JP3294715B2 - 擁壁用ブロック構造体及び擁壁形成方法 - Google Patents

擁壁用ブロック構造体及び擁壁形成方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、道路、宅地、公園等
の擁壁や河川の護岸擁壁などを構築するための擁壁用ブ
ロック構造体及び該擁壁用ブロック構造体を用いた擁壁
形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来、この種の擁壁として、矩形板状
の鏡部及びこの鏡部の背面から延びる一対の矩形板状の
控部を備えた水平断面Π形状のブロックを用いたものが
知られている(例えば、実開昭61ー26747号公報
参照)。そして、このブロックを組積するに際しては、
控部の背面に横鉄筋及び縦鉄筋を配するとともに、縦鉄
筋とブロックの間に吊鉄筋を配した後、控材の背面に鉄
線製等の網を係止してその後側に裏込栗石を充填し、鏡
ブロックの裏面と控材及び網で囲まれた空洞に裏込コン
クリートを充填するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 従来の技術で述べた
擁壁は、これを構築するに際して、上記の如く鉄筋を複
雑に配設する必要があり、従って組積みするのに手間が
かかるため、施工に時間を要するとともに、工事費が高
くなるという問題点があった。
【0004】本発明は、上記のような背景に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、施工時間の
短縮と経済性が図れる擁壁用ブロック構造体及び該擁壁
用ブロック構造体を用いた擁壁形成方法を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
めに、本発明の擁壁用ブロック構造体は、矩形板状の鏡
部及びこの鏡部の背面から延びる一対の矩形板状の控部
一体的に備えた水平断面Π形状の無底ブロック本体
と、各控部の後端付近に該控部に対して直交する方向に
貫通して設けられた嵌入溝に挿入可能な一対の切込溝を
備えた該鏡板と略同一高さの堰板とを組み合わせて使用
する擁壁用ブロック構造体であって、ブロック本体又は
隣接するブロック本体における控部の嵌入溝に跨るよう
にして堰板を嵌入してブロック本体の背面側を閉じるこ
とによって生じる上下方向に連通する空間を胴込部とし
たことを特徴とする擁壁用ブロック構造体である。
【0006】また、上記ブロック本体の鏡部に任意形状
の壁孔を1つ又は複数設けたことを特徴とする擁壁用ブ
ロック構造体である。
【0007】そして、曲率の小さなカーブのある擁壁を
形成する場合には、張出部分が折れ曲がった形状の堰板
を使用するとよい。また、擁壁背面の水抜き機能等を持
たせる場合には、任意形状の孔を1つ又は複数設けた堰
板を使用すればよい。また、上記鏡部及び/又は控部に
任意形状の孔を1つ又は複数設けてなるブロック本体を
所定箇所に使用し、適宜の胴込部に土、石及びコンクリ
ート等のいずれか又は複数の前記材料を組み合わせて充
填するようにすればよい。
【0008】更に、矩形板状の鏡部及びこの鏡部の背面
から延びる一対の矩形板状の控部を一体的に備えた水平
断面Π形状の無底ブロック本体と、各控部の後端付近に
該控部に対して直交する方向に貫通して設けられた嵌入
溝に挿入可能な一対の切込溝を備えた該鏡板と略同一高
の堰板とを組み合わせて使用する擁壁用ブロック構造
体であって、まず前記無底ブロック本体を必要個数だけ
横設し、その後、ブロック本体における控部の嵌入溝に
跨るようにして堰板を嵌入してブロック本体又は隣接す
るブロック本体同士を堰板により連結するとともにブロ
ック本体の背面側を閉じて胴込部を形成し、1段又は複
数段組積後に、該胴込部に土、石及びコンクリートのい
ずれか又は複数の前記材料の各々を組み合わせて封じ込
め、これを順次繰り返して上方に組積することを特徴と
する擁壁形成方法を提供するものである。
【0009】その際、曲率の小さなカーブのある擁壁を
形成する場合には、張出部分が折れ曲がった形状の堰板
を使用するとよい。また、擁壁背面の水抜き機能等を持
たせる場合には、任意形状の孔を1つ又は複数設けた堰
板を使用すればよい。
【0010】また、上記鏡部及び/又は控部に任意形状
の孔を1つ又は複数設けてなるブロック本体を所定箇所
に使用し、適宜の胴込部に土、石及びコンクリート等の
いずれか又は複数の前記材料の各々を組み合わせて封じ
込め、これを順次繰り返して上方に組積することを特徴
とする擁壁形成方法を提供するものである。
【0011】
【作用】 上記の構成からなる本発明の擁壁用ブロック
構造体では、ブロック本体又は隣接するブロック本体と
堰板とにより胴込部が形成され、ここに土、石又はコン
クリート等を封じ込めることにより積み重ねたとき、擁
壁用ブロック構造体の重量を増加させることができる。
また、堰板が隣接するブロック本体同士を連結する役目
を果たすとともに、上記のように胴込部が形成され、こ
こに土、石又はコンクリート等を封じ込めることにより
積み重ね時の連結と同時にブロックによる擁壁が完成す
る。
【0012】
【実施例】 以下、図面を参照しながら本発明の実施例
について説明する。
【0013】図1〜5は本発明に係る擁壁用ブロック構
造体及び該擁壁用ブロック構造体を用いた擁壁形成方法
の第1実施例を示すもので、図1〜3は擁壁を形成する
手順の説明図、図4及び図5は形成された擁壁の異なる
位置での断面図である。
【0014】本実施例の擁壁用ブロック構造体では、図
1に示すように、矩形板状の鏡部11及びこの鏡部11
の背面から延びる一対の矩形板状の控部12とを備えた
水平断面Π形状のブロック本体10と、各控部12の後
端付近に設けられた嵌入溝13に挿入可能な一対の切込
溝21を備えた堰板20とを組み合わせて使用する。
【0015】まず、図1及び図2に示すように、ブロッ
ク本体10を必要個数だけ横設し、ブロック本体10に
おける控部12の嵌入溝13に堰板20を嵌入してブロ
ック本体10の背面側を閉じて胴込部Aを形成する。堰
板20は隣接するブロック本体10の控部12の嵌入溝
13に跨って嵌入することも可能である。ここで、堰板
20の両サイドの張出部分22には対向するようにテー
パー面が設けてあるので、多少のズレがあっても隣接す
る堰板20の隙間を小さくできる。また、控部12の嵌
入溝13を堰板20の切込溝21に対して適当な余裕の
あるように設けておけば、ブロック本体10の並びに多
少の曲がりがあっても堰板20を嵌入できる。また、本
実施例では控部12の後端に張出部分12aを設けてあ
り、その内側の両サイドにテーパーを設けてある。この
張出部分12aは必ずしも必要ではないが、設けておく
と堰板20の安定によく、さらに切込溝21の余裕巾を
大きくとれる。また、控部12の下部に図示の如き突起
12bを設けておくと、前方への振れやズレが防止さ
れ、堰板20の嵌合状態を安定させることができる。こ
の突起12bも必要により設けるようにする。
【0016】ブロック本体10と堰板20により形成さ
れた胴込部Aには図3に示す如く土、石Rやコンクリー
トC(必要に応じて鉄筋Sも入れる)を封じ込め、これ
を繰り返して順次上方に組積して擁壁を形成する。この
場合、本実施例では、下段における堰板20の上部がブ
ロック本体10の控部12から僅かに突き出る状態にな
っており、控部12の下部に設けた切欠溝14がこの堰
板20上部に嵌まるようにして上段のブロック本体10
を積み重ねることにより前後の位置決めとズレ防止が行
われる。この組積に際しブロック本体10の鏡部11が
図示の如く千鳥状となるように組積してもよいし、場合
によっては芋積でもよい。そして、胴込部Aに石Rを入
れる場合には、図示の如く孔20aを開けた堰板20を
使用し、擁壁背面の排水を行うようにする。また、胴込
部AにコンクリートCを打設する場合には、堰板20に
孔20aを設ける必要はないが、もし設ける時はコンク
リートCが流出しない大きさとする。なお、擁壁背後の
裏込石断面が大きいとか、山からの水が少ない場合には
孔20aの必要はない。
【0017】ここで、形成される擁壁の高さは一般的に
1〜20m程度である。そして、擁壁高さが3m以下の
場合は、胴込部Aに石R(磔)を入れると経済的であ
る。また、擁壁高さが3〜5mの場合は、胴込部Aにコ
ンクリートCと石Rを入れることにより構造的に安全が
保たれる。擁壁高さが5〜10mの場合は、胴込部Aに
コンクリートCと鉄筋Sを入れて地震時に耐えれる構造
にするとよい。また、擁壁高さが10mを越えるような
場合には、公知のアンカー工法を取り入れることにより
地山との一体性を強化するとよい。なお、本発明の擁壁
用ブロック構造体によれば、もたれ擁壁又は直立擁壁の
いずれでも形成できる。
【0018】図6〜図9は本発明に係る擁壁用ブロック
構造体及び該擁壁用ブロック構造体を用いた擁壁形成方
法の第2実施例を示すもので、図6及び図7は擁壁を形
成する手順の説明図、図8及び図9は形成された擁壁の
異なる位置での断面図である。
【0019】先の第1実施例で形成される擁壁は、図4
及び図5に示すように、胴込部Aに土、石R又はコンク
リートC等を詰めて擁壁自体を重くし、山側にもたれさ
せて土圧や地震力に抗するようにした構造であったが、
本実施例の場合は、擁壁を直立状態で形成して敷地を有
効利用するもので、擁壁自身を重くする必要はなく、胴
込部Aに詰めたコンクリートC及び鉄筋Sによって土圧
又は地震に抗しようとするものである。
【0020】本実施例においても、図6に示す如く第1
実施例のものと同様な水平断面Π形状のブロック本体1
0と堰板20とを組み合わせて使用する。そして、図7
に示すように、経済性を考慮して胴込部の1つのみにコ
ンクリートCと鉄筋Sを詰める場合は、図示の如く両サ
イドの張出部分を少なくした堰板20を用いるとよい。
また、他の胴込部には必要により石Rを所定厚みだけ入
れてもよい。地山に湧水が多い場合は、第1実施例のよ
うに両サイドを延ばした堰板20を使用して胴込部に石
Rを入れるようにしてもよい。
【0021】ブロック本体10と堰板20を上方に組積
する場合、ブロック本体10における控部12の長さが
順次短くなったものを積み上げることにより、図8及び
図9に示す如く背面側で階段状にする。擁壁が高くなっ
て土圧及び地震力に抗しきれない場合は、全ての胴込部
にコンクリートC及び鉄筋Sを入れるとよい。この時、
排水用の石Rは、部分的に又は全巾にわたって必要な厚
みだけ、胴込部の背後に設ける。
【0022】図10は本発明に係る擁壁用ブロック構造
体及び該擁壁用ブロック構造体を用いた擁壁形成方法の
第3実施例に使用するブロック本体と堰板を示す斜視図
である。
【0023】この実施例にて使用するブロック本体10
及び堰板20は第1実施例のものと略同じ構成である
が、ブロック本体10の鏡部11に任意形状の壁孔11
aを1つ又は複数設けてある。そして、適宜の胴込部A
に石を入れて形成された擁壁は魚巣を備えた護岸擁壁と
して使用することができる。この場合、必要に応じてブ
ロック本体10の控部12に適当な孔12Cを開けてお
き、各胴込部Aを連通させた形態としてもよい。なお、
魚巣の部分は河川等の高水位線以下に設ければよい。ま
た、全ての胴込部Aに土を入れると道路擁壁等の緑化用
としても使用することができる。
【0024】図11は第4実施例を説明するためのブロ
ック本体と堰板との組み合わせ状態を示す平面図、図1
2は本実施例に使用する堰板を示す斜視図である。
【0025】この実施例で使用する堰板20は、切込溝
21を大きくするとともに、両サイドの張出部分22を
適当な角度で反対向きに折り曲げた形状をしている。さ
らに、本実施例ではブロック本体10における控部12
の嵌入溝13も大きくとってあり、堰板20が控部12
の嵌入溝13に対して余裕を持って嵌まるようにしてい
る。これにより、隣接する鏡部11が同一平面から僅か
にずれた状態でブロック本体10を設置したとしても、
隣接する堰板20の張出部分22によりズレが吸収され
ることになり、各ブロック本体10における控部12の
嵌入溝13に堰板20を挿入して、ブロック本体10の
背面側を閉じて胴込部Aを形成することができる。した
がって、本実施例によれば、曲率の小さなカーブのある
擁壁を形成することが可能となる。なお、本実施例にて
形成される擁壁においても、第3実施例の如き魚巣を備
えた護岸擁壁や緑化可能な道路擁壁等に適用することも
勿論可能である。
【0026】
【発明の効果】 本発明は以上のように構成されている
ので、次に記載の効果を奏する。
【0027】ブロック本体と堰板により胴込部が形成さ
れ、この胴込部に土、石又はコンクリート等を封じ込め
ることにより短時間で擁壁を形成すると共に、擁壁用ブ
ロック構造体の重量が増し、経済的な擁壁を形成でき
る。
【0028】張出部分が折れ曲がった形状の堰板を使用
することにより、曲率の小さなカーブのある擁壁を形成
することが可能となる。
【0029】鏡部及び/又は控部に任意形状の孔を設け
たブロック本体を使用することにより、魚巣を備えた護
岸擁壁や道路等の緑化擁壁を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の擁壁用ブロック構造体の組み立
ての手順を説明するための斜視図である。
【図2】 同じくブロック本体と堰板との組み合わせ状
態を示す平面図である。
【図3】 擁壁を途中まで形成した状態を示す斜視図で
ある。
【図4】 形成された擁壁の断面図である。
【図5】 図4と異なる位置での断面図である。
【図6】 第2実施例の擁壁用ブロック構造体の組み立
ての手順を説明するための斜視図である。
【図7】 擁壁を途中まで形成した状態を示す斜視図で
ある。
【図8】 形成された擁壁の断面図である。
【図9】 図8と異なる位置での断面図である。
【図10】 第3実施例の擁壁用ブロック構造体の組み
立ての手順を説明するための斜視図である。
【図11】 第4実施例を説明するためのブロック本体
と堰板との組み合わせ状態を示す平面図である。
【図12】 第4実施例に使用する堰板を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
10 ブロック本体 11 鏡部 11a 壁孔 12 控部 13 嵌入溝 20 堰板 21 切込溝 A 胴込部

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】矩形板状の鏡部及びこの鏡部の背面から延
    びる一対の矩形板状の控部を一体的に備えた水平断面Π
    形状の無底ブロック本体と、各控部の後端付近に該控部
    に対して直交する方向に貫通して設けられた嵌入溝に挿
    入可能な一対の切込溝を備えた該鏡板と略同一高さの堰
    板とを組み合わせて使用する擁壁用ブロック構造体であ
    って、ブロック本体又は隣接するブロック本体における
    控部の嵌入溝に跨るようにして堰板を嵌入してブロック
    本体の背面側を閉じることによって生じる上下方向に連
    通す空間を胴込部としたことを特徴とする擁壁用ブロ
    ック構造体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の擁壁用ブロック構造体
    において、鏡部に任意形状の壁孔を1つ又は複数設けた
    ことを特徴とする擁壁用ブロック構造体。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の擁壁用ブロック
    構造体において、張出部分が折れ曲がった形状の堰板を
    使用することを特徴とする擁壁用ブロック構造体。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1に記載の擁壁
    用ブロック構造体において、任意形状の孔を1つ又は複
    数設けた堰板を使用することを特徴とする擁壁用ブロッ
    ク構造体。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1に記載の擁壁
    用ブロック構造体において、控部に任意形状の孔を1つ
    又は複数設けてなることを特徴とする擁壁用ブロック構
    造体。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1に記載の擁壁
    用ブロック構造体において、上記胴込部の空間に、土、
    石及びコンクリートのいずれか又は複数の前記材料を適
    宜組み合わせて充填したことを特徴とする擁壁用ブロッ
    ク構造体。
  7. 【請求項7】矩形板状の鏡部及びこの鏡部の背面から延
    びる一対の矩形板状の控部を一体的に備えた水平断面Π
    形状の無底ブロック本体と、各控部の後端付近に該控部
    に対して直交する方向に貫通して設けられた嵌入溝に挿
    入可能な一対の切込溝を備えた該鏡板と略同一高さの堰
    板とを組み合わせて使用する擁壁用ブロック構造体であ
    って、まず前記無底ブロック本体を必要個数だけ横設
    し、その後、ブロック本体における控部の嵌入溝に跨る
    ようにして堰板を嵌入してブロック本体又は隣接するブ
    ロック本体同士を堰板により連結するとともにブロック
    本体の背面側を閉じて胴込部を形成し、1段又は複数段
    組積後に、該胴込部に土、石及びコンクリートのいずれ
    か又は複数の前記材料の各々を組み合わせて封じ込め、
    これを順次繰り返して上方に組積することを特徴とする
    擁壁形成方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の擁壁形成方法におい
    て、上記鏡部に任意形状の壁孔を1つ又は複数設けてな
    るブロック本体を所定箇所に使用したことを特徴とする
    擁壁形成方法。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8に記載の擁壁形成方法に
    おいて、張出部分が折れ曲がった形状の堰板を使用する
    ことを特徴とする擁壁形成方法。
  10. 【請求項10】 請求項7〜9のいずれか1に記載の擁
    壁形成方法において、任意形状の孔を1つ又は複数設け
    た堰板を使用することを特徴とする擁壁形成方法。
  11. 【請求項11】 請求項7〜10のいずれか1に記載の
    擁壁形成方法において、控部に任意形状の孔を1つ又は
    複数設けてなることを特徴とする擁壁形成方法。
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