JP3296685B2 - 携帯電話装置 - Google Patents
携帯電話装置Info
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Description
行う携帯電話装置に関するものであり、さらにはファク
シミリ(以下FAX)の送信、受信機能を有する携帯電
話装置に関するものである。
携帯電話に関しては、例えば特開平4−278766号
公報(H04M11/00)に記載されているようなも
のが知られている。すなわち、この従来技術は図7に示
すように、筐体1の前面には各種入力キーやダイヤルキ
ーを含むキーボード2が配され、この筐体1の右側面に
はFAX送信する原稿の読み込み部3が、また左側面に
は受信されたFAXデータのハードコピーを作成する書
き込み部4が設けられている。また筐体1の上側面には
アンテナ5が、さらに正面には送話用のマイクロホン6
および受話用のスピーカ7が配置されている。
は読み込み部3で読み込まれた後、所定の処理が行わ
れ、アンテナ5より無線で送信される。また、アンテナ
5を介して受信されたFAXデータは書き込み部4によ
って印刷される。
れたFAXデータは、熱転写により書き込み部4にて印
刷されるよう構成されているため、熱転写テープや感熱
紙等の消耗品が必要となり、これらの取り替え作業が煩
わしいという問題点があった。 このため、図8に示す
ように、受信されたFAXデータを表示する表示部11
を設けたファックス付携帯電話機も知られている。この
表示部11は、液晶ディスプレイや、プラズマディスプ
レイにより薄型に構成され、キーボード2’上に折りた
たむことができるようになっている。従って、受信した
FAX画像を印刷することなく、その内容を確認するこ
とができるものである。
は読み込み部3にて読み込まれるよう構成されており、
装置の小型化、省電力化の妨げになっているまた、この
従来技術においては、受信されたFAXデータを表示す
る表示部11は送話用マイクロホン6の近傍に設けられ
ているため、例えばFAXを受信した後に、受信された
FAXデータの表示を見ながらFAX送信者と通話を行
うことができないという問題点があった。
な従来技術の問題点を改善するものであり、小型化が可
能で、しかも受信されたFAXデータの表示を見ながら
通話を行うことができる操作性の極めて優れた携帯電話
装置を提供するものである。
受話用スピーカと、情報を表示する表示部と、操作可能
部分を押圧する事により所定の操作入力を行える入力部
とを有し、無線回線を介して通信を行う携帯電話装置に
おいて、ハンズフリー通話の設定時に、ハンズフリー受
話用の増幅値に受話用スピーカの増幅値を切り換えるス
イッチ手段と、通話中のハウリングを防止するためのエ
コーキャンセラと、前記入力部への所定入力を検出する
と、通常の通話を行う電話モードから前記入力部及び前
記表示部に入力を行い、その表示を行うことができるメ
モモードへ切換え設定すると共に、その切り換え設定す
る際に、前記スイッチ手段及び前記エコーキャンセラを
制御し、ハンズフリー通話に切り換える制御手段とを有
することを特徴とするものである。
も高い無線インタフェースを自動的に選択し通信を開始
した際、あるいは、特定の無線インタフェースを選択し
て通信を開始した際に通信が不可能な場合、その無線イ
ンタフェースでの通信を停止し、自動的に次に高い優先
順位の無線インタフェースを起動し通信を開始すること
を特徴とするものである。
検出すると、通常の通話を行う電話モードから受信した
ファクシミリ画像の表示を行うことができるFAXモー
ドへ切換え設定すると共に、その切り換え設定する際
に、前記スイッチ手段及び前記エコーキャンセラを制御
し、ハンズフリー通話に切り換える制御手段とを有する
ことを特徴とするものである。
を介して受信されたファクシミリ画像データを前記表示
部に表示する際に、ハンズフリー通話に切り換えること
を特徴とするものである。
が所定の入力を行うことにより、制御手段によって、モ
ードが切り換わるとともに、スイッチ手段およびエコー
キャンセラが制御される。すなわち、電話モードから入
力可能なメモモードに切り換え、スイッチ手段がハンズ
フリー受話用スピーカ側に切り換えられると共に、エコ
ーキャンセラが動作状態に設定され、ハンズフリー通話
に切り換えられる。
からFAXモードに切り換えると、同時に、スイッチ手
段がハンズフリー受話用スピーカ側に切り換えられると
共に、エコーキャンセラが動作状態に設定され、ハンズ
フリー通話に切り換えられる。
ば、ファクシミリユニットにより、入力表示装置に入力
される手書き入力画像データを無線回線を介して送信す
ると共に、受信されるファクシミリ画像データを入力表
示装置に表示され、通話中に受信したファクシミリ画像
を表示するときには、制御手段によってハンズフリー通
話に切り換えられる。
機能付き携帯電話装置の実施例を説明する。図1は本発
明の外観を示す図であり、同図(A)は側面図、(B)
は正面図である。図に示すように装置本体100の正面
にはほぼ全領域にわたって、長方形状の入力表示装置1
01が設けられている。この入力表示装置101はたと
えばデジタイザと液晶ディスプレイを組み合わせたもの
であり、図示しない装置付属の入力ペンによって、任意
の文字や図形の手書き入力を行えると共に、ディスプレ
イに表示されるテンキーやアイコンをタッチする事によ
り所定の入力が行える。装置本体100の側面には受話
用スピーカ102および送話用マイクロホン103が設
けられており、本装置を通常の携帯電話として使用する
場合にはこれらを耳と口に合わせて通話を行う。104
はアンテナである。113は後述するように所定の操作
により、いわゆるハンズフリー通話を可能にするための
ハンズフリー受話用スピーカであり、耳を近づけなくて
も音声を聞き取れる程度の音量で放音される。
ある。現在わが国の携帯電話としてはアナログ方式自動
車電話システム、ディジタル方式自動車電話システムお
よびパーソナル・ハンディホン・システム(以下PH
S)の3方式が存在し、本発明はこれらの方式のいずれ
のシステムでも応用可能であるが、本実施例はPHSに
よるものである。図において、105はRF/IF部で
あり送受信される音声信号もしくはFAX信号の周波数
変換を行う。106は変復調部でありπ/4シフト4相
QPSK変復調を行う。107はデジタル信号処理回路
部であり、PHS規格に基づいてTDMA処理を行った
り、CCH(共通制御チャネル)の送受信処理およびT
CH(通話チャネル)の送受信処理などのデジタル信号
処理を行う。108はPHS制御部であり、PHSユニ
ット全体の管理を行うブロックである。109は受信さ
れる音声信号を処理する音声信号処理回路である。11
0は音声信号処理回路109から出力される受信された
音声デジタル信号をアナログ音声信号に変換するととも
に、スイッチ手段111を介して受話用スピーカ102
に出力するD/A変換器である。このD/A変換器11
0から出力されるアナログ音声信号は、スイッチ手段1
11の切換によりアンプ112を介してハンズフリー受
話用スピーカ113からも出力される。114は送話用
マイク103から入力されるアナログ音声信号をデジタ
ル音声信号に変換し、音声信号処理回路109に送出す
るA/D変換器である。
2を介してハンズフリー受話用スピーカ113から出力
する際に、エコーによる通話の障害およびハウリングを
防止するためのエコーキャンセラである。エコーキャン
セラ115は、音声信号処理回路109から出力される
音声信号をもとに疑似エコーを出力し、加算器116に
て加算することによりハウリングを防止する。
モリ118と、この符号化メモリ118と共同してFA
Xデータの符号化を行うFAXコーデック部119と、
後述のメモモードで手書き入力された画像データ、送信
すべきFAX画像データおよび受信されたFAX画像デ
ータを記憶するページメモリ120、そしてこれらを制
御するFAX制御部121から構成される。
うFAXモデム、123は入力表示装置101に所定の
表示を行ったり、無線回線を通じて受信し、ページメモ
リ120に記憶されるFAX画像データの表示等、入力
表示装置101の表示を制御する表示制御回路、124
は入力表示装置101のデジタイザに入力される手書き
入力および操作入力を検出する入力検出回路である。1
25は装置全体を制御するシステム制御回路である。シ
ステム制御回路125は後述のフローチャートに従っ
て、スイッチ手段111およびエコーキャンセラ115
を制御し、ハンズフリー機能を実現する。
する場合の入力表示装置101の表示を示したものであ
る。図において、126は発信、受信される電話番号、
電界強度、バッテリの残量など、基本的な動作状況の情
報を表示する表示部、127は発呼動作等を行うための
テンキー、128はオフフック動作を実現するための通
話キー、129はオンフック動作を行うための切断キ
ー、130は子機間同士で通話を行うトランシーバキ
ー、131は予め登録された電話番号帳を呼び出す電話
帳キー、132は種々の動作モードや設定モードに切り
換えるためのメニューキー、133は操作の簡単な説明
を表示するヘルプ機能を実現させるためのヘルプキー、
134、135は後述のようなメモモードおよびFAX
モードにそれぞれ切り換えるためのメモモードキー、F
AXモードキーである。
ンキー127、オフフック動作を実現するための通話キ
ー128、オンフック動作を行うための切断キー12
9、子機間同士で通話を行うトランシーバキー130、
予め登録された電話番号帳を呼び出す電話帳キー13
1、種々の動作モードや設定モードに切り換えるための
メニューキー132、操作の簡単な説明を表示するヘル
プ機能を実現させるためのヘルプキー133、メモモー
ドキー134、FAXモードキー135は、入力表示装
置101の所定の位置に表示されると共に、これらのキ
ーが表示されている位置を付属の入力ペン等で押圧する
ことにより、入力表示装置101のデジタイザ、入力検
出回路124により入力検出が行われ、システム制御回
路125、および表示制御回路123等により所定動作
が行われる。
134を操作すると図4に示すメモモードに設定され
る。このメモモードでは、手書き入力エリア136が表
示され、このエリアに入力ペンで任意の手書き入力を行
うことができる。手書き入力エリア136に入力された
手書き入力データは、保存キー137を操作することに
よりページメモリ120に保存される。また、クリアキ
ー138を操作することにより、入力データの消去を行
うことができる。さらに、モード切換キー139を操作
することにより、図3の電話モードに復帰する。
モードキー135を操作すると、図5に示すFAXモー
ドに設定される。このFAXモードでは、ページメモリ
120に受信したFAXデータが存在すればこれが表示
される。また、モード切換キー140、電話帳キー14
1、その他各種機能を実現する機能アイコンキー14
2、およびテンキー143が表示される。
発明の動作を説明する。まず、図3に示した電話モード
で、通話キー128が操作されオフフック状態に設定さ
れたことがステップ1で判断されると、引き続き行われ
るダイヤル操作によりステップ2で通話が開始される。
このときはシステム制御部125の制御によりスイッチ
手段111は受話用スピーカ102側に設定され、また
エコーキャンセラ115は非動作の状態に設定され、使
用者は受話用スピーカ102を耳に当て、送話用マイク
103にて送話する。このような通話中に何かメモを行
う必要が生じた場合、使用者はメモモードキー134を
操作することにより、図4に示したメモモードに設定さ
れ、手書き入力によるメモを行うことができるようにな
る。すなわち、ステップ3でメモモードキー134の操
作が検出されると、システム制御部125および表示制
御回路123によってステップ4に示すようにメモモー
ドに設定され、その後さらにステップ5で、システム制
御部125の制御によりスイッチ手段111がハンズフ
リー受話用スピーカ113側に切り換えられるとともに
エコーキャンセラ115が動作状態に設定され、ハンズ
フリー通話状態に設定される。従って通話を中断するこ
となく必要な情報をメモする事ができる。
の相手から既に送信され、受信後ページメモリ120に
保存されているFAX画像を見ながら会話を行いたい場
合には、FAXモードキー135を操作することにより
図5に示したFAXモードに設定され、受信されたFA
X画像データを見ながら通話を行うことができる。すな
わちステップ6でFAXモードに設定する指示が検出さ
れると、FAXモードに切り換えると共にステップ7で
受信されたFAX画像データが表示されるとともに、ス
テップ5でシステム制御部125の制御によりスイッチ
手段111がハンズフリー受話用スピーカ113側に切
り換えられるとともにエコーキャンセラ115が動作状
態に設定され、ハンズフリー通話状態に設定される。従
って受信されたFAX画像を見ながら通話を続けること
ができる。
状態になると、スイッチ手段111が受話用スピーカ1
02側に切り換えられると共にエコーキャンセラ115
が非動作状態に設定される。
に、図示しない送話マイク103のアンプのゲインをあ
げるようにすることが好ましい。また、本実施例ではメ
モモードキー134およびFAXモードキー135の操
作によりハンズフリー通話モードに設定されるよう構成
したが、ハンズフリー通話モード設定用の操作ボタンを
別途設けてもよい。
による携帯電話装置は、入力表示装置を備えると共に、
ハンズフリー受話用スピーカと、受信された音声信号を
増幅するとともに前記ハンズフリー受話用スピーカを駆
動するアンプと、受信された音声信号を前記受話用スピ
ーカと前記ハンズフリー受話用スピーカのいずれかに選
択的に出力するスイッチ手段と、通話中のハウリングを
防止するためのエコーキャンセラと、通話中に前記入力
表示手段への所定の入力の検出に基づいて前記スイッチ
手段および前記エコーキャンセラを制御しハンズフリー
通話に切り換える制御手段と設けたので、例えば通話中
にこの入力表示装置にメモを行う場合に携帯電話装置を
耳からはずしても、自動的にハンズフリー通話に設定さ
れるので、会話を中断することなくメモを行うことがで
きる。
たFAX画像を表示させ、これを見ながら会話を行う場
合でも、会話を中断することがない。
(A)は側面図、(B)は正面図である。
入力表示装置をを示す図である。
表示装置をを示す図である。
力表示装置をを示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 送話用マイクロホンと、受話用スピーカ
と、情報を表示する表示部と、操作可能部分を押圧する
事により所定の操作入力を行える入力部とを有し、無線
回線を介して通信を行う携帯電話装置において、 ハンズフリー通話の設定時に、ハンズフリー受話用の増
幅値に受話用スピーカの増幅値を切り換えるスイッチ手
段と、 通話中のハウリングを防止するためのエコーキャンセラ
と、 前記入力部への所定入力を検出すると、通常の通話を行
う電話モードから前記入力部及び前記表示部に入力を行
い、その表示を行うことができるメモモードへ切換え設
定すると共に、その切り換え設定する際に、前記スイッ
チ手段及び前記エコーキャンセラを制御し、ハンズフリ
ー通話に切り換える制御手段とを有することを特徴とす
る携帯電話装置。 - 【請求項2】 送話用マイクロホンと、受話用スピーカ
と、情報を表示する表示部と、操作可能部分を押圧する
事により所定の操作入力を行える入力部とを有し、無線
回線を介して通信を行う携帯電話装置において、 ハンズフリー通話の設定時に、ハンズフリー受話用の増
幅値に受話用スピーカの増幅値を切り換えるスイッチ手
段と、 通話中のハウリングを防止するためのエコーキャンセラ
と、 受信されるファクシミリ画像データを前記表示部に表示
するためのファクシミリユニットを有し、 前記入力部への所定入力を検出すると、通常の通話を行
う電話モードから受信したファクシミリ画像の表示を行
うことができるFAXモードへ切換え設定すると共に、
その切り換え設定する際に、前記スイッチ手段及び前記
エコーキャンセラを制御し、ハンズフリー通話に切り換
える制御手段とを有することを特徴とする携帯電話装
置。 - 【請求項3】 前記ファクシミリユニットは、前記入力
部に入力される手書き入力画像データを無線回線を介し
て送信することを特徴とする請求項2記載の携帯電話装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP11597895A JP3296685B2 (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | 携帯電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11597895A JP3296685B2 (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | 携帯電話装置 |
Publications (2)
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JPH08317041A JPH08317041A (ja) | 1996-11-29 |
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Family
ID=14675852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP11597895A Expired - Fee Related JP3296685B2 (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | 携帯電話装置 |
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-
1995
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