JP3287721B2 - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP3287721B2
JP3287721B2 JP02967495A JP2967495A JP3287721B2 JP 3287721 B2 JP3287721 B2 JP 3287721B2 JP 02967495 A JP02967495 A JP 02967495A JP 2967495 A JP2967495 A JP 2967495A JP 3287721 B2 JP3287721 B2 JP 3287721B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、親局と子局との間で
ディジタルデータを送受信するディジタル無線通信に使
用する通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の通信装置を示す構成図で
ある。図10において、(a)は親局、(b)は子局を
示し、親局と子局とは同一構成を備えている。同図にお
いて、1は端末装置、2は端末装置1からの送信データ
信号を送信IF(中間周波)信号に変調する変調器、3
は変調器2の送信用局部発振器、4は送信用局部発振器
3の出力である送信用搬送波、5は上記変調器2にて変
調された送信IF信号を送信RF(無線周波)信号に変
換する送信用周波数変換器、6は送信RF信号を増幅す
る送信用増幅器、7は相手局との送受信を行う空中線、
8は受信RF信号を増幅する受信用増幅器、9は受信R
F信号を受信IF信号に変換する受信用周波数変換器、
10は搬送波再生回路11を内蔵し上記受信IF信号か
ら受信データ信号を復調する復調器である。
【0003】次に動作について説明する。まず、送信側
の動作から説明する。端末装置1から出力された送信デ
ータ信号は、変調器2に入力される。該変調器2は、送
信用局部発振器3にて生成される送信用搬送波4を用い
て変調し、送信IF信号を出力する。この送信IF信号
は、送信用周波数変換器5にて送信RF信号に変換さ
れ、さらに、送信用増幅器6にて増幅された後、空中線
7から無線電波として相手局に送出される。
【0004】次に、受信側の動作を説明する。相手局か
らの無線電波は、空中線7にて受信され、受信用増幅器
8により増幅される。さらに、受信用周波数変換器9に
て受信IF信号に変換され、復調器10に入力される。
復調器10では、内蔵する搬送波再生回路11により搬
送波を再生することによりデータ信号を復調し、受信デ
ータ信号として端末装置1に出力する。なお、上述した
動作は親局と子局とで同様にして実行される。
【0005】ここで、上記変調器2によるディジタル位
相変調方式について説明する。ディジタル位相変調方式
としては、一般的に、M進PSK(PSK:Phase Shif
t Keying)が用いられるが、ここでは、特に、BPSK
(2進PSK:BinaryPhase Shift Keying)について
説明する。図11はBPSK方式の変調部及び復調部を
示すブロック図である。図11において、変調器2とし
ては、送信データ信号と送信用局部発振器3にて発生す
る送信用搬送波4とを掛け合わせることにより送信IF
信号としてのBPSK波を発生する平衡形変調器2aで
なり、また、BPSK波を復調する復調器10として
は、受信波から搬送波を再生し受信波と再生搬送波とを
掛け合わせることによりベースバンド信号に変換して出
力する搬送波再生回路11の他に、該搬送波再生回路1
1から出力されるベースバンド信号を基準クロック信号
のレベルに基づいて判定し搬送波の位相に対応した
“1”、“0”のディジタル信号の受信データ信号とし
て出力する判定回路12を備えている。
【0006】また、上記搬送波再生回路11としてはコ
スタスループ方式の回路を用いる。図12はコスタスル
ープ型搬送波再生回路を示すブロック図である。コスタ
スループ型搬送波再生回路としては、周知のように、受
信波の入力信号(BPSK)を後述する電圧制御発振器
11gからの基準信号としての再生搬送波と乗算して再
生搬送波と同期した同相成分を得る乗算器11aと、π
/2位相の異なる基準信号を得る位相器11hを介した
基準信号と上記入力信号とを乗算して再生搬送波と直交
する直交成分を得る乗算器11bと、上記乗算器11a
からの同相成分からベースバンド信号のみを得るローパ
スフィルタ11cと、上記乗算器11bからの直交成分
からベースバンド信号のみを得るローパスフィルタ11
dと、上記各ローパスフィルタ11cと11dをそれぞ
れ介した同相成分と直交成分とを乗算して2逓倍したベ
ースバンド信号を得る乗算器11eと、この乗算器11
eの出力から再生搬送波と電圧制御発振器11cの出力
信号との位相差に相当する位相差信号成分を得るループ
フィルタ11fと、上記位相差信号成分に基づいて該位
相差が0となるような帰還制御、すなわち、同期が取れ
るような制御を行う電圧制御発振器11gと、上記位相
器11hとを備えている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の通信装置は以上
のように構成されているので、親局、子局ともに送信用
局部発振器3が設けられており、局数分の送信用局部発
振器を必要とした。また、通常、変復調器において、I
F信号周波数は、例えば140MHzというように、送
受信ともに同一周波数とするのが一般的であり、その
際、送信用搬送波と再生搬送波も同一周波数となり、変
調器2と復調器10が同一の筺体に実装されると、送信
用搬送波と再生搬送波が互いに同期関係になく、すなわ
ち、完全に同一の周波数でないため、相互の微妙な周波
数偏差によりビート信号が発生する可能性があった。こ
のビート信号は、例えば復調器10のベースバンド信号
に重畳され、判定回路12でのデータ再生に誤りを発生
させることがある。そのため、変調器2と復調器10を
構造的に隔離する等の設計が必要となり、装置が複雑か
つ高価なものとなるという課題があった。
【0008】この発明は上述した従来例に係る問題点を
解消するためになされたもので、子局における送信用局
部発振器を不要とし、また、送信用搬送波と再生搬送波
との間でビート信号が生じることなく相互に干渉するこ
とのない通信装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る通信装置
は、親局と子局とに、端末装置から入力される送信デー
タを送信用搬送波によりディジタル変調し中間周波信号
として送出する変調器と、中間周波信号を受信しデータ
を復調して上記端末装置に受信データとして出力する復
調器とをそれぞれ備えて、親局と子局との間でディジタ
ル無線通信する通信装置において、上記親局に、基準信
号を発生する基準信号発生器を内蔵し該基準信号を中間
周波信号に付加する基準信号送信手段を備えると共に、
上記子局に、受信される中間周波信号から上記基準信号
を取り出し子局側の変調器への送信用搬送波とする基準
信号受信手段を備え、上記子局側の変調器は、子局側の
復調器で用いる再生搬送波と同期した送信用搬送波を用
いたことを特徴とするものである。
【0010】また、上記子局側の復調器は、出力される
搬送波と同期した同相成分と該同相成分に直交する直交
成分との積で与えられるベースバンド帯において2逓倍
された位相差信号の入力に基づいて該位相差が0となる
よう帰還制御する電圧制御発振器を内蔵し受信波に同期
した再生搬送波を得るコスタスループ型搬送波再生回路
を備え、上記電圧制御発振器の出力を子局側の変調器へ
の送信用搬送波として用いたことを特徴とするものであ
る。
【0011】また、上記子局側の復調器は、ベースバン
ド変換用信号により位相回転成分を残したまま搬送波と
同期した同相成分と該同期成分に直交する直交成分のベ
ースバンド信号に変換し残留位相回転成分を処理するこ
とで受信波に同期した再生搬送波を得る準同期型搬送波
再生回路を備えたことを特徴とするものである。
【0012】また、上記準同期型搬送波再生回路に、ベ
ースバンド変換用信号を出力する固定発振器を内蔵し、
該ベースバンド変換用信号を子局側の変調器への送信用
搬送波として用いたことを特徴とするものである。
【0013】また、上記子局側の変調器に、送信用搬送
波を出力する送信用局部発振器を備え、該送信用搬送波
を上記準同期型搬送波再生回路に入力してベースバンド
変換用信号として用いたことを特徴とするものである。
【0014】
【0015】また、上記親局に、上記中間周波信号に付
加する基準信号を逓倍する逓倍器を備えると共に、上記
子局に、受信される中間周波信号から取り出した逓倍さ
れた基準信号を上記逓倍器の逓倍数分分周して子局側の
変調器への送信用搬送波とする分周器を備えたことを特
徴とするものである。
【0016】また、上記子局側の復調器に、ベースバン
ド変換用信号により位相回転成分を残したまま搬送波と
同期した同相成分と該同期成分に直交する直交成分のベ
ースバンド信号に変換し残留位相回転成分を処理するこ
とで再生搬送波を受信波に同期させる準同期型搬送波再
生回路を備え、上記基準信号受信手段により得られる送
信用搬送波を上記準同期型搬送波再生回路に入力してベ
ースバンド変換用信号として用いたことを特徴とするも
のである。
【0017】また、上記親局の変調器は、上記基準信号
発生器から発生する基準信号に基づいた送信用搬送波を
用いたことを特徴とするものである。
【0018】さらに、上記親局に、変調器に出力する送
信用搬送波を発生する送信用局部発振器を備えたことを
特徴とするものである。
【0019】
【作用】この発明に係る通信装置においては、親局に、
基準信号を発生する基準信号発生器を内蔵し該基準信号
を中間周波信号に付加する基準信号送信手段を備えると
共に、子局に、受信される中間周波信号から上記基準信
号を取り出し子局側の変調器への送信用搬送波とする基
準信号受信手段を備え、子局側の変調器は、子局側の復
調器で用いる再生搬送波と同期した送信用搬送波を用い
たことにより、子局側の変調器への送信用搬送波として
変調波から取り出すのではなく基準信号を用いるので、
子局側から安定した変調波を出力することができ、かつ
親局に設けた上記基準信号発生器を全子局で共通使用で
き、子局の構成を簡単化することができると共に、子局
における送信用局部発振器を不要とし、また、送信用搬
送波と再生搬送波との間でビート信号が生じなく相互に
干渉することがないので、変調器と復調器とを隔離する
必要がなくなり、構造が簡単になり子局を簡単な構成と
することができる。
【0020】また、上記子局側の復調器は、出力される
搬送波と同期した同相成分と該同相成分に直交する直交
成分との積で与えられるベースバンド帯において2逓倍
された位相差信号の入力に基づいて該位相差が0となる
よう帰還制御する電圧制御発振器を内蔵し受信波に同期
した再生搬送波を得るコスタスループ型搬送波再生回路
を備え、上記電圧制御発振器の出力を子局側の変調器へ
の送信用搬送波として用いたことにより、送信用搬送波
を再生搬送波と完全に同期したものとすることができ
る。
【0021】また、上記子局側の復調器は、ベースバン
ド変換用信号により位相回転成分を残したまま搬送波と
同期した同相成分と該同期成分に直交する直交成分のベ
ースバンド信号に変換し残留位相回転成分を処理するこ
とで受信波に同期した再生搬送波を得る準同期型搬送波
再生回路を備えたことにより、送信用搬送波を再生搬送
波と完全に同期したものとすることができる。
【0022】また、上記準同期型搬送波再生回路に、ベ
ースバンド変換用信号を出力する固定発振器を内蔵し、
該ベースバンド変換用信号を子局側の変調器への送信用
搬送波として用いたことにより、上記固定発振器によっ
て送信用搬送波の周波数を安定化することができる。
【0023】また、上記子局側の変調器に、送信用搬送
波を出力する送信用局部発振器を備え、該送信用搬送波
を上記準同期型搬送波再生回路に入力してベースバンド
変換用信号として用いたことにより、上記準同期型搬送
波再生回路に固定発振器を内蔵する必要がなくなる。
【0024】
【0025】また、上記親局に、上記中間周波信号に付
加する基準信号を逓倍する逓倍器を備えると共に、上記
子局に、受信される中間周波信号から取り出した逓倍さ
れた基準信号を上記逓倍器の逓倍数分分周して子局側の
変調器への送信用搬送波とする分周器を備えたことによ
り、基準信号の周波数を任意に設定できる。
【0026】また、上記子局側の復調器に、ベースバン
ド変換用信号により位相回転成分を残したまま搬送波と
同期した同相成分と該同期成分に直交する直交成分のベ
ースバンド信号に変換し残留位相回転成分を処理するこ
とで再生搬送波を受信波に同期させる準同期型搬送波再
生回路を備え、上記基準信号受信手段により得られる送
信用搬送波を上記準同期型搬送波再生回路に入力してベ
ースバンド変換用信号として用いたことにより、親局の
送信側で基準信号を付加するように構成し、かつ子局に
おける送信用搬送波と準同期側搬送波再生回路のベース
バンド変換用信号を共通にする構成とすることで、子局
では送信、受信共に発振器を不要とすることができる。
【0027】また、上記親局の変調器は、上記基準信号
発生器から発生する基準信号に基づいた送信用搬送波を
用いたことにより、該送信用搬送波が安定すると共に、
子局側においても上記基準発振器を共通の信号源として
容易に子局側の変調器への安定した送信用搬送波を得る
ことができる。
【0028】さらに、上記親局に、変調器に出力する送
信用搬送波を発生する送信用局部発振器を備えたことに
より、親局にて送信周波数と基準信号をそれぞれ別々に
周波数制御できる。
【0029】
【実施例】
実施例1.図1は実施例1に係る通信装置を示す構成図
である。図1において、(a)は親局、(b)は子局を
示す。同図において、図10に示す従来例と同一部分は
同一符号を示し、1は端末装置、2は端末装置1からの
送信データ信号を送信IF(中間周波)信号に変調する
変調器、3は親局側の変調器2の送信用局部発振器、4
は送信用局部発振器3の出力である送信用搬送波、5は
上記変調器2にて変調された送信IF信号を送信RF
(無線周波)信号に変換する送信用周波数変換器、6は
送信RF信号を増幅する送信用増幅器、7は相手局との
送受信を行う空中線、8は受信RF信号を増幅する受信
用増幅器、9は受信RF信号を受信IF信号に変換する
受信用周波数変換器、10は搬送波再生回路11を内蔵
し上記受信IF信号から受信データ信号を復調する復調
器である。
【0030】また、(b)に示す子局内の構成におい
て、新たな符号として、14は送信用搬送波を示し、こ
の送信用搬送波としては復調器10内の搬送波再生回路
11にて再生された再生搬送波を用い、子局側の変調器
2は、この再生搬送波を用いて端末装置1からの送信デ
ータ信号を送信IF(中間周波)信号に変調するように
なされており、子局側における変調器2の送信用局部発
振器を不要にしている。
【0031】なお、この実施例1において、上記変調器
2及び復調器10としては、図11に示す従来例と同様
なBPSK方式の回路構成でなり、また、復調器10に
内蔵される搬送波再生回路11としては、図12に示す
従来例と同様なコスタスループ型搬送波再生回路を用い
ている。
【0032】次に動作について説明する。親局の動作は
後述するように従来例と同一である。まず、送信側の動
作から説明する。端末装置1から出力された送信データ
信号は、変調器2に入力される。該変調器2は、送信用
局部発振器3にて生成される送信用搬送波4を用いて変
調し、送信IF信号を出力する。この送信IF信号は、
送信用周波数変換器5にて送信RF信号に変換され、さ
らに、送信用増幅器6にて増幅された後、空中線7から
無線電波として相手局に送出される。
【0033】次に、受信側の動作を説明する。相手局か
らの無線電波は、空中線7にて受信され、受信用増幅器
8により増幅される。さらに、受信用周波数変換器9に
て受信IF信号に変換され、復調器10に入力される。
復調器10では、内蔵する搬送波再生回路11により搬
送波を再生することによりデータ信号を復調し、受信デ
ータ信号として端末装置1に出力する。
【0034】一方、子局側の動作は次のようになる。ま
ず、送信側の動作を説明する。子局において、端末装置
1から出力された送信データ信号は、変調器2に入力さ
れる。変調器2では、復調器10内の搬送波再生回路1
1にて再生された再生搬送波を送信用搬送波14を用い
て変調し、送信IF信号を出力する。この送信IF信号
は、親局側と同様に、送信周波数変換器5及び送信用増
幅器6を経て、空中線7から無線電波として相手局に送
出される。
【0035】次に、受信側の動作を説明する。相手局か
らの無線電波は、やはり親局側と同様に、受信用増幅器
8及び受信用周波数変換器9を経て受信IF信号とな
り、復調器10に入力される。復調器10では搬送波再
生回路11にて搬送波を再生し、データ信号を復調し、
端末装置1に出力するとともに、変調器2に再生搬送波
を送信用搬送波14として送出する。
【0036】このように、上記実施例1によれば、子局
における変調器2で用いる送信用搬送波14として、復
調器10にて再生する再生搬送波を用いるように構成す
ることで、子局における送信用局部発振器を不要とする
ことができる。また、子局における送信用局部発振周波
数と再生搬送波周波数が完全に同期したものとなり、相
互に干渉することがなくなるので、周波数偏差によりビ
ート信号が発生することがなく、変調器2と復調器10
とを隔離する必要がないため構造が簡単になり、子局を
簡単な構成とすることができる。
【0037】実施例2.次に、図2は実施例2に係る通
信装置を示す構成図である。図2において、(a)は親
局、(b)は子局を示す。同図において、図1に示す実
施例1と同一部分は同一符号を示し、その説明は省略す
る。図2に示す実施例2において、図1に示す実施例1
と異なる構成としては、(b)に示す子局側の復調器1
0に内蔵される搬送波再生回路として、準同期型搬送波
再生回路13を用い、この準同期型搬送波再生回路13
内の固定発振器から出力されるベースバンド変換用信号
を変調器2に入力される送信用搬送波14としている。
【0038】この準同期型搬送波再生回路13は、図3
に示すように、図12に示す従来例の乗算器11a及び
11bと、ローパスフィルタ11c及び11dと、π/
2位相の異なる信号を得る位相器11hとそれぞれ同様
な、乗算器13a及び13bと、ローパスフィルタ13
c及び13dと、π/2位相の異なる信号を得る位相器
13hとを備えると共に、その他に、ローパスフィルタ
13c及び13dの各出力をそれぞれA/D変換するA
/D変換器13e及び13fと、ベースバンド変換用信
号を発生する固定発振器13gと、上記A/D変換器1
3eと13fの出力から搬送波の位相誤差を検出しディ
ジタル演算処理により受信点を該位相誤差に応じた量だ
け逆回転させることで残留位相回転成分を処理して完全
な同期を得た搬送波再生を行うための位相回転器13i
とを備えている。
【0039】すなわち、図2(b)に示す子局側の復調
器10に内蔵される搬送波再生回路として用いられる図
3に示す準同期型搬送波再生回路13は、図12に示す
コスタスループ式の搬送波再生回路における電圧制御発
振器11gを用いて再生搬送波を受信波に完全に同期さ
せる代わりに、固定発振器13gから発生させるベース
バンド変換用信号により位相回転成分を残したままベー
スバンド信号に変換し、A/D変換した後、位相回転器
13iによるディジタル演算処理により残留位相回転成
分を処理することで完全な同期を得る方式であり、この
実施例2においては、図2(b)に示す子局側の変調器
2に入力される送信用搬送波14として、上記位相回転
器13iから出力されるベースバンド信号、つまり固定
発振器13gから発生するベースバンド変換用信号を用
いている。
【0040】このように、子局における変調器2の送信
用局部発振器の代わりに、復調器10におけるベースバ
ンド変換用信号を用いるように構成することで、子局に
おける送信用局部発振器が不要となる。また、子局側に
おける送信用局部発振周波数と搬送波再生回路の発振器
周波数が完全に同期したものとなり、相互に干渉するこ
とがなくなるので構造が簡単になり、子局を簡単な構成
とすることができる。さらに、この実施例2では、固定
発振器13gを用いるので送信用周波数が安定するとい
う効果がある。
【0041】実施例3.次に、図4は上述した実施例2
を変形した実施例3に係る通信装置を示す構成図であ
り、図2に示す構成図と同一または相当の部分について
は同一符号を付し、その説明を省略する。上述した実施
例2においては、子局において変調器2に入力される送
信用搬送波14は、準同期型搬送波再生回路13に内蔵
される固定発振器13gから取り出されるベースバンド
変換用信号を用いたが、この実施例3においては、逆
に、送信用局部発振器3から出力される送信用搬送波4
を準同期型搬送波再生回路13に入力して、ベースバン
ド変換用信号として用いるようにしたものである。すな
わち、この場合、図3に示す準同期型搬送波再生回路1
3には固定発振器13gを内蔵する必要がない。
【0042】このように、この実施例3によれば、送信
用局部発振器3から出力される送信用搬送波4を準同期
型搬送波再生回路13に入力する構成とすることで、実
施例2と同様の効果を得ることができる。
【0043】実施例4.次に、図5は実施例4に係る通
信装置を示す構成図であり、実施例1を示す図1と同一
または相当の部分については同一の符号を付し、その説
明を省略する。図5において、新たな符号として、15
は基準信号を発生する基準信号発生器、16は基準信号
発生器15から出力される基準信号、17は基準信号1
6と送信IF信号を合成する合成器、18は基準信号1
6を分周する分周器、19は受信IF信号を分配する分
配器、20は受信IF信号から基準信号を取り出すバン
ドパスフィルタ、18は基準信号を分周する分周器であ
る。
【0044】次に、動作について説明する。図5(a)
に示す親局の送信部においては、基準信号発生器15か
ら出力される基準信号16を合成器17により送信IF
信号と合成するとともに、分周器18により分周して送
信搬送波周波数とし、送信搬送波4として用いる。ここ
で、基準信号発生器は高安定のものを用いる。一方、図
5(b)に示す子局の受信部においては、受信IF信号
を分配器19により分配し、バンドパスフィルタ20で
送信側で付加された基準信号16を取り出し、分周器1
8により送信搬送波周波数とし、送信用搬送波として用
いる。このとき、子局の搬送波再生回路11で再生され
る再生搬送波と、子局の変調器2に入力される送信用搬
送波14は、基準信号発生器15を共通の信号源として
いるので、互いに同期関係にあり、干渉しあうことはな
い。なお、高安定な基準信号発生器15は一般に大型か
つ高価となり、各子局に設置することは子局の構成を簡
単にできないことになる。しかし、親局に設置すれば全
子局で共通に使用でき、子局は簡単な構成でよい。
【0045】このように、送信側で高安定な基準信号を
付加するように構成することで、実施例1と同様の効果
が得られるとともに、変調波から取り出したのではない
安定した基準信号を用いるので、子局からの送信波が安
定する。
【0046】実施例5.次に、図6は上述した実施例4
の変形例を示す実施例5に係る通信装置を示す構成図で
ある。図6において、図5と同一または相当の部分につ
いては同一の符号を付し、その説明を省略する。また、
新たな符号として、21は逓倍器である。
【0047】上述した実施例4においては、親局の送信
部において基準信号16は、変調器2に対しては分周器
18にて分周して入力し、合成器17に対しては基準信
号16をそのまま入力していたが、この実施例5におい
ては、変調器2に対しては基準信号16をそのまま入力
し、合成器17に対しては基準信号16を逓倍器21に
より逓倍して入力するようにした。この場合、子局の受
信側の分周器18においては、逓倍器21の逓倍数分の
分周をすればよい。
【0048】このように、送信側での基準信号の付加方
法を変えても実施例4と同様の効果が得られ、基準信号
16の周波数を任意に設定できる。
【0049】実施例6.次に、図7は上述した実施例4
の変形例を示す実施例6に係る通信装置を示す構成図で
ある。図7において、図5と同一または相当の部分につ
いては同一の符号を付し、その説明を省略する。また、
新たな符号として、13は実施例2で用いたものと同様
な準同期型搬送波再生回路である。
【0050】上述した実施例4においては、子局の復調
器10において、搬送波再生回路11を用いたが、この
実施例6においては、実施例2にて説明した準同期型搬
送波再生回路13を用いている。この準同期型搬送波再
生回路13のベースバンド信号変換用の発振器を、子局
における送信用搬送波4と共通にすることで、実施例3
と同様に、準同期型搬送波再生回路13には発振器を内
蔵する必要がなくなる。
【0051】このように、親局の送信側で基準信号16
を付加するように構成し、かつ子局における送信用搬送
波と準同期側搬送波再生回路13のベースバンド変換用
信号を共通にする構成とすることで、実施例4と同様の
効果を得ることができるとともに、子局では送信、受信
共に発振器が不要となる。
【0052】実施例7.次に、図8は実施例4ないし6
の変形例を示す実施例7に係る通信装置を示す構成図で
ある。図8において、図5ないし図7と同一または相当
の部分については同一の符号を付し、その説明を省略す
る。この実施例7においては、上述した実施例5で示し
たように親局の送信部において逓倍器21を用い、かつ
実施例6で示したように子局の受信部において準同期型
搬送波回路13を用いたものである。
【0053】このように、実施例5及び6の構成を組み
合わせても実施例4と同様の効果を得ることができる。
【0054】実施例8.次に、図9は実施例4及び6の
変形例を示す実施例8に係る通信装置を示す構成図であ
る。図9において、図5及び図7と同一または相当の部
分については同一の符号を付し、その説明を省略する。
この実施例8においては、上述した実施例4で示した親
局の送信部における基準信号発生器15の出力である基
準信号16を合成器17に入力し、変調器2への送信用
搬送波4は送信用局部発振器3を用いたものである。ま
た、子局の構成は実施例6と同一である。この場合、送
信側の基準信号が送信用搬送波4と基準信号16の2つ
が存在するが、子局では発振器が不要である。
【0055】このように、親局の送信側で送信用搬送波
4とは別の基準信号16を設けるとともに子局の受信側
で準同期型搬送波のベースバンド変換用信号と送信搬送
波を共通にする構成とすることで、実施例4及び6と同
様の効果が得られるとともに、親局にて送信搬送波4と
基準信号16をそれぞれ別々に周波数を制御することが
できる。
【0056】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、親局
に、基準信号を発生する基準信号発生器を内蔵し該基準
信号を中間周波信号に付加する基準信号送信手段を備え
ると共に、子局に、受信される中間周波信号から上記基
準信号を取り出し子局側の変調器への送信用搬送波とす
る基準信号受信手段を備え、子局側の変調器の送信用搬
送波として、子局側の復調器で用いる再生搬送波と同期
した送信用搬送波を用いるよう構成したので、子局側の
変調器への送信用搬送波として変調波から取り出すので
はなく基準信号を用いるので、子局側から安定した変調
波を出力することができ、かつ親局に設けた上記基準信
号発生器を全子局で共通使用でき、子局の構成を簡単化
することができると共に、子局における送信用局部発振
器を不要とし、また、送信用搬送波と再生搬送波との間
でビート信号が生じなく相互に干渉することがないの
で、変調器と復調器とを隔離する必要がなくなり、構造
が簡単になり子局を簡単な構成とすることができるとい
う効果がある。
【0057】また、上記子局側の復調器は、出力される
搬送波と同期した同相成分と該同相成分に直交する直交
成分との積で与えられるベースバンド帯において2逓倍
された位相差信号の入力に基づいて該位相差が0となる
よう帰還制御する電圧制御発振器を内蔵し受信波に同期
した再生搬送波を得るコスタスループ型搬送波再生回路
を備え、上記電圧制御発振器の出力を子局側の変調器へ
の送信用搬送波として用いたことにより、送信用搬送波
を再生搬送波と完全に同期したものとすることができる
という効果がある。
【0058】また、上記子局側の復調器は、ベースバン
ド変換用信号により位相回転成分を残したまま搬送波と
同期した同相成分と該同期成分に直交する直交成分のベ
ースバンド信号に変換し残留位相回転成分を処理するこ
とで受信波に同期した再生搬送波を得る準同期型搬送波
再生回路を備えたことにより、送信用搬送波を再生搬送
波と完全に同期したものとすることができるという効果
がある。
【0059】また、上記準同期型搬送波再生回路に、ベ
ースバンド変換用信号を出力する固定発振器を内蔵し、
該ベースバンド変換用信号を子局側の変調器への送信用
搬送波として用いたことにより、上記固定発振器によっ
て送信用搬送波の周波数を安定化することができる。
【0060】また、上記子局側の変調器に、送信用搬送
波を出力する送信用局部発振器を備え、該送信用搬送波
を上記準同期型搬送波再生回路に入力してベースバンド
変換用信号として用いたことにより、上記準同期型搬送
波再生回路に固定発振器を内蔵する必要がなくなるとい
う効果がある。
【0061】
【0062】また、上記親局に、上記中間周波信号に付
加する基準信号を逓倍する逓倍器を備えると共に、上記
子局に、受信される中間周波信号から取り出した逓倍さ
れた基準信号を上記逓倍器の逓倍数分分周して子局側の
変調器への送信用搬送波とする分周器を備えたことによ
り、基準信号の周波数を任意に設定できるという効果が
ある。
【0063】また、上記子局側の復調器に、ベースバン
ド変換用信号により位相回転成分を残したまま搬送波と
同期した同相成分と該同期成分に直交する直交成分のベ
ースバンド信号に変換し残留位相回転成分を処理するこ
とで再生搬送波を受信波に同期させる準同期型搬送波再
生回路を備え、上記基準信号受信手段により得られる送
信用搬送波を上記準同期型搬送波再生回路に入力してベ
ースバンド変換用信号として用いたことにより、親局の
送信側で基準信号を付加するように構成し、かつ子局に
おける送信用搬送波と準同期側搬送波再生回路のベース
バンド変換用信号を共通にする構成とすることで、子局
では送信、受信共に発振器を不要とすることができると
いう効果がある。
【0064】また、上記親局の変調器は、上記基準信号
発生器から発生する基準信号に基づいた送信用搬送波を
用いたことにより、該送信用搬送波が安定すると共に、
子局側においても上記基準発振器を共通の信号源として
容易に子局側の変調器への安定した送信用搬送波を得る
ことができるという効果がある。
【0065】さらに、上記親局に、変調器に出力する送
信用搬送波を発生する送信用局部発振器を備えたことに
より、親局にて送信周波数と基準信号をそれぞれ別々に
周波数制御できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1に係る通信装置を示す構
成図である。
【図2】 この発明の実施例2に係る通信装置を示す構
成図である。
【図3】 図2の準同期型搬送波再生回路13を示す内
部構成図である。
【図4】 この発明の実施例3に係る通信装置を示す構
成図である。
【図5】 この発明の実施例4に係る通信装置を示す構
成図である。
【図6】 この発明の実施例5に係る通信装置を示す構
成図である。
【図7】 この発明の実施例6に係る通信装置を示す構
成図である。
【図8】 この発明の実施例7に係る通信装置を示す構
成図である。
【図9】 この発明の実施例8に係る通信装置を示す構
成図である。
【図10】 従来例に係る通信装置を示す構成図であ
る。
【図11】 図10におけるBPSK変調の説明図であ
る。
【図12】 図10の搬送波再生回路11を示す内部構
成図である。
【符号の説明】
2 変調器、3 送信用局部発振器、4、14 送信用
搬送波、10 復調器、11 搬送波再生回路、13
準同期型搬送波再生回路、13g 固定発振器、15
基準信号発生器、16 基準信号、18 分周器、21
逓倍器。

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親局と子局とに、端末装置から入力され
    る送信データを送信用搬送波によりディジタル変調し中
    間周波信号として送出する変調器と、中間周波信号を受
    信しデータを復調して上記端末装置に受信データとして
    出力する復調器とをそれぞれ備えて、親局と子局との間
    でディジタル無線通信する通信装置において、上記親局
    に、基準信号を発生する基準信号発生器を内蔵し該基準
    信号を中間周波信号に付加する基準信号送信手段を備え
    ると共に、上記子局に、受信される中間周波信号から上
    記基準信号を取り出し子局側の変調器への送信用搬送波
    とする基準信号受信手段を備え、上記子局側の変調器
    は、子局側の復調器で用いる再生搬送波と同期した送信
    用搬送波を用いたことを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 上記子局側の復調器は、出力される搬送
    波と同期した同相成分と該同相成分に直交する直交成分
    との積で与えられるベースバンド帯において2逓倍され
    た位相差信号の入力に基づいて該位相差が0となるよう
    帰還制御する電圧制御発振器を内蔵し受信波に同期した
    再生搬送波を得るコスタスループ型搬送波再生回路を備
    え、上記電圧制御発振器の出力を子局側の変調器への送
    信用搬送波として用いたことを特徴とする請求項1記載
    の通信装置。
  3. 【請求項3】 上記子局側の復調器は、ベースバンド変
    換用信号により位相回転成分を残したまま搬送波と同期
    した同相成分と該同期成分に直交する直交成分のベース
    バンド信号に変換し残留位相回転成分を処理することで
    受信波に同期した再生搬送波を得る準同期型搬送波再生
    回路を備えたことを特徴とする請求項1記載の通信装
    置。
  4. 【請求項4】 上記準同期型搬送波再生回路に、ベース
    バンド変換用信号を出力する固定発振器を内蔵し、該ベ
    ースバンド変換用信号を子局側の変調器への送信用搬送
    波として用いたことを特徴とする請求項3記載の通信装
    置。
  5. 【請求項5】 上記子局側の変調器に、送信用搬送波を
    出力する送信用局部発振器を備え、該送信用搬送波を上
    記準同期型搬送波再生回路に入力してベースバンド変換
    用信号として用いたことを特徴とする請求項3記載の通
    信装置。
  6. 【請求項6】 上記親局に、上記中間周波信号に付加す
    る基準信号を逓倍する逓倍器を備えると共に、上記子局
    に、受信される中間周波信号から取り出した 逓倍された
    基準信号を上記逓倍器の逓倍数分分周して子局側の変調
    器への送信用搬送波とする分周器を備えたことを特徴と
    する請求項1記載の通信装置。
  7. 【請求項7】 上記子局側の復調器に、ベースバンド変
    換用信号により位相回転成分を残したまま搬送波と同期
    した同相成分と該同期成分に直交する直交成分のベース
    バンド信号に変換し残留位相回転成分を処理することで
    再生搬送波を受信波に同期させる準同期型搬送波再生回
    路を備え、上記基準信号受信手段により得られる送信用
    搬送波を上記準同期型搬送波再生回路に入力してベース
    バンド変換用信号として用いたことを特徴とする請求項
    1または6記載の通信装置。
  8. 【請求項8】 上記親局の変調器は、上記基準信号発生
    器から発生する基準信号に基づいた送信用搬送波を用い
    たことを特徴とする請求項1、6、7のいずれかに記載
    の通信装置。
  9. 【請求項9】 上記親局に、変調器に出力する送信用搬
    送波を発生する送信用局部発振器を備えたことを特徴と
    する請求項1、6、7のいずれかに記載の通信装置。
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