JP3278571B2 - 内線代表選択方法 - Google Patents

内線代表選択方法

Info

Publication number
JP3278571B2
JP3278571B2 JP9643796A JP9643796A JP3278571B2 JP 3278571 B2 JP3278571 B2 JP 3278571B2 JP 9643796 A JP9643796 A JP 9643796A JP 9643796 A JP9643796 A JP 9643796A JP 3278571 B2 JP3278571 B2 JP 3278571B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
extension
telephone
busy
cordless
call
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP9643796A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09284400A (ja
Inventor
昇 大倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP9643796A priority Critical patent/JP3278571B2/ja
Publication of JPH09284400A publication Critical patent/JPH09284400A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3278571B2 publication Critical patent/JP3278571B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構内交換機(以下
「PBX」という。)における事業所コードレスシステ
ムのコードレス電話機(以下「PS」という。)による
内線代表選択方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】PBXでは、外線などから内線電話に着
信があった時に、その内線電話が話中のときに、近くの
内線電話に取りつぐと便利である。そのために、内線電
話を代表グループ(例えば、課単位)に登録しておき、
着信の指定のあった内線電話が話中であるときに、その
代表グループ内の空いている内線電話に着信している。
また、内線電話に着信のリンガがなっているときに、そ
の内線電話をだれもとらないときに、代わりに受けられ
るものがコールピックアップ操作をして、そのものが操
作をした内線電話機で受けられると便利である。そのた
めに、内線電話をピックアップグループにグループ化し
て登録しておき、着信のあったピックアップグループの
中でコールピックアップ操作をした内線電話機につない
でいる。図2は、内線代表選択方法、及びコールピック
アップ方法を実施するための従来のPBXの構成図であ
る。図2に示すように、内線電話機(以下「EXT」と
いう。)2000,2001などやPS2202,21
00などの端末がPBX本体1に収容されている。PB
X本体1には、PSが送受信するためのコードレス基地
局装置(以下「CS」という。)が設けられている。P
Sは、CS群が電波上に発信している電波の最も強いC
Sと通信を行うようになっている。PBX本体1には中
央処理装置(以下「CPU」という。)2やメモリ3が
搭載されており、CPU2が、EXTやPSの発呼、着
信などの通信制御をメモリ3を参照して行う。
【0003】メモリ3には、内線代表登録テーブル4、
コールピックアップ登録テーブル5、図示しない保留転
送登録テーブルなどが設けられている。内線代表登録テ
ーブル4には、内線番号をアドレスとして、そのアドレ
ス領域にその内線が代表グループを構成する場合は、代
表グループSGa ,SGb ,…のアドレスが格納されて
いる。代表グループSGa ,SGb ,…には、グループ
を構成する内線電話機の収容位置TNa ,…が格納され
ている。コールピックアップ登録テーブル5には、内線
番号をアドレスとして、そのアドレス領域にその内線が
ピックアップグループを構成する場合は、ピックアップ
グループPGa ,PGb ,…のアドレスが格納されてい
る。ピックアップグループPGa ,PGb ,…には、ピ
ックアップグループを構成する内線電話機の収容位置T
a ,…が格納されている。EXT2000が話中のと
き、そのEXT2000に着信があったとする。従来の
代表グループ選択方法は、このとき、CPU2は、内線
代表登録テーブル4を参照して、EXT2000が代表
グループに登録されているかを検索して、代表グループ
に登録されていれば、代表グループSGa に登録されて
いる内線電話機の中で空きの収容位置TNa ,TNb
内線電話機に着信している。また、コールピックアップ
方法は、EXT2000に着信があった時に、話中で
あり、EXT2200がコールピックアップ操作をした
とすると、コールピックアップ操作をしたEXT220
0がピックアップグループPGa に登録されているか否
かを判断して、登録されていれば、そのピックアップグ
ループPGaに着信のEXT2000があれば、そのE
XT2200に着信をしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
内線代表選択方法、図2に示すように、代表グルー
プSGa ,SGb ,…、収容位置TNa ,TNb ,…
で管理されており、PSは移動することができる端末の
ため、内線収容位置が固定化できない。従って、PSを
各グループサービスに登録できないために、グループサ
ービスを受けられないという問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、PBX内に収容された複数のEXT、及
び前記PBXに設けられる複数のCSとの間で送受信を
して通話を行う複数のPSの通信を制御するCPUと、
前記CPUが前記通信を制御するために使用するメモリ
とを備えたPBXにおける内線代表選択方法において、
以下の構成にしている。すなわち、前記メモリには、前
記各EXT及び前記各PS毎に、それが一般電話機なの
かPSなのかを示す内線種別(以下「TID」とい
う。)と、PSの場合には、前記PSが通常いる位置で
前記CSと送受信をする呼出しエリアであるホーム呼出
しエリア(以下「HCA」という。)及び前記PSが現
在いる位置で送受信をする呼出しエリアである現在呼出
しエリア(以下「BCA」という。)を示す情報と、前
記各EXT及び前記各PS毎に、代表グループを構成す
るか否かの情報と該代表グループを構成する場合には登
録している該代表グループのアドレスと、前記各代表グ
ループ毎に該代表グループを構成する前記EXT、及び
前記PSを一意的に識別するための論理的な識別番号と
を登録する。そして、前記EXT又は前記PSに着信が
あった場合に、該着信のあった前記EXT又は前記PS
が話中であるか否かを判別して、話中でなければ、該話
中の前記EXT又は前記PSに着信する第1の着信処理
と、前記着信のあった前記EXT又は前記PSが話中で
あり、該話中の前記EXT又は前記PSが前記代表グル
ープを構成しない場合は、発呼側に話中を通知する第1
の話中処理と、前記着信のあった前記EXT又は前記P
Sが話中であり、該話中の前記EXT又は前記PSが前
記代表グループを構成するが、該代表グループの中には
空きの前記EXT、及び空きで且つ前記HCAと前記B
CAとが同じ前記PSが無い場合は、発呼側に話中を通
知する第2の話中処理と、前記着信のあった前記PS
が、話中であり、該話中の前記PSが前記代表グループ
を構成し、前記話中の前記PSの前記HCAと前記BC
Aとが異なっている場合、前記話中の前記PSが構成す
る前記代表グループの中で空きの前記EXT、又は空き
で且つ前記HCAと前記BCAとが同じ前記PSを選択
して、該選択した前記EXT又は前記PSに着信する第
2の着信処理とを、実行するようにしている。
【0006】以上のように、内線代表選択方法を構成し
たので、代表グループには、構成するEXT及びPSの
識別番号を登録しているので、PSを内線代表グルーブ
に登録が可能となり、話中のEXT又はPSが代表グル
ープを構成するときに、その代表グループを構成するP
Sが空きであっても、HCAとBCAが異なる場合は、
このPSを内線代表のサービスの対象としない。従っ
て、移動してHCAとBCAが異なるPSには着信をし
ない。
【0007】
【発明の実施の形態】図3は、本発明の実施形態の内線
代表選択方法と、この参考例を示すコールピックアップ
方法、及び保留転送方法を実施するためのPBXの構成
図である。図3に示すように、EXT2000,200
1,…やPS2202,2100,…などの端末がPB
X本体11に収容されている。EXT2000,200
1,…は、内線収容位置番号TNa ,TNb ,…に収容
されている。PBX本体11には、PS2202,21
00,…と送受信するための複数のCS、CPU12、
及びメモリ13などが設けられている。CPU12は,
着信、発呼などの通信制御をして、内線代表サービス、
コールピックアップサービス、保留転送サービスなどを
提供する装置である。メモリ13には、CPU12が上
記サービスを提供するために参照する後述する内線情報
管理テーブル14、内線情報、内線代表登録テーブル1
5、代表グループ、コールピックアップ登録テーブル1
6、ピックアップグループ、保留転送登録テーブル1
7、及び保留転送グループなどが登録されている。
【0008】図4は、図3中のメモリ13の内線情報管
理テーブルを示す図である。図4に示すように、内線情
報管理テーブル14には、論理的な識別番号である内線
番号をアドレスとして、そのアドレス領域に内線情報D
N2000,…のアドレスが格納されている。内線情報
DN2000,…には、内線電話が一般のEXTである
かPSであるか否かを示すTIDと内線の状態番号(以
下「STN」という。)、内線電話がPSの時は、HC
AとBCAなどが格納される。TIDは、内線がEXT
の場合は、例えば、「一般」という情報が格納され、P
Sの場合は、例えば、「PS」という情報が格納されて
いる。STNは、内線が「空き」、「着信中」、「話
中」などの内線状態を示す情報が格納される。
【0009】PSの場合には、そのPSの利用者が通常
いる場所を管理しているコードレスの呼出しエリア番号
[いくつかのCSで構成され、そのCS群が電波上に発
信している一斉呼出しエリア番号のことである。(社)
電波産業会(ARIB)の第二世代コードレス電話シス
テム標準規格RCR STD−28に示される報知情報
に示されるように、各PSは、CSから発信される呼出
しエリア番号とPBXシステム番号(他のPBXと区別
するため)とを常に監視しており、PBXシステム番号
が同じで呼出しエリア番号が変わると、PSのID(例
えば、内線番号)をCSに報知して、CSからCPU1
2に通知されるようになっている。]をHCAとして持
つ。また、PSが現在いる場所のCS群から発信されて
いる一斉呼出しエリア番号をBCAとして持ち、これら
が内線情報に登録されている。
【0010】図5は、図3中のメモリ13内の内線代表
登録テーブルを示す図である。内線代表登録テーブル1
5は、内線番号をアドレスとして、そのアドレス領域
に、代表グループSGa ,SGb ,…のアドレス(例え
ば、EXT2000には、代表グループSGa のアドレ
ス)が格納されている。代表グループSGa ,SGb
…には、代表グループを構成するEXTやPSの内線番
号が格納されている。例えば、代表グループSGa
は、内線番号2000,2100,2200などが登録
されており、これらの内線番号により1つのグループを
構成している。
【0011】図6は、図3中のメモリ13内のコールピ
ックアップ登録テーブルを示す図である。図6に示すよ
うに、コールピックアップ登録テーブル16は、内線番
号をアドレスとして、そのアドレス領域にピックアップ
グループPGa ,PGb ,…のアドレス(例えば、EX
T2000は、ピックアップグループPGa のアドレ
ス)が格納されている。ピックアップグループPGa
PGb ,…には、グループを構成するEXTやPSの内
線番号2000,2100,2200,…が格納されて
いる。例えば、ピックアップグループPGa には、内線
番号2000,2100,2200が登録されており、
これらの内線番号により1つのピックアップグループを
構成している。
【0012】図7は、図3中のメモリ13内の保留転送
登録テーブルを示す図である。図7に示すように、保留
転送登録テーブル17は、内線番号をアドレスとして、
そのアドレス領域に保留転送グループHGa ,HGb
…のアドレスが格納されている。保留転送グループHG
a ,HGb ,…には、同時に保留できる数(例えば、3
個)分の保留中相手回線番号(以下「HTN」とい
う。)が登録できるよう領域が確保されており、保留に
なるとその保留番号に対応する領域にHTNが登録され
る。
【0013】図1は、本発明の実施形態の内線代表選択
方法を示すフローチャートである。以下、図1及び図3
〜図5を参照しつつ、本発明の実施形態の内線代表選択
方法の説明をする。内線番号2000のEXT2000
に着信があり、EXT2000が応答して話中になる
と、内線番号2000から内線情報管理テーブル14を
参照して、EXT2000の内線情報DN2000のS
TNを「話中」にする。PS2100はHCAが呼出し
エリアAa であるが、現在移動しているため、BCAが
呼出しエリアAb となっている(CS群は常に電波を発
信してPSを管理しており、PSの呼出しエリアAb
CSがCPU12にその旨を通知して、CPU12によ
り、PS2100の内線情報DN2100のBCAに呼
出しエリアAb がセットされる)。この状態において、
EXT2000に着信が入ったものとする。
【0014】図1中のステップS1において、着信があ
ると、着信のあった内線番号2000により内線情報管
理テーブル14を参照して、内線情報DN2000のS
TNを調べて、内線2000が「空き」であれば、ステ
ップS2に進み、「話中」であれば、ステップS3に進
む。本例では、内線2000の内線情報DN2000の
STNは「話中」となっているので、ステップS3に進
む。ステップS2において、内線2000が空であれ
ば、内線2000に着信し、内線情報DN2000のS
TNに「着信」を設定する。そして、EXT2000が
応答したときに、内線情報DN2000に「話中」を設
定して、通話が終了すれば、「空き」を設定する。ステ
ップS3において、内線番号2000より、内線代表登
録テーブル15を参照し、その内線番号2000が代表
グループに登録されているか否かを判別して、代表グル
ープに登録されていなければ、ステップS4に進み、代
表が登録されていれば、ステップS5に進む。本例で
は、内線2000は、代表グループSGa に登録されて
いるので、ステップS5に進む。
【0015】ステップS4において、着信のあった内線
番号が代表グループに登録されていない、着信のあった
内線番号が代表グループに登録されているが、HCAと
BCAが異なるPSであるか、代表グループに空きのE
XTがないか、代表グループにHCAとBCAとが異な
るPSのみしか空きのある内線がないので、着信のあっ
た内線が「話中」であることを相手回線に通知する(以
下、この処理を「話中処理」という)。ステップS5に
おいて、内線2000の内線情報DN2000のTID
を判別して、TIDが「PS」の時は、ステップS6に
進み、「一般」の時は、ステップS7に進む。ステップ
S6において、内線情報のHCAとBCAが一致するか
否かを判別して、HCAとBCAが異なれば、ステップ
S4に進み話中処理をし、HCAとBCAが一致すれ
ば、ステップS7に進む。ステップS7において、代表
グループSGa から読み出した次内線があるか否かを判
別して、次内線がなければ、代表グループに空きのEX
Tがないか、代表グループにHCAとBCAとが異なる
PSのみしか空きのある内線がないのでステップS4に
進み、話中処理をし、次内線があれば、ステップS8に
進む。
【0016】本例では、代表グループSGa には、内線
番号2000が最初に登録されているので、最初に内線
番号2000が取り出される。ステップS8において、
取り出した内線番号から内線情報管理テーブル14を参
照して、その内線情報のSTNを調べて、内線が「話
中」であれば、ステップS9に進み、「空き」であれ
ば、ステップS10に進む。本例では、最初に内線20
00が取り出され、内線2000が「話中」なので、ス
テップS9に進む。ステップS9において、代表グルー
プSGa から次の内線番号を取り出して、ステップS7
〜S8の処理を行う。本例では、内線2000の次の内
線2100が取り出されて、内線2100は「空き」な
ので、ステップS10に進む。ステップS10におい
て、取り出した内線番号から内線情報管理テーブル14
を参照して、その内線情報のTIDを調べて、内線が
「PS」であれば、ステップS11に進み、内線が「一
般」であれば、ステップS12に進む。本例では、内線
2100がPSなので、ステップS11に進む。
【0017】ステップS11において、HCAがBCA
に等しいか否かを判別して、HCA≠BCAの時には、
ステップS9に進み、代表グループSGa から次の内線
の読み出しをし、HCA=BCAであれば、ステップS
12に進む。本例では、内線2100はPSが空きであ
るが、移動しており、HCA≠BCAなので、ステップ
S9に進み、次の内線番号2200を取り出す。代表グ
ループSGa 内の次の内線2200は、「空き」であ
り、内線情報が「一般」のため、ステップS12に進
む。ステップS12において、内線に着信(第2の着信
処理)を行い、その内線のSTNを「着信」、その内線
が応答すれば、「話中」に設定する。本例では、PS2
200は空きであるがPSが移動しており、HCA≠B
CAなので、空きのEXT2200に着信する。すなわ
ち、第2の着信処理(ステップS12)では、着信のあ
ったPSが、話中であり(ステップS1のNO)、該話
中のPSが代表グループSGaを構成し(ステップS3
のYES)、前記話中のPSのHCAとBCAとが異な
っている場合(ステップS6のNO)、前記話中のPS
が構成する前記代表グループSGaの中で空きのEXT
(ステップS8)、又は空きで且つHCAとBCAとが
同じPSを選択して(ステップS7〜S11の処理)、
該選択したEXT又はPSに着信する。以上説明したよ
うに、本実施形態の内線代表選択方法によれば、PSも
一般内線と同じ代表グループに登録でき、PSが通常い
る場所にいれば、一般内線と同様に内線代表サービスを
受けられ、更に、PSが移動して他所にいる場合はその
PSを内線代表サービスの対象外にすることができるた
め、PS利用者は一般電話機と同等の利益を受けること
ができるという利点がある。
【0018】図8は、本発明の実施形態の参考例である
コールピックアップ方法を示すフローチャートである。
以下、図3〜図4、図6、及び図8を参照しつつ、コ
ルピックアップ方法の説明をする。PS2100は着信
中の状態であり、かつ、PS2100のHCAが呼出し
エリアAa であるが現在移動しているためBCAが呼出
しエリアAb の状態の時に、内線2000がコールピッ
クアップ操作(例えば、特番ダイヤル又はファンクショ
ン釦押下等)をした場合のときを例に説明する。ステッ
プS21において、コールピックアップ操作が行われる
と、コールピックアップ操作をした内線番号2000か
ら図6のコールピックアップ登録テーブル16を参照し
て、内線番号2000がピックアップグループPGa
登録されているか否かを判別して、登録されていなけれ
ば、コールピックアップサービスは受けられないのでス
テップS22に進み、登録されていれば、ステップS2
3に進む。本例では、内線2000はピックアップグル
ープPGa に登録されているので、ステップS23に進
むことになる。
【0019】ステップS22において、ピックアップグ
ループに登録されていない内線からのコールピックアッ
プ操作なので、コールピックアップを無効にする。ステ
ップS23において、内線番号2000から内線情報管
理テーブル14を参照して、その内線情報DN2000
のTIDを判別して、TIDが「PS」であれば、ステ
ップS24に進み、TIDが「一般」であれば、ステッ
プS25に進む。本例では、内線番号2000は一般な
ので、ステップS25に進む。ステップS24におい
て、コールピックアップ操作をしたPSのHCAとBC
Aとを比較して、HCA=BCAの時は、そのPSはホ
ーム位置にいるので、EXTと何等変わらないので、ス
テップS25に進み、HCA≠BCAの時は、PSが移
動しているので、ステップS22に進み、コールピック
アップを無効にする。
【0020】ステップS25において、ピックアップグ
ループPGa から読み出した次内線があるか否かを判別
して、次内線がなければ、ピックアップグループPGa
に「着信中」のEXTがないか、「着信中」がHCAと
BCAが異なるPSのみなので、ステップS22に進
み、コールピックアップを無効にし、次内線があれば、
ステップS26に進む。本例では、ピックアップグルー
プPGa には、内線番号2000が最初に登録されてい
るので、最初に内線番号2000を取り出す。ステップ
S26において、ピックアップグループPGa から取り
出した内線番号から内線情報管理テーブル14を検索し
て、その内線情報のSTNを調べて、「着信中」である
か否かを判別して、着信中以外であれば、ステップS2
7に進み、着信であれば、ステップS28に進む。本例
では、内線2000は、「着信中」ではないので、ステ
ップS27に進むことになる。ステップS27におい
て、ピックアップグループPGa から次の内線の読み出
しを行い、ステップS25〜S26の処理を行う。本例
では、ピックアップグループPGa から内線2100が
読み出され、内線2100が「着信中」なのでステップ
S28に進む。
【0021】ステップS28において、取り出した内線
情報のTIDがPSであるか否かを判別して、内線情報
が「PS」であれば、ステップS29に進み、内線情報
が「一般」であれば、ステップS30に進む。ステップ
S29において、PSのHCAとBCAが同じであるか
否かを判別して、異なれば、ステップS27に進み、次
の内線を読み出して、ステップS26〜S29の処理を
行い、同じであれば、ステップS30に進む。本例で
は、内線2100のPSは、移動によりHCAとBCA
とが異なっているので、ステップS27に進むことにな
るが、ピックアップグループPGa 内で他に「着信中」
の内線がないので、ステップS22において、コールピ
ックアップ操作を無効とする。ステップS30におい
て、着信中の内線がEXTもしくはPSが移動していな
いので、着信中の内線を断にし、その内線情報のSTN
を「空き」、コールピックアップした内線に接続して、
その内線情報のSTNを「話中」にする。以上説明した
ように、本参考例のコールピックアップ方法によれば、
PSも一般内線と同じピックアップグループに登録で
き、PSが通常いる場所にいれば、一般内線と同様にコ
ールピックアップサービスが受けられ、更にPSが移動
して他所にいる場合はそのPSをコールピックアップサ
ービスの対象外にすることができるため、PS利用者は
一般電話機と同等の利益を受けられるという利点があ
る。
【0022】図9は、本発明の実施形態の参考例である
保留転送方法を示すフローチャートである。以下、図
3、図7、及び図9を参照しつつ、保留転送方法の説明
をする。内線番号2000と相手回線番号(公衆回線、
あるいは内線)TNa との通話中に内線番号2000が
保留釦“1”を押し、内線番号2200が保留応答操作
釦“1”を押下をした場合を例に保留転送方法を説明す
る。ステップS41において、内線番号2000と相手
回線番号TNa とが通話中である。ステップS42にお
いて、内線番号2000が保留釦“1”を操作したとす
る。ステップS43において、内線番号2000から図
7に示す保留転送登録テーブル17を参照して、内線番
号2000が保留転送グループHGa に登録されている
か判別して、保留転送グループHGa に登録されていな
ければ、ステップS45に進み、保留転送グループHG
a に登録されていれば、ステップS44に進む。本例で
は、内線番号2000が保留転送グループHGa に登録
されているので、ステップS44に進む。ステップS4
5において、保留操作を無効とする。
【0023】ステップS44において、内線番号200
0の保留転送グループHGa の保留番号“1”に内線番
号2000が通話中であった相手回線番号TNa を設定
して、保留中とする。ステップS46において、内線2
200が保留応答特番“1”を操作したとする。ステッ
プS47において、保留転送登録テーブル17を参照し
て、内線2200が保留転送グループHGa に登録され
ているか否かを判別して、保留転送グループHGa に登
録されていなければ、ステップS45に進み、保留応答
操作を無効にし、保留転送グループHGa が登録されて
いれば、ステップS48に進む。本例では、内線220
0が保留転送グループHGa に登録されているので、ス
テップS48に進む。ステップS48において、保留転
送グループHGa の保留番号“1”に相手内線番号が登
録されているか否かを判別して、登録されていなけれ
ば、ステップS45に進み、保留応答操作を無効にし、
登録されていれば、ステップS49に進む。本例では、
保留転送グループHGa の保留番号“1”に相手内線番
号TNaが登録されているので、ステップS49に進
む。
【0024】ステップS49において、保留応答操作を
した内線2200から図4に示す内線情報管理テーブル
14を参照して、そのTIDを判別して、TIDが「P
S」であれば、ステップS50に進み、TIDが「一
般」であれば、ステップS51に進む。本例では、内線
2200がEXTなので、ステップS51に進む。ステ
ップS50において、保留応答操作をした内線2200
がPSのとき、HCA=BCAであるか否かを判別し
て、HCA≠BCAであれば、PSが移動しているの
で、ステップS45に進み、保留応答操作を無効にし、
HCA=BCAであれば、ステップS51に進む。ステ
ップS51において、保留応答操作をした内線2200
を保留待ちになっている相手回線番号TNa と接続し
て、内線2200のSNTに「話中」を設定し、内線2
200の保留転送グループHGa の番号TNa がセット
されていた保留番号“1”の領域を空きにする。
【0025】以上説明したように、本参考例の保留転送
方法によれば、PSも一般内線と同じ保留転送グループ
に登録でき、PSが通常いる場所にいれば、一般内線と
同様に保留転送サービスが受けられ、更にPSが移動し
て他所にいる場合はそのPSを保留転送サービスの対象
外にすることができるため、PS利用者は一般電話機と
同等の利益を受けられるという利点がある。なお、本発
明は上記実施形態や参考例に限定されずに、種々の変形
が可能である。その変形例としては、例えば、次のよう
なものがある。着信中の内線が話中で移動中のPSの場
合でも、そのPSが代表グループに登録されている場合
は、その代表グループ内の他の空きのEXT又は空きの
HCAとBCAが同じPSに着信してもよい。
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、発明の内
線代表選択方法によれば、PSも一般内線と同じ代表グ
ループに登録でき、PSが通常いる場所にいれば、一般
内線と同様に内線代表サービスを受けられ、更に、PS
が移動して他所にいる場合はそのPSを内線代表サービ
スの対象外にすることができるため、PS利用者は一般
電話機と同等の利益を受けることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の内線代表選択方法を示すフ
ローチャートである。
【図2】従来のPBXの構成図である。
【図3】本発明の実施形態のPBXの構成図である。
【図4】図3中のメモリ13内の内線情報管理テーブル
を示す図である。
【図5】図3中のメモリ13内の内線代表登録テーブル
を示す図である。
【図6】図3中のメモリ13内のコールピックアップ登
録テーブルを示す図である。
【図7】図3中のメモリ13内の保留転送登録テーブル
を示す図である。
【図8】本発明の実施形態の参考例であるコールピック
アップ方法を示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施形態の参考例である保留転送方法
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 PBX本体 12 CPU 13 メモリ 14 内線情報管理テーブル 15 内線代表登録テーブル 16 コールピックアップ登録テー
ブル 17 保留転送登録テーブル
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/42 - 3/58 H04Q 3/58 - 3/62 H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構内交換機内に収容された複数の内線電
    話機、及び前記構内交換機に設けられる複数のコードレ
    ス基地局装置との間で送受信をして通話を行う複数のコ
    ードレス電話機の通信を制御する中央処理装置と、 前記中央処理装置が前記通信を制御するために使用する
    メモリとを備えた構内交換機における内線代表選択方法
    において、 前記メモリには、 前記各内線電話機及び前記各コードレス電話機毎に、そ
    れが一般電話機なのかコードレス電話機なのかを示す内
    線種別と、コードレス電話機の場合には、前記コードレ
    ス電話機が通常いる位置で前記コードレス基地局装置と
    送受信をする呼出しエリアであるホーム呼出しエリア及
    び前記コードレス電話機が現在いる位置で送受信をする
    呼出しエリアである現在呼出しエリアを示す情報と、 前記各内線電話機及び前記各コードレス電話機毎に、代
    表グループを構成するか否かの情報と該代表グループを
    構成する場合には登録している該代表グループのアドレ
    スと、 前記各代表グループ毎に該代表グループを構成する前記
    内線電話機、及び前記コードレス電話機を一意的に識別
    するための論理的な識別番号とを登録し、 前記内線電話機又は前記コードレス電話機に着信があっ
    た場合に、該着信のあった前記内線電話機又は前記コー
    ドレス電話機が話中であるか否かを判別して、話中でな
    ければ、該話中の前記内線電話機又は前記コードレス電
    話機に着信する第1の着信処理と、 前記着信のあった前記内線電話機又は前記コードレス電
    話機が話中であり、該話中の前記内線電話機又は前記コ
    ードレス電話機が前記代表グループを構成しない場合
    は、発呼側に話中を通知する第1の話中処理と、 前記着信のあった前記内線電話機又は前記コードレス電
    話機が話中であり、該話中の前記内線電話機又は前記コ
    ードレス電話機が前記代表グループを構成するが、該代
    表グループの中には空きの前記内線電話機、及び空きで
    且つ前記ホーム呼出しエリアと前記現在呼出しエリアと
    が同じ前記コードレス電話機が無い場合は、発呼側に話
    中を通知する第2の話中処理と、 前記着信のあった前記コードレス電話機が、話中であ
    り、該話中の前記コードレス電話機が前記代表グループ
    を構成し、前記話中の前記コードレス電話機の前記ホー
    ム呼出しエリアと前記現在呼出しエリアとが異なってい
    る場合、前記話中の前記コードレス電話機が構成する前
    記代表グループの中で空きの前記内線電話機、又は空き
    で且つ前記ホーム呼出しエリアと前記現在呼出しエリア
    とが同じ前記コードレス電話機を選択して、該選択した
    前記内線電話機又は前記コードレス電話機に着信する第
    2の着信処理とを、 実行することを特徴とする内線代表選択方法
JP9643796A 1996-04-18 1996-04-18 内線代表選択方法 Expired - Fee Related JP3278571B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9643796A JP3278571B2 (ja) 1996-04-18 1996-04-18 内線代表選択方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9643796A JP3278571B2 (ja) 1996-04-18 1996-04-18 内線代表選択方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09284400A JPH09284400A (ja) 1997-10-31
JP3278571B2 true JP3278571B2 (ja) 2002-04-30

Family

ID=14165000

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9643796A Expired - Fee Related JP3278571B2 (ja) 1996-04-18 1996-04-18 内線代表選択方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3278571B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5742669B2 (ja) * 2011-11-01 2015-07-01 株式会社Jvcケンウッド インターカムシステム、インターカムシステムの制御方法及び制御プログラム
JP2014120976A (ja) * 2012-12-18 2014-06-30 Fujitsu Ltd 発着信制御装置、及び発着信制御のための方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09284400A (ja) 1997-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2535513B2 (ja) セル式モ−ビル電話通信システム
US5917424A (en) Duplicate page sensor system and method
JPH05103371A (ja) 移動体通信システムと移動体通信方法
JP2912394B2 (ja) 自動車電話位置通知装置
JP3278571B2 (ja) 内線代表選択方法
KR20000044451A (ko) 전화기에서 부재중 발신자 정보를 원격지에 통보하는 방법
EP0748099B1 (en) Digital cordless telephone system
JP2664947B2 (ja) 通信システム
JP2001245357A (ja) 着信転送方式
JP2000078626A (ja) 携帯電話システム
JP3036751B2 (ja) 移動体電話用移動機の着信表示制御装置
JPH11136316A (ja) 着信端末機
JP3256519B2 (ja) 携帯通信装置
JPH07240960A (ja) 電話システム
JP2000175269A (ja) マルチタ―ミナルコ―ルシステム内で、着信呼をル―ティングする方法および装置
JPH0548523A (ja) 呼び返し着信方法
JP2002368881A (ja) 構内交換機
JPS6214564A (ja) 発信呼制御方式
JPH06232975A (ja) 構内交換機
JPH08228230A (ja) 発信者番号表示装置
JPS60144063A (ja) 再呼び出し方式
JP3043225B2 (ja) 構内移動電話呼出装置及びその方法
JP2870669B2 (ja) 転送装置
JP3039535B2 (ja) 移動体電話装置
JPH08195983A (ja) コードレス電話を利用した携帯電話システム及び呼出方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020129

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090215

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090215

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100215

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110215

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110215

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120215

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130215

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140215

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees