JP3282299B2 - 高周波加熱装置 - Google Patents
高周波加熱装置Info
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- JP3282299B2 JP3282299B2 JP17311193A JP17311193A JP3282299B2 JP 3282299 B2 JP3282299 B2 JP 3282299B2 JP 17311193 A JP17311193 A JP 17311193A JP 17311193 A JP17311193 A JP 17311193A JP 3282299 B2 JP3282299 B2 JP 3282299B2
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- Japan
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- heating
- temperature
- heating chamber
- heater
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- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロ波加熱によるレ
ンジ調理機能と、ヒータ加熱によるオーブン調理機能と
を備えた高周波加熱装置に関するものである。
ンジ調理機能と、ヒータ加熱によるオーブン調理機能と
を備えた高周波加熱装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の高周波加熱装置は高周波加熱装置
の特徴を充分活かして、調理をより早く、よりおいしく
する為に、マイクロ波加熱とヒータ加熱を交互に行なっ
ている。具体的には、食品の種類や分量に応じて、設定
する温度及び、マイクロ波加熱とヒータ加熱との配分等
の調理データを予めマイクロコンピューターに記憶させ
ておき、使用者が選択する食品に対応する調理データ
と、マイクロ波加熱とヒータ加熱を交互におこなってい
る時に、温度検出手段により検出される加熱室内の温度
とをマイクロコンピューターで処理する事により、加熱
時間を自動制御するように構成されている。
の特徴を充分活かして、調理をより早く、よりおいしく
する為に、マイクロ波加熱とヒータ加熱を交互に行なっ
ている。具体的には、食品の種類や分量に応じて、設定
する温度及び、マイクロ波加熱とヒータ加熱との配分等
の調理データを予めマイクロコンピューターに記憶させ
ておき、使用者が選択する食品に対応する調理データ
と、マイクロ波加熱とヒータ加熱を交互におこなってい
る時に、温度検出手段により検出される加熱室内の温度
とをマイクロコンピューターで処理する事により、加熱
時間を自動制御するように構成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の構
成ではマイクロ波加熱の時に、マイクロ波加熱手段の冷
却の為、送風手段を動作させる必要がある。それに伴い
加熱室内にも送風されるので、前記温度検出手段で加熱
室内の温度を検出するのでなく、前記ヒータ加熱手段の
温度を検出してしまう為に、設定温度に到達するのが早
くなり、調理が加熱不足になってしまうという課題があ
った。
成ではマイクロ波加熱の時に、マイクロ波加熱手段の冷
却の為、送風手段を動作させる必要がある。それに伴い
加熱室内にも送風されるので、前記温度検出手段で加熱
室内の温度を検出するのでなく、前記ヒータ加熱手段の
温度を検出してしまう為に、設定温度に到達するのが早
くなり、調理が加熱不足になってしまうという課題があ
った。
【０００４】本発明は上記課題を解決するもので、マイ
クロ波加熱の時、すなわち送風手段が動作している時の
加熱室内の温度は無視して、ヒータ加熱している時の加
熱室内の温度が安定しているときのデータのみをもちい
て自動制御することを目的としたものである。
クロ波加熱の時、すなわち送風手段が動作している時の
加熱室内の温度は無視して、ヒータ加熱している時の加
熱室内の温度が安定しているときのデータのみをもちい
て自動制御することを目的としたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため加熱室と、前記加熱室の開口部にとりつけられ
たドアと、前記加熱室内の食品を加熱するマイクロ波加
熱手段と、同じく食品を加熱するヒータ加熱手段と、前
記マイクロ波加熱手段の冷却及び、前記加熱室内への送
風を行う送風手段と、前記加熱室内の温度を検出する温
度検出手段と、前記温度検出手段より検出された前記加
熱室内の温度が所定値に達すると加熱を終了する加熱決
定手段とを備え、前記加熱決定手段は前記送風手段の動
作時およびその停止後所定時間は前記温度検出手段によ
って検出された前記加熱室内の温度には応答しない構成
とした。
するため加熱室と、前記加熱室の開口部にとりつけられ
たドアと、前記加熱室内の食品を加熱するマイクロ波加
熱手段と、同じく食品を加熱するヒータ加熱手段と、前
記マイクロ波加熱手段の冷却及び、前記加熱室内への送
風を行う送風手段と、前記加熱室内の温度を検出する温
度検出手段と、前記温度検出手段より検出された前記加
熱室内の温度が所定値に達すると加熱を終了する加熱決
定手段とを備え、前記加熱決定手段は前記送風手段の動
作時およびその停止後所定時間は前記温度検出手段によ
って検出された前記加熱室内の温度には応答しない構成
とした。
【０００６】
【作用】本発明は前記構成によって、マイクロ波加熱の
時、すなわち送風手段が動作している時の加熱室内の温
度は無視して、ヒータ加熱している時の加熱室内の温度
が安定しているときのデータをもちいて自動制御し加熱
時間を決定するため、調理を確実に行なうことができ
る。
時、すなわち送風手段が動作している時の加熱室内の温
度は無視して、ヒータ加熱している時の加熱室内の温度
が安定しているときのデータをもちいて自動制御し加熱
時間を決定するため、調理を確実に行なうことができ
る。
【０００７】
【実施例】以下本発明の一実施例におけるを高周波加熱
装置について図面１に基づいて説明する。
装置について図面１に基づいて説明する。
【０００８】図１及び図２に示すように、加熱室１の開
口部２にドア３が設けられている。加熱室１の前面に操
作パネル４が設けられ、加熱室１の上下にヒータ５が設
けられ、さらに側面にはマグネトロン６と送風手段８が
設けられている。ここで、加熱室１内に食品を載置し、
操作パネル４を操作すると、前記食品はヒータ５及びマ
グネトロン６により加熱調理される。７は加熱室１内の
温度を検出する温度検出手段で、例えばサーミスタのよ
うなものである。９は加熱決定時間等を含む制御部であ
る。以下に前記構成による高周波加熱装置のオーブン調
理機能の動作を図３のフローチャートを用いて説明す
る。ＴＡはヒータ５出力時間、ＴＢはマグネトロン６出
力時間、ＴＣは温度検出手段７で取り込んだデータを無
効とする時間としている。まず、使用者は操作パネル４
で食品の種類を選択し調理を開始すると、ステップ１で
マグネトロン６が出力しているかどうか判断し、マグネ
トロン６が出力中であればステップ２へ、マグネトロン
６が出力しておらずヒータ５が出力中であればステップ
６の動作をする。ステップ２でＴＢ＝０かどうか判断し
てＴＢ＝０であればステップ３でマグネトロン６の出力
からヒータ５の出力に切り換え、送風手段８を停止す
る。ここでＴＢ＝０でなければマグネトロン６の出力の
ままである。こうする事でＴＢ秒間マグネトロン６は出
力する。ステップ４でヒータ５の出力時間のＴＡ秒を設
定し、ステップ５でマグネロン６の出力からヒータ５の
出力に切り換えて温度検出手段７で取り込んだデータを
無効とする時間ＴＣ秒を設定する。ステップ６でＴＡ＝
０かどうか判断してＴＡ＝０であればステップ７でヒー
タ５の出力からマグネトロン６の出力に切り換え、送風
手段８を動作させる。こうする事でＴＡ秒間ヒータ５が
出力する。ステップ８でマグネトロン６の出力時間ＴＢ
秒を設定する。こうする事で、図４に示すようにヒータ
５の出力とマグネロンロン６、送風手段８が交互に動作
する。この様な動作をした時の温度検出手段７で取り込
まれるデータは図４に示すようになる。送風手段８が動
作する事で、加熱室内の温度ではなく、ヒータ５の温度
を検出してしまう。この為、ＴＢ＋ＴＣ秒間のデータは
無視する必要がある。ステップ９でＴＣ＝０かどうか判
断してＴＣ＝０であればステップ１０で温度検出手段７
で取り込んだ温度が設定温度に到達すれば加熱決定手段
により調理を終了させる。
口部２にドア３が設けられている。加熱室１の前面に操
作パネル４が設けられ、加熱室１の上下にヒータ５が設
けられ、さらに側面にはマグネトロン６と送風手段８が
設けられている。ここで、加熱室１内に食品を載置し、
操作パネル４を操作すると、前記食品はヒータ５及びマ
グネトロン６により加熱調理される。７は加熱室１内の
温度を検出する温度検出手段で、例えばサーミスタのよ
うなものである。９は加熱決定時間等を含む制御部であ
る。以下に前記構成による高周波加熱装置のオーブン調
理機能の動作を図３のフローチャートを用いて説明す
る。ＴＡはヒータ５出力時間、ＴＢはマグネトロン６出
力時間、ＴＣは温度検出手段７で取り込んだデータを無
効とする時間としている。まず、使用者は操作パネル４
で食品の種類を選択し調理を開始すると、ステップ１で
マグネトロン６が出力しているかどうか判断し、マグネ
トロン６が出力中であればステップ２へ、マグネトロン
６が出力しておらずヒータ５が出力中であればステップ
６の動作をする。ステップ２でＴＢ＝０かどうか判断し
てＴＢ＝０であればステップ３でマグネトロン６の出力
からヒータ５の出力に切り換え、送風手段８を停止す
る。ここでＴＢ＝０でなければマグネトロン６の出力の
ままである。こうする事でＴＢ秒間マグネトロン６は出
力する。ステップ４でヒータ５の出力時間のＴＡ秒を設
定し、ステップ５でマグネロン６の出力からヒータ５の
出力に切り換えて温度検出手段７で取り込んだデータを
無効とする時間ＴＣ秒を設定する。ステップ６でＴＡ＝
０かどうか判断してＴＡ＝０であればステップ７でヒー
タ５の出力からマグネトロン６の出力に切り換え、送風
手段８を動作させる。こうする事でＴＡ秒間ヒータ５が
出力する。ステップ８でマグネトロン６の出力時間ＴＢ
秒を設定する。こうする事で、図４に示すようにヒータ
５の出力とマグネロンロン６、送風手段８が交互に動作
する。この様な動作をした時の温度検出手段７で取り込
まれるデータは図４に示すようになる。送風手段８が動
作する事で、加熱室内の温度ではなく、ヒータ５の温度
を検出してしまう。この為、ＴＢ＋ＴＣ秒間のデータは
無視する必要がある。ステップ９でＴＣ＝０かどうか判
断してＴＣ＝０であればステップ１０で温度検出手段７
で取り込んだ温度が設定温度に到達すれば加熱決定手段
により調理を終了させる。
【０００９】この実施例の構成によれば、図４に示すよ
うに温度検出手段７で取り込んだ温度の中でＴＡ−ＴＣ
秒間だけの検出温度を利用し、送風機からの送風の影響
を受けないようにしたため、加熱室の温度を正確に検出
でき調理の加熱不足が生じることなく、調理をより早
く、よりおいしくするという効果がある。
うに温度検出手段７で取り込んだ温度の中でＴＡ−ＴＣ
秒間だけの検出温度を利用し、送風機からの送風の影響
を受けないようにしたため、加熱室の温度を正確に検出
でき調理の加熱不足が生じることなく、調理をより早
く、よりおいしくするという効果がある。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように本発明の高周波加熱
装置は、マイクロ波加熱の時、すなわち送風手段が動作
していて、その影響で加熱室内の温度が不安定な時のデ
ータは無視して、ヒータ加熱している時の加熱室内の温
度が安定しているときのデータをもちいて自動制御する
為に、マイクロ波加熱とヒータ加熱を交互に行っても、
温度検出手段では加熱室内の温度を正確に検出する為に
調理の加熱不足が生じることなく、調理をより早く、よ
りおいしくすることができる。
装置は、マイクロ波加熱の時、すなわち送風手段が動作
していて、その影響で加熱室内の温度が不安定な時のデ
ータは無視して、ヒータ加熱している時の加熱室内の温
度が安定しているときのデータをもちいて自動制御する
為に、マイクロ波加熱とヒータ加熱を交互に行っても、
温度検出手段では加熱室内の温度を正確に検出する為に
調理の加熱不足が生じることなく、調理をより早く、よ
りおいしくすることができる。
【図１】本発明の一実施例における高周波加熱装置の外
観図
観図
【図２】本発明の一実施例における高周波加熱装置の側
断面図
断面図
【図３】同高周波加熱装置の動作を示すフローチャート
【図４】同高周波加熱装置の動作を示すタイミングチャ
ート
ート
１ 加熱室 ３ ドア ５ ヒータ加熱手段 ６ マグネトロン加熱手段 ７ 温度検出手段 ８ 送風手段 ９ 制御部（加熱決定手段）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭53−165351（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭53−165350（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭53−69306（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F24C 7/02 320 F24C 7/02 350 F24C 7/02 541
Claims (1)
- 【請求項１】加熱室と、前記加熱室の開口部にとりつけ
られたドアと、前記加熱室内の食品を加熱するマイクロ
波加熱手段と、同じく食品を加熱するヒータ加熱手段
と、前記マイクロ波加熱手段の冷却及び、前記加熱室内
への送風を行う送風手段と、前記加熱室内の温度を検出
する温度検出手段と、前記温度検出手段より検出された
前記加熱室内の温度が所定値に達すると加熱を終了する
加熱決定手段とを備え、前記加熱決定手段は前記送風手
段の動作時およびその停止後所定時間は前記温度検出手
段によって検出された前記加熱室内の温度には応答しな
い構成とした高周波加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17311193A JP3282299B2 (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | 高周波加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17311193A JP3282299B2 (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | 高周波加熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0727339A JPH0727339A (ja) | 1995-01-27 |
| JP3282299B2 true JP3282299B2 (ja) | 2002-05-13 |
Family
ID=15954365
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17311193A Expired - Fee Related JP3282299B2 (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | 高周波加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3282299B2 (ja) |
-
1993
- 1993-07-13 JP JP17311193A patent/JP3282299B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0727339A (ja) | 1995-01-27 |
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Legal Events
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