JP3286507B2 - 車両用リアヒータのリアヒータケース構造 - Google Patents

車両用リアヒータのリアヒータケース構造

Info

Publication number
JP3286507B2
JP3286507B2 JP28060395A JP28060395A JP3286507B2 JP 3286507 B2 JP3286507 B2 JP 3286507B2 JP 28060395 A JP28060395 A JP 28060395A JP 28060395 A JP28060395 A JP 28060395A JP 3286507 B2 JP3286507 B2 JP 3286507B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rear heater
motor
blower
case
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP28060395A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09123744A (ja
Inventor
弘 岩澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP28060395A priority Critical patent/JP3286507B2/ja
Publication of JPH09123744A publication Critical patent/JPH09123744A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3286507B2 publication Critical patent/JP3286507B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用リアヒータ
のリアヒータケース構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、従来の車両用リアヒータは、図
3に示される如く、フロントシート(シート)1の下に
設置されるリアヒータユニット2と、該リアヒータユニ
ット2からの温風をリアシート3側へ導くリアヒータダ
クト4と、該リアヒータダクト4上に取り付けられ且つ
前記リアヒータユニット2からの温風の温度調節を行う
ためのヒートコントロール盤5とを備えてなる構成を有
している。
【0003】前記リアヒータユニット2は、フロントシ
ート1の下に設置され且つ上下二分割可能な上側ケース
23aと下側ケース23bとからなるリアヒータケース
23内に、送風用のブロワ6と、該ブロワ6によって送
られる空気を加熱するためのヒータコア7とを配設して
なる構成を有しており、前記ブロワ6によって送られる
空気を、図示していないエアミックスダンパの開度調節
により、温水が導入されるヒータコア7側と該ヒータコ
ア7のバイパス側に対して、所望の比率で分配する形で
導き、乗員の要求する温度の風を作り出すようになって
いる。
【0004】前記ヒートコントロール盤5は、前記リア
ヒータユニット2のエアミックスダンパの開度調節を行
うためのものであり、図3に示される如く、前記エアミ
ックスダンパに接続されたコントロールケーブル8のア
ウタケーブル8aをコントロール盤本体5aのクランプ
9に固定すると共に、前記コントロールケーブル8のイ
ンナケーブル8bを、コントロール盤本体5aに枢着さ
れた調節レバー5bの作動部5cに接続し、リアヒータ
ダクト4上面に突設された複数(図の例では三個)の締
付ボス10に対して、コントロール盤本体5aの複数の
締付孔11を位置合せした状態でタッピングスクリュ等
の締付部材12を締め付けることにより、コントロール
盤本体5aをリアヒータダクト4上に固定し、前記調節
レバー5bの先端部を、リアコンソール13に組み付け
られるヒートコントロールプレート14のスリット15
から突出せしめて、その先端部にコントロールノブ16
を嵌合させるようになっている。
【0005】尚、図中、18はヒータコア7にエンジン
を冷却した後の温水を供給する温水供給管、17はヒー
タコア7から温水を排出する温水排出管、19はリアヒ
ータユニット2へ電力を供給する車両側ハーネス、20
はリアヒータユニット2のブロワ6のオン・オフを行う
ブロワスイッチである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の如き車両用リア
ヒータの場合、リアヒータケース23に対してブロワ6
の遠心ファン24とモータ25を組み付ける際には、図
4及び図5に示される如く、ブロワ吸込口26に異物混
入防止用の金網27が取り付けられた上側ケース23a
に対して、その下方から遠心ファン24を、又、その上
方からモータ25を夫々セットした状態で、該モータ2
5の軸25aに対し遠心ファン24をビス等の固定部材
28によって固定すると共に、前記モータ25の半径方
向へ張り出すブラケット29で前記金網27を押えつ
つ、該ブラケット29の先端の孔30を上側ケース23
aのボス31に位置合せしてタッピングスクリュ等の締
付部材32を締め付けた後、前記上側ケース23aに下
側ケース23bを取り付けるようになっている。
【0007】しかしながら、前述したようなリアヒータ
ケース23の構造では、該リアヒータケース23に対す
るブロワ6の遠心ファン24とモータ25の組付作業性
が悪いと共に、別部材としての金網27が必要で部品点
数の増加につながり、又、モータ25が上側ケース23
aの上部にむき出しとなっているため、該モータ25の
熱がリアヒータケース23の外部に伝わりやすいという
欠点を有していた。
【0008】本発明は、斯かる実情に鑑み、リアヒータ
ケースに対するブロワの遠心ファンとモータの組付作業
性を向上し得ると共に、別部材としての金網を不要とし
て部品点数を削減し得、且つモータの熱をリアヒータケ
ースの外部に伝わりにくくすることができる車両用リア
ヒータのリアヒータケース構造を提供しようとするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、シートの下に
設置され且つ上下二分割可能な上側ケースと下側ケース
とからなるリアヒータケース内に、送風用のブロワの遠
心ファン及びモータと、該ブロワによって送られる空気
を加熱するためのヒータコアとを配設してなる車両用リ
アヒータのリアヒータケース構造であって、リアヒータ
ケースの上側ケースにおけるブロワ吸込口に、格子部を
一体成形すると共に、該格子部を一体成形したブロワ吸
込口の中央部に、ブロワのモータを覆うモータ覆い部を
一体成形したことを特徴とする車両用リアヒータのリア
ヒータケース構造にかかるものである。
【0010】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。
【0011】リアヒータケースに対してブロワの遠心フ
ァンとモータを組み付ける際には、該モータの軸に対し
遠心ファンを固定した後、格子部とモータ覆い部が一体
成形された上側ケースに対して、その下方から前記モー
タと遠心ファンをセットし、この後、前記上側ケースに
下側ケースを取り付ければ、リアヒータケースに対する
ブロワの遠心ファンとモータの組付作業が完了する。
【0012】又、モータは、モータ覆い部によって覆わ
れており、上側ケースの上部にむき出しとなっていない
ため、該モータの熱はリアヒータケースの外部に伝わり
にくくなる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。
【0014】図1及び図2は本発明を実施する形態の一
例であって、図中、図3〜図5と同一の符号を付した部
分は同一物を表わしており、基本的な構成は図3〜図5
に示す従来のものと同様であるが、本図示例の特徴とす
るところは、図1及び図2に示す如く、リアヒータケー
ス23の上側ケース23aにおけるブロワ吸込口26
に、格子部33を一体成形すると共に、該格子部33を
一体成形したブロワ吸込口26の中央部に、ブロワ6の
モータ25を覆うモータ覆い部34を一体成形した点に
ある。
【0015】尚、本図示例においては、前記格子部33
を一体成形したブロワ吸込口26の周方向所要箇所(図
の例では三箇所)に、半径方向へ延びる補強部35を形
成すると共に、該各補強部35の内面側に夫々、モータ
25のブラケット29締付用のボス36を突設してあ
る。
【0016】前述の如く構成したので、リアヒータケー
ス23に対してブロワ6の遠心ファン24とモータ25
を組み付ける際には、該モータ25の軸25aに対し遠
心ファン24をビス等の固定部材28によって固定した
後、格子部33とモータ覆い部34が一体成形された上
側ケース23aに対して、その下方から前記モータ25
と遠心ファン24をセットした状態で、前記モータ25
の半径方向へ張り出すブラケット29の先端の孔30を
補強部35内面側のボス36に位置合せしてタッピング
スクリュ等の締付部材32を締め付け、この後、前記上
側ケース23aに下側ケース23bを取り付ければ、リ
アヒータケース23に対するブロワ6の遠心ファン24
とモータ25の組付作業が完了する。
【0017】又、モータ25は、モータ覆い部34によ
って覆われており、上側ケース23aの上部にむき出し
となっていないため、該モータ25の熱はリアヒータケ
ース23の外部に伝わりにくくなる。
【0018】こうして、リアヒータケース23に対する
ブロワ6の遠心ファン24とモータ25の組付作業性を
向上し得ると共に、別部材としての金網27を不要とし
て部品点数を削減し得、且つモータ25の熱をリアヒー
タケース23の外部に伝わりにくくすることができる。
【0019】尚、本発明の車両用リアヒータのリアヒー
タケース構造は、上述の図示例にのみ限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々
変更を加え得ることは勿論である。
【0020】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の車両用リ
アヒータのリアヒータケース構造によれば、リアヒータ
ケースに対するブロワの遠心ファンとモータの組付作業
性を向上し得ると共に、別部材としての金網を不要とし
て部品点数を削減し得、且つモータの熱をリアヒータケ
ースの外部に伝わりにくくすることができるという優れ
た効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例の斜視図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】従来の車両用リアヒータの一例の車両右後方か
らの全体概要斜視図である。
【図4】従来の車両用リアヒータのリアヒータケース構
造の一例の要部拡大斜視図である。
【図5】図4のV−V断面図である。
【符号の説明】
1 フロントシート(シート) 6 ブロワ 7 ヒータコア 23 リアヒータケース 23a 上側ケース 23b 下側ケース 24 遠心ファン 25 モータ 26 ブロワ吸込口 33 格子部 34 モータ覆い部
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−149415(JP,U) 実開 昭62−72205(JP,U) 実開 平4−43508(JP,U) 実開 昭63−47914(JP,U) 実開 平1−175910(JP,U) 実開 昭62−140870(JP,U) 実開 昭55−112097(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートの下に設置され且つ上下二分割可
    能な上側ケースと下側ケースとからなるリアヒータケー
    ス内に、送風用のブロワの遠心ファン及びモータと、該
    ブロワによって送られる空気を加熱するためのヒータコ
    アとを配設してなる車両用リアヒータのリアヒータケー
    ス構造であって、 リアヒータケースの上側ケースにおけるブロワ吸込口
    に、格子部を一体成形すると共に、該格子部を一体成形
    したブロワ吸込口の中央部に、ブロワのモータを覆うモ
    ータ覆い部を一体成形したことを特徴とする車両用リア
    ヒータのリアヒータケース構造。
JP28060395A 1995-10-27 1995-10-27 車両用リアヒータのリアヒータケース構造 Expired - Fee Related JP3286507B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28060395A JP3286507B2 (ja) 1995-10-27 1995-10-27 車両用リアヒータのリアヒータケース構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28060395A JP3286507B2 (ja) 1995-10-27 1995-10-27 車両用リアヒータのリアヒータケース構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09123744A JPH09123744A (ja) 1997-05-13
JP3286507B2 true JP3286507B2 (ja) 2002-05-27

Family

ID=17627339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28060395A Expired - Fee Related JP3286507B2 (ja) 1995-10-27 1995-10-27 車両用リアヒータのリアヒータケース構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3286507B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10325499A1 (de) * 2003-06-04 2005-02-03 Behr Gmbh & Co. Kg Klimagerät einer Klimaanlage eines Kraftfahrzeuges

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09123744A (ja) 1997-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0473630B1 (en) Automotive vehicle engine bay ventilation
JP3633777B2 (ja) 車両用シート空調装置
US4227569A (en) Air conditioning installation
JPS644925B2 (ja)
JP3286507B2 (ja) 車両用リアヒータのリアヒータケース構造
JP3675161B2 (ja) 車両用シート空調装置
JPH04349017A (ja) 車両用空調装置
US6126539A (en) Pilot valve mounting which functions as a hot air duct
JP3675160B2 (ja) 車両用シート空調装置
JP3372149B2 (ja) 車両用リアヒータのヒートコントロール盤取付構造
JP3286506B2 (ja) 車両用リアヒータのリアヒータユニット取付構造
US6269896B1 (en) Radiator cover assembly for a motorcycle
JP3313954B2 (ja) 車両用リアヒータのリアヒータユニット
JP3310508B2 (ja) リアヒータユニットのヒータコア突出作用部材の保護構造
JP4024971B2 (ja) 車両用空気調和ユニット
JPH0142843B2 (ja)
JP2904902B2 (ja) 車両用空気調和装置
KR960007776Y1 (ko) 자동차용 방석
JP2004306743A (ja) 車両用空調装置
KR0134511B1 (ko) 자동차용 공기 조화 장치 (Air conditioner for a car)
JP2871394B2 (ja) 温風暖房機
JPH10309930A (ja) 車両用空調装置
JPS5822709A (ja) 自動車用暖房装置
JPS6349369Y2 (ja)
KR19980030645U (ko) 자동차의 루프에 설치된 에어덕트

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090308

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees