JP3283674B2 - 車両用空気調和装置のためのブロア装置 - Google Patents
車両用空気調和装置のためのブロア装置Info
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- JP3283674B2 JP3283674B2 JP33982393A JP33982393A JP3283674B2 JP 3283674 B2 JP3283674 B2 JP 3283674B2 JP 33982393 A JP33982393 A JP 33982393A JP 33982393 A JP33982393 A JP 33982393A JP 3283674 B2 JP3283674 B2 JP 3283674B2
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- blower
- motor
- rotation speed
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P6/00—Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
- H02P6/34—Modelling or simulation for control purposes
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S388/00—Electricity: motor control systems
- Y10S388/907—Specific control circuit element or device
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10S388/915—Sawtooth or ramp waveform generator
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ブロアの回転ロック検
出機能を備えた、車両用空気調和装置のためのブロア装
置に関する。
出機能を備えた、車両用空気調和装置のためのブロア装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】車両用空気調和装置に用いられているブ
ロア装置において、例えばその吸入口から異物が吸入さ
れる等の理由により、ブロアモータに駆動電流が供給さ
れているにも拘らずブロアの回転が停止してしまう所謂
モータのロック状態が生じた場合、モータへの電力供給
を速やかに停止させ、モータ或いはその周辺回路が損傷
するのを未然に防止することが要求されている。このた
め、従来の装置においてはモータがロック状態となった
か否かを検出するロック検出回路が設けられている（例
えば特開平３−１９５３８９号公報）。この種の従来の
ロック検出回路は、モータがロックされているか否かを
所与の判定時間内で判定し、モータがロックされている
と判定された場合には所定時間後にモータへの電力供給
を停止する構成となっている。
ロア装置において、例えばその吸入口から異物が吸入さ
れる等の理由により、ブロアモータに駆動電流が供給さ
れているにも拘らずブロアの回転が停止してしまう所謂
モータのロック状態が生じた場合、モータへの電力供給
を速やかに停止させ、モータ或いはその周辺回路が損傷
するのを未然に防止することが要求されている。このた
め、従来の装置においてはモータがロック状態となった
か否かを検出するロック検出回路が設けられている（例
えば特開平３−１９５３８９号公報）。この種の従来の
ロック検出回路は、モータがロックされているか否かを
所与の判定時間内で判定し、モータがロックされている
と判定された場合には所定時間後にモータへの電力供給
を停止する構成となっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の如く
構成されたロック検出回路が設けられている従来のブロ
ア装置によると、低回転速度に設定されておりモータが
起動するまでの時間が長い場合には、これに見合った比
較的長い判定時間がモータロックの誤判別を避けるため
に必要となる。しかし、判定時間を低回転速度設定時に
合わせて長く設定してしまうと、高回転速度設定時にお
いてモータのロック状態が生じた場合、モータへの電流
が遮断されるまでの間にその駆動回路で大きな電力が消
費されてしまい、モータ駆動コイル通電制御用の半導体
素子等が破損してしまう虞が生じることになる。一方、
高回転速度設定時における上述の不具合を回避しようと
して判定時間を短く設定すると、低回転速度設定時にお
いてモータが起動するまでの間にモータがロック状態に
あると誤判定されてしまうと言う問題が生じることにな
る。
構成されたロック検出回路が設けられている従来のブロ
ア装置によると、低回転速度に設定されておりモータが
起動するまでの時間が長い場合には、これに見合った比
較的長い判定時間がモータロックの誤判別を避けるため
に必要となる。しかし、判定時間を低回転速度設定時に
合わせて長く設定してしまうと、高回転速度設定時にお
いてモータのロック状態が生じた場合、モータへの電流
が遮断されるまでの間にその駆動回路で大きな電力が消
費されてしまい、モータ駆動コイル通電制御用の半導体
素子等が破損してしまう虞が生じることになる。一方、
高回転速度設定時における上述の不具合を回避しようと
して判定時間を短く設定すると、低回転速度設定時にお
いてモータが起動するまでの間にモータがロック状態に
あると誤判定されてしまうと言う問題が生じることにな
る。
【０００４】本発明の目的は、したがって、従来技術に
おける上述の問題点を解決することができる、車両用空
気調和装置のためのブロア装置を提供することにある。
おける上述の問題点を解決することができる、車両用空
気調和装置のためのブロア装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の特徴は、ブロアの回転速度の設定値に基づい
てロック検出のための判定時間を決定し、回転速度設定
値が低い時は、判定時間が長く、回転速度設定値が高い
時は、判定時間を短くするようにした点にある。
の本発明の特徴は、ブロアの回転速度の設定値に基づい
てロック検出のための判定時間を決定し、回転速度設定
値が低い時は、判定時間が長く、回転速度設定値が高い
時は、判定時間を短くするようにした点にある。
【０００６】
【作用】回転速度の設定値が低い場合には判定時間が長
くされ、低回転起動時において起動時間が長くなっても
モータの回転がロックされているか否かの確実な判定の
ために充分な時間が与えられる。一方、回転速度の設定
値が高い場合には、判定時間が短くされ、高速回転時に
おいてモータがロックされた場合これを短時間のうちに
検出し、駆動回路等に大きな損傷が生じるのを確実に回
避させることができる。
くされ、低回転起動時において起動時間が長くなっても
モータの回転がロックされているか否かの確実な判定の
ために充分な時間が与えられる。一方、回転速度の設定
値が高い場合には、判定時間が短くされ、高速回転時に
おいてモータがロックされた場合これを短時間のうちに
検出し、駆動回路等に大きな損傷が生じるのを確実に回
避させることができる。
【０００７】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
き詳細に説明する。
き詳細に説明する。
【０００８】図１には、ブラシレスモータＭによってブ
ロアＢを回転駆動するようにした、車両用空気調和装置
のための本発明によるブロア装置の一実施例のブロック
図が示されている。ブロア装置１において、２はブラシ
レスモータＭのロータＲの位置を検出するための位置検
出回路であり、ホール素子３とホールアンプ４とから成
る公知の構成の回路である。ホールアンプ４からのホー
ル出力Ｈは相切換回路５に入力されている。相切換回路
５は、ブラシレスモータＭのステータコイルＣ１、Ｃ２
に流す電流をそれぞれオン、オフするためのトランジス
タＴ１、Ｔ２をホール出力Ｈのレベル位置に従って通電
制御し、ステータコイルＣ１、Ｃ２に所定のタイミング
で駆動電流を位相を異ならせてそれぞれ供給する公知の
回路である。
ロアＢを回転駆動するようにした、車両用空気調和装置
のための本発明によるブロア装置の一実施例のブロック
図が示されている。ブロア装置１において、２はブラシ
レスモータＭのロータＲの位置を検出するための位置検
出回路であり、ホール素子３とホールアンプ４とから成
る公知の構成の回路である。ホールアンプ４からのホー
ル出力Ｈは相切換回路５に入力されている。相切換回路
５は、ブラシレスモータＭのステータコイルＣ１、Ｃ２
に流す電流をそれぞれオン、オフするためのトランジス
タＴ１、Ｔ２をホール出力Ｈのレベル位置に従って通電
制御し、ステータコイルＣ１、Ｃ２に所定のタイミング
で駆動電流を位相を異ならせてそれぞれ供給する公知の
回路である。
【０００９】符号６で示されるのはブラシレスモータＭ
の回転速度の設定値を定めるための回転設定部であり、
回転設定部６からはその設定値を示す速度設定電圧Ｓが
出力され、速度設定電圧Ｓは相切換回路５に供給されて
いる。
の回転速度の設定値を定めるための回転設定部であり、
回転設定部６からはその設定値を示す速度設定電圧Ｓが
出力され、速度設定電圧Ｓは相切換回路５に供給されて
いる。
【００１０】ブロア装置１は、ブラシレスモータＭに駆
動のための電流が供給されているにも拘らずブラシレス
モータＭの回転が停止しているモータロック状態が生じ
ているか否かを判定し、モータロック状態が生じている
ことが判定された場合にステータコイルＣ１、Ｃ２に供
給される駆動電流を制限するためのロック判定回路７を
具えている。ロック判定回路７には速度設定電圧Ｓとホ
ール出力Ｈとが入力されており、これらの入力に応答し
てブラシレスモータＭがロック状態にあるか否かが判定
され、ブラシレスモータＭがロック状態になっていると
判定された場合にステータコイルＣ１、Ｃ２に供給され
る駆動電流のレベルを所定値以下に制限する、電流制御
信号Ｌが出力される。
動のための電流が供給されているにも拘らずブラシレス
モータＭの回転が停止しているモータロック状態が生じ
ているか否かを判定し、モータロック状態が生じている
ことが判定された場合にステータコイルＣ１、Ｃ２に供
給される駆動電流を制限するためのロック判定回路７を
具えている。ロック判定回路７には速度設定電圧Ｓとホ
ール出力Ｈとが入力されており、これらの入力に応答し
てブラシレスモータＭがロック状態にあるか否かが判定
され、ブラシレスモータＭがロック状態になっていると
判定された場合にステータコイルＣ１、Ｃ２に供給され
る駆動電流のレベルを所定値以下に制限する、電流制御
信号Ｌが出力される。
【００１１】図２を参照すると、回転設定部６は固定端
子Ｔ１、Ｔ２に図示しない直流安定化電源からの直流電
圧＋Ｖが印加されている可変抵抗器８を有し、その可動
端子Ｔ３から得られる分圧電圧がバッファアンプ９を介
して速度設定電圧Ｓとして取り出される構成である。こ
の回転設定部６は、図３に示される如く、可変抵抗器８
により設定される回転速度値を高回転速度に設定するに
従って速度設定電圧Ｓのレベルが増大するように構成さ
れている。
子Ｔ１、Ｔ２に図示しない直流安定化電源からの直流電
圧＋Ｖが印加されている可変抵抗器８を有し、その可動
端子Ｔ３から得られる分圧電圧がバッファアンプ９を介
して速度設定電圧Ｓとして取り出される構成である。こ
の回転設定部６は、図３に示される如く、可変抵抗器８
により設定される回転速度値を高回転速度に設定するに
従って速度設定電圧Ｓのレベルが増大するように構成さ
れている。
【００１２】次に、図４を参照してロック判定回路７の
構成について説明する。ロック判定回路７は図示しない
安定化直流電源からの直流電圧＋Ｖを受け取っており、
速度設定電圧Ｓをレベル反転して増幅するための反転増
幅回路２０と、ホール出力Ｈに応答しロータＲの回転に
応じて波高値が定まる検出出力信号Ｋを出力する信号処
理回路３０と、検出出力信号Ｋを反転増幅回路２０から
の反転出力電圧ＲＳとレベル比較する比較回路４０とを
有している。
構成について説明する。ロック判定回路７は図示しない
安定化直流電源からの直流電圧＋Ｖを受け取っており、
速度設定電圧Ｓをレベル反転して増幅するための反転増
幅回路２０と、ホール出力Ｈに応答しロータＲの回転に
応じて波高値が定まる検出出力信号Ｋを出力する信号処
理回路３０と、検出出力信号Ｋを反転増幅回路２０から
の反転出力電圧ＲＳとレベル比較する比較回路４０とを
有している。
【００１３】反転増幅回路２０は、演算増幅器２１及び
抵抗器２２乃至２５から成る公知の反転増幅回路であ
り、反転出力電圧ＲＳのレベルは設定回転速度値が高い
ほど低くなる（図５参照）。
抵抗器２２乃至２５から成る公知の反転増幅回路であ
り、反転出力電圧ＲＳのレベルは設定回転速度値が高い
ほど低くなる（図５参照）。
【００１４】信号処理回路３０は、略矩形波に近いホー
ル出力Ｈを積分するため、コンデンサ３１及び抵抗器３
２、３３から成る積分回路３４を具え、該積分回路３４
からの出力によりトランジスタ３５をオン、オフ制御す
る構成となっている。トランジスタ３５のエミッタはア
ースされ、そのコレクタには抵抗器３６、３７を介して
直流電流＋Ｖが印加されている。抵抗器３６、３７の接
続点３９はコンデンサ３８を介してアースされている。
したがって、接続点３９からはホール出力Ｈの周期に応
じて波高値が変化する鋸歯状波の検出出力信号Ｋを取り
出すことができる。
ル出力Ｈを積分するため、コンデンサ３１及び抵抗器３
２、３３から成る積分回路３４を具え、該積分回路３４
からの出力によりトランジスタ３５をオン、オフ制御す
る構成となっている。トランジスタ３５のエミッタはア
ースされ、そのコレクタには抵抗器３６、３７を介して
直流電流＋Ｖが印加されている。抵抗器３６、３７の接
続点３９はコンデンサ３８を介してアースされている。
したがって、接続点３９からはホール出力Ｈの周期に応
じて波高値が変化する鋸歯状波の検出出力信号Ｋを取り
出すことができる。
【００１５】比較回路４０は電圧比較器４１から成り、
その＋入力には反転出力電圧ＲＳが印加され、その一入
力には検出出力信号Ｋが印加されている。
その＋入力には反転出力電圧ＲＳが印加され、その一入
力には検出出力信号Ｋが印加されている。
【００１６】次に図６、図７を参照して比較回路４０の
作動について説明する。ブラシレスモータＭの設定回転
速度が高い場合には、反転出力電圧ＲＳのレベルは比較
的低い値に設定される。この場合においてブラシレスモ
ータＭが設定速度に応じた高速度で回転していると、鋸
歯状波の検出出力信号Ｋの繰り返し周期は短く、且つそ
の波高値は小さい。この状態が図６に示されている。し
たがって、何等かの理由でブラシレスモータＭがロック
状態となると、検出出力信号Ｋのレベルが図６に実線で
示されるように上昇し、短時間で反転出力電圧ＲＳのレ
ベルよりも大きくなる。この結果、電圧比較器４１から
出力される電流制御信号Ｌのレベルが低レベル状態とな
り、相切換回路５がこれに応答して所要の電流制限動作
を実行するので、ブラシレスモータＭ及びその周辺回路
の損傷を未然に防止することができる。
作動について説明する。ブラシレスモータＭの設定回転
速度が高い場合には、反転出力電圧ＲＳのレベルは比較
的低い値に設定される。この場合においてブラシレスモ
ータＭが設定速度に応じた高速度で回転していると、鋸
歯状波の検出出力信号Ｋの繰り返し周期は短く、且つそ
の波高値は小さい。この状態が図６に示されている。し
たがって、何等かの理由でブラシレスモータＭがロック
状態となると、検出出力信号Ｋのレベルが図６に実線で
示されるように上昇し、短時間で反転出力電圧ＲＳのレ
ベルよりも大きくなる。この結果、電圧比較器４１から
出力される電流制御信号Ｌのレベルが低レベル状態とな
り、相切換回路５がこれに応答して所要の電流制限動作
を実行するので、ブラシレスモータＭ及びその周辺回路
の損傷を未然に防止することができる。
【００１７】一方、ブラシレスモータＭの設定回転速度
が低い場合には、反転出力電圧ＲＳのレベルは、図７か
ら判るように、図６に示す場合に比べて大きな値に設定
される。ブラシレスモータＭがこの設定に応じて低回転
速度で回転していると、検出出力信号Ｋの繰り返し周期
は長く、図７に示されるように、且つその波高値は図６
の場合に比べて大きくなっている。この状態において何
等かの理由でブラシレスモータＭがロックされると、検
出出力信号Ｋのレベルが図７中点線で示されるように上
昇し、図６の場合よりは時間をかけて反転出力電圧ＲＳ
のレベルよりも大きくなり、これにより電流制御信号Ｌ
のレベルが低レベル状態となる。
が低い場合には、反転出力電圧ＲＳのレベルは、図７か
ら判るように、図６に示す場合に比べて大きな値に設定
される。ブラシレスモータＭがこの設定に応じて低回転
速度で回転していると、検出出力信号Ｋの繰り返し周期
は長く、図７に示されるように、且つその波高値は図６
の場合に比べて大きくなっている。この状態において何
等かの理由でブラシレスモータＭがロックされると、検
出出力信号Ｋのレベルが図７中点線で示されるように上
昇し、図６の場合よりは時間をかけて反転出力電圧ＲＳ
のレベルよりも大きくなり、これにより電流制御信号Ｌ
のレベルが低レベル状態となる。
【００１８】上記説明から判るように、検出出力信号Ｋ
は、ブラシレスモータＭが回転している間は鋸歯状波と
なっているが、ブラシレスモータＭがロックされてしま
うとそのレベルが電源電圧＋Ｖまで上昇し続ける信号と
され、一方、この検出出力信号Ｋと比較すべき基準電圧
を、所定の一定レベル電圧でなしに、ブラシレスモータ
Ｍの設定回転速度に応じてその基準電圧レベルが図６、
図７で説明したように変更される反転出力電圧ＲＳとし
たので、ブラシレスモータＭが高速回転している場合に
はロック状態の判定が短時間（図６のＴＡ）のうちに行
われ、一方、ブラシレスモータＭが低速回転している場
合にはロック状態の判定がそれより長い時間（図７のＴ
Ｂ）をかけて行われることになる。この結果、ブロア装
置の低速回転設定時における起動時間の誤動作を有効に
防止することができる上に、高速回転時においては、モ
ータのロックを短時間のうちに判定することができる。
は、ブラシレスモータＭが回転している間は鋸歯状波と
なっているが、ブラシレスモータＭがロックされてしま
うとそのレベルが電源電圧＋Ｖまで上昇し続ける信号と
され、一方、この検出出力信号Ｋと比較すべき基準電圧
を、所定の一定レベル電圧でなしに、ブラシレスモータ
Ｍの設定回転速度に応じてその基準電圧レベルが図６、
図７で説明したように変更される反転出力電圧ＲＳとし
たので、ブラシレスモータＭが高速回転している場合に
はロック状態の判定が短時間（図６のＴＡ）のうちに行
われ、一方、ブラシレスモータＭが低速回転している場
合にはロック状態の判定がそれより長い時間（図７のＴ
Ｂ）をかけて行われることになる。この結果、ブロア装
置の低速回転設定時における起動時間の誤動作を有効に
防止することができる上に、高速回転時においては、モ
ータのロックを短時間のうちに判定することができる。
【００１９】
【発明の効果】本発明によれば、上述の如く、ブロアの
回転速度の設定値に基づいてロック検出のための判定時
間を決定し、回転速度設定値が低い時は、判定時間が長
く、回転速度設定値が高い時は、判定時間を短くするよ
うにしたので、ブロア装置の低速回転設定時における起
動時間の該動作を有効に防止することができる上に、高
速回転時においては、モータのロックを短時間のうちに
判定することができると言う優れた効果を奏する。
回転速度の設定値に基づいてロック検出のための判定時
間を決定し、回転速度設定値が低い時は、判定時間が長
く、回転速度設定値が高い時は、判定時間を短くするよ
うにしたので、ブロア装置の低速回転設定時における起
動時間の該動作を有効に防止することができる上に、高
速回転時においては、モータのロックを短時間のうちに
判定することができると言う優れた効果を奏する。
【図１】本発明によるブロア装置の一実施例を示すブロ
ック図。
ック図。
【図２】図１の回転設定部の詳細回路図。
【図３】図２に示した回転設定部の出力特性を示すグラ
フ。
フ。
【図４】図１のロック判定回路の詳細回路図。
【図５】図４の反転増幅回路の出力特性を示すグラフ。
【図６】図４に示すロック判定回路におけるモータ高速
回転時の作動を説明するための説明図。
回転時の作動を説明するための説明図。
【図７】図４に示するロック判定回路におけるモータ低
速回転時の作動を説明するための説明図。
速回転時の作動を説明するための説明図。
１ ブロア装置 ２ 位置検出回路 ６ 回転設定部 Ｓ 速度設定電圧 ７ ロック判定回路７ ２０ 反転増幅回路 ３０ 信号処理回路 ４０ 比較回路 Ｂ ブロア Ｈ ホール出力 Ｍ ブラシレスモータ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H02P 6/00 B60H 1/32
Claims (2)
- 【請求項１】 車両用空気調和装置のためのブロア装
置において、ブロアと、該ブロアを回転駆動するための
モータと、ブロア回転速度を設定するための設定器と、
前記モータのロータ位置を検出するための位置検出回路
と、該位置検出回路からの出力に応答して前記モータが
ロック状態にあるか否かを判定するロック判定回路とを
具備して成り、前記設定器において設定されるブロアの
回転速度設定値に応答し前記ロック判定回路における前
記モータの回転ロック検出のための判定時間を回転速度
設定値が高くなる程短くなるように設定するようにした
ことを特徴とする車両用空気調和装置のためのブロア装
置。 - 【請求項２】 車両用空気調和装置のためのブロア装
置において、ブロアと、該ブロアを回転駆動するための
ブラシレスモータと、ブロア回転速度を設定するための
設定器と、前記ブラシレスモータのロータ位置を検出す
るためのホール素子からのホール出力の積分出力を基準
レベルと比較することにより前記ブラシレスモータがロ
ック状態にあるか否かを判定するロック判定回路とを具
備して成り、前記ブラシレスモータの回転ロック検出の
ための判定時間が回転速度設定値が高くなる程短くなる
ように設定されるよう前記設定器において設定されるブ
ロアの回転速度設定値に応答して前記基準レベルが変更
されるようにしたことを特徴とする車両用空気調和装置
のためのブロア装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33982393A JP3283674B2 (ja) | 1993-12-07 | 1993-12-07 | 車両用空気調和装置のためのブロア装置 |
| US08/354,045 US5554913A (en) | 1993-12-07 | 1994-12-06 | Blower system for vehicle air-conditioners |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33982393A JP3283674B2 (ja) | 1993-12-07 | 1993-12-07 | 車両用空気調和装置のためのブロア装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07163178A JPH07163178A (ja) | 1995-06-23 |
| JP3283674B2 true JP3283674B2 (ja) | 2002-05-20 |
Family
ID=18331160
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33982393A Expired - Fee Related JP3283674B2 (ja) | 1993-12-07 | 1993-12-07 | 車両用空気調和装置のためのブロア装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5554913A (ja) |
| JP (1) | JP3283674B2 (ja) |
Families Citing this family (28)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TW338585U (en) * | 1997-07-15 | 1998-08-11 | Asia Vital Components Co Ltd | Improvement on a non-carbon brush DC fan |
| EP0963034A1 (en) * | 1998-06-05 | 1999-12-08 | Hsin-Mao Hsieh | Drive circuit with signal detection capability for a DC brushless fan motor |
| US6011368A (en) * | 1999-03-30 | 2000-01-04 | Dana Corporation | Sensorless detection of a locked rotor in a switched reluctance motor |
| US6373211B1 (en) | 1999-09-17 | 2002-04-16 | Delphi Technologies, Inc. | Extended speed range operation of permanent magnet brushless machines using optimal phase angle control in the voltage mode operation |
| US6273465B1 (en) * | 1999-09-24 | 2001-08-14 | Steven B. Cress | Resilient airbag method and apparatus |
| US6647329B2 (en) | 2000-04-07 | 2003-11-11 | Delphi Technologies, Inc. | Damping of voltage-controlled brushless motors for electric power steering systems |
| US6498451B1 (en) | 2000-09-06 | 2002-12-24 | Delphi Technologies, Inc. | Torque ripple free electric power steering |
| US6566829B1 (en) | 2000-09-07 | 2003-05-20 | Delphi Technologies, Inc. | Method and apparatus for torque control of a machine |
| US7188701B2 (en) * | 2001-06-08 | 2007-03-13 | Delphi Technologies, Inc. | Velocity compensation control for electric steering systems |
| US7071649B2 (en) | 2001-08-17 | 2006-07-04 | Delphi Technologies, Inc. | Active temperature estimation for electric machines |
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