JP3296154B2 - リーダおよびそのリーダとフィルムの連結構造 - Google Patents

リーダおよびそのリーダとフィルムの連結構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リーダおよびリ
ーダとフィルムの連結構造、更に詳しくは、フィルムを
自動現像処理する場合に用いられるリーダおよびそのリ
ーダとフィルムの連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、リーダ搬送方式のフィルム自動
現像装置によってフィルムを現像処理する場合、図11
に示すように、パトローネPから引き出したフィルムF
の先端部をリーダLに接続し、そのリーダLを先行させ
てフィルム現像部にフィルムFを移送させるようにして
いる。
【0003】ここで、リーダLは合成樹脂シートから形
成されて可とう性を有し、フィルム現像部に設けられた
スプロケットと係合可能な送り用の孔aが等間隔に設け
られている。
【0004】ところで、フィルムFの現像処理時に、フ
ィルムFがリーダLから外れると、フィルムFが処理液
中で停止して現像処理を行なうことができず、また、フ
ィルムFの取出しに手間がかかり、取出しの際にフィル
ムFが感光する危険がある。したがって、フィルムFは
リーダLに対して強固に接続する必要がある。
【0005】リーダLとフィルムFの連結は、スプライ
ステープTの貼付けによって結合することが一般的であ
るが、スプライステープTの貼付けおよび現像処理後の
取外しに手間がかかり、しかもリーダLに対してフィル
ムFを所定の位置に精度よく連結する必要があるため、
スプライス用の特殊な作業台を必要とする不都合があ
る。また、スプライステープTは再使用することができ
ないため、経済性に問題がある。
【0006】上記のような問題点を解決するため、特開
昭54−158924号公報においては、フィルム引掛
け式のリーダとフィルムの連結構造を提案している。図
12および図13は、その連結構造を示し、可とう性を
有するシート状リーダ40のリーダ移送方向後部に2本
の切り目41を設け、その切り目41間に形成された舌
42をフィルム43の先端部に設けた開口44に挿入
し、上記舌42に設けた首部分45を開口44の側縁に
係合させるようにしている。
【0007】上記連結構造においては、スプライステー
プが不要であるため、経済的であり、しかも舌42がリ
ーダ40の移送方向後方に向いているため、フィルム自
動現像装置のフィルム移送経路に舌42が引掛かるとい
う不都合の発生はなく、リーダをフィルム移送経路に沿
ってスムースに搬送させることができる。
【0008】また、スプライステープが不要であるた
め、リーダの所定位置にフィルムを精度よく連結するこ
とができるという特徴を有する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報に
記載された連結構造においては、舌42の幅寸法W1
開口44の幅寸法W2 より大きいため、舌42を幅方向
にわん曲させた状態でその舌42を開口44に対して抜
き差しする必要がある。
【0010】このため、リーダ40とフィルム43の連
結および連結解除は人手により行なう必要があり、連結
および連結解除の自動化ができない問題がある。
【0011】また、フィルム自動現像装置のフィルム経
路に沿ってフィルムを移送させる際、フィルム43はフ
ィルム経路のターン部において引張り力を受ける。この
とき、舌42は負荷を直接受けるため、舌42が変形し
て開口44から抜け出すおそれがあり、連結の信頼性に
問題がある。
【0012】さらに、フィルム43は舌42の首部分4
5を中心として揺動自在であるため、移送時にフィルム
43が蛇行してフィルム経路と接触し、フィルム43に
傷がつく危険がある。
【0013】この発明の課題は、リーダとフィルムとを
簡単に連結および連結解除することができると共に、そ
の連結および連結解除の自動化が可能であり、連結の信
頼性が高いリーダおよびそのリーダとフィルムの連結構
造を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、可とう性を有するシート状
のリーダ本体に送り用の孔を等間隔に設けたリーダにお
いて、上記リーダ本体の移送方向後部にフィルム挿入用
の第1挿入孔と第2挿入孔とをリーダ本体の移送方向に
所要の間隔をおいて形成し、リーダ本体の移送方向前側
に位置する第1挿入孔をリーダ移送方向に横切る突片を
設け、その突片のリーダ移送方向前側に位置する後端部
をリーダ本体に一体化し、先端部を上記第1挿入孔の周
縁部で支持した構成を採用している。
【0015】また、この発明においては、可とう性を有
するシート状のリーダ本体に送り用の孔を等間隔に設け
たシート状リーダと、そのリーダの先行によって移送さ
れるフィルムの連結構造において、前記リーダ本体の移
送方向後部にフィルム挿入用の第1挿入孔と第2挿入孔
とをリーダ移送方向に所要の間隔をおいて設け、リーダ
移送方向前側に位置する第1挿入孔をリーダ移送方向に
横切る突片を設け、その突片のリーダ移送方向前側に位
置する後端部をリーダ本体に一体化し、先端部を上記第
1挿入孔の周縁部で支持し、前記フィルムの先端部には
上記突片が係合可能な係合孔を設け、前記第2挿入孔か
ら第1挿入孔に挿入されたフィルムの先端部の係合孔に
突片を係合させてフィルムを連結した構成を採用してい
る。
【0016】ここで、突片は、リーダ本体の表面に接着
したシート片に設けてもよい。あるいは、リーダ本体に
設けられた第1挿入孔のリーダ移送方向前縁に一体に設
けてもよい。この場合、リーダ本体の裏面にシート片を
接着し、そのシート片で突片の先端部を受けるようにす
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例を図1乃
至図10に基づいて説明する。
【0018】図1乃至図4は、この発明の第1の実施の
形態を示す。図示のように、リーダL1 は合成樹脂シー
トから形成されて可とう性を有するリーダ本体1を備え
る。このリーダ本体1には送り用の孔2が等間隔に形成
され、その孔2に対するスプロケットの係合によってリ
ーダL1 は一方向に移送される。リーダ本体1の移送方
向後部には、直線状に並ぶ上記孔2の両側に第1挿入孔
3と第2挿入孔4とがリーダ本体1の移送方向に間隔を
おいて設けられている。
【0019】第1挿入孔3および第2挿入孔4は、フィ
ルム5が挿入可能な大きさとされ、その幅寸法はフィル
ム5の幅寸法と略等しく、各挿入孔3、4にフィルム5
を挿入したとき、フィルム5の両側縁が各挿入孔3、4
の側縁に当接し、フィルム5が振れ止めされる。
【0020】リーダ本体1の表面には第1挿入孔3およ
び第2挿入孔4を覆うことができる大きさのシート片6
が重ね合わされ、そのシート片6は接着あるいは溶着に
よる手段を介してリーダL1 に固着されている。
【0021】シート片6には第1挿入孔3および第2挿
入孔4と対向する位置に窓7、8が形成され、リーダ本
体1の移送方向前側に位置する窓7の内周に突片9が設
けられている。
【0022】突片9は第1挿入孔3を横切ってリーダL
1 の移送方向に対して逆方向に向き、その先端部はシー
ト片6のリーダ移送方向後側に設けた切欠き11に嵌
り、第1挿入孔3の周縁部で支持されている。
【0023】リーダL1 に接続されるフィルム5の先端
部には前記突片9が係合可能な係合孔10が設けられて
いる。
【0024】ここで、突片9および係合孔10は、リー
ダL1 に対してフィルム5を傾むきのないよう精度よく
連結するため、2つ以上設けておくのが好ましい。
【0025】いま、シート片6の窓8から第2挿入孔4
にフィルム5の先端部を挿入し、リーダ本体1の下面側
に突出するフィルム5の先端部を第1挿入孔3から窓7
に挿入すると、図3に示すように、突片9はフィルム5
の先端で押されて上方向に変形する。係合孔10が突片
9と対向する位置までフィルム5が差し込まれると、突
片9は変形時の復元弾性により係合孔10に侵入する。
そこで、フィルム5を引き戻すと、突片9は自然状態に
戻り、図2に示すように、リーダL1 にフィルム5を連
結することができる。
【0026】リーダL1 とフィルム5の連結状態では、
突片9の先端部が第1挿入孔3の周縁部で支持されるた
め、突片9は下方に変形するのが防止され、フィルム5
は接続状態に安定よく保持される。
【0027】フィルム5は上記リーダL1 の先行により
フィルム現像部に移送されて現像処理される。このと
き、リーダL1 とフィルム5とを連結状態に保持する突
片9はリーダL1 の移送方向に対して逆方向に向いてい
るため、突片9が移送路に引っ掛かるという不都合の発
生はなく、リーダL1 およびフィルム5を移送経路に沿
ってスムースに移送させることができる。
【0028】また、フィルム5の両側縁は第1挿入孔3
および第2挿入孔4の内周両側縁と当接して振れ止めさ
れているため、フィルム5を蛇行させることなく移送さ
せることができると共に、フィルム5はシート片6の窓
8の後縁と、第2挿入孔4の前縁とに当接しているた
め、フィルム現像部内のターン部においてフィルム5に
引張り力が作用すると、その引張り力は窓8の後縁と第
2挿入孔4の前縁とで受けられる。
【0029】このため、突片9は負荷を受けることが少
なく、仮に負荷を受けた場合でも、突片9の先端部は第
1挿入孔3の周縁部で支持されているため、突片9は変
形せず、フィルム3の連結が解除されるという不都合の
発生はきわめて少ない。
【0030】フィルム5の連結解除に際しては、第2挿
入孔4から第1挿入孔3に向けてフィルム5を押し込
み、突片9をシート片6上に起立させて突片9と係合孔
10の係合を解除し、突片9を係合解除状態に保持して
フィルム5を引き戻す。
【0031】第1の実施の形態のように、リーダ本体1
に固着されるシート片6に窓7を形成し、その窓7の内
周に突片9を連設したことにより、突片9はシート片6
の上面と面一の状態に常に保持されるため、突片そのも
のをリーダ本体1に固着する場合に比較して、突片9が
指先等で引っ掛けられる度合が少なく、突片9の変形防
止に効果を挙げることができる。
【0032】図5および図6は、この発明の第2の実施
の形態を示す。この実施の形態では、第1挿入孔3のリ
ーダ移送方向前縁に複数の突片9を連成し、第1挿入孔
3のリーダ移送方向後縁に上記突片9の先端部が嵌る切
欠き11aを設けている。
【0033】また、切欠き11aを覆うシート片12を
リーダ本体1の裏面に接着等の手段を介して固着し、そ
のシート片12で突片9の先端部を支持している。
【0034】上記の構成から成るリーダL1 とフィルム
5の接続に際しては、第1の実施の形態と同様に、リー
ダL1 の表面側から第2挿入孔4にフィルム5の先端部
を挿入し、リーダL1 の裏面側に突出するフィルム5の
先端を第1挿入孔3に挿入して係合孔10を突片9に嵌
合させる。
【0035】第2の実施の形態においても、突片9がリ
ーダL1 の移送方向に対して逆向きであるため、突片9
が移送経路に引掛るのを防止することができる。
【0036】なお、上記シート片12の固着に代えて、
図7(I)に示すように、第1挿入孔3のリーダ移送方
向の後部にコの字形の切り込み13を形成し、その切り
込み13の内側の部分をリーダ本体1の裏面側に折曲げ
て第2挿入孔4を形成し、その折曲げ片14をリーダL
1 の裏面に固着して突片9の先端部を受けるようにして
もよい。
【0037】第1の実施の形態および第2の実施の形態
のように、突片9の先端部を切欠き11、11aに嵌合
させることにより、突片9がリーダ本体1の移送方向に
対して左右方向に傾むくのを防止することができ、突片
9に対してフィルム5を接続状態により確実に保持する
ことができる。
【0038】図8は、この発明の第3の実施の形態を示
す。この実施の形態においては、第2挿入孔4のリーダ
移送方向の前後縁15a、15bを円弧状とし、その前
縁15aの両端部に切欠部16を設けている。
【0039】また、リーダ本体1のフィルム5の先端部
が重なる位置に通気孔17を設けている。
【0040】他の構成は、先に述べた第2の実施の形態
と同じであるため、同一部品には同一の符号を付して説
明を省略する。
【0041】第3の実施の形態で示すように、第2挿入
孔4の前後縁15a、15bを円弧状とすると、フィル
ム5の接続状態において、フィルム5と前後縁15a、
15bはそれぞれ2点で接触することになり、現像処理
後のフィルム5を温風の吹き付けによって乾燥処理する
とき、処理液がリーダL1 とフィルム5の接触部に残る
ことが少なく、乾燥性の向上を図ることができる。
【0042】また、前縁15aの両端部に切欠部16を
設けた場合も、その前縁15aとフィルム5とは2点で
接触することになり、しかも温風は切欠部16を通り抜
けるため、乾燥性をより向上させることができる。
【0043】さらに、リーダ本体1に通気孔17を形成
すると、リーダ本体1とフィルム5の接触面積が小さく
なり、しかもリーダ本体1とフィルム5の接触部の通気
性が良くなるため、乾燥性をさらに向上させることがで
きる。また、接触部が少ないため、フィルム5が傷付き
にくい。
【0044】図9は、フィルム5のスプライス装置の概
略を示す。このスプライス装置は、複数の板体21から
成るフィルム下部ガイド20と、同じく複数の板体23
から成るフィルム上部ガイド22間にフィルム反転通路
24を形成し、フィルム下部ガイド20上にリーダL1
を載置して位置決めし、フィルム5の先端を第2挿入孔
4からフィルム反転通路24に送り込み、そのフィルム
5を一対の送りローラ25、26の回転により搬送して
第1挿入孔3に挿入し、その挿入時に突片9を上方に弾
性変形させ、係合孔10が突片9の先端と対向する位置
までフィルム5を送り込んで突片9の復元弾性により、
その突片9を係合孔10に係合させるようにしている。
【0045】また、係合孔10に対する突片9の係合
後、フィルム上部ガイド22と、そのフィルム上部ガイ
ド22に支持された一方の送りローラ25とをフィルム
5の幅寸法以上の距離を移動量としてフィルム5の幅方
向に移動させ、リーダL1 の矢印方向の移動によってフ
ィルム下部ガイド20からフィルム5を抜き取るように
している。
【0046】上記のようなスプライス装置を用いること
によって、第1乃至第3の実施の形態で示す各種のリー
ダL1 とフィルム5の連結の自動化を可能とすることが
できる。
【0047】図10は、フィルムの連結解除装置を示
す。この連結解除装置は、前部送りローラ30と後部送
りローラ31とでフィルム5がスプライスされたリーダ
1 を前方に送り、その移送路の下方に設けた切り離し
ツール32の先端に第1挿入孔3が臨む位置までリーダ
1 を送り込んで停止させたのち(図10(I)参
照)、図10(II)で示すように、後部送りローラ31
の回転によりフィルム5のみを前方に送り込んで第1挿
入孔3と第2挿入孔4間でフィルム5に弛みを形成す
る。その後、切り離しツール32を上方に揺動させ、図
10(III )で示すように、ツール先端を第1挿入孔3
に挿入して突片9を上方に変形させ、その変形によって
突片9と係合孔10の係合を解除させるようにしてい
る。
【0048】突片9と係合孔10の係合解除後、後部送
りローラ31を逆転させてフィルム5を後退動させ、第
1挿入孔3および第2挿入孔4からフィルム5の先端を
引き抜いたのち、図10(IV)で示すように、切り離し
ツール32を下方に揺動させ、前部送りローラ30およ
び後部送りローラ31の回転により、リーダL1 および
フィルム5を移動路から排出させるようにしている。
【0049】上記のような連結解除装置を用いることに
よって、第1乃至第3の実施の形態で示す各種のリーダ
1 とフィルム5の連結解除の自動化を可能とすること
ができる。
【0050】
【発明の効果】この発明は以上のように構成したので、
下記に示す効果を奏する。
【0051】 フィルムの先端部を第2挿入孔から第
1挿入孔に挿入することによって突片が係合孔に係合す
るため、リーダとフィルムとを簡単に連結することがで
きると共に、連結および連結解除の自動化を可能とする
ことができる。
【0052】 フィルムが接続されたリーダの移送時
に、フィルムに引張り力が作用すると、その引張り力は
第2挿入孔の前後縁で受けられるため、突片が負荷を受
けることが少なく、しかも、突片は先端部が第1挿入孔
の周縁で支持されているため、突片の折れ曲がりを略完
全に防止することができる。このため、リーダとフィル
ムとを接続状態に確実に保持することができ、信頼性の
高い接続状態を得ることができる。
【0053】 第2挿入孔の前後縁を円弧状としたこ
とにより、乾燥時に処理液が残るのを防止することがで
き、また、通気孔を形成したことにより、リーダとフィ
ルムの接触部の通気性が良くなり、乾燥性の向上を図る
ことができる。
【0054】 第1挿入孔および第2挿入孔の幅寸法
をフィルムの略寸法に略等しくしたことにより、リーダ
移動時のフィルムの蛇行を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を示す斜視図
【図2】図1のII−II線に沿った断面図
【図3】フィルムの連結途中の状態を示す断面図
【図4】同上のリーダの一部分とシート片とを示す分解
斜視図
【図5】この発明の第2の実施の形態を示す斜視図
【図6】図5の断面図
【図7】同上リーダの他の例を示し、(I)は第2挿入
孔の形成前の状態を示す斜視図、(II)は第2挿入孔の
形成後の状態を示す斜視図
【図8】この発明の第3の実施の形態を示し、(I)は
リーダの斜視図、(II)はフィルムを接続した状態の斜
視図
【図9】フィルムスプライス装置の概略図
【図10】フィルムの連結解除装置を示し、(I)、
(II)、(III )、(IV)はフィルムの連結解除動作を
段階的に示す図
【図11】従来のフィルムの連結構造を示す斜視図
【図12】従来の他のフィルム連結構造を示す正面図
【図13】図12のXII −XII 線に沿った断面図
【符号の説明】
1 リーダ本体 2 孔 3 第1挿入孔 4 第2挿入孔 5 フィルム 6 シート片 9 突片 10 係合孔 12 シート片 15a 前縁 15b 後縁 16 切欠部 17 通気孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03D 13/00 G03C 1/765 G03D 15/04

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可とう性を有するシート状のリーダ本体
    に送り用の孔を等間隔に設けたリーダにおいて、上記リ
    ーダ本体の移送方向後部にフィルム挿入用の第1挿入孔
    と第2挿入孔とをリーダ本体の移送方向に所要の間隔を
    おいて形成し、リーダ本体の移送方向前側に位置する第
    1挿入孔をリーダ移送方向に横切る突片を設け、その突
    片のリーダ移送方向前側に位置する後端部をリーダ本体
    に一体化し、先端部を上記第1挿入孔の周縁部で支持し
    たことを特徴とするリーダ。
  2. 【請求項2】 前記リーダ本体の表面に前記第1挿入孔
    を覆うシート片を固着し、そのシート片の第1挿入孔と
    対向する位置にフィルムが挿入可能な窓を設け、その窓
    のリーダ移送方向前縁に第1挿入孔をリーダ移送方向に
    横切る突片を連設し、その突片の先端部を第1挿入孔の
    周縁部で支持したことを特徴とする請求項1に記載のリ
    ーダ。
  3. 【請求項3】 前記第1挿入孔のリーダ移送方向前縁に
    前記突片を連設し、その突片のリーダ移送方向後部をリ
    ーダ本体の片面に固着したシート片で支持したことを特
    徴とする請求項1に記載のリーダ。
  4. 【請求項4】 前記第2挿入孔のリーダ移送方向の前後
    縁を円弧状としたことを特徴とする請求項1乃至3のい
    ずれか1つに記載のリーダ。
  5. 【請求項5】 前記リーダ本体のフィルムの先端部が重
    なる位置に通気孔を形成したことを特徴とする請求項1
    乃至4のいずれか1つに記載のリーダ。
  6. 【請求項6】 前記第1挿入孔および第2挿入孔の幅寸
    法をフィルムの幅寸法に略等しくしたことを特徴とする
    請求項1乃至5のいずれか1つに記載のリーダ。
  7. 【請求項7】 可とう性を有するシート状のリーダ本体
    に送り用の孔を等間隔に設けたシート状リーダと、その
    リーダの先行によって移送されるフィルムの連結構造に
    おいて、前記リーダ本体の移送方向後部にフィルム挿入
    用の第1挿入孔と第2挿入孔とをリーダ移送方向に所要
    の間隔をおいて設け、リーダ移送方向前側に位置する第
    1挿入孔をリーダ移送方向に横切る突片を設け、その突
    片のリーダ移送方向前側に位置する後端部をリーダ本体
    に一体化し、先端部を上記第1挿入孔の周縁部で支持
    し、前記フィルムの先端部には上記突片が係合可能な係
    合孔を設け、前記第2挿入孔から第1挿入孔に挿入され
    たフィルムの先端部の係合孔に突片を係合させてフィル
    ムを連結したことを特徴とするリーダとフィルムの連結
    構造。
  8. 【請求項8】 前記第2挿入孔のリーダ移送方向の前後
    縁を円弧状としたことを特徴とする請求項7に記載のリ
    ーダとフィルムの連結構造。
  9. 【請求項9】 前記リーダ本体のフィルムの先端部が重
    なる位置に通気孔を形成したことを特徴とする請求項7
    又は8に記載のリーダとフィルムの連結構造。
  10. 【請求項10】前記第1挿入孔および第2挿入孔の幅寸
    法をフィルムの幅寸法に略等しくしたことを特徴とする
    請求項7乃至9のいずれか1つに記載のリーダとフィル
    ムの連結構造。
JP23025395A 1995-04-19 1995-09-07 リーダおよびそのリーダとフィルムの連結構造 Expired - Lifetime JP3296154B2 (ja)

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