JP3275628B2 - レイアウト修正装置 - Google Patents

レイアウト修正装置

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JP3275628B2
JP3275628B2 JP12287595A JP12287595A JP3275628B2 JP 3275628 B2 JP3275628 B2 JP 3275628B2 JP 12287595 A JP12287595 A JP 12287595A JP 12287595 A JP12287595 A JP 12287595A JP 3275628 B2 JP3275628 B2 JP 3275628B2
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卓美 浜谷
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チラシやカタログ等の
印刷物の修正を画面上で行うのに好適なレイアウト修正
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】チラシやカタログのように複雑な段組を
有する印刷物を作成する際には、コンピュータを用いた
レイアウトデザイン装置により、そのディスプレイ画面
上でレイアウトのシュミレーションを行い印刷物のデザ
インを検討していた。また、チラシやカタログ等におい
て、そこに掲載される商品は、印刷物全体を分割した複
数のコマ(領域)に夫々配置されるが、そのコマの割り
振りは、定型的な書式で行われることが多い。例えば、
図10に示す場合ではコマA〜Fに各商品が定型的に配
置される。以下、印刷物全体におけるコマの割振り書式
を「コマ割りパターン」と呼び、定型的なコマ割りパタ
ーンを「基本コマ割りパターン」と呼ぶ。
【0003】一般に、レイアウトデザイン装置において
は、複数の基本コマ割りパターンを予め用意しておき、
デザインの対象によって、基本コマ割りパターンを選択
できるようにしている。例えば、カタログの場合には、
何ページ目をレイアウトするかによって、選択される基
本コマ割りパターンが決定され、原則的にはそのコマ割
り沿って商品のレイアウトが行われる。
【0004】ところで、印刷物に掲載される商品は、商
品の写真等の画像情報と、その名称や値段等の文字情報
とによって構成される。例えば、あるコマについての文
字情報は、図11に示すように、属性と呼ばれる商品名
5a、売価8aまたは左上マーク1a〜企画NO10a
によって構成される。そして、各属性毎に、画面上の表
示される領域、文字の大きさまたは文字の書体等の規則
が定められており、この規則を組版ルールと呼ぶ。
【0005】そして、レイアウトデザイン装置において
は、基本コマ割りパターンに沿って商品のレイアウトが
行われ、また、文字情報が各コマに対して所定の組版ル
ールに従って配置される。
【0006】しかし、組版終了時の商品レイアウトは、
基本コマ割りパターンに完全に従うということではな
く、商品の大きさ等によってそこに修正が加えられるこ
とがある。例えば、特定の商品を強調したい場合であ
る。この場合、デザイナーは、配置済みの商品に対し
て、特定の商品に大きな写真を割り振ったり、あるいは
商品名の文字サイズを大きくするといった修正を加え
る。例えば、図10に示す基本コマ割りパターンから、
最終的に図12に示す商品レイアウトがなされることが
ある。この場合には、コマAに大きな写真領域Pを割り
振るため、コマBを省略するとともに、コマEおよびコ
マFの組幅を圧縮している。このような修正を行うため
に、レイアウトデザイン装置は、対話型の変更機能を有
していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のレイ
アウトデザイン装置の変更機能は、種々の印刷物に対応
する汎用的なものであった。このため機能の種類が多
く、その変更操作は極めて複雑なものとなっていた。ま
た、組版ルールは印刷物毎に異なるので、レイアウトデ
ザイン装置のオペレータは、種々の組版ルールを習熟す
る必要があった。
【0008】例えば、図13に示すコマにおいて、商品
名5a(キャベツ)の文字サイズを大きくする場合にあ
っては、まず、対話型入力装置で商品名5aの部分を選
択し、その後、サイズ変更のメニューを選択する。ここ
で、現在の文字サイズよりも大きな文字サイズを入力す
ると、ディスプレイ画面上で商品名の文字サイズが拡大
される。しかし、文字サイズによっては、図14に示す
ように、商品名5aと売価8aとが重なり不自然な体裁
となることがある。この場合、オペレータには、何らか
の変更をさらに行い、商品名5aと売価8aとの重複を
解消することが求められる。
【0009】ここで、組版に関する知識が豊富なオペレ
ータであれば、商品名5aと売価8aの行の行送りを多
くすることによって、商品名5aと売価8aとを切り離
すことができると判るが、組版に関する知識が少ないオ
ペレータは、このことが判らない。また、文字サイズの
変更に伴う適切な行送りの値は、これに対応した業務品
目毎の組版ルールを参照しないと正確に判らない。した
がって、組版に関する知識が豊富なオペレータであって
も、業務品目毎の組版ルールを習熟していなければ組版
を終了することはできない。
【0010】このように従来のレイアウトデザイン装置
においては、組版に関する広い知識を有し、かつ、業務
品目毎の組版ルールを習熟したオペレータでなければレ
イアウトデザイン装置を使用することができなっかっ
た。
【0011】本発明は上記した事情に鑑みてなわれたも
のであり、簡易に組版結果を変更することができるレイ
アウトデザイン装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に記載の構成にあっては、画面上の各領域に表
示される表示情報を修正するレイアウト修正装置におい
て、上記各領域に対応した表示情報を記憶する第1の記
憶手段と、上記各領域での上記表示情報を組版する規則
を表す第1の組版規則を記憶するとともに、上記領域間
での上記表示情報を組版する規則を表す第2の組版規則
を記憶する第2の記憶手段と、上記第1,第2の組版規
則に基づいて、上記表示情報を組版する組版手段と、こ
の組版手段の組版結果に対する予め設定された複数の修
正内容を上記画面上に表示する表示手段と、上記予め設
定された複数の修正内容を選択する選択手段と、この選
択手段で選択した上記修正内容と上記第1,第2の組版
規則とに基づいて、上記組版手段の組版結果を修正する
修正手段とを有し、前記表示手段は、最初に修正の対象
となる前記各領域を表示し、次に複数の修正目的を表示
する一方、前記選択手段は、表示された上記各領域と上
記複数の修正目的とを選択することを特徴とする。
【0013】また、請求項2に記載の構成にあっては、
前記表示情報の一部または全部が文字情報であることを
特徴とする。
【0014】また、請求項3に記載の構成にあっては、
前記表示手段が表示する複数の修正内容に文字サイズの
修正を含むことを特徴とする。
【0015】また、請求項4に記載の構成にあっては、
前記表示情報は、前記各領域に対応した識別情報を含む
ことを特徴とする。
【0016】
【0017】
【作用】請求項1に係る構成にあっては、第1の記憶手
段は、各領域に対応した表示情報を記憶する。また、第
2の記憶手段は、上記領域内での上記表示情報を組版す
る規則を示す第1の組版規則を記憶するとともに、上記
領域間での上記表示情報を組版する規則を表す第2の組
版規則を記憶する。また、組版手段は、上記第1,第2
の組版規則に基づいて上記表示情報を組版する。そし
て、表示手段が組版結果に対する複数の修正内容を画面
上に表示すると、オペレータが選択手段を操作し、上記
複数の修正内容を選択する。このとき、表示手段が、最
初に修正の対象となる前記各領域を表示し、次に複数の
修正目的を表示する一方、前記選択手段が、表示された
上記各領域と上記複数の修正目的とを選択する。このた
め、修正内容を階層構造で入力することが可能となる。
その後、修正手段は、この選択手段で選択した上記修正
内容と上記第1,第2の組版規則とに基づいて、上記組
版手段の組版結果を自動的に修正する。
【0018】また、請求項2に記載の構成にあっては、
前記表示情報の一部または全部が文字情報である。
【0019】また、請求項3に記載の構成にあっては、
前記表示手段が表示する複数の修正内容には、文字サイ
ズの修正が含まれるので、文字サイズを容易に変更する
ことができる。
【0020】また、請求項4に記載の構成にあっては、
前記表示情報は、前記各領域に対応した識別情報を含む
から、画面制御のため用いられる非表示の情報と区別さ
れる。
【0021】
【0022】
【実施例】 1.実施例の構成 以下、図1を参照しつつこの発明の一実施例の構成を説
明する。図1はレイアウトデザイン装置のブロック図で
ある。図において、1はCPUであり、装置全体を制御
する。2は画像入力手段であり、これにより製版スキャ
ナ装置やレイアウトスキャナ装置で読み取った画像デー
タがオンラインで入力される。また、3は線画情報入力
手段であり、これによりCAD等で作成した線画データ
がオンラインで入力される。
【0023】また、4は文字原稿入力手段であり、これ
によりCTS(Comuterized Typesetting System)、D
TP(Desk Top Publishing)、ワードプロセッサまた
は組版装置よって作成された文字データがオンラインで
入力される。この文字データは、文字の種類を表すテキ
ストデータからなるが、字幅、文字高さまたは字送り量
といった組版に関する情報を含むデータであっても良
い。
【0024】5は対話型入力手段であり、タブレット、
デジタイザ、マウスまたはキーボードから構成される。
また、6はCRTやLCD等のディスプレイで構成され
る表示手段であり、ここに表示される情報に基づいて、
オペレータが対話型入力手段5を操作する。これによ
り、文字の組版の指示、文字のレイアウトの指示、図形
の編集または文字の修正等をいわゆるGUIを用いて容
易に行うことができる。
【0025】また、7は記憶手段であり、ROMまたは
RAM等のメモリで構成され、そこには、組版に必要な
各種のデータが格納される。このデータとしては、レイ
アウトデータ(コマ割りパターン等)、素材データ(画
像データ、線画データおよび文字データ)、業務情報
(商品名、写真説明、写真原稿名およびページ等の情
報)、管理情報(データファイル名、修正履歴情報等の
データそのものを管理するための情報)および組版ルー
ルがある。
【0026】また、8は画像出力手段であり、カラープ
リンタやハードコピー装置等の出力装置によって構成さ
れ、組版領域を表す線図(コマ割りパターン)ととも
に、そこに割付けられた画像データ、線画データおよび
文字データを用紙に印刷する。また、9はデータ出力手
段であり、レイアウトデータや素材データ等を、レイア
ウトスキャナ、電算写植機またはCTS(いずれも図示
せず)に出力する。
【0027】2.実施例の動作 図2を参照して実施例の動作を説明する。図2はレイア
ウトデザイン装置のフローチャートである。以下におい
ては、まず、あるコマの組版を行ない、次に、その組版
結果に修正を加える処理を例にとって説明を行う。図に
おいて、処理を開始すると、まず、CPU1は記憶手段
7にアクセスする。そして、ここからテキスト形式デー
タを読み出すと、これをブロック形式データに変換する
(ステップS1)。
【0028】ここでテキスト形式データは図3に示す形
式のデータであり、「<」から「>」までに介挿される
機能文字と、「>」から「<」までに介挿されるテキス
トデータとからなる。機能文字は画面上に直接表示され
ない情報であって、文字組版体裁を制御する情報であ
る。この機能文字を用いることによって、印字対象とな
る文字コード列と組版体裁を制御する情報とを区別する
ことができる。図示の例では「<01>」と「<02
>」とが機能文字である。この場合のように数字で表さ
れる機能文字は、文字コード列の区切りを表す情報であ
り、数字がコマ中の属性種別を表す識別情報である。す
なわち、「<01>」は、その間に介挿される文字コー
ド列が「01」という識別情報で特定される属性種別を
有することを表している。ここで、図3に図示するテキ
スト形式データが、図11に示すコマに対応するものと
し、「01」が商品名5aを表す識別情報であるとすれ
ば、「<01>」と「<01>」との間に介挿される
「キャベツ」の属性は商品名5aである。また、「0
2」が規格6aを表す識別情報であるとすれば、「<0
2>」と「<02>」との間に介挿される「(一玉)」
の属性は規格6aである。なお、図11に示すコマ全体
に対応したテキスト形式データ中には、他の属性に夫々
対応した区切りを表す機能文字がある。
【0029】一方、ブロック形式データは、図4に示す
形式のデータであり、テキスト形式データの一文字に一
ブロック形式データが対応する。ただし、機能文字につ
いては「<」から「>」までの間を一文字として取り扱
う。
【0030】このブロック形式データ100は、記憶手
段7に所定のアドレスを割り当てられそこに格納され
る。そして、このブロック形式データの集合がデータ列
が、図5に示すようなデータ列となる。ここでブロック
形式データ列を構成する各ブロック形式データには、連
続したアドレスが割り当てられるとは限らず、不連続な
アドレスが割り当てられることもある。したがって、あ
るブロック形式データに対してその前後のブロック形式
データを識別させる必要がある。このため、前方ブロッ
クへのリンク情報101を、当該ブロック形式データの
直前のブロック形式データのアドレスとし、また、後方
ブロックへのリンク情報102を、当該ブロック形式デ
ータの直後のブロック形式データのアドレスとしてい
る。ただし、当該ブロック形式データのアドレスと直前
直後のブロック形式データのアドレスが連続する場合に
は、リンク情報101,102は、連続を表すデータ、
例えば「1」とする。
【0031】また、文字種別情報103は、文字の種別
を表す情報であって、当該ブロック形式データが、印字
可能文字であるか機能文字であるかの区別を表す。ま
た、文字コード104は、当該ブロック形式データが印
字可能文字である場合には、その文字コードを直接表
し、一方、当該ブロック形式データが機能文字である場
合には、機能文字の種別を表す。機能文字の種別として
は、属性種別を表す区切りや文字サイズの変更等があ
る。
【0032】また、機能パラメータ情報105は、当該
ブロック形式データが機能文字である場合にのみ使用さ
れる情報であって、前述した機能文字の識別情報であ
る。例えば、テキスト形式データが「<01>」である
場合の機能パラメータ情報105は、「01」となり、
「<01>」と「<01>」との間に介挿される文字コ
ードの属性種別が「01」であることを表す。
【0033】また、文字座標情報106は、当該ブロッ
ク形式データが印字可能文字である場合にのみ使用され
る情報であって、文字を表示するための座標値を表す情
報である。また、文字サイズ情報107は、文字の大き
さを表す情報であって、級数、長体、平体等を表す。こ
こで、長体とは、使用する書体における基本文字に対し
て、その横方向に対する縦方向の比率を大きくした字体
をいい、番号が大きい程、その比率が大きくなる。ま
た、平体とは、使用する書体における基本文字に対し
て、その縦方向に対する横方向の比率を大きくした字体
をいい、番号が大きい程、その比率が大きくなる。ま
た、横方向の大きさXと縦方向の大きさYとを用いて表
すこともある。
【0034】ここで、テキスト形式データ「<01>キ
ャベツ<01>」をブロック形式データに変換すると、
図5(A)に示すデータとなる。同図(A)において、
右向きの矢印と左向きの矢印は、連続を表すデータであ
る。また、空欄部分の情報についてはステップS1の時
点では確定していない情報である。このようにして、C
PU1は、テキスト形式データをブロック形式データに
変換すると、このデータを一旦記憶手段7に格納する。
【0035】次に図2に示すステップS2に進み、CP
U1が記憶手段7にアクセスして、そこに格納されてい
る組版ルールを読み出す。この組版ルールは、商品名等
の属性1a〜10aについて、文字の大きさや文字の書
体等の規則を表す第1の組版規則と、属性に対応した各
領域間の関係を表す第2の組版規則とからなる。
【0036】例えば、商品名5aについての第1の組版
規則には、以下のものが少なくとも含まれる。書体は
「ゴナDB」を用いる。文字サイズは「16級」を用
いる。行間値は「1級」を用いる。文字数が多く一
行に収まらない場合には、長体処理を行う。ただし、長
体3番までに収まらない場合には、行数を一行増やし、
正体から処理をやり直す。
【0037】また、コマ全体の体裁を考慮すると、商品
名5aの組版規則は、これと近接する領域に表示される
売価8aとの関係についても考慮する必要がある。一
方、売価8qaの表示態様は、業務目的により異なり、
例えば、通常文字で表示される通常価格の場合と白抜き
で表示される企画特価の場合とがある。したがって、商
品名5aについての第2の組版規則には、売価の種類に
より異なる規則があり、例えば、以下のものが含まれ
る。
【0038】まず、売価8aが通常価格である場合にお
いて、商品名5a、規格6aおよび売価8aの組幅の合
計が、コマの組幅Xより長くなる場合は、図6(A)に
示すように、規格6aと売価8aとを商品名5aの次の
行に行送りする。一方、商品名5a、規格6aおよび売
価8aの組幅の合計が、コマの組幅Xより短くなる場合
は、図6(B)に示すように、規格5aと売価8aとを
商品名5aの行に表示する。
【0039】次に、売価8aが企画特価である場合にお
いて、商品名5a、規格6aおよび売価8aの組幅の合
計が、コマの組幅Xより長くなる場合は、図6(C)に
示すように、規格6aと売価8aとを商品名5aの次の
行に行送りする。また、棚番3a、棚番横マーク4a、
規格6aおよび売価8aの組幅の合計が、コマの組幅X
より長くなる場合にも、図6(C)に示すように、規格
6aと売価8aとを商品名5aの次の行に行送りする。
一方、商品名5a、規格6aおよび売価8aの組幅の合
計が、コマの組幅Xより短くなる場合は、図6(D)に
示すように、規格6aと売価8aとを商品名5aの行に
表示する。また、棚番3a、棚番横マーク4a、規格6
aおよび売価8aの組幅の合計が、コマの組幅Xより短
くなる場合にも、図6(D)に示すように、規格6aと
売価8aとを商品名5aの行に表示する。
【0040】上記した第1,第2の組版規則をCPU1
が取得すると、図2に示すステップS3に進み、CPU
1は、記憶手段7にアクセスしてステップS1で一旦格
納したブロック形式データを読み出し、そのブロック形
式データに上記第1,第2の組版規則を適用して、ファ
ンクションブロックの挿入を行う。ここでファンクショ
ンブロックとは、機能文字に対応するブロック形式デー
タをいう。
【0041】ただし、ステップS3で読み出されたブロ
ック形式データは当初のテキスト形式データを変換した
ものであるから、このブロック形式データのファンクシ
ョンブロックは、区切りを表すもののみである。これ
に、文字サイズ等を定める第1,第2の組版規則を具体
的に適用すると、文字コードの文字サイズ等が定まり、
文字サイズ等を表すファンクションブロックを挿入する
必要が生じる。例えば、図5(A)に示すブロック形式
データを読み出して、属性「01」についての文字サイ
ズを長体2番とする第1,第2の組版規則する場合に
は、図5(B)に示すブロック形式データとなる。具体
的には、文字サイズの変更開始を表すブロック100E
を、ブロック100Aとブロック100Bとの間に介挿
するとともに、文字サイズの変更終了を表すブロック1
00Fを、ブロックCとブロック100Dとの間に介挿
する。このブロック100Aは、文字サイズの変更開始
を表すファンクションブロックであり、一方、ブロック
100Fは、文字サイズの変更終了を表すファンクショ
ンブロックである。
【0042】この後、ステップS3で