JP3297379B2 - 摩擦摩耗試験機 - Google Patents

摩擦摩耗試験機

Info

Publication number
JP3297379B2
JP3297379B2 JP19719798A JP19719798A JP3297379B2 JP 3297379 B2 JP3297379 B2 JP 3297379B2 JP 19719798 A JP19719798 A JP 19719798A JP 19719798 A JP19719798 A JP 19719798A JP 3297379 B2 JP3297379 B2 JP 3297379B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
frame
test
module
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP19719798A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000028507A (ja
Inventor
和男 平田
好次 木村
利明 若林
Original Assignee
神鋼造機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 神鋼造機株式会社 filed Critical 神鋼造機株式会社
Priority to JP19719798A priority Critical patent/JP3297379B2/ja
Publication of JP2000028507A publication Critical patent/JP2000028507A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3297379B2 publication Critical patent/JP3297379B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、摩擦摩耗試験機に
関し、さらに詳しくは、潤滑油、材料の摩擦摩耗特性を
評価、判定するために用いられる摩擦摩耗試験機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、摩擦摩耗試験機は、回転駆動され
る駆動軸と、軸方向に負荷が与えられる負荷軸を同軸上
に間隔をあけて対向させ、それぞれの軸の先端に一対の
試験片を固定し、前記一対の試験片を所定の負荷で接触
させ、駆動軸側の試験片の回転によって連れ回る負荷軸
側の試験片の回転トルクを、トルク測定用ロードセルで
測定するものである。前記負荷の値と、トルクの値から
摩擦係数を算出することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ような摩擦摩耗試験機の多くは規格化されておらず又複
雑な機械構成を有しており、トライボロジー特有の特性
を評価することが難しいという問題がある。
【0004】例えば、前述の摩擦摩耗試験機では、駆動
軸および従動軸を支持する支柱および基台に、環境ボッ
クス、環境設定器、駆動モータ、ギアボックス、負荷装
置、コントローラなどの機能の異なる装置が複雑に配置
されており、組立や配置の変更などが困難であり、ま
た、試験条件の設定および変更が難しい。
【0005】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、複雑な機械構成を
機能別に単一化して、全体の組立や配置の変更、および
接触形態の変更を含めた試験条件の変更が容易な摩擦摩
耗試験機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる発明
は、回転駆動される駆動軸と、軸方向に負荷が与えられ
る負荷軸を同軸に間隔をあけて対向させ、一対の試験片
をそれぞれの軸の先端に直接又は間接に固定し、前記一
対の試験片を所定の負荷値で接触させ、駆動軸側の試験
片の回転によって従動する負荷軸側の試験片の回転トル
クを測定する摩擦摩耗試験機であって、 (a)前記一対の試験片を保持し、一体として交換する
ことにより前記試験片の接触形態を変更できる試験モジ
ュールと、 (b)前記負荷軸に対して所定の負荷を与え、一体とし
て交換することにより前記所定の負荷を変更できる負荷
モジュールと、 (c)前記駆動軸に対して所定の駆動力を与え、一体と
して交換することにより前記所定の駆動力を変更できる
駆動モジュールと、を備えると共に、 前記負荷軸の先端
には枠体が取り付けられ、該枠体には、前記試験片を収
容する容器がクロスジョイントを介して面揺動自在に取
り付けられており、 前記試験モジュールは、前記駆動軸
の先端と前記容器との間に設置されるように構成されて
いることを特徴とする摩擦摩耗試験機である。係る構成
を採用することによって、試験モジュールを交換するこ
とにより一対の試験片の接触形態が変更でき、負荷モジ
ュールを交換することにより一対の試験片に対する負荷
の程度を変更でき、駆動モジュールを交換することによ
り一対の試験片に対する摩擦速度の程度を変更すること
ができる。これにより、接触形態及び運転状況の大部分
をカバーすることができる。また、試験モジュールは、
駆動軸の先端と、負荷軸の先端の枠体に取り付けられた
容器との間に設置されており、試験片を収容する容器
は、油容器として使用可能であるので、試験片に油を塗
布しない状態(乾燥潤滑試験)、または、試験片を油
に浸漬した状態(油浴潤滑試験)を形成することがで
きる。さらに、前記枠体には容器がクロスジョイントを
介して面揺動自在に取り付けられており、前記試験モジ
ュールは前記駆動軸の先端と前記容器との間に設置され
るように構成されているので、駆動軸の先端と容器の間
にある試験モジュールの平行な接触が、枠体の所謂ジン
バル構造で確保されることになる。
【0007】請求項2にかかる発明は、前記枠体は、前
記負荷軸の先端に取り付けられた第1枠体と、該第1枠
体に対して第1ジョイント部を介して揺動自在に支持さ
れた第2枠体と、該第2枠体からつり下げられた板バネ
部と、該板バネ部の下側の第2ジョイント部とからな
り、前記第1ジョイント部の軸心と前記第2ジョイント
部の軸心とが直交しており、且つ前記容器は、前記第2
ジョイン部を介して該枠体に取り付けられている請求項
1記載の摩擦摩耗試験機である。
【0008】請求項3にかかる発明は、請求項1又は2
に記載の発明に対し、さらに(d)前記試験モジュール
周りの環境を保持する環境槽に対して接続可能であり、
前記環境槽内の環境を変更できる環境モジュールと、を
備えてなる摩擦摩耗試験機である。この環境槽に接続さ
れる環境モジュールを変えると、真空雰囲気又はガス雰
囲気等の環境状況を変更することができる。環境槽は、
真空雰囲気等の気体環境を形成することができ、置換さ
れるガスとしては、窒素、アルゴン等を選択できる。
【0009】請求項4にかかる発明は、前記試験片の回
転トルクの測定手段が、前記容器が前記枠体に及ぼすト
ルクを測定するように設けられた請求項1乃至3のいず
れかに記載の摩擦摩耗試験機である。前記一対の試験片
におけるトルクは容器に伝わり、容器が枠体に及ぼすト
ルクとして測定されるため、ロスが少ない。
【0010】請求項5にかかる発明は、前記負荷値の測
定手段が、前記負荷軸が前記枠体に及ぼす負荷を測定す
るように設けられた請求項1乃至4のいずれかに記載の
摩擦摩耗試験機である。前記一対の試験片に対する負荷
は、前記負荷軸から前記枠体に伝わり、前記負荷軸が前
記枠体に及ぼす負荷として測定されるため、ロスが少な
い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しつつ説明する。図1は、本発明の摩擦摩耗試験機
の概略説明図である。
【0012】本発明の摩擦摩耗試験機は、フレーム1
と、駆動軸2と、試験モジュール11と、容器3と、枠
体4と、負荷軸5と、環境槽6と、駆動モジュール12
と、負荷モジュール13と、環境モジュール14と、制
御モジュール15とを備えてなる。
【0013】駆動軸2は、フレーム1の張出部1aに取
り付けられた軸受台21に回転自在に支持されている。
負荷軸は、フレーム1の台部1bに取り付けられたス
ライドベアリング付きの軸受台22に軸方向に移動自在
に支持されている。そして、上側の駆動軸2と下側の負
荷軸5は同軸に配設されている。
【0014】負荷軸5の先端に枠体4が取り付けられ、
枠体4に容器3が取り付けられている。そして、容器3
と駆動軸2の先端との間に、試験モジュール11が交換
可能に配設されている。また、環境槽6が上側の軸受台
21と下側の軸受台22の間に取り付けられ、試験モジ
ュール11と容器3と枠体4とが環境槽6の内部に位置
する構造になっている。
【0015】図2の詳細断面図に示されるように、環境
槽6は、窓部23と、フランジ部24と、スライド部2
5とを備えている。また、負荷軸5は環境維持のための
ベローズ26を備える。このような構造であるため、試
験モジュール11の部品の交換は、フランジ部24を外
し環境槽6の本体をスライド部25で下方に摺動させて
行うことができる。
【0016】枠体4の詳細構造が図3に示される。図3
(a)は上面図、図3(b)は側面図である。図示の如
く、枠体4は、クロスジョイントを介して容器を面揺動
自在に取り付けることができるジンバル構造になってい
る。この枠体4は、負荷軸5に取り付けられる第1枠体
31と、第1枠体31に対して第1ジョイント部32を
介して揺動自在に支持される第2枠体33と、第2枠体
33からり下げられる板バネ部34と、板バネ部34
の下側の第2ジョイント部35とからなる。第1ジョイ
ント部32の軸芯と第2ジョイント部35の軸芯が90
度でクロスする構造であるため、第2ジョイント部35
に取り付けられた容器3(図2参照)は、面揺動自在に
枠体4に取り付けられている。
【0017】第1枠体31と負荷軸5の取付部分には、
軸方向の負荷に応じた変形を許容するものの回転方向の
変形が阻止された板バネ部材36が位置している。この
板バネ部材36に歪みゲージ37(負荷測定手段)を取
り付けることにより、負荷軸5による上下方向の負荷値
が枠体4に直接的に及ぼす力として測定できるようにな
っている。
【0018】また、第2ジョイント35の回動を止める
ように、板部材38が第2枠体33から垂下されてい
る。図示されない容器に及ぼされるトルクは、板部材3
8の曲げとなり、板部材38に取り付けられた歪みゲー
ジ39(トルク測定手段)により、図示されない容器が
枠体4に直接的に及ぼすトルクとして測定できるように
なっている。
【0019】図2に戻り、試験モジュール11は、駆動
軸2に着脱自在なチャック部41と、一方の試験片とな
るテストピース42と、他方の試験片となるピン43
と、ピン43を支え、容器3の底に着脱自在に固定され
るホルダー部44とを備えてなる。容器3は油容器とな
っており、一対の試験片42、43は、該容器3内に収
容されており、一対の試験片に油を塗布しない乾燥潤滑
試験、または、該容器3内に油を充填して、一対の試験
片42、43を油に浸漬した油浴潤滑試験のいずれかを
形成することができる。さらに、容器3の底の裏側に
は、温度調節手段としてのヒータ45が設けられてお
り、容器3即ち環境槽6の内部の温度環境も設定できる
構造になっている。
【0020】このような試験モジュール11の交換可能
な形態が、図4に示される。図4(a)は、図2に示し
たものと同じピンタイプである。一方の試験片としての
ディスク42と他方の試験片としてのピン43によるピ
ンオンディスク試験の面接触試験が可能である。このピ
ンオンディスク試験は3ピン又は1ピンに切り替え可能
である。
【0021】図4(b)は、ローラ46を他方の試験片
とするものである。ローラ46の接点を周方向に配設す
ることにより、ローラオンリングの線接触試験が可能で
ある。ローラ46は3個又は一個に切り替え可能であ
る。
【0022】図4(c)は、ベーン47を他方の試験片
とするものである。ベーン47の長手方向を放射状に配
設することにより、ベーンオンディスクの面接触試験が
可能である。
【0023】図4(d)は、球48を他方の試験片とす
るものである。下側の3個の球48の上に一個の球48
を載せる構造にし、周囲をテーパ状の受けで覆うと、互
いに接触する3点接触の点接触試験が可能になる。
【0024】図1に戻り、負荷モジュール13、駆動モ
ジュール12は、フレーム1に、交換可能に支持されて
いる。
【0025】負荷モジュール13は、負荷スプリング5
1と、ジャッキ52と、負荷モータ53とを共通板54
の上に載せてユニットにした構造である。この負荷モジ
ュール13は、フレーム1に軸支された負荷レバー7の
他端に負荷を及ぼすことができる。負荷レバー7の一端
は、負荷軸5に対して負荷を及ぼすことができる。負荷
モジュール6を一体で交換することにより、負荷のレン
ジを高い側又は低い側にシフトさせることができる。な
お、負荷レバー7も一体にした負荷モジュールとして構
成することもできる。
【0026】駆動モジュール12は、駆動軸2に嵌入さ
れる第1プーリ56と、ベルト57と、第2プーリ58
と、駆動モータ59と、フランジ60とをユニットにし
た構造である。駆動モータ59を変える場合、フレーム
1に取り付けられるフランジ60以降を交換すればよ
い。プーリ56、58とベルト57は、負荷容量が足り
なくなると、ベルト本数を増やしたものに変更すればよ
い。なお、この駆動モジュール12は、歯車式減速装置
を使った一体構造にし、駆動軸2に対して一体として交
換できる構成にすることもできる。
【0027】環境モジュール14は、環境槽6に至る配
管のフランジ61以降が交換可能になっている。真空ポ
ンプやガス置換装置をフランジ61に接続することによ
り、環境槽6内を真空雰囲気又はガス雰囲気に変えるこ
とができる。
【0028】制御モジュール15は、駆動軸2の回転数
を制御するとともに、試験片の温度を調節する温度調節
手段45、試験片4にかかるトルクを測定するトルク測
定手段39、および、軸方向にかかる負荷を測定する負
荷測定手段37に接続されて、各データを取得する操作
部62と、この操作部62に接続され演算制御63
と、各データ処理を行うとともに、処理結果を出力する
出力手段としてのプリンタ64を備えるものである。
【0029】図5に、装置全体の構成が図示される。図
5(a)は正面図であり、図5(b)は側面図である。
装置全体が四角枠内に納まっており、負荷モジュール1
3が一体として交換可能であり、駆動モジュール12は
フランジ61以降において交換可能であることが判る。
【0030】つぎに、上述した構造の摩擦摩耗試験機に
よる試験の実施を図1により説明する。図4のうちの所
定の形式の接触形態の試験モジュール11を、駆動軸2
の先端と容器3の底とに固定的に設置する。容器3内を
乾燥潤滑または油に浸漬した状態油浴潤滑にする。環境
槽6に接続される環境モジュール14を変え、真空雰囲
気又はガス雰囲気等の所定の環境状況に設定する。
【0031】操作部62により、負荷モジュール13の
出力を調整し、負荷軸5に所定の負荷を及ぼす。操作部
62により、駆動モジュール12の出力を調整し、駆動
軸2の回転を所定にする。そして、摩擦摩耗試験を開始
する。操作部62には、負荷の程度、トルクの程度、容
器内の温度、駆動軸2の回転数が入力され、摩擦摩耗の
データが演算制御部63で演算され、プリンタ64に打
ち出される。
【0032】摩擦摩耗の接触形態の変更は、環境槽6を
下げて、試験モジュール11を一体として変更すること
により行うことができる。駆動力のレンジの変更は、フ
レーム1などに対する駆動モジュール12の一体の変更
により行うことができる。負荷のレンジの変更は、フレ
ーム1などに対する負荷モジュール13の一体の変更に
より行うことができる。環境モジュール14の変更は、
フランジ61以降の接続を変更することによりできる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によると、試験モジュール11と、負荷モジュール
と、駆動モジュール12とを交換可能に構成したの
で、一対の試験片の接触形態や運転状況等の摩擦条件の
変更に幅広く対応でき、摩擦摩耗特性を幅広く判定、評
価することができる。また、これらモジュールによる組
立式であるので、試験機の配置の自由度が大きく、机上
等の限られたスペースに配置することができる。更に、
前記負荷軸5の先端には枠体4が取り付けられ、該枠体
4には、試験片を収容する容器3がクロスジョイントを
介して面揺動自在に取り付けられ、前記試験モジュール
11は、前記駆動軸2の先端と前記容器3と の間に設置
されるように構成されているので、試験モジュール11
の平行な接触が枠体4の所謂ジンバル構造で確保される
結果、誤差の少ない正確な摩擦摩耗データを取得するこ
とができる。加えて、前記試験片を収容する前記容器3
内に油を充填すれば油浴潤滑試験が可能となり、空室に
すれば乾燥潤滑試験を行うことが可能となる。
【0034】請求項2の発明によると、前記枠体4は、
前記負荷軸5の先端に取り付けられた第1枠体31と、
該第1枠体31に対して第1ジョイント部32を介して
揺動自在に支持された第2枠体33と、該第2枠体33
からつり下げられた板バネ部34と、該板バネ部34の
下側の第2ジョイント部35とからなり、前記第1ジョ
イント部32の軸心と前記第2ジョイント部35の軸心
とが直交しており、且つ前記容器3は、前記第2ジョイ
ン部35を介して該枠体4に取り付けられている。
【0035】請求項3の発明によると、更に環境モジュ
ールが交換可能に設けられ、摩擦の雰囲気も変更でき、
更に摩擦条件の変更に幅広く対応でき、摩擦摩耗特性を
幅広く判定、評価することができる。
【0036】請求項4の発明によると、一対の試験片に
おけるトルクを容器が枠体に及ぼすトルクとして測定す
るため、ロスが少なく、正確に測定でき、高精度の摩擦
摩耗データを取得することができる。
【0037】請求項5の発明によると、一対の試験片に
おける負荷を負荷軸が前記枠体に及ぼす負荷として測定
するため、ロスが少なく、正確に測定でき、高精度の摩
擦摩耗データを取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の摩擦摩耗試験機の概略説明図である。
【図2】試験モジュール回りの断面図である。
【図3】枠体の構造を示す図である。
【図4】種々の試験モジュールを示す断面図である。
【図5】摩擦摩耗試験機の全体図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 駆動軸 3 容器 4 枠体 5 負荷軸 6 環境槽 11 試験モジュール 12 駆動モジュール 13 負荷モジュール 14 環境モジュール 15 制御モジュール 37 歪みゲージ(負荷測定手段) 38 歪みゲージ(トルク測定手段)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 3/56 G01L 5/00 JICSTファイル(JOIS)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動される駆動軸(2)と、軸方向
    に負荷が与えられる負荷軸(5)を同軸に間隔をあけて
    対向させ、一対の試験片をそれぞれの軸の先端に直接又
    は間接に固定し、前記一対の試験片を所定の負荷値で接
    触させ、前記駆動軸(2)側の試験片の回転によって従
    動する前記負荷軸(5)側の試験片の回転トルクを測定
    する摩擦摩耗試験機であって、 (a)前記一対の試験片を保持し、一体として交換する
    ことにより前記試験片の接触形態を変更できる試験モジ
    ュール(11)と、 (b)前記負荷軸(5)に対して所定の負荷を与え、一
    体として交換することにより前記所定の負荷を変更でき
    る負荷モジュール(13)と、 (c)前記駆動軸(2)に対して所定の駆動力を与え、
    一体として交換することにより前記所定の駆動力を変更
    できる駆動モジュール(12)と、 を備えると共に、 前記負荷軸(5)の先端には枠体(4)が取り付けら
    れ、該枠体(4)には、前記試験片を収容する容器
    (3)がクロスジョイントを介して面揺動自在に取り付
    けられており、 前記試験モジュール(11)は、前記駆動軸(2)の先
    端と前記容器(3)との間に設置されるように構成され
    ている ことを特徴とする摩擦摩耗試験機。
  2. 【請求項2】 前記枠体(4)は、前記負荷軸(5)の
    先端に取り付けられた第1枠体(31)と、該第1枠体
    (31)に対して第1ジョイント部(32)を介して揺
    動自在に支持された第2枠体(33)と、該第2枠体
    (33)からつり下げられた板バネ部(34)と、該板
    バネ部(34)の下側の第2ジョイント部(35)とか
    らなり、前記第1ジョイント部(32)の軸心と前記第
    2ジョイント部(35)の軸心とが直交しており、且つ
    前記容器(3)は、前記第2ジョイン部(35)を介し
    て該枠体(4)に取り付けられている請求項1に記載の
    摩擦摩耗試験機。
  3. 【請求項3】 さらに、(d)前記試験モジュール周り
    の環境を保持する環 境槽(6)に対して接続可能であ
    り、該環境槽(6)内の環境を変更できる環境モジュー
    ル(14)と、を備えてなる請求項1又は2に記載の摩
    擦摩耗試験機。
  4. 【請求項4】 前記試験片の回転トルクの測定手段が、
    前記容器(3)が前記枠体(4)に及ぼすトルクを測定
    するように設けられた請求項1乃至3のいずれかに記載
    の摩擦摩耗試験機。
  5. 【請求項5】 前記負荷値の測定手段が、前記負荷軸が
    前記枠体(4)に及ぼす負荷を測定するように設けられ
    た請求項1乃至4のいずれかに記載の摩擦摩耗試験機。
JP19719798A 1998-07-13 1998-07-13 摩擦摩耗試験機 Expired - Lifetime JP3297379B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19719798A JP3297379B2 (ja) 1998-07-13 1998-07-13 摩擦摩耗試験機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19719798A JP3297379B2 (ja) 1998-07-13 1998-07-13 摩擦摩耗試験機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000028507A JP2000028507A (ja) 2000-01-28
JP3297379B2 true JP3297379B2 (ja) 2002-07-02

Family

ID=16370437

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19719798A Expired - Lifetime JP3297379B2 (ja) 1998-07-13 1998-07-13 摩擦摩耗試験機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3297379B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107340087A (zh) * 2017-05-27 2017-11-10 青岛理工大学 一种高应力接触润滑油油膜摩擦力的模拟测量装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5605735B2 (ja) * 2010-08-25 2014-10-15 ナカシマメディカル株式会社 無菌環境型摩耗試験装置
CN102607749B (zh) * 2012-03-23 2014-03-12 西安交通大学 一种滚动轴承摩擦力矩测量装置
CN109870377B (zh) * 2019-03-29 2020-08-28 中国矿业大学 一种流体润滑摩擦磨损试验机及方法
CN118010203B (zh) * 2024-04-08 2024-06-04 深圳市锐健电子有限公司 一种滑台模组的滑动力测试装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107340087A (zh) * 2017-05-27 2017-11-10 青岛理工大学 一种高应力接触润滑油油膜摩擦力的模拟测量装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000028507A (ja) 2000-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN202204476U (zh) 恒倾角面接触薄膜润滑测量仪
US6418776B1 (en) Method and apparatus for measuring friction and wear characteristics of materials
US7523668B2 (en) Device for performing vibration measurements on a test part having at least one rotor, especially a transmission
US7373800B2 (en) Friction test apparatus and method
CN112540019B (zh) 一种高速摩擦界面光学原位观测精密摩擦磨损试验机
KR20060108006A (ko) 백투백 타입 동력 전달 기어박스 성능시험장치와 이를이용한 시스템 및 성능시험방법
JP3297379B2 (ja) 摩擦摩耗試験機
KR20050029292A (ko) 정밀 마찰시험기
KR101977230B1 (ko) Cv액슬조립체 토크 테스트장치
JP2001502807A (ja) 潤滑油の機能有効性を検出する方法
RU166759U1 (ru) Машина для испытания образцов на фрикционно-механическую усталость
JP3595318B2 (ja) 摩擦摩耗試験装置
CN107991045A (zh) 线接触滑动摩擦振动噪声试验台
US20060130576A1 (en) Balancing machine
JP3369430B2 (ja) 摩擦摩耗試験機
JP3940244B2 (ja) 摩擦試験機
CN105784368A (zh) 一种滚动轴承旋转灵活性测量仪及其测量方法
CN105043769A (zh) 多功能金刚石轴承试验机
JPH08159952A (ja) 摩擦試験機
CN215865819U (zh) 一种滑动轴承极限pv值试验器
CN113776829B (zh) 一种滑动轴承摩擦扭矩无线测量装置和方法
KR101411832B1 (ko) 마찰력 측정장치
KR100272919B1 (ko) 마찰마모시험기
JPH0731108B2 (ja) 摩耗試験機
CN210690051U (zh) 润滑试验机

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090412

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100412

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110412

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120412

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120412

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130412

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140412

Year of fee payment: 12

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term