JP3276332B2 - アルミサッシ網戸のステンレス網張りに於ける縁仕上げカット装置 - Google Patents

アルミサッシ網戸のステンレス網張りに於ける縁仕上げカット装置

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JP3276332B2 JP08490498A JP8490498A JP3276332B2 JP 3276332 B2 JP3276332 B2 JP 3276332B2 JP 08490498 A JP08490498 A JP 08490498A JP 8490498 A JP8490498 A JP 8490498A JP 3276332 B2 JP3276332 B2 JP 3276332B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアルミニウム合金製
サッシ用網戸(以降、網戸と言う)にステンレス網を張
った際に、網戸ロ−プからステンレス網の縁がはみ出た
ものを簡単に且つ見栄え良く仕上げるためのアルミサッ
シ網戸のステンレス網張りに於ける縁仕上げカット装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図7に示す網戸(16)にステンレ
ス網(16a)を張る場合には、網戸(16)にステンレス
網(16a)を被せ、網戸(16)の全周に設けた嵌合溝
に、ゴムロ−プなどの網戸ロ−プ(16b)を押込んでス
テンレス網(16a)を張りながら固定していた。その
後、はみ出たステンレス網(16a)の縁をカットして仕
上げていた。この時のはみ出たステンレス網(16a)の
カット装置は今迄にはなかったので、カッタ−ナイフで
切断して仕上げるか、或いは予め筋溝を付けて金切ハサ
ミでカットする手作業による方法が用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記カッ
タ−ナイフで仕上げると、ステンレス網(16a)をカッ
トする際にかなりの力を必要とするため、力仕事であっ
た。一方、金切ハサミで仕上げる方法はステンレス網
(16a)を嵌合溝に押込んで予め筋状に溝を付け、そし
てステンレス網(16a)を一旦取出し、その筋溝に沿っ
て金切ハサミでカットした後、もう一度嵌合溝にステン
レス網(16a)の縁を網戸ロ−プ(16b)で押込んで固定
する作業が行われるため、作業性が悪く、且つカットし
た所が奇麗に揃いにくくなると共にしわが生じ易いの
で、見た目が悪い等の問題点があった。
【0004】本発明は簡単に誰でも且つ奇麗に仕上げる
ことが出来るアルミサッシ網戸のステンレス網張りに於
ける縁仕上げカット装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明は成されたものであり、つまり、イ)網戸を少
し傾けて立て掛けるための配置台を作業台の上に載置
し、その配置台が、四角状の枠体と、該枠体の両側後方
に設けた略台形状の傾斜支柱と枠体の下方手前側に固着
した受板とから成されたこと。ロ)前記作業台に載置した
配置台と対向させると共にその作業台の両端部には、取
付面が適宜に傾斜したシリンダ−取付台を取付け、該シ
リンダ−取付台には、ロッドを下方に向けてエア−シリ
ンダ−が配置されたこと。ハ)前記ロッドの先端には、2
つの取付穴を有した軸受が連結され、該軸受の取付穴に
2本のガイド軸を挿入させて軸支すると共に、該ガイド
軸には、水平移動可能にカッタ−ガイド部材を取付け、
且つそのカッタ−ガイド部材には、回転軸を介在して配
置台側にロ−ラ−カッタ−を配置すると共にシリンダ−
取付台側にハンドルや駆動装置を連結して配置させたこ
と。以上のように構成する。また一方のガイド軸の両端
にカッタ−位置の高さ調節が出来る構造のものを具備し
ても良く、且つ網戸の縦側と横側でカット位置が異な
り、この距離の差に対応するための手段を設けると良
く、更にロ−ラ−カッタ−の刃先断面がV字形であり、
その先端が中心よりも外側にずらしたものを使用すると
良い。尚、本発明で言う「枠体の後方」とは、網戸を立
て掛けた際、支える側を言い、「枠体の手前側」とは、
網戸のステンレス網がカットされる側を言う。
【0006】
【発明の実施の形態】図1,図2は本発明の実施形態を
示す図であり、これに基づいて説明する。(1)は網戸
(16)を少し傾けた傾斜角αが設けられて立て掛けるた
めの配置台であり、該配置台(1)には、四角状で適宜
に補強されて形成したアルミニウム角材の枠体(1a)
と、その枠体(1a)の両側後方に設けた略台形状で金属
製の傾斜支柱(1b)と、枠体(1a)の下方手前側に固着
した鉄板或いはアルミニウム板の受板(1c)とがある。
この受板(1c)は断面が略S字状に折曲されており、ま
た前記傾斜支柱(1b)は枠体(1a)と固着させるが、必
ずしも固着させなくても良い。尚、前記傾斜支柱(1b)
と受板(1c)は後述する作業台(2)とは固定させず、
移動可能である。(2)は脚(2a)付きの作業台であ
る。(3)は作業台(2)の両端部に取付けた金属製の
シリンダ−取付台であり、該シリンダ−取付台(3)の
取付面には適宜な傾斜角βが設けられている。尚、シリ
ンダ−取付台(3)の取付けは、作業台(2)の上に固
定させるが、取外し可能にさせても良い。また前記傾斜
角βとしては20度前後が良く、且つ前記傾斜角αとし
ては10度前後が良い。(4)はシリンダ−取付台
(3)に取付け且つロッド(4a)を下方に向けて配置さ
せたエア−シリンダ−である。(5)は上部がエア−シ
リンダ−(4)のロッド(4a)と螺合して連結するネジ
穴(5b)を有した略T字状で金属製の軸受であり、該軸
受(5)の下方には2つの取付穴(5a)が穿設されてい
る。
【0007】(6),(6')は軸受(5)の取付穴(5
a)に挿入して軸支される鉄製丸棒のガイド軸であり、
その両端にはネジ部(6a),(6'a)が設けられている。
尚、前記ネジ部(6'a)はネジ部(6a)よりも長く、後
述する調節円盤(11)が取付け出来る長さを有してい
る。(7)はガイド軸(6),(6')に挿入して水平移
動可能に取付けられた金属製のカッタ−ガイド部材であ
り、該カッタ−ガイド部材(7)にはガイド軸(6),
(6')を挿入するガイド穴(7a)が縦方向に2つ穿設
され、その内周にブッシュを取付けると良い。また前記
カッタ−ガイド部材(7)にはガイド軸(6),(6')
と直角に取付けた回転軸(8)を介在させて配置台
(1)側にはハイス等のロ−ラ−カッタ−(9)を設け
ると共に手前側にはロ−ラ−カッタ−(9)を回転させ
るためのハンドル(10)が取付けられている。前記ロ−
ラ−カッタ−(9)の刃先断面はV字形であり、その先
端が図5に示すように刃幅の中心線よりも先端側にずれ
ているものを用いる。又、このロ−ラ−カッタ−(9)
は網戸(16)の下部に沿って一定押圧力が付与されなが
ら移動する。尚、前記ハンドル(10)の代わりに、モ−
タ−などの駆動装置を搭載して連結させても良い。(1
1)は一方のガイド軸(6')の両端に取付けた金属製の
調節円盤であり、該調節円盤(11)の外周には長さの異
なるストッパ−(12)が複数取付けられている。このス
トッパ−(12)の長さは、各種の網戸(16)の外周から
網戸ロ−プ(16b)迄の距離の違いに対処するためのも
のである。
【0008】(13)は各シリンダ−取付台(3)と配置
台(1)の間で且つ作業台(2)の両端側上面に固定し
たガイドブロックである。(14)はガイドブロック(1
3)に摺動自在に設けた段付駒(14a)が水平移動してそ
の低部或いは高部に切換えるための切換装置であり、該
切換装置(14)には、ストッパ−(12)と当接する段付
駒(14a)と、該段付駒(14a)と一端を螺合させて取付
け且つ他端を中央付近まで延出させると共にその端部が
軸方向で移動可能に軸支された接続棒(14b)と、その
接続棒(14b)の他端と回動可能に一端を接続した連結
杆(14c)と、各連結杆(14c)の他端を両端側で回動可
能に接続した作動杆(14d)と、該作動杆(14d)の中心
部と固定接続してそれを回動可能とする切換レバ−(14
e)とがある。尚、前記段付駒(14a)の低部と高部の段
差は、網戸(16)を縦と横にした際に生ずるカット位置
の高さに対応させており、この段付駒(14a)は、予め
各種の網戸(16)に対応させたものを多数用意してお
き、各網戸(16)に合わせた段付駒(14a)と取換えて
用いる。又、各段付駒(14a)の向きは図2に示す背中
合わせ方向に限定されるものではなく、切換レバ−(14
e)の操作で、低部か高部の段差が両側で同じになれば
良い。(15)はガイド軸(6),(6')のネジ部(6
a),(6'a)に取付けるための締結部材であり、締結部
材(15)としては六角ナット(15a)とワッシャ(15b)
とがある。
【0009】次に本発明の使用方法について説明する。
先ず始めに作業台(2)の手前側両端にシリンダ−取付
台(3)を設置し、該シリンダ−取付台(3)にロッド
(4a)を下方に向けてエア−シリンダ−(4)を取付け
る。次に各ロッド(4a)の先端を軸受(5)のネジ穴
(5b)に螺合して取付け、且つ2つの取付穴(5a)にガ
イド軸(6),(6')を挿入して軸支させると共に、該
ガイド軸(6),(6')にはカッタ−ガイド部材(7)
を取付けておく。この時、ガイド軸(6),(6')の水
平を確認しておく。その後、ガイド軸(6)の両側のネ
ジ部(6a)にワッシャ(15b)を挿入すると共に六角ナ
ット(15a)を螺合させて締結させる。次にガイド軸
(6')の両側のネジ部(6'a)に調節円盤(11)を挿入
し、ワッシャ(15b)を挿入すると共に六角ナット(15
a)を螺合させて取付ける。又、この時、調節円盤(1
1)の外周に取付けたストッパ−(12)が、網戸(16)
の外周から網戸ロ−プ(16b)に合う長さのものを選択
して真下に配置させる。そして六角ナット(15a)を締
付けて締結させるが、ストッパ−(12)の先端が、作業
台(2)の上に固定するガイドブロック(13)に配置し
た段付駒(14a)と確実に当接することも確認する。更
にこの時、作業台(2)の上に固定するガイドブロック
(13)には所定の段付駒(14a)が摺動可能に配置され
ると共に切換装置(14)も配置され、切換レバ−(14
e)の操作で両側の段付駒(14a)が水平移動される状態
にセットしておく。その後、作業台(2)が後方に傾く
ように配置台(1)の上に載置し、その配置台(1)
は、取付けたシリンダ−取付台(3)と対向した状態と
なる。これで配置作業が完了するのである。尚、前記ス
トッパ−(12)の長さは、図3(a)のような短いもの
から図3(b)のように長いものまで、調節円盤(11)
を回転させて所定のものを選択すれば良い。
【0010】次に全周からはみ出したステンレス網(16
a)の網戸(16)を用意しておく(図7参照)。先ず始
めに網戸(16)を横にして枠体(1a)に立て掛けると共
にその下方を受板(1c)の上に置くことにより、網戸
(16)は図1に示すように垂直方向から左側にα度傾け
られるのである。この時、ストッパ−(12)の先端が段
付駒(14a)の高部に当接するように切換レバ−(14e)
で切換えておく。また配置台(1)を図1中に於いて適
宜に左右移動させると共にロ−ラ−カッタ−(9)を少
し持ち上げながら網戸ロ−プ(16b)に沿って端部まで
移動してカット位置を確認しセットする。この時、ロ−
ラ−カッタ−(9)は垂直方向から右側にβ度傾けられ
た状態となる。これで作業準備が完了するのである。
【0011】前記はみ出たステンレス網(16a)の縁の
端にロ−ラ−カッタ−(9)を当てると共にエア−シリ
ンダ−(4)を作動し、ガイド軸(6),(6')が下が
ってロ−ラ−カッタ−(9)はステンレス網(16a)に
押付けられた状態となった後、ハンドル(10)を回転す
ることにより、網戸(16)の網戸ロ−プ(16b)に沿っ
てロ−ラ−カッタ−(9)は一定力が押圧されながら水
平移動してカットして行くのである。この時、ロ−ラ−
カッタ−(9)の刃先が中心からずれたものを用いる
と、ロ−ラ−カッタ−(9)は網戸ロ−プ(16b)側に
刃先を近づけてカットできるので、網戸ロ−プ(16b)
からステンレス網(16a)の縁がはみ出ることがなく、
奇麗に揃えられてカットされる(図5,図6参照)。ま
たロ−ラ−カッタ−(9)を回転させながらカットする
と、網戸(16)は固定せずに載置したままの状態でも移
動しないが、網戸(16)が移動してしまう場合には網戸
(16)の端部を固定しても良い。尚、このカット作業は
上記のように網戸(16)をα度傾け、且つロ−ラ−カッ
タ−(9)をβ度傾けると、狭い部分が見易くなりカッ
ト状態を確認しながらカットできると共に網戸(16)が
倒れることなく確実に作業が行えるものとなる。前記網
戸(16)の横側の一辺が仕上げられた後、前記エア−シ
リンダ−(4)が作動し、ガイド軸(6),(6')が上
がってロ−ラ−カッタ−(9)を上方に持ち上げると共
にストッパ−(12)も一緒に持ち上げられる。
【0012】そして、網戸(16)を縦にして立て掛け
る。次に切換レバ−(14e)を操作してストッパ−(1
2)の先端が段付駒(14a)の低部に当接するように切換
えておく。その後、はみ出たステンレス網(16a)の縁
の端にロ−ラ−カッタ−(9)を当てると共にエア−シ
リンダ−(4)によって押圧された状態でハンドル(1
0)を回転しながら、網戸(16)の網戸ロ−プ(16b)に
沿って水平移動すれば、ステンレス網(16a)の縁が上
記同様に奇麗に揃えられて仕上がるのである。その後
は、仕上げられた網戸(16)の一辺を縦にし、次の辺に
対して、上記同様に切換レバ−(14e)を切換えてスト
ッパ−(12)の先端が段付駒(14a)が水平移動してそ
の高部に当接するように切換えると共にロ−ラ−カッタ
−(9)も上記同様に網戸ロ−プ(16b)に沿って一定
力が加わるようにセットし、手でハンドル(10)を回転
してロ−ラ−カッタ−(9)を水平移動させてその一辺
を仕上げ、残りの他の辺を上記要領で仕上げれば良い。
網戸(16)の四辺が仕上がった後は、網戸(16)を配置
台(1)から外し、次の網戸(16)をセットして上記工
程を行えば良い。
【0013】尚、網戸(16)の種類が変わる毎に、枠外
周と網戸ロ−プ(16b)までの距離に対応する所定のス
トッパ−(12)を選択又は確認すれば良い。この場合
は、調節円盤(11)の締結部材(15)を弛めてそれを回
転し、カットする網戸(16)の種類に対応したストッパ
−(12)を真下にセットし、締結部材(15)で固定すれ
ば良い。又、網戸(16)を縦方向と横方向にした時のカ
ット位置の高さの差は、ストッパ−(12)と当接する段
付駒(14a)が水平移動してその低部と高部によって使
い分けると共に予め網戸(16)の種類に応じたものを取
付けて対応すれば良い。一般に網戸(16)を横にした時
は、段付駒(14a)が水平移動してその高部がストッパ
−(12)と当接するように、網戸(16)を縦にした時
は、段付駒(14a)の低部がストッパ−(12)と当接す
るように、切換レバ−(14e)の操作で段付駒(14a)を
水平移動させれば良い。この時、切換レバ−(14e)の
操作で作動杆(14d)が左側に回動されると、図4の矢
印のように連結杆(14c)は中央よりに引き戻され、両
側の接続棒(14b)を介して段付駒(14a)が水平移動さ
れて、その低部はストッパ−(12)と当接するのであ
る。
【0014】
【発明の効果】本発明はこのように構成させたことによ
り、下記に記載する効果を有する。
【0015】請求項1のように網戸(16)を少し傾けて
立て掛けるための配置台(1)と、作業台(2)の両端
部に取付けたシリンダ−取付台(3)にロッド(4a)を
下方へ向けて配置させたエア−シリンダ−(4)と、前
記ロッド(4a)の先端に軸受(5)を連結させその軸受
(5)に軸支した2本のガイド軸(6),(6')と、該
ガイド軸(6),(6')に取付けた水平移動可能なカッ
タ−ガイド部材(7)と、そのカッタ−ガイド部材
(7)には回転軸(8)を介在させ連結して取付けたロ
−ラ−カッタ−(9)及びハンドル(10)とから少なく
とも構成させたことにより、ロ−ラ−カッタ−(9)は
エア−シリンダ−(4)によって一定押圧力が付与され
ながらハンドル(10)の操作で水平移動しながらカット
して、網戸(16)の下方位置を順次回転させて全周には
み出たステンレス網(16a)の縁をカットして仕上げる
ことが可能となり、従来必要であった押付力はロ−ラ−
カッタ−(9)をカッタ−ガイド部材(7)に取付ける
だけで、簡単にセットでき、手でロ−ラ−カッタ−
(9)を水平移動させるだけで、網戸(16)の網戸ロ−
プ(16b)に沿ってロ−ラ−カッタ−(9)が自然にス
テンレス網(16a)の縁をカット出来る。尚、この時、
ハンドル(10)の代わりに駆動装置をロ−ラ−カッタ−
(9)と連結させることにより、自動化が可能である。
このように本発明品を用いると、簡単に誰でも且つ奇麗
に仕上げることができ、網戸(16)のステンレス網張り
仕上げが見栄え良くなる。また網戸(16)とロ−ラ−カ
ッタ−(9)を傾けてカット作業が行われるため、狭い
部分が見易くなりカット状態を確認しながらカットでき
ると共に網戸(16)が倒れることなく確実に作業が行
え、その作業がし易く且つ作業能率が著しく向上する。
従来方法の場合よりも約半分以下の時間で仕上がり、能
率が極めて良くなるのである。尚、本発明品はアルミサ
ッシ網戸(16)以外の金属製サッシ用ステンレス網戸に
も応用可能である。
【0016】請求項2のように一方のガイド軸(6')
の両端に調節円盤(11)を取付け、該調節円盤(11)の
外周には長さの異なるストッパ−(12)を複数取付けて
カッタ−位置の高さ調節が出来る構造を具備したことに
より、網戸(16)の種類が変わっても、網戸(16)の外
周と網戸ロ−プ(16b)までの距離に対応する所定のス
トッパ−(12)が簡単に選択出来ると共にその操作も簡
単で、縁仕上げカット作業が直ぐに行えるものとなる。
【0017】請求項3に示すようにストッパ−(12)と
当接する段付駒(14a)をシリンダ−取付台(3)と配
置台(1)の間に配置すると共に、前記段付駒(14a)
が水平移動してその低部或いは高部に切換えるための切
換装置(14)を設けることにより、網戸(16)を縦方向
と横方向にした際の作業が、切換レバ−(14e)の操作
で簡単に切換えでき、縁仕上げカット作業が効率良く行
えるものとなる。
【0018】請求項4に示すようにロ−ラ−カッタ−
(9)の刃先断面がV字形であり、その先端が中心より
も外側にずらしたものを使用することにより、ロ−ラ−
カッタ−(9)を網戸ロ−プ(16b)に近付けてカット
出来るため、網戸ロ−プ(16b)からステンレス網(16
a)の縁がはみ出ることなく奇麗に揃えられてカッタ−
仕上げすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す説明図である。
【図2】本実施形態で使用する分解部品の斜視図であ
る。
【図3】本実施形態で使用する調節円盤とストッパ−の
作用を示す説明図である。
【図4】本実施形態で使用する切換装置の作用を示す説
明図である。
【図5】本実施形態で使用するロ−ラ−カッタ−を示す
説明図である。
【図6】はみ出たステンレス網の縁をカット仕上げする
状態の要部を示す説明図である。
【図7】網戸ロ−プからはみ出たステンレス網の縁の状
態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 配置台 1a 枠体 1b 傾斜支柱 1c 受板 2 作業台 3 シリンダ−取付台 4 エア−シリンダ− 4a ロッド 5 軸受 5a 取付穴 6,6'ガイド軸 7 カッタ−ガイド部材 8 回転軸 9 ロ−ラ−カッタ− 10 ハンドル 11 調節円盤 12 ストッパ− 14 切換装置 14a 段付駒 16 網戸 16a ステンレス網 16b 網戸ロ−プ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミサッシ網戸(16)の枠にステンレ
    ス網(16a)を被せると共に網戸ロ−プ(16b)を押込ん
    でステンレス網(16a)を張りながら固定し、その網戸
    (16)の全周にはみ出したステンレス網(16a)の縁を
    カットして仕上げるカット装置であり、少なくとも下記
    のような構造としたことを特徴とするアルミサッシ網戸
    のステンレス網張りに於ける縁仕上げカット装置。イ)網
    戸(16)を少し傾けて立て掛けるための配置台(1)を
    作業台(2)の上に載置し、前記配置台(1)が、四角
    状の枠体(1a)と、該枠体(1a)の両側後方に設けた略
    台形状の傾斜支柱(1b)と、前記枠体(1a)の下方手前
    側に固着した受板(1c)とから成されたこと。ロ)前記作
    業台(2)に載置した配置台(1)と対向させると共に
    その作業台(2)の両端部には、取付面が適宜に傾斜し
    たシリンダ−取付台(3)を取付け、該シリンダ−取付
    台(3)には、ロッド(4a)を下方に向けてエア−シリ
    ンダ−(4)が配置されたこと。ハ)前記ロッド(4a)の
    先端には、2つの取付穴(5a)を有した軸受(5)が連
    結され、該軸受(5)の取付穴(5a)に2本のガイド軸
    (6),(6')を挿入させて軸支すると共に、該ガイド
    軸(6),(6')には、水平移動可能にカッタ−ガイド
    部材(7)を取付け、且つそのカッタ−ガイド部材
    (7)には、回転軸(8)が介在されて前記配置台
    (1)側にロ−ラ−カッタ−(9)を配置させると共に
    前記シリンダ−取付台(3)側にハンドル(10)や駆動
    装置を連結して配置させたこと。
  2. 【請求項2】 一方のガイド軸(6')の両端に調節円
    盤(11)を取付け、該調節円盤(11)の外周には長さの
    異なるストッパ−(12)を複数取付けてカッタ−位置の
    高さ調節が出来る構造を具備した請求項1記載のアルミ
    サッシ網戸のステンレス網張りに於ける縁仕上げカット
    装置。
  3. 【請求項3】 前記ストッパ−(12)と当接する段付駒
    (14a)を前記シリンダ−取付台(3)と前記配置台
    (1)の間に配置すると共に、前記段付駒(14a)が水
    平移動してその低部或いは高部に切換えるための切換装
    置(14)を設けた請求項2記載のアルミサッシ網戸のス
    テンレス網張りに於ける縁仕上げカット装置。
  4. 【請求項4】 前記ロ−ラ−カッタ−(9)の刃先断面
    がV字形であり、その先端が中心よりも外側にずらした
    ものを使用する請求項1記載のアルミサッシ網戸のステ
    ンレス網張りに於ける縁仕上げカット装置。
JP08490498A 1998-03-16 1998-03-16 アルミサッシ網戸のステンレス網張りに於ける縁仕上げカット装置 Expired - Fee Related JP3276332B2 (ja)

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