JP3291262B2 - 断熱容器 - Google Patents
断熱容器Info
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- JP3291262B2 JP3291262B2 JP37329798A JP37329798A JP3291262B2 JP 3291262 B2 JP3291262 B2 JP 3291262B2 JP 37329798 A JP37329798 A JP 37329798A JP 37329798 A JP37329798 A JP 37329798A JP 3291262 B2 JP3291262 B2 JP 3291262B2
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Description
本体の外周に取付けられたスリーブとからなる断熱容器
に関する。
て、例えば実開平4−45212号公報に記載されたも
のが知られている。この容器は容器本体としての紙コッ
プ本体と、紙コップ本体の外周に接着されるスリーブと
を備え、紙コップ本体とスリーブとの間に空間を設ける
ことにより、容器に断熱性を付与している。
では、所定の断熱性を確保するために紙コップ本体とス
リーブとの間に充分な間隔を確保する必要がある。その
一方で、容器を手で持つ場合には、スリーブを把持して
容器全体を支持することになるため、紙コップ本体とス
リーブとを十分な強度で接着しなければならない。この
ように、紙コップ本体とスリーブとの間に充分な間隔を
確保しつつ、両者を充分な強度で接着するためには、紙
コップ本体およびスリーブの間の相対的な形状や寸法の
関係等について考慮を払う必要がある。また、これらの
関係は両者を組み立てる工程を円滑なものとし、不良を
発生させないための条件を満たすものでなければならな
い。
強度で接着することができるとともに、両者の組み立て
適性に優れる断熱容器を提供することを目的とする。
は、側壁(2a)および側壁(2a)の下端側に配置さ
れた底部(2b)を有し、側壁(2a)の上端側には容
器の外側に向けてカールしてなる外向きカール部(2
c)が形成された容器本体(2)と、シート状のスリー
ブ材からなり、上端側には容器本体(2)の側壁(2
a)に対して接着される接着部(BD)が形成され、側
壁(2a)の外側に空間を確保しつつ配置されるスリー
ブ(3)と、を備え、容器本体(2)の中心線(CL)
を含む平面での断面について、側壁(2a)は、接着部
(BD)に対向する部位が、この部位の下方の部位の延
長線(S)に対して容器内側方向に傾くように形成され
ていることにより、上記の目的が達成される(図7
(a))。
する部位がこの部位の下方の部位の延長線(S)に対し
て容器内側方向に傾くように、側壁(2a)が形成され
ているので、接着部(BD)の部位において側壁(2
a)とスリーブ(3)とがよく密着し、よって接着強度
を向上させることができる。また、接着部(BD)の部
位の側壁(2a)を傾けるようにしたので、側壁(2
a)と密着させるためにスリーブ(3)を湾曲させる必
要がなく、容器の外観に影響を与えることもない。
よび側壁(2a)の下端側に配置された底部(2b)を
有し、側壁(2a)の上端側には容器の外側に向けてカ
ールしてなる外向きカール部(2c)が形成された容器
本体(2)と、シート状のスリーブ材からなり、上端側
には容器本体(2)の側壁(2a)に対して接着される
接着部(BD)が形成され、側壁(2a)の外側に空間
を確保しつつ配置されるスリーブ(3)と、を備え、容
器本体(2)の中心線(CL)を含む平面での断面につ
いて、側壁(2a)は、接着部(BD)に対向する部位
がスリーブ材に沿うように湾曲して形成されていること
により、上記の目的が達成される(図7(a))。この
場合において、接着部(BD)に対向する部位よりも下
方の部位が必ずしも直線状に形成されていなくてもよ
い。
部(BD)に対向する部位がスリーブ材に沿うように湾
曲して形成されているので、接着部(BD)の部位にお
いて側壁(2a)とスリーブ(3)とがよく密着し、よ
って接着強度を向上させることができる。また、側壁
(2a)を湾曲させているので、側壁(2a)と密着さ
せるためにスリーブ(3)を湾曲させる必要がなく、容
器の外観に影響を与えることもない。
よび側壁(2a)の下端側に配置された底部(2b)を
有し、側壁(2a)の上端側には容器の外側に向けてカ
ールしてなる外向きカール部(2c)が形成された容器
本体(2)と、シート状のスリーブ材からなり、上端側
には容器本体(2)の側壁(2a)に対して接着される
接着部(BD)が形成され、側壁(2a)の外側に空間
を確保しつつ配置されるスリーブ(3)と、を備え、容
器本体(2)の中心線(CL)を含む平面での断面につ
いて、スリーブ(3)は、接着部(BD)が側壁(2
a)に沿うように湾曲して形成されていることにより、
上記の目的が達成される(図7(b))。
着部(BD)が側壁(2a)に沿うように湾曲して形成
されているので、接着部(BD)の部位において側壁
(2a)とスリーブ(3)とがよく密着し、よって接着
強度を向上させることができる。
付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それによ
り本発明が図示の形態に限定されるものではない。
明による断熱容器の実施の形態について説明する。
カップを、図2はその紙カップの製造手順の概略をそれ
ぞれ示している。
としてのカップ本体2と、その外周を覆うスリーブ3と
を組み合わせて構成される。カップ本体2は側壁2aと
底部2bとを有する略円錐台形に形成されている。底部
2bはその外周端を図1において下方に折り曲げるよう
に絞り加工され、これにより底部2bは図1においてそ
の断面形状が下方に向けて開口する略「コ」の字型に形
成される。この底部2bの外周部の折り曲げ部分を側壁
2aが外側から包み込むように接着されて、カップ本体
2の糸尻2fが形成される。
ールされたカール部2cが設けられるとともに、カップ
本体2の側壁2aには内側に向けて膨らむ周状のピータ
ー線2dおよび外側に向けて膨らむ周状のリブ2eがそ
れぞれ設けられている。ピーター線2dはカップ本体2
への注入物(例えば湯)の適量位置を示すためのもので
あり、リブ2eはカップ本体2を補強するためのもので
ある。リブ2eはピーター線2dよりも幾らか大きく形
成される。ピーター線2dおよびリブ2eはスリーブ3
の内面と接触しないようにそれぞれの突出量が定められ
る。
側に突出させてもよく、リブ2eはカップ本体2の内側
に突出させてもよい。
0〜400g/m2の紙が使用され、少なくともその内
面は耐熱性や耐水性を高めるための被覆層(例えばポリ
エチレン層)にて覆われる。
ために設けられる。図1に示すように、スリーブ3の下
端には内側に向けてカールされたカール部3aが形成さ
れる。スリーブ3の上端部3bはカップ本体2の側壁2
aに接着されるとともに、カール部3aはカップ本体2
の糸尻2fの側面に対向する。カール部3aがスペーサ
ーとして機能してスリーブ3がカップ本体2から引き離
され、これによりカップ本体2の側壁2aとスリーブ3
との間に断熱層として機能する空間が確保される。スリ
ーブ3の素材には、例えば坪量150〜400g/m2
の紙が用いられる。なお、スリーブ3は特に湯や水に触
れないため、カップ本体2のような被覆層は省略しても
よい。
を接着した後、ピーター線2dおよびリブ2eを形成し
てカップ本体2が形成される。また、扇形のブランク3
´の両端部3c、3cを貼り合わせ、下端に内向きのカ
ール部3aを形成してスリーブ3が形成される。そし
て、カップ本体2のカール部2cの下方に設定された所
定の接着範囲(図2のハッチング領域)BDに接着剤を
スプレー塗布してカップ本体2とスリーブ3とを組み合
わせ、スリーブ3の上端部3bとカップ本体2の側壁2
aとを相互に接着して紙カップ1が形成される(接着範
囲BDについて図7参照)。
径方向外側に膨らむ場合には、接着範囲BDがピーター
線2dにかからないように設定される。
す拡大断面図、図4および図5はカール部3aの形状を
説明する断面図である。なお、図3〜図5はカップ本体
2の中心線CLを鉛直方向に設定した場合における鉛直
断面を示す。
わちカップ本体2の下端は、カール部3aの下端、すな
わちスリーブ3の下端よりも下方に突出されている。し
たがって紙カップ1をテーブル等に置いた場合には、内
容物が入れられたコップ本体2がテーブル等と直接接触
することになり、しかもコップ本体2の糸尻2fは丈夫
でその下端の平面性が比較的良好なため、紙カップ1が
安定する。なお、図3における「A」はこの突出量を示
す。
テーブル等と接触するように構成した場合には、カール
部3aの下端の平面性は糸尻2fに比べて劣るうえ、コ
ップ本体2がスリーブ3を介して支持されることになっ
てスリーブ3の変形を招くため、紙コップ1の安定性が
悪くなる。
して、0.01〜5mmの突出量で突出するように構成
すれば、カップ本体2の突出が目視で気にならず、しか
も確実に糸尻2fがテーブル等に当接して紙カップ1が
安定する。
りも下方に突出させる構成は、スリーブに内向きのカー
ル部が形成されていない場合やカップ本体に糸尻が形成
されていない断熱容器に適用することもできる。
位置は、カール部3aにおけるカップ本体2の中心線C
Lに最も接近した部位よりもカップ本体2の中心線CL
寄りに位置する。図3の「B」は糸尻2fの下端の外周
位置と、カール部3aにおけるカップ本体2の中心線C
Lに最も接近した部位との間の、カップ本体2の半径方
向における変位量を示す。この変位量を0.01〜1m
mの範囲に設定することにより、組み立ての円滑性を確
保しつつ、紙カップ1の変形を抑制することができる。
また、カール部3aにおけるカップ本体2の中心線CL
に最も接近した部位と、この部位に向き合う糸尻2fの
側面との間に隙間が形成されている。この隙間(図3の
「D」)を0.01〜1mmの範囲に設定することによ
り、組み立ての円滑性を確保しつつ紙コップ1の変形を
抑制できる。
の方向を、「Y」はカール部3aに巻き込まれた紙の先
端が指し示す方向をそれぞれ示す。図3に示すように、
カール部3aでは、巻き込まれた紙の先端の向きが鉛直
上向き方向を超えて時計回りに回転する状態となるまで
紙の先端が巻き込まれている。これにより、カップ本体
2とスリーブ3とを組み立てるに際して、糸尻2fがカ
ール部3aの紙の先端に引っ掛かりにくくなり、両者を
円滑に組み立てることができる。
向きが鉛直上向き方向に到るまで紙の先端が巻き込まれ
ていない。このように、紙の先端が鉛直上向きに到らず
カール部3aが上向きに開いた状態とされている場合に
は、カップ本体2とスリーブ3とを組み立てるに際し
て、カール部3aにカップ本体2の糸尻2fが引っ掛か
りカール部3aを押し開きやすくなるので好ましくな
い。
き方向を超えて回転するまで巻き込まれた状態の一例を
示しており、カール部3aに糸尻2fが引っ掛かりにく
くなっている。また、図3では、カール部3aの紙の先
端が図4(b)の状態からさらに時計回り方向に巻き込
まれた状態を示し、さらに糸尻2fが引っ掛かりにく
い。
る紙の先端の向きが鉛直上向き方向に到らないが、カー
ル部3aにおけるカップ本体2の中心線CLに最も接近
した部位よりも、この紙の先端が容器の外側方向に位置
している。なお、図4(c)の「P」はカール部3aの
内周面に接する鉛直線、すなわちカール部3aがカップ
本体2の中心線CLに最も接近した水平方向の位置を示
している。
本体2の中心線CLに最も接近した部位よりも、この紙
の先端が容器の外側方向に位置するという要件を満たし
ている場合には、同様にカール部3aに糸尻2fが引っ
掛かりにくくなる。なお、図3および図4(b)は、双
方とも上記要件を満す場合を示している。一方、図4
(a)では、紙の先端部において最もカップ本体2の中
心線CLに接近しており、上記要件を満たしていない。
この場合には、糸尻2fがカール部3aの紙の先端に引
っ掛かりやすい。
先端と、スリーブ3の内壁面との間の隙間を1mm以下
とすることにより、カップ本体2とスリーブ3とを組み
立てるに際して糸尻2fがカール部3aに引っ掛かりに
くくなる。また、この隙間を糸尻2fの厚さよりも狭く
設定することにより、組み立て時に糸尻2fがこの隙間
からカール部3aの内側に進入してカール部3aを押し
開くおそれが著しく減少する。図5(a)、図5(b)
および図5(c)はそれぞれこの隙間がC1、C2およ
びC3(C1>C2>C3)の場合を示しており、図5
(b)のC2は糸尻2fの厚みに一致している。また、
図5(c)は図3のカール部3aに相当する。
である。図6(a)に示すように、糸尻2fは糸尻2f
よりも上方の側壁2aの外壁面を延長して得られる延長
線Rよりも容器内側に位置付けられるように、容器内側
に向けて倒しこまれている。このように糸尻2fを容器
内側に傾けることにより、カップ本体2とスリーブ3と
を組み立てるときに糸尻2fがカール部3aに引っ掛か
りにくくなる。
の先端には容器内側に向けてバリ2gが突出している。
カップ本体2の製造工程において、糸尻2fを形成した
後にカール部2cを形成するが、カール部2cの形成工
程ではカップ本体2を固定させるために糸尻2fを当て
部材に強く押しつけるため、糸尻2fの先端部には必然
的にバリが生じる。しかし、バリを図6(a)に示すよ
うに容器内側に向けて突出させ、容器外側に突出するバ
リを生じさせないように構成することにより、さらに糸
尻2fがカール部3aに引っ掛かりにくくなる。
沿って延びるとともに、容器外側にバリ2hが突出して
いる。この形状は通常の紙カップに相当するものである
が、このような形状にカップ本体2を形成した場合には
バリ2hが延長線Rの外側にまで突出するため、糸尻が
カール部3aに引っかかりやすくなる。
に形成するためには、底部2bと側壁2aとを重ね合わ
せて糸尻2fを形成する際に、糸尻2fを容器内側に押
し倒すような圧力を加えつつ、底部2bと側壁2aとを
互いに接着すればよい。例えば、ローレットロールによ
り接着する場合には、糸尻2fを外側から受ける受け部
材の受け面を容器内側に傾けるとともに、糸尻2fを内
側から押さえ付ける回転体の側面を、受け部材に合わせ
たテーパー面とすればよい。糸尻2fが予め内側に傾け
られている場合には、その後の工程、例えばカール部2
cの形成工程において糸尻2fの先端に生じるバリは内
側に突出するものとなるため、最終的に図6(a)に示
すような形状の糸尻2fを形成することができる。
形成する前に、糸尻に圧力を加えて糸尻を図6(a)に
示すような形状に加工してもよいし、カール部2cの形
成時に糸尻の先端を内側に絞り込むような形状の当て部
材を用いて、カップ本体2を固定するようにしてもよ
い。後者の場合には、カール部2cの形成と同時に糸尻
全体あるいは糸尻の先端部を内側に倒し込むことができ
る。
を鉛直方向に置いた場合における、カップ本体2とスリ
ーブ3との接着部分を示す鉛直断面図である。図7
(a)に示すように、側壁2aは湾曲して形成されてお
り、接着範囲BDに対向する部位が、この部位の下方の
部位の延長線(図7の直線「S」)に対して容器内側方
向に傾くようにされている。これにより、接着範囲BD
における側壁2aの方向とスリーブ3の方向とが一致し
て両者がよく密着するため、充分な接着強度を得ること
ができる。なお、図7の直線「T」は接着範囲BDにお
ける側壁2aの方向を示す。側壁2aを湾曲させる代わ
りに、図7(b)の鉛直断面図に示すように、スリーブ
3を湾曲させて側壁2aと密着させてもよい。
2cの下端を通る水平面を、直線「V」は接着範囲BD
の上端を通る水平面を、直線「W」は接着範囲BDの下
端を通る水平面を、それぞれ示す。ここで接着範囲BD
の鉛直方向の幅、すなわち図7(a)における直線
「V」と直線「W」との距離は3mm以上とされ、これ
により充分な接着強度を得るようにしている。また、接
着範囲BDの上端とカール部2cの下端との間の距離、
すなわち図7(a)における直線「V」と直線「U」と
の距離は1mm以上とされ、これにより接着剤が口をつ
ける部位であるカール部2cに付着しないように考慮さ
れている。さらに、直線「V」で示す接着範囲BDの上
端は、スリーブの上端3cよりも下方に位置する。これ
により、スリーブ3の上端3c側から接着剤がはみ出す
おそれがなくなる。
る際に、カップ本体2のカール部2c直下の外径(図1
において「E」で示す部位)と、その部位におけるスリ
ーブ3の内径との差が−1.0〜+0.5mmの範囲と
なるようにカップ本体2およびスリーブ3を予め形成
し、接着範囲BDを介して両者を接着している。このよ
うな寸法関係を採用することにより、接着範囲BDにお
ける充分な接着力を確保するとともに、カップ本体2の
側壁2aにしわを発生させるおそれもない。
3aを糸尻2fよりも上方の側壁2aに対向させるよう
に構成してもよい。この場合には、カール部3aと側壁
2aとの隙間(D´)を0.01〜1mmの範囲に設定
することにより、紙カップ1の変形を抑制できるととも
に、側壁2aにしわを発生させることもない。
に対向する部位がこの部位の下方の部位の延長線に対し
て容器内側方向に傾くように、側壁が形成されているの
で、接着部の部位において側壁とスリーブとがよく密着
し、よって接着強度を向上させることができる。また、
接着部の部位の側壁を傾けるようにしたので、側壁と密
着させるためにスリーブを湾曲させる必要がなく、容器
の外観に影響を与えることもない。
接着部に対向する部位がスリーブ材に沿うように湾曲し
て形成されているので、接着部の部位において側壁とス
リーブとがよく密着し、よって接着強度を向上させるこ
とができる。また、側壁を湾曲させているので、側壁と
密着させるためにスリーブを湾曲させる必要がなく、容
器の外観に影響を与えることもない。
は、接着部が側壁に沿うように湾曲して形成されている
ので、接着部の部位において側壁とスリーブとがよく密
着し、よって接着強度を向上させることができる。
面図。
図。
り、(a)は紙の先端が鉛直上方向まで巻き込まれてい
ない状態を示す図、(b)は紙の先端が鉛直上方向を超
えて巻き込まれた状態を示す図、(c)はさらに紙の先
端が巻き込まれた状態を示す図。
り、(a)は紙の先端とスリーブの内壁面との間の隙間
がC1である場合を、(b)は紙の先端とスリーブの内
壁面との間の隙間がC2(>C1)である場合を、
(c)は紙の先端とスリーブの内壁面との間の隙間がC
3(>C2)である場合を、それぞれ示す図。
図1の断熱容器の糸尻の付近を示す図、(b)は糸尻が
容器内側に倒し込まれておらず、かつバリが容器外側に
向けて突出している状態を示す図。
大断面図であり、(a)はカップ本体を湾曲させた場合
を示す図、(b)はスリーブを湾曲させた場合を示す
図。
実施例の一部を示す断面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 側壁および前記側壁の下端側に配置され
た底部を有し、前記側壁の上端側には容器の外側に向け
てカールしてなる外向きカール部が形成された容器本体
と、 シート状のスリーブ材からなり、上端側には前記容器本
体の前記側壁に対して接着される接着部が形成され、前
記側壁の外側に空間を確保しつつ配置されるスリーブ
と、を備え、 前記容器本体の中心線を含む平面での断面について、前
記側壁は、前記接着部に対向する部位が、前記部位の下
方の部位の延長線に対して容器内側方向に傾くように形
成されていることを特徴とする断熱容器。 - 【請求項2】 側壁および前記側壁の下端側に配置され
た底部を有し、前記側壁の上端側には容器の外側に向け
てカールしてなる外向きカール部が形成された容器本体
と、 シート状のスリーブ材からなり、上端側には前記容器本
体の前記側壁に対して接着される接着部が形成され、前
記側壁の外側に空間を確保しつつ配置されるスリーブ
と、を備え、 前記容器本体の中心線を含む平面での断面について、前
記側壁は、前記接着部に対向する部位が前記スリーブ材
に沿うように湾曲して形成されていることを特徴とする
断熱容器。 - 【請求項3】 側壁および前記側壁の下端側に配置され
た底部を有し、前記側壁の上端側には容器の外側に向け
てカールしてなる外向きカール部が形成された容器本体
と、 シート状のスリーブ材からなり、上端側には前記容器本
体の前記側壁に対して接着される接着部が形成され、前
記側壁の外側に空間を確保しつつ配置されるスリーブ
と、を備え、 前記容器本体の中心線を含む平面での断面について、前
記スリーブは、前記接着部が前記側壁に沿うように湾曲
して形成されていることを特徴とする断熱容器。
Priority Applications (24)
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