JP3290430B2 - 刈払機 - Google Patents

刈払機

Info

Publication number
JP3290430B2
JP3290430B2 JP2000098813A JP2000098813A JP3290430B2 JP 3290430 B2 JP3290430 B2 JP 3290430B2 JP 2000098813 A JP2000098813 A JP 2000098813A JP 2000098813 A JP2000098813 A JP 2000098813A JP 3290430 B2 JP3290430 B2 JP 3290430B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
blade mounting
rotating disk
cover
covering portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000098813A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001054308A (ja
Inventor
正孝 小竹
Original Assignee
正孝 小竹
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 正孝 小竹 filed Critical 正孝 小竹
Priority to JP2000098813A priority Critical patent/JP3290430B2/ja
Publication of JP2001054308A publication Critical patent/JP2001054308A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3290430B2 publication Critical patent/JP3290430B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雑草の刈り取りに
適する刈払機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の刈払機として、実開平3−858
20号公報に示すものが提案されている。この刈払機は
作業者が把持する操作棒の先端部に対しハウジングを介
して回転軸を下向きに支持し、この回転軸により丸鋸を
回転させるようになっている。又、前記丸鋸はほぼ全体
が上部カバー及び下部カバーによって覆われており、上
部カバー及び下部カバーの左右両側に雑草等の被刈払物
が進入できる凹部が設けられている。
【0003】一方、従来の刈払機として特開昭51−5
5086号公報に示すものも提案されている。この刈払
機は、ハウジングに支持した回転軸に対し上下一対の回
転ディスクの中心部を嵌合固定し、両回転ディスクの間
に遠心刃を介在して連結ピンにより傾動可能に連結し、
前記上下の回転ディスクを上方及び下方から覆う保護カ
バーを設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前者の刈払機は、丸鋸
が上部カバー及び下部カバーによって覆われているの
で、空き瓶や空き缶等が雑草の中にあっても、丸鋸に当
たるのを防止でき、従って、丸鋸を保護することができ
るとともに安全性を向上することができる。しかし、こ
の刈払機は、ハウジングにカバーを装着したままの状態
で回転軸に対する丸鋸の脱着作業を行うことができない
という問題があった。
【0005】一方、後者の刈払機は、回転ディスクに対
して遠心刃が傾動可能に連結されているので、空き缶あ
るいは針金等が遠心刃に当たった場合、その衝撃を緩和
することができる。しかし、摩耗した遠心刃を交換する
際、下部の保護カバーを外した後、回転軸から遠心刃を
装着した回転ディスクを取り外す必要があり、このため
取り換え作業が非常に面倒であるという問題があった。
【0006】この発明はこのような従来の技術に存在す
る問題点に着目してなされたものであって、その目的
は、安全性を向上することができるとともに、外周に複
数の刃部を設けた回転ディスクをカバーを取り外すこと
なく、回転軸に脱着することができる刈払機を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、操作棒の先端部にハウ
ジングを装着し、該ハウジングから回転軸を下向きに突
出し、該回転軸の下端部に回転ディスクを取り外し可能
に嵌合し、該回転ディスクの外周部に複数の刃取付突部
を介して複数の刃部を設け、前記ハウジングには前記各
刃取付突部及び各刃部を覆うカバーを装着し、該カバー
の本体の外周部には、前記刃部を備えた各刃取付突部の
先端部を上方、下方及び半径方向に関して外方から覆う
ための被覆部を形成し、前記被覆部の外周部には被刈払
物を前記各刃部の旋回軌跡内へ進入し得る凹部を複数箇
所に形成し、前記被覆部の下側に前記回転ディスクの外
径寸法よりも大径で、前記刃部の旋回軌跡円の直径寸法
よりも小さい内径寸法の出し入れ穴を形成し、前記ハウ
ジングにカバー本体を取り付けた状態において、前記刃
取付突部を前記凹部から半径方向に関して外方に突出す
る動作を組み入れることによりカバー本体内に前記刃部
を備えた回転ディスクを装着できるように構成したこと
を要旨とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記回転ディスクには、第1〜第4の刃取付突部が
所定のピッチで等角度に設けられ、刃取付突部を装着し
た回転ディスクは、次の各行程を行うことによりカバー
本体内に装着されるように構成されている刈払機。第1
及び第2の刃取付突部を前記出し入れ穴から被覆部の内
部に進入し、第1の刃取付突部を被覆部に形成した一つ
の凹部から外方へ突出させる行程。第2の刃取付突部を
被覆部の内部に進入し、第3の刃取付突部を前記出し入
れ穴の内周縁よりも内側に変位するとともに、第4の刃
取付突部を被覆部の外側面側に配置する行程。第3の刃
取付突部を被覆部の内部に進入するとともに第2の刃取
付突部を前記凹部から外方へ突出し、被覆部の下部外側
面に位置する第4の刃取付突部を出し入れ穴の内周縁よ
りも内側に変位して被覆部の内部に進入することを要旨
とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1におい
て、前記回転ディスクには、第1〜第6の刃取付突部が
所定のピッチで等角度に設けられ、刃取付突部を装着し
た回転ディスクは、次の各行程を行うことによりカバー
本体内に装着されるように構成されている刈払機。
【0010】第1〜第3の刃取付突部を前記出し入れ穴
から被覆部の内部に進入し、第4〜第6の刃取付突部を
被覆部の外側に配置する行程。第2,3の刃取付突部を
凹部から外方に突出して、第4刃取付突部を被覆部の下
部外側面に配置し、第5,6の刃取付突部を前記出し入
れ穴の内周縁よりも内側に変位する行程。
【0011】第5,6の刃取付突部を被覆部の内部へ移
動しつつ、第4の刃取付突部が出し入れ穴の内周縁より
も内側に変位するまで回転ディスクを移動することを要
旨とする。
【0012】請求項4に記載の発明は、操作棒の先端部
にハウジングを装着し、該ハウジングから回転軸を下向
きに突出し、該回転軸の下端部に回転ディスクを取り外
し可能に嵌合し、該回転ディスクの外周部に複数の刃取
付突部を介して複数の刃部を設け、前記ハウジングには
前記各刃取付突部及び各刃部を覆うカバー本体を設け、
該カバー本体の外周部には、前記刃部及び各刃取付突部
の先端部を上方、下方及び半径方向に関して外方から覆
うための被覆部を形成し、前記被覆部の外周部には被刈
払物を前記各刃部の旋回軌跡円内へ進入し得る凹部を複
数箇所に形成し、前記被覆部の下側には下穴を形成し、
被覆部の後側外周部には、前記刃部を備えた回転ディス
クの出し入れ通路を設け、前記ハウジングにカバー本体
を取り付けた状態において、前記回転ディスクを、前記
出し入れ通路からカバー本体内に装着できるように構成
したことを要旨とする。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項4におい
て、前記回転ディスクの外径寸法は前記出し入れ通路の
形成幅寸法よりも小さく設定され、かつ刃取付突部の刃
部の公転軌跡円の直径寸法よりも小さく設定され、隣接
する刃取付突部により形成される凹部に出し入れ通路の
一端縁が進入した状態で、出し入れ通路の他方の端縁側
に位置する刃取付突部が、該端縁の内側を潜り抜けてカ
バー本体内に進入し得るように構成されていることを要
旨とする。
【0014】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれか一項において、前記カバー本体は、上板部、外
周板部及び下板部から構成され、前記上板部は、ブラケ
ットによりハウジングに取り付けられていることを要旨
とする。
【0015】請求項7に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれか一項において、前記回転ディスクは上部及び下
部のクランプ板と、両クランプ板の間に挟着され、かつ
クランプ板よりも小径の間隔調節板と、両クランプ板及
び間隔調節板を締付固定するビス及びナットとにより構
成され、前記間隔調節板の外周縁よりも外側方向におい
て、前記両クランプ板により形成される挟着空間には、
リング部と、その外周に一体に形成した複数の刃取付突
部と、各刃取付突部に取り付けた刃部とから構成された
回転刃体の前記リング部が上下方向から締め付け固定さ
れ、回転ディスクの回転により回転刃体が同期回転され
ている状態において、回転刃体に所定値以上の外部衝撃
力が作用すると、両クランプ板とリング部との接触面に
滑りが生じるように構成されていることを要旨とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した一実
施形態を図1〜図10に基づいて説明する。図10に示
すように刈払機の操作棒11の中間部にはハンドル12
が装着されている。操作棒11の先端部には図1に示す
ように有蓋筒状のハウジング13が下端を開口するよう
に下向きに連結されている。このハウジング13内には
回転軸14が上下一対のラジアルボールベアリング1
5,15により所定位置において回転可能に支持されて
いる。
【0017】この回転軸14は、前記操作棒11内を貫
通する駆動軸16、該駆動軸16の先端に設けた駆動ベ
ベルギア17A、該駆動ベベルギア17Aに噛み合うよ
うに回転軸14に設けた被動ベベルギア17Bにより回
転される。前記駆動軸16は、図10に示す操作棒11
の基端部に装着したエンジン18にクラッチボックス1
9を介して連結されている。
【0018】図1,2に示すように、前記回転軸14の
スプライン部14aには、円盤状の回転ディスク21が
装着されている。前記回転軸14の中間部にはフランジ
部14bが一体に形成されている。該フランジ部14b
の下面と前記回転ディスク21の上面との間にはスプラ
イン部14aに対し一体回転可能に嵌合された取付板2
2が介在されている。この取付板22の下面には、図1
に示すように膨出部22aが一体に形成され、この膨出
部22aは前記回転ディスク21の中心部に形成した穴
21aに嵌入されている。前記回転ディスク21の下面
には回転軸14の下端部に対し緩く嵌合された取付板2
3が当接されている。この取付板23は前記スプライン
部14aの下端面に螺合したボルト24により前記回転
ディスク21の下面に押圧され、上部の取付板22との
間において回転ディスク21が挟着固定されている。
【0019】前記回転ディスク21は図3に示すように
3つの部材、つまり、上部クランプ板25及び下部クラ
ンプ板26と、両クランプ板25,26の間に介在され
たクランプ板25,26の外径寸法よりも小径寸法の間
隔調整板27とにより構成され、ビス28及びナット2
9によって互いに締付固定されている。前記クランプ板
25、間隔調整板27の中心部には前記取付板22下部
の膨出部22aの外周縁が嵌入される穴25a,27a
が形成されている。クランプ板26の中心部には前記取
付板23上部の膨出部23aの外周縁が嵌入される穴2
6aが形成されている。なお、25b,26b,27b
は前記ビス28挿通用の孔、両クランプ板の穴25c,
26cは軽量化のためのものである。
【0020】次に、前記回転ディスク21に装着された
回転刃体31について説明すると、この回転刃体31の
ドーナッツ板状をなすリング部32は、前記両クランプ
板25,26の間に形成される挟着空間H内に収容さ
れ、リング部32の内周縁は前記間隔調整板27の外周
縁27cに摺接されている。前記リング部32の外周部
には複数(この実施形態では4箇所)に刃取付突部32
a〜32dが一体に形成され、第1〜第4の刃取付突部
32a〜32dには第1〜第4の刃部33a〜33dが
取付けられている。
【0021】図2に示すように前記ハウジング13の下
部には取付ボス部13aが一体的に形成されるととも
に、取付ボス部13aの上部にはフランジ部13bが一
体に形成されている。前記取付ボス部13aには前記第
1〜第4の刃部33a〜33dを覆うカバー41が取り
付けられている。このカバー41はカバー本体42と、
該カバー本体42を前記取付ボス部13aに取り付ける
ブラケット43とにより構成されている。前記ブラケッ
ト43は前記取付ボス部13aの外周に嵌合されるリン
グ部43aと、このリング部43aの外周に放射状に一
体成形され、かつ前記カバー本体42の上面に溶接され
た複数のアーム部43b〜43bとにより構成されてい
る。前記リング部43aの上面は図1に示すように前記
フランジ部13bの下面に接触され、前記取付ボス部1
3aの外周に形成した雄ねじ部13cに螺合された雌ね
じ46aを有する締付リング46によって締付固定され
ている。なお、45はフランジ部13bと締付リング4
6の間に介在した皿バネである。
【0022】前記カバー本体42は板材によりプレス成
形された上板部42aと、外周板部42bと下板部42
cとにより横断面が横U字状に構成され、それら三つの
部材によって構成された被覆部42dの外周寄りには平
面形状が円弧状をなす凹部42e〜42eが多数箇所に
形成されている。これら多数の凹部42e〜42eのう
ち、少なくとも二つの凹部42e,42eの大きさは、
前記第1〜第4の刃取付突部32a〜32dがカバー本
体42の半径方向に関して外方に突出し得る大きさに設
定されている。前記凹部42e〜42eの大半は刈払作
業中に被刈払物を刃部の旋回軌跡円内に導くものである
が、カバー本体42の後側縁に形成された一つの凹部4
2e′は、刈り払われた雑草等をカバー本体42の外部
に排出するものである。
【0023】前記上板部42aの内周側に形成される上
穴42f及び前記下板部42cの内周側に形成される出
し入れ穴42gは円形に形成されている。又、図1に示
すように前記出し入れ穴42gの内径寸法D1は、リン
グ部32の外径寸法D2よりも大きく形成されている。
さらに、リング部32の中心Oを中心とする刃取付突部
32a〜32d(第1〜第4の刃部33a〜33d)の
先端の回転軌跡円の半径寸法Rの二倍の直径2Rは、出
し入れ穴42gの内径寸法D1よりも大きく設定されて
いる。そして、ハウジング13にカバー41を装着した
ままの状態で、回転刃体31を装着した回転ディスク2
1を出し入れ穴42gからカバー本体42の被覆部42
dの内部に出し入れし得るように構成されている。
【0024】この実施形態では、回転ディスク21に装
着されたリング部32の外径寸法D2を回転ディスクの
外径寸法としているが、回転ディスク21とリング部3
2が一体的に形成された構成も考えられる。
【0025】次に、刈払機のカバー41と回転刃体31
の組み付け方法を順次説明する。ハウジング13にカバ
ー41を組み付けるには次のような動作を行う。図2に
おいてハウジング13の取付ボス部13aにカバー41
のブラケット43のリング部43aを皿バネ45及び締
付リング46を用いて所定位置に締め付け固定する。
【0026】次に、下部のクランプ板26の上面に間隔
調整板27を載せるとともに、該間隔調整板27の外周
縁に回転刃体31のリング部32の内周縁が摺接される
ように係合する。その後、上部のクランプ板25を下部
のクランプ板26及び間隔調整板27の上面に載せる。
さらに、これらの部材をビス28及びナット29により
互いに締付固定する。この状態においては、回転刃体3
1は回転ディスク21により挟着されるが、相対回動を
阻止し得る手段はないので、回転刃体31に所定値以上
の外部衝撃が加わった時、相対回転が可能となる。
【0027】次に、回転刃体31を組み付けた回転ディ
スク21を、ハウジング13にカバー41を取り付け状
態のまま被覆部42dの内部に組み入れる動作を説明す
る。図6〜図9はカバー41と回転ディスク21を下方
からみた底面図である。図6は、カバー41の下板部4
2cの出し入れ穴42gから被覆部42dに向かって第
1及び第2の刃取付突部32a,32bを進入しようと
する状態を示す。
【0028】図7に示すように第1の刃取付突部32a
を一つの凹部42eに進入して外方に突出させ、第2の
刃取付突部32bを被覆部42dの内部に進入する。こ
の状態においては第3の刃取付突部32cは、出し入れ
穴42gの内周縁よりも内側に変位されるとともに第4
の刃取付突部32dは下板部42cの外側面に接触され
た状態となる。
【0029】次に、回転刃体31とともに回転ディスク
21を移動操作して図8に示すように第1の刃取付突部
32aを前記凹部42eから抜き出して被覆部42d内
に戻すとともに第2の刃取付突部32bを別の凹部42
eに進入し、第3の刃取付突部32cを被覆部42dの
内部に進入する。この状態においては第4の刃取付突部
32dが出し入れ穴42gの内周縁よりも若干内側に変
位される。
【0030】次に、図9に示すように第4の刃取付突部
32dを被覆部42d内に進入させる。この状態におい
ては、第1〜第4の刃取付突部32a〜33dが全て凹
部42e〜42eから突出することなく被覆部42dの
内部に収容された状態となる。
【0031】この状態で回転ディスク21の穴21aが
取付板22の膨出部22aに嵌合される。そして、取付
板23を回転ディスク21の下面側に当接し、ボルト2
4によって締付固定する。
【0032】以上の動作により回転刃体31を備えた回
転ディスク21の装着がカバー41を取り外すことなく
行われる。なお、回転ディスク21及び回転刃体31の
取り外し作業は、前述した取付作業と逆の順により行わ
れる。
【0033】次に、前記のように構成した刈払機につい
てその動作を説明する。前記回転軸14が回転されると
スプライン部14aを介して取付板22,23が回転さ
れ、回転ディスク21及び回転刃体31が同期回転され
る。この状態においてカバー41が例えば雑草の刈り始
め部分に接近すると、カバー41の凹部41e〜41e
内に雑草が進入するので、第1〜第4の刃部33a〜3
3dによって切断される。この刈り払い作業中におい
て、前記凹部42e内に針金や小石が進入した場合に
は、カバー41と第1〜第4の刃部33a〜33dとの
間に小石等が噛み込まれる。しかし、この時の外部衝撃
により、回転刃体31は回転ディスク内で相対回動され
るので、カバー41あるいは第1〜第4の刃部33a〜
33dの損傷が抑制される。
【0034】次に、前記のように構成した刈払機の効果
を構成とともに列記する。 (1)前記実施形態では、カバー本体42の下板部42
cの内周側に形成される出し入れ穴42gから回転刃体
31の第1〜第4の刃取付突部32a〜32dを進入
し、取付突部を凹部42eから外方に突出する動作を行
うように構成した。このため、カバー本体42を取り付
けた状態で首振り動作できない第1〜第4の刃部33a
〜33dを有する回転刃体31を回転ディスク21とと
もにカバー本体42の内部に収容して回転軸14に取り
付けることができる。
【0035】(2)前記実施形態では、回転ディスク2
1を両クランプ板25,26と間隔調整板27とにより
構成し、この回転ディスク21により回転刃体31のリ
ング部32を押圧して締め付け固定するようにした。こ
のため、刈り払い作業中に回転刃体31に所定値以上の
外部衝撃が作用すると、回転刃体31が回転ディスク2
1内で相対回動し、小石等の噛み込み時に、刃部が損傷
したりカバー本体42が損傷したりするのを防止するこ
とができる。
【0036】(3)前記実施形態ではカバー本体42が
上板部42a、外周板部42b及び下板部42cにより
構成され、該カバー本体42はブラケット43によりハ
ウジング13に取り付けられる構成とした。このため平
板材をプレス成形してカバー本体42を容易に製造する
ことができる。
【0037】次に、この発明を具体化した別の実施形態
を図11〜図15に基づいて説明する。なお、この実施
形態において、前記実施形態と同様の機能を有する部材
については、同一の符号を付して構成の説明を省略し
た。
【0038】この実施形態では回転刃体31に対し第1
〜第6の刃取付突部32a〜32fと第1〜第6の刃部
33a〜33fが等間隔に形成されている。この回転刃
体31をカバー41の被覆部42d内に収容する手順を
説明する。
【0039】最初に、図11に示すように第1の刃取付
突部32aを被覆部42dの内部に収容するとともに、
第2、第3の刃取付突部32b,32cを出し入れ穴4
2gより内側に配置し、残りの突部32d〜32fを被
覆部42dの外側に配置する。
【0040】次に、図12に示すように第1〜第3の刃
取付突部32a〜32cを被覆部42dの内部に収容す
る。このとき、第4〜第6の刃取付突部32d〜32f
は、被覆部42dの外側に位置したまである。
【0041】その後、図13に示すように第2,3の刃
取付突部32b,32cを凹部42e,42e′から外
部に突出させ、第4の刃取付突部32dを被覆部42d
外に配置する。このとき、第5,6の刃取付突部32
e,32fが出し入れ穴42gの内側に位置する。
【0042】ここで、図13の状態では、第5,6の刃
取付突部32e,32fが被覆部42dの内部に進入可
能であるため、図13において第4の刃取付突部32d
が穴42gの内側に移動するまで矢印方向に移動する。
【0043】さらに、図14に示すように、第2及び第
3の刃取付突部32b,32cを凹部42e,42e′
から外部に突出させるとともに、第4の刃取付突部32
dを被覆部42dの内部に収容する。最後に、図15に
示すように第1〜第6の刃取付突部32a〜32fを被
覆部42dの内部に収容する。
【0044】前記回転ディスク21のカバー41からの
取り外し動作は、前述した取付動作と逆に行うことがで
きる。この別の実施形態においては、カバー41を装着
したまま第1〜第6の刃取付突部32a〜32fを有す
る回転刃体31を被覆部42dの内部に装着することが
できる。
【0045】次に、この発明を具体化した別の実施形態
を図16〜図23に基づいて説明する。この実施形態で
は、図16及び図17に示すように、カバー本体42の
後側部に回転刃体31を出し入れする出し入れ通路42
hを形成している。回転刃体31には第1〜第6の刃取
付突部32a〜32fが形成され、第1〜第6の刃部3
3a〜33fが設けられている。前記刃取付突部32a
〜32fの間を凹部32gとし、各刃取付突部32a〜
32fの先端部に切り欠き形成された部分を切り欠き凹
部32hとしている。図17に示すように、被覆部42
dの上面には各凹部42eと対応して刈り払い作業中に
被刈り払い物を受け止める受け止め板42iが折り曲げ
形成されている。そして、図19において凹部42e内
に被刈払物が進入した状態で回転刃体31が反時計回り
方向に回動されると、被刈払物が受け止め板42iによ
り支持されるので、第1〜第6の刃部33a〜33fに
よる切断作業が円滑に行われる。仮に前記受け止め板4
2iが無い場合には、凹部42eの上板部42aのエッ
ジにより草がちぎられて、ちぎられた草が被覆部42d
に詰まることもある。
【0046】カバー本体42の後側においては、図16
及び図19に示すように上板部42aの半径方向の幅寸
法E1よりも下板部42cの同方向の幅寸法E2を小さ
くしている。この構成により水分の多い草を刈り取った
場合に、刈り取り草がカバー本体42の被覆部42dの
内部に詰まるのを防止することができる。
【0047】図21に示すように、カバー本体42の出
し入れ通路42hの形成幅Wは、回転刃体31のリング
部32の外径寸法D2よりも大きく設定され、かつ第1
の刃取付突部32aの刃部33aの公転軌跡円の直径2
Rよりも小さく設定されている。さらに、隣接する第1
及び第2の刃取付突部32a,32bにより形成される
凹部32gに対し前記出し入れ通路42hの一端縁が進
入した状態で、該凹部32gから第3の刃取付突部32
cが出し入れ通路42hの他方の端縁を潜り抜けてカバ
ー本体42内に進入し得るようにしている。
【0048】前記のように構成した実施形態の刈払機に
ついて、回転刃体31の装着方法を説明する。図21に
示すように、最初に回転刃体31の第1〜第6の刃取付
突部32a〜32fのうち第4及び第5の刃取付突部3
2d,32eを出し入れ通路42hからカバー本体42
内に進入する。そして、隣接する第5及び第6の刃取付
突部32e,32fにより形成される凹部32gに出し
入れ通路42hの一端縁を進入させる。この状態で、第
3の刃取付突部32cを出し入れ通路42hの他方の端
縁を潜り抜けてカバー本体42の被覆部42dに進入さ
せる。この動作に連続して図22に示すように、第2の
刃取付突部32bをカバー本体42の被覆部42dに進
入させる。この状態においては、第1及び第6の刃取付
突部32a,32fは外部に露出されたままである。こ
のとき、第5の刃取付突部32eに設けた二つの刃部3
3e,33eは、切り欠き凹部32hにカバー本体42
の被覆部42dの外周端縁を進入させることにより、カ
バー本体42の凹部42eから外部にそれぞれ突出され
ている。
【0049】なお、前記刃取付突部32eに切り欠き凹
部32hを形成しない構成においては、刃取付突部32
eが凹部42eから外部に突出し得るように関連部品の
形状及び寸法を設定すればよい。
【0050】さらに、回転刃体31を回転すると、図2
3に示すように第1〜第6の刃取付突部32a〜32f
が全てカバー本体42内に進入される。このようにして
回転刃体31はカバー本体42に装着されるが、この実
施形態では、カバー本体42に対する回転刃体31の脱
着作業をワンタッチで容易に行うことができる。
【0051】なお、前記実施形態は以下のように変更し
て具体化することもできる。 ・図24に示すように回転刃体31に対し第1〜第3の
刃取付突部32a,32b,32cを3箇所に等間隔に
配設したものを用いることもできる。
【0052】この場合においても、前述した回転刃体3
1の装着動作と同様に、カバー41を取り外すことな
く、回転刃体31を回転ディスク21とともに装着する
ことができる。
【0053】図25に示すように、第1〜第6の刃取付
突部32a〜32fに対し第1〜第6の刃部33a〜3
3fを一箇所に設けてもよい。図26に示すように第1
〜第4の刃取付突部32a〜32dを設け、第1〜第4
の刃部33a〜33dを鋸歯状に形成してもよい。図2
7に示すように第1〜第6の刃取付突部32a〜32f
を設け、第1〜第6の刃部33a〜33fを鋸歯状に形
成してもよい。
【0054】・図示しないが、第1〜第5の刃取付突部
を有する回転刃体31の場合には、カバー本体42の凹
部42eの周方向の形成寸法を大きくすることにより、
カバー41を取り外すことなく、第1〜第4の刃取付突
部を有する回転ディスクの取付行程と同様にして回転刃
体を脱着することができる。
【0055】ところで、前記各実施形態では、第1〜第
6の刃取付突部32a〜33fが回転ディスク21又は
リング部32に対し首振りしないように固定的に設けた
が、所定角度範囲内で第1〜第6の刃取付突部32a〜
33fが首振り可能に連結され、第1〜第6の刃取付突
部32a〜33fを凹部42eから突出させる構成とし
たものも本発明の対象とするものである。
【0056】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1〜7に記載の
発明によれば、安全性を向上することができるととも
に、外周に複数の刃部を固定して突設した回転ディスク
をカバーを取り外すことなく、カバー内に装着すること
ができる。
【0057】請求項2に記載の発明によれば、第1〜第
4の刃取付突部を有する回転ディスクをカバー内に容易
に装着することができる。請求項3に記載の発明によれ
ば、第1〜第6の刃取付突部32a〜33fを有する回
転ディスクを被覆部42dの内部に容易に脱着すること
ができる。
【0058】請求項4記載の発明によれば、ハウジング
にカバーを取り付けた状態において、回転ディスクを出
し入れ通路からカバー本体の被覆部の内部に容易に装着
することができる。
【0059】請求項5記載の発明によれば、前記出し入
れ通路の形成幅寸法を小さく設定することができ、その
分カバー本体に形成される凹部の個数を増大し、刈り払
い領域を長くすることができる。
【0060】請求項6に記載の発明によれば、カバー本
体の構成を簡素化し、製造を容易に行うことができる。
請求項7に記載の発明によれば、小石、空き缶、針金等
の噛み込み時の刃部あるいはカバー等の損傷を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を具体化した刈払機の要部縦断面
図。
【図2】 ハウジングとカバーの分解斜視図。
【図3】 回転ディスクと回転刃体の分解斜視図。
【図4】 刈払機の要部の平面図。
【図5】 要部の平断面図。
【図6】 回転刃体のカバー内への取り付け方法を説明
する底面図。
【図7】 同じく取り付け方法を説明する底面図。
【図8】 同じく取り付け方法を説明する底面図。
【図9】 同じく取り付け方法を説明する底面図。
【図10】 刈払機全体を示す斜視図。
【図11】 回転刃体のカバー内への取り付け方法を説
明する底面図。
【図12】 同じく取り付け方法を説明する底面図。
【図13】 同じく取り付け方法を説明する底面図。
【図14】 同じく取り付け方法を説明する底面図。
【図15】 同じく取り付け方法を説明する底面図。
【図16】 この発明の別の実施形態を示す刈払機の中
央部縦断面。
【図17】 図16の実施形態に用いるカバー本体の斜
視図。
【図18】 図16の実施形態に用いる回転刃体の斜視
図。
【図19】 図16に示す刈払機の要部の平面図。
【図20】 図16に示す刈払機の要部の平断面図。
【図21】 図16に示す刈払機の回転刃体の装着方法
を説明するための平面図。
【図22】 図16に示す刈払機の回転刃体の装着方法
を説明するための平面図。
【図23】 図16に示す刈払機の回転刃体の装着方法
を説明するための平面図。
【図24】 回転刃体の別例を示す平面図。
【図25】 回転刃体の別例を示す裏面図。
【図26】 回転刃体の別例を示す平面図。
【図27】 回転刃体の別例を示す裏面図。
【符号の説明】
11…操作棒、12…ハンドル、13…ハウジング、1
4…回転軸、21…回転ディスク、25…上部クランプ
板、26…下部クランプ板、27…間隔保持板、31…
回転刃体、32…リング部、32a〜32f…第1〜第
6の刃取付突部、33a〜33f…第1〜第6の刃部、
41…カバー、42…カバー本体、43…ブラケット、
42a…上板部、42b…外周板部、42c…下板部、
42d…被覆部、42e…凹部、42g…出し入れ穴、
42h…出し入れ通路。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作棒(11)の先端部にハウジング
    (13)を装着し、該ハウジングから回転軸(14)を
    下向きに突出し、該回転軸(14)の下端部に回転ディ
    スク(21)を取り外し可能に嵌合し、該回転ディスク
    (21)の外周部に複数の刃取付突部(32a〜32
    f)を介して複数の刃部(33a〜33f)を設け、前
    記ハウジング(13)には前記各刃取付突部(32a〜
    32f)及び各刃部(33a〜33f)を覆うカバー
    (41)を装着し、該カバー(41)の本体(42)の
    外周部には、前記刃部(33a〜33f)を備えた各刃
    取付突部(32a〜32f)の先端部を上方、下方及び
    半径方向に関して外方から覆うための被覆部(42d)
    を形成し、前記被覆部(42d)の外周部には被刈払物
    を前記各刃部(33a〜33f)の旋回軌跡内へ進入し
    得る凹部(42e〜42e)を複数箇所に形成し、前記
    被覆部(42d)の下側に前記回転ディスク(21)の
    外径寸法(D2)よりも大径で、前記刃部(33a〜3
    3f)の旋回軌跡円の直径寸法(2R)よりも小さい内
    径寸法(D1)の出し入れ穴(42g)を形成し、前記
    ハウジング(13)にカバー本体(42)を取り付けた
    状態において、前記刃取付突部(32a〜32f)を前
    記凹部(42e〜42e)から半径方向に関して外方に
    突出する動作を組み入れることによりカバー本体(4
    2)内に前記刃部(33a〜33f)を備えた回転ディ
    スク(21)を装着できるように構成した刈払機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記回転ディスク
    (21)には、第1〜第4の刃取付突部(32a〜33
    d)が所定のピッチで等角度に設けられ、刃取付突部
    (32a〜33d)を装着した回転ディスク(21)
    は、次の各行程を行うことによりカバー本体(42)内
    に装着されるように構成されている刈払機。第1及び第
    2の刃取付突部(32a,32b)を前記出し入れ穴
    (42g)から被覆部(42d)の内部に進入し、第1
    の刃取付突部(32a)を被覆部(42d)に形成した
    一つの凹部(42e)から外方へ突出させる行程。第2
    の刃取付突部(32b)を被覆部(42d)の内部に進
    入し、第3の刃取付突部(32c)を前記出し入れ穴
    (42g)の内周縁よりも内側に変位するとともに、第
    4の刃取付突部(32d)を被覆部(42d)の外側面
    側に配置する行程。第3の刃取付突部(32c)を被覆
    部(42d)の内部に進入するとともに第2の刃取付突
    部(32b)を前記凹部(42e)から外方へ突出し、
    被覆部(42d)の下部外側面に位置する第4の刃取付
    突部(32d)を出し入れ穴(42g)の内周縁よりも
    内側に変位して被覆部の内部に進入する行程。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記回転ディスク
    (21)には、第1〜第6の刃取付突部(32a〜33
    f)が所定のピッチで等角度に設けられ、刃取付突部
    (32a〜33f)を装着した回転ディスク(21)
    は、次の各行程を行うことによりカバー本体(42)内
    に装着されるように構成されている刈払機。第1〜第3
    の刃取付突部(32a〜32c)を前記出し入れ穴(4
    2g)から被覆部(42d)の内部に進入し、第4〜第
    6の刃取付突部(32d〜32f)を被覆部(42d)
    の外側に配置する行程。第2,3の刃取付突部(32
    b,32c)を凹部(42e,42e)から外方に突出
    して、第4刃取付突部(32d)を被覆部(42d)の
    下部外側面に配置し、第5,6の刃取付突部(32e,
    32f)を前記出し入れ穴(42g)の内周縁よりも内
    側に変位する行程。第5,6の刃取付突部(32e,3
    2f)を被覆部の内部へ移動しつつ、第4の刃取付突部
    (32d)が出し入れ穴(42g)の内周縁よりも内側
    に変位するまで回転ディスク(21)を移動する行程。
  4. 【請求項4】 操作棒(11)の先端部にハウジング
    (13)を装着し、該ハウジングから回転軸(14)を
    下向きに突出し、該回転軸(14)の下端部に回転ディ
    スク(21)を取り外し可能に嵌合し、該回転ディスク
    (21)の外周部に複数の刃取付突部(32a〜32
    f)を介して複数の刃部(33a〜33f)を設け、前
    記ハウジング(13)には前記各刃取付突部(32a〜
    32f)及び各刃部(33a〜33f)を覆うカバー本
    体(42)を設け、該カバー本体(42)の外周部に
    は、前記刃部(33a〜33f)及び各刃取付突部(3
    2a〜32f)の先端部を上方、下方及び半径方向に関
    して外方から覆うための被覆部(42d)を形成し、前
    記被覆部(42d)の外周部には被刈払物を前記各刃部
    (33a〜33f)の旋回軌跡円内へ進入し得る凹部
    (42e〜42e)を複数箇所に形成し、前記被覆部
    (42d)の下側には下穴(42g′)を形成し、被覆
    部(42d)の後側外周部には、前記刃部(33a〜3
    3f)を備えた回転ディスク(21)の出し入れ通路
    (42h)を設け、前記ハウジング(13)にカバー本
    体(42)を取り付けた状態において、前記回転ディス
    ク(21)を、前記出し入れ通路(42h)からカバー
    本体(42)内に装着できるように構成したことを特徴
    とする刈払機。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記回転ディスク
    (21)の外径寸法(D2)は前記出し入れ通路(42
    h)の形成幅寸法(W)よりも小さく設定され、かつ刃
    取付突部(32a)の刃部(33a)の公転軌跡円の直
    径寸法(2R)よりも小さく設定され、隣接する刃取付
    突部(32a〜32f)により形成される凹部(32
    g)に出し入れ通路(42h)の一端縁が進入した状態
    で、出し入れ通路(42h)の他方の端縁側に位置する
    刃取付突部(32a〜32f)が、該端縁の内側を潜り
    抜けてカバー本体(42)内に進入し得るように構成さ
    れている刈払機。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項において、
    前記カバー本体(42)は、上板部(42a)、外周板
    部(42b)及び下板部(42c)から構成され、前記
    上板部(42a)は、ブラケット(43)によりハウジ
    ング(13)に取り付けられている刈払機。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれか一項において、
    前記回転ディスク(21)は上部及び下部のクランプ板
    (25,26)と、両クランプ板(25,26)の間に
    挟着され、かつクランプ板(25,26)よりも小径の
    間隔調節板(27)と、両クランプ板及び間隔調節板を
    締付固定するビス(28)及びナット(29)とにより
    構成され、前記間隔調節板(27)の外周縁よりも外側
    方向において、前記両クランプ板(25,26)により
    形成される挟着空間には、リング部(32)と、その外
    周に一体に形成した複数の刃取付突部(32a〜32
    f)と、各刃取付突部に取り付けた刃部(33a〜33
    f)とから構成された回転刃体(31)の前記リング部
    (32)が上下方向から締め付け固定され、回転ディス
    ク(21)の回転により回転刃体(31)が同期回転さ
    れている状態において、回転刃体(31)に所定値以上
    の外部衝撃力が作用すると、両クランプ板(25,2
    6)とリング部(32)との接触面に滑りが生じるよう
    に構成されている刈払機。
JP2000098813A 1999-06-08 2000-03-31 刈払機 Expired - Fee Related JP3290430B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000098813A JP3290430B2 (ja) 1999-06-08 2000-03-31 刈払機

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16104299 1999-06-08
JP11-161042 1999-06-08
JP2000098813A JP3290430B2 (ja) 1999-06-08 2000-03-31 刈払機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001054308A JP2001054308A (ja) 2001-02-27
JP3290430B2 true JP3290430B2 (ja) 2002-06-10

Family

ID=26487308

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000098813A Expired - Fee Related JP3290430B2 (ja) 1999-06-08 2000-03-31 刈払機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3290430B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007295850A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Yabuta:Kk 刈払い機用刈刃ガード及びこれを備えた刈払い機
CN208956449U (zh) * 2018-04-13 2019-06-11 南京德朔实业有限公司 一种割灌机

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001054308A (ja) 2001-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3075222B1 (en) Lawn mower with blade disc
EP3075221A1 (en) Lawn mower with blade disc
EP3509415B1 (en) Improved branch cutter
JP4168164B2 (ja) 刈払機
JP3290430B2 (ja) 刈払機
JPH0928154A (ja) 刈払機用刈刃
JP3950443B2 (ja) 巻付き防止部材、刈刃及びそれらを備えた刈払機
JP7378329B2 (ja) 芝草刈機
JP2008182964A (ja) 刈払機用ガイド部の取付構造及びそれを備える刈払機
CN110235594B (zh) 用于修剪器头部的鼓风附接件
JP3140635U (ja) 草刈機用補助刃
JP3170246B2 (ja) 刈刃体
JP2002307402A (ja) 回転誘導円板を備えた案内板
JP2004141075A (ja) 刈り払い機用刃への取り付け板
EP0549878B1 (en) Mowing cutter unit for mower
JP3756605B2 (ja) 携帯用刈払機
JP2024064559A (ja) 刈払機補助機構及び刈払機
JP2023037961A (ja) 草刈刃ユニット
JP2006271342A (ja) 刈払機
KR200479655Y1 (ko) 예초기용 안전커버
JP3002953U (ja) 刈り払い機の草捲き付き防止用刈り刃
JP3201912U (ja) 草刈機
JPH0639551Y2 (ja) ブレードカッター装置
JP4166930B2 (ja) ロータリ耕耘機
JPH0453232Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees