JP3293784B2 - 個人情報格納装置および認証装置 - Google Patents
個人情報格納装置および認証装置Info
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Description
テムにおいてユーザを認証するためのポインティングデ
バイス又はキーボードに関する。
呼ぶ)に個人情報を入力する際において、プライバシー
やセキュリティーを確保することは重要な問題である。
特に、他人に知られてはならないパスワードの秘密保持
は重要である。従来、PCを利用する際の個人認証シス
テムとしては、既存のPCハードウェアにおいて認証ソ
フトウェアを動作させる認証システムが一般的である。
すなわち、ソフトウェアがPCユーザに対してパスワー
ド(個人情報)を要求し、ユーザはPCに接続されたキ
ーボードによりパスワードを入力することとしている。
ードを入力しているのを見た第三者が不正にアクセスす
る場合があり、また、パスワードは誰でも入力すること
が可能であるために第三者がパスワードを解析すること
があるため、上記セキュリティーシステムは万全ではな
いという問題がある。上記ソフトウェアによる認証方式
よりも高いセキュリティー性を有する認証方式として、
電子カードを用いた個人認証方式も開発されている。ソ
フトウェアだけではなく、特殊なハードウェアも利用す
るため、セキュリティー性が高い。しかし、PCを改造
しなければならないため、現在一般的なPCにはそのま
ま適用することは困難であるという問題がある。
ワード等、セキュリティー保護が必要な個人情報を、安
全に、かつ、現行コンピュータのハードウェアの変更を
行うことなくコンピュータに入力することが可能なポイ
ンティングデバイス又はキーボードを提供することを目
的とする。
デバイスは、ユーザの個人情報が格納され、コンピュー
タとの間で該個人情報が入出力される不揮発性記憶手段
と、コンピュータに接続するためのインターフェースと
が備えられ、コンピュータに脱着可能であるとともに、
装着したとき、前記不揮発性記憶手段に格納されている
前記個人情報が前記インターフェースを介して前記コン
ピュータに受け渡されることを特徴とする。
PCなどのコンピュータを利用する者が各々所有するポ
インティングデバイスを、インターフェースを介してP
Cに接続することで、前記PCは、そのユーザの個人情
報を参照、利用することができる。また、必要に応じ
て、PCが個人情報格納装置に格納された個人情報を書
き換えることもできる。なお、前記個人情報としては、
例えば、機密保護対象プログラムにアクセスするための
パスワード等、ユーザが秘密保持を望む情報等が挙げら
れる。また、前記個人情報は、ネットワークに接続され
た他のコンピュータによって参照、利用されてもよい。
は、それがマウスであることを特徴とする。
く、個人情報をPCとの間で送受信する機能も有する。
人情報が格納され、コンピュータとの間で該個人情報が
入出力される不揮発性記憶手段と、コンピュータに接続
するためのインターフェースとが備えられ、コンピュー
タに脱着可能であるとともに、装着したとき、前記不揮
発性記憶手段に格納されている前記個人情報が前記イン
ターフェースを介して前記コンピュータに受け渡される
ことを特徴とする。
の機能だけでなく、PCとの間で送受信する機能も有す
る。
は、ユニバーサル・シリアル・バス・インターフェース
(以下、USBインターフェースと呼ぶ)であることを
特徴とする。
は、USBインターフェースを介してPCに接続され
る。
の個人情報が格納されてコンピュータとの間で該個人情
報が入出力される不揮発性記憶手段と、コンピュータに
接続するためのインターフェースと、前記不揮発性記憶
手段に格納された前記ユーザの個人情報に基づいて前記
ユーザのプログラム利用権を判断する利用権判断部を有
し、コンピュータに脱着可能であるとともに、装着した
とき、前記不揮発性記憶手段に格納されている前記個人
情報が前記インターフェースを介して前記コンピュータ
に受け渡されることを特徴とする。
する者がPCに接続することで、前記PCは、そのユー
ザの個人情報を参照、利用することができる。利用権判
断部は、前期個人情報に基づいてユーザの利用権を判断
し、その利用権に基づき所定の動作を行う。例えば、プ
ログラムの利用権を持つユーザであれば、該プログラム
の利用を許可し、利用権を持たないユーザであれば、該
プログラムの利用を禁止するようにPCに指示する。
ウスについて説明する。ここでは、近年PCに標準搭載
されてきているUSBインターフェースに対応したマウ
スである、USBマウスを用いる。
本来のマウスとしての機能を実現するポインタ制御部3
の他にパスワード制御部2を備え、パスワード制御部2
はコントローラ5と不揮発性メモリ(不揮発性記憶手
段)6から構成される。不揮発性メモリ6はコントロー
ラ5に接続されておりコントローラ5の信号線はPCと
のインターフェース4に接続されている。また、ポイン
タ制御部3もPCとのインターフェース4に接続されて
いる。一方で、ポインタ制御部3はマウス移動検出部7
とボタン検出部8を有している。ここで、パスワード制
御部2、インターフェース4は個人情報格納装置9を構
成している。図2は本実施形態のシステムを示すブロッ
ク図である。図2では本発明例のUSBマウス1はUS
B HUB付きキーボード11に接続されており、US
BHUB付きキーボード11はPC本体10のUSBポ
ートに接続されている。また、PC本体10は、利用権
判断部13および利用権制限制御部14を有している。
バイスとしての動作とは別に、以下のように動作する。
まず、PC10の利用に先立ち、PCユーザは、各人の
所有するUSBマウス1をPC10に接続されたUSB
HUB付きキーボード11に接続する。利用権判断部
13からのパスワードデータ(個人情報)要求により、
コントローラ5は不揮発性メモリ6に格納されているパ
スワードデータを読み出し、利用権判断部13に送出す
る。利用権判断部13はそのパスワードデータを元に、
使用許可されている個人かどうかを判断する。十分なア
クセス権を持つ個人であれば、プログラムの利用制限を
解除し、アクセス権を持たない個人であれば、プログラ
ムの利用を制限するよう、利用制限制御部14に指示を
行う。利用制限制御部14は、利用権判断部13の指示
に基づき、PC10上で動作するプログラムの利用制限
を制御する。
変更する場合は、PC本体10はあらかじめ使用許可さ
れている個人かどうかをUSBマウス1から送出された
パスワードデータにより判断し、変更したパスワードデ
ータをUSBマウス1に送出する。USBマウス1は前
述した通り、図1に示す不揮発性メモリ6内のパスワー
ドデータを変更する。
ウス1をPCから取り外すと、利用権判断部13は再び
プログラムに利用制限を掛けるよう利用制限制御部14
に指示し、利用制限制御部14はプログラムに利用制限
を掛ける。
ンターフェースはUSBインターフェースであるので、
USBマウス1は、PC本体10のUSBポートに直接
接続してもよく、また、上記例のようにPC本体10の
USBポートに接続されているUSB HUB付きキー
ボード11のUSBポートに接続してもよく、あるいは
PC本体10のUSBポートに接続されているUSB
HUB付きモニタ12のUSBポートに接続してもよ
い。PC本体10のUSBポート、あるいはPC本体1
0のUSBポートに接続されているあらゆる周辺機器の
USBポートに接続しても、通常のマウスとしての使用
ができるのと同じく個人情報の入力によるパスワード入
力ができる。
ス1をPC10に接続するだけで、本来のマウスとして
の機能に加え、PC10にパスワードを入力することが
できる。したがって、キーボードから手入力で入力する
のに比べ、第三者にパスワードを入力する所を見られる
ことがなく安全である。また、USBマウス1を所有し
ている者のみがパスワードを入力することができ、しか
もUSBマウス1はPC10から脱着可能であるため、
PC10不使用時にはUSBマウス1を取り外して保管
しておくことで、第三者に不正にアクセスされることが
ない。また、既存のUSBポートに接続するだけでよい
ので、現行のPCをそのまま用いることが可能であり、
ハードウェアの変更を必要としない。さらに、USBマ
ウス1にパスワード制御部2が内蔵されており、かつ、
ユーザがパスワードを入力するという行為を行わないの
で、PCに認証システムを設けていることが視覚的に知
覚されずに、より安全なセキュリティーシステムとする
ことが可能である。
ボードについて説明する。前記第1の実施形態では、U
SBインターフェースのUSBマウス1について説明し
たが、本実施形態においては、USB HUB付きキー
ボード11を用いたものについて図3を参照して説明す
る。
ード11はキー入力制御部15とパスワード制御部2か
ら構成される。パスワード制御部2はコントローラ5と
不揮発性メモリ(記憶手段)6から構成され、個人情報
を記憶する不揮発性メモリ6はコントローラ5に接続さ
れ、コントローラ5の信号はPCとのインターフェース
4に接続されている。また、本来のキーボードとしての
機能を実現するキー入力制御部15もPCとのインター
フェース4に接続されている。ここで、パスワード制御
部2、インターフェース4は個人情報格納装置9を構成
している。
ボード11は、USB HUB付きキーボード11をP
C10に接続するだけで、本来のキーボードとしての機
能に加え、パスワード制御部2によってPC10にパス
ワードを入力することができる。したがって、キータイ
プによりパスワードを手入力するのに比べ、第三者にパ
スワードを入力する所を見られることがなく安全であ
る。また、USB HUB付きキーボード11を所有し
ている者のみがパスワードを入力することができ、しか
もUSB HUB付きキーボード11はPC10から脱
着可能であるため、PC10不使用時にはUSB HU
B付きキーボード11を取り外して保管しておくこと
で、第三者に不正にアクセスされることがない。また、
既存のUSBポートに接続するだけでよいので、現行の
PCをそのまま用いることが可能であり、ハードウェア
の変更を必要としない。さらに、USBHUB付きキー
ボード11にパスワード制御部2が内蔵されており、か
つ、ユーザがパスワードを入力するという行為を行わな
いので、PCに認証システムを設けていることが視覚的
に知覚されずに、より安全なセキュリティーシステムと
することが可能である。
メモリとコントローラとを、USBインターフェースを
持つ他の周辺機器に内蔵してもよく、またさらには、メ
モリとコントローラからなるパスワード制御部2とイン
ターフェース4のみ有する機器としてもよい。
インターフェースによるUSBマウスとして一例を挙げ
たが、PCとのインターフェースについては特に問うも
のではない。通常のマウスインターフェースや、赤外線
等の無線によるインターフェース等にも、応用できるも
のである。また、PC本体10で動作するプログラムを
使用するための認証だけではなく、PC本体10にネッ
トワーク経由で接続されている他のコンピュータ上で動
作するプログラムを使用するための認証をも行うことが
できるのはいうまでもない。
ドにおいては、コンピュータにより個人情報格納装置に
格納されたユーザの個人情報が利用される。したがっ
て、個人情報を安全にコンピュータに入力することがで
きる。また、個人情報格納装置がなければ個人情報を入
力することができないので、セキュリティ性を高くする
ことができる。また、既存のインターフェースを用いる
ことで、コンピュータにハード的な変更を行う必要がな
く、既存のコンピュータにより容易に本発明を実施する
ことが可能である。
る。
である。
である。
Claims (5)
- 【請求項1】 ユーザの個人情報が格納され、コンピュ
ータとの間で該個人情報が入出力される不揮発性記憶手
段と、コンピュータに接続するためのインターフェース
とが備えられ、 コンピュータに脱着可能であるとともに、装着したと
き、前記不揮発性記憶手段に格納されている前記個人情
報が前記インターフェースを介して前記コンピュータに
受け渡されることを特徴とするポインティングデバイ
ス。 - 【請求項2】前記ポインティングデバイスは、マウスで
あることを特徴とする請求項1に記載のポインティング
デバイス。 - 【請求項3】ユーザの個人情報が格納され、コンピュー
タとの間で該個人情報が入出力される不揮発性記憶手段
と、コンピュータに接続するためのインターフェースと
が備えられ、 コンピュータに脱着可能であるとともに、装着したと
き、前記不揮発性記憶手段に格納されている前記個人情
報が前記インターフェースを介して前記コンピュータに
受け渡されることを特徴とするキーボード 。 - 【請求項4】 ユーザの個人情報が格納されてコンピュ
ータとの間で該個人情報が入出力される不揮発性記憶手
段と、コンピュータに接続するためのインターフェース
と、前記不揮発性記憶手段に格納された前記ユーザの個
人情報に基づいて前記ユーザのプログラム利用権を判断
する利用権判断部を有し、 コンピュータに脱着可能であるとともに、装着したと
き、前記不揮発性記憶手段に格納されている前記個人情
報が前記インターフェースを介して前記コンピュータに
受け渡されることを特徴とするポインティングデバイ
ス 。 - 【請求項5】 ユーザの個人情報が格納されてコンピュ
ータとの間で該個人情報が入出力される不揮発性記憶手
段と、コンピュータに接続するためのインターフェース
と、前記不揮発性記憶手段に格納された前記ユーザの個
人情報に基づいて前記ユーザのプログラム利用権を判断
する利用権判断部を有し、 コンピュータに脱着可能であるとともに、装着したと
き、前記不揮発性記憶手 段に格納されている前記個人情
報が前記インターフェースを介して前記コンピュータに
受け渡されることを特徴とするキーボード 。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34211098A JP3293784B2 (ja) | 1998-12-01 | 1998-12-01 | 個人情報格納装置および認証装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34211098A JP3293784B2 (ja) | 1998-12-01 | 1998-12-01 | 個人情報格納装置および認証装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000172412A JP2000172412A (ja) | 2000-06-23 |
JP3293784B2 true JP3293784B2 (ja) | 2002-06-17 |
Family
ID=18351233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34211098A Expired - Fee Related JP3293784B2 (ja) | 1998-12-01 | 1998-12-01 | 個人情報格納装置および認証装置 |
Country Status (1)
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KR20030033863A (ko) * | 2001-10-25 | 2003-05-01 | (주)엔라인시스템 | Usb 모듈방식의 능동형 사용자 인증카드를 이용한다단계 사용자 인증방법 및 시스템 |
JP2006302121A (ja) * | 2005-04-22 | 2006-11-02 | Hitachi Ltd | 情報処理装置、ストレージ装置及び情報処理装置の制御方法 |
-
1998
- 1998-12-01 JP JP34211098A patent/JP3293784B2/ja not_active Expired - Fee Related
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