JP3285601B2 - 液体噴射記録ヘッドおよびその製造方法 - Google Patents

液体噴射記録ヘッドおよびその製造方法

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JP3285601B2 JP31269891A JP31269891A JP3285601B2 JP 3285601 B2 JP3285601 B2 JP 3285601B2 JP 31269891 A JP31269891 A JP 31269891A JP 31269891 A JP31269891 A JP 31269891A JP 3285601 B2 JP3285601 B2 JP 3285601B2
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寿 山本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溝部を有する部材と平
面を有する部材とを接合した構成の液流路を有する液体
噴射記録ヘッドおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より液体噴射記録ヘッドの液流路の
形成法として、液流路用の溝部を有する部材と平坦な部
材とを接合する方法が知られている。
【0003】図14は、従来法により得た液流路の一例
を示す模式的部分断面図である。この液流路は、例えば
次の様にして形成される。まず、平坦な基体1上に、発
熱素子2や電極材3を所望の個数配置する。この上に、
保護膜4、耐キャビテーション膜5を順次被覆し、その
表面をシランカップリング剤11で処理する。この後、
ドライフィルムフォトレジストを用いたパターニングを
利用してインク通路壁6を形成する。これとは別に、密
着剤としての液体レジスト12を片面に塗布したガラス
天板8を用意する。このガラス天板8の液体レジスト1
2側とインク通路壁6とを接着することにより、図14
に示す様な液流路9が得られる。しかしこの従来法で
は、液体レジスト12が液流路9に垂れ込んでしまう傾
向があり、均一形状の液流路9の形成が困難である。こ
れは液流路9の末端位置のインク吐出口等の形状の不均
一にも関連し、液体噴射記録ヘッドのインク吐出量のば
らつきを招き印字品位の劣化をきたすという問題も生じ
る。
【0004】また別の従来法として、液体レジスト12
等の接着用材料は使用せず、陽極接合により天板を接合
する方法が、特開平3−79350号公報などに記載さ
れている。図15は、その様な陽極接合により得た液流
路の一例を示す模式的部分断面図である。この液流路
は、例えば次の様にして形成される。まず、異方性エッ
チングによりシリコン基体1上に液流路用の溝部を形成
する。この溝部側の表面をSiO2 層13で被覆する。
このSiO2 層13とガラス天板8とを積層し、シリコ
ン基体1とガラス天板8とに電源10を接続し電圧を印
加して陽極接合すると流路9が得られる。しかしこの従
来法では、接合する材料はガラスおよびSiO2 であ
り、絶縁物同士なので高い接合強度は得られず、その接
合工程にも困難を伴う。また、この従来法においては液
流路用の溝部を異方性エッチングにより形成するので基
体として絶縁物であるシリコン単結晶を用いている。
【0005】また別の従来法として、双方の接合面をガ
ラスで構成し融点近くまで加熱し溶融圧着する方法もあ
る。しかしこの従来法では、600℃程度までの加熱冷
却工程を要するので、工程時間が長く、材料の選択幅が
狭く、液流路や吐出口の形状が加熱時に変形し易い等の
欠点がある。
【0006】また別の従来法として、シリコン基板同士
の一方の接合面を低融点ガラスで構成し、低温、低電圧
接合する方法が、特開平3−49956号公報などに記
載されている。しかしこの従来法では、天板材が不透明
なため、ノズル長が不均一になったり吐出口内のゴミや
インク吐出状況の把握が困難となる。なぜなら、ノズル
長は吐出特性を左右するので、吐出口内に切断印を設け
透明天板を介して切断を行なうのが一般的だからであ
る。また、その基板もシリコン同士に限られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の従来
技術における課題を解決すべくなされたものである。す
なわち本発明の目的は、液流路を構成する部材間の接合
強度が十分に強く、均一形状の液流路および吐出口を有
し、透明天板が使用可能であり、インク吐出量のばらつ
きの無い優れた品位の印字が可能な液体噴射記録ヘッド
を提供することにあり、更に、その様な記録ヘッドを、
基体材料の選択幅を広くでき且つ簡易な製造が可能な方
法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、溝部を有する
部材と平面を有する部材とを接合して成る液流路を有
し、該溝部を有する部材には該溝の底部に液体を吐出す
るための電気熱変換体が設けられている液体噴射記録ヘ
ッドにおいて、該溝部を有する部材および該平面を有す
る部材のうちの一方の部材の接合面を導電層を介して
点が100℃以下の低融点ガラス薄膜で構成し、他方の
部材の接合面が導電性材料から成ることを特徴とする液
体噴射記録ヘッドである。
【0009】もう一つの本発明は、溝部を有する部材と
平面を有する部材とを接合して成る液流路を有し、該溝
部を有する部材には該溝の底部に液体を吐出するための
電気熱変換体が設けられている液体噴射記録ヘッドの製
造方法において、該溝部を有する部材および該平面を有
する部材のうちの一方の部材の接合面を導電層を介して
融点が100℃以下の低融点ガラス薄膜で構成し、他方
の部材の接合面を導電性材料で構成し、該低融点ガラス
と該導電性材料とを陽極接合により接合する工程を有す
ることを特徴とする液体噴射記録ヘッドの製造方法であ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳
細に説明する。
【0011】<参考例1> 図1は、液体噴射記録ヘッドの液流路の製造例を示す工
程図である。この液流路は次の様にして形成した。
【0012】まずシリコン基体1上に、HfB2 を10
00オングストローム厚スパッタし、その上にAlを5
000オングストローム厚スパッタした。この後、この
層をフォトリソグラフィー技術、エッチング技術を用い
て図1(a) に示す様なパターンにしてHfB2 から成る
発熱素子2と、Alから成る電極材3とを形成した。こ
の上に、SiO2 を2μm厚スパッタして耐酸化性保護
膜4とし、更にこの上に、Taを0.5μm厚スパッタ
して耐キャビテーション膜5とした。なお不図示である
がこの両膜4,5にも所定のパターニングを施した。こ
の上に、ドライフィルムフォトレジスト17をラミネー
トし、図1(b) に示す様にパターニングした。この後、
図1(c) に示す様に、ニッケルメッキ7を施した。次
に、図1(d) に示す様に、ドライフィルムフォトレジス
ト17を除去し、25μm角のNiメッキから成るイン
ク通路壁6を形成した。この基体1上にインク通路壁
(Niメッキ)6により液流路用の溝部が形成された部
材が、本発明でいう溝部を有する部材にあたる。
【0013】これとは別に、天板8として厚さ1mmの
パイレックスガラス(コーニング社製、商品名:774
0)を用意した。このガラス天板8をインク通路壁6上
に積層し、図1(e) に示す様にガラス天板8と耐キャビ
テーション膜5とに直流電源10を接続した。大気中、
380℃で、ガラス天板8を負極側、耐キャビテーショ
ン膜5を正極側にし800Vの電圧を印加した。この電
圧印加によって、ガラス天板8中の可動イオンにより生
じた空間電荷層と金属表面の間で静電引力が生じ、ガラ
ス天板8表面とニッケルメッキ7面とが陽極接合した。
【0014】以上の様にして液流路を形成した後、従来
より公知のヘッド作製工程を経て液体噴射記録ヘッドを
得た。この記録ヘッドは、ガラス天板8とインク通路壁
(Niメッキ)6の接合強度は十分に強く、液流路およ
び吐出口の形状は均一であり、かつ印字品位の良好な記
録が可能なものであった。
【0015】なおこの参考例1では、インク通路壁6の
ためにニッケルメッキ7を用い、耐キャビテーション膜
5にはTaを用いたが、本発明はこれに限定されず他の
金属を用いた場合も有効である。
【0016】<参考例2> 図2は、液体噴射記録ヘッドの液流路の構成の他の例を
示す模式的部分断面図である。この参考例2におけるイ
ンク通路壁6の形成にはP−CVD法を用い、耐キャビ
テーション膜5上に多結晶Siを成膜しパターニングす
ることにより半導体(多結晶Si)から成るインク通路
壁6を形成した。これ以外は参考例1と同様の工程(陽
極接合の条件も同じ)にして液体噴射記録ヘッドを得た
ところ同様に良好な結果が得られた。
【0017】<参考例3> 図3は、液体噴射記録ヘッドの液流路の構成の他の例を
示す模式的部分断面図である。この参考例3において
は、まず、半導体であるシリコン基体1を用意し、異方
性エッチングにより液流路用の溝部を形成した。この溝
部側に参考例1と同様のガラス天板8を積層し、図3に
示す様にガラス天板8とシリコン基体1とに直流電源1
0を接続した。大気中、380℃で、ガラス天板8を負
極側、シリコン基体1を正極側にし、800Vの電圧を
印加した。この電圧印加によって、ガラス天板8とシリ
コン基体1が陽極接合した。この参考例3においては、
図15に示した従来例における様なSiO2 層13等の
絶縁層が介在していないので、陽極接合の接合強度がそ
の従来例(図15)のものよりも優れていた。
【0018】以上の様にして液流路を形成した後、従来
より公知のヘッド作製工程を経て液体噴射記録ヘッドを
得たところ同様に良好な結果が得られた。
【0019】<参考例4> 図4は、液体噴射記録ヘッドの液流路の構成の他の例を
示す模式的部分断面図である。この参考例4において
は、まず、異方性エッチングによりシリコン基体1上に
液流路用の溝部を形成し、次に。この溝部側の面にTa
膜14をスパッタした。この上に参考例1と同様のガラ
ス天板8を積層し、図4に示す様にガラス天板8と基体
1とに直流電源10を接続した。大気中、380℃で、
ガラス天板8を負極側、シリコン基体1を正極側にし、
800Vの電圧を印加した。この電圧印加によって、ガ
ラス天板8とシリコン基体1が陽極接合した。
【0020】以上の様にして液流路を形成した後、従来
より公知のヘッド作製工程を経て液体噴射記録ヘッドを
得たところ同様に良好な結果が得られた。
【0021】なお、この参考例4ではシリコン基体1を
電源10の正極側に接続したが、本発明はこれに限定さ
れず、Ta膜14に接続した場合も有効である。Ta膜
14に接続した場合には、基体1の材料はどの様なもの
でも使用でき、ガラスなどの絶縁物でも構わない。また
Ta膜14の代わりに、他の導電性材料、例えばTa以
外の金属、多結晶シリコン等の半導体を用いてもよい。
【0022】<参考例5> 図5は、液体噴射記録ヘッドの液流路の構成の他の例を
示す模式的部分断面図である。この参考例5では、まず
参考例1と同様にしてシリコン基体1上に、HfB2
ら成る発熱素子2、Alから成る電極材3、SiO2
ら成る保護膜4、Taから成る耐キャビテーション膜5
を順次形成した。次に、その表面をシランカップリング
剤11で処理し、参考例1とは異なりドライフィルムフ
ォトレジストには耐熱性を有するものを用い(高温の後
工程に備えるため)、これをラミネートし、パターニン
グした。更にこの上に内壁金属層としてTa膜14を1
000オングストローム厚スパッタし、25μm角のT
a被覆フォトレジストから成るインク通路壁6を形成し
た。この後は参考例1と同様の条件でガラス天板8を陽
極接合し、液体噴射記録ヘッドを得たところ同様に良好
な結果が得られた。
【0023】<参考例6> 図6は、液体噴射記録ヘッドの液流路の構成の他の例を
示す模式的部分断面図である。この参考例6では、まず
参考例1と同様にしてシリコン基体1上に、HfB2
ら成る発熱素子2、Alから成る電極材3、SiO2
ら成る保護膜4、Taから成る耐キャビテーション膜5
を順次形成した。次に、実施例1とは異なり耐キャビテ
ーション膜5上にパイレックスガラスを25μm成膜し
パターニングすることによって、25μm角のパイレッ
クスガラスから成るインク通路壁6を形成した。
【0024】これとは別に、参考例1と同様のガラス天
板8を用意し、これに透明導電膜(ITO膜)15を1
000オングストローム厚スパッタした。これをインク
通路壁6上に積層し、図6に示す様にITO膜15と耐
キャビテーション膜5とに直流電源10を接続した。大
気中、380℃で、ITO膜15を正極側、耐キャビテ
ーション膜5を負極側にし、70Vの電圧を印加し陽極
接合した。この陽極接合において、パイレックスガラス
から成るインク通路壁6は25μmと薄いので印加電圧
は70Vという低いもので十分である。
【0025】以上の様にして液流路を形成した後、従来
より公知のヘッド作製工程を経て液体噴射記録ヘッドを
得たところ、同様の良好な結果が得られた。
【0026】なお、この参考例6では天板8にITO膜
15を形成したが、本発明はこれに限定されず、ITO
膜15の替わりに金属膜を用いた場合も有効である。
【0027】次に、低融点ガラスを用いた実施例7〜1
2を説明する。
【0028】<実施例7> 図7は、本発明の液体噴射記録ヘッドの液流路の構成の
一例を示す模式的部分断面図である。この実施例7で
は、まず参考例1と同様にしてシリコン基体1上に、H
fB2 から成る発熱素子2、Alから成る電極材3、S
iO2 から成る保護膜4、Taから成る耐キャビテーシ
ョン膜5、25μm角のNiメッキから成るインク通路
壁6を順次形成した。
【0029】これとは別に、天板8として厚さ1mmの
ガラス(コーニング社製、商品名:7059)を用意し
た。このガラス天板8上に、まずITO膜15をRFス
パッタ法により1000オングストローム厚成膜した。
更にこの上に、低融点ガラス層16を、酸素雰囲気のR
Fスパッタ法により、岩城硝子社製の低融点ガラス(商
品名:7570)を用いて2μm厚成膜した。
【0030】この低融点ガラス層16を有するガラス天
板8を、インク通路壁6上に積層し、図7に示す様にI
TO膜15と耐キャビテーション膜5とに直流電源10
を接続した。大気中、100℃で、ITO膜15を負極
側、耐キャビテーション膜5を正極側にし70Vの電圧
を印加した。この電圧印加によって、低融点ガラス層1
6側の空間電荷層と金属表面の間で静電引力が生じ、こ
の静電引力で界面が接触し化学結合に至り陽極接合され
た。なお、この実施例7においては、粘性の小さな低融
点ガラスを用いるので、ガラス層16の原子が移動しや
すく低温での接合が可能である。また参考例1〜5に比
べ印加電圧が低くできるのは、ガラス層が薄いのでこれ
が低くても同程度の電界強度が得られるからである。
【0031】以上の様にして液流路を形成した後、従来
より公知のヘッド作製工程を経て液体噴射記録ヘッドを
得たところ、同様の良好な結果が得られた。
【0032】なおこの実施例7では、インク通路壁6側
の接合用にニッケルメッキを用い、耐キャビテーション
膜5にはTaを用いたが、本発明はこれに限定されず他
の金属を用いた場合も有効である。また、導電層として
ITO膜15を用いたが、本発明はこれに限定されず、
光が透過できる程度に金属を薄く用いてもよい。
【0033】<実施例8> 図8は、本発明の液体噴射記録ヘッドの液流路の構成の
他の例を示す模式的部分断面図である。この実施例8に
おいては、実施例7と同様にしてガラス天板8上にIT
O膜15と低融点ガラス層16を形成し、陽極接合では
電源の負極側をITO膜15に接続し、印加電圧を70
Vとした以外は、参考例2と同様にして液体噴射記録ヘ
ッドを得た。この記録ヘッドについても同様に良好な結
果が得られた。
【0034】<実施例9> 図9は、本発明の液体噴射記録ヘッドの液流路の構成の
他の例を示す模式的部分断面図である。この実施例9に
おいては、実施例7と同様にしてガラス天板8上にIT
O膜15と低融点ガラス層16を形成し、陽極接合では
電源の負極側をITO膜15に接続し、印加電圧を70
Vとした以外は、参考例3と同様にして液体噴射記録ヘ
ッドを得た。この記録ヘッドについても同様に良好な結
果が得られた。
【0035】<実施例10> 図10は、本発明の液体噴射記録ヘッドの液流路の構成
の他の例を示す模式的部分断面図である。この実施例1
0においては、実施例7と同様にしてガラス天板8上に
ITO膜15と低融点ガラス層16を形成し、陽極接合
では電源の負極側をITO膜15に接続し、印加電圧を
70Vとした以外は、参考例4と同様にして液体噴射記
録ヘッドを得た。この記録ヘッドについても同様に良好
な結果が得られた。
【0036】なお、この実施例10ではシリコン基体1
を電源10の正極側に接続したが、本発明はこれに限定
されず、Ta膜14に接続した場合も有効である。Ta
膜14に接続した場合には、基体1の材料はどの様なも
のでも使用でき、ガラスなどの絶縁物でも構わない。ま
たTa膜14の代わりに、他の導電性材料、例えばTa
以外の金属、多結晶シリコン等の半導体を用いてもよ
い。また、天板8はガラス以外の絶縁物、例えば樹脂な
どであってもよい。
【0037】<実施例11> 図11は、本発明の液体噴射記録ヘッドの液流路の構成
の他の例を示す模式的部分断面図である。この実施例1
1においては、実施例7と同様にしてガラス天板8上に
ITO膜15と低融点ガラス層16を形成し、陽極接合
では電源の負極側をITO膜15に接続し、印加電圧を
70Vとした以外は、参考例5と同様にして液体噴射記
録ヘッドを得た。この記録ヘッドについても同様に良好
な結果が得られた。
【0038】<実施例12> 図12は、本発明の液体噴射記録ヘッドの液流路の構成
の他の例を示す模式的部分断面図である。この実施例1
2においては、参考例5と同様にしてTa被覆フォトレ
ジストから成るインク通路壁6まで形成した。次に、こ
のインク通路壁6の上に、実施例7と同様の低融点ガラ
スを酸素雰囲気のRFスパッタ法により積層し、低融点
ガラス層16を形成した。
【0039】一方、実施例7と同様にしてガラス天板8
上にITO膜15を形成した。このITO膜15を有す
るガラス天板8を、インク通路壁6上に積層し、図12
に示す様にITO膜15と耐キャビテーション膜5とに
直流電源10を接続した。大気中、100℃で、ITO
膜15を正極側、耐キャビテーション膜5を負極側にし
70Vの電圧を印加し陽極接合した後、従来より公知の
ヘッド作製工程を経て液体噴射記録ヘッドを得たとこ
ろ、同様の良好な結果が得られた。
【0040】以上、具体的な参考例1〜6及び実施例
〜12を説明したが、本発明はこれらに限定されるもの
ではなく、以下にその他の例を説明する。
【0041】
【0042】また参考例1〜6及び実施例〜12で
は、接合面の導電性材料として、金属(ニッケル、T
a)、ITO膜、多結晶シリコン等を用いたが、これら
に限定されるものではなく、陽極接合が良好に行われ得
るその他の金属、透明導電膜または半導体であってもよ
い。具体的には、電気抵抗が100Ω/□以下のものが
適当である。
【0043】また参考例1〜6及び実施例〜12で
は、接合面のガラス材として、通常の市販のガラス(
例1〜6)または低融点ガラス(実施例7〜12)を
用いた低融点ガラスを用いると実施例7〜12に示す
ように、ガラスの粘性が小さいのでその中の原子が移動
し易く、陽極接合時の温度が低くても構わないという利
点がある。また、この低融点ガラス層16を1〜5μm
程度の薄い層とすればよいので、低い電圧でも接合が可
能であるという利点を有する。
【0044】また、流路形成のための二つの部材自体を
ガラスまたは導電性材料で構成してもよいし、部材の表
面(少なくとも接合面)に、ガラスまたは導電性材料を
真空堆積法や塗布法によって成膜してもよい。
【0045】また参考例1〜6及び実施例〜12で
は、陽極接合時の印加電圧は800V(参考例1〜6)
または70V(実施例7〜12)としたが、この範囲に
限定されず、各種条件に応じて良好な接合が行われる範
囲で適宜設定すればよい。また、その他の陽極接合の条
件は、従来より公知の直流電源からの電圧印加による陽
極接合法に関する条件に従い、導電性材料を正としガラ
スに103 〜106 V/cm程度の電界を加えればよ
い。
【0046】また後工程が良好に実施できる様に、陽極
接合前に充填材を部材の溝部に充填してもよいし、陽極
接合後に充填材を液流路に充填してもよい。
【0047】また、液体噴射記録ヘッドの液流路の長さ
(またはノズル長)は、吐出特性を左右するため均一で
なければならない。したがって、吐出口に切断マークを
設け、そのマークを目印にして切断する工程が通常行わ
れる。この切断工程を簡易に実施するには、天板8には
透明のものを用いることが望ましい。またこれが透明で
あると吐出口内のゴミやインク吐出状況が把握できるこ
とからも有利となる。この点から、天板8側にはガラ
ス、ITO膜15、光が透過できる程度に薄くした金属
などの材料を用いることが望ましい。
【0048】また、本発明の記録ヘッドは、上述のよう
に陽極接合を採用するので接合箇所に接着層を有しない
こととなる。
【0049】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも、熱エネルギ−を利用して飛翔液滴を形成し、記
録を行うインクジェット記録方式の記録ヘッド、記録装
置に於いて、優れた効果をもたらすものである。
【0050】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されており、本発明はこれらの基
本的な原理を用いて行なうものが好ましい。この記録方
式は所謂オンデマンド型、コンティニュアス型のいずれ
にも適用可能である。
【0051】この記録方式を簡単に説明すると、液体
(インク)が保持されているシートや液路に対応して配
置されている電気熱変換体に、記録情報に対応して液体
(インク)に核沸騰現象を越え、膜沸騰現象を生じる様
な急速な温度上昇を与えるための少なくとも一つの駆動
信号を印加することによって、熱エネルギーを発生せし
め、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせる。この
様に液体(インク)から電気熱変換体に付与する駆動信
号に一対一対応した気泡を形成出来るため、特にオンデ
マンド型の記録法には有効である。この気泡の成長、収
縮により吐出孔を介して液体(インク)を吐出させて、
少なくとも一つの滴を形成する。この駆動信号をパルス
形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行なわれる
ので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成
でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信号として
は、米国特許第4463359号明細書、同第4345
262号明細書に記載されているようなものが適してい
る。尚、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国
特許第4313124号明細書に記載されている条件を
採用すると、更に優れた記録を行なうことができる。
【0052】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出孔、液流路、電気熱変換
体の組み合わせた構成(直線状液流路又は直角液流路)
の他に、米国特許第4558333号明細書、米国特許
第4459600号明細書に開示されている様に、熱作
用部が屈曲する領域に配置された構成を持つものも本発
明に含まれる。
【0053】加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出孔とする構成を開
示する特開昭59年第123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59年第138461号公報に基づいた
構成においても本発明は有効である。
【0054】更に、本発明が有効に利用される記録ヘッ
ドとしては、記録装置が記録できる記録媒体の最大幅に
対応した長さのフルラインタイプの記録ヘッドがある。
このフルラインヘッドは、上述した明細書に開示されて
いるような記録ヘッドを複数組み合わせることによって
フルライン構成にしたものや、一体的に形成された一個
のフルライン記録ヘッドであっても良い。
【0055】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的に設けられたカートリッ
ジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効で
ある。
【0056】又、本発明の記録装置に、記録ヘッドに対
する回復手段や、予備的な補助手段等を付加すること
は、本発明の記録装置を一層安定にすることができるの
で好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、記
録ヘッドに対しての、キャッピング手段、クリーニング
手段、加圧或は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別
の加熱素子、或はこれらの組み合わせによる予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出モードを行なう
手段を付加することも安定した記録を行なうために有効
である。
【0057】更に、記録装置の記録モードとしては黒色
等の主流色のみを記録するモードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成したものか、複数個の組み合わせて
構成したものかのいずれでも良いが、異なる色の複色カ
ラー又は、混色によるフルカラーの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0058】以上説明した本発明実施例においては、液
体インクを用いて説明しているが、本発明では室温で固
体状であるインクであっても、室温で軟化状態となるイ
ンクであっても用いることができる。上述のインクジェ
ット装置ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものであれば良い。
【0059】加えて、熱エネルギーによるヘッドやイン
クの過剰な昇温をインクの固形状態から液体状態への状
態変化のエネルギーとして使用せしめることで積極的に
防止するか又は、インクの蒸発防止を目的として放置状
態で固化するインクを用いることも出来る。いずれにし
ても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイン
クが液化してインク液状として吐出するものや記録媒体
に到達する時点ではすでに固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質を
持つインクの使用も本発明には適用可能である。
【0060】このようなインクは、特開昭54−568
47号公報あるいは特開昭60−71260号公報に記
載されているような、多孔質シートの凹部又は貫通孔に
液状又は固形物として保持された状態で、電気熱変換体
に対して対向するような形態としても良い。
【0061】本発明において、上述した各インクにたい
して最も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行する
ものである。
【0062】図13は本発明により得られた記録ヘッド
をインクジェットヘッドカートリッジ(IJC) として装着
したインクジェット記録装置(IJRA)の一例を示す外観斜
視図である。
【0063】図において、120 はプラテン124 上に送紙
されてきた記録紙の記録面に対向してインク吐出を行な
うノズル群を具えたインクジェットヘッドカートリッジ
(IJC) である。116 はIJC120 を保持するキャリッジH
Cであり、駆動モータ117 の駆動力を伝達する駆動ベル
ト118 の一部と連結し、互いに平行に配設された2本の
ガイドシャフト119Aおよび119Bと摺動可能とすることに
より、IJC 120 の記録紙の全幅にわたる往復移動が可能
となる。
【0064】126 はヘッド回復装置でありIJC 120 の移
動経路の一端、例えばホームポジションと対向する位置
に配設される。伝動機構123 を介したモータ122 の駆動
力によって、ヘッド回復装置126 を動作せしめ、IJC 12
0 のキャッピングを行なう。このヘッド回復装置126 の
キャップ部126AによるIJC 120のキャッピングに関連さ
せて、ヘッド回復装置126 内に設けた適宜の吸引手段に
よるインク吸引もしくはIJC 120 へのインク供給経路に
設けた適宜の加圧手段によるインク圧送を行ない、イン
クを吐出口より強制的に排出させることによりノズル内
の増粘インクを除去する等の吐出回復処理を行なう。ま
た、記録終了時等にキャッピングを施すことによりIJC
が保護される。
【0065】130 はヘッド回復装置126 の側面に配置さ
れ、シリコンゴムで形成されるワイピング部材としての
ブレードである。ブレード131 は、ブレード保持部材13
1Aにカンチレバー形態で保持され、ヘッド回復装置126
と同様、モータ122 および伝導機構123 によって動作
し、IJC 120 の吐出面との係合が可能となる。これによ
り、IJC 120 の記録動作における適切なタイミングで、
あるいはヘッド回復装置126 を用いた吐出回復処理後
に、ブレード131 をIJC 120 の移動経路中に突出させ、
IJC 120 の移動動作に伴ってIJC 120 の吐出面における
結露、濡れあるいは塵埃等をふきとるものである。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、接合す
べき流路形成用部材の接合面の一方をガラスから構成
し、他方を導電性材料から構成するので、陽極接合が良
好に行われ得る、液流路を構成する部材間の接合強度が
十分に強く、均一形状の液流路および吐出口を有し、透
明天板が使用可能であり、インク吐出量のばらつきの無
い優れた品位の印字が可能な液体噴射記録ヘッドであ
る。
【0067】また、本発明の記録ヘッドの製造方法は、
上述の記録ヘッドを、基体材料の選択幅を広くでき且つ
簡易に製造できるものである。
【0068】また更に、接合面のガラス材料として薄膜
の低融点ガラスを用いれば、100℃程度の低温で陽極
接合が可能となり、ガラス層に薄膜を用いれば70V程
度の低電圧での接合が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】参考例1における液流路の製造例を示す工程図
である。
【図2】参考例2における液流路の構成を示す模式的部
分断面図である。
【図3】参考例3における液流路の構成を示す模式的部
分断面図である。
【図4】参考例4における液流路の構成を示す模式的部
分断面図である。
【図5】参考例5における液流路の構成を示す模式的部
分断面図である。
【図6】参考例6における液流路の構成を示す模式的部
分断面図である。
【図7】実施例7における液流路の構成を示す模式的部
分断面図である。
【図8】実施例8における液流路の構成を示す模式的部
分断面図である。
【図9】実施例9における液流路の構成を示す模式的部
分断面図である。
【図10】実施例10における液流路の構成を示す模式
的部分断面図である。
【図11】実施例11における液流路の構成を示す模式
的部分断面図である。
【図12】実施例12における液流路の構成を示す模式
的部分断面図である。
【図13】本発明の液体噴射記録装置の一例を示す斜視
図である。
【図14】従来の液体噴射記録ヘッドの液流路の構成の
一例を示す模式的部分断面図である。
【図15】従来の液体噴射記録ヘッドの液流路の構成の
一例を示す模式的部分断面図である。
【符号の説明】
1 基体 2 発熱素子 3 電極材 4 保護膜 5 耐キャビテーション膜 6 インク通路壁 7 ニッケルメッキ 8 天板 9 吐出口 10 直流電源 11 シランカップリング剤 12 液体レジスト 13 SiO2 層 14 Ta膜 15 ITO膜 16 低融点ガラス層 17 ドライフィルムフォトレジスト 116 キャリッジ 117 駆動モータ 118 駆動ベルト 119A、119B ガイドシャフト 120 インクジェットヘッドカートリッジ 122 クリーニング用モータ 123 伝動機構 124 プラテン 126 キャップ部材 130 ブレード 130A ブレード保持部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 寿 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 川尻 幸雄 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 鈴木 工 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 柴田 誠 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−224740(JP,A) 特開 平2−129528(JP,A) 特開 昭61−35967(JP,A) 特開 昭54−146633(JP,A) 特開 平2−80252(JP,A) 特開 平3−211058(JP,A) 特開 昭60−264256(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/05 B41J 2/16

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溝部を有する部材と平面を有する部材と
    を接合して成る液流路を有し、該溝部を有する部材には
    該溝の底部に液体を吐出するための電気熱変換体が設け
    られている液体噴射記録ヘッドにおいて、該溝部を有す
    る部材および該平面を有する部材のうちの一方の部材の
    接合面を導電層を介して融点が100℃以下の低融点ガ
    ラス薄膜で構成し、他方の部材の接合面が導電性材料か
    ら成ることを特徴とする液体噴射記録ヘッド。
  2. 【請求項2】 溝部を有する部材と平面を有する部材と
    の接合箇所に接着層を有しない請求項1に記載の液体噴
    射記録ヘッド。
  3. 【請求項3】 低融点ガラス薄膜の膜厚が1〜5μmで
    あるである請求項1に記載の液体噴射記録ヘッド。
  4. 【請求項4】 溝部を有する部材と平面を有する部材と
    を接合して成る液流路を有し、該溝部を有する部材には
    該溝の底部に液体を吐出するための電気熱変換体が設け
    られている液体噴射記録ヘッドの製造方法において、該
    溝部を有する部材および該平面を有する部材のうちの一
    方の部材の接合面を導電層を介して融点が100℃以下
    の低融点ガラス薄膜で構成し、他方の部材の接合面を導
    電性材料で構成し、該低融点ガラスと該導電性材料とを
    陽極接合により接合する工程を有することを特徴とする
    液体噴射記録ヘッドの製造方法。
  5. 【請求項5】 低融点ガラス薄膜の膜厚が1〜5μmで
    あるである請求項4に記載の液体噴射記録ヘッド。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の記録ヘッドと、該ヘッ
    ドを載置するための部材とを少なくとも具備することを
    特徴とする液体噴射記録装置。
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