JP3286799B2 - ホールソーのロウ付け方法及びその装置 - Google Patents

ホールソーのロウ付け方法及びその装置

Info

Publication number
JP3286799B2
JP3286799B2 JP35687492A JP35687492A JP3286799B2 JP 3286799 B2 JP3286799 B2 JP 3286799B2 JP 35687492 A JP35687492 A JP 35687492A JP 35687492 A JP35687492 A JP 35687492A JP 3286799 B2 JP3286799 B2 JP 3286799B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
chip
brazing
moving
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP35687492A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06196256A (ja
Inventor
力 宮崎
務 市川
利明 西尾
Original Assignee
株式会社ミヤデン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ミヤデン filed Critical 株式会社ミヤデン
Priority to JP35687492A priority Critical patent/JP3286799B2/ja
Publication of JPH06196256A publication Critical patent/JPH06196256A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3286799B2 publication Critical patent/JP3286799B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D65/00Making tools for sawing machines or sawing devices for use in cutting any kind of material

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)
  • General Induction Heating (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばコンクリートホ
ールソー等のように、ホールソー本体の端面に形成され
た凹部に、チップをロウ付けするための、ホールソーの
ロウ付け方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリートに所定寸法の孔を穿
設するために使用するホールソー1は、例えば図7に示
す如く構成されている。即ち、ホールソー本体としての
円筒状のワーク本体2の端面に、複数個の凹部2a〜2
dを設け、この凹部2a〜2dに、例えば断面8角形の
超硬合金等からなるチップ3をそれぞれ嵌合する。そし
て、チップ3が嵌合されたワーク4の各嵌合部分を、バ
ーナや誘導加熱装置によって加熱し、例えば嵌合部分に
配設してある銀ロウ等を溶融させて、チップ3をワーク
本体2にロウ付けする。ロウ付け後、ワーク本体2を冷
却することにより、ホールソー1が得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このロウ付け
方法にあっては、複数個のチップ3を各凹部2a〜2d
に高精度にロウ付けすることが困難であるという問題点
があった。即ち、加熱時に、ワーク本体2の凹部2a〜
2dやチップ3が熱膨張等によって変形し、例えばチッ
プ3が凹部2a〜2dから浮き上がったり、あるいはロ
ウ付け後の冷却時に、固化していないチップが移動した
りして、ロウ付け完了後の、各チップ3の先端位置が不
揃いとなって、高精度のロウ付けが難しい。これによ
り、ホールソー1の特定のチップ3が早く消耗したり、
その切削能力が劣るという不都合が生じる。
【0004】本発明は、上記の問題点を解決することを
目的とし、複数個のチップを高精度にロウ付けし得ると
共に、同時に焼入れを行うこともできる、ホールソーの
ロウ付け方法及びその装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、請求項1のロウ付け方法は、ワーク本体の端面に形
成した複数個の凹部又は切欠にチップがそれぞれ嵌合さ
れたワークを受け治具にセットし、該ワークを誘導加熱
してチップをロウ付けすると共に、その後直ちに、前記
チップを所定の圧力で押圧した状態で、前記ワークと受
け治具とを冷却液中に侵漬させ、ワークを冷却させるこ
とを特徴とする。
【0006】また、請求項2のロウ付け装置は、ワーク
本体の端面に形成した複数個の凹部又は切欠にチップが
それぞれ嵌合されたワークを支持する受け治具と、前記
チップに近接配置される加熱コイルと、該加熱コイルに
電流を供給し前記チップを誘導加熱してロウ付けする電
流発生手段と、前記ワークを、少なくとも加熱コイルで
誘導加熱される位置と冷却液中で冷却される位置に、前
記受け治具と共に移動させるワーク移動手段と、前記チ
ップを、少なくとも冷却時に所定の圧力で押圧する押圧
手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】さらに、請求項3のロウ付け装置は、前記
ワーク移動手段が、冷却液が収容されるタンク内に配設
された第1のシリンダと、該シリンダのシャフト先端に
固定され、前記受け治具が固定された移動板とを備え、
前記シリンダの作動により、受け治具を移動板と共に上
下動させて所定位置に停止させることを特徴とする。
【0008】また、請求項4のロウ付け装置は、前記押
圧手段が、そのシャフトが上下動する如く第1の支持板
を介して支持フレームに配設された第2のシリンダと、
該シリンダのシャフト先端に固定された押圧部材と、前
記支持フレームを挟む状態で前記第1の支持板に連結さ
れた第2の支持板と、前記支持フレームと第2の支持板
間に配設され、前記押圧部材によってチップが所定以上
の圧力で押圧された際に、前記第1の支持板を押圧方向
と反対方向に移動させ得る付勢部材とを備えたことを特
徴とする。また、請求項5のロウ付け装置は、上記支持
フレームが、上記移動板に固定されていることを特徴と
する。
【0009】
【作用】請求項1のロウ付け方法においては、受け治具
にセットされたワークを、例えば高周波誘導加熱してチ
ップをロウ付けし、その後直ちに、ワークと受け治具と
を冷却液中に侵漬させる。チップは所定の圧力で押圧さ
れた状態で冷却されるため、冷却時のチップの移動が防
止されると共に、急速冷却が可能となり、ロウ付けと同
時に焼入れを行うことが可能になる。
【0010】また、請求項2のロウ付け装置において
は、電流発生手段から加熱コイルに高周波電流を供給
し、渦電流によってチップを誘導加熱する。この加熱に
より、例えばチップ部分に配設されている銀ロウ等が溶
融してチップがロウ付けされる。チップがロウ付けされ
たワークは、各チップが押圧手段で所定の圧力で押圧さ
れた状態で、ワーク移動手段によって、ロウ付け位置か
ら冷却液中に侵漬する位置まで直ちに移動し、急速冷却
される。
【0011】さらに、請求項3のロウ付け装置において
は、ワーク移動手段の第1のシリンダをタンク内に配設
し、ロウ付け後、シリンダに連結された移動板を下降さ
せて、受け治具及びロウ付けされたワークを冷却液中に
侵漬させる。これにより、ロウ付け後のワークがより素
早く冷却される。
【0012】また、請求項4のロウ付け装置において
は、押圧手段でチップが所定以上の圧力で押圧された際
に、第2のシリンダが、付勢部材の付勢力に抗して押圧
方向と反対の方向に移動する。これにより、チップへの
過大な圧力の印加が防止され、チップの先端位置がより
均一に揃えられる。また、請求項5のロウ付け装置にお
いては、押圧手段の支持フレームを、ワーク移動手段の
移動板に固定し、押圧手段をワーク移動手段と関連して
上下動させる。これにより、例えば加熱から冷却までの
間、チップを押圧手段によって一定の圧力で押圧するこ
とが可能になる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1、図2は、本発明に係わるロウ付け
装置の正面図及び平面図を示している。図において、ロ
ウ付け装置5は、ワーク4を誘導加熱する加熱装置6
と、この加熱装置6に高周波電流を供給する高周波電流
発生装置7と、加熱装置6及び高周波電流発生装置7を
制御する制御装置8とを有している。加熱装置6は、筺
体9上に配設された出力変成器10と、この出力変成器
10の出力端子に接続された加熱コイル11と、タンク
12内に配設され上記ワーク4を支持する受け治具13
と、受け治具13を上下動させるワーク移動装置14
と、受け治具13にセットされたワーク4を所定の圧力
で押圧する押圧装置15等からなる。
【0014】上記受け治具13は、図5に示すように、
突起部13aと取付け部13bとを有し、突起部13a
にワーク4が脱着可能に嵌合される。この受け治具13
の取付け部13bは、上記ワーク移動装置14の移動板
16に固定されている。ワーク移動装置14は、図3に
示すように、シリンダ17(第1のシリンダ)を有し、
このシリンダ17は、タンク12の底面と、タンク12
の側面に固定された固定板18との間に配設されてい
る。そして、シリンダ17のシャフト17aは、連結部
材19を介して上記移動板16に固定されている。
【0015】移動板16の両端部には、軸受け21a、
21bが固定され、この軸受け21a、21bには、ガ
イド22a、22bがそれぞれ嵌装されている。ガイド
22a、22bの下端は、上記固定板18の固定された
固定部材23a、23bに固定されている。また、移動
板16の一端部には、上記押圧装置15が配設されてい
る。この押圧装置15は、略L字状に屈曲した支持フレ
ーム25を有し、この支持フレーム25の下端は、上記
移動板16の一端部に固定されると共に、支持フレーム
25の上端には、シリンダ26(第2のシリンダ)が付
勢装置27を介して配設されている。このシリンダ26
のシャフト26aの先端には、例えば耐熱性のセラミッ
クス等からなる円柱状の押圧部材28が固定されてい
る。なお。押圧部材28を例えば円筒状に形成し、その
側面に加熱時のガスを排出する複数の孔を設けるように
してもよい。
【0016】上記付勢装置27は、図4に示す如く構成
されている。即ち、付勢装置27は、支持フレーム25
と支持板29(第2の支持板)間に配設された、例えば
4個のコイルバネ30a〜30d(30c、30dは図
示せず)を有している。このコイルバネ30a〜30d
は、支持板29と、シリンダ26が固定された支持板3
1(第1の支持板)とを連結するボルト32a〜32d
(32c、32dは図示せず)に嵌装されている。この
ボルト32a〜32d及びシリンダ26のシャフト26
aは、支持フレーム25に設けた孔にそれぞれ遊嵌され
ている。これにより、シャフト26a先端の押圧部材2
8が、ワーク4を所定以上の圧力で押圧した際に、支持
板31が、コイルバネ30a〜30dの付勢力に抗し
て、図4の鎖線で示す如く、シリンダ26と共に上方に
移動する。
【0017】なお、筺体9の一端部には3個のリミット
スイッチ35a〜35cが取付板36を介して配設され
ると共に、このリミットスイッチ35a〜35cをオン
・オフさせるためのスイッチ駆動部材37が、上記移動
板16の一端部に固定されている。このリミットスイッ
チ35a〜35cは、受け治具13を3つの位置で停止
させるためのもので、その信号が上記制御装置8に入力
される。また、上記タンク12の前面側には、図2に示
すようにスタートスイッチ38、停止スイッチ39等が
配設され、この信号も制御装置8に入力される。
【0018】上記高周波電流発生装置7は、FET、S
IT、IGBT等の半導体スイッチング素子を有し、そ
のスイッチング動作によって高周波の大電流が得られ
る、例えば電流型のインバータで構成されている。な
お、高周波電流発生装置7の出力端子と出力変成器10
の入力端子は、導体40で電気的に接続されている。ま
た、出力変成器10に接続される加熱コイル11には、
通電時に例えば高周波電流発生装置7内に設けた冷却水
供給装置(図示せず)から、冷却水が供給され、その発
熱が抑えられる。加熱コイル11は、例えば銅製のパイ
プを円形に屈曲させて形成され、パイプの両端にはホー
スコネクタ(図示せず)がそれぞれ固定されている。
【0019】次に、このロウ付け装置5の動作を、図6
の工程図に基づいて説明する。まず、タンク12内に所
定量の冷却水41を供給し、受け治具13を初期位置で
ある第1の位置(最上位)にセットする。この状態で、
作業者が、ワーク4を受け治具13にセット(K10
0)し、スタートスイッチ38を押しオン(K101)
させる。なお、ワーク4には、予め、凹部2a〜2dに
チップ3(図7参照)をそれぞれ嵌合させると共に、凹
部2a〜2dから突出しているチップ3を囲むように、
リング状の銀ロウ(図示せず)が配設されている。
【0020】スタートスイッチ38が押されると、上記
制御装置8内に配設したシーケンサ42(図1参照)に
よって、次に示すK102〜K111の動作が自動的に
実行される。即ち、まず、シリンダ26が作動し、シャ
フト26a先端の押圧部材28が下降(K102)し
て、ワーク4の複数個のチップ3を下方に所定の圧力で
同時に押圧する。この時、何等かの原因、例えばワーク
4の受け治具13へのセットが不十分であったり、チッ
プ3の凹部2a〜2dへの嵌合が不十分で、チップ3に
所定値以上の圧力が加わろうとすると、上記付勢装置2
7によって、シリンダ26が上昇し、シャフト26aの
変形等や各部の破損が防止される。
【0021】チップ3が押圧部材28で押圧されると、
シリンダ17が作動して、移動板16と共にワーク4が
下降(K103)し、リミットスイッチ35bがオンす
る第2の位置、即ち、ワーク4のチップ3部分が、加熱
コイル11の円形部内にセットされる位置で停止(K1
04)する。ワーク4が加熱コイル11にセットされた
ら、高周波電流発生装置7が作動し、加熱コイル11に
所定の高周波電流が供給され、ワーク4が誘導加熱(K
105)される。また、電流の供給と同時に、加熱コイ
ル11のパイプ内に冷却水が供給・循環される。
【0022】誘導加熱により、チップ3の突出部に配設
してある銀ロウが溶融し、これにより4個のチップ3が
各凹部2a〜2dにそれぞれ同時にロウ付けされる。こ
の時、4個のチップ3は押圧部材28で同一の圧力で押
圧されつつロウ付けされると共に、加熱時のワーク4の
表面温度が、例えば赤外線温度計43(図1参照)で測
定され、この測定結果に基づいて、制御装置8が所定の
温度となるように高周波電流発生装置7を制御する。
【0023】所定時間の加熱により、ロウ付けが終わる
と、シリンダ17が作動し、移動板16と共にワーク4
を下降(K106)させ、リミットスイッチ35cがオ
ンする第3の位置、即ち受け治具13及びワーク4がタ
ンク12内の冷却水41中に侵漬される位置で停止(K
107)する。所定時間の侵漬により、加熱されたワー
ク4は、ロウ付け時と同じ圧力を受けた状態で冷却(K
108)される。なお、加熱温度によっては、この冷却
により、ロウ付けと同時に焼入れも行われることにな
る。また、加熱完了から冷却開始までの時間は、できる
だけ短い方が好ましく、例えば数秒以内に設定される。
【0024】ワーク4の冷却が完了すると、シリンダ1
7が作動し、移動板16とワーク4を上昇(K109)
させ、リミットスイッチ35aがオンする第1の位置、
即ち最上位で停止(K110)する。そして、この位置
でシリンダ26が作動し、押圧部材28を上昇(K11
1)させ、チップ3への押圧力を解除する。この状態
で、作業者は、受け治具13からワーク4を取り外す
(K112)。ここまでで1個のホールソー1のロウ付
け作業が完了し、シーケンサ42は、次のオン信号を待
つことになる。作業者は、ロウ付けされたワーク4を取
り外したら、次のワーク4をセットし、スタートスイッ
チ38を再び押す。そして、制御装置9によって上記と
同様な動作が繰り返される。
【0025】このように、上記実施例によれば、凹部2
a〜2dにチップ3がそれぞれ嵌合されたワーク4を受
け治具13にセットし、スタートスイッチ38を押すだ
けで、チップ3が所定の圧力で押圧された状態で、誘導
加熱されてロウ付けされるため、加熱時のチップ3の浮
き上がり等を防止することができる。また、ロウ付け終
了後、シリンダ17の作動により、ワーク4を下降させ
て加熱したワーク4を、チップ3が所定の圧力で押圧さ
れてた状態で、冷却水41中に侵漬させて冷却するた
め、ロウが固化していないチップ3の下降時や冷却時の
移動等がなくなる。特に冷却時の冷却水41の沸騰等に
よる影響を受けることがなくなり、これらにより、チッ
プ3の先端が一定に揃えられ、高精度なロウ付けを行う
ことができる。
【0026】さらに、ロウ付けから冷却までの時間を短
縮させることができるため、加熱温度が焼入れ温度の場
合には、ロウ付けと同時に焼入れも行うことができる。
また、付勢装置27によって、押圧部材28のチップ3
への過大な圧力の印加が防止されるため、常に一定の圧
力でチップ3を押さえることができ、より高精度なロウ
付けを行うことができると共に、異常時の押圧装置15
等の破損を防止することができる。
【0027】なお、上記実施例においては、押圧装置1
5によって、加熱から冷却までの間チップ3を一定の圧
力で押圧したが、例えば加熱時もしくは冷却時のみチッ
プを押圧してもよいし、場合によっては、加熱時の最初
の所定時間と冷却時に押圧する等、ワークの形態に応じ
て適宜変更してもよい。また、上記実施例においては、
ワークとしてコンクリートホールソーの場合について説
明したが、本発明はこれに何等限定されず、例えば金属
板や木材等に孔を穿設するホールソーにも適用できるも
のである。さらに、上記実施例における、シーケンサの
動作、ワーク移動装置及び押圧装置の構成等は一例であ
って、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることは言うまでもない。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のホールソ
ーのロウ付け方法及びその装置によれば、複数個のチッ
プを誘導加熱してロウ付けし、その後直ちにチップを所
定の圧力で押圧しつつ冷却するため、チップの先端が揃
えられた高精度のロウ付けを行うことができる。また、
ロウ付け後のワークの冷却が素早く行えるため、ロウ付
けと同時に焼入れを行うことも可能になる等の効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるロウ付け装置の一例を示す正面
【図2】同平面図
【図3】同要部の断面図
【図4】図3のA部の拡大断面図
【図5】図3のB部の拡大断面図
【図6】本発明に係わるロウ付け装置の動作の一例を示
す工程図
【図7】コンクリートホールソーの斜視図
【符号の説明】
1 ホールソー 2 ワーク本体 2a〜2d 凹部 3 チップ 4 ワーク 5 ロウ付け装置 6 加熱装置 7 高周波電流発生装置 8 制御装置 11 加熱コイル 12 タンク 13 受け治具 14 ワーク移動装置 15 押圧装置 16 移動板 17、26 シリンダ 17a、26a シャフト 27 付勢装置 28 押圧部材 29、31 支持板 30a〜30d コイルバネ 41 冷却水
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−80293(JP,A) 特開 昭59−45105(JP,A) 特開 平4−228233(JP,A) 実開 平3−119090(JP,U) 特公 昭35−9602(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21B 10/46 - 10/58 H05B 6/10 371

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワーク本体の端面に形成した複数個の凹部
    又は切欠にチップがそれぞれ嵌合されたワークを受け治
    具にセットし、該ワークを誘導加熱して前記チップをロ
    ウ付けすると共に、その後直ちに、前記チップを所定の
    圧力で押圧した状態で、前記ワークと受け治具とを冷却
    液中に侵漬させ、ワークを冷却させることを特徴とする
    ホールソーのロウ付け方法。
  2. 【請求項2】ワーク本体の端面に形成した複数個の凹部
    又は切欠にチップがそれぞれ嵌合されたワークを支持す
    る受け治具と、前記チップに近接配置される加熱コイル
    と、該加熱コイルに電流を供給し前記チップを誘導加熱
    してロウ付けする電流発生手段と、前記ワークを、少な
    くとも加熱コイルで誘導加熱される位置と冷却液中で冷
    却される位置に、前記受け治具と共に移動させるワーク
    移動手段と、前記チップを、少なくとも冷却時に所定の
    圧力で押圧する押圧手段と、を備えたことを特徴とする
    ホールソーのロウ付け装置。
  3. 【請求項3】前記ワーク移動手段が、冷却液が収容され
    るタンク内に配設された第1のシリンダと、該シリンダ
    のシャフト先端に固定され、前記受け治具が固定された
    移動板とを備え、前記シリンダの作動により、受け治具
    を移動板と共に上下動させて所定位置に停止させること
    を特徴とする請求項2記載のホールソーのロウ付け装
    置。
  4. 【請求項4】前記押圧手段が、そのシャフトが上下動す
    る如く第1の支持板を介して支持フレームに配設された
    第2のシリンダと、該シリンダのシャフト先端に固定さ
    れた押圧部材と、前記支持フレームを挟む状態で前記第
    1の支持板に連結された第2の支持板と、前記支持フレ
    ームと第2の支持板間に配設され、前記押圧部材によっ
    てチップが所定以上の圧力で押圧された際に、前記第1
    の支持板を押圧方向と反対方向に移動させ得る付勢部材
    と、を備えたことを特徴とする請求項2記載のホールソ
    ーのロウ付け装置。
  5. 【請求項5】前記支持フレームが、前記移動板に固定さ
    れていることを特徴とする請求項3又は請求項4記載の
    ホールソーのロウ付け装置。
JP35687492A 1992-12-22 1992-12-22 ホールソーのロウ付け方法及びその装置 Expired - Fee Related JP3286799B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35687492A JP3286799B2 (ja) 1992-12-22 1992-12-22 ホールソーのロウ付け方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35687492A JP3286799B2 (ja) 1992-12-22 1992-12-22 ホールソーのロウ付け方法及びその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06196256A JPH06196256A (ja) 1994-07-15
JP3286799B2 true JP3286799B2 (ja) 2002-05-27

Family

ID=18451195

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35687492A Expired - Fee Related JP3286799B2 (ja) 1992-12-22 1992-12-22 ホールソーのロウ付け方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3286799B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102012022873A1 (de) * 2012-11-22 2014-05-22 Compact Dynamics Gmbh Verfahren zum Verlöten von Ständer und Kühler und Ständer mit Lotverbindung zum Ständerträger

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06196256A (ja) 1994-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0487336B1 (en) Apparatus and method for mounting electronic components to circuit boards
US6188052B1 (en) Matrix-inductor soldering apparatus and device
JP3286799B2 (ja) ホールソーのロウ付け方法及びその装置
JP2742454B2 (ja) ハンダ付け装置
EP3808860B1 (en) Inductive hot crimping apparatus
JPH05263125A (ja) 全自動高周波焼入れ装置
JP4341796B2 (ja) 工作機械用の工具着脱装置
JP2000334561A (ja) 高周波ろう付け装置
JP3589478B2 (ja) 丸鋸チップソー台金の焼入方法及びその装置
JP2009095873A (ja) 半田付け装置、半田付け方法及び電子機器の製造方法
US3178548A (en) High frequency heating method and apparatus
JP3401078B2 (ja) 高周波ロウ付け方法及びその装置
KR100744891B1 (ko) 저항용접장치의 냉각방법
KR100317649B1 (ko) 반도체패키지의와이어본딩장치
CN214626744U (zh) 一种电机转子线圈沾锡装置
RU2815772C1 (ru) Полуавтоматическая установка для индукционной пайки кабельных сборок СВЧ
JP3070725B2 (ja) 高周波加熱装置
JP2592026B2 (ja) 筒状ワークの筋焼き装置
JPH05271749A (ja) 長尺ワークの表面焼入装置
JPH08134548A (ja) 丸鋸チップソー台金の焼入方法及びその装置
JPS6160597B2 (ja)
JPH04154908A (ja) 高周波焼入れ装置用コイル自動交換装置
JPH07188766A (ja) 丸鋸チップソー台金の焼入方法及びその装置
CN113106205A (zh) 诱导加热线圈以及诱导加热装置
JP2570442Y2 (ja) 長尺ワークの直接通電加熱コイル

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090315

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100315

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100315

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110315

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees