JP3294746B2 - 物品監視用標識 - Google Patents

物品監視用標識

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JP3294746B2 JP30302195A JP30302195A JP3294746B2 JP 3294746 B2 JP3294746 B2 JP 3294746B2 JP 30302195 A JP30302195 A JP 30302195A JP 30302195 A JP30302195 A JP 30302195A JP 3294746 B2 JP3294746 B2 JP 3294746B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、磁気的に商品等
の物品を監視するシステムに使用される物品監視用標識
に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気式の物品監視システムは、物品のラ
ベル等に感磁性素子(switchable magnetic element )
を設け、この感磁性素子に交番磁界を与えた時に生じる
磁化反転に伴うパルス状の出力をコイル等によって検出
するようにしている。従ってこの場合、検査ゲートに交
番磁界発生器と、磁化反転に伴うパルス状の出力を検出
するための検出器を設けることにより、物品の通過が監
視される。感磁性素子としては、Fe-Co-Si-B系の非晶質
合金や、Fe-Ni 系合金等を用いたものが公知である。
【0003】例えば店舗において商品を監視するために
上記感磁性素子を使用する場合、商品に感磁性素子を付
しておき、精算が済んだ段階で、この素子の磁化反転機
能をキャンセルする処理、すなわち検査ゲートを通って
も検出信号を発生しないような処理を行う必要がある。
【0004】このような要望から、例えば米国特許第
3,665,449号に記載されている先行技術のよう
に、感磁性素子の近傍に硬質または半硬質のキャンセル
用磁性体を設けることが提案されている。この先行技術
は、図8に記載した物品監視用標識1のように、基材2
に埋設された感磁性素子3の近傍に板状あるいはワイヤ
状のキャンセル用磁性体4を配置している。そして必要
に応じてキャンセル用磁性体4を磁化し、感磁性素子3
にバイアス磁界を与えることによって、検査ゲートにお
いて交番磁界を与えても感磁性素子3が磁化反転を生じ
ないようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記先行技術のような
キャンセル機能を備えた標識1は、感磁性素子3の近傍
にキャンセル用磁性体4を配置するため、標識1の製造
コストが高くつく。しかも、素子3とキャンセル用磁性
体4が標識1の厚み方向に重なる場合には、標識1の厚
さが大となるという問題がある。また、標識1の表面の
凹凸が大きくなるため、標識1に例えばバーコードや商
品価格等を印刷することが困難である。しかも標識1自
体が撓みにくいため、瓶や缶などの曲面に標識1を貼付
けることが困難である。従ってこの発明の目的は、標識
を薄く構成することができ、可撓性に富み、表面がほぼ
平坦な物品監視用標識を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を果たすため
に開発された本発明の物品監視用標識は、非磁性材料か
らなる基材と、上記基材に設けられかつSi濃度が6〜
7wt%のFe−Si合金で形成されその保磁力を越える
交番磁界が印加された時に急峻な磁化反転を生じるFe
−Si合金線と、磁気的に硬質または半硬質で着磁可能
な磁性物質からなりかつ上記基材の上記Fe−Si合金
線の近傍に混入されていて着磁された状態において上記
合金線の磁化反転を阻止するバイアス磁界を上記合金線
に与えるキャンセル用磁性粉とを具備している。上記F
e−Si合金線は、飽和磁歪の絶対値が30×10-6
下のものが推奨される。
【0007】上記基材の一例は、紙または合成樹脂等の
可撓性のある材料を主体とするフィルム状のものである
が、監視すべき物品自体あるいは容器を構成する基材に
上記合金線とキャンセル用磁性粉を混入させてもよい。
また、フィルム状の基材の表面側に透明あるいは不透明
な合成樹脂製の保護層を設けるとともに、基材の裏面側
に粘着層を設け、かつこの粘着層に離型紙を設けるよう
にしてもよい。この標識の表面には、必要に応じて、光
学的に読取り可能なバーコードや商品価格などの商品情
報が印刷される。
【0008】上記標識は、Fe−Si合金線の保磁力を
越える交番磁界が印加された時に、大バルクハウゼン効
果(大バルクハウゼンジャンプ)により、磁歪をほとん
ど伴うことなく急峻な磁化反転を生じる。従って検査ゲ
ート等においてFe−Si合金線の保磁力を越える交番
磁界が印加されると、Fe−Si合金線に急峻な磁化反
転を生じる。この磁化反転に伴なう磁界変化を検出コイ
ル等の検出器によってとらえることにより、パルス状の
出力が検出される。そして上記パルス状出力を所定の基
準データ等と比較することにより、この標識に着磁処理
がなされているか否か、つまりFe−Si合金線にバイ
アス磁界が与えられているか否かを判別することができ
る。
【0009】必要に応じて上記キャンセル用磁性粉に着
磁させることにより、Fe−Si合金線にバイアス磁界
を与えれば、Fe−Si合金線の磁化反転を阻止するこ
とができる。こうすれば、合金線の磁化反転機能がキャ
ンセルされ、検査ゲート等において交番磁界が印加され
てもパルス状の出力は検出されなくなる。
【0010】上記Fe−Si合金線は磁化反転時に磁歪
がほとんど生じないため、基材中に埋設しても出力に影
響がでない。これに対し従来の万引き防止用タグなどに
使用されている非晶質強磁性線や Fe-Ni合金線は磁歪が
大きいため、基材中に埋設してしまうと出力が極端に低
下したり、出力が得られなくなってしまう。
【0011】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の一実施形態につ
いて、図面を参照して説明する。図1と図2に示す物品
監視用標識10の一例は、非磁性材料からなるラベル状
(短冊状)の基材11にFe−Si合金線12が埋設さ
れている。また基材11に多数のキャンセル用磁性粉1
5が混入されている。この磁性粉15については後述す
る。
【0012】上記基材11に紙あるいは合成樹脂等の比
較的柔らかい材料を用い、基材11の厚さがFe−Si
合金線12の直径と同程度のフィルム状の基材11を採
用すれば、可撓性に富んだ標識10にすることができ
る。基材11の材料は、紙あるいは合成樹脂以外に、ガ
ラス、セラミックス等の非導電材料を用いることができ
る。
【0013】この標識10は、物品に貼付けることがで
きるように基材11の裏面側に粘着層13を設けるとよ
い。但し、タグ等の吊り札の場合には粘着層13を省略
できる。また図3に示す標識10のように、基材11の
表面側を覆う保護層20と、基材11の裏面側の粘着層
13に貼られた剥離可能な離型紙21とを具備したもの
であってもよい。粘着層13を有する標識10は、離型
紙21を剥がせば、粘着層13を介して商品の所望位置
に貼付けることができる。また図4に示す標識10のよ
うに、標識10の表面に、商品識別用バーコード25や
商品価格26などの光学的に読取り可能な商品情報27
を印刷してもよい。
【0014】ワイヤ状のFe−Si合金線12は、基材
11の長手方向(標識10を磁気的に走査する方向)に
沿って配置されている。但しこの合金線12は必ずしも
基材11の幅方向中央に設ける必要はなく、片側に寄っ
た位置に配されてもよい。上記合金線12は、Si濃度
が6〜7wt%(より好ましくは6.2〜6.7wt%)の
Fe−Si合金からなる。Fe−Si合金線12のサイ
ズの例は、線径が30〜150μm(例えば50μm前
後)、長さが線径の300〜1000倍(例えば40m
m前後)のものが推奨される。上記合金線12の断面形
状は円であることが望ましいが、楕円や多角形あるいは
矩形等の丸以外の断面であってもかまわない。
【0015】Fe−Si合金線12は、その形状および
結晶構造による磁気的な効果によって、軸線方向に強い
磁気異方性を有しており、この合金線12の保磁力(例
えば0.1〜1.0エルステッド)よりも大きな振幅の
交番磁界が印加された時に、大バルクハウゼン効果によ
って、きわめて急峻な磁化反転を生じる。
【0016】この磁化反転を例えばソレノイドコイルに
よって検出すると、図5に示すようなパルス状の出力P
が得られる。すなわちFe−Si合金線12の正の保磁
力をHp、負の保磁力を−Hpとした場合、交番磁界が
これらの保磁力Hp、−Hpを越えた瞬間にFe−Si
合金線12に磁化反転が生じ、この磁化反転に対応した
パルス状の出力電圧Pが検出される。このパルスの幅は
10〜100μsecと非常に小さいため、出力電圧は
数KHz以上の高周波成分を多く含んでいる。上記磁化
反転は、与える交番磁界の周波数にほとんど依存せず、
周波数が低い場合でも同等のパルス状出力Pを得ること
ができる。
【0017】Fe−Si合金線12は、長さが線径の3
00倍以上であれば、非晶質合金線(アモルファスワイ
ヤ)に比較して、約1.2〜2.0倍の飽和磁束密度を
有しているため、従来の非晶質合金線よりも大きくかつ
充分な出力電圧を得ることができる。なお、線径が30
μm〜150μmの合金線の場合、線径に対して長さが
1000倍を越えるとサイズが大きくなり過ぎて実用的
でなくなるため、線の長さは線径に対して300倍から
1000倍の範囲に設定されていることが望ましい。
【0018】このようなFe−Si合金線12はきわめ
て細く柔軟であるから、平坦な表面を有する物品は勿論
のこと、瓶、缶等の湾曲した表面をもつ物品にも容易に
貼付けることができる。また、Fe−Si合金線12は
きわめて細いため、基材11に埋設されていても標識1
0の表面がほぼ平坦となるので、図4に示すようなバー
コード25等の商品情報27を印刷することが可能であ
る。
【0019】上記基材11に、磁気的に硬質または半硬
質な物質からなる多数のキャンセル用磁性粉15が混入
されている。磁性粉15の材料は、例えば保磁力が10
0〜5000エルステッド(Oe )程度のγ−Fe2
3 やCo−γ−Fe23 ,Fe34 ,Baフェライ
ト、Srフェライト等の各種フェライトをはじめとする
強磁性材料が適している。この磁性粉15は0.2μm
〜1.6μmの粒径となるように処理されたものが適し
ている。基材11と磁性粉15の体積の割合は1:2か
ら3:1程度の範囲がよい。従来の物品監視用ラベル
は、板状のキャンセル用磁性体を一定間隔で配置した
り、ワイヤ状のキャンセル用磁性体を狭いピッチで並べ
る必要があるため、製造装置等の構造が複雑になりコス
トも高くなるが、この実施例のように基材11中に磁性
粉15を混ぜる処理は、基材11に合金線12を埋設す
るだけなので低コストで実施できる。
【0020】上記磁性粉15に着磁処理を行うと、図5
に2点鎖線Sで示すように、Fe−Si合金線12にバ
イアス磁界を与えることができる。図5の場合は、バイ
アス磁界によって、Fe−Si合金線12に作用する交
番磁界が保磁力(−Hp)の上方にシフトするため磁化
反転が生じなくなり、パルス状の出力Pも発生しなくな
る。
【0021】図6は、標識10が付された物品(商品)
Mの通過を監視するための検査ゲート40を示してい
る。このゲート40は、客が通る検査領域41に交番磁
界を発生させる磁界印加手段としての発信機42と、検
査領域41における磁界の変化を出力信号として出力す
る受信手段としての受信機43を備えている。
【0022】発信機42は、発信コイル45と、この発
信コイル45にアンプ46を介して交流電流を供給する
交流発生器47を有している。発信コイル45は、交流
発生器47からアンプ46を介して供給される交流電流
に応じた交番磁界を発生し、検査領域41に印加する。
【0023】受信機43は、電磁誘導コイルとして機能
する検出コイル50と、この検出コイル50に接続され
た検出回路51を備えている。検出コイル50は、人が
通れる程度の間隔、例えば、1mの間隔をおいて発信コ
イル45と対向配置され、発信コイル45との間に検査
領域41を形成している。そして、受信手段を構成する
検出コイル50には、検査領域41における磁界に応じ
た電流が誘起され、この電流は出力信号として検出回路
51に出力される。
【0024】検出回路51は、検出コイル50に接続さ
れたフィルタ52、アンプ53、および比較器54を備
えている。フィルタ52は、検出コイル50が受信した
出力信号のうち、Fe−Si合金線12の急峻な磁化反
転に起因するパルス状の出力信号の高周波成分を取出す
ようにしている。上記パルス状出力は、交番磁界の正負
が変わる度に周期的に出るため、標識10の付された物
品Mを交番磁界に対して相対移動させなくてもほぼ一瞬
の間に検出が行われる。
【0025】比較器54は、検出されたパルス状出力
を、予め用意された基準データと比較することにより、
パルス状の出力が生じたか否か(Fe−Si合金線12
に磁化反転を生じたか否か)、すなわちキャンセル用磁
性粉15が着磁されているか否かの判別を行う。物品M
がこのゲート40を通る際に、キャンセル用磁性粉15
に着磁処理がなされていないと、受信機43と検出回路
51によってパルス状の出力が検出される。
【0026】比較器54には、駆動部55を介して報知
手段56が接続されている。駆動部55は比較器54の
照合結果に応じて報知手段56を作動させる。報知手段
56は、例えば警告灯や報知音などの表示手段によっ
て、ゲート40の管理者(店員等)に照合結果を知らせ
るようになっている。
【0027】次に上記構成の標識10の作用について説
明する。商店等において商品を監視するために標識10
を用いる場合、予め商品に標識10を取付けておく。ま
た、店の出口、例えば精算所(いわゆるレジ)の出口側
に検査ゲート40を設置する。精算所にはキャンセル用
磁性粉15に着磁処理を行うための磁界発生器(図示せ
ず)を設けておく。この精算所において客が商品の代金
を支払うと、商品に付けられている標識10のキャンセ
ル用磁性粉15に上記磁界発生器によって着磁処理を行
う。
【0028】このため、精算済みの商品が検査ゲート4
0を通る際には、Fe−Si合金線12が磁化反転を生
じないから、この商品が検査ゲート40から出ることが
許可される。これに対し、未精算の商品が検査ゲート4
0を通ろうとすると、商品に付けられている標識10の
Fe−Si合金線12が磁化反転を生じる。このため前
述のパルス状の出力がコイル50によって検出され、検
出回路51が駆動部55を介して報知手段56を作動さ
せる。
【0029】なお図7に示すように、監視すべき物品M
自体やケース,容器等を構成する合成樹脂あるいは紙な
どからなる基材11の一部分に上記キャンセル用磁性粉
15を混入するとともに、磁性粉15が混入されている
領域に上記Fe−Si合金線12を埋設してもよい。こ
の場合、物品Mの基材11の表面に光学的に読取り可能
なバーコード25や商品価格26などの商品情報27を
印刷したラベル28が貼付けられている。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、Fe−Si合金線の磁
化反転機能をキャンセルするための磁性粉が基材に混入
されているため、上記合金線がきわめて細く柔軟である
こととあいまって、標識の可撓性を損なうことがなくな
り、平坦な表面を有する物品は勿論のこと、瓶、缶等の
湾曲した表面をもつ物品にも標識を容易に取付けること
ができる。
【0031】また、従来に比べて標識を薄く構成するこ
とができるとともに、標識の表面がほぼ平坦となるた
め、バーコードや商品価格などの商品情報を印刷するこ
とが可能である。しかもFe−Si合金線は実質的に磁
歪が非常に小さいから、基材中に埋設されていても所望
出力を得ることができる。基材に磁性粉を混入させる処
理は低コストで実施できる。また、物品自体あるいは容
器等を構成する基材に上記合金線とキャンセル用磁性粉
を埋設することにより、物品の一部を標識として利用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す物品監視用標識の
斜視図。
【図2】 図1中のII−II線に沿う断面図。
【図3】 標識の変形例を示す断面図。
【図4】 バーコードが印刷された標識の変形例を示す
平面図。
【図5】 図1に示された標識の励起磁界と出力との関
係を示す図。
【図6】 図1に示された標識の検出を行うゲートの構
成を示す斜視図。
【図7】 標識を備えた物品の斜視図。
【図8】 従来のキャンセル用磁性体を有する標識の平
面図。
【符号の説明】
10…物品監視用標識 11…基材 12…Fe−Si合金線 13…粘着層 15…キャンセル用磁性粉 20…保護層 21…離型紙 25…バーコード 27…商品情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−44779(JP,A) 特開 平7−105454(JP,A) 米国特許3665449(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 13/24

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非磁性材料からなる基材と、 上記基材に設けられかつSi濃度が6〜7wt%のFe−
    Si合金で形成されその保磁力を越える交番磁界が印加
    された時に急峻な磁化反転を生じるFe−Si合金線
    と、 磁気的に硬質または半硬質で着磁可能な磁性物質からな
    りかつ上記基材の上記Fe−Si合金線の近傍に混入さ
    れていて着磁された状態において上記合金線の磁化反転
    を阻止するバイアス磁界を上記合金線に与えるキャンセ
    ル用磁性粉と、 を具備したことを特徴とする物品監視用標識。
  2. 【請求項2】上記基材は紙または合成樹脂を主体とする
    フィルム状のものであり、この基材の表面側を覆う保護
    層と、基材の裏面側に設けられた粘着層と、粘着層に貼
    られた離型紙とを具備したことを特徴とする請求項1記
    載の物品監視用標識。
  3. 【請求項3】監視すべき物品自体あるいはこの物品を入
    れる容器を構成する基材の一部に上記キャンセル用磁性
    粉を混入するとともに、この磁性粉が混入されている領
    域に上記Fe−Si合金線を埋設したことを特徴とする
    請求項1記載の物品監視用標識。
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