JP3296792B2 - デジタルカメラ - Google Patents

デジタルカメラ

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JP3296792B2
JP3296792B2 JP28020998A JP28020998A JP3296792B2 JP 3296792 B2 JP3296792 B2 JP 3296792B2 JP 28020998 A JP28020998 A JP 28020998A JP 28020998 A JP28020998 A JP 28020998A JP 3296792 B2 JP3296792 B2 JP 3296792B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置およ
びそれを用いたデジタルカメラに関し、特に液晶を照明
するために外光と光源とを併用した液晶表示装置および
それを用いたデジタルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、液晶表示装置は多くの分野で
利用されている。例えばデジタルスチルカメラの画像表
示部、デジタルビデオカメラの画像表示部、携帯用テレ
ビの画像表示部などがあり、小型、軽量の利点を生かし
携帯用の電化製品を中心に広く用いられている。
【0003】液晶は、ブラウン管とは異なり自ら発光す
ることはできないため、画像を表示する液晶表示パネル
の背後に蛍光ランプなどの光源を配置し、液晶表示パネ
ルを照明するバックライト方式が一般に利用されてい
る。しかし、日差しの強い屋外などではバックライトは
太陽光に比較して弱く、液晶画面に表示された画像が暗
くユーザが見にくいという問題があった。このため、前
記の問題を解決する方法として、液晶表示パネルを照明
するバックライトの出力を上げることが考えられる。し
かし、バックライトの出力を上げると、バックライトが
消費する電力が増大するため、大容量の電源装置を必要
とし、携帯性が重要視されるデジタルスチルカメラやデ
ジタルビデオカメラにおいては実用的でない。そこで、
近年は液晶表示装置の光源としてバックライトだけでな
く、太陽光などの外光を液晶表示装置の上面に設けられ
た採光窓から取り入れ導光板を用いて液晶表示パネルを
照明する液晶表示装置が実用化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、液晶表
示装置の上面に外光を採り入れる採光窓を設け、液晶表
示パネルの照明に外光を利用しても、室内などの暗い場
所ではバックライトを利用して液晶表示パネルを照明す
る必要がある。しかし従来の液晶表示装置においては、
例えば図9に示すように、バックライト22を構成する
蛍光ランプなどの光源は、採光窓31に対向した位置と
なる液晶表示装置1の下部に設置されており、導光板3
0および導光板40を用いて液晶表示パネル10を液晶
表示パネルの背面11から照明していた。このため、バ
ックライト22に対向して液晶表示装置1の上面に設け
られた採光窓31から、バックライト22から照射され
た光が液晶表示装置1の外部へ矢印Gのように放射さ
れ、光源からの光が液晶表示パネル10を照明するため
に有効に利用できないという問題があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、光源からの光を
液晶表示パネルの照明に有効に利用することができる液
晶表示装置を提供することにある。
【0006】また、本発明の別の目的は、光源が消費す
る電力を削減することができる液晶表示装置を提供する
ことにある。
【0007】さらに、本発明の別の目的は、消費電力を
削減し操作性を向上することができるデジタルカメラを
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
デジタルカメラによると、液晶表示パネルを照明するた
めに太陽や室内光などの外光を採り入れる採光部の上方
には蓋部が設けられている。蓋部はスライドすることに
より開閉自在であり、蓋部をデジタルカメラの筐体内に
スライドすることにより蓋部を開状態とし、蓋部をデジ
タルカメラの筐体内から採光部の上部にスライドするこ
とにより蓋部を閉状態とする。したがって、屋外や照明
された室内など外光が十分な明るい場所では蓋部を開
き、採光部から外光を採り入れることができるので、液
晶表示パネルは外光および光源からの光の一方または両
方により十分に照明され、ユーザは液晶表示パネルに表
示された画面を確実に認識することができる。また、外
光と光源からの光を効率的に利用することができるの
で、光源が消費する電力を低減することができる。外光
が十分に得られない暗い場所では蓋部を閉じることがで
きるので、光源から照射された光が採光部から外部へ放
射されるのを防止し、光源から照射された光を効率的に
液晶表示パネルの照明に利用することができる。
【0009】本発明の請求項2記載のデジタルカメラ
よると、外光を取り入れる採光部は側面視が円弧状に形
成されている。したがって、採光部の表面積が拡大さ
れ、採光部を平面状に形成した場合と同一の光量を得る
ために必要な採光部の厚さを薄くすることができるの
で、画像表示手段を小型化、薄型化することができる。
【0010】本発明の請求項3記載のデジタルカメラ
よると、蓋部の採光部側の面に鏡面部材を備えている。
したがって、光源から照射され採光部へ向かった光は、
蓋部の鏡面部材によって反射し液晶表示パネルの照明に
利用されるので、光源から照射された光をより効率的に
液晶表示パネルの照明に利用することができる。
【0011】本発明の請求項4記載のデジタルカメラ
よると、蓋部は電源から光源への電流を通電、または遮
断する光源と連動したスイッチになっている。したがっ
て、蓋部を開いて外光を採り入れるときは光源の電源を
OFFにし、蓋部を閉じて外光を採り入れないときは光
源の電源をONにすることができるので、画像表示手段
の操作が容易である。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】本発明のデジタルカメラによると、ユーザ
が撮影対象の構図を確認するファインダー、および撮影
を終了し画像記憶手段に記憶されている画像を再生する
画面に利用する画像表示手段として請求項1〜4のいず
れかに記載の画像表示手段を備えている。したがって、
上述のように画像表示手段が消費する電力が低減される
ことで、デジタルカメラ自体が消費する電力も低減する
ことができ、デジタルカメラの操作性が向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
複数の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0017】(第1実施例)本発明の第1実施例である
液晶表示装置を図1〜図3に示す。液晶表示装置1は、
画像を表示する液晶表示パネル10と、液晶表示パネル
10を照明する照明手段として、太陽光や室内光などの
外光21および光源としてのバックライト22と、外光
21およびバックライト22からの光を液晶表示パネル
10へ導く導光板30、外光21を採り入れる採光部と
しての採光窓31、外光21およびバックライト22か
らの光を反射し液晶表示パネル10の背面11に導く反
射板40、採光窓31の上面を覆う開閉自在な蓋50と
を備えている。
【0018】液晶表示パネル10としては、薄膜トラン
ジスタ方式の液晶表示パネルなどを用いることができ
る。
【0019】バックライト22の発光源として本実施例
では蛍光ランプを用いているが、発光ダイオードなどを
用いることで蛍光ランプに比較してバックライトが消費
する電力をさらに節約することができる。
【0020】反射板40の表面41には、光が液晶表示
パネル10を均一に照明するように溝が形成されてい
る。この溝は、採光窓31およびバックライト22に近
い反射板40の上縁部および下縁部では間隔を狭く形成
され、採光窓31およびバックライト22から遠い反射
板40の中央部では間隔が広く形成されている。
【0021】導光板30として、ガラス製やプラスチッ
ク製の透明板やプリズムを用いることができる。また、
導光板30の光射出面32側に凹凸を形成し効率的に光
を拡散させるようにすることができる。採光窓31は導
光板30の上端部に一体に設けられているが、採光窓3
1と導光板30を別体として構成することもできる。
【0022】蓋50は、図1の矢印X方向に移動させる
と、図2に示すように採光窓31が開き外光21を採り
入れることができる。外光21を採り入れる必要がない
屋内など暗い場所で液晶表示装置1を用いるときは、図
1の矢印Y方向に移動させ採光窓31を閉じることがで
きる。蓋50の採光窓側には、鏡面部材として金属フィ
ルム51や金属板などが設けられ、バックライト22か
らの光が液晶表示装置1の外部に放射されるのを防止
し、バックライト22からの光を有効に利用することが
できる。
【0023】また、蓋50はバックライト22の電源を
ONおよびOFFすることができるバックライト22と
連動したスイッチとすることができる。蓋50を開くと
バックライト22の電源はOFFになり、蓋50を閉じ
るとバックライト22の電源はONになる。したがっ
て、バックライト22の電源の操作は蓋50を開閉する
だけで行なうことができ、液晶表示装置1の操作が容易
になる。
【0024】次に光の進路について説明する。
【0025】図2に示すように、蓋50を開き外光21
を採り入れる場合、外光21は採光窓31から採光され
る。採光された外光21は、図2の矢印に示すように進
行し導光板30により導かれ反射板40の表面41で液
晶表示パネル10の背面11に向けて反射し液晶表示パ
ネル10を照明する。前述のように反射板40には溝が
形成されているので、液晶表示パネル10は均一に照明
される。
【0026】また、図1に示すように、蓋50を閉じ外
光21の進入を遮断しバックライト22のみを利用して
液晶表示パネル10を照明する場合、バックライト22
から照射された光のうち一部は、矢印A1のように導光
板30に導かれ反射板40の表面41で液晶表示パネル
10の背面11に向けて反射し液晶表示パネル10を照
明する。さらに、バックライト22から照射された光の
うち他の一部は導光板30に導かれ採光窓31に向かっ
て進行する。採光窓31に向かって進行した光は、矢印
A2のように蓋50の採光窓側に設けられた金属フィル
ム51によって反射され、再び導光板30に導かれ反射
板40の表面41で液晶表示パネル10の背面11に向
けて反射し液晶表示パネル10を照明する。したがっ
て、バックライト22から照射された光は、液晶表示パ
ネル10を照明するために有効に利用される。
【0027】次に第1実施例の液晶表示装置1を搭載し
たデジタルカメラ80について説明する。
【0028】図10に示すように、デジタルカメラ80
は、制御手段としての制御装置81、集光レンズ82、
光センサとしてのCCD(Charge Coupled Device)8
3、A/D変換器84、画像を表示する画像表示手段と
して前述の液晶表示装置1、画像データを一時的に記録
するRAM(Random Access Memory)85、撮影した画
像データを記憶する画像記憶手段としてのフラッシュメ
モリ86、液晶表示装置1に表示する画像のためのデー
タが格納されるVRAM88、フラッシュメモリ86の
内容を外部のパソコン等に出力するためのインターフェ
イス87などから構成される。制御装置81はCPU
と、デジタルカメラ80の様々な制御を行うためのプロ
グラムが記録されたROMと、入力手段とを備えてい
る。入力手段は、撮影の実行を入力する指示手段として
のシャッターボタン89と、デジタルカメラ80の様々
な機能を操作する入力ボタンとからなる。
【0029】上記のデジタルカメラ80は、図示しない
電力の供給源から供給される電力によって作動してい
る。電力の供給源として例えばアルカリ電池などの一次
電池、ニッケル水素電池などの二次電池、ACアダプタ
を介した交流電源などを用いることができる。
【0030】CCD83として、例えば図13に示すよ
うにC(Cyan)、M(Magenta)、Y(Yellow)、G(G
reen)の補色フィルタを有する複数の画素がマトリック
ス状に配置されたCCDを用いることにより、カラー画
像を撮影することができる。R(Red)、G(Green)、
B(Blue)の原色フィルタを有するCCDを用いる場合
もある。
【0031】液晶表示装置1は、図11に示すように、
デジタルカメラ80の背面側に設けられている。液晶表
示装置1が太陽光などの外光21を採り入れる採光窓3
1は、液晶表示装置1の上部に設けられている。
【0032】CCD83から出力された電気信号は変換
手段としてのA/D変換器84によりデジタル信号に変
換され、A/D変換器84から出力されたデジタルデー
タは高速化のためDMA(Direct Memory Access)によ
り制御装置81を介さずに直接RAM85のアドレスを
指定して記録される。RAM85としてはセルフリフレ
ッシュ機能をもつDRAMを用いることができる。RA
M85に記録された画像データは、制御装置81により
ホワイトバランスの調整、補間処理、色補正などの各種
の画像補正が行われる。
【0033】補正した画像データは、画像記憶手段とし
てのフラッシュメモリ86への記録枚数を多くするため
にJPEG(Joint Photographic Experts Group)など
の方式により圧縮し、容量の小さな画像データを生成す
る。JPEGはR、G、Bの各色256階調の約167
0万色の画像を扱うことができる一般に用いられている
不可逆画像圧縮方法であり、圧縮率を変更することによ
り保存画質を調整することができる。JPEG圧縮は、
制御装置81によってソフトウェア的に行うほか、高速
化のために専用の回路を用いることができる。圧縮した
画像データはJPEGファイルとしてフラッシュメモリ
86に記録する。
【0034】フラッシュメモリ86は通電しなくても記
録内容を保存することのできる書き換え可能な記録媒体
であり、デジタルカメラ80に内蔵されるか、あるいは
着脱自在にデジタルカメラ80に取り付けられている。
パソコンに撮影した画像データを入力する手段として
は、シリアルケーブルなどを介してデジタルカメラ80
のインターフェイス87と接続してフラッシュメモリ内
のJPEGファイルをパソコンに転送する方法や、フラ
ッシュメモリ86が着脱自在でパソコンと互換性のある
形式でフォーマットされている場合、アダプタを介して
フラッシュメモリ86に記録されたJPEGファイルを
パソコンで直接読み取ることもできる。
【0035】図11および図12に示すように、デジタ
ルカメラ80は、上部に設けられたダイアルスイッチ9
0を操作して撮影モードの切り替えおよび電源の操作を
行う。ダイアルスイッチ90が「Off」モードのと
き、デジタルカメラ80のCCD83およびLCD1の
電源はOFFになっており、撮影を行うことはできな
い。ダイアルスイッチ90が「On」モードのとき、C
CD83およびデジタルカメラ80の電源はONになっ
ているが、LCD1の電源はOFFになっているため、
ユーザはビューファインダー92を見ながら撮影を行
う。ダイアルスイッチ90が「View」モードのと
き、CCD83、LCD1およびデジタルカメラ80の
電源はすべてONになっているので、ユーザはLCD1
を見ながら撮影を行うことができる。また、ダイアルス
イッチ90を「Play」モードにすると、以前撮影し
フラッシュメモリ86に記憶されている画像を再生する
ことができる。「On」モードのとき、LCD1の電源
はOFFになっているので、LCD1が消費する電力を
節約することができる。
【0036】デジタルカメラ80のダイアルスイッチ9
0を「View」にすると、数分の1〜数十分の1秒毎
にCCD83が受光した撮影対象からの光がデジタルデ
ータに変換されてVRAM88に転送され、液晶表示装
置1に撮影対象が動画として表示される。したがって、
ユーザは液晶表示装置1を見ながら撮影する撮影対象の
構図を決定することができる。
【0037】ユーザがシャッターボタン89を可動範囲
の限界まで押し込んだ「フルシャッター」にすると、C
CD83が受光した撮影対象からの光はデジタルデータ
に変換された後、画像データとしてフラッシュメモリ8
6に記憶され撮影が行われる。
【0038】第1実施例の液晶表示装置を搭載したデジ
タルカメラによると、デジタルカメラに備えられている
液晶表示装置の画面は、外光を採り入れることにより明
るさを増大させることができる。したがって、屋外など
明るい場所でデジタルカメラを利用するときでも、ユー
ザは液晶表示装置に表示された画像を確実に認識するこ
とができる。
【0039】また、液晶表示装置の採光窓には蓋が設け
られているので、屋内など暗い場所でデジタルカメラを
利用する場合、バックライトからの光を液晶表示装置の
照明に有効に利用することができる。
【0040】(第2実施例)本発明の第2実施例による
液晶表示装置を図4に示す。第1実施例と実質的に同一
構成部分には同一符号を付す。
【0041】第2実施例においては、導光板30の上部
に設けられた外光21を採り入れる採光窓31を側面視
円弧状に形成している。採光窓31と導光板30を別体
として構成することもできる。また、採光窓31の形状
に合わせ蓋50の形状も側面視円弧状に形成されてい
る。外光21を採り入れるときは蓋50を矢印X’の方
向に移動させ採光窓31を開き、外光21を採り入れる
必要がないときは蓋50を矢印Y’方向に移動させて採
光窓31を閉じることができる。
【0042】採光窓31を円弧状に形成することで、第
1実施例のように採光窓31が平面状に形成されている
ときよりも採光窓31の表面積を増大させることがで
き、採光窓31を設置するために必要な面積を小さくす
ることができるので、液晶表示装置1を小型および薄型
にすることができる。
【0043】第2実施例の液晶表示装置を用いても、第
1実施例と同一の構成のデジタルカメラを得ることがで
きる。
【0044】(第3実施例)本発明の第3実施例による
液晶表示装置を図5に示す。第1実施例と実質的に同一
構成部分には同一符号を付す。
【0045】第3実施例においては、導光板30の上部
に設けられた外光21を採り入れる採光窓31の蓋52
を、一方向からの光のみを透過する半透過性の鏡部材に
よって形成し、採光窓31と一体に設けられている。採
光部31と導光板30とは別体で構成することもでき
る。
【0046】半透過性の鏡部材としては、例えばガラス
やプラスチックなどの材質からなる透明な板やフィルム
に銀や錫をメッキしたマジックミラーを用いることがで
きる。
【0047】また、採光窓31と蓋52とを一体に形成
するのではなく、第1実施例のように蓋52を開閉でき
るようにすることもできる。また、採光窓31に直接マ
ジックミラー加工をコーティングすることもできる。
【0048】外光21は、矢印D1に示すように半透過
性の鏡部材で形成された蓋52を透過し導光板30に入
る。蓋52を透過した外光21は、導光板30に導かれ
反射板40の表面41で反射し液晶表示パネル10を照
明する。また、バックライト22から照射された光の一
部は、矢印D2に示すように導光板30に導かれ反射板
40の表面41で反射し液晶表示パネル10を照明す
る。バックライト22から照射された光の他の一部は、
導光板30に導かれ一旦蓋52へ到達するが、半透過性
の鏡部材で形成された蓋52を導光板30側から透過す
ることができないため、蓋52の導光板30側で反射さ
れ、再び導光板30に導かれ反射板40の表面41で反
射し液晶表示パネル10を照明する。
【0049】したがって、ユーザは周囲の明るさに応じ
て蓋52を開けて外光21を採り入れたり、蓋52を閉
じて外光21を遮る操作が不要となるので、液晶表示装
置1の取り扱いが容易になる。
【0050】また、図6に示すように、導光板30の上
部に設けられた外光21を採り入れる採光窓31を側面
視円弧状にし、半透過性の鏡部材によって形成された蓋
52も採光窓31に合わせた形状にすることにより、外
光21を採り入れる採光窓31の表面積を増大させるこ
とができる。
【0051】第3実施例の液晶表示装置を用いても、第
1実施例と同一の構成のデジタルカメラを得ることがで
きる。
【0052】(第4実施例)本発明の第4実施例による
液晶表示装置を図7に示す。第1実施例と実質的に同一
構成部分には同一符号を付す。
【0053】第4実施例においては、外光21を採り入
れるために導光板30の上部に一体または別体で設けら
れた採光窓31の近傍に、液晶表示装置1の周囲の明る
さを感知する感光センサ6が設けられている。感光セン
サ6は制御装置7に接続され、感知した明るさの情報は
制御装置7に送られる。制御装置7は感光センサ6だけ
でなくバックライト22にも接続されており、感光セン
サ6が感知した周囲の明るさの情報に応じてバックライ
ト22の照度を制御する。したがって、外光21とバッ
クライト22は液晶表示装置1を常に適度な明るさで照
明することができ、ユーザは周囲の明るさに応じてバッ
クライト22の電源をON、OFFしたり、採光窓の蓋
を開閉する必要がない。さらに、バックライト22は液
晶表示パネル10を照明する外光21を補助する役割と
なるので、効率的に外光21を取り入れバックライト2
2が消費する電力を低減することができる。
【0054】第4実施例の液晶表示装置を用いても、第
1実施例と同一の構成のデジタルカメラを得ることがで
きる。
【0055】(第5実施例)本発明の第5実施例による
液晶表示装置を図8に示す。第1実施例と実質的に同一
構成部分には同一符号を付す。
【0056】第5実施例においては、バックライト22
の明るさを手動で制御できる。ユーザは周囲の明るさに
応じて制御装置7の図示しない入力部から最も液晶表示
装置1が見やすい明るさに制御することができる。した
がって、外光21とバックライト22は液晶表示装置1
を常に適度な明るさで照明することができる。また、液
晶表示装置1を照明するバックライト22は、ユーザ自
身の好みに応じて好みの明るさに任意に調節することが
できる。さらに、バックライト22は液晶表示パネル1
0を照明する外光21を補助する役割となるので、効率
的に外光21を取り入れバックライト22が消費する電
力を低減することができる。
【0057】第5実施例の液晶表示装置を用いても、第
1実施例と同一の構成のデジタルカメラを得ることがで
きる。
【0058】なお、上記の説明においては複数の実施例
をそれぞれ独立した構成として説明したが、各実施例を
組合せて構成することもできる。複数の実施例を組合せ
ることにより、さらに効率的に外光と光源を併用するこ
とができる。
【0059】上記の複数の実施例において、反射板40
を半透過性の鏡部材とすることも可能である。即ち、導
光板30側の面を反射面とし、対向する面を透過面とす
る。そして、バックライト22を透過面の下方に配置す
ると、バックライト22の照明光は透過面を通過して導
光板30に導かれ液晶表示パネル10を照明する。ま
た、採光された外光21は導光板30により導かれ半透
過性の鏡部材の反射面で液晶表示パネル10の背面11
に向けて反射し液晶表示パネルを照明する。
【0060】以上の複数の実施例においては、液晶表示
装置をデジタルカメラに適用した場合について説明した
が、本発明の液晶表示装置は、液晶表示装置を搭載して
いるその他の電子機器に対し広く適用することができ
る。
【0061】以上、実施例によって説明したように本発
明の液晶表示装置によると、暗い屋内など外光を採り入
れることができない場合、採光部の蓋を閉じることで光
源から照射された光が液晶表示装置の外部に放射される
ことが防止され、光源から照射された光を効率的に液晶
表示パネルの照明に利用することができる。
【0062】また、外光の明るさに応じて光源の明るさ
を制御することができるので、常に一定の明るさで液晶
表示装置を照明することができる。
【0063】さらに、光源を外光の明るさを補う手段と
して利用することができるので、光源を常に点灯させる
必要がなく、光源が消費する電力を低減することができ
る。
【0064】さらに、本発明の液晶表示装置を用いたデ
ジタルカメラによると、液晶表示装置の照明に外光と光
源を効率的に用いることができるので、液晶表示装置が
消費する電力を削減し、かつデジタルカメラ全体で消費
する電力を削減することができ、デジタルカメラの操作
性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による液晶表示装置を示す
概略側面図である。
【図2】本発明の第1実施例による液晶表示装置を示す
概略側面図である。
【図3】本発明の第1実施例による液晶表示装置を示す
概略斜視図である。
【図4】本発明の第2実施例による液晶表示装置を示す
概略側面図である。
【図5】本発明の第3実施例による液晶表示装置を示す
概略側面図である。
【図6】本発明の第3実施例による液晶表示装置を示す
概略側面図である。
【図7】本発明の第4実施例による液晶表示装置を示す
概略側面図である。
【図8】本発明の第5実施例による液晶表示装置を示す
概略側面図である。
【図9】従来の液晶表示装置を示す概略側面図である。
【図10】本発明の第1実施例によるデジタルカメラを
示すブロック図である。
【図11】本発明の第1実施例によるデジタルカメラを
示す背面図である。
【図12】本発明の第1実施例によるデジタルカメラを
示す上面図である。
【図13】本発明の第1実施例によるデジタルカメラの
CCDを示す模式図である。
【符号の説明】
1 液晶表示装置 6 制御装置 7 感光センサ 10 液晶表示パネル 11 液晶表示パネルの背面 21 外光 22 バックライト(光源) 30 導光板 31 採光窓(採光部) 32 光射出面 40 反射板 41 表面 50 蓋(蓋部) 51 金属フィルム(鏡面部材) 52 蓋 80 デジタルカメラ 81 制御装置(制御手段) 82 集光レンズ 83 CCD(光センサ) 84 A/D変換器(変換手段) 85 RAM 86 フラッシュメモリ(画像記憶手段) 87 インターフェイス 88 VRAM 89 シャッターボタン(指示手段) 90 ダイアルスイッチ 92 ビューファインダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 若井 洋一 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−177398(JP,A) 特開 平8−122534(JP,A) 特開 平8−149346(JP,A) 特開 平8−186768(JP,A) 特開 平9−179119(JP,A) 実開 昭52−122075(JP,U) 実開 昭58−81573(JP,U)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外光を採り入れる採光部、および光源を
    有し、液晶表示パネルを照明する照明手段と、 前記液晶表示パネルの背後に設けられ、前記照明手段か
    らの光を前記液晶表示パネルへ導く導光板と、 前記採光部の上部に設けられ、スライドすることにより
    開閉自在な蓋部と、を有した液晶表示装置を備えたデジ
    タルカメラにおいて、 前記採光部は、前記デジタルカメラの背面側に設けら
    れ、 前記蓋部を前記デジタルカメラ内にスライドすることに
    より前記採光部を開状態とし、前記蓋部を前記デジタル
    カメラ内から前記採光部の上部にスライドすることによ
    り前記採光部を閉状態とするデジタルカメラ。
  2. 【請求項2】 前記採光部は、側面視が円弧状に形成さ
    れている請求項1記載のデジタルカメラ。
  3. 【請求項3】 前記蓋部は、前記採光部側の面に鏡面部
    材を備える請求項1または2のいずれか一項記載のデジ
    タルカメラ。
  4. 【請求項4】 前記蓋部は、電源から前記光源への電流
    を通電または遮断するスイッチである請求項1〜3のい
    ずれか一項記載のデジタルカメラ。
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