JP3275635B2 - 横形帯のこ盤における帯のこ張り装置 - Google Patents

横形帯のこ盤における帯のこ張り装置

Info

Publication number
JP3275635B2
JP3275635B2 JP15519995A JP15519995A JP3275635B2 JP 3275635 B2 JP3275635 B2 JP 3275635B2 JP 15519995 A JP15519995 A JP 15519995A JP 15519995 A JP15519995 A JP 15519995A JP 3275635 B2 JP3275635 B2 JP 3275635B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
saw
compression spring
band sawing
band
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15519995A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08323539A (ja
Inventor
正 金澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP15519995A priority Critical patent/JP3275635B2/ja
Publication of JPH08323539A publication Critical patent/JPH08323539A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3275635B2 publication Critical patent/JP3275635B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sawing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帯のこ張り用の圧縮ば
ねを有する横形帯のこ盤の帯のこ張り装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図7を用いて説明する。従
来、従動のこ車4の中心部の上下に保持部材10が固定
されており、保持部材10間に溝付きスリーブ11が摺
動自在に取付けられ、溝付きスリーブ11は従動のこ車
4を回転自在に保持するのこシャフト9を固定してい
る。また、フレーム2後方には突起部2aがあり、突起
部2aの孔部2bにシャフト14を挿通している。シャ
フト14の外周には、ナット15と突起部2aの端面間
に圧縮ばね16が設けられている。シャフト14の他端
は、前記溝付きスリーブ11の中心からずれた位置に固
定されたボルト13に軸支されシャフト14と溝付き
スリーブ11はボルト13を介して連動する。のこシャ
フト9の先端に固定されたテンションレバー8を右側か
ら左側に180度右回転させると、溝付きスリーブ11
回転し、ボルト13が図中右側に移動しシャフト14
が図中右側に移動する。シャフト14の右側移動により
圧縮ばね16が帯のこ5に必要な引張力になる設定長ま
で圧縮され、帯のこを張る構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の帯のこ張り装置
は、帯のこを張るとき、テンションレバー8を180度
右回転させ、圧縮ばね16を自由長から設定長まで圧縮
していた。帯のこを緩めるときは、テンションレバー8
を180度左回転させ、圧縮ばね16を設定長から自由
長まで緩めていた。このため、テンションレバー8の回
転トルクは、常に大きく、帯のこ張りが困難であった。
【0004】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点を解消し、帯のこ張りを容易にすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、のこ車と帯
のこを収納するフレームに固定された2つの保持部材間
を摺動し、前記のこ車を保持するのこシャフトを軸支し
ている溝付きスリーブと、該溝付きスリーブの中心から
ずれた位置に固定されたボルトに一端が軸支されたシャ
フトと、前記フレーム内に形成した突起部に前記シャフ
トの他端を挿通し、該突起部端面と前記シャフトの他端
との間に圧縮ばねを備えた横形帯のこ盤において、前記
シャフトに前記突起部端面と前記圧縮ばねとの間に位置
する係止部材を設け、前記のこ車を摺動させ前記帯のこ
を緩めた際には、前記係止部材が前記突起部端面との間
に移動幅を持って前記圧縮ばねを保持するようにするこ
とにより達成される。
【0006】
【作用】上記のように構成された帯のこ張り装置は、帯
のこ張るときは、テンションレバーを180度右回転さ
せて帯のこを張る。この場合、圧縮ばねが設定長の手前
まで圧縮保持されているため、圧縮ばねの圧縮保持位置
までは圧縮ばねの力がレバーに働かない。このため、レ
バーの回転トルクは小さく、容易にレバーを回転させる
ことができる。また、圧縮ばねを圧縮保持位置から設定
長まで圧縮するとき、圧縮ばねの力がレバーに働き、レ
バーの回転トルクは大きくなるが、圧縮ばねの圧縮長さ
が短いため、回転トルクの大きいレバーの回転範囲は小
さい。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図1〜図6を用いて説明す
る。図において、ベース1右端部でフレーム2を上下方
向へ揺動自在に軸支している。フレーム2内には、図示
しないモータにより回転する駆動のこ車3、駆動のこ車
3と連動する従動のこ車4と、のこ車3、4間に張り渡
された帯のこ5が設けられている。ベース1上には、固
定バイス6と移動バイス7を装着している。移動バイス
7はベース1上面にベース1の長手方向に向けて形成し
た溝を案内に、移動自在に装着されている。切断材料は
固定バイス6、移動バイス7で固定され、フレーム2を
下方へ移動させることで、のこ車3、4間を循環回送し
ている帯のこ5で切断される。
【0008】図4から見て従動のこ車4の中心部の上下
に保持部材10が固定されており、保持部材10間に溝
付きスリーブ11が摺動自在に取付けられ、溝付きスリ
ーブ11は従動のこ車4を回転自在に保持するのこシャ
フト9を固定している。のこシャフト9の先端、従動の
こ車4側には、帯のこ張り用のテンションレバー8が固
定されている。また、フレーム2後方には、孔部2bを
有する突起部2aが形成されており、孔部2bにシャフ
ト14を挿通している。シャフト14外周のナット15
と突起部2aの端面間に圧縮ばね16が設けられてい
る。圧縮ばね16の突起部2a側には、シャフト14の
段付き部14aに突き当たる係止部材17があり、圧縮
ばね16を所定の圧縮位置(設定長の手前)に保持して
いる。また、シャフト14には係止部材17の移動幅a
を持たせて、図の状態において、突起部2aに当接す
るピン18が設けられ、係止部材17の左方向への移動
を制限している。シャフト14の一端にナット15を装
着し、他端は溝付きスリーブ11の中心からずれた位置
に固定されたボルト13に軸支している。テンションレ
バー8を操作すると、シャフト14が左右に連動する。
【0009】上記構成において、図2の状態から図3の
状態へ帯のこ5を張る(従動のこ車4を左側へ移動させ
る)ときは、テンションレバー8を右回転させる。する
と、溝付きスリーブ11が回転しながら保持部材10間
を摺動し、溝付きスリーブ11の中心からずれた位置に
固定したボルト13、シャフト14が図4〜図6へと移
動する。このとき、圧縮ばね16は帯のこ5張り力の設
定位置手前まで圧縮した状態(自由長になるのを防ぐ構
造)で保持されているため、図2中シャフト14の移動
幅aの間は、圧縮ばね16の力がテンションレバー8に
働かず、テンションレバー8の回転トルクは小さく、テ
ンションレバー8を容易に回転することができる。さら
に、テンションレバー8を回転させると、圧縮ばね16
の力がテンションレバー8に働くが、圧縮ばね16の圧
縮保持位置から設定位置までの圧縮幅が短いため、テン
ションレバー8に回転トルクが大きくかかる範囲は少な
い。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、圧縮ばねを帯のこ張り
設定位置の手前まで圧縮し、係止部材でその状態を保持
したので、帯のこ張り設定位置手前までは、レバーの回
転トルクは小さく、容易に回転することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】横形帯のこ盤の正面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す帯のこ張り部の帯のこ
を緩めた際の詳細断面図である。
【図3】帯のこ張り部の帯のこを張った際の詳細断面図
である。
【図4】図2のA方向から見た矢視図である。
【図5】シャフトの移動途中を示す図2のA方向から見
た矢視図である。
【図6】図3の方向から見た矢視図である。
【図7】従来の帯のこ張り部の詳細断面図である。
【符号の説明】
2…フレーム、2a…突起部、4…従動のこ車、5…帯
のこ、8…テンションレバー、11…溝付きスリーブ、
14…シャフト、15…ナット、16…圧縮ばね、17
…係止部材。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 のこ車と帯のこを収納するフレームに固
    定された2つの保持部材間を摺動し、前記のこ車を保持
    するのこシャフトを軸支している溝付きスリーブと、該
    溝付きスリーブの中心からずれた位置に固定されたボル
    トに一端が軸支されたシャフトと、前記フレーム内に形
    成した突起部に前記シャフトの他端を挿通し、該突起部
    端面と前記シャフトの他端との間に圧縮ばねを備えた横
    形帯のこ盤において、前記シャフトに前記突起部端面と
    前記圧縮ばねとの間に位置する係止部材を設け、前記の
    こ車を摺動させ前記帯のこを緩めた際には、前記係止部
    材が前記突起部端面との間に移動幅を持って前記圧縮ば
    ねを保持するようにしたことを特徴とする横形帯のこ盤
    における帯のこ張り装置。
JP15519995A 1995-05-29 1995-05-29 横形帯のこ盤における帯のこ張り装置 Expired - Fee Related JP3275635B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15519995A JP3275635B2 (ja) 1995-05-29 1995-05-29 横形帯のこ盤における帯のこ張り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15519995A JP3275635B2 (ja) 1995-05-29 1995-05-29 横形帯のこ盤における帯のこ張り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08323539A JPH08323539A (ja) 1996-12-10
JP3275635B2 true JP3275635B2 (ja) 2002-04-15

Family

ID=15600673

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15519995A Expired - Fee Related JP3275635B2 (ja) 1995-05-29 1995-05-29 横形帯のこ盤における帯のこ張り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3275635B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08323539A (ja) 1996-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06320437A (ja) 送り装置を備えたねじ込み器
DE3841644A1 (de) Spannvorrichtung fuer den riementrieb einer schleif- oder trennschleifmaschine
JPS6193022A (ja) 結束方法およびその工具
JP3275635B2 (ja) 横形帯のこ盤における帯のこ張り装置
US6736032B2 (en) Wire stripper
JP2571969Y2 (ja) 多刃切断機における丸刃移動装置
JPH1170432A (ja) バイス機構
JP3430765B2 (ja) 帯のこ盤の帯のこ張り装置
US6227079B1 (en) Self adjusting tool
JP4529865B2 (ja) 帯のこ盤
JP4400007B2 (ja) スライド式卓上切断機
US7261027B2 (en) Sawing machine
JPS6313133Y2 (ja)
CH632946A5 (en) Device for locking a component on a cutting machine
JP3444076B2 (ja) チェーンバイス装置
JPH061293Y2 (ja) 横形帯鋸盤
JPS621045Y2 (ja)
JP2002178222A (ja) 横形帯のこ盤における帯のこ張り装置
JPH0737527U (ja) 横形帯のこ盤における帯のこ張り装置
JPH02125701A (ja) ほぞ取り機におけるバイス前後移動装置
US3704073A (en) Vee machining center
JPH0511929Y2 (ja)
JPH056080Y2 (ja)
JPH0414163Y2 (ja)
JPH0572323U (ja) 帯鋸盤

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020108

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100208

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100208

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110208

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120208

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120208

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130208

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140208

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140208

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150208

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees