JP3289178B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3289178B2
JP3289178B2 JP19184895A JP19184895A JP3289178B2 JP 3289178 B2 JP3289178 B2 JP 3289178B2 JP 19184895 A JP19184895 A JP 19184895A JP 19184895 A JP19184895 A JP 19184895A JP 3289178 B2 JP3289178 B2 JP 3289178B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パッチトナー像を像担
持体上に形成し、パッチトナー像からの反射濃度を検出
する画像濃度センサを備えて、再生画像の濃度の安定化
を図る画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真法を採用する画像形成装置は、
再生画像の濃度ずれを防止するために定着画像からの反
射濃度データから画像濃度を検出するものがある。かか
る装置は、画像生産性の点および転写紙を使用するとい
う点から省資源という面において劣る。かかる課題を解
決する手段として像担持体上に顕像化したパッチトナー
像を用いて像担持体の濃度と転写紙の濃度との相違を考
慮して画像濃度を算出することにより再生画像の濃度ズ
レを防止する画像形成装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た再生画像の濃度ズレを防止するために画像濃度を検出
する画像形成装置は、画像形成プロセスを実行するため
の前提として階調補正カーブの生成を前提として画像形
成プロセスを実行する。
【0004】図10は画像濃度センサ出力の異常発生の
一例を示すグラフである。図10(a)はセンサ出力を
示すグラフであり、図10(b)は画像濃度データへの
変換を示すグラフである。図10は例えばオフィスにお
ける電波障害のために画像補正カーブを適正に得ること
ができなかった場合を示すものであり、PWMレベル8
0及びPWMレベル224で画像濃度センサ出力が異常
データを検出した場合を示したものであり、かかるサン
プリングデータを対数変換して画像濃度とPWMレベル
との関係として表したものが図10(b)である。この
ような場合、与えられる画像は階調のジャンプ(階調の
不連続)の起こったものとなる。これ以外にも画像濃度
センサの出力値によっては白紙、黒紙しか出力しない場
合もある。かかる場合、画像形成装置はエラーを表示を
して停止してしまい、サービスマンが来るまで作動不能
としている。かかる異常動作は画像濃度センサのみに起
因する場合にも長時間作動不能のままにしたのではユー
ザに不便である。
【0005】一方、定着温度が低いときのみ階調補正カ
ーブを作成するという制御をしておくと、製造ラインに
おける動作試験等は、像形成プロセス部材の全てを組み
付けない状態で動作試験を行う場合もあるため、予め電
源投入されていて、定着温度が高くなっていると全ての
像形成プロセス部材をいれてもウォーミングアップ中に
補正カーブを得ることができないので、画像形成プロセ
スを続行することができないことになる。従って、製造
ラインの動作試験等も不具合を生じていた。
【0006】本発明の目的は、階調補正カーブを構成す
るサンプリングデータに不具合を発生したにも拘わら
ず、画像形成動作を続行することができる画像形成装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、以下の構成
によって達成される。
【0008】複数のパッチ潜像を形成するためのパッチ
情報を記憶したパッチ記憶手段と、前記パッチ情報に基
づいて像担持体上に露光して複数のパッチ潜像を形成す
る書き込みユニットと、前記複数のパッチ潜像を現像す
現像スリーブを有する現像器と、当該現像器により現
像して得られたパッチトナー像からの反射濃度を検知し
て反射濃度データを出力する画像濃度センサとを備えた
画像形成装置において前記パッチ記憶手段から前記パ
ッチ情報を読み出し前記書き込みユニットにより前記像
担持体上に最大露光量で露光した複数のパッチ潜像を形
成し、前記現像器により前記複数のパッチ潜像を前記現
像スリーブの回転数を変えて現像し、前記画像濃度セン
サにより顕像化したパッチトナー像の反射濃度データを
求め、得られた反射濃度データに基づき最高画像濃度を
求め前記現像スリーブの回転数を設定する現像特性固定
手段と、前記パッチ記憶手段から前記パッチ情報を読み
出し前記書き込みユニットにより前記像担持体上に階調
の異なる複数のパッチ潜像を作成し、前記現像器により
前記現像特性固定手段により設定された前記現像スリー
ブの回転数で前記階調の異なる複数のパッチ潜像を現像
し、前記画像濃度センサにより顕像化したパッチトナー
像の反射濃度データを求め、得られた反射濃度データに
基づきプリンタ特性データを検出するプリンタ特性検出
手段と、前記プリンタ特性検出手段により得られた前記
プリンタ特性データに基づき階調補正カーブを作成する
補正カーブ作成手段と、前記補正カーブ作成手段によっ
て作成された階調補正カーブに応じて前記書き込みユニ
ットの露光強度を制御する階調制御手段と、前記補正カ
ーブ作成手段によって生成する補正カーブに代用する階
調補正カーブを記憶するメモリと、前記パッチトナー像
からの反射濃度データが正常であるか否かを判定する判
定手段と、前記判定手段が異常と判定したとき、前記メ
モリに予め記憶してある階調補正カーブを選択する選択
手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
【0009】
【0010】
【作用】本発明の画像形成装置は、上記構成を備えるこ
とにより、補正カーブを正常に生成したことにより、当
該補正カーブに基づいて階調補正処理をして画像形成プ
ロセスを実行するので、画像濃度センサの出力に不具合
を生じて補正カーブを得られない場合や例えばウォーミ
ングアップ中等の補正カーブを得られない状態でも前記
階調補正カーブ以外に予め決めておいた階調補正カーブ
(以下、バックアップ補正カーブという)を少なくとも
1本以上有し、かつ、それを選択し、かかるバックアッ
プ補正カーブを呼び出すことにより画像形成動作を続行
することができるものである。
【0011】
【実施例】図1は本発明の画像形成装置における一実施
例を示すブロック図である。
【0012】本実施例の画像形成装置は、例えばスキャ
ナ若しくはパーソナルコンピュータ等の画像信号発生手
段200からの濃度信号に基づいて半導体レーザの発光
時間を変化させることにより階調記録をおこなうパルス
幅変調による露光プロセスを行う電子写真方法を採用し
たものであり、例えばコピー開始指令信号によりRAM
340から読み出されるテストパッチ信号SGに基づい
て像担持体110上にPWM255(最大露光量)で露
光した同一の潜像の複数のテストパッチを形成し、それ
を現像スリーブ131の回転数を変えて現像し、顕像化
したものを画像濃度センサCから反射する光強度に対応
した輝度信号から実際の最高画像濃度を検出し、現像特
性を固定する手段と、例えば256階調を現すテストパ
ッチを作成し、現像性を固定する手段によって決まった
現像スリーブ回転数で顕像化し、画像濃度センサCの輝
度信号からプリンタ特性を検出するプリンタ特性検出手
段と記録信号の階調を補正する階調制御手段とを構成す
るプログラムを書き込んだCPU500を備えたもので
ある。以下に本実施例の画像形成装置の主要構成を説明
する。
【0013】画像処理部300は、最高画像濃度を所定
値に固定した後でLOG310,LUT320、RAM
330,340及びセレクタ350とから構成されたも
のであり、グレースケールを顕像化したテストパッチか
ら得られるプリンタ特性を最高画像濃度を基準に正規化
して階調を補正するものである。
【0014】LOG310は濃度−濃度の対にしたテー
ブルデータを書き込んだものであり、操作パネル600
に設けた濃度選択用ボタンから選択するものである。L
UT320は検出した濃度データを逆転したものを得る
ためのPWM−濃度を対にしたテーブルデータを書き込
んであることによりPWMレベルを示す記録信号を書き
込みユニット400若しくはRAM330に送出する。
【0015】RAM330は、請求項に記載のメモリに
相当するものであり、予め補正カーブ(以下、これをバ
ックアップ補正カーブという)を書き込んだものであ
る。当該補正カーブは環境変動による現像剤や感光体の
特性変化を加味して作成した共通のものや、各環境毎に
コピー数等による経時劣化を加味して複数本用意しても
よい。かかるバックアップ補正カーブの読み出しは、画
像濃度センサC2の出力異常を検知した場合に自動的に
読み出すものと、操作パネル600からの操作により選
択的に読み出すことができるものである。ここで、出力
異常とは、例えばPWMレベルが大きくなってもセンサ
出力が低下しない場合、或いは大きくなる場合やセンサ
出力が絶えず一定である。このような出力値に異常はセ
ンサ出力をCPU500が管理し異常を発見している。
【0016】RAM340は256階調を表現するテス
トパッチや常温常湿(例えば20℃、50%)下のプリ
ンタ特性による最高画像濃度を表す濃度片、更に中間調
濃度を示す濃度片のいずれかを示すテストパッチデータ
(図5及び図6を参照)を書き込んである。
【0017】セレクタ350はCPU500からのセレ
クト信号に基づいてRAM340からのテストパッチ信
号SG又はLUT320からの濃度信号若しくはRAM
330からの濃度信号のいずれかを出力する。
