JP3280453B2 - ユニットヒーター及びユニットヒーターのための熱交換器 - Google Patents

ユニットヒーター及びユニットヒーターのための熱交換器

Info

Publication number
JP3280453B2
JP3280453B2 JP04992193A JP4992193A JP3280453B2 JP 3280453 B2 JP3280453 B2 JP 3280453B2 JP 04992193 A JP04992193 A JP 04992193A JP 4992193 A JP4992193 A JP 4992193A JP 3280453 B2 JP3280453 B2 JP 3280453B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side wall
heat exchanger
recessed
recess
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04992193A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0634202A (ja
Inventor
リチャード・エイ・ミールケ
ノーマン・イー・マットソン
ロバート・エス・クーリー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Modine Manufacturing Co
Original Assignee
Modine Manufacturing Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Modine Manufacturing Co filed Critical Modine Manufacturing Co
Publication of JPH0634202A publication Critical patent/JPH0634202A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3280453B2 publication Critical patent/JP3280453B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F3/00Plate-like or laminated elements; Assemblies of plate-like or laminated elements
    • F28F3/02Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations
    • F28F3/04Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations the means being integral with the element
    • F28F3/042Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations the means being integral with the element in the form of local deformations of the element
    • F28F3/044Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations the means being integral with the element in the form of local deformations of the element the deformations being pontual, e.g. dimples
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24HFLUID HEATERS, e.g. WATER OR AIR HEATERS, HAVING HEAT-GENERATING MEANS, e.g. HEAT PUMPS, IN GENERAL
    • F24H3/00Air heaters
    • F24H3/02Air heaters with forced circulation
    • F24H3/06Air heaters with forced circulation the air being kept separate from the heating medium, e.g. using forced circulation of air over radiators
    • F24H3/10Air heaters with forced circulation the air being kept separate from the heating medium, e.g. using forced circulation of air over radiators by plates
    • F24H3/105Air heaters with forced circulation the air being kept separate from the heating medium, e.g. using forced circulation of air over radiators by plates using fluid fuel
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D9/00Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
    • F28D9/0031Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits for one heat-exchange medium being formed by paired plates touching each other
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F13/00Arrangements for modifying heat-transfer, e.g. increasing, decreasing
    • F28F13/06Arrangements for modifying heat-transfer, e.g. increasing, decreasing by affecting the pattern of flow of the heat-exchange media
    • F28F13/08Arrangements for modifying heat-transfer, e.g. increasing, decreasing by affecting the pattern of flow of the heat-exchange media by varying the cross-section of the flow channels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆる「ユニットヒ
ーター」に関し、特に、ユニットヒーターに使用するた
めの改良された熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆる「ユニットヒーター」は、商業
用及び産業用設備に広範に使用されている。ユニットヒ
ーターは、設置するのが比較的容易であり、設置された
空間に比較的多量の熱を供給することができる。通常、
ユニットヒーターは、複数の平行な管で構成された熱交
換器を含む。それらの管は、典型的な例では、垂直に配
置され、その下のバーナー等に整合するように断面積を
拡大されて燃焼器として機能する下端部分を有する。燃
焼の結果として発生した排ガス即ち燃焼生成ガスは、各
管内の幅狭部分を通って上昇し、管を出た後、通常、排
気管へ搬出される。各管の幅広部分(燃焼器部分)及び
幅狭部分の外面に沿って強制的に送られる空気が、管の
熱い壁によって加熱される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この種の熱
交換器に使用するための、特に、熱伝達効率を高めるた
めにユニットヒーターに使用するのに適した新規な、改
良された管構造を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、熱交換器に使用するための管であって、
燃焼器として機能する燃焼器部分と、管壁の外面に沿っ
て送られる強制空気流を加熱するために燃焼器部分から
の排ガスを通す熱交換器部分を有する形態の改良された
管を提供する。より特定的にいえば、本発明は、複数の
そのような管で構成した熱交換器を提供する。又、本発
明は、そのような熱交換器を組入れた改良されたユニッ
トヒーターを提供する。
【0005】従って、本発明は、強制空気流と、複数の
互いに離隔した平行なバーナーによって創生された排ガ
スとの間で熱交換を行わせるための熱交換器であって、
上下に離隔した上側ヘッダー及び下側ヘッダーと、該各
バーナーに対して1つづつ設けられており、各々、上側
ヘッダーと下側ヘッダーの間に平行に延設され、開口上
端及び開口下端をそれぞれ上側ヘッダーと下側ヘッダー
に取付けられた複数の管とから成り、該各管は、燃料を
燃焼させて前記排ガスを創生するための燃焼器として機
能する拡大断面積を有する第1部分と、強制空気流と排
ガスとの間で熱交換を行わせるための幅狭の第2部分を
有し、各管の少くとも一方の側壁は、他方の側壁に向け
られ他方の側壁に近接した複数個の凹入くぼみをことを
特徴とする熱交換器を提供する。特に好ましい実施例で
は、各管の両側壁に、互いに向い合う複数個の凹入くぼ
みを形成する。それらの凹入くぼみは、互いに離隔した
両側壁の実質的に全面に亙って形成することが特に好ま
しい。
【0006】上記凹入くぼみは、それらが向けられてい
る反対側の側壁に接触させること、又は、ほぼ接触した
状態とすることが好ましい。一方の側壁の凹入くぼみを
他方の側壁の対応する凹入くぼみに整合させた構成とし
た場合は、それらの整合した凹入くぼみを接触させる、
又は、ほぼ接触させるとすることが好ましい。又、対向
した両側壁の凹入くぼみを互いに接触させる構成とする
場合は、それらの接触した凹入くぼみを互いに固着させ
ることが好ましい。
【0007】特に好ましい実施例では、各側壁の凹入く
ぼみをジグザグパターンに配列する。そのジグザグパタ
ーンは、ハネカムパターンであることが特に好ましい。
又、前記管のうちの少くとも幾つかの管の前記第1部分
に、隣接する管の第1部分に向けて外部荷突出し隣接管
の第1部分に実質的に接触している突起を形成すること
が好ましい。
【0008】本発明は又、空気入口及び空気出口を有す
るハウジングと、該空気入口から空気出口へ空気流路を
通して空気を強制的に送るためのファン又はブロアと、
前記空気流路の真下に前記ハウジング内に配置された複
数の互いに離隔した平行なバーナーと、該各バーナーに
対して1つづつ設けられており、各々、1対の互いに離
隔したほぼ平行な側壁から成り、対応するバーナーの上
に位置する比較的幅広の開口下端部分と、前記空気流路
内に位置する比較的幅狭の上端部分を有する複数の扁平
な垂直管とから成り、前記各管の少くとも一方の側壁
は、他方の側壁に向けられ他方の側壁に接触した、又
は、ほぼ接触した状態の複数個の凹入くぼみを有するこ
とを特徴とするユニットヒーターを提供する。
【0009】
【実施例】本発明に従って構成されたユニットヒーター
の一実施例が図1に示されている。このユニットヒータ
ーは、慣用構造のキャビネット又はハウジング10を有
している。本発明の原理は、ユニットヒーターへの適用
に限定されるものではなく、他の型式の炉にも同様に適
用することができる。ハウジング10の前面12には空
気(温風)出口14が設けられ、後面18には空気入口
20が設けられている。空気出口14には、周知のよう
に空気流を指向するための一連の枢動ルーバー16を設
けることができる。
【0010】ハウジング10の後面18に、モータ支持
部材22が固定されており、空気入口(以下、単に「入
口」とも称する)20内で回転するファンブレード又は
ブロアブレード28を担持した軸26を有するファンモ
ータ又はブロアモータ24がモータ支持部材22に取付
けられている。周知のように、モータ24とブレード2
8から成るファン又はブロアは、ハウジング10を通し
て空気を強制的に送り、空気出口(以下、単に「出口」
とも称する)14から噴出させる。
【0011】ハウジング10の内部は、大部分、熱交換
器30によって占められている。熱交換器30は、以下
に詳述するように、入口20から出口14への強制空気
の流路の頂部と底部を画定する上側ヘッダー32と下側
ヘッダー34を有する。ハウジング10の上端には、燃
焼生成ガス即ち排ガスを搬出するための外部排気管等に
接続することができる排気管コネクタ36が設けられて
いる。排気管コネクタ36は、上側ヘッダー32に連通
するようにハウジング10内に設けられた排気収集器4
0に接続する。
【0012】天然ガス、LPガス等の燃料源に接続され
た燃料パイプ42が、慣用の適当な制御弁46及び計量
器又は計量オリフィス47を介してハウジング10内の
複数の細長い平行なバーナー44に接続されている。ハ
ウジング10内には更に、モータ24及び弁46のため
の制御器を周知の態様で収納することができる電気接続
箱48を設けることができる。
【0013】図2及び3を参照して熱交換器30を詳し
く説明する。図2に明示されているように、熱交換器3
0は、ヘッダー32と34の間に延設された複数の垂直
管50で構成されている。管50は、扁平管であり、任
意の適当な態様で下側ヘッダー34に取付けられた開口
下端部分52を有する。各管の開口下端部分52は、開
口上端部分54に比べて比較的幅広であり(断面積が大
きく)、対応する1つのバーナー44から噴出される燃
料と一次空気の混合物を受容するようにバーナー44の
上に配置されている。開口下端部分52には、二次空気
も流入するようになされている。かくして、各管50の
拡大開口下端部分52は、管の燃焼器部分として機能
し、下端部分52内で燃焼が行われる。下端部分52の
形態は、該下端部分52によって画定される燃焼器部分
内で燃料の完全燃焼を行わせることができる任意の周知
慣用の形態であってよい。
【0014】説明を容易にするために管50の上述した
燃焼器部分は、参照番号56で示されており、図2、3
に示されるように、燃焼器部分56の各側壁58又は6
0は、外部に突出した突起62を有しており、突起62
は、隣接する管50の隣接する側壁58又は60の突起
62に向けられ実質的に接触するようになされている
(図2の下方左側参照)。突起62の機能は、熱交換器
の作動中各隣接する管50の燃焼器部分56と56との
間に所定の間隔を維持することである。詳述すれば、管
50は、周知のように、一般に板金で形成されており、
加熱される際又は冷却する際熱膨脹又は熱収縮により変
位する傾向がある。例えば、1つの管の側壁58がそれ
に隣接する管の側壁60に接近する方向に変位した場
合、もし突起62が設けれていなければ、それらの側壁
の間の空気流空間が完全に又は一部閉塞され、熱伝達効
率を阻害することになる。なぜなら、閉塞された空気流
空間に存在する管の表面が熱伝達作用を有効に達成する
ことができなくなるからである。しかも、そのような場
合、局部的な過熱が生じる可能性があり、熱交換器が損
傷するおそれが高くなる。そのような不都合は、適正な
間隔を維持するスペーサの役割を果たす突起62を用い
ることによって回避される。
【0015】各管50は、その燃焼器部分56の上方に
熱交換器部分70を有する。熱交換器部分70は、管内
を上昇する排ガスと、ファン24,28によって入口2
0から出口14へ強制的に送られる空気との間で熱交換
を行わせるための部分である。熱交換器部分70は、上
側ヘッダー32から燃焼器部分56を画定するために側
壁58と60が拡開し始める地点72にまでの管50の
部分によって画定される。この熱交換器部分70におけ
る各管50の各側壁58,60には、図3に示されるよ
うに、その実質的に全面に亙って複数個の内方に向けら
れた凹入くぼみ74が形成されている。図3には、凹入
くぼみ74の外輪郭が破線で示されている。これらの凹
入くぼみ74は、熱交換器の頂部から底部にまでジグザ
グパターンに配列される。図示のジグザグパターンは、
ハネカムパターンと称することができるようなパターン
である。凹入くぼみ74は、上述したように、管50の
各側壁58,60の実質的に全面に亙って隙間なく、即
ち、完全な形の凹入くぼみを1つでも形成することがで
きるような余地を残すことなく、形成される。
【0016】図4にみられるように、各管50は、2つ
の同一の管半分体76を接合部78で接合することによ
って形成することができる。図3、4に示された実施例
では、管の頂部から底部にかけて8つの水平列A,B,
C,D,E,F,G,Hの凹入くぼみ74が形成されて
いる。図4に示される例では、管50の両方の側壁5
8,60に凹入くぼみ74が形成されており、一方の側
壁58の凹入くぼみ74と対応する他方の側壁60の凹
入くぼみ74とを整合させてある。このように、凹入く
ぼみ74は対向する側壁の方に向けて凹入しており、そ
れらの凹入くぼみ74は、対向する側壁に、又は対向す
る側壁に形成された整合凹入くぼみ74に接触又はほぼ
接触した状態とすることが好ましい。
【0017】図5は、基本的に円錐形とした代表的な凹
入くぼみ74の例を示す。所望ならば、凹入くぼみは球
状に近い形にしてもよい。互いに整合した両側壁の凹入
くぼみ74の頂点80と頂点80は、接触又はほぼ接触
している。一般的にいえば、列A,B,Cのような高い
位置にある両側壁の整合凹入くぼみ74と74は実際に
接触させることが望ましいが、一番下の1つの列又は下
の数列の整合凹入くぼみ74と74の間には多少の間隙
を存在させてもよい。従って、図4では、列Hの整合凹
入くぼみ74と74は僅かに離隔したものとして示され
ている。
【0018】場合によっては、図6に示されるように、
凹入くぼみ74の底部82を平坦にしてもよい。この場
合、整合凹入くぼみ74の平坦な底部82と82を係合
させ、例えば点溶接84によって固着させる。この構成
は、側壁58,60が内部熱応力による歪曲やへこみ作
用に耐えることができるという点で作動中の寸法安定性
を高める。点溶接84で固着された幾つかの凹入くぼみ
74の位置は、図3に示されている。好ましい実施例で
は、点溶接84で固着された凹入くぼみ74のの深さ
は、8.89mm(0.350in)とする。列A,
B,Cの凹入くぼみ74の深さは、点溶接の有無に拘ら
ず、すべてこれと同じ寸法とする。列Dの凹入くぼみの
うち点溶接されない凹入くぼみの深さは、やや浅い8.
255mm(0.325in)とする。次の列Eでは、
すべての凹入くぼみの深さを再び8.89mm(0.3
50in)の寸法に戻す。列Fの凹入くぼみのうち点溶
接されない(平坦な底部を有していない)凹入くぼみの
深さは、7.366mm(0.290in)とする。列
Gの凹入くぼみの深さは、左から右へ交互に8.89m
m(0.350in)と7.62mm(0.300i
n)とする。列Gの凹入くぼみの深さは、すべて、6.
096mm(0.240in)とする。
【0019】凹入くぼみ74をそれらが向けられている
対向側壁に接触させる目的は、凹入くぼみ74の頂点8
0と、それが向けられている対向側壁との間での排ガス
の通過断面積を最小限にすることである。かくして、凹
入くぼみ74を図3に示されるようにジグザグパターン
に配列されている場合、排ガスは、蛇行経路を辿って通
されるので、乱流の発生が増大し、排ガスから管50へ
の熱伝達を高める。
【0020】上述のように管50の上端に近い高い位置
にある凹入くぼみを管の下端に近い低い位置にある凹入
くぼみに比べて深くすることにより、管の上端に近い高
い位置ににおける対向する凹入くぼみと凹入くぼみの間
(又は対向する凹入くぼみと側壁の間)の近接度を管の
下端に近い低い位置におけるそれよりも高める理由は、
管50の上方に行くほどその内部断面積(開放断面積)
が凹入くぼみによって閉塞される度合が大きくなるよう
にすることにより排ガスを蛇行経路に沿って上昇し続け
ることができるようにすることである。排ガスは管50
内を上昇するにつれて、管の外側を通る強制空気流との
熱交換により漸次温度が低下し、体積が減少する。管の
上端に近い高い位置ににおける凹入くぼみと凹入くぼみ
の間の近接度を高くしておけば、それだけ管の内部断面
積が小さくなるので、減少する排ガスの体積の減少を補
償することになる。
【0021】
【発明の効果】本発明に従って構成された熱交換器は、
本出願人の会社が製造しているユニットヒーターに使用
されていた従来の管を組合せた同じバーナー装置に比べ
て、管の外側を通される空気に対する熱伝達量を3〜8
%増大させることが実験によって判明した。もちろん、
実際の熱伝達量の増大率は、選択される特定のバーナー
装置の設計によって3〜8%の範囲で異る。
【0022】この熱伝達量の増大は、管の側壁に凹入く
ぼみを形成したことにより排ガスに露呈される表面積を
ある程度増大させることの結果であるとともに、排ガス
を蛇行経路に沿って移動させることにより乱流を誘起さ
せ、それによって空気流に対する排ガス側の熱伝達係数
を高めることの結果であると考えられる。いずれにして
も、熱交換器の管に凹入くぼみを設けることは、熱伝達
効率の明らかに有意の増大をもたらす。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に従って構成されたユニットヒ
ーターの側面図である。
【図2】図2は、図1のユニットヒーターに用いられた
熱交換器の拡大端面図である。
【図3】図3は、図2の右側からみた熱交換器の側面図
である。
【図4】図4は、熱交換器の管の拡大端面図である。
【図5】図5は、管に形成される凹入くぼみの一実施例
の拡大断面図である。
【図6】図6は、図5と同様の図であるが、別の形態の
凹入くぼみを示す。
【符号の説明】
10:ハウジング 14:空気出口 20:空気入口 28:ファンブレード 30:熱交換器 32:上側ヘッダー 34:下側ヘッダー 44:バーナー 50:管 52:拡大された即ち幅広の開口下端部分 54:幅狭の開口上端部分 56燃焼器部分 58,60:側壁 62:突起 70:熱交換器部分 74:凹入くぼみ
フロントページの続き (72)発明者 ロバート・エス・クーリー アメリカ合衆国ウィスコンシン州オコノ モウォク、インタラーケン・ドライブ 2860 (56)参考文献 実開 昭60−133361(JP,U) 実開 昭51−73851(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24H 3/06 - 3/08 F28D 1/053

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気入口及び空気出口を有するハウジング
    と、 該空気入口から空気出口へ空気流路を通して空気を強制
    的に送るためのファン又はブロアと、 前記空気流路の真下に前記ハウジング内に配置された複
    数の互いに離隔した平行なバーナーと、 該各バーナーに対して1つづつ設けられており、各々、
    1対の互いに離隔したほぼ平行な側壁から成り、対応す
    るバーナーの上に位置する比較的幅広の開口下端部分
    と、前記空気流路内に位置する比較的幅狭の上端部分を
    有する複数の扁平な垂直管と、から成り、前記各管の少
    くとも一方の側壁は、他方の側壁に向けられ他方の側壁
    に接触した、又は、ほぼ接触した状態の複数個の凹入く
    ぼみを有することを特徴とする炉。
  2. 【請求項2】前記一方の側壁の各凹入くぼみは、他方の
    側壁に形成された対応する凹入くぼみと整合し、該凹入
    くぼみに接触している、又は、ほぼ接触した状態にある
    ことを特徴とする請求項1に記載の炉。
  3. 【請求項3】前記一方の側壁の凹入くぼみの幾つかは、
    他方の側壁の対応する凹入くぼみに接触しており、一方
    の側壁の他の凹入くぼみは、他方の側壁の対応する凹入
    くぼみにほぼ接触した状態にあることを特徴とする請求
    項2に記載の炉。
  4. 【請求項4】前記複数の凹入くぼみは、前記管の頂部か
    ら底部にかけてジグザグパターンに配列されていること
    を特徴とする請求項1に記載の炉。
  5. 【請求項5】前記複数個の凹入くぼみは、前記一方の側
    壁の、前記比較的幅広の開口下端部分より上方の部分の
    ほぼ全面に亙って配設されていることを特徴とする請求
    項4に記載の炉。
  6. 【請求項6】前記複数個の凹入くぼみは、ハネカムパタ
    ーンに配列されていることを特徴とする請求項5に記載
    の炉。
  7. 【請求項7】前記各管の下端部分の両側壁に外部に突出
    した突起が形成されており、各管の一方の側壁の突起
    が、隣接する管の他方の側壁の対応する突起に係合する
    ようになされていることを特徴とする請求項1に記載の
    炉。
  8. 【請求項8】前記一方の側壁の凹入くぼみの幾つかは、
    他方の側壁に接触しており、それらの接触している凹入
    くぼみの少くとも幾つかは、他方の側壁に固着されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の炉。
  9. 【請求項9】強制空気流と、複数の互いに離隔した平行
    なバーナーによって創生された排ガスとの間で熱交換を
    行わせるための熱交換器であって、 上下に離隔した上側ヘッダー及び下側ヘッダーと、 該各バーナーに対して1つづつ設けられており、各々、
    上側ヘッダーと下側ヘッダーの間に平行に延設され、開
    口上端及び開口下端をそれぞれ上側ヘッダーと下側ヘッ
    ダーに取付けられた複数の管とから成り、 該各管は、燃料を燃焼させて前記排ガスを創生するため
    の燃焼器として機能する拡大断面積を有する第1部分
    と、強制空気流と排ガスとの間で熱交換を行わせるため
    の幅狭の第2部分を有し、 該第2部分は、1対の平坦な互いに離隔したほぼ平行な
    側壁を有し、各側壁は、他方の側壁に向けられ他方の側
    壁に近接した複数個の凹入くぼみを有し、それらの凹入
    くぼみは、該第2部分の互いに離隔した両側壁の実質的
    に全面に亙って形成されていることを特徴とする熱交換
    器。
  10. 【請求項10】前記凹入くぼみは、それらが向けられて
    いる対向側壁に接触している、又は、ほぼ接触した状態
    にあることを特徴とする請求項9に記載の熱交換器。
  11. 【請求項11】一方の側壁の凹入くぼみは、他方の側壁
    の対応する凹入くぼみに整合していることを特徴とする
    請求項10に記載の熱交換器。
  12. 【請求項12】前記複数個の凹入くぼみは、ハネカムパ
    ターンに配列されていることを特徴とする請求項11に
    記載の熱交換器。
  13. 【請求項13】前記各側壁の複数の凹入くぼみは、ジグ
    ザグパターンに配列されて他方の側壁の凹入くぼみに整
    合しており、それらの互いに整合した凹入くぼみは、互
    いに接触又はほぼ接触しており、それらの接触した凹入
    くぼみの少くとも幾つかは、互いに固着されていること
    を特徴とする請求項9に記載の熱交換器。
  14. 【請求項14】強制空気流と、複数の互いに離隔した平
    行なバーナーによって創生された排ガスとの間で熱交換
    を行わせるための熱交換器及び燃焼器であって、 上下に離隔した上側ヘッダー及び下側ヘッダーと、 該各バーナーに対して1つづつ設けられており、各々、
    上側ヘッダーと下側ヘッダーの間に平行に延設され、開
    口上端及び開口下端をそれぞれ上側ヘッダーと下側ヘッ
    ダーに取付けられた複数の管とから成り、 該各管は、燃料を燃焼させて前記排ガスを創生するため
    の燃焼器として機能する拡大断面積を有する第1部分
    と、強制空気流と排ガスとの間で熱交換を行わせるため
    の幅狭の第2部分を有し、 該第2部分は、1対の平坦な互いに離隔したほぼ平行な
    側壁を有し、各側壁は、それぞれ他方の側壁の対応する
    凹入くぼみに整合するように向けられた複数個の凹入く
    ぼみを有し、一方の側壁の凹入くぼみと、他方の側壁の
    対応する凹入くぼみとは互いに接触、又は、ほぼ接触し
    ていることを特徴とする熱交換器及び燃焼器。
  15. 【請求項15】前記複数個の凹入くぼみは、ハネカムパ
    ターンに配列されており、それらの凹入くぼみは、前記
    第2部分の互いに離隔した両側壁の実質的に全面に亙っ
    て形成されているいることを特徴とする請求項14に記
    載の熱交換器及び燃焼器。
  16. 【請求項16】前記管のうちの少くとも幾つかの管の前
    記第1部分には、隣接する管の第1部分に向けて突出
    し、隣接する管の第1部分に実質的に接触している突起
    が形成されていることを特徴とする請求項15に記載の
    熱交換器及び燃焼器。
JP04992193A 1992-05-19 1993-02-17 ユニットヒーター及びユニットヒーターのための熱交換器 Expired - Fee Related JP3280453B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US885546 1992-05-19
US07/885,546 US5333598A (en) 1992-05-19 1992-05-19 Unit heater and heat exchanger therefor

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0634202A JPH0634202A (ja) 1994-02-08
JP3280453B2 true JP3280453B2 (ja) 2002-05-13

Family

ID=25387155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04992193A Expired - Fee Related JP3280453B2 (ja) 1992-05-19 1993-02-17 ユニットヒーター及びユニットヒーターのための熱交換器

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5333598A (ja)
EP (1) EP0570642B1 (ja)
JP (1) JP3280453B2 (ja)
KR (1) KR100308890B1 (ja)
CA (1) CA2081620C (ja)
DE (1) DE69223402T2 (ja)
MX (1) MX9207141A (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6938688B2 (en) * 2001-12-05 2005-09-06 Thomas & Betts International, Inc. Compact high efficiency clam shell heat exchanger
ITMI20020573U1 (it) * 2002-12-10 2004-06-11 Apen Group S P A Gruppo scambiatore di calore e camera di combustione ad alto rendiment o per caldaie e generatori di aria calda
US20050189097A1 (en) * 2004-03-01 2005-09-01 The Boeing Company Formed sheet heat exchanger
US8844472B2 (en) 2009-12-22 2014-09-30 Lochinvar, Llc Fire tube heater
NL2011539C2 (nl) * 2013-10-02 2015-04-07 Intergas Heating Assets B V Warmtewisselaar met een buis met een althans gedeeltelijk variabele doorsnede.
US10753687B2 (en) * 2017-07-17 2020-08-25 Beckett Gas, Inc. Heat exchanger tube
KR102546993B1 (ko) * 2018-07-26 2023-06-22 엘지전자 주식회사 가스 난방기

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3297079A (en) * 1967-01-10 Combination cooling and sealed fuel combustion heating means
US3073296A (en) * 1958-06-26 1963-01-15 Siegler Corp Furnaces
US3258004A (en) * 1964-05-18 1966-06-28 Williams Furnace Co Gas burning wall heater
FR1520628A (fr) * 1967-02-28 1968-04-12 Potez Ind Sa Générateur d'air chaud à gaz
US3502142A (en) * 1968-04-01 1970-03-24 Tranter Mfg Inc Multi-directionally distributed flow heat transfer plate unit
US4006728A (en) * 1971-02-13 1977-02-08 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Room heating apparatus using combustion
US4467780A (en) * 1977-08-29 1984-08-28 Carrier Corporation High efficiency clamshell heat exchanger
GB2019549A (en) * 1978-04-24 1979-10-31 Modine Mfg Co Gas-fired space heaters
US4474172A (en) * 1982-10-25 1984-10-02 Chevron Research Company Solar water heating panel
US5080166A (en) * 1987-04-15 1992-01-14 Itrag Ag Plate-shaped heating element, in particular for floor heating
US5113844A (en) * 1988-12-12 1992-05-19 Vulcan Australia Limited Heat exchanger
US4982785A (en) * 1990-03-06 1991-01-08 Inter-City Products Corporation (Usa) Serpentine heat exchanger

Also Published As

Publication number Publication date
MX9207141A (es) 1993-11-01
EP0570642B1 (en) 1997-12-03
US5333598A (en) 1994-08-02
KR930023692A (ko) 1993-12-21
KR100308890B1 (ko) 2001-12-15
DE69223402D1 (de) 1998-01-15
DE69223402T2 (de) 1998-03-26
EP0570642A1 (en) 1993-11-24
CA2081620A1 (en) 1993-11-20
JPH0634202A (ja) 1994-02-08
CA2081620C (en) 2003-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0413411B1 (en) Hot-air furnace
US5271376A (en) Serpentined tubular heat exchanger apparatus for a fuel-fired forced air heating furnace
CA2252589C (en) High efficiency vertical tube water heater apparatus
US5617776A (en) Induced draft gas fired fryer
US20040069295A1 (en) Highly efficient heat exchanger and combustion chamber assembly for boilers and heated air generators
US11624527B2 (en) Smoke tube boiler
US3638636A (en) Air heater
US20200355396A1 (en) Smoke tube boiler
JP3280453B2 (ja) ユニットヒーター及びユニットヒーターのための熱交換器
US5146910A (en) NOX reducing device for fuel-fired heating appliances
US5295473A (en) Furnace
NZ264019A (en) Condensing furnace; details regarding combustor tubes of primary and secondary heat exchangers located within the furnace housing
US2752912A (en) Forced air flow air heating furnace
JP7161930B2 (ja) 伝熱フィン
US2963083A (en) Gas burner structure
JPH0629623Y2 (ja) 温風暖房機
EP0431446B1 (en) Heat exchange assembly for unit heaters
JP2000018729A (ja) 伝熱フィンを備えた熱交換器
JP7301344B2 (ja) 熱交換器及び給湯器
JPH07139701A (ja) 環状貫流ボイラ
USRE26575E (en) Volk hot air furnace
JP3176218B2 (ja) 燃焼機の熱交換器
EP0021469A1 (en) Heating device
KR0114427Y1 (ko) 열기기용 열교환기
JP3805897B2 (ja) 多管式貫流ボイラ

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020122

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees