JP3278345B2 - 電気機器収納用箱体 - Google Patents
電気機器収納用箱体Info
- Publication number
- JP3278345B2 JP3278345B2 JP05857496A JP5857496A JP3278345B2 JP 3278345 B2 JP3278345 B2 JP 3278345B2 JP 05857496 A JP05857496 A JP 05857496A JP 5857496 A JP5857496 A JP 5857496A JP 3278345 B2 JP3278345 B2 JP 3278345B2
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- JP
- Japan
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- box
- rainwater
- box body
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- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する分野】本発明は、各種電気機器を収納す
るための電気機器収納用箱体の水切り構造に関する。
るための電気機器収納用箱体の水切り構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来技術における電気機器収納用箱体
は、図７に示すように、箱体本体３１に設けられた開口
部３２の端部を折り返し、水切り部３３を形成し、開口
部３２は扉体３４で施蓋する。図８、図９は図７におけ
る水切り部３３の断面図であるが、降雨の場合、雨水３
５は、水切り部３３を伝って箱体本体３１の下方へ流れ
るようになっている。
は、図７に示すように、箱体本体３１に設けられた開口
部３２の端部を折り返し、水切り部３３を形成し、開口
部３２は扉体３４で施蓋する。図８、図９は図７におけ
る水切り部３３の断面図であるが、降雨の場合、雨水３
５は、水切り部３３を伝って箱体本体３１の下方へ流れ
るようになっている。
【０００３】また、水切り部３３と扉体３４の間には、
扉体３４の反りを防ぐため、硬度の低いスポンジ状の材
料で作られたパッキン３６を設けて、箱体本体３１と扉
体３４との間隙を埋めて雨水の浸入を防いでいた。
扉体３４の反りを防ぐため、硬度の低いスポンジ状の材
料で作られたパッキン３６を設けて、箱体本体３１と扉
体３４との間隙を埋めて雨水の浸入を防いでいた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術によると、図９に示すように、箱体本体３１に設け
られた水切り部３３を超えてしまうような雨量の場合、
箱体本体３１の内部に雨水３５が浸入するおそれがあっ
た。また、扉体３４に反りが発生すると、水切り部３３
と扉体３４との間に設けられたパッキン３６では雨水３
５の浸入を完全に防ぐことができない場合があった。
技術によると、図９に示すように、箱体本体３１に設け
られた水切り部３３を超えてしまうような雨量の場合、
箱体本体３１の内部に雨水３５が浸入するおそれがあっ
た。また、扉体３４に反りが発生すると、水切り部３３
と扉体３４との間に設けられたパッキン３６では雨水３
５の浸入を完全に防ぐことができない場合があった。
【０００５】また、扉体３４と箱体本体３１との間に設
けられたパッキン３６は、スポンジ状で吸水性が高く、
雨水の量が多いときには、箱体本体３１内側へ雨水が浸
入してしまうおそれがあった。
けられたパッキン３６は、スポンジ状で吸水性が高く、
雨水の量が多いときには、箱体本体３１内側へ雨水が浸
入してしまうおそれがあった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】そこで本発明に係る電気
機器収納用箱体は、雨水を排出しやすくし、箱体本体内
部への雨水の浸入を防ぐ構造の電気機器収納用箱体を提
供することを目的とし、その構造は、開口の端部を折り
返し、水切り部を設けると共に、扉体の側面に水抜き穴
を設けたことである。
機器収納用箱体は、雨水を排出しやすくし、箱体本体内
部への雨水の浸入を防ぐ構造の電気機器収納用箱体を提
供することを目的とし、その構造は、開口の端部を折り
返し、水切り部を設けると共に、扉体の側面に水抜き穴
を設けたことである。
【０００７】
【発明の実施の形態】降雨の際、雨水は箱体本体の開口
に設けられた水切り部を伝って、側面へ流れる。雨水の
量が多い場合に、箱体本体の外部へ雨水を排出できるよ
うに設けた水抜き穴で雨水が箱体本体と扉体の間に溜っ
て箱体本体の内部への浸入を防ぐ。
に設けられた水切り部を伝って、側面へ流れる。雨水の
量が多い場合に、箱体本体の外部へ雨水を排出できるよ
うに設けた水抜き穴で雨水が箱体本体と扉体の間に溜っ
て箱体本体の内部への浸入を防ぐ。
【０００８】
【実施例】本発明に係る電気機器収納用箱体の構造の実
施例を図１〜図６の添付図面に基づいて説明する。
施例を図１〜図６の添付図面に基づいて説明する。
【０００９】図１は本発明に係る電気機器収納用箱体の
構造を示す斜視図である。電気機器収納用箱体１の箱体
本体２には、開口３が設けられ、開口３は扉体４で施蓋
される。箱体本体２の開口３の端部は折曲され、水切り
部５が形成される。このような水切り部５が形成される
ことによって、開口３から箱体本体２内部への水の浸入
はほとんど防ぐことができる。
構造を示す斜視図である。電気機器収納用箱体１の箱体
本体２には、開口３が設けられ、開口３は扉体４で施蓋
される。箱体本体２の開口３の端部は折曲され、水切り
部５が形成される。このような水切り部５が形成される
ことによって、開口３から箱体本体２内部への水の浸入
はほとんど防ぐことができる。
【００１０】さらに、扉体４の側面６の上部に水抜き穴
７を設ける。雨が降ったとき、雨水は水切り部５を伝っ
て上辺から下方に流れるが、雨水の量が多いと、水切り
部５だけでは防ぎきれないので、丸い水抜き穴７を設け
て、この水抜き穴７から雨水を排出し、箱体本体２と扉
体４との間に溜る水の量を少なくし、水切り部５で箱体
本体２の開口３からの雨水の浸入を防ぐ。
７を設ける。雨が降ったとき、雨水は水切り部５を伝っ
て上辺から下方に流れるが、雨水の量が多いと、水切り
部５だけでは防ぎきれないので、丸い水抜き穴７を設け
て、この水抜き穴７から雨水を排出し、箱体本体２と扉
体４との間に溜る水の量を少なくし、水切り部５で箱体
本体２の開口３からの雨水の浸入を防ぐ。
【００１１】雨が降った際の雨水の流れを図２に示す。
天井からの雨水が、箱体本体の開口３に形成されている
水切り部５に溜る。溜った雨水は左右側面へ水切り部５
を伝って流れ、雨水の量が多い場合には、扉体に設けら
れた水抜き穴７から箱体本体の外部へ雨水を排出する。
天井からの雨水が、箱体本体の開口３に形成されている
水切り部５に溜る。溜った雨水は左右側面へ水切り部５
を伝って流れ、雨水の量が多い場合には、扉体に設けら
れた水抜き穴７から箱体本体の外部へ雨水を排出する。
【００１２】扉側面に設けられる水抜き穴の形状は丸穴
に限定されるものではなく、適宜変更しても良い。
に限定されるものではなく、適宜変更しても良い。
【００１３】図３〜図６は本発明に係る電気機器収納用
箱体の変形実施例を示す説明図である。扉体８の側面９
には、図３に示すような角穴１０、図４に示すような複
数の***１１、図５い示すように丸穴１２にパンチング
メタル１３等をはめこんだもの、図６に示すような切欠
１４を水抜き穴として設けても良い。
箱体の変形実施例を示す説明図である。扉体８の側面９
には、図３に示すような角穴１０、図４に示すような複
数の***１１、図５い示すように丸穴１２にパンチング
メタル１３等をはめこんだもの、図６に示すような切欠
１４を水抜き穴として設けても良い。
【００１４】また、水抜き穴を設ける位置は、扉体の側
面に限定されるものではなく、雨水が箱体本体の内部へ
浸入しないように箱体から排出できれば、適宜変更して
も良い。
面に限定されるものではなく、雨水が箱体本体の内部へ
浸入しないように箱体から排出できれば、適宜変更して
も良い。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電気
機器収納用箱体は、、開口部の端部を折り返し、水切り
部を設けると共に、前記扉体の側面に水抜き穴を設けた
ため、雨水を水抜き穴から電気機器収納用箱体の外部へ
排出しやすくなり、雨水の量が多くても箱体本体への雨
水の浸入を防ぐことができる。また、箱体本体に少量で
あれば水の浸入が許容される場合、箱体本体の開口に形
成された左右と下側の水切り部を省略することができ、
箱体本体の製造コストを引き下げることができる。さら
に、水切り部に溜る雨水の量が減るため、水切り部の曲
げ寸法を小さくすることができ、箱体本体の間口を広げ
られるので、箱体本体内部に収納する機器の取り付けス
ペースを広げることができる。
機器収納用箱体は、、開口部の端部を折り返し、水切り
部を設けると共に、前記扉体の側面に水抜き穴を設けた
ため、雨水を水抜き穴から電気機器収納用箱体の外部へ
排出しやすくなり、雨水の量が多くても箱体本体への雨
水の浸入を防ぐことができる。また、箱体本体に少量で
あれば水の浸入が許容される場合、箱体本体の開口に形
成された左右と下側の水切り部を省略することができ、
箱体本体の製造コストを引き下げることができる。さら
に、水切り部に溜る雨水の量が減るため、水切り部の曲
げ寸法を小さくすることができ、箱体本体の間口を広げ
られるので、箱体本体内部に収納する機器の取り付けス
ペースを広げることができる。
【図１】本発明に係る電気機器収納用箱体の構造を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図２】本発明に係る電気機器収納用箱体における雨水
の流れを示す説明図である。
の流れを示す説明図である。
【図３】本発明に係る電気機器収納用箱体の変形実施例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図４】本発明に係る電気機器収納用箱体の変形実施例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図５】本発明に係る電気機器収納用箱体の変形実施例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図６】本発明に係る電気機器収納用箱体の変形実施例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図７】従来技術における電気機器収納用箱体の構造を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図８】図７における水切り部の断面図である。
【図９】図７における水切り部の断面図である。
１・・・電気機器収納用箱体、２・・・箱体本体、３・
・・開口、４・・・扉体、５・・・水切り部、６・・・
側面、７・・・水抜き穴、８・・・扉体、９・・・側
面、１０・・・角穴、１１・・・***、１２・・・丸
穴、１３・・・パンチングメタル、１４・・・切欠。
・・開口、４・・・扉体、５・・・水切り部、６・・・
側面、７・・・水抜き穴、８・・・扉体、９・・・側
面、１０・・・角穴、１１・・・***、１２・・・丸
穴、１３・・・パンチングメタル、１４・・・切欠。
Claims (1)
- 【請求項１】 箱体本体に開口を有し、該開口を扉体で
施蓋する各種電気機器を収納するための電気機器収納用
箱体において、前記開口の端部を折り返し、水切り部を
設けると共に、前記扉体の側面に水抜き穴を設けたこと
を特徴とする電気機器収納用箱体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05857496A JP3278345B2 (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | 電気機器収納用箱体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05857496A JP3278345B2 (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | 電気機器収納用箱体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09232768A JPH09232768A (ja) | 1997-09-05 |
| JP3278345B2 true JP3278345B2 (ja) | 2002-04-30 |
Family
ID=13088222
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05857496A Expired - Fee Related JP3278345B2 (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | 電気機器収納用箱体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3278345B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006113144A (ja) * | 2004-10-12 | 2006-04-27 | Seiko Precision Inc | 表示装置 |
| EP2424053A4 (en) * | 2009-04-20 | 2014-05-07 | Mitsubishi Electric Corp | ELECTRONIC APPLIANCE HOUSING UNIT |
| JP5943253B2 (ja) * | 2012-10-25 | 2016-07-05 | 新コスモス電機株式会社 | 電気機器の筺体構造 |
-
1996
- 1996-02-20 JP JP05857496A patent/JP3278345B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09232768A (ja) | 1997-09-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |