JP3291672B2 - 電気掃除機の集塵袋 - Google Patents

電気掃除機の集塵袋

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JP3291672B2
JP3291672B2 JP24305194A JP24305194A JP3291672B2 JP 3291672 B2 JP3291672 B2 JP 3291672B2 JP 24305194 A JP24305194 A JP 24305194A JP 24305194 A JP24305194 A JP 24305194A JP 3291672 B2 JP3291672 B2 JP 3291672B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気掃除機の集塵袋に
係り、より詳しくは、袋が破れにくく塵埃の補集性能に
優れ、細塵堆積用の空間部が確保できる電気掃除機の集
塵袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機の集塵袋の一例とし
て、例えば特公平5−46813号公報に開示された発
明がある(図9の縦断面図)。1は台紙、2は台紙1に
設けられた空気流の吸込口である。3は台紙1に取付け
られた集塵袋、3a,3bは集塵袋3を一定の間隔を隔
てて二重に構成した外袋と内袋で、外袋3aは目が細か
く、内袋3bは目が粗く形成されている。4は外袋3a
と内袋3bとの間に形成された細塵堆積用の空間部であ
る。なお、5は空気流が直接当る吸込口2の対向位置付
近の内袋3bに設けられたラップ部で、内袋3bのこの
部分は二重に構成されている。
【0003】上記のように構成した電気掃除機の集塵袋
によれば、塵埃を含んだ空気流は電動送風機(図示せ
ず)によって台紙1の吸込口2を通って高速状態で集塵
袋3内に吸引される。そして、塵埃を含んだ高速の空気
流はまず内袋3bの内面に衝突して流速が弱められ、こ
こで粗塵が捕集される。ついで、細塵は空気流と共に内
袋3bを通過して外袋3aに衝突し、ここで細塵が捕集
される。こうして捕集された細塵は空間部4内に堆積し
て、空気流のみが外袋3aを通過して清浄化される。
【0004】また、従来の電気掃除機の集塵袋として、
図10に示すように、内袋3bの外面に肉厚部Tと肉薄
部tを交互に形成して肉厚部Tと外袋3aとを接触さ
せ、外袋3aと肉薄部tとの間に一定間隔で細塵堆積用
の空間部4を設けたものがある。この場合は、肉厚部T
は密度が大きく肉薄部tは密度が小さくなり、吸引され
た空気流は抵抗の少ない内袋3bの肉薄面tを主に通過
して、粗塵のみが内袋3bに堆積する。
【0005】さらに、図9、図10に類似の従来例とし
て、例えば特開昭64ー85626号公報に開示された
電気掃除機の集塵袋がある(図示せず)。この集塵袋
は、密度の低い素材を複数枚重ね合わせて形成された内
袋と密度の高い外袋とからなり、複数枚の内袋のうち内
袋内側の素材の目を内袋外側の素材の目より粗く形成し
たものである。
【0006】また、従来の電気掃除機の集塵袋の別の一
例として、図9、図10のように内袋3bと外袋3aと
の間に空間部4を形成せず、これらを直接接触させたも
のもある(図示せず)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成した
従来の電気掃除機の集塵袋において、例えば、図9に示
すように、内袋3bと外袋3aとの間に細塵堆積用の空
間部4を形成した場合は、電動送風機によって加速され
た塵埃を含んだ高速の空気流は外袋3aには直接衝撃を
与えず、内袋3bの内面だけに直接衝突するため、内袋
3bが損傷する恐れがある。この損傷を防ぐため、材質
や形状を変えているが、コスト高になってしまう。
【0008】上記の課題を解決するために、例えば図1
0に示すように、内袋3bを肉厚部Tと肉薄部tとで構
成して外袋3aとの間に空間部4を形成した場合は、内
袋3bの肉厚部Tと肉薄部tの間に補集性能のバラツキ
が生じたり、吸引された空気流が抵抗の少ない肉薄部t
を主に通過するため、この部分が破れやすくなる等の問
題があった。
【0009】これらの課題を解決するために、内袋と外
袋との間に空間部を構成せずに直接接触させたものもあ
るが、この場合には高速の空気流を内袋と外袋で受ける
形となり、強固にはなるが細塵の堆積空間がないため細
塵が外袋の目を塞ぎ、補集性能が低下するという問題が
生じる。
【0010】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたもので、その目的は以下に示す通りである。 (1) 第1の目的は、塵埃を含んだ空気流が集塵袋に
衝突しても袋が破れることがなく、細塵をむらなく効率
よく確実に捕集することができる電気掃除機の集塵袋を
得ることである。 (2) また、第2の目的は、集塵袋に細塵堆積用の空
間部を確実に確保できる電気掃除機の集塵袋を得ること
である。
【0011】 (3) さらに、第3の目的は、塵埃を含んだ空気流が
吸込口に対向する位置付近にある集塵袋に直接高速で衝
突しても空気流の速度を落して集塵袋の損傷をなくし、
捕集性能を良好にした電気掃除機の集塵袋を得ることで
ある。 (4) また、第4の目的は、吸込口に対向する位置付
近にある集塵袋の損傷をなくして集塵袋に細塵堆積用の
空間部を確実に確保すると共に、組立が容易でコストの
低い電気掃除機の集塵袋を得ることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる電気掃除
機の集塵袋は、次のように構成したものである。(1) 台紙に取付けて該台紙の吸込口から塵埃を含ん
だ空気流を吸引して該空気流中の塵埃を捕集する電気掃
除機の集塵袋であって、目の細かい素材からなる外袋と
目の粗い素材からなる内袋の少なくとも一方を複数折り
曲げ又は撓ませて形成し、外袋と内袋を複数箇所接触さ
せて外袋と内袋の間に塵埃堆積用の空間部を形成したも
のである。
【0013】(2) 台紙に取付けて台紙の吸込口から
塵埃を含んだ空気流を吸引して空気流中の塵埃を捕集す
る電気掃除機の集塵袋であって、目の細かい素材からな
る外袋と目の粗い素材からなる内袋の少なくとも一方を
波形状又は交互にほぼコ字形の凹凸状に形成して外袋と
内袋を接触させ、外袋と内袋との間に塵埃堆積用の空間
部を形成したものである。
【0014】(3) 上記(1)又は(2)の電気掃除
機の集塵袋において、外袋と内袋をそれぞれ波形状又は
交互にほぼコ字状の凹凸状に形成し、外袋と内袋の波形
ピッチ又は凹凸ピッチを異なるように形成したものであ
る。
【0015】(4) 台紙に取付けて台紙の吸込口から
塵埃を含んだ空気流を吸引し空気流の塵埃を捕集する電
気掃除機の集塵袋であって、目の細かい素材からなる外
袋と目の粗い素材からなる内袋とを波形状又は交互にほ
ぼコ字形の凹凸状に形成すると共に、外袋と内袋の波形
方向又は凹凸方向を交差して接触させ、外袋と内袋との
間に塵埃堆積用の空間部を形成したものである。
【0016】(5) 上記(1)〜(4)の電気掃除機
の集塵袋において、吸込口と対向位置付近にある外袋と
内袋の少なくとも一方の面を二重にして合わせ面を形成
し、合わせ面の間に塵埃堆積用の空間部を形成したもの
である。
【0017】(6) 台紙に取付けて台紙の吸込口から
塵埃を含んだ空気流を吸引して空気流中の塵埃を捕集す
る電気掃除機の集塵袋であって、目の細かいシート素材
の起毛部を内側に向けて袋を形成する共に吸込口と対向
位置付近を二重にして合わせ面を形成し、合わせ面の間
に塵埃堆積用の空間部を構成したものである。
【0018】(7) 台紙に取付けて台紙の吸込口から
塵埃を含んだ空気流を吸引し空気流中の塵埃を捕集する
電気掃除機の集塵袋であって、目の細かいシート素材の
起毛部を内側に向けて袋を形成する共に、吸込口と対向
位置付近にある袋面の内側に目の粗いシート素材を設
け、袋と目の粗いシート素材との間に塵埃堆積用の空間
部を構成したものである。
【0019】
【作用】(1),(2)塵埃を含んだ空気流が内袋に衝
突すると空間部がその衝撃を吸収してクッションの役目
し、更に、内袋や空間部によって塵埃が捕集される。
【0020】(3) 塵埃を含んだ空気流が内袋に衝突
するとピッチを異ならせて形成された空間部がその衝撃
を吸収してクッションの役目し、更に、内袋や空間部に
よって塵埃が目ずまりなく捕集される。
【0021】(4) 塵埃を含んだ空気流が内袋に衝突
すると内外袋の異なった配行によって形成された空間部
がその衝撃を吸収してクッションの役目し、更に、内袋
や空間部によって塵埃が目ずまりなく捕集される。
【0022】(5) 塵埃を含んだ空気流が吸込口と対
向した位置付近にある合わせ面に衝突すると合わせ面に
よってその衝撃が吸収され、さらに内袋や空間部等によ
って塵埃が効率よく捕集される。また、合わせ面以外の
部分でも塵埃が捕集される。
【0023】(6) 塵埃を含んだ空気流が吸込口と対
向した位置付近にある合わせ面に衝突すると合わせ面に
よってその衝撃が吸収され、更に、起毛や空間部によっ
て塵埃が捕集される。また、合わせ面以外の部分でも塵
埃が起毛等によって捕集される。
【0024】(7) 塵埃を含んだ空気流が吸込口と対
向した位置付近にある合わせ面の目の粗いシートに衝突
するとその衝撃が吸収され、更に、シートや空間部等に
よって塵埃が捕集される。また、合わせ面以外の部分で
も塵埃が起毛等によって捕集される。
【0025】
【実施例】実施例1 図1は本発明の第1の実施例の縦断面図である。10は
接着剤11によって台紙12に取付けられた断面ほぼ角
状の集塵袋で、台紙12側に吸込口12aを備えてい
る。そして、目の粗い素材で形成された断面波形状の内
袋13と、内袋13の外側にあって目の細かい素材で形
成された外袋14とによって二重に形成され、断面波形
状の内袋13はその山部13a(外袋14側に向かって
凸、以下同様)が外袋14の内面に接し、谷部13b
(外袋14側に向かって凹、以下同様)は内袋13の内
部空間15側に位置している。なお、16は外袋14の
内面と内袋13の谷部13bとによって形成された細塵
堆積用の空間部である。
【0026】17は吸込口12aと対向した位置付近に
設けられた内袋13の合わせ面で、内袋13を二重にラ
ップして形成し、そのラップ幅は吸込口12aの直径よ
りも大きく形成されている。そして、内部空間15側の
内袋13の山部13aと外袋14側の内袋13の谷部1
3bとを相互に接触させて接着剤11によって接着し、
合わせ面空間部18を形成する。なお、矢印イは、塵埃
を含んだ空気流の流れの方向を示す。
【0027】次に、上記のように構成した本実施例の作
用を説明する。まず、電動送風機(図示せず)によって
加速された塵埃を含んだ高速の空気流イは、吸込口12
aから集塵袋10の内部に流入して、吸込口12aと対
向した位置付近にある合わせ面17の第1枚目の面に衝
突する。このとき、この空気流イは流速が速いため第1
枚目の面の目を通過しやすく、従ってこの時点では塵埃
捕集性能は低くまた空気流イが直接に衝突するが合わせ
面空間部18によってその衝撃が緩和される。そして、
第1枚目の面を通過した空気流イは更に合わせ面17の
合わせ面空間部18に入り、ここで容積が急激に拡大す
るため流速の低下が起こる。従って、塵埃の相当量は合
わせ面17の第1枚目の面によって遮断され、このため
塵埃は合わせ面空間部18内に捕集される。更に、合わ
せ面17の第2枚目の面を通過した空気流は、また容積
の大きい空間部16に流入して、ここで更にその流速を
低下させ、内袋13で逃した細塵を外袋14で遮断し
て、空間部16内に捕集する。こうして、塵埃は、細塵
まで含めて確実に集塵袋10内に捕集される。
【0028】一方、合わせ面17以外の部分でも塵埃を
含んだ空気流が内袋13に衝突するが、内袋13の山部
13aが外袋14の内面に接しているので、内袋13と
外袋14の両方で衝突力を受ける。そして、内袋13を
通過した空気流は容積の大きい空間部16に侵入してこ
こでその流速を低下させ、塵埃を空間部16内に捕集す
る。
【0029】従って、本実施例によれば、空気流イが直
接衝突する面は合せ面17によって衝撃が吸収されるた
め損傷を受けず、内袋13を通過した空気流は合わせ面
空間部18で速度を落としてここで確実に塵埃を捕集す
ると共に、空間部16でも速度を落として確実に細塵を
捕集することができる。また、合わせ面17以外の部分
でも、内袋13の山部13aが外袋14の内面に接して
いるので内袋13と外袋14の両方で衝突力を受けて吸
収し、内袋13を通過した空気流は空間部16で流速を
低下させて塵埃を空間部16内に確実に捕集することが
できる。なお、上記の説明では内袋13だけを断面波形
形状に構成したが、外袋14だけ、あるいは内袋13と
外袋14の両方を断面波形形状に構成してもよい。
【0030】実施例2 図2は本発明の第2の実施例の要部を拡大した縦断面図
である。13,14はそれぞれ集塵袋10を構成する断
面波形形状の内袋及び外袋で、内袋13は目の粗い素材
で、外袋14は目の細かい素材で形成され、さらに内袋
13と外袋14とは波形のピッチがそれぞれ異なるよう
に構成してある。17a,17bは吸込口12aと対向
した位置付近に設けられた内袋合わせ面及び外袋合わせ
面で、各合わせ面17a,17bのそれぞれを二重にラ
ップして形成すると共に、そのラップ幅は吸込口12a
の直径よりも大きく形成している。そして、内袋合わせ
面17aは、内部空間15側の内袋13(第1枚目の内
袋)の山部13aと、外袋14側の内袋13(第2枚目
の内袋)の谷部13bとを相互に接触させて接着剤11
によって接着し、内袋合わせ面空間部18を形成する。
また、外袋合わせ面17bは、その内袋13側の外袋1
4(第1枚目の外袋)の山部14aと最も外側の外袋1
4(第2枚目の外袋)の谷部14bとを相互に接触させ
て接着剤11によって接着し、外袋合わせ面空間部19
を形成する。そして、内袋13の第2枚目の面と外袋1
4の第1枚目の面との間に、さらに中空間部20が形成
される。
【0031】次に、上記のように構成した本実施例の作
用を説明する。電動送風機によって加速された塵埃を含
んだ空気流イは、吸込口から集塵袋10の内部に高速で
流入してまず内袋合わせ面17aの第1枚目の面に衝突
し、内袋合わせ面空間部18を通ってさらに第2枚目の
面を通過する。そして、中空間部20を通って、外袋合
わせ面17bの第1枚目の面に衝突し、外袋合わせ面空
間部19を通って最後に第2枚目の面を通過する。この
間、内袋合わせ面17aの第1枚目の面で粗塵Aが、第
2枚目の面(従って、内袋合わせ面空間部18)で中塵
Bが、外袋合わせ面17bの第1枚目の面(従って、中
空間部20)で小塵Cが、最後に第2枚目の面(従っ
て、外袋合わせ面空間部19)で細塵Dが捕集される。
従って、本実施例によれば、集塵袋10は内袋13と外
袋14の合わせ面17a,17bによって塵埃の直接衝
突による損傷から保護され、また第1の実施例に示した
以上の塵埃の捕集性能が得られ、そのうえ、内袋13と
外袋14との波形形状のピッチを異ならせているので中
空間部20を確実に確保でき、塵埃が確実に集塵袋10
内に捕集される。なお、本実施例では外袋14と内袋1
3の両方に合わせ面17a,17bを形成したが、外袋
14のみ又は内袋13のみに合わせ面を形成してもよ
い。
【0032】実施例3 図3は本発明の第3の実施例の要部を拡大した縦断面図
である。第1の実施例では外袋14と内袋13の少なく
とも一方を断面波形状に形成したが、本実施例では目の
細かい素材からなる外袋14と目の粗い素材からなる内
袋13のそれぞれに一定間隔で交互に断面ほぼコ字状の
凹凸を設けたものである。13aは内袋13に設けられ
た断面ほぼコ字状の凸部(外袋14に向かって凸)、1
3bは内袋13に設けられた断面ほぼコ字状の凹部(外
袋14に向かって凹)で、凹部13bの幅は凸部13a
の幅よりも広く形成されてこれらが交互に凹凸を繰り返
し、また、凸部13a,13a間のピッチがP1 となる
ように形成されている。
【0033】また、14aは外袋14に設けられた断面
ほぼコ字状の凸部(内袋13に向かって凸)、14bは
外袋14に設けられた断面ほぼコ字状の凹部(内袋13
に向かって凹)で、凹部14bの幅は凸部14aの幅よ
りも広く形成されてこれらが交互に凹凸を繰り返し、ま
た、凸部14a,14a間のピッチがP2 となるように
形成されている。そして、内袋13の凸部13aと外袋
14の凸部14aとが図の上下方向にややずれた状態で
接触して取付けられ、また、内袋13と外袋14との間
に細塵堆積用の空間部16が形成されている。なお、内
袋13のピッチP1 と外袋14のピッチP2 は同一とし
もよいが、確実に空間部16を確保するために各ピッチ
を、P1 >P2 又はP1 <P2 のようにそれぞれ異なら
せてもよい。
【0034】次に、上記のように構成した本実施例の作
用を説明する。電動送風機によって加速された塵埃を含
んだ空気流イは、吸込口から集塵袋10の内部に流入し
て内袋13に衝突し、空間部16を通ってさらに外袋1
4に衝突してからここを通過する。そして、この間に、
内袋13側の面、凹部13cさらに空間部16によって
塵埃が捕集される。従って、本実施例によれば、内袋1
3の面、凹部13cそして空間部16によって塵埃が確
実に捕集され、また、内袋13と外袋14の各ピッチ
を、P1 >P2 又はP1 <P2 のようにそれぞれ異なら
せた場合は空間部16を確実に確保できるので塵埃はさ
らに確実に捕集される。なお、上記の説明では内袋13
と外袋14を共に断面ほぼコ字状の交互凹凸状に形成し
たが、外袋14だけ、あるいは内袋13だけを凹凸形状
に形成してもよい。
【0035】実施例4 図4は本発明の第4の実施例の要部を拡大した縦断面図
である。図に示すように、波形状に形成された内袋13
と外袋14の波形方向(山部又は谷部に沿った方向)を
それぞれ交差させて、これらの間に空間部16を形成し
たものである。即ち、外袋14はその波形方向を図面の
垂直方向に配行させ、内袋13はその波形方向を図面の
上下方向に配行させて、外袋14の谷部14bと内袋1
3の山部13aとを接触させる。従って、本実施例によ
れば、波形状に形成された外袋14と内袋13の配行を
交差させるようにしたので、空間部16を確実に確保で
き塵埃を確実に集塵袋10に捕集することができる。
【0036】実施例5 図5は本発明の第5の実施例の要部を拡大した縦断面図
である。図に示すように、交互に断面ほぼコ字状の凹凸
を設けた外袋14と内袋13の凹凸方向(凸部又は凹部
に沿った方向)をそれぞれ交差させて、これらの間に空
間部16を形成したものである。即ち、外袋14はその
凸部14a(凹部14b)の方向を図の上下方向に配行
させ、内袋13は凸部13a(凹部13b)の方向を図
の垂直方向に配行させて、外袋14の凸部14aと内袋
13の凸部13aとを接触させる。従って、本実施例に
よれば、凹凸状に形成された外袋14と内袋13の配行
を交差させるようにしたので、空間部16を確実に確保
でき塵埃を確実に集塵袋10に捕集することができる。
【0037】実施例6 図6は本発明の第6の実施例の縦断面図である。本実施
例では、実施例1〜5に示したように集塵袋を外袋と内
袋の二重構造とせず、1つの袋14cのみで構成したも
のである。21は目の細かいシート素材からなる袋14
cの一方の面に設けられた起毛で、この起毛21を内側
方向に向けて集塵袋10を構成する。17は吸込口12
aと対向した位置付近に設けられた袋14cの合わせ面
で、袋14cを二重にラップして形成し、そのラップ幅
は吸込口12aの直径よりも大きく形成されている。そ
して、ラップした袋14cの両端部を接触させて接着剤
11によって接着し、合わせ面空間部18を形成する。
このとき、袋14cには起毛21があるため、起毛21
を内部に備えた状態で合わせ面空間部18が形成され
る。
【0038】次に、上記のように構成した本実施例の作
用を説明する。まず、袋14cに起毛21を形成するに
は、図7に示すように、目の細かいシート素材からなる
袋14cの一方の面にブラシ22を当ててこれを回転さ
せる。こうしてシート素材の一方の面を起毛21させて
起毛面を形成し、この起毛面を集塵袋10の袋14cの
内側面として使用する。上記のようにして形成した袋1
4cからなる集塵袋10の内部には、電動送風機によっ
て加速された塵埃を含んだ空気流が、吸込口12aを通
って流入する。そして、この空気流は合わせ面17の第
1枚目の面に衝突してここでまず粗塵が起毛21に捕集
され、更に合わせ面空間部18に入り、ここに中塵埃や
細塵が捕集される。一方、合わせ面17以外の部分でも
塵埃を含んだ空気流が集塵袋10内に流入して袋14c
に衝突するが、ここでは粗塵は起毛21に捕集され、細
塵は起毛21の根元部、即ち袋14cの内壁面に捕集さ
れる。
【0039】従って、本実施例によれば、簡単な装置で
起毛21が形成できると共に、合わせ面17によって塵
埃の衝突による損傷から外袋が保護され、また袋14c
の起毛21等によって塵埃の捕集が確実に行われる。
【0040】実施例7 図8は本発明の第7の実施例の縦断面図である。なお、
第6の実施例(図7)と同一部分には同じ符号を付し、
説明を省略する。17は吸込口12aの対向面のほぼ全
域に渡ってに設けられた袋14cの合わせ面で、袋14
cの内側に袋14cとは別個のさらに目の粗い素材から
なる合わせシート22をラップして構成する。そして、
その合わせシート22の端部を接着剤11によって袋1
4cに接着し、袋14cと合わせシート22との間に合
わせ面空間部18を形成する。このとき、袋14cには
起毛21があるため、合わせ面空間部18はその内部に
起毛21を備えた状態で構成される。
【0041】上記のようにして形成した集塵袋10の内
部には、電動送風機によって加速された塵埃を含んだ空
気流が、吸込口12aを通って流入する。そして、合わ
せ面17の第1枚目の面、即ち合わせシート22の面に
直接衝突してここでまず粗塵Aが捕集され、更に合わせ
面空間部18に入りここで第2枚目の面に衝突して中塵
埃Bや細塵Dが捕集される。一方、合わせ面17以外の
部分でも塵埃を含んだ空気流が集塵袋10内に流入して
袋14cに衝突するが、ここでは粗塵Aは起毛21に捕
集され、細塵Dは起毛21の根元部、即ち袋14cの内
壁面に捕集される。
【0042】従って、本実施例によれば、簡単な装置で
起毛21が形成できると共に、空気流が直接衝突する面
には粗塵を捕集する合わせシート22を有する合わせ面
17を形成したので塵埃の衝突による損傷から袋14c
が保護され、また袋14cの起毛21等によって塵埃の
捕集が確実に行われる。
【0043】なお、上記の各実施例1〜7では各袋の形
状を断面波形状やほぼコ字形の交互凹凸状等に形成した
が、このような形状に構成することによって表面積が増
え、通過する空気流の流速が低下して塵埃の捕集性能が
向上するのであって、本発明によって袋の形状が限定さ
れるものではない。また、内袋や外袋等の各袋を接する
場合においても両袋間に所定の空間が形成されればよい
のであって、この場合も先と同様、本発明によって袋の
形状が限定されるものではない。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次のような効果を得ることができる。なお、
説明にあたっては、請求項の番号と同じ番号を付してそ
れぞれの請求項の効果を記述する。(1) 目の細かい素材からなる外袋と目の粗い内袋の
少なくとも一方を複数折り曲げ又は撓ませて形成し、外
袋と内袋を複数箇所接触させて外袋と内袋との間に塵埃
堆積用の空間部を形成したので、空間部が流に入する空
気流の衝撃を吸収して内袋の破れや損傷を防止でき、ま
た外袋の目詰まりを抑制して細塵むらなく捕集できる。
【0045】(2) 目の細かい素材からなる外袋と目
の粗い素材からなる内袋の少なくとも一方を波形状又は
交互にほぼコ字形の凹凸状に形成して外袋と内袋を接触
させこの外袋と内袋の間に塵埃堆積用の空間部を形成し
たので、空間部が流入する空気流の衝撃を吸収して内袋
の破れや損傷を防止でき、また外袋の目詰まりを抑制し
て細塵をむらなく捕集できる。
【0046】(3) 外袋と内袋における各々の波形ピ
ッチ又は凹凸ピッチを異なるように形成したので、波形
面又は凹凸面の凹部(凸部)と谷部(山部)の接合を防
いで細塵堆積用の空間部を確実に確保でき、外袋の目詰
まりを防止して塵埃を確実に捕集できる。
【0047】(4) 目の細かい素材からなる外袋と目
の粗い素材からなる内袋とを波形状又は交互にほぼコ字
形の凹凸に形成すると共に、外袋と内袋の波形方向又は
凹凸方向を交差させて接触させて外袋と内袋の間に塵埃
堆積用の空間部を形成したので、波形面又は凹凸面の凹
部(凸部)と谷部(山部)の接合を確実に防いで細塵堆
積用の空間部を確実に確保でき、外袋の目詰まりを防止
して塵埃を確実に捕集できる。
【0048】(5) 吸込口と対向位置付近にある内袋
と外袋の少なくとも一方の面を二重にして合わせ面を形
成しこの合わせ面内に塵埃堆積用の空間部を形成したの
で、吸引された塵埃を含んだ空気流が多重構造の合わせ
面に直接衝突してもこの衝撃に耐えることができ、また
各袋を通過する空気流の速度を確実に低下させることが
できる。しかも、袋の二重に形成された面には塵埃堆積
用の空間部が形成されるのでここに塵埃を確実に捕集す
ることができる。
【0049】(6) 目の細かいシート素材の起毛部を
内側に向けて袋を形成する共に、吸込口と対向位置付近
にある袋面を二重にして合わせ面を形成し、この合わせ
面内に塵埃堆積用の空間部を形成した。このため、回転
ブラシ等によって袋の内面を容易に起毛できると共に、
起毛部自体が目の粗い素材からなる内袋の役目を果たす
ことができるので内袋をなくすことができ、このためコ
ストが安価で組立ても容易である。そのうえ、合わせ面
は空気流の直接衝突に耐えることができ、かつ塵埃堆積
用の空間部が確実に確保できるので細塵による目つまり
が防止でき、塵埃を確実に捕集することができる。
【0050】(7) 目の細かいシート素材の起毛部を
内側に向けて袋を形成する共に、吸込口と対向位置付近
にある袋面の内側に目の粗いシートを更に設けて袋と目
の粗いシート素材間に塵埃堆積用の空間部を形成した。
このため、回転ブラシ等によって袋の内面を容易に起毛
できると共に、起毛部自体が目の粗い素材からなる内袋
の役目を果たすことができるので内袋をなくすことがで
き、このためコストが安価で組立ても容易である。その
うえ、吸込口と対向する位置付近にある目の粗いシート
素材によって空気流の直接衝突に耐えることができ、か
つ塵埃堆積用の空間部が確実に確保できるので細塵によ
る目つまりが防止でき、塵埃を確実に捕集することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の縦断面図である。
【図2】 本発明の第2の実施例の要部を拡大した縦断
面図である。
【図3】 本発明の第3の実施例の要部を拡大した縦断
面図である。
【図4】 本発明の第4の実施例の要部を拡大した縦断
面図である。
【図5】 本発明の第5の実施例の要部を拡大した縦断
面図である。
【図6】 本発明の第6の実施例の縦断面図である。
【図7】 本発明の第6の実施例の作用説明図である。
【図8】 本発明の第7の実施例の縦断面図である。
【図9】 従来の集塵袋の一例の縦断面図である。
【図10】 従来の集塵袋の他の一例を示す要部拡大縦
断面図である。
【符号の説明】 10 集塵袋、11 接着剤、12 台紙、12a 吸
込口、13 内袋、13a,14a 山部(凸部)、1
3b,14b 谷部(凹部)、14 外袋、14c
袋、16 空間部、18,19 合わせ面空間部、1
7,17a,17b合わせ面、20 中空間部、21
起毛、22 合わせシート、A 粗塵、B中塵、C 小
塵、D 細塵。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小池 利男 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地 1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 五十嵐 明 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地 1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 服部 禅兵 愛知県海部郡甚目寺町大字西今宿字平割 一22番地 株式会社 コーワ内 (56)参考文献 特開 平1−85626(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/14

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台紙に取付けて該台紙の吸込口から塵埃
    を含んだ空気流を吸引して該空気流中の塵埃を捕集する
    電気掃除機の集塵袋において、 目の細かい素材からなる外袋と目の粗い素材からなる内
    袋の少なくとも一方を複数折り曲げ又は撓ませて形成
    し、該外袋と内袋を複数箇所接触させて該外袋と内袋と
    の間に塵埃堆積用の空間部を形成したことを特徴とする
    電気掃除機の集塵袋
  2. 【請求項2】 台紙に取付けて該台紙の吸込口から塵埃
    を含んだ空気流を吸引して該空気流中の塵埃を捕集する
    電気掃除機の集塵袋において、 目の細かい素材からなる外袋と目の粗い素材からなる内
    袋の少なくとも一方を波形状又は交互にほぼコ字形の凹
    凸状に形成して該外袋と内袋を接触させ、該外袋と内袋
    との間に塵埃堆積用の空間部を形成したことを特徴とす
    る電気掃除機の集塵袋。
  3. 【請求項3】 外袋と内袋をそれぞれ波形状又は交互に
    ほぼコ字形の凹凸状に形成し、外袋と内袋の波形ピッチ
    又は凹凸ピッチを異なるように形成したことを特徴とす
    る請求項1又は2記載の電気掃除機の集塵袋。
  4. 【請求項4】 台紙に取付けて該台紙の吸込口から塵埃
    を含んだ空気流を吸引して該空気流中の塵埃を捕集する
    電気掃除機の集塵袋において、 目の細かい素材からなる外袋と目の粗い素材からなる内
    袋とを波形状又は交互にほぼコ字形の凹凸状に形成する
    と共に、外袋と内袋の波形方向又は凹凸方向を交差し接
    触させ、該外袋と内袋との間に塵埃堆積用の空間部を形
    成したことを特徴とする電気掃除機の集塵袋。
  5. 【請求項5】 吸込口と対向位置付近にある外袋と内袋
    の少なくとも一方の面を二重にして合わせ面を形成し、
    該合わせ面の間に塵埃堆積用の空間部を形成したことを
    特徴とする請求項1,2,3又は4のいずれかに記載の
    電気掃除機の集塵袋。
  6. 【請求項6】 台紙に取付けて該台紙の吸込口から塵埃
    を含んだ空気流を吸引して該空気流中の塵埃を捕集する
    電気掃除機の集塵袋において、 目の細かいシート素材の起毛部を内側に向けて袋を形成
    する共に、前記吸込口と対向位置付近を二重にして合わ
    せ面を形成し、該合わせ面の間に塵埃堆積用の空間部を
    構成したことを特徴とする電気掃除機の集塵袋。
  7. 【請求項7】 台紙に取付けて該台紙の吸込口から塵埃
    を含んだ空気流を吸引して該空気流中の塵埃を捕集する
    電気掃除機の集塵袋において、 目の細かいシート素材の起毛部を内側に向けて袋を形成
    する共に、前記吸込口と対向位置付近にある袋面の内側
    に目の粗いシート素材を設け、前記袋と目の粗いシート
    素材との間に塵埃堆積用の空間部を構成したことを特徴
    とする電気掃除機の集塵袋。
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