【0018】書き込みユニット400は、パルス幅変調
回路410、LDドライバ420、書き込み光学系43
0から構成され、1走査ライン分の記録信号をパルス幅
変調した変調信号で半導体レーザを発振させ、レーザ光
を所定速度で回転するポリゴンミラーで偏向させ、fθ
レンズ及び第1のシリンドリカルレンズ及び第2のシリ
ンドリカルレンズによって、例えば記録信号又はRAM
340から読み出されるテストパッチ信号SG若しくは
RAM330の濃度信号に基づいて半導体レーザを発光
してドット毎に像担持体110上をライン走査して潜像
を形成するものであり、所謂露光プロセスを行うもので
ある。
【0019】パルス幅変調回路410は参照波と所定ビ
ットからなる記録信号をD/A変換したアナログ記録信
号とを比較し多値化するものである。このようにして得
られる変調信号は書き込みドライバ420の駆動信号と
なる。
【0020】書き込みドライバ420は、LD駆動回
路、同期系としてインデックスセンサ及びインデックス
検出回路を設け、偏向光学系としてのポリゴンドライバ
を設けてある。LD駆動回路は、変調信号で半導体レー
ザを発振させるものであり、半導体レーザからのビーム
光量に相当する信号がフィードバックされ、その光量が
一定となるように駆動するものであり、半導体レーザに
導通する電流を変更することができるようになってい
る。これにより、潜像電位を調整することができる。同
期系は、偏向光学系からのビームを反射するミラーを介
してインデックスセンサに入射する。インデックスセン
サはビームに感応して電流を出力し、当該電流はインデ
ックス検出回路で電流/電圧変換してインデックス信号
として出力する。このインデックス信号により所定速度
で回転するポリゴンミラーの面位置を検知し、主走査方
向の周期によって、ラスタ走査方式で変調信号による光
走査を行っている。
【0021】書き込み光学系430は、レーザ光を所定
速度で回転するポリゴンミラーで偏向させ、fθレンズ
及び第1のシリンドリカルレンズ及び第2のシリンドリ
カルレンズによって像担持体上に微小なスポットに絞っ
て走査するものである。コリメータレンズは変調光学系
であり、ポリゴンミラー及びfθレンズは偏向光学系で
あり、第1のシリンドリカルレンズ及び第2のシリンド
リカルレンズはポリゴンミラーによる面倒れ補正光学系
として機能するものである。
【0022】CPU500は、静電写真プロセスを実行
するプログラムと現像性固定手段を構成するプログラム
を書き込んだRAM(図示せず)を備え、又、操作パネ
ル600からの各種信号を処理する機能を備えるもので
あり、請求項に記載の補正カーブ作成手段と階調制御手
段と選択手段に相当するものであり、記録紙の排出を検
出する排紙センサPSと、機内湿度を検知するための湿
度センサHSと、機内温度を検知するための温度センサ
TS1及び定着ローラの表面温度を検出するための温度
センサTS2を接続してある。
【0023】排紙センサPSからの出力はコピー枚数検
知のために用いることができるが、本実施例においては
現像剤及び像担持体の経時劣化を推定するために用いて
いる。湿度センサHS及び温度センサTS1は機内の環
境変動を検知するために用いる。温度センサTS2はウ
ォーミングアップ中を検知するために用いる。
【0024】なお、CPU500は撹拌スクリュウ33
A〜33Cを駆動するためのソレノイドにドライバ(図
示せず)を介して接続してある。
【0025】CPU500はプリンタ特性検出手段及び
最高画像濃度換算手段を構成するプログラムを書き込ん
だRAMを備えるものである。
【0026】プリンタ特性検出手段は、画像濃度センサ
CとCPU500及びテストパッチ信号SGを書き込ん
だRAM340から構成したものであり、実際のプリン
タ特性及び最高画像濃度を検出するものである。当該プ
ログラムは最高画像濃度換算手段に相当するプログラム
も含んでいる。
【0027】画像濃度検出手段に相当するプログラム
は、輝度信号をA/D変換することにより256階調に
正規化した出力電圧に対する画像濃度センサの定格最大
出力(像担持体上に何も付着しない状態での出力)との
比を対数変換した値に像担持体110の濃度と転写紙の
濃度との相違を考慮して得られる信号を得るものであ
り、像担持体110の回転中に生ずる振動に起因する検
出誤差を除去するために例えば像担持体110上に顕像
化した複数のテストパッチから得られる輝度信号に所定
の処理を施して平均した値を算出する(特開平1−41
375号公報参照)。これにより、CPU500は像担
持体110の振動に起因する検出誤差を除去したプリン
タ特性及び最大画像濃度を検知できることになる。
【0028】CPU500は、透磁率の変化により現像
性に関係なく、トナー濃度を一定に制御するトナー濃度
制御系であって、像担持体の現像量を光学的に検出する
手段のように感光層の感度特性の変化に影響されない為
に現像スリーブ131の回転数を可変することにより反
転現像方法における現像性を一定に担保する機能を有す
る。
【0029】トナー濃度制御手段は、現像ユニット30
0内に装填した現像剤の透磁率をトナー濃度センサTS
で検出し、これによりトナー補給ユニット(図示せず)
を駆動することによりトナー濃度を略一定に制御するも
のである。
【0030】現像性固定手段を構成するプログラムは、
像担持体110上に顕像化したパッチトナー像1に応じ
て現像スリーブ131の回転数を制御することにより、
感光層の感光特性を越えた現像性を得るようにするもの
であり、現像性と密接に関係するトナー濃度は一定に制
御しておき、現像スリーブ131の回転数を制御して像
担持体110表面の現像領域において付着する現像剤の
量を変化させて最大画像濃度を調整する。現像性固定手
段を構成するプログラムは、二成分現像剤を採用する場
合、現像槽内のトナー濃度を一定に制御する機構及び制
御プログラムを備えるものである。
【0031】なお、本実施例においては、単一のCPU
500で上述した各種のプログラムを起動するように説
明してあるが、これに限定されるものでなく、2つ以上
のCPUを採用して並列処理するようにしても構わな
い。
【0032】操作パネル600は例えばタッチディスプ
レイからなり、複写倍率、複写枚数、コピー開始等を指
令するものであり、操作した内容を表示するようにして
ある。
【0033】像担持体110は例えばアルミニュウム等
から構成した導電基材の表面に感光層を形成したもので
ある。感光層は膜厚15〜30μm、誘電率2.0〜
5.0であり、導電基材は接地してあり、像担持体11
0は280mm/secの線速度で矢示方向に回転する
(−)帯電の塗布型OPCから成る直径80mmのドラ
ム状の感光体であり、像担持体110の回転軸に位相を
検出するためのエンコーダ115を設けてあり、エンコ
ーダ115は像担持体110の位相を示す位相信号をC
PU500に送出している。
【0034】像担持体110の周縁部には後述する帯電
器120、現像器130、分離器144、転写器14
3、クリーニングユニット150を設け、更に給紙トレ
イ、レジストローラ142、搬送ベルト等からなる給紙
系を備えている。
【0035】帯電器120は例えばスコロトロン帯電器
であり、潜像形成プロセスに先立ち像担持体110を所
定電圧に均一帯電して階調再現性等を調整することによ
りカブリ防止等を行うものである。
【0036】現像器130は、平均粒径約8.5μmの
ポリエステル系材料からなるトナーと平均粒径60μm
のフェライト系コーティングキャリアとをトナー濃度4
〜6%に制御した現像剤を撹拌スクリュウ133A,1
33B,133Cを120(rpm)で回転することに
より撹拌した後、マグネットローラ132の外側にあっ
て約400(rpm)又は180(rpm)で回転する
スリーブ131の外周に磁気ブラシを形成し、現像スリ
ーブ31には所定のバイアス電圧が印加されて、像担持
体110に対向した現像領域の潜像をトナー像に顕像化
するものである。
【0037】現像器130は、像担持体110と対向す
る筺体300の開口付近に直径40(mm)のスリーブ
31で覆ったマグネットローラ32の回動軸を筺体30
0の側壁に嵌入してあり、その後方に直径16(mm)
の撹拌スクリュウ133A,133B,133Cの駆動
軸を筺体300の側壁に嵌入してあり、これらスリーブ
31,撹拌スクリュウ133A,133B,133Cの
駆動軸は例えば歯車を介して駆動系(図示せず)に接続
することにより、回転数を変更することができるように
なっている。この制御動作はCPU500によって行わ
れる。この機能を利用して例えばスリーブ33の回転軸
を例えば200(rpm),250(rpm),300
(rpm)に変更することにより最高画像濃度を固定す
るように制御するようにしている。
【0038】転写器143は、周知のように像担持体1
10上に静電的に担持したトナー像に転写紙Pを重ね、
転写紙Pの裏側から電荷を放電することにより、転写紙
P上にトナーを転写するものであり、スコロトロン放電
器であることが好ましいが、これに限定されるものでな
く、コロトロン帯電器或いは帯電ローラ等の転写紙P上
にトナー像を静電的に転写するものであればよい。
【0039】分離器144は、周知の如く像担持体11
0に静電的に吸着した転写紙Pから除電することによ
り、転写紙Pを分離するものであり、スコロトロン帯電
器、コロトロン帯電器、帯電ローラ等を用いる。
【0040】クリーニングユニット150は、ブレード
等を像担持体110の表面に接触させることにより、像
担持体110の表面に付着したトナー及び粉塵を掻き落
として廃トナーボックスに捕獲する。
【0041】定着器160は、周知の如く熱若しくは熱
及び圧力をトナー像を担持した転写紙Pに加えることに
より、トナー像を転写紙P上に永久に固定するための装
置である。
【0042】最大画像濃度制御若しくはγ補正制御に用
いる画像濃度センサCの構造について図2及び図3を参
照して説明する。
【0043】図2及び図3は本実施例における画像濃度
センサを示す図であり、図2(a)及び図3(a)は平
面図であり、図2(b)は図2(a)のA−A線断面図
であり、図3(b)は図3(a)のA−A線断面図であ
る。
【0044】画像濃度センサは、図2(b)に示すよう
に赤外光を発光する発光ダイオードLED(発光ダイオ
ードLN66、鹿児島松下電子株式会社製)とホトトラ
ンジスタPT(ホトトランジスタPN101、鹿児島松
下電子株式会社製)との受光面の中心が40°,40°
の角度をなすような溝をケーシングCKに形成し、当該
溝に発光ダイオードLED及びホトトランジスタPTに
嵌入したものである。このタイプの画像濃度センサは直
接光を利用して反射濃度を検出するものであり、所定の
濃度に対してその前後の濃度についての分解能が優れて
いる。従って、本実施例において、最高画像濃度を決定
するために用いている。以下、最高画像濃度を検出する
のに用いる画像濃度センサC1という。
【0045】図3に示す画像濃度センサCは発光ダイオ
ードLEDとホトトランジスタPTとの受光面の中心が
0°,40°の角度をなすような溝をケーシングCKに
形成したことにより、前記溝の前面に図3(a)に示す
ように防塵ガラスBGを設けたものである。このタイプ
は拡散光を積極的に利用して反射濃度を検出するもので
あり、ハイライトからシャドーまで全て濃度を検知でき
る。従って、本実施例ではγ補正制御に用いている。以
下、γ補正用に用いる画像濃度センサC2という。
【0046】画像濃度センサCとは画像濃度センサC1
と画像濃度センサC2を組み合わせたものをいう。
【0047】ケーシングCKを支持した基板Pはソケッ
トSKを設けてある。ケーシングCKは基板Pを介して
像担持体110の表面に水平になるようにクリーニング
ユニット150の近傍に像担持体110の中心に対抗す
るように像担持体110表面から6mmの間隙で設けて
ある。これにより、トナー像から反射する光を効率良く
受光できるようにしてある。
【0048】図4は本実施例に用いる画像濃度センサの
回路図である。
【0049】画像濃度センサCは、発光ダイオードLE
DとホトトランジスタPTとでフォトカップリングを構
成している。発光ダイオードLEDのアノード端子には
最大出力10(V)の可変直流電源Vrefを接続してあ
り、発光ダイオードLEDのカソード端子には例えば1
k(Ω)と2k(Ω)とに切り換え可能な半固定抵抗素
子VR1と固定抵抗素子R8を接続してある。このよう
な構成にすることにより、可変直流電源Vrefの出力電
圧を可変して発光ダイオードLEDの発光強度を調整す
るようにしてある。ホトトランジスタPTのアノード端
子には10Vの直流電源VDCを接続し、カソード端子に
はオペアンプICと固定抵抗素子R5,R6とから構成
される出力検出回路を設けてある。このような構成によ
り、ホトトランジスタPTで受光した光強度に応じた電
圧を検出するものである。このような構成を用いて画像
濃度を検出するようにしてある。なお、画像濃度センサ
1,画像濃度センサC2は共に図4に示す回路を採用し
ている。
【0050】本実施例の画像形成装置は、画像生産性の
観点から、像担持体上に顕像化したパッチトナー像から
画像濃度を間接的に定着画像濃度を得る手法を採用し、
最高画像濃度を得るため現像性を固定し、その後にパッ
チ潜像を顕像化したパッチトナー像2から得られるプリ
ンタ特性を最高画像濃度を基準に正規化するプリンタ特
性の調整方法するものに採用する。
【0051】CPU500は前帯電処理及びレーザパワ
ーの調整処理を実行する。すなわち、CPU500は、
メインモータ(図示せず)をオン状態にする。これによ
り、像担持体110は矢印方向(図1参照)に回転し始
めるので、エンコーダ115から位相信号は変化する。
これにより、CPU500は像担持体110の回転位相
を検知することができる。
【0052】CPU500は、前述した像担持体110
の回転開始と同時に高圧電源(図示せず)から所定の出
力電圧を帯電器120に印加し、これにより帯電器12
0は放電を開始して像担持体110の画像形成領域を一
様に帯電する。
【0053】CPU500は、メイン電源スイッチの投
入により現像スリーブ131に接続したソレノイド(図
示せず)と、撹拌スクリュー133A〜133Cのソレ
ノイドもオン状態にする。これにより現像スリーブ13
1及び撹拌スクリュー133A〜133Cは回転する。
この撹拌動作はウォーミングアップの開始から約4分間
続けることにより、現像剤は所定の帯電量まで上昇す
る。CPU500は、メイン電源スイッチをオン状態に
した時点から約4分経過した時点で撹拌スクリュー13
3A〜133Cに接続したソレノイドをオフ状態にす
る。これにより、現像剤の撹拌動作を終了する。
【0054】図5は像担持体上のグレースケールを表す
パッチトナー像1を示す模式図である。像担持体110
上に形成してあるパッチ潜像は、例えば最高画像濃度に
相当するPWM255レベルで20×30mm角パッチ
潜像を約2mm間隔で連続して形成し、当該パッチ潜像
を現像スリーブ131の回転数を150rpmから10
0rpm毎に上昇させてパッチトナー像を顕像化したも
のである。
【0055】図6は像担持体上のグレースケールを表す
パッチトナー像2を示す模式図である。像担持体110
上に形成してあるパッチ潜像は例えば20×30mm角
に約2mm間隔でパッチトナー像に複数回連続して顕像
化したものである。図6に示すテストパッチはPWM0
〜248を8ステップ毎に区分しているが、ハイライト
部(PWM0〜50)を2ステップ毎それより濃度の高
いところは8ステップごとにすることなどによりハイラ
イト部で精度の高い検知をする。このように検知レベル
を高くしたところのテストパッチ数を増やすという方法
を採用してもよい。
【0056】図7は像担持体上に形成したパッチトナー
像から階調補正カーブを生成する手順を示すグラフであ
る。
【0057】図7(a)は画像濃度センサC2からの出
力電圧(V)とPWMレベルとを示したものである。像
担持体上にトナー像を形成しない状態での反射濃度に対
応する画像濃度センサC2からの出力電圧を7(V)に
調整したものである。その後、最低画像濃度0から最高
画像濃度1.4を8ステップ毎に255レベルのグレー
スケールを表す複数のパッチトナー像からの反射濃度に
対応した出力電圧を示してある。
【0058】図7(b)は画像濃度とPWMレベルとの
関係としてプリンタ特性を示すグラフである。グラフに
おいて、縦軸は画像濃度レベルを示したものであり、画
像濃度1.4を255レベルで目盛を付してある。画像
濃度は図7(a)に示すような反射濃度データを対数変
換したものである。横軸は初期状態において画像濃度
1.4を得るに必要な半導体レーザの発光強度を255
レベルにしてある。
【0059】図7(c)は階調補カーブを示すグラフで
ある。
【0060】グラフにおいて横軸は画像濃度レベルを示
したものであり、画像濃度1.4を255レベルで目盛
を付してあり、縦軸は初期状態において画像濃度1.4
を得るに必要な半導体レーザの発光強度を255レベル
にしたものである。つまり、図7(b)は図7(c)に
示すデータを入れ替えたものである。これらは画像濃度
センサC2の正常な出力電圧を得られる場合を示したも
のである。
【0061】次に画像濃度センサC2の異常出力に対し
ても画像形成プロセスを続行することができる画像形成
装置における制御動作を説明する。
【0062】本実施例の画像形成装置は、図7(a)に
示すセンサ出力とPWMレベルとの関係から画像濃度セ
ンサC2の出力異常を検出するものである。
【0063】図8は本実施例の画像形成装置の制御動作
を示すフローチャートである。
【0064】本実施例の画像形成装置は、上述した前処
理に続いてCPU500により最大画像濃度Dmaxの
固定処理を実行する。つまり、CPU500は画像処理
部300を構成するセレクタ350にセレクト信号を送
出する。画像処理部300はRAM340からグレース
ケールを表すテストパッチ信号SGを書き込みユニット
400に送出する(ステップS1)。書き込みユニット
400は記録信号をパルス幅変調回路410に送出す
る。パルス幅変調回路410は1走査ライン分のテスト
パッチ信号SGをパルス幅変調した変調信号をLD駆動
回路に送出する(ステップS2)。LD駆動回路420
は変調信号で半導体レーザを発振させることによりレー
ザビームを照射する。このレーザ光を所定速度で回転す
るポリゴンミラーで偏向させ、fθレンズ及び第1のシ
リンドリカルレンズ及び第2のシリンドリカルレンズに
よって像担持体110上に微小なスポットに絞って走査
する(ステップS3)。
【0065】CPU500は潜像形成動作の終了を検知
すると、エンコーダ115から送出される位相信号から
像担持体110の位相を検知した後に、静電潜像と同期
した位置で現像器130を駆動する。これにより、図5
に示すように像担持体110上に形成してある潜像は例
えば20×30mm角で約2mm間隔でパッチトナー像
を複数回連続して顕像化することになる(ステップS
4)。このときテストパッチを作成する際の露光レベル
は最大露光量であるPWM255を使用する。このよう
にして作成された潜像を異なる回転数の現像スリーブ1
31で現像する。現像スリーブ131の回転数は100
rpmから25rpm毎に450rpmまで上昇させ
る。そのとき作成される複数のグレースケール状のパッ
チトナー像を画像濃度センサC1で読み取る(ステップ
S5)。これにより、ホトダイオードPTは像担持体1
10上に顕像化したテストパッチから反射する光の強度
に応じた信号をCPU500に出力して現像スリーブ1
31の回転数を決定する(ステップS6)。CPU50
0は、定着画像濃度(マクベス社製画像濃度計使用)で
1.4に相当するセンサ出力1.5Vに読んだ出力値が
一致又はそれ以下の出力となったときに現像スリーブ1
31の回転数が固定される。
【0066】CPU500は現像スリーブ131の回転
数決定の動作の終了を検知すると、エンコーダ115か
ら送出される位相信号から像担持体110の位相を検知
した後に静電潜像と同期した位置で現像器130を駆動
する。これにより図6に示すように像担持体110上に
形成してある潜像は20×30mm角で約12mm間隔
でパッチトナー像を顕像化することになる(ステップS
7)。
【0067】CPU500は、エンコーダ115からの
位相信号から像担持体110の位相を検知し、画像濃度
センサC2を構成する発光ダイオードLEDに可変直流
電源Vrefの出力電圧を変化させてトナーパッチのない
部分でのセンサ出力が7(V)になるように直流可変電
源Vrefの出力電圧を設定する。その後作成される複数
のグレースケール状のパッチトナー像を画像濃度センサ
2で読み取る(ステップS8)。
【0068】CPU500は画像濃度センサC2からの
出力値が正常であるか否かを判定する(ステップS
9)。具体的にはPWMレベルは増加するとともに、セ
ンサ出力は低下すれば正常と判断する。低下のレベルは
PWMの値によって異なる。実際はセンサ出力はA/D
変換されるためA/D値で判定するが、隣り合うセンサ
出力のレベルで5Vより低下したときは異常と判断す
る。センサ出力の上昇の場合も同様で隣り合うセンサ出
力のデータが5Vから変化したときを異常とする。デー
タ異常を画像処理回路に送出する(ステップS12)。
又、低PWM値(PWM値40以下)を除きセンサ出力
データが3個以上同じであれば異常とする。これによ
り、正常であれば、CPU500はサンプリングデータ
をLUT320に送出する(ステップS10)。
【0069】CPU500は階調補正カーブを自動作成
する(ステップS11)。
【0070】最大画像濃度を現像スリーブ131の回転
数によって1.4に固定したため、PWMレベル255
のセンサ出力の濃度演算値−log(PWM255レベ
ルのセンサ出力/7(V))も1.4である必要があ
る。PWM248のセンサ出力もPWM255のセンサ
出力もほぼ同じであるため、−log(PWM248レ
ベルのセンサ出力/7(V))も1.4である必要があ
る。そこで、得られた濃度の演算値を最大画像濃度の
1.4で正規化することでプリンタ特性が得られる。し
かし、PWM0の濃度は実際の転写紙上の画像濃度は転
写紙の濃度を有するため、得られた濃度演算値に転写紙
の濃度を加えることにより(濃度計によって得られる定
着画像濃度)=(センサ出力から得られる像担持体上の
テストパッチの濃度)が得られる。転写紙により演算値
のデータを変化できることが望ましいが、ここでは代表
的な濃度として0.08を加えている。これにより、補
正カーブの決定処理が完了する(ステップS14)。な
お、現像剤の特性(電荷量、トナー濃度、流動性等)、
感光層の表面電位特性にもよるが常温常湿(20℃50
%相当)では現像スリーブの回転数は約225rpm
(現像スリーブ線速/像担持体線速の比は1.60程
度)に固定される。
【0071】CPU500はRAM330にLUT32
0で生成された補正カーブを書き込む(ステップS1
5)。なお、この際に環境条件を示す温湿度データ及び
経時変化を推定するためのコピー枚数データを一緒に書
き込むようにしてもよい。
【0072】しかしながら、ステップS9において、C
PU500は例えばPWMレベルが大きくなってもセン
サ出力が低下しない場合、或いは大きくなる場合やセン
サ出力が一定であると検知したならば、バックアップフ
ラグを立てる(ステップS12)。CPU500はバッ
クアップフラグに基づいてLUT320からバックアッ
プ補正カーブを構成するデータをRAM330に読み出
す(ステップS13)。この際、バックアップ補正カー
ブが1本であればそのカーブを、又複数本異常がある場
合は、温湿度データ、コピー数を考慮して任意の1本を
選択する。これと同時にRAM330から読み出された
バックアップ補正カーブをセレクタ350に送出する。
これにより、補正カーブの決定処理が完了する(ステッ
プS14)。CPU500はRAM330に補正カーブ
を書き込まない(ステップS15)。
【0073】図9は本実施例の画像形成装置の画像形成
結果を示すグラフである。
【0074】縦軸は画像濃度を示しており、転写紙上に
形成した画像濃度を濃度計で測定したものである。横軸
はPWMレベルを示したものである。グラフにおいて、
(ii)はバックアップ補正カーブを用いて画像形成を実
行した結果であり、(i)は図8に示すステップS1
0,S11及びS14を経て補正カーブを生成して画像
形成プロセスを実行したものである。(i)と(ii)と
では濃度データに多少の差は見られるが、再生画像とし
ては問題となる程の画質の低下とはならなかった。
【0075】
【発明の効果】本発明は、上記構成により、階調補正カ
ーブが作成されなかった際、予め決めておいた階調補正
カーブを入力することである程度の画像品質を保つこと
ができ、かつ、機械の停止時間も減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置における一実施例を示す
ブロック図である。
【図2】本実施例における画像濃度センサを示す図であ
る。
【図3】本実施例における画像濃度センサを示す図であ
る。
【図4】本実施例に用いる画像濃度センサの回路図であ
る。
【図5】像担持体上のグレースケールを表すパッチトナ
ー像1を示す模式図である。
【図6】像担持体上のグレースケールを表すパッチトナ
ー像2を示す模式図である。
【図7】像担持体上に形成したパッチトナー像から階調
補正カーブを生成する手順を示すグラフである。
【図8】本実施例の画像形成装置の制御動作を示すフロ
ーチャートである。
【図9】本実施例の画像形成装置の画像形成結果を示す
グラフである。
【図10】画像濃度センサ出力の異常発生の一例を示す
グラフである。
【符号の説明】
110 像担持体 130 現像器 300 画像処理部 310 LOG 320 LUT 330,340 RAM 350 セレクタ 400 書き込みユニット 500 CPU C,C1,C2 画像濃度センサ LED 発光ダイオード PT ホトトランジスタ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−198973(JP,A) 特開 昭60−257457(JP,A) 特開 平3−15873(JP,A) 特開 平1−288869(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 303 G03G 21/00 370 - 540 G03G 15/08 - 15/08 507

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のパッチ潜像を形成するためのパッ
    チ情報を記憶したパッチ記憶手段と、前記パッチ情報に
    基づいて像担持体上に露光して複数のパッチ潜像を形成
    する書き込みユニットと、前記複数のパッチ潜像を現像
    する現像スリーブを有する現像器と、当該現像器により
    現像して得られたパッチトナー像からの反射濃度を検知
    して反射濃度データを出力する画像濃度センサとを備え
    画像形成装置において、前記パッチ記憶手段から前記
    パッチ情報を読み出し前記書き込みユニットにより前記
    像担持体上に最大露光量で露光した複数のパッチ潜像を
    形成し、前記現像器により前記複数のパッチ潜像を前記
    現像スリーブの回転数を変えて現像し、前記画像濃度セ
    ンサにより顕像化したパッチトナー像の反射濃度データ
    を求め、得られた反射濃度データに基づき最高画像濃度
    を求め前記現像スリーブの回転数を設定する現像特性固
    定手段と、前記パッチ記憶手段から前記パッチ情報を読
    み出し前記書き込みユニットにより前記像担持体上に階
    調の異なる複数のパッチ潜像を作成し、前記現像器によ
    り前記現像特性固定手段により設定された前記現像スリ
    ーブの回転数で前記階調の異なる複数のパッチ潜像を現
    像し、前記画像濃度センサにより顕像化したパッチトナ
    ー像の反射濃度データを求め、得られた反射濃度データ
    に基づきプリンタ特性データを検出するプリンタ特性検
    出手段と、前記プリンタ特性検出手段により得られた前
    記プリンタ特性データに基づき階調補正カーブを作成す
    る補正カーブ作成手段と、前記補正カーブ作成手段によ
    って作成された階調補正カーブに応じて前記書き込みユ
    ニットの露光強度を制御する階調制御手段と、前記補正
    カーブ作成手段によって生成する補正カーブに代用する
    階調補正カーブを記憶するメモリと、前記パッチトナー
    像からの反射濃度データが正常であるか否かを判定する
    判定手段と、前記判定手段が異常と判定したとき、前記
    メモリに予め記憶してある階調補正カーブを選択する選
    択手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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