JP3277347B2 - マイクロマニピュレータにおける粗微動一体型スライド機構 - Google Patents

マイクロマニピュレータにおける粗微動一体型スライド機構

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顕微鏡下で微動操
作を行うためのマイクロマニピュレータにおいて、その
粗微動一体型スライド機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】基礎医学やバイオテクノロジーの分野に
おいて、生物の器官や生体組織、卵細胞や単一細胞等の
細胞類を保持し、吸引、注入、分割等の細胞処理を行う
ために細胞類を操作するマイクロマニピュレータにおい
て、これら細胞類に対して顕微鏡の視野内で微動操作を
行う際に、拡大の倍率に追従して細胞類を操作できるよ
うに微動率を適切に調整することが重要である。
【0003】図3は、従来の細胞処理装置の構成を概略
的に説明する説明図である。図3において、この細胞処
理装置は、卵細胞1をシャーレ2内の試液に浸して載置
するステージ3と、この卵細胞1を固定的に保持する固
定保持部4と、細胞処理を実際に遂行するマイクロマニ
ピュレータ5と、卵細胞1に照明を当てた映像を観察す
るための光学系6とからなり、これら各部を一体に形成
して防振マット7上に置いて操作をするようになってい
る。
【0004】このマイクロマニピュレータ5は、細胞処
理の用途に合わせた各種のマイクロツール8を装着し、
その先端を3次元的に移動させる3次元移動機構を備え
ており、この3次元移動機構は、例えばX軸、Y軸、Z
軸ごとにスライド機構9を有し、それぞれ粗動操作と微
動操作を必要とする。
【0005】実際に、この粗動操作と微動操作を必要と
する場合について述べる。例えば、先ず顕微鏡の広い視
野において、即ち、顕微鏡の拡大率を小さく落として操
作対象物と操作の開始位置とを素早く大まかな粗い微動
操作(以下、省略して粗動という)により選択し、次
に、その中の狭い部分的な視野を拡大して、即ち、拡大
率を大きなものに変更して緩慢で余裕のある緻密な微動
操作(以下、省略して微動という)により細胞処理を実
行するようになっている。
【0006】図4は、従来の粗動と微動が可能なスライ
ド機構の分解斜視図である。同図に示すように、スライ
ド機構41は外スライダー42を有しており、該外スラ
イダー42下部の溝42aには図示せぬリニアウェーベ
アリングを介して移動自在に粗動内スライダー43が装
着され、外スライダー42上部の溝42bには図示せぬ
リニアウェーベアリングを介して移動自在に微動内スラ
イダー45が装着されている。
【0007】また、粗動内スライダー43には移動方向
に平面視U字型の溝43aが刻設され、外スライダー4
2には下部の溝42aと上部の溝42bとを貫通する貫
通長孔42cが貫設されている。前記微動内スライダー
45の下面には突起46が下方向に突設され、該突起4
6は外スライダー42の貫通長孔42cを挿通し、粗動
内スライダー43のU字型の溝43a内に突出し、外ス
ライダー42の貫通長孔42c及び粗動内スライダー4
3のU字型の溝43a内を移動可能となっている。
【0008】また、微動内スライダー45には移動方向
に貫通孔45aが貫設され、該貫通孔45a内にはスプ
リング47が挿入され、スプリング47の一端が図示せ
ぬ螺子により微動内スライダー45に固定されている。
また、粗動内スライダー43にはU字型の溝43aに連
通して移動方向に貫設された貫通孔に雌螺子43bが螺
設され、該雌螺子43bには粗動螺子軸49の粗動用雄
螺子49aが螺合している。該粗動螺子軸49は粗動用
雄螺子49aと、先端に固定用雄螺子49b−1を螺設
した基端部49bと、軸方向に貫設された貫通孔49c
を有し、基端部49bはセル座50を介して軸受メタル
51の中心に貫設された貫通孔に挿通され、座金54を
介して粗動ハンドル55の円柱部55b中心の貫通孔に
挿通されている。また、軸受メタル51はボルト52,
52により前記外スライダー42の後端に固定され、軸
受メタル51の前端外周には螺子53により前記スプリ
ング47の他端が固定されている。
【0009】また、粗動ハンドル55は大径の円筒部5
5aと円柱部55bとから形成され、円筒部55aは円
筒内部に前記軸受メタル51を回転自在に収嵌すると共
に、円筒外周に把持して回動させるためのローレットが
刻設されている。円柱部55b中心には軸方向に貫通孔
を有し、該貫通孔には粗動螺子軸49の基端部49bが
挿通され、固定用雄螺子49b−1が粗動螺子軸固定ナ
ット56に螺合して、粗動螺子軸49が粗動ハンドル5
5に固定されている。
【0010】また、粗動ハンドル55の円柱部55bの
外周先端側には雄螺子55cが螺設され、該粗動ハンド
ル55の雄螺子55cには微動ハンドル58の円筒部5
8aの内側に螺設された雌螺子58cが螺合されてい
る。該微動ハンドル58は円筒部58aと大径の円柱部
58bとから形成され、大径の円柱部58bの外周に把
持して回動させるためのローレットが刻設されている。
また、粗動螺子軸49の貫通孔49cには微動シャフト
59が回転自在に挿通され、微動シャフト59の一端は
前記突起46に当接すると共に、他端は微動ハンドル5
8の円柱部58bの側面に当接し、スプリング47の弾
性力により常に突起46が微動シャフト59の一端を押
して微動シャフト59の他端を微動ハンドル58の円柱
部58bの側面に当接するようになっている。
【0011】そして、オペレータが粗動ハンドル55の
円筒外周のローレットを握って回転させると、それに伴
って微動ハンドル58及び粗動螺子軸49が回転し、粗
動内スライダー43が粗動移動する。また、オペレータ
が粗動ハンドル55の回転を阻止しながら微動ハンドル
58の外周のローレットを握って微動ハンドル58を回
転させると、微動ハンドル58の雌螺子58cと粗動ハ
ンドル55の雄螺子55cとの螺合により微動ハンドル
58が粗動ハンドル55に対して進退し、それに伴って
微動シャフト59がスプリング47の弾性力に抗して突
起46を進退させ、微動内スライダー45が微動移動す
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の粗動
と微動が可能なスライド機構には次に述べるような問題
点があった。 (1)粗動用と微動用の2個のスライダー及びスライド
機構が必要なため、構造が複雑となり、装置も大型化
し、コスト高となってしまう。 (2)構造が複雑なため、剛性に乏しく、故障やトラブ
ルが発生しやすく、精度上問題があった。
【0013】そこで、本発明は、1つのスライド機構に
より粗動と微動が可能なように構成し、以て上述した課
題を解決したマイクロマニピュレータにおける粗微動一
体型スライド機構を提供することを目的とするものであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、スライダー基台の凹溝に軸
方向に摺動可能に嵌合され、軸方向に粗動用雌螺子が螺
設されたスライダーと、該スライダーの粗動用雌螺子に
螺合する粗動螺子軸と、該粗動螺子軸の基端部を固定
し、粗動螺子軸と同軸でかつ軸方向に微動螺子用雌螺子
が螺設された微動内スライダーと、軸方向に貫設された
貫通孔に該微動内スライダーを回転不能でかつ軸方向に
移動可能に嵌合・支持する軸受と、前記微動内スライダ
ーの微動螺子用雌螺子と螺合する微動螺子軸と、前記軸
受に外嵌され、軸受を回動させるリング状の粗動用操作
ハンドルと、前記微動螺子軸を回動させる円筒状の微動
用操作ハンドルと、を備え、前記粗動用操作ハンドルを
回動させると、前記軸受及び前記微動内スライダーが回
動して前記スライダーが軸方向に粗動移動すると共に、
前記微動用操作ハンドルを回動させると、前記微動螺子
軸が回動して前記微動内スライダーが軸方向に微動移動
し前記スライダーが軸方向に微動移動してなることを特
徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明によ
る粗微動一体型スライド機構の一実施例について説明す
る。図1及び図2は、本発明による粗微動一体型スライ
ド機構を示し、図1(a)はその粗動及び微動ハンドル
側の分解斜視図、図1(b)はスライダー側の分解斜視
図、図2はその全体斜視図である。図1及び図2に示す
ように、粗微動一体型スライド機構11は外スライダー
12を有しており、該外スライダー12には溝12aが
設けられ、外スライダー12の側端にはリング状の固定
板13がボルト15,15により固定されている。ま
た、固定板13にはボルト16,16によりリング状の
粗動軸受メタル固定螺子17が固定されている。該粗動
軸受メタル固定螺子17はリング状で、外周に雄螺子1
7aが刻設されている。
【0016】そして、粗動軸受メタル固定螺子17には
リング状の波形ワッシャ18を介して粗動軸受メタル兼
微動外スライダー20の一端が嵌合されている。該粗動
軸受メタル兼微動外スライダー20は、円筒部20a、
該円筒部20aの中間に設けられた鍔部20b、及び係
合部20cから形成され、係合部20cは肉厚の円筒が
軸方向に半分に切り欠かれた形状で、円筒部20aの大
径の貫通孔と係合部20cの小径の貫通孔とが連通され
ている。
【0017】また、粗動軸受メタル兼微動外スライダー
20の円筒部20aの鍔部20bに対して係合部20c
側の外周には、リング状のテフロン座21、粗動軸受メ
タル固定リング22、及びリング状で外周に把持して回
転させるためのローレットが刻設された粗動ハンドル2
3が挿入されている。該粗動軸受メタル固定リング22
は貫通孔内周に雌螺子22aが刻設され、粗動軸受メタ
ル固定リング22の雌螺子22aと前記粗動軸受メタル
固定螺子17の雄螺子17aが螺合するようになってい
る。
【0018】また、粗動ハンドル23はリング状で、粗
動軸受メタル固定リング22の当接面と反対側の面には
円形の凹溝が形成されている。また、粗動軸受メタル兼
微動外スライダー20の係合部20c側端には螺子2
5,25により真鍮製からなる円盤状の微動用軸受メタ
ル26が固定され、該微動用軸受メタル26は、粗動軸
受メタル兼微動外スライダー20の係合部20cの貫通
孔と連通する凹溝26aを有し、該凹溝26aの中心に
は小径の貫通孔26bが穿孔されている。
【0019】そして、微動用軸受メタル26の外周には
一側が開放され、閉塞された側の外周にはローレットが
刻設された円筒状の微動ハンドル28が回動自在に嵌合
され、該微動ハンドル28の閉塞された側面の中心には
小径の貫通孔28aが穿孔され、該貫通孔28aと微動
用軸受メタル26の貫通孔26bとは軸方向に連通する
ようになっている。更に、微動ハンドル28の円筒状の
開放側の先端は前記粗動ハンドル23の円形の凹溝に当
接し、回動自在に嵌合するようになっている。
【0020】また、前記外スライダー12の溝12aに
は図示せぬリニアウェーベアリングを介して内スライダ
ー30が移動自在に装着されている。内スライダー30
には移動方向に貫設された貫通孔に雌螺子30aが螺設
され、該内スライダー30の雌螺子30aには粗動螺子
軸31の粗動用雄螺子31aが螺合している。また、粗
動螺子軸31は粗動用雄螺子31aと固定用雄螺子31
bとからなり、固定用雄螺子31bには微動内スライダ
ー32の固定用雌螺子32aが螺合しており、該微動内
スライダー32の固定用雌螺子32aと同軸の微動用雌
螺子32bには微動螺子軸33の微動用雄螺子34が螺
合している。微動内スライダー32は、断面山形で、軸
方向に貫設された貫通孔に螺設された同軸の固定用雌螺
子32a、微動用雌螺子32b、及び外周両側に軸と平
行に設けられ図示せぬリニアウェーベアリングを嵌装す
るためのベアリング溝32cを有し、前記粗動軸受メタ
ル兼微動外スライダー20の係合部20cの貫通孔に該
図示せぬリニアウェーベアリングを介して回転不能かつ
軸方向に移動可能に嵌合されている。更に、微動内スラ
イダー32は、前記微動用軸受メタル26の凹溝26a
内を進退可能となっている。
【0021】また、微動螺子軸33は微動用雄螺子34
と微動用雄螺子34より小径の固定用雄螺子35からな
り、微動用雄螺子34と固定用雄螺子35との連結箇所
には段差が形成されている。そして、微動螺子軸33の
固定用雄螺子35にはセル座37が挿入され、固定用雄
螺子35は前記微動ハンドル28の貫通孔28aに挿通
され、その先端には微動螺子軸固定ナット38が螺合さ
れている。
【0022】本実施例は以上のような構成よりなるの
で、粗動ハンドル23の外周のローレットを握って回転
させると、それに伴って粗動軸受メタル兼微動外スライ
ダー20及び微動ハンドル28が回転し、粗動軸受メタ
ル兼微動外スライダー20の係合部20cに嵌合した微
動内スライダー32も回転し、粗動螺子軸31も回転
し、粗動螺子軸31の粗動用雄螺子31aに螺合した雌
螺子30aにより内スライダー30が軸方向に粗動移動
する。
【0023】また、オペレータが粗動ハンドル23の回
転を阻止しながら微動ハンドル28の外周のローレット
を握って回転させると、微動螺子軸33も回転し、微動
螺子軸33の微動用雄螺子34と螺合した微動用雌螺子
32bにより、微動内スライダー32が粗動軸受メタル
兼微動外スライダー20の係合部20cにより回転を阻
止されながら軸方向に微動移動し、それに伴って粗動螺
子軸31及び内スライダー30も軸方向に微動移動す
る。
【0024】従って、1つのスライダー及びスライド機
構により粗動と微動が可能なため、構造が簡単となり、
小型化が図られ、コストが削減できる。また、1つのス
ライダー及びスライド機構による簡単な構造のため、高
い剛性が得られ、故障が減少し、精度を大幅に向上させ
ることができる。
【0025】なお、上述実施例では、微動内スライダー
を断面山形としたが、これに限らず、四角、楕円形等他
の形状であってもよいことは勿論である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
一体型の1つのスライダー及びスライド機構により粗動
と微動が可能なため、構造が簡単となり、小型化が図ら
れ、コストを大幅に削減することができる。また、一体
型の1つのスライダー及びスライド機構による簡易な構
造のため、高い剛性が得られ、故障やトラブルが減少
し、信頼性と精度を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による粗微動一体型スライド機構を示
し、(a)はその粗動及び微動ハンドル側の分解斜視
図、(b)はそのスライダー側の分解斜視図である。
【図2】本発明による粗微動一体型スライド機構の全体
斜視図である。
【図3】従来の細胞処理装置の構成を概略的に説明する
説明図である。
【図4】従来の粗動と微動が可能なスライド機構の分解
斜視図である。
【符号の説明】
11 粗微動一体型スライド機構 12 外スライダー 13 固定板 17 粗動軸受メタル固定螺子 20 粗動軸受メタル兼微動外スライダー 20a 円筒部 20b 鍔部 20c 係合部 22 粗動軸受メタル固定リング 23 粗動ハンドル 26 微動用軸受メタル 28 微動ハンドル 30 内スライダー 31 粗動螺子軸 32 微動内スライダー 33 微動螺子軸

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライダー基台の凹溝に軸方向に摺動可
    能に嵌合され、軸方向に粗動用雌螺子が螺設されたスラ
    イダーと、 該スライダーの粗動用雌螺子に螺合する粗動螺子軸と、 該粗動螺子軸の基端部を固定し、粗動螺子軸と同軸でか
    つ軸方向に微動螺子用雌螺子が螺設された微動内スライ
    ダーと、 軸方向に貫設された貫通孔に該微動内スライダーを回転
    不能でかつ軸方向に移動可能に嵌合・支持する軸受と、 前記微動内スライダーの微動螺子用雌螺子と螺合する微
    動螺子軸と、 前記軸受に外嵌され、軸受を回動させるリング状の粗動
    用操作ハンドルと、 前記微動螺子軸を回動させる円筒状の微動用操作ハンド
    ルと、を備え、 前記粗動用操作ハンドルを回動させると、前記軸受及び
    前記微動内スライダーが回動して前記スライダーが軸方
    向に粗動移動すると共に、前記微動用操作ハンドルを回
    動させると、前記微動螺子軸が回動して前記微動内スラ
    イダーが軸方向に微動移動し前記スライダーが軸方向に
    微動移動してなることを特徴とするマイクロマニピュレ
    ータにおける粗微動一体型スライド機構。
JP22976195A 1995-09-07 1995-09-07 マイクロマニピュレータにおける粗微動一体型スライド機構 Expired - Lifetime JP3277347B2 (ja)

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