JP3278243B2 - 光電変換装置 - Google Patents

光電変換装置

Info

Publication number
JP3278243B2
JP3278243B2 JP14770893A JP14770893A JP3278243B2 JP 3278243 B2 JP3278243 B2 JP 3278243B2 JP 14770893 A JP14770893 A JP 14770893A JP 14770893 A JP14770893 A JP 14770893A JP 3278243 B2 JP3278243 B2 JP 3278243B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photoelectric conversion
conversion device
signal
output
output unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP14770893A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH077677A (ja
Inventor
守 宮脇
勇武 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP14770893A priority Critical patent/JP3278243B2/ja
Priority to DE69425928T priority patent/DE69425928T2/de
Priority to KR1019940013693A priority patent/KR0172980B1/ko
Priority to EP94304416A priority patent/EP0630152B1/en
Priority to CN94106790A priority patent/CN1041667C/zh
Publication of JPH077677A publication Critical patent/JPH077677A/ja
Priority to US08/674,461 priority patent/US5663555A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3278243B2 publication Critical patent/JP3278243B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/30Transforming light or analogous information into electric information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/70SSIS architectures; Circuits associated therewith
    • H04N25/76Addressed sensors, e.g. MOS or CMOS sensors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Facsimile Heads (AREA)
  • Image Input (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、ビデオカメラなどの画像情報処理装置に用いられる
イメージセンサやカメラの自動露光及び/又は自動合焦
装置用のAE/AFセンサなどの光電変換装置に関す
る。
【0002】
【背景技術の説明】近年、電子技術の発展に伴い、カメ
ラ、複写機、ファクシミリ等の製品の高機能化がはから
れて来た。
【0003】例えば、現在、一眼レフカメラにおいて
は、ほとんどの製品に自動露光(AE:Auto Ex
posure)機能、自動合焦(AF:Auto Fo
cusing)機能が備えられている。
【0004】ここで、AE機能は撮像領域に相当する1
フレーム内の全領域、又は1フレーム内を数個に分割さ
れた領域の絶対光量を計測し、露出量やシャッタ速度を
自動制御するものであり、一方、AF機能は、被写体パ
ターンの相関演算により被写体距離を算出し、レンズ位
置を自動制御するものである為、精度を上げる為には、
撮像領域をより一層細分化する必要がある。
【0005】従って、AEとAFでは、撮像領域が異な
る、後処理が異なるという点でそれぞれ別の光電変換装
置(センサ)を用いる必要があり、コスト低減の為、個
々の装置では種々の工夫がなされているものの、大幅な
効果は得られていない。
【0006】又、AE機能に用いられる測光用センサに
おいては全受光領域の光量を測定する場合、各領域の信
号をログアンプで増幅し、その信号をマルチプレクスす
る方式がとられている。
【0007】又、AF機能に用いられる測距用センサに
おいては、各受光領域を構成する光トランジスタのエミ
ッタを共通にしてピーク信号を測定する方式がとられて
いるが、この方式では全受光領域の絶対光量を測定する
ことが困難であり、AE機能には用いられていない。
【0008】因みに、前者の代表例は米国特許第5,1
15,124号の明細書に詳しく記載されており、後者
の代表例は米国特許第4,751,559号の明細書に
詳しく記載されている。
【0009】
【発明が解決する技術課題】前者においては、後段の信
号処理やマルチプレクスする為のデコーダの駆動が複雑
であり、後者の方式はAE機能に向いていない。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の画素の
それぞれの受光領域に生じた複数の信号を、各画素毎に
個別信号として出力するモ―ドと、混合して出力するモ
―ドとの両方を持った高機能な光電変換装置を提供する
ことを目的とする。
【0011】上記目的を達成するために、受光領域と前
記受光領域で生じた信号を増幅して出力するための増幅
手段とを含む画素を複数と、複数の前記画素のそれぞれ
に含まれる前記受光領域で生じた複数の信号を、前記増
幅手段を介さずに混合する混合手段と、前記混合手段に
よって混合された混合信号が出力される第1の出力部
と、複数の前記画素にそれぞれ含まれる前記増幅手段か
らの各画素毎の個別信号が出力される複数の第2の出力
部と、前記複数の第2の出力部からの各個別信号を順次
出力するための共通出力部とを有することを特徴とする
光電変換装置を提供する。
【0012】
【作用】本発明によれば、複数の処理に適した信号を得
ることができる。例えば、第1の出力部からの混合信号
を用いて測光動作を行い、第2の出力部からの個別信号
を用いて測距動作を行うことが可能となる。
【0013】
【実施例】(好適な実施態様の説明)図1は、本発明の
一実施態様による光電変換装置(センサ)の一例を示す
回路図であり、ここでは光電変換要素が3つの場合を示
している。
【0014】Ph1 …Ph3 は光電変換要素、M1 、M
2 は並列接続手段としてのスイッチ素子、Vccは電源、
01…V03は出力端子、100は読出手段である。読出
手段により、スイッチ素子M1 、M2 がオンすれば3つ
の要素Ph1 、Ph2 、Ph3 は並列接続され任意の出
力端子から混合信号が得られる。
【0015】一方、任意の要素Ph1 …Ph3 からの個
別信号を得ようとする場合には読出手段100によりス
イッチ素子M1 、M2 をオフして各端子V01、V02、V
03より独立した個別信号を読み出せばよい。
【0016】図2は上述したセンサの構成の一例を示す
模式図であり、(a)はその上面を(b)はAA′線に
よる断面を示している。
【0017】光電変換要素Ph1 …Ph3 は基板10
1、n-層102をカソード、P領域103をアノード
とするフォトダイオードで構成されている。
【0018】スイッチ素子M1 、M2 はP領域103を
ソース・ドレインとするMOS型のトランジスタで構成
されており、104をゲート絶縁膜、105をゲート電
極として有している。
【0019】106は信号を読み出す為の端子であり、
ゲート電極105とともに読出手段100(図1)に接
続されている。
【0020】そして、ゲート電極105にローレベルの
パルスが印加されるとPMOSトランジスタM1 、M2
はオンして、受光領域(P領域)が共通化される。
【0021】逆にハイレベルのパルスがゲート電極10
5に印加されるとPMOSトランジスタM1 、M2 はオ
フして、各受光領域は独立する。
【0022】そして、このセンサではPMOSトランジ
スタM1 、M2 の選択的なオン/オフ動作により、受光
領域の大きさを変えることができる。即ち、トランジス
タM1 のみをオンさせれば、フォトダイオードPh1
Ph2 の合成信号(混合信号)が得られ、一方、Ph3
からは単一のフォトダイオードの出力が得られる。同様
にトランジスタM2 のみをオンさせれば、フォトダイオ
ードPh2 、Ph3 の合成信号が得られる。
【0023】又、本発明の上述したセンサは次のような
動作シーケンスに従って動作することができる。即ち、
先ずトランジスタM1 、M2 をオンした状態で全受光領
域の信号を得る。次にトランジスタM1 、M2 をオフし
て各フォトダイオードの信号を並列に得る。こうするこ
とにより合成信号と個別信号とを得ることができる。
【0024】更に、上記信号の2回の読み出し動作のそ
れぞれ直前にフォトダイオードをリセット(初期化)す
ることが望ましい。そして、上述した動作は同一の半導
体基板に一体化された駆動回路或いは別のICチップと
して設けられた駆動回路によって制御される。
【0025】本発明に用いられる光電変換要素として
は、上述したフォトダイオードの他に、バイポーラトラ
ンジスタ、接合型電界効果トランジスタ、ゲート絶縁型
電界効果トランジスタ、静電誘導トランジスタ等が挙げ
られる。
【0026】本発明に用いられる並列接続手段としては
トランジスタや電荷結合素子(CCD)等が用いられ
る。
【0027】本発明に用いられる読出手段としては、抵
抗を負荷とするもの、容量を負荷とするもの等があり、
必要に応じてCCDレジスタ、BBDレジスタ、シフト
レジスタやマルチプレクサ等を含むことにより、出力端
子の数を少なくすることができる。
【0028】以下、本発明の具体例について詳細に説明
するが、本発明はこれら具体例に限定されることはな
く、本発明の目的を達成するものであればよい。
【0029】(実施例1)図3を用いて本発明の第1の
実施例を簡単に説明する。本実施例では光電変換要素と
して、バイポーラ型光電変換要素を1次元状に並べたも
のであり、それぞれのベース領域はPMOSトランジス
タM11〜M14を介して接続されている。まず、本実施例
における並列出力の読出し動作(読出しモード1)を図
4のタイミングチャートを用いて説明する。
【0030】本動作を通してφT 、φVCの端子にはLO
Wレベルの電圧が印加され、バイポーラトランジスタB
1 〜B4 のエミッタ端子は浮遊状態にある。また、端子
φRにはLOWレベルの電圧が印加され、PMOSトラ
ンジスタM11〜M14はON状態にあり、バイポーラトラ
ンジスタB1 〜B4 のベース領域は並列接続されてい
る。
【0031】時刻t1 においてφBRのパルスをHigh
レベルに立上げると、NMOSトランジスタMBRがON
状態になり、バイポーラトランジスタB1 〜B4 のベー
ス領域はすべてリセット電圧VBRにリセットされる。次
に時刻t2 において、φBRのパルスが立下がると、バイ
ポーラトランジスタB1 〜B4 のベース領域は共通接続
されたまま、浮遊状態になる。
【0032】従って、光電変換装置に照射された光は、
各バイポーラトランジスタのベース・コレクタ間で形成
されるPN接合によって光電変換され、発生したエレク
トロンホール対のホールはベース領域上に蓄積されるこ
とにより、各バイポーラトランジスタのベース線3の電
位は上昇する。
【0033】次に時刻t3 において、パルスφONが立上
ると、NMOSトランジスタMA1がON状態となり、
従って、ベース線3がゲートに接続されるNMOSトラ
ンジスタMA2によって増幅され、さらに、出力アンプ
4によって、増幅された信号が出力端子OUT1に出力
される。
【0034】本動作により、受光領域全域に照射される
光強度が得られ、この信号をもとに不図示の測光手段に
より露光量を決定しAE動作を行なうことができる。
【0035】また本実施例において、光キャリアの蓄積
はバイポーラトランジスタのエミッタ端子を浮遊状態に
して行なったが、φVCにHighの電圧を印加し、ベー
ス・エミッタ間が逆バイアス状態にして、蓄積動作を行
なってもよい。この場合、ベース・エミッタ間の接合領
域においても光電変換動作が行なわれ、感度が向上する
と考えられる。
【0036】次に、個々の光電変換要素の信号読出し動
作(読出しモード2)を図5のタイミングチャートを用
いて簡単に説明する。
【0037】まず時刻t1 においてφR にLowレベル
のパルスが印加され、バイポーラトランジスタB1 〜B
4 のベースが共通接続され、時刻t2 においてφBRが立
上ると、NMOSトランジスタMBRがON状態となり、
ベース領域は電圧VBRにリセットされる。リセットが終
了すると、時刻t3 において、φR のパルスはMidd
leレベルになり、PMOSトランジスタM11〜M14
OFF状態になり、個々の光電変換素子は切り離され
る。
【0038】次に、時刻t4 において、φVCパルスが立
上ると、NMOSトランジスタM21〜M24がON状態に
なり、バイポーラトランジスタB1 〜B4 のエミッタ端
子はすべてVVCにバイアスされ、さらに、時刻t5 にお
いて、φR パルスがHighレベルまで立上ると、バイ
ポーラトランジスタB1 〜B4 のベース電位は、容量C
1 〜C4 を介してもち上げられ、ベース・エミッタ間が
順バイアスされることによって、バイポーラトランジス
タは一斉にエミッタ・フォロァ動作を行ない、ベース上
のホールが再結合され、ベース電位はVVC+VBEに下が
る(過渡リセット動作)。過渡リセット動作が終了する
と、φR パルスがMiddleレベルまで立下がり、容
量C1 〜C4 を介してベース電位も下がり、ベース・エ
ミッタ間は逆バイアスされる。この状態から、光キャリ
アの蓄積動作が開始される。所定の蓄積時間が経過した
後、時刻t6 において、φT にHighレベルのパルス
が印加されると、NMOSトランジスタM31〜M34がO
N状態となり、続いて、時刻t7 において、φVCにHi
ghレベルのパルスが印加されると、NMOSトランジ
スタM21〜M24がON状態になり、、バイポーラトラン
ジスタB1 〜B4 のエミッタ端子及び容量CT1〜CT4
VCにリセットされる。
【0039】リセットが終了すると、φVCパルスは立下
り、NMOSトランジスタM21〜M24がOFF状態とな
り、、バイポーラトランジスタB1 〜B4 のエミッタ端
子を浮遊状態とした上で、時刻t8 においてφR パルス
を立上げると、ベース電位は上昇し、ベース・エミッタ
間が順バイアス状態となり、各光電変換要素のベース上
に蓄積された光キャリアはそれぞれ容量CT1〜CT4に読
出される。次に、時刻t9 においてφRES にHighレ
ベルのパルスを印加し、NMOSトランジスタMRSをO
N状態にし、出力線2をリセットした後、走査回路1を
動作させ、CT1上の信号から順に出力バッファ5を介し
て、出力端子OUT2に転送する。この出力信号は、例
えば外部回路でサンプル/ホールド、A/D変換された
後、個々の出力の相関演算が行なわれ、不図示の測距手
段により合焦位置を検出するAF動作等に用いられる。
AF動作以外にも、各ビット信号を1次元信号として利
用できる事は言うまでもない。
【0040】(実施例2)図6に本発明の第2の実施例
を示す。
【0041】本実施例は第1の実施例を拡張し、光電変
換要素を2次元状に配列したものである。
【0042】読出しモード1においては、垂直走査回路
10の出力H1〜H4をすべてLowレベルにすると、
行毎で、各光電変換要素は並列接続され、さらに、それ
らの配線は3によって共通接続された後、NMOSトラ
ンジスタMA2のゲート端子に接続される。従って、配
線3上には全画素のベース電圧の平均出力が得られ、さ
らに、増幅された信号が出力端子OUT1から出力され
る。
【0043】また、読出しモード2においても、第1の
実施例のφR に相当するパルスを垂直走査回路10から
H1〜H4の順に出力すれば、各画素の光信号が出力端
子OUT2に時系列的に出力される。
【0044】(実施例3)図7に本発明による第3の実
施例を示す。
【0045】本実施例は図6の第2の実施例と比べて、
光電変換要素の行毎のベース線それぞれに、リセット用
NMOSトランジスタMR1〜MR4、アンプの入力段
NMOSトランジスタMA21〜MA24が設けられて
おり、読み出しモード1における検出感度の向上を目的
としている。
【0046】以下に、これについて図8の一単位の光電
変換要素の等価回路図を用いて簡単に説明する。
【0047】図8に示すように、バイポーラトランジス
タのベース領域には、 Cox…光電変換素子のリセット、信号読出し用容量 Cg …PMOSトランジスタのゲート容量 の他に、寄生容量として、 Cbc…ベース・コレクタ間接合容量 Cbe…ベース・エミッタ間接合容量 Cgs…PMOSトランジスタのゲート重なり容量 が接続される。
【0048】この時光が照射されたことによるベース電
位の上昇分ΔVB
【0049】
【外1】 N:並列接続される光電変換素子数 Nph:単位面積、単位時間、単位光エネルギー当たりの
発生フォトン数(cm-2、t-1、w-1) η:量子効率 q:単位電荷量(C) L:光エネルギー(w) ts :蓄積時間 つまり、検出感度(ΔVB )は接続される光電変換素子
数に依存しない。
【0050】従って、本実施例では、行毎に並列接続さ
れた要素の出力ΔVB を、NMOSトランジスタMA1
A2i(i=1〜4)で構成されるアンプのゲートに受
け、その出力を共通化してアンプ4に入力する事で、検
出感度を向上させている。
【0051】(実施例4)図9に本発明によるさらに別
の実施例を示す。
【0052】フォトダイオードで光電変換された信号は
NMOSトランジスタを通して、垂直CCD51〜54
に転送され、それらはさらに水平CCD5によって出力
アンプから端子OUT2に出力される。
【0053】一方で個々のフォトダイオードはNMOS
トランジスタを介して横型オーバーフロードレイン領域
50に接続され、その電位は出力アンプを通して端子O
UT1に出力される。
【0054】次に読み出しモード1の駆動について、図
10、図11を用いて簡単に説明する。
【0055】図10は単位光電変換要素の概略回路図で
ありフォトダイオードとその両側にNMOS、さらにそ
の両側に垂直CCD51と横型オーバーフロードレイン
領域50が形成されている。ここで、読出しモード1に
おいて、φOGのポテンシャルを例えば図11の破線Bま
で下げると、フォトダイオード領域で発生した信号は、
すべてオーバーフロードレイン領域に転送される。
【0056】この動作を複数の光電変換素子で行なう
と、光電変換信号をオーバーフロードレイン領域に集め
ることができ、さらに、出力アンプを通して端子OUT
1から電圧として検出することができる。ここではオー
バーフロードレイン領域とNMOSとでフォトダイオー
ドを実質的に並列接続する。
【0057】読み出しモード2においては従来のCCD
の信号転送方式が、そのまま使用できる。但し、この
時、φOGのポテンシャルは例えば図11の実線Aの毎く
設定し、フォトダイオード部での過剰なキャリアが垂直
CCDに漏れ込むことなく、オーバーフロードレイン領
域に流れる様にすれば、スミアを抑圧することもでき
る。
【0058】また、本実施例では、読み出しモード1と
して、横型オーバーフロードレイン領域を用いたが、代
わりに垂直CCDを設けても問題はない。
【0059】図12はバイポーラトランジスタを用いた
場合のセンサの断面図である。ここで101はn基板、
102はn-エピタキシャル層、101′はコレクタ電
極101″とのオーミックコンタクト層、103はpベ
ース領域、104は絶縁膜、105はゲート電極、10
6はエミッタ領域108に接続された出力端子であるエ
ミッタ電極、107は絶縁膜であり、ゲート電極105
へのハイパルス、ミドルパルス、ローパルスの3値のパ
ルス印加により、スイッチ素子としてのベース領域10
3をソースドレインとするPMOSトランジスタをオン
・オフさせる。
【0060】図13の(a)は本発明の光電変換装置を
用いた通信システム、ファクシミリ、ビデオレコーダー
等の情報処理システムの構成を示すブロック図である。
【0061】ORは画像情報等を担持したオリジナル、
601は結像レンズ、602は本発明の光電変換装置で
ある。
【0062】光電変換装置はファクシミリ等であればラ
インセンサー、ビデオレコーダーであればエリアセンサ
ーの構成を採用する。
【0063】603は中央演算装置を含む制御回路であ
り、入力ライン612、光電変換装置を駆動する為の出
力ライン610、電源供給ライン611を介して光電変
換装置602に接続され、光電変換装置の2つの読出し
モードを選択する。
【0064】604は記録制御回路であり、記録ヘッド
605と接続され情報を記録媒体606に書き込む。
【0065】記録ヘッド605はビデオレコーダーの場
合、磁気ヘッドであり、ファクシミリの場合はサーマル
ヘッドやインクジェットヘッドである。そして記録ヘッ
ド605は通信システムの場合にはケーブルを介して別
の場所におかれた記録装置で代用される。
【0066】本発明は前述したような情報処理システム
に好適に用いられるが、一方、カメラ等の撮像用のシス
テムに用いられる場合には、図13の(b)のように、
混合信号を測光手段620に入力することにより、撮像
の際の露光量を決定し、該露光量に基づいて絞りやシャ
ッタースピードを決定する。又、個別信号を測距手段6
21に入力することにより合焦位置を検出する。これら
測光手段や測距手段は光電変換装置に接続され、その出
力信号を処理する回路として設けられる。そして、制御
回路603により、各光電変換要素毎の個別信号を読み
出すモード又は複数の光電変換要素の合成(混合)信号
を読み出すモードのいずれかが選択され、所望の信号を
得るようにする。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、複数の処理に適した信
号を得ることができる。例えば、第1の出力部からの混
合信号を用いて測光動作を行い、第2の出力部からの個
別信号を用いて測距動作を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様による光電変換装置を説明
するための回路図である。
【図2】本発明の一実施態様による光電変換装置を説明
するための模式図である。
【図3】本発明の実施例1による装置の回路図である。
【図4】実施例1による装置の動作を説明するためのタ
イミングチャートである。
【図5】実施例1による装置の動作を説明するためのタ
イミングチャートである。
【図6】本発明の実施例2による装置の回路図である。
【図7】本発明の実施例3による装置の回路図である。
【図8】本発明の実施例3による装置の1光電変換要素
の等価回路図である。
【図9】本発明の実施例4による装置の回路図である。
【図10】実施例4による装置の動作を説明するための
回路図である。
【図11】実施例4の装置の動作を説明するための模式
図である。
【図12】本発明に用いられる光電変換装置の一例を示
す模式的断面図である。
【図13】本発明の光電変換装置を用いた画像情報処理
装置のブロック図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−181283(JP,A) 特開 平1−106588(JP,A) 特開 平3−7482(JP,A) 特開 昭63−169179(JP,A) 特開 昭62−280727(JP,A) 特開 平1−237629(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/30 - 5/335

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受光領域と前記受光領域で生じた信号を
    増幅して出力するための増幅手段とを含む画素を複数
    と、 複数の前記画素のそれぞれに含まれる前記受光領域で生
    じた複数の信号を、複数の前記画素のそれぞれに含まれ
    る前記増幅手段を介さずに混合する混合手段と、 前記混合手段によって混合された混合信号が出力される
    第1の出力部と、 複数の前記画素にそれぞれ含まれる前記増幅手段からの
    各画素毎の個別信号が出力される複数の第2の出力部
    と、 前記複数の第2の出力部からの各個別信号を順次出力す
    るための共通出力部と、 を有することを特徴とする光電変換装置。
  2. 【請求項2】 前記増幅手段は、前記受光領域で生じた
    信号を増幅して前記第2の出力部に出力するための増幅
    用トランジスタを含むことを特徴とする請求項1に記載
    の光電変換装置。
  3. 【請求項3】 前記混合手段は、前記複数の画素にそれ
    ぞれ含まれる前記受光領域を接続するための接続用トラ
    ンジスタを含むことを特徴とする請求項1に記載の光電
    変換装置。
  4. 【請求項4】 前記混合手段は、前記複数の画素にそれ
    ぞれ含まれる前記増幅用トランジスタの制御電極領域を
    それぞれ接続するための接続用トランジスタを含むこと
    を特徴とする請求項2に記載の光電変換装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の出力部から得られる混合信号
    を用いて測光動作を行う測光手段と、前記第2の出力部
    から得られる個別信号を用いて測距動作を行う測距手段
    とを有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のい
    ずれか1項に記載の光電変換装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の出力部から混合信号を得るモ
    −ド及び前記第2の出力部から個別信号を得るモ−ドの
    いずれかを選択する制御手段を有することを特徴とする
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の光電変換
    装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の出力部から得られる混合信号
    及び前記第2の出力部から得られる個別信号を演算処理
    する制御手段を有することを特徴とする請求項1乃至請
    求項4のいずれか1項に記載の光電変換装置。
JP14770893A 1993-06-18 1993-06-18 光電変換装置 Expired - Fee Related JP3278243B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14770893A JP3278243B2 (ja) 1993-06-18 1993-06-18 光電変換装置
DE69425928T DE69425928T2 (de) 1993-06-18 1994-06-17 Photoelektrischer Umwandler
KR1019940013693A KR0172980B1 (ko) 1993-06-18 1994-06-17 광전변환장치
EP94304416A EP0630152B1 (en) 1993-06-18 1994-06-17 Photo-electric converter
CN94106790A CN1041667C (zh) 1993-06-18 1994-06-18 光电转换器
US08/674,461 US5663555A (en) 1993-06-18 1996-07-02 Photo-electric converter with parallel connection elements and dual signal read out means

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14770893A JP3278243B2 (ja) 1993-06-18 1993-06-18 光電変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH077677A JPH077677A (ja) 1995-01-10
JP3278243B2 true JP3278243B2 (ja) 2002-04-30

Family

ID=15436432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14770893A Expired - Fee Related JP3278243B2 (ja) 1993-06-18 1993-06-18 光電変換装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5663555A (ja)
EP (1) EP0630152B1 (ja)
JP (1) JP3278243B2 (ja)
KR (1) KR0172980B1 (ja)
CN (1) CN1041667C (ja)
DE (1) DE69425928T2 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07255013A (ja) * 1994-01-31 1995-10-03 Sony Corp 固体撮像装置
EP0725535B1 (en) 1995-02-01 2003-04-23 Canon Kabushiki Kaisha Solid-state image pickup device and method of operating the same
DE69525535T2 (de) * 1995-11-21 2002-11-28 Stmicroelectronics S.R.L., Agrate Brianza Adaptiver optischer Sensor
FR2764070B1 (fr) * 1997-05-28 1999-07-02 Commissariat Energie Atomique Echantillonneur electrique monocoup pour impulsions courtes
ES2267227T3 (es) * 1998-04-15 2007-03-01 Baldwin-Japan Ltd. Sensor optico.
US6563540B2 (en) 1999-02-26 2003-05-13 Intel Corporation Light sensor with increased dynamic range
JP4378890B2 (ja) * 2001-03-15 2009-12-09 パナソニック株式会社 画像読み取り装置
JP2002330349A (ja) * 2001-04-26 2002-11-15 Fujitsu Ltd Xyアドレス型固体撮像装置
JP3722367B2 (ja) * 2002-03-19 2005-11-30 ソニー株式会社 固体撮像素子の製造方法
EP1640387B1 (en) 2003-06-09 2014-06-04 Daikin Industries, Ltd. Masonry-treating agnet
US7288753B2 (en) * 2004-05-05 2007-10-30 Eastman Kodak Company OLED display with composite photosensor
JP2005348041A (ja) 2004-06-02 2005-12-15 Canon Inc 固体撮像装置および撮像システム
US7626626B2 (en) 2006-01-13 2009-12-01 Micron Technology, Inc. Method and apparatus providing pixel storage gate charge sensing for electronic stabilization in imagers
EP1983742A1 (en) * 2007-04-16 2008-10-22 STMicroelectronics (Research & Development) Limited Image sensor power distribution
KR101848771B1 (ko) 2012-02-08 2018-05-28 삼성전자주식회사 3차원 이미지 센서 및 이를 포함하는 휴대용 장치
WO2013133143A1 (en) * 2012-03-09 2013-09-12 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Method for driving semiconductor device
JP2017005494A (ja) * 2015-06-10 2017-01-05 キヤノン株式会社 撮像装置、その制御方法及びプログラム
CN109360333A (zh) * 2018-10-24 2019-02-19 深圳市航天电机***有限公司 基于自动售货机的驱动响应结构及工作方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2122833A1 (de) * 1970-05-11 1971-12-02 Minolta Camera K K , Osaka (Japan) Automatisch die Belichtung ein stellende Kamera
JPS5419935Y2 (ja) * 1976-06-07 1979-07-20
US4701048A (en) * 1983-02-23 1987-10-20 Canon Kabushiki Kaisha Input circuit for distance measuring apparatus
JPS62230269A (ja) * 1986-03-31 1987-10-08 Toshiba Corp 電子スチルカメラ
JPH07114474B2 (ja) * 1987-01-05 1995-12-06 株式会社東芝 電子スチルカメラ
US4908709A (en) * 1987-12-11 1990-03-13 Fuji Photo Film Co., Ltd. Solid-state electronic imaging device with a photometry function responsive to discarded charge packets
JP2720478B2 (ja) * 1988-10-18 1998-03-04 株式会社ニコン 縦型オーバーフロードレインを備える固体撮像素子を用いた測光装置
JPH02120841A (ja) * 1988-10-31 1990-05-08 Olympus Optical Co Ltd カメラのリモートコントロール装置
JPH07118760B2 (ja) * 1989-04-17 1995-12-18 セイコー電子工業株式会社 イメージセンサ
JPH03181282A (ja) * 1989-12-11 1991-08-07 Fuji Photo Film Co Ltd 固体撮像デバイス
JP3372555B2 (ja) * 1991-06-21 2003-02-04 キヤノン株式会社 光電変換装置
EP0627847B1 (en) * 1993-05-28 2001-04-11 Canon Kabushiki Kaisha Photoelectric conversion device

Also Published As

Publication number Publication date
US5663555A (en) 1997-09-02
KR950002409A (ko) 1995-01-04
JPH077677A (ja) 1995-01-10
EP0630152A3 (en) 1995-07-05
DE69425928D1 (de) 2000-10-26
EP0630152A2 (en) 1994-12-21
KR0172980B1 (ko) 1999-03-20
CN1041667C (zh) 1999-01-13
DE69425928T2 (de) 2001-03-08
CN1104374A (zh) 1995-06-28
EP0630152B1 (en) 2000-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3278243B2 (ja) 光電変換装置
US7586487B2 (en) Solid state imaging apparatus and method for driving the same
JP3728260B2 (ja) 光電変換装置及び撮像装置
US6064431A (en) Photoelectric conversion device
EP2285098B1 (en) Solid-state image pickup device and driving method thereof, and electronic apparatus
JP3911788B2 (ja) 固体撮像素子およびその駆動方法
JP3592037B2 (ja) 光電変換装置
KR100801758B1 (ko) 이미지 센서 및 그 제어 방법
JP4761491B2 (ja) 固体撮像装置及びそれを用いた撮像システム
JP4300635B2 (ja) 固体撮像装置
US6917029B2 (en) Four-component pixel structure leading to improved image quality
JPH0562869B2 (ja)
JP4300654B2 (ja) 固体撮像装置
JPH08264743A (ja) 固体撮像装置
JPH09168117A (ja) 固体撮像素子
US20020097446A1 (en) Apparatus and method for dark calibration of a linear CMOS sensor
US7368773B2 (en) Photodetector device, solid-state imaging device, and camera system
JPH0127591B2 (ja)
JP4352571B2 (ja) 固体撮像装置
JP2003324191A (ja) 光電変換装置及び撮像装置
JP2001245214A (ja) 固体撮像装置
JP2001036817A (ja) 固体撮像装置
JP2001218111A (ja) 固体撮像装置
JP2001094877A (ja) 固体撮像装置
JPH11312799A (ja) 固体撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010904

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080215

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090215

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100215

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100215

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110215

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120215

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130215

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees