電子ビーム描画法を行ない、現像
処理をしてレジストの膜厚を変化させることにより形成
した。このように形成した光学素子(原盤)から、例え
ばニッケル電鋳法によりこの金形を作製し、例えばUV
硬化樹脂を用いて、光伝搬路13上に原盤と同一レンズ
3、4、5、12を複製した。この方法によれば、一度
に4つの回折光学レンズ3、4、5、12を位置精度よ
く光伝搬路13上に同一特性で容易に形成可能である。
反射形回折光学レンズ3、5、12は、複製の後、反射
層11bとして例えばAgやAl、Au等の金属層をそ
の上に堆積した。
【0015】また、その反射層11上に、Cu、Cr等
の金属層、UV硬化樹脂やラッカー塗料等の合成樹脂、
誘電体多層膜、SiO、SiO2、MgF2、SiC、グ
ラファイト、ダイヤモンド等を、例えば1000Åから
数μm堆積すると、反射層の表面を傷つきにくくし、同
時に反射層の酸化を防止し、耐環境性を向上させること
が可能であった。特に反射層としてAgを用いた場合で
は、酸化され易かったため、本発明の効果が大きかっ
た。
【0016】光ディスク7に記録された信号は、分割光
検出器6の出力の和(6a+6b+6c+6d)から再
生することができる。
【0017】位置信号検出用光学素子5を用いて、フォ
ーカス誤差信号とトラック誤差信号検出を行なうことが
できる。フォーカス誤差信号検出は、公知のフーコ法を
用いる。すなわち、光ディスク7がジャストフォーカス
の位置にあるとき、反射形ツインレンズ5によって2分
割された伝搬光は、それぞれ、分割された光検出器、6
aと6b、6cと6dの中心に集光する配置にしてお
く。フォーカス誤差信号は、光検出器6aの出力から6
bの出力の差(6a−6b)、または6dの出力から6
cの出力の差(6d−6c)とする。光ディスク7がジ
ャストフォーカスの位置にあるとき、フォーカス誤差信
号は0である。次に、光ディスク7が、ジャストフォー
カスの位置から−z軸方向に離れたときは、伝搬光8’
は平行光から収束球面波になるため、2分割された伝搬
光はお互いに近づくように移動するため、フォーカス誤
差信号は負になる。逆に、光ディスク7が、ジャストフ
ォーカスの位置からz軸方向に近づくように移動したと
きは、伝搬光8’は発散球面波になるため2分割された
伝搬光はお互いに離れるように移動するため、フォーカ
ス誤差信号は正になり、従って、フォーカス誤差信号に
より、フォーカス制御を行なうことができる。
【0018】トラック誤差信号は公知のプッシュプル法
で、2分割伝搬光の光パワの差、つまり光検出器の出力
の演算(6a+6b−6c−6d)により検出すること
ができる。この演算が0のときはジャストトラッキング
で、値をもつときはトラッキングがずれており、この信
号に基づいて、トラック制御を行なうことが可能であ
る。
【0019】フォーカス制御及びトラック制御は、検出
されるそれぞれの誤差信号に基づいて、各光学素子を備
えた基板1全体を、アクチュエータで最適位置に動かす
ことにより行なった。
【0020】本発明の光学ヘッドでは、光伝搬路13は
幅、厚さとも波長の例えば500倍程度以上のオーダで
あり、これは、光学素子3、4、5、12の大きさに基
づいて決まり、ジグザグに光を光線として伝搬させると
いう幾何光学的な取扱いができる。
【0021】図3、図4は、それぞれ本発明の第二の実
施例の光学ヘッドの基本構成と、光の伝搬、集光の様子
を示す側面図、平面図である。本発明の第二の実施例の
光学ヘッドについて、第一の実施例の光学ヘッドと、違
う点についてのみ説明する。異なる点は、波長選択素子
として、波長選択レンズ14を反射形コリメータレンズ
の周辺部にドーナツ形に形成したことである。この様に
することによって、中央部の発振光の光量を減らすこと
がなく、また、発振光周辺部は、ビーム成形のため、従
来では多くの場合、故意に用いていなかったが、本実施
例の光学ヘッドでは、この光を有効利用するという効果
がある。また、通常半導体レーザ1からの発振光は円形
ではなく細長い楕円であるため、その楕円の長軸方向に
合わせるように、波長選択レンズ3をドーナツ形の両端
に部分的に形成してもよい。
【0022】図4、図5は、本発明の第三の実施例の光
学ヘッドの基本構成と、光の伝搬、集光の様子を示す、
それぞれ側面図、平面図である。本発明の第三の実施例
の光学ヘッドは、第1の実施例の光学ヘッドと違う点
は、波長選択素子は、均一周期の直線グレーティング1
5であり、コリメータレンズ3から出射された光を、こ
の波長選択素子に入射させ、波長選択素子により出射さ
れた0次回折光を、光集光素子に入射させ、同時に、波
長選択素子の一次回折光を、反射形コリメータレンズ3
を経由して、半導体レーザ1の表面出射端に入射したこ
とである。このような構成にすることによって、波長選
択素子は直線の均一周期グレーティングでよいため、作
製が容易になる。
【0023】以上、本発明の光学ヘッドについて、実施
例について述べたが、これらの実施例の光学ヘッド以外
に、それぞれの光学ヘッドの構成を組み合わせた光学ヘ
ッドも構成可能であり、同様の効果を有するのは言うま
でもない。なお、第一から第三までの実施例の説明に用
いた対物レンズとコリメータレンズは便宜上名付けたも
ので、一般にいうレンズと同じである。又、本説明で
は、光ディスク装置について述べたが、光学ヘッドを用
いた他の光学的記録装置についても同様の効果があるの
は言うまでもない。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、各光学部品の位置合わ
せが容易で薄型軽量化、低価格化可能でしかも半導体レ
ーザの波長変動がほとんど生じない安定動作可能な光学
ヘッドが実現可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の光学ヘッドの基本構成
と、光の伝搬、集光の様子を示す側面図
【図2】本発明の第1の実施例の光学ヘッドの基本構成
と、光の伝搬、集光の様子を示す平面図
【図3】本発明の第2の実施例の光学ヘッドの基本構成
と、光の伝搬、集光の様子を示す側面図
【図4】本発明の第2の実施例の光学ヘッドの基本構成
と、光の伝搬、集光の様子を示す平面図
【図5】本発明の第3の実施例の光学ヘッドの基本構成
と、光の伝搬、集光の様子を示す側面図
【図6】本発明の第3の実施例の光学ヘッドの基本構成
と、光の伝搬、集光の様子を示す平面図
【図7】従来の光学ヘッドの構成図
【符号の説明】
1 半導体レーザ 2 基板 3 反射形コリメータレンズ(コリメータ素子) 4 透過形対物レンズ(光集光素子) 5 反射形ツインレンズ(位置信号検出用光学素子) 6 光検出器 7 光ディスク 8 伝搬光 9 出射光 10 反射光 11 反射層 12 波長選択レンズ(波長選択素子) 13 光伝搬路 14 波長選択レンズ(波長選択素子) 15 波長選択グレーティング(波長選択素子)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−282756(JP,A) 特開 平1−298537(JP,A) 特開 平3−233401(JP,A) 特開 昭63−117337(JP,A) 特開 昭63−96982(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/12 - 7/22

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ジグザグ状に光が伝搬する光伝搬路を設け
    た基板と、上記光伝搬路上に形成された回折形の光集光
    素子と、上記光伝搬路上に形成された反射形でかつ回折
    形の位置信号検出用光学素子と、上記光伝搬路上に形成
    された反射形でかつ回折形の波長選択素子と、半導体レ
    ーザと、光検出器とから構成され、上記半導体レーザか
    らの発振光を、上記光伝搬路に導いて伝搬光とし、上記
    伝搬光の少なくとも1部を上記波長選択素子に入射さ
    せ、上記波長選択素子によって波長が選択された回折光
    を、上記発振光を出射した上記半導体レーザの表面出射
    端に入射させ、上記伝搬光の少なくとも1部を上記光集
    光素子で集光して光ディスクに出力し、上記光ディスク
    からの反射光を、上記光集光素子に入力し、上記位置信
    号検出用光学素子に導き、上記位置信号検出用光学素子
    からの出力光を上記光検出器に導くことを特徴とする光
    学ヘッド。
  2. 【請求項2】基板を光伝搬路とし、上記光伝搬路の表面
    または裏面に反射層を設けることを特徴とする請求項1
    に記載の光学ヘッド。
  3. 【請求項3】光伝搬路上にコリメータ素子を設け、半導
    体レーザからの伝搬光を、上記コリメータ素子でコリメ
    ートした後、光集光素子に導くことを特徴とする請求項
    1に記載の光学ヘッド。
  4. 【請求項4】光検出器または半導体レーザのうちの少な
    くとも1つは、光伝搬路上または上記光伝搬路中に設け
    たことを特徴とする請求項1に記載の光学ヘッド。
  5. 【請求項5】波長選択素子と光集光素子と位置信号検出
    用光学素子は、光伝搬路上の光ディスク側(表側)に設
    け、半導体レーザと光検出器は上記光伝搬路の裏面側に
    設けたことを特徴とする請求項1に記載の光学ヘッド。
  6. 【請求項6】波長選択素子は、コリメータ素子の回りに
    形成してなることを特徴とする請求項3に記載の光学ヘ
    ッド。
  7. 【請求項7】波長選択素子により出射された0次回折光
    を、光集光素子に入射させることを特徴とする請求項1
    に記載の光学ヘッド。
  8. 【請求項8】波長選択素子は、均一周期の直線グレーテ
    ィングであって、コリメータ素子から出射された光を、
    上記波長選択素子に入射させ、上記波長選択素子により
    出射された0次回折光を、光集光素子に入射させること
    を特徴とすること請求項3に記載の光学デバイス。
  9. 【請求項9】請求項1に記載の光学ヘッドを製造する方
    法であって、少なくとも光集光素子と位置信号検出用光
    学素子と波長選択素子を同時に含む金型を作製し、上記
    金形を用いて、上記光集光素子と上記位置信号検出用光
    学素子と上記波長選択素子を同時に複製することを特徴
    とする光学ヘッドの製造方法。
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