JP3282153B2 - 電子装置 - Google Patents

電子装置

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JP3282153B2
JP3282153B2 JP23679894A JP23679894A JP3282153B2 JP 3282153 B2 JP3282153 B2 JP 3282153B2 JP 23679894 A JP23679894 A JP 23679894A JP 23679894 A JP23679894 A JP 23679894A JP 3282153 B2 JP3282153 B2 JP 3282153B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データの読出について
秘密保持を可能とする、電子手帳や携帯情報端末機、パ
ソコンなどの電子装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、データを記憶し、そのデータを読
み出しうる機能を有する電子装置において、読出時の秘
密保持については、秘密にしておかねばならないデータ
のみ表示しない方法がとられてきた。もちろん表示をし
ない方法は、その機器の管理者が他人にはわからないパ
スワード等を入力することにより解除することはでき
た。
【0003】また、特開平2−137884号公報に記
載のパスワード時限変更方式では、機器の処理の可否を
判定するパスワードを入力する際に、そのパスワードを
他人に見られ悪用されるのを防ぐため、パスワードその
ものを時間のパラメータにより変化させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、秘密に
するデータを表示しない方法には、データそのものの存
在が忘れ去られてしまうという危険があった。特に、ア
ドレス帳やメモのデータと比べ、スケジュールのデータ
のようにスケジュールが存在する日が過ぎてしまうと取
り返しがつかないデータの場合はこれは致命的であっ
た。
【0005】このため、このような機能があっても、使
用者は毎日朝一番にその機能を解除してスケジュールを
確認しなければならないという不便を強いられていた。
【0006】また特開平2ー137884号公報記載の
方式では、一旦パスワードが入力されて機器が動きだす
と誰にでも操作ができるので、秘密にしておきたいデー
タもみられてしまう欠点があった。この方式を応用し、
データを表示させる前に、その都度パスワードを入力さ
せる事も考えられるが、現実的には操作に手間がかかり
すぎる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子装置
は、上記課題の解決を目的としてなされたもので、デー
タを入力する入力手段と、前記入力手段にて入力された
データを指定コードで記憶する記憶手段と、前記記憶手
段に記憶されたデータを秘密データとするか否かを設定
する設定手段と、前記設定手段にて設定された設定状況
を記憶する設定フラグと、前記記憶手段に記憶されたデ
ータの読出指示に応答して、前記設定フラグの設定状況
を参照し、前記読出指示されたデータが秘密データか否
かを判別する判別手段と、前記判別手段にて前記読出指
示されたデータが秘密データであると判別された場合、
前記記憶手段に記憶されたデータに対してそのデータに
含まれる文字数分その文字ごとに改行コードとスペース
コードを除く指定コードを別の指定コードに変換するコ
ード変換手段と、改行コードとスペースコードはそのま
まのコードで、前記改行コードとスペースコードを除く
コードは前記コード変換手段にて変換された指定コード
により前記読出指示されたデータを表示する表示手段
と、を具備する電子装置であって、種類分けが行われて
いるスクランブル用のコード変換テーブルを備え、前記
コード変換手段は、前記スクランブル用のコード変換テ
ーブルから電源ON回数に応じて元データの該当する指
定コードをスクランブル用の指定コードに変換すること
を特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明では、記憶手段に記憶されたデータの読
出指示に応答して、設定フラグの設定状況を参照し、読
出指示されたデータが秘密データか否かを判別し、読出
指示されたデータが秘密データであると判別された場
合、記憶手段に記憶されたデータに対してそのデータに
含まれる文字数分その文字ごとに改行コードとスペース
コードを除く指定コードを別の指定コードに変換して、
改行コードとスペースコードはそのままのコードで、こ
の改行コードとスペースコードを除くコードは変換され
た指定コードにより読出指示されたデータを表示するも
のであって、更に、コード変換手段は、スクランブル用
のコード変換テーブルから電源ON回数に応じて元デー
タの該当する指定コードをスクランブル用の指定コード
に変換するものである。
【0009】スケジュールのデータを例にとると、まず
RAM上のデータ部に存在するスケジュールデータより
一件のデータが読み出される。一件のデータにはそのデ
ータが秘密データかそうでないかを示す秘密フラグと日
付け/時刻データ、スケジュール内容が記憶されてお
り、秘密フラグはRAM上の秘密フラグ記憶部に、それ
以外のデータはバッファ部に読み込まれる。
【0010】一方、RAM上には装置がシークレットモ
ードかそうでないかを記憶しているシークレットモード
フラグがあり、この値を判断することにより秘密データ
を元のまま表示するか、スクランブル表示するかが決定
される。すなわちシークレットモードでなければRAM
上のバッファ部に読み込まれたデータを、表示制御部の
表示バッファにそのまま移すことにより、表示部に元の
データが表示される。
【0011】シークレットモードであれば秘密フラグ記
憶部の値を見て、そのスケジュールデータが秘密データ
かどうかを判断する。秘密データでなければシークレッ
トモードでないときと同様、RAM上のバッファ部のデ
ータをそのまま表示させる。
【0012】もし、秘密データであればRAM上のバッ
ファ部のデータはコード変換される。このデータを表示
制御部の表示バッファに送って表示させても、内容を読
み取られることはない。
【0013】電源ON等の回数によって、花と虫、動
物、海、・・・の種類の絵文字ばかり集めてスクランブ
ル表示する。
【0014】
【実施例】図1は本発明の電子装置の平面図であり、図
2は本発明の電子装置のシステムブロック図である。図
3はRAM上のデータ部に記憶されたスケジュールデー
タの構成を示す図であり、図4は本発明のスケジュール
データの表示制御に関するフローチャート図である。図
5は本発明のシークレットモードの設定/解除に関する
フローチャート図であり、図6は本発明の秘密フラグの
設定/解除に関するフローチャート図である。図7は本
発明のコード変換に関するフローチャート図であり、図
8は本発明による表示状態を示す図である。図9は本発
明のスクランブルカウンターの算出に関するフローチャ
ート図であり、図10は本発明のスクランブルカウンタ
ーを用いたコード変換に関するフローチャート図であ
る。図11は本発明による表示状態を示す図であり、図
12は本発明のスクランブルカウンターにて種類分けら
れたコード群を示す図である。以下、図をもとに本発明
について詳細に説明する。
【0015】図1において、電子装置本体1は上側と下
側の2つの匡体から構成される。電子装置本体1には、
本体上側にデータ内容やメッセージ等の表示と演算結果
の表示等に供される表示部2と、本体上側及び下側に各
種の情報を入力できる入力キー群6とが設けられてい
る。表示部2には文字や図形を表示するエリアと図8に
示す秘密データシンボルやシークレットモードオンシン
ボルを表示するエリアとから構成される。
【0016】入力キー群6は、各アプリケーションで使
用する文字情報、数値情報を入力するためのデータ入力
キー群60、電子装置本体1の電源をONする電源ON
キー600、電源をOFFする電源OFFキー601、
電子装置本体1に記憶されたデータを検索したり順送り
するための順送りキー602、電子装置本体1が持つ種
々の機能(カレンダー、スケジュール、アドレス帳、メ
モ、計算、時計)を呼び出すモード設定キー群62、ス
ケジュール、アドレス帳、メモに登録されたデータを順
送りキー602で呼び出した後、データを修正する時に
押される修正キー606、入力中のデータ或いは修正中
のデータをRAM3のデータ部115に登録する時に用
いる入力キー607、電子装置をシークレットモードに
設定する、或いは解除するためのシークレットモードキ
ー604、スケジュール、アドレス帳、メモの一件一件
のデータを秘密データとして設定する或いは解除する時
に使われる秘密キー605等より構成される。モード設
定キー群62のなかで特にスケジュールモードキーを6
03で示す。
【0017】次に、図2において、CPU4は全体の入
出力等の動作演算処理を実行する。表示部2は例えばド
ットマトリクス構成の液晶表示装置(以下LCDと呼
ぶ)であって、CPU4からの制御信号に基づいて表示
制御部(以下LCDドライバーと呼ぶ)3の表示バッフ
ァ31に表示データを書き込むことによって、演算結
果、メッセージ等の表示を行う。また入力キー群6から
のキー入力は、入出力ポート5を介してCPU4にて処
理され、どのキーが入力されたか判断される。ROM1
2は電子装置本体1の種々の機能と本発明を実現するた
めのプログラムを記憶したプログラム部122と、文字
を表示する時に用いる文字フォントを記憶しているCG
データ部121とを備える。
【0018】RAM11は電子装置本体1に入力された
データを記憶しておくメモリーエリアと演算等で一時的
にデータを記憶するメモリーエリアを有し、更に詳しく
見ると、時計部10に設定されている日付け及び時刻
(年・月・日・時・分・秒)を読みだして記憶しておく
日付け/時刻データ部111、電子装置がシークレット
モードか否かを表わすシークレットモードフラグ11
2、スケジュール、アドレス帳、メモのデータを記憶し
ているデータ部115、データ部115に記憶されたデ
ータを読み出して表示したり、修正したりするために用
いられるバッファ部114、データ部115に記憶され
たデータの秘密フラグのみを読み出して記憶する秘密フ
ラグ記憶部113、電源ON等の回数やスクランブルの
種類を記憶しておくカウンタ部116が存在する。本実
施例では、データ部115に記憶されたデータ中にある
秘密フラグのみ秘密フラグ記憶部113に移され、それ
以外のデータはバッファ部114に移される。このRA
M11は電池8によってバックアップされ、電源OFF
時にも内容が消えることはない。
【0019】図3に図2のRAM11上のデータ部11
5にスケジュールデータと秘密フラグがどのように記憶
されているかを表わす。まず一番先頭に一件データのデ
ータ長が入っており、これを用いて次の一件のデータの
先頭に飛ぶことができる。次にその一件のデータが秘密
データかどうかを指定する秘密フラグがある。ここでは
この値が1であれば秘密データ、0であれば通常データ
である。その後に、スケジュールの日付け/時刻を記憶
する日付/時刻エリアと内容のデータが記憶されている
内容データエリアがある。
【0020】図8の(a)、(b)、(c)は本実施例
の表示画面であり、図8(a)はスケジュールモードの
一件表示画面で秘密データでない場合、図8(b)は同
じく一件表示画面で秘密データの場合、図8(c)は図
8(b)のデータが本発明によってスクランブル表示さ
れた例を示す。
【0021】以下、本発明の実施例を図4のフローチャ
ート図に従って説明する。予めこの電子装置を操作し、
データ入力キー群60を使って図8(a)、(b)の表
示例に示すデータが、図3にようにRAM11のデータ
部115に指定コード(例えばJISコード)で登録さ
れた状態とする。以上のようにRAM11上に記憶され
たスケジュールデータに対して、どのようにしてスクラ
ンブル表示が行なわれかを説明していく。
【0022】電子装置本体1の電源ONキー600を操
作して電源を立ち上げ(ステップS41)、スケジュー
ルモードキー603を操作することによって、スケジュ
ールモードに入る(ステップS42)。このとき、図2
の時計部10より供給される日付け/時刻のデータがR
AM11の日付/時刻データ部111に記憶される(ス
テップS43)。続いて、RAM11のデータ部115
から、図3に示す一件目データのうち秘密フラグが秘密
フラグ記憶部113に、日付/時刻エリアと内容エリア
のデータがバッファー部114に読み込まれる。データ
長はRAM11には設定されない。一件目のデータは秘
密フラグが“0”、つまり通常データであるので秘密フ
ラグ記憶部113には“0”が書き込まれる(ステップ
S44)。
【0023】次にステップS45において、シークレッ
トモードフラグ112を見てシークレットモードでなけ
れば(NO)、ステップS48に進む。シークレットモ
ードであれば(YES)、ステップS46に進み、秘密
フラグ記憶部113を参照して、そのデータが秘密デー
タかどうかを判断する(ステップS46)。
【0024】一件目のデータは秘密データでないので
(NO)、ステップS48に進む。バッファ部114の
データはそのままLCDドライバー3の表示バッファ3
1に送られ、一件目のデータの表示が行なわれる(ステ
ップS48)。その表示例が図8(a)である。この
後、電源OFFキー601が押されると(ステップS4
9)、電源OFFの処理が行なわれて(ステップS4
A)、電子装置1の動作は停止する。この状態でも電池
8によってRAM11の内容は保持されている。電源O
FFキー601ではなく、順送りキー602が入力され
た場合は(ステップS4B)、二件目のデータの読み込
みが行なわれる。
【0025】本実施例では、二件目のデータは秘密フラ
グが“1”であり、秘密データであることをあらわして
いるのでよって秘密フラグ記憶部113には“1”が書
き込まれる。日付/時刻エリアと内容エリアのデータは
ステップS44と同様、バッファ部114に書き込まれ
る(ステップS4C)。
【0026】以下、ステップS45からステップS48
のステップによって二件目のデータ表示が行なわれる
が、一件目と異なるのはシークレットモードオンの場合
ステップS46において、二件目が秘密データであるの
で、コード変換が行なわれることである(ステップS4
7)。
【0027】ステップS47の詳細については後で説明
するが、このステップによりバッファ部114には元の
データのコードとは異なるコードがセットされる。この
バッファ部114の変換されたコードを、LCDドライ
バー3の表示バッファ31に送ることにより、表示部2
には元データと全く異なるスクランブル表示がなされる
(ステップS48)。このスクランブル表示の例を図8
(C)に示す。またシークレットモードオフの場合の元
データの表示例を図8(B)に示す。
【0028】上記説明ではスケジュールデータを、一件
目から順番に読み出す例であったが、ステップS43で
読み込んだ時計部10より供給される日付/時刻を用い
て、データ部115のスケジュールデータに含まれる日
付/時刻と比較することにより、一致するデータを表示
することも可能である。
【0029】次に、ステップS47のコード変換の一例
を、図7のフローチャート図に従って述べる。バッファ
部114より、CPU4の演算部41にデータを転送す
る(ステップS71)。その後、時計部10より演算部
41に時刻データを読みだし(ステップS72)、これ
らのデータを基に演算を行い(ステップS73)、その
演算結果の変換コードをバッファ部114に再書き込み
することによって、コード変換が完了する(ステップS
74)。
【0030】演算方法は、たとえば、データのコードが
JISコードである場合、読みだした時計データの秒の
値をJISコードの1バイト目、2バイト目に各々加算
し、加算後の値が、JISコードの21h〜7Ehの範
囲内に納まる様にMSB1bitをリセットする。それ
でも範囲外であれば特定値(例:22h)を加算する。
また元のデータと同一コードとなった場合も同様に特定
値を加算し補正する。ここでは、時計データの“秒”の
値を用いたが、他に時計データの“分”の値を用いた
り、時計データではなくCPUのクロックをそのまま用
いる方法、乱数テーブルを用意しておいてそれを用いる
方法などもある。
【0031】また変換にランダム性を持たせる為にこの
ような方法を採用したが、ステップS47のコード変換
を簡易的に行なうのであれば、全てのデータを特定のコ
ード、例えば“?”のコード(JISコードで212
9)にしてしまう方法もある。この場合、表示には
“?”マークが並ぶことになり見た目の面白さは低減す
る。本実施例ではスケジュールデータの日付/時刻と内
容の両方のデータに、コード変換を行なったが、内容デ
ータのみコード変換を行ない日付/時刻のデータはその
まま表示する方法もある。
【0032】また、本実施例では元の表示のイメージを
ある程度残す為に、元のデータ中に存在する改行コード
(JISコードで0D0D)とスペースコード(JIS
コードで2121)は変換せずにそのまま表示させてい
る。(図8(C))最後にシークレットモードの設定/
解除の方法と秘密フラグの設定/解除について説明を行
なう。
【0033】まず、シークレットモードの設定/解除を
図5のフローチャート図に従って説明する。電源ONキ
ー600によって電子装置の電源をONする(ステップ
S51)。この後、この電子装置の持つスケジュール、
アドレス帳、メモなどの機能のどこにいる状態であって
も、シークレットモードキー604が入力されたかどう
かが判断される(ステップS52)。入力があると(Y
ES)、RAM11のシークレットモードフラグ112
の値がCPU4の演算部41に読み込まれる(ステップ
S53)。その値が“1”であれば現在の状態がシーク
レットモードオンであり、“0”であれば現在の状態が
シークレットモードオフであり、そのどちらの状態であ
るか判断される(ステップS54)。シークレットモー
ドオンであれば(YES)、予め設定しておいたパスワ
ードの入力が指示がなされ、パスワードが一致すれば、
シークレットモードフラグ112に“0”が書き込ま
れ、シークレットモードは解除される(ステップS5
5)。シークレットモードオフであれば(NO)、パス
ワードの設定指示がなされ、パスワードが設定される
と、シークレットモードフラグ112に“1”が書き込
まれシークレットモードが設定される(ステップS5
6)。
【0034】その後、電源OFFキー601によって電
子装置の電源はOFFされるが(ステップS57)、次
の電源ONキー600の入力とシークレットモードキー
604の入力により、シークレットモードの状態が反転
するまで、シークレットモードフラグ112は保持され
る。シークレットモードオンの状態では図8(C)に示
すように、LCD2のシンボル表示エリアにシークレッ
トモードオンシンボルが表示される。
【0035】秘密フラグの設定/解除を図6のフローチ
ャート図に従って説明する。電源ONキー600によっ
て電子装置の電源がONされる(ステップS61)。ス
ケジュールモードキー603によってスケジュールモー
ドに入る(ステップS62)。秘密フラグの設定/解除
は、データの入力時或いは一旦入力したデータを修正し
た場合に行なうことができる。そこで現在、データの入
力時か修正時か判断される(ステップS63、ステップ
S64)。 入力時或いは修正時に秘密キー605が押
されると(ステップS65)、 既に秘密フラグが設定
されているか解除されているか判断される。この判定は
RAM11の秘密フラグ記憶部113の値によって行な
われる(ステップS66)。秘密フラグ記憶部113の
値が“1”であれば(YES)、設定状態にあるので、
秘密フラグ記憶部113に“0”を書く(ステップS6
7)。逆に、秘密フラグ記憶部113の値が“0”であ
れば解除状態にあるので、秘密フラグ記憶部113に
“1”を書く(ステップS68)。この後、入力キー6
07が押されることにより(ステップS69)、RAM
11のバッファ部114、秘密フラグ記憶部113のデ
ータがデータ部115に書き込まれ、設定から解除、解
除から設定の処理は完了する(ステップS6A)。最後
に、電源OFFキー601が押されると、電子装置はO
FF状態となる(ステップ6B)。秘密データの場合は
図8(B)、(C)に示すように、秘密データであるこ
とを示す、秘密データシンボルがLCD2のシンボルエ
リアに表示されている。
【0036】次に、スクランブルカウンターを算出し、
このスクランブルカウンターを用いて、コード変換を行
う処理について、図9〜図12をもとに説明する。
【0037】さきに、図9のフローチャート図をもとに
電源のON回数からスクランブルカウンターを算出する
処理を説明する。
【0038】まず、RAM11内のカウンタ部116の
スクランブルカウンターと電源ONのカウンターを
“0”にセットする(ステップS81)。次に、電源を
ONする(ステップS82)ことによって、カウンタ部
116の電源ONカウンタに“1”が加算される。ここ
で、電源ONのカウンターが“50”より小さいかどう
か判断され(ステップS83)、小さければ(YES)
ステップS82の処理に戻る。小さくなければ(NO)
電源ONのカウンターがリセットされ(ステップS8
4)、スクランブルカウンターに“1”を加算する(ス
テップS85)。スクランブルカウンターの値が7であ
るか否かが判断され、スクランブルカウンター=7であ
れば(YES)ステップS81の処理に戻ってスクラン
ブルカウンターがリセットされる。一方、スクランブル
カウンター=7でなければ(NO)ステップS82の処
理に戻る。
【0039】上記処理にて、算出されたスクランブルカ
ウンターに応じて変換されるコード群を図12に示す。
ここでは、スクランブルカウンター=0のときは花と虫
に関する絵記号コードに変換する。スクランブルカウン
ター=1のときは動物に関する絵記号コードに変換す
る。スクランブルカウンター=2のときは海に関する絵
記号コードに変換する。スクランブルカウンター=3の
ときは野菜畑に関する絵記号コードに変換する。スクラ
ンブルカウンター=4のときはレストランに関する絵記
号コードに変換する。スクランブルカウンター=5のと
きは鳥に関する絵記号コードに変換する。スクランブル
カウンター=6のときは服に関する絵記号コードに変換
する。しかし、スクランブルカウンターの値及び変換さ
れるコード群がこれに限定されるものではない。
【0040】次に、図10のフローチャート図をもとに
スクランブルカウンターを用いてコード変換を行う処理
を説明する。
【0041】例として、今、電源ON回数は10回、ス
クランブルカウンターの値は0としておく。例えば、デ
ータのコードがJISコードである場合の例として記憶
されたコードデータを2522hとする。時計部10の
秒の値を読み出し、JISコードの2バイト目に加算す
る(ステップS91)。今、読み出された秒の値が20
秒であったとすると、2536hとなる。次に、JIS
コードが半角コードであるか否かを判断し(ステップS
92)、半角コードであれば(YES)、半角文字のテ
ーブルをひく(ステップS93)。一方、全角コードで
あれば(NO)、スクランブルカウンターの値に応じて
処理を行う。スクランブルカウンターが“0”であるか
否かを判断し(ステップS94)、スクランブルカウン
ター=0であれば(YES)花と虫のテーブルをひく
(ステップS95)。次に、スクランブルカウンターが
“1”であるか否かを判断し(ステップS96)、スク
ランブルカウンター=1であれば(YES)動物のテー
ブルをひく(ステップS97)。このように、スクラン
ブルカウンターの値によりテーブルを決定する。今の例
ではスクランブルカウンター=0であるので、花と虫の
テーブルをひく。
【0042】次に、テーブルの1バイト目の値を求める
(ステップS98)。テーブルの1バイト目にはそのテ
ーブルの絵文字の数が記憶されており、半角の場合は
“6”であり、全角の場合は“12”である。この1バ
イト目の値によって絵文字の数を増やしたり、減らした
りすることができる。そして、JISコードの2バイト
目をテーブルの1バイト目の値で割った余りを求める
(ステップS99)。その余りの分だけテーブルを進
め、変換されるコードの絵文字を決定し(ステップS9
A)、その絵文字のコードに変換して表示する(ステッ
プS9B)。ここでは、36hを12で割った余りは6
なので、6番目の絵文字(朝顔)のコードに変換して表
示する。同様にすべてのコードについて変換する。
【0043】ここでは、時計データの秒の値を用いた
が、分の値でも、またCPU4のクロックをそのまま用
いてもよい。
【0044】図11の(a)、(b)、(c)は本実施
例の表示画面であり、図11(a)はスケジュールモー
ドの一件表示画面で秘密データでない場合、図11
(b)は同じく一件表示画面で秘密データの場合、図1
1(c)は図11(b)のデータが本発明によってスク
ランブルカウンターに応じてスクランブル表示された例
を示す。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、秘密にしておきたいデ
ータは内容が理解できないように表示出力されるので、
データの読み出しに際し、秘密データの内容を他人に知
られることがなく、しかも、秘密データが存在すること
が分かるので、データの存在を忘れることを防止できる
だけでなく、更に、秘密データの読み出しのコード変換
を、電源ON回数に応じて種類分けられた指定コードに
変換するので、変換されたコードにある規則性が保て、
見た目にきれいであるだけでなく、おもしろみが増え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子装置の平面図である。
【図2】本発明の電子装置のシステムブロック図であ
る。
【図3】RAM上のデータ部に記憶されたスケジュール
データの構成を示す図である。
【図4】本発明のスケジュールデータの表示制御に関す
るフローチャート図である。
【図5】本発明のシークレットモードの設定/解除に関
するフローチャート図である。
【図6】本発明の秘密フラグの設定/解除に関するフロ
ーチャート図である。
【図7】本発明のコード変換に関するフローチャート図
である。
【図8】本発明による表示状態を示す図である。
【図9】本発明のスクランブルカウンターの算出に関す
るフローチャート図である。
【図10】本発明のスクランブルカウンターを用いたコ
ード変換に関するフローチャート図である。
【図11】本発明による表示状態を示す図である。
【図12】本発明のスクランブルカウンターにて種類分
けられたコード群を示す図である。
【符号の説明】
1:電子装置本体 2:表示部(LCD) 3:表示制御部(LCDドライバー) 31:表示バッファ 4:CPU 41:演算部 42:制御部 5:入出力ポート 6:入力キー群 60:文字情報、数値情報入力キー群 62:モード設定キー群 600:電源ONキー 601:電源OFFキー 602:順送りキー 603:スケジュールモードキー 604:シークレットモードキー 605:秘密キー 606:修正キー 607:入力キー 8:電池 9:コネクタ 10:時計部 11:RAM 111:日付け/時刻データ部 112:シークレットモードフラグ 113:秘密フラグ記憶部 114:バッファ部 115:データ部 116:カウンタ部 12:ROM 121:CGデータ部 122:プログラム部
フロントページの続き (72)発明者 斎藤 淳一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 西岡 葉子 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−80759(JP,A) 特開 昭64−19449(JP,A) 特開 平6−37751(JP,A) 特開 平6−103407(JP,A) 実開 平3−113447(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 15/02 G06F 17/60 G09C 1/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを入力する入力手段と、 前記入力手段にて入力されたデータを指定コードで記憶
    する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されたデータを秘密データとするか
    否かを設定する設定手段と、 前記設定手段にて設定された設定状況を記憶する設定フ
    ラグと、 前記記憶手段に記憶されたデータの読出指示に応答し
    て、前記設定フラグの設定状況を参照し、前記読出指示
    されたデータが秘密データか否かを判別する判別手段
    と、 前記判別手段にて前記読出指示されたデータが秘密デー
    タであると判別された場合、前記記憶手段に記憶された
    データに対してそのデータに含まれる文字数分その文字
    ごとに改行コードとスペースコードを除く指定コードを
    別の指定コードに変換するコード変換手段と、 改行コードとスペースコードはそのままのコードで、前
    記改行コードとスペースコードを除くコードは前記コー
    ド変換手段にて変換された指定コードにより前記読出指
    示されたデータを表示する表示手段と、 を具備する電子装置であって、 種類分けが行われているスクランブル用のコード変換テ
    ーブルを備え、 前記コード変換手段は、前記スクランブル用のコード変
    換テーブルから電源ON回数に応じて元データの該当す
    る指定コードをスクランブル用の指定コードに変換する
    ことを特徴とする電子装置。
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