JP3278632B2 - ボタン電話装置、それを用いた電子メールシステム及びそのメール転送方法 - Google Patents

ボタン電話装置、それを用いた電子メールシステム及びそのメール転送方法

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JP3278632B2
JP3278632B2 JP10893099A JP10893099A JP3278632B2 JP 3278632 B2 JP3278632 B2 JP 3278632B2 JP 10893099 A JP10893099 A JP 10893099A JP 10893099 A JP10893099 A JP 10893099A JP 3278632 B2 JP3278632 B2 JP 3278632B2
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哲也 三井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボタン電話装置、そ
れを用いた電子メールシステム及びそのメール転送方法
に関し、特にLAN上に構築された電子メールシステム
のメールサーバに着信した電子メールをボタン電話機に
より確認し転送させることができるボタン電話装置と、
それを用いた電子メールシステムと、そのメール転送方
法とに関する。
【0002】
【従来の技術】パソコン等のクライアント端末とメール
サーバとを収容したLAN(ローカルエリアネットワー
ク)を外部のLANや公衆網とネットワーク接続し、メ
ールサーバを介してネットワーク上の端末相互間でメー
ルメッセージ(電子メール)を送受信する電子メールシ
ステムが構築されている。この電子メールシステムを利
用する各利用者(ユーザ)にはそれぞれ固有の電子メー
ルアドレスが割り当てられており、電子メールの送受信
及び転送は、この電子メールアドレスに基づいて宛先が
決められる。
【0003】従来、各ユーザが自分宛ての電子メールの
着信を確認するためには、端末(パソコン)上の電子メ
ールソフトを操作しメールサーバにアクセスする必要が
あった。また、電子メールを他のユーザに転送するに
も、同様に電子メールソフトを操作し、メールサーバに
アクセスし、転送先の電子メールアドレスを調べて、電
子メールを転送するという一連の作業が必要であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通常、各ユーザは電子
メールシステムの端末の他に、電話システムの電話機を
使用可能である。例えば、同一の組織や構内に所属する
各ユーザは、同一の構内交換機(ボタン電話装置)に収
容された各電話機をそれぞれ専用に使用可能であり、そ
の電話機に割り当てられた内線電話番号で識別可能であ
る。
【0005】本発明の目的は、電子メールソフトを操作
することなく、また転送先のユーザの電子メールアドレ
スを調べることなしに、転送先のユーザの内線電話番号
をダイヤルするだけで、電子メールの転送が可能になる
ボタン電話装置、それを用いた電子メールシステム及び
そのメール着信通知、転送方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
ボタン電話装置は、それぞれ異なる内線番号が割り当て
られ利用者が特定される複数のボタン電話機と、前記複
数のボタン電話機に対する発着信制御を行なう主装置と
を備えるボタン電話装置において、前記主装置が、LA
Nを介して電子メールシステムのメールサーバと接続さ
れるとともに、前記ボタン電話機ごとの内線番号と当該
電話機の利用者の前記電子メールシステム上で割り当て
られたメールアドレスとの対応を示した内線番号メール
アドレス対応表を有し、前記メールサーバから受信メー
ルアドレスを含む電子メールの着信通知を受けると当該
メールアドレスをキーとして前記内線番号メールアドレ
ス対応表を検索し、当該メールアドレスに対応する内線
番号を検出すると、当該内線番号を割り当てられたボタ
ン電話機に対し前記電子メールの着信通知に基づく着信
表示情報を送出し、前記各ボタン電話機から電子メール
を転送すべき転送先利用者の利用するボタン電話機の内
線番号を含む電子メール転送要求を示すダイヤル情報を
受けると前記転送先利用者の内線番号を抽出し、当該内
線番号をキーとして前記内線番号メールアドレス対応表
を検索し、当該内線番号に対応するメールアドレスを検
出すると、前記着信通知を受けた電子メールの当該メー
ルアドレスへの転送要求を示すメール転送要求を前記メ
ールサーバに送出し、前記各ボタン電話機が、情報の可
視表示を行う表示器を有し、前記主装置から前記着信表
示情報を受けると前記表示器に表示し、利用者から前記
電子メールを転送すべき転送先利用者の利用するボタン
電話機の内線番号を含む電子メール転送要求を示すダイ
ヤル情報を受けると前記主装置に送出する構成である。
【0007】
【0008】本発明の請求項に係るボタン電話装置
は、上記構成において、前記主装置が、主装置全体の制
御を司る制御手段と、前記各ボタン電話機とのインタフ
ェースをとるボタン電話機インタフェース手段と、前記
各ボタン電話機に表示するメッセージ内容を記憶するメ
ッセージ記憶手段と、前記各ボタン電話機に表示する表
示情報を生成する表示情報生成手段と、LANを介して
電子メールシステムの前記メールサーバとのインタフェ
ースをとるCTIインタフェース手段と、前記各ボタン
電話機の内線番号と当該電話機の利用者のメールアドレ
スとの対応を示した内線番号メールアドレス対応表を記
憶した主装置記憶手段とを有する構成である。
【0009】本発明の請求項に係る電子メールシステ
ムは、外部ネットワークと接続され、電子メールを伝送
するLANと、前記LANに収容され、電子メールの送
受信を行う複数のクライアント端末と、前記LANに収
容され、配下のボタン電話機と前記クライアント端末と
の両方を利用する各利用者に固有に割り当てられた内線
番号とメールアドレスとの対応表を有し、前記ボタン電
話機から入力された前記内線番号を指定した電子メール
の転送要求を対応する前記メールアドレスを指定した転
送要求に変換して送信する請求項1または2記載のボタ
ン電話装置と、前記LANに収容され、前記外部ネット
ワーク及び前記各クライアント端末相互間の電子メール
の送受信を仲介し、前記各利用者に固有に割り当てられ
たメールアドレス宛の電子メールを受信すると自装置内
に蓄積するとともに、当該メールアドレスを含む電子メ
ールの着信通知を前記ボタン電話装置へ送出し、前記ボ
タン電話装置から蓄積した電子メールに対する他のメー
ルアドレスへの転送要求を受信すると該当する電子メー
ルを指定された他のメールアドレスへ転送するメールサ
ーバとを備えた構成である。
【0010】本発明の請求項に係る電子メールシステ
ムは、互いに物理的に遠く離れた複数地点に、LAN接
続されたメールサーバ,クライアント端末,及びボタン
電話装置を備える請求項3記載の電子メールシステムを
それぞれ設け、前記各メールサーバ間をLANを通した
電子メールシステム用のネットワークで接続し、前記各
ボタン電話装置に、各地点ごとのボタン電話機と前記ク
ライアント端末との両方を利用する各利用者に固有に割
り当てられた内線番号とメールアドレスとの対応表を全
地点分登録しておくとともに、これらボタン電話装置間
を電話システム用のネットワークで接続し、第1の地点
のボタン電話機から、第2の地点のメールサーバで受信
され蓄積された電子メールに対する第1の地点内の内線
番号を指定した電子メールの転送要求を第1の地点のボ
タン電話装置及び前記電話システム用のネットワークを
通して第2の地点のボタン電話装置へ送信することによ
り、前記第2の地点のボタン電話装置が、受信した前記
第1の地点内の内線番号を指定した電子メールの転送要
求を対応する第1の地点のメールサーバの管理下のメー
ルアドレスを指定した転送要求に変換して前記第2の地
点のメールサーバへ送信し、前記第2の地点のメールサ
ーバが、受信した前記第1の地点のメールサーバ管理下
のメールアドレスを指定した転送要求に基づいて、対応
する電子メールを前記電子メールシステム用のネットワ
ークを通して前記第1の地点のメールサーバへ転送する
構成である。
【0011】
【0012】本発明の請求項に係るボタン電話装置に
よるメール転送方法は、それぞれ異なる内線番号が割り
当てられ利用者が特定される複数のボタン電話機に対す
る発着信制御を行なうボタン電話装置の主装置に、LA
Nを介して電子メールシステムのメールサーバを接続
し、前記ボタン電話機ごとの内線番号と当該電話機の利
用者の前記電子メールシステム上で割り当てられたメー
ルアドレスとの対応を示した内線番号メールアドレス対
応表を登録しておき、前記メールサーバに電子メールの
着信があると、受信メールアドレスを含む電子メールの
着信通知を前記主装置に送出し、前記主装置にて、当該
メールアドレスをキーとして前記内線番号メールアドレ
ス対応表を検索し、当該メールアドレスに対応する内線
番号を検出すると、当該内線番号を割り当てられたボタ
ン電話機に対し前記電子メールの着信通知に基づく着信
表示情報を送出し、前記ボタン電話機にて、前記着信表
示情報を可視表示し、前記利用者からの電子メールを転
送すべき転送先利用者の利用するボタン電話機の内線番
号を含む電子メール転送要求を示すダイヤル情報を受け
ると前記主装置に送出し、前記主装置にて、前記電子メ
ール転送要求を示すダイヤル情報から前記転送先利用者
の内線番号を抽出し、当該内線番号をキーとして前記内
線番号メールアドレス対応表を検索し、当該内線番号に
対応するメールアドレスを検出すると、前記着信通知を
受けた電子メールの当該メールアドレスへの転送要求を
示すメール転送要求を前記メールサーバに送出する工程
を有する。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の電子メールシステムのシ
ステム構成図である。なお、以下の説明において、電子
メールのことを単にメールと略記する場合がある。図1
において、広地域の各種データ通信網、データ通信端末
の集合体であるネットワーク10に、パソコン(PC)
等のクライアント端末31,32やメールサーバ40を
収容したLAN(ローカルエリアネットワーク)20が
接続され、電子メールシステムを構成している。メール
サーバ40は、電子メールデータを格納するメールサー
バHD(ハード磁気ディスク装置)41を備えている。
【0015】このLAN20に電話システムを構成する
ボタン電話装置50が接続され、メールサーバ40と情
報送受信が可能となっている。なお、本例ではボタン電
話装置としたが、交換機と内線電話機とからなる構内交
換機(PBX)でも同様である。
【0016】図2にボタン電話装置50の構成例を示
す。図2において、ボタン電話装置50は、LCD付き
ボタン電話機61,62と主装置51とからなる。主装
置51は、主装置51全体の制御およびアクセスコード
解析を司る制御部510と、ボタン電話機61,62と
のインタフェースをとるボタン電話機インタフェース回
路511と、ボタン電話機61,62に表示するメッセ
ージ内容を記憶するメッセージ用メモリ512と、各ボ
タン電話機61,62のLCD(液晶ディスプレイ)6
11,621に表示するLCD表示情報を生成するディ
スプレイ・デバイス・ドライバ513と、電話システム
と電子メールシステム(LAN20)とのインタフェー
スをとるCTI(Computer Telephon
y Integration:コンピュータ テレホニ
ー インテグレーション)インタフェース部514と、
各ボタン電話機の内線番号と当該電話機の利用者の電子
メールアドレスとの対応を示した内線番号メールアドレ
ス対応表53を記憶した主装置HD(ハード磁気ディス
ク装置)52とを備えている。
【0017】CTIインタフェース部514は、LAN
20上の通信プロトコル、例えばTCP/IPプロトコ
ルを用いてメールサーバ40と接続し、情報の送受信を
行う。
【0018】電子メールシステムを利用する各利用者
(ユーザ)にはそれぞれ固有の電子メールアドレスが割
り当てられており、電子メールの送受信及び転送は、こ
の電子メールアドレスの基づいて宛先が決められる。各
ユーザは、電子メールシステムのクライアント端末3
1,32上のメールソフトによりメールアドレスを用い
てメールサーバ40と電子メールの送受信を行う。また
同時に各ユーザは、ボタン電話装置50のボタン電話機
61,62のいずれかをそれぞれ専用に使用可能であ
り、その電話機に割り当てられた内線電話番号で識別す
ることができる。
【0019】次に、本発明の動作概要を説明する。本発
明は、ボタン電話装置50の主装置51に接続されてい
るボタン電話機61,62のいずれか(例えば、ボタン
電話機61)を操作することによりメールサーバ40内
の電子メールを転送するサービスを提供する。ボタン電
話機61を操作するとは、ボタン電話機61から電子メ
ール転送要求のためのアクセスコードMをダイヤルし、
転送したい先の内線番号をダイヤルする操作のことであ
る。
【0020】主装置51では、ボタン電話機61からの
アクセスコードを解析し、電子メール転送要求用のアク
セスコードMと判断できたときは、メールサーバ40に
対して電子メール転送要求を発行する。その際に転送先
の電子メールアドレスも付加情報として渡す。転送先の
電子メールアドレスは、ボタン電話機61から入力され
たアクセスコードMに付加している内線番号をもとに、
主装置HD52に記憶してある内線番号メールアドレス
対応表53から探し出す。
【0021】また、電子メール着信があったことを知ら
せるための仕組みも本発明の特徴の1つであり、電子メ
ール着信があった場合に、その旨を主装置51に通知す
る。主装置は電子メール着信のあることをボタン電話機
61のLCD611に電子メールの題名と電子メールの
発信者を表示する。
【0022】次に、図1,図2とともに、図3〜図5を
参照して本発明の電子メールシステム及びボタン電話装
置の動作及び信号の流れを詳細に説明する。
【0023】ステップ1−1:メールサーバ40に、そ
のユーザ宛(メールアドレス宛)の電子メールがネット
ワーク10あるいはLAN20内の端末から到着する。
この電子メールのデータは、メールサーバHD41に蓄
積される。
【0024】ステップ1−2:メールサーバ40は、ボ
タン電話装置50の主装置51に電子メールが到着して
いることを電子メール着信信号Aとして知らせる。この
電子メール着信信号Aには、メールアドレスの他に、メ
ールサブジェクトとして電子メールの題名と電子メール
の発信者の情報も含んでいる。また、後に説明するよう
に、複数の電子メールの着信通知や転送を行うようにす
る場合は、電子メールの識別番号を付与するようにす
る。図4の分図(A)に電子メール着信信号Aの構成例
を示す。
【0025】ステップ1−3:主装置51は、電子メー
ル着信信号Aを受け取り、主装置HD52内の内線番号
メールアドレス対応表53により、該当内線番号を探
す。図3に内線番号メールアドレス対応表53の構成例
を示す。
【0026】ステップ1−4:主装置51は、探した内
線番号を割り当てられているボタン電話機(例えば、ボ
タン電話機61)に対して、電子メール着信のあること
を電子メール着信表示要請信号Bを出すことで知らせ
る。図4の分図(B)に電子メール着信表示要請信号B
の構成例を示す。
【0027】ステップ1−5:ボタン電話機61は、L
CD611に電子メール着信のあることを表示するとと
もに、電子メールの題名及び発信者名等を表示する。
【0028】図5にボタン電話機での表示例を示す。本
例は、24桁、3行表示のLCDの場合を示す。LCD
は英数字が表示可能だが、漢字、カタカナ対応ならば、
さらにそれら(漢字、カタカナ)も表示するようにする
ことができる。表示文字が表示桁を越える場合は、周知
のスクロール技術により、スクロールさせて見ることが
できる。図5において、1行目先頭の「EM」は電子メ
ール(E−Mail)の着信を示す。次の「1/3」
は、未読メールが3件あり、そのうちの1件目を現在表
示していることを示す。次の「weekly…」が、メ
ールの題名である。2行目の「mitsui」が、発信
者名である。
【0029】ステップ1−6:ボタン電話機61のユー
ザは、LCD611の表示を見ることにより、クライア
ント端末31,32を操作しなくても、自分宛の電子メ
ールがメールサーバ40に届いていることを知ることが
できる。また、その題名と発信者名とから、自分が直接
読むべきものなのか、あるいは他のユーザに転送すべき
ものなのかを判定することができる。
【0030】ステップ1−7:ユーザが直接読む場合
は、適切なクライアント端末31,32によりメールサ
ーバ40にアクセスする。
【0031】ステップ1−8:他のユーザに転送すべき
と判定した場合、ユーザは、ボタン電話機61のダイヤ
ルボタンからアクセスコードMを入力し、電子メール転
送要求を出す。このとき、付加情報として、転送先の内
線番号を追加ダイヤルする。ボタン電話機61は、ユー
ザにより入力されたこれら情報に基づいて、電子メール
転送用アクセスコード信号Cとして主装置51へ送出す
る。図4の分図(C)に電子メール転送用アクセスコー
ド信号Cの構成例を示す。
【0032】ステップ1−9:主装置51は、ボタン電
話機61からの電子メール転送用アクセスコード信号C
によりアクセスコードMを受け取り、それを解析する。
【0033】ステップ1−10:主装置51は、解析結
果が電子メール転送要求の場合は、主装置HD52内の
内線番号メールアドレス対応表53で転送先の内線番号
に対応する電子メールアドレスを探す。
【0034】ステップ1−11:主装置51は、メール
サーバ40に電子メール転送要求を出す。すなわち、付
加情報として転送先電子メールアドレスを付けた電子メ
ール転送要求信号Dをメールサーバ40に送信する。な
おこのとき、複数の電子メールの着信通知(例えば、図
5に示す状態)が行われている場合は、ボタン電話機6
1で表示されている電子メールの識別番号(電子メール
着信信号Aに含まれていたもの)を付与する。図4の分
図(D)に電子メール転送要求信号Dの構成例を示す。
【0035】ステップ1−12:メールサーバ40は、
主装置51から電子メール転送要求信号Dを受け取り、
その内容(転送先メールアドレス)に基づいて、メール
サーバHD41内の該当する電子メールを転送する。こ
のようにして、電子メールシステムのクライアント端末
を一切使用せずに、電話システムの電話機の操作だけ
で、電子メールの着信を知り、他のユーザに転送するこ
とができる。
【0036】ステップ1−13:この転送先メールアド
レスがLAN20内のユーザのものならば、メールサー
バ40は、そのメールアドレスを指定した電子メール着
信信号Aをボタン電話装置50の主装置51に送出する
ことにより、上述した処理を繰り返す。
【0037】次にボタン電話装置50の主装置51内部
の信号の流れを詳細に説明する。
【0038】ステップ2−1:CTIインタフェース部
514を介して、メールサーバ40から電子メール着信
信号Aを制御部510が受けとる。
【0039】ステップ2−2:制御部510では、電子
メール着信信号Aに付加している電子メールの題名と電
子メールの発信者の情報をメッセージ用メモリ512に
格納し、ディスプレイ・デバイス・ドライバ513にL
CD表示信号Eを出す。このとき、着信通知(未読の着
信)を複数受けている場合は、その識別番号も管理可能
とする。図4の分図(E)にLCD表示信号Eの構成例
を示す。
【0040】ステップ2−3:ディスプレイ・デバイス
・ドライバ513は、メッセージ用メモリ512の情報
を利用し、ボタン電話機61に電子メール着信表示要請
信号Bを送出する。
【0041】ステップ2−4:ボタン電話機61からの
電子メール転送用アクセスコード信号Cをボタン電話機
インタフェース回路511を介して制御部510が受け
取る。
【0042】ステップ2−5:制御部510では、その
アクセスコードを解析し、電子メール転送用アクセスコ
ードと判断したときは、電子メール転送用アクセスコー
ド信号Cに付加してある転送先内線番号と内線番号メー
ルアドレス対応表53から、転送先電子メールアドレス
を探し、その情報を付加して、電子メールサーバ40に
電子メール転送要求信号Dを送出する(メール識別番号
も含む)。
【0043】次に、本発明の他の実施の形態例を図6を
参照して説明する。図6において、物理的に遠く離れた
2地点(X地点,Y地点)にそれぞれ、メールサーバ4
5,46及びクライアント端末35,36を収容し電子
メールの送受信を行うLAN25,26と、これらのL
ANに接続された主装置551,561及びボタン電話
機552,562から成るボタン電話装置55,56を
配置してある。また、LAN25,26間は電子メール
システム用ネットワーク15で接続し、ボタン電話装置
55,56の主装置551,561間は電話システム用
ネットワーク75で接続してある。
【0044】各ボタン電話装置55,56の主装置55
1,561は、自装置側のボタン電話機(552,56
2)の内線番号ばかりでなく、相手装置側のボタン電話
機(562,552)の内線番号と、各メールサーバ4
5,46管理下のメールアドレスとの対応情報を登録し
てある。
【0045】通常はX地点のボタン電話装置55とメー
ルサーバ45(及び端末35)を利用するユーザが、遠
隔地のY地点に移動した場合、Y地点のボタン電話装置
56のボタン電話機562を操作して、主装置561、
電話システム用ネットワーク75を介して、X地点のボ
タン電話装置55に、メールサーバ45への電子メール
の着信の確認要求と、転送要求を行うことができる。
【0046】このとき、このユーザがY地点のメールサ
ーバ46の管理下のメールアドレス(及びボタン電話装
置56の内線番号)も割り当てられているならば、電子
メールの転送先をそれにし、端末36で読み出すことが
できる。
【0047】このように、遠隔地にある主装置に接続さ
れた電話機から電子メール確認要求を出し、電子メール
ある場合は、電子メール転送要求をさらに出し、その電
子メールを遠隔地にある電子メールサーバに転送し、遠
隔地でその電子メールを読むことができる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、利用者は電子メールシ
ステムのパソコン等のクライアント端末上の電子メール
ソフトを操作することなく、また転送先のユーザの電子
メールアドレスを調べることなしに、ボタン電話機から
転送先のユーザの内線電話番号をダイヤルするだけで、
電子メールを転送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子メールシステムの一例を示すシス
テム構成図である。
【図2】本発明のボタン電話装置の一例を示すブロック
構成図である。
【図3】内線番号メールアドレス対応表の構成例を示す
図である。
【図4】各種信号の構成例を示す図である。
【図5】ボタン電話機の表示例を示す図である。
【図6】本発明の他の実施の形態例を示すシステム構成
図である。
【符号の説明】
10 ネットワーク 20,25,26 LAN 31,32,35,36 クライアント端末 40,45,46 メールサーバ 50,55,56 ボタン電話装置 51,551,561 主装置 61,62,552,562 ボタン電話機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/42 - 3/58 H04L 12/54 H04L 12/58 H04Q 3/58 - 3/62 H04M 3/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ異なる内線番号が割り当てられ
    利用者が特定される複数のボタン電話機と、前記複数の
    ボタン電話機に対する発着信制御を行なう主装置とを備
    えるボタン電話装置において、 前記主装置が、LANを介して電子メールシステムのメ
    ールサーバと接続されるとともに、前記ボタン電話機ご
    との内線番号と当該電話機の利用者の前記電子メールシ
    ステム上で割り当てられたメールアドレスとの対応を示
    した内線番号メールアドレス対応表を有し、前記メール
    サーバから受信メールアドレスを含む電子メールの着信
    通知を受けると当該メールアドレスをキーとして前記内
    線番号メールアドレス対応表を検索し、当該メールアド
    レスに対応する内線番号を検出すると、当該内線番号を
    割り当てられたボタン電話機に対し前記電子メールの着
    信通知に基づく着信表示情報を送出し、前記各ボタン電
    話機から電子メールを転送すべき転送先利用者の利用す
    るボタン電話機の内線番号を含む電子メール転送要求を
    示すダイヤル情報を受けると前記転送先利用者の内線番
    号を抽出し、当該内線番号をキーとして前記内線番号メ
    ールアドレス対応表を検索し、当該内線番号に対応する
    メールアドレスを検出すると、前記着信通知を受けた電
    子メールの当該メールアドレスへの転送要求を示すメー
    ル転送要求を前記メールサーバに送出し、 前記各ボタン電話機が、情報の可視表示を行う表示器を
    有し、前記主装置から前記着信表示情報を受けると前記
    表示器に表示し、利用者から前記電子メールを転送すべ
    き転送先利用者の利用するボタン電話機の内線番号を含
    む電子メール転送要求を示すダイヤル情報を受けると前
    記主装置に送出することを特徴とするボタン電話装置。
  2. 【請求項2】 前記主装置が、主装置全体の制御を司る
    制御手段と、前記各ボタン電話機とのインタフェースを
    とるボタン電話機インタフェース手段と、前記各ボタン
    電話機に表示するメッセージ内容を記憶するメッセージ
    記憶手段と、前記各ボタン電話機に表示する表示情報を
    生成する表示情報生成手段と、LANを介して電子メー
    ルシステムの前記メールサーバとのインタフェースをと
    るCTIインタフェース手段と、前記各ボタン電話機の
    内線番号と当該電話機の利用者のメールアドレスとの対
    応を示した内線番号メールアドレス対応表を記憶した主
    装置記憶手段とを有することを特徴とする請求項記載
    のボタン電話装置。
  3. 【請求項3】 外部ネットワークと接続され、電子メー
    ルを伝送するLANと、 前記LANに収容され、電子メールの送受信を行う複数
    のクライアント端末と、 前記LANに収容され、配下のボタン電話機と前記クラ
    イアント端末との両方を利用する各利用者に固有に割り
    当てられた内線番号とメールアドレスとの対応表を有
    し、前記ボタン電話機から入力された前記内線番号を指
    定した電子メールの転送要求を対応する前記メールアド
    レスを指定した転送要求に変換して送信する請求項1ま
    たは2記載のボタン電話装置と、 前記LANに収容され、前記外部ネットワーク及び前記
    各クライアント端末相互間の電子メールの送受信を仲介
    し、前記各利用者に固有に割り当てられたメールアドレ
    ス宛の電子メールを受信すると自装置内に蓄積するとと
    もに、当該メールアドレスを含む電子メールの着信通知
    を前記ボタン電話装置へ送出し、前記ボタン電話装置か
    ら蓄積した電子メールに対する他のメールアドレスへの
    転送要求を受信すると該当する電子メールを指定された
    他のメールアドレスへ転送するメールサーバとを備えた
    ことを特徴とする電子メールシステム。
  4. 【請求項4】 互いに物理的に遠く離れた複数地点に、
    LAN接続されたメールサーバ,クライアント端末,及
    びボタン電話装置を備える請求項3記載の電子メールシ
    ステムをそれぞれ設け、前記各メールサーバ間をLAN
    を通した電子メールシステム用のネットワークで接続
    し、前記各ボタン電話装置に、各地点ごとのボタン電話
    機と前記クライアント端末との両方を利用する各利用者
    に固有に割り当てられた内線番号とメールアドレスとの
    対応表を全地点分登録しておくとともに、これらボタン
    電話装置間を電話システム用のネットワークで接続し、
    第1の地点のボタン電話機から、第2の地点のメールサ
    ーバで受信され蓄積された電子メールに対する第1の地
    点内の内線番号を指定した電子メールの転送要求を第1
    の地点のボタン電話装置及び前記電話システム用のネッ
    トワークを通して第2の地点のボタン電話装置へ送信す
    ることにより、前記第2の地点のボタン電話 装置が、受
    信した前記第1の地点内の内線番号を指定した電子メー
    ルの転送要求を対応する第1の地点のメールサーバの管
    理下のメールアドレスを指定した転送要求に変換して前
    記第2の地点のメールサーバへ送信し、前記第2の地点
    のメールサーバが、受信した前記第1の地点のメールサ
    ーバ管理下のメールアドレスを指定した転送要求に基づ
    いて、対応する電子メールを前記電子メールシステム用
    のネットワークを通して前記第1の地点のメールサーバ
    へ転送することを特徴とする電子メールシステム。
  5. 【請求項5】 それぞれ異なる内線番号が割り当てられ
    利用者が特定される複数のボタン電話機に対する発着信
    制御を行なうボタン電話装置の主装置に、LANを介し
    て電子メールシステムのメールサーバを接続し、前記ボ
    タン電話機ごとの内線番号と当該電話機の利用者の前記
    電子メールシステム上で割り当てられたメールアドレス
    との対応を示した内線番号メールアドレス対応表を登録
    しておき、 前記メールサーバに電子メールの着信があると、受信メ
    ールアドレスを含む電子メールの着信通知を前記主装置
    に送出し、 前記主装置にて、当該メールアドレスをキーとして前記
    内線番号メールアドレス対応表を検索し、当該メールア
    ドレスに対応する内線番号を検出すると、当該内線番号
    を割り当てられたボタン電話機に対し前記電子メールの
    着信通知に基づく着信表示情報を送出し、 前記ボタン電話機にて、前記着信表示情報を可視表示
    し、前記利用者からの電子メールを転送すべき転送先利
    用者の利用するボタン電話機の内線番号を含む電子メー
    ル転送要求を示すダイヤル情報を受けると前記主装置に
    送出し、 前記主装置にて、前記電子メール転送要求を示すダイヤ
    ル情報から前記転送先利用者の内線番号を抽出し、当該
    内線番号をキーとして前記内線番号メールアドレス対応
    表を検索し、当該内線番号に対応するメールアドレスを
    検出すると、前記着信通知を受けた電子メールの当該メ
    ールアドレスへの転送要求を示すメール転送要求を前記
    メールサーバに送出することを特徴とするボタン電話装
    置によるメール転送方法。
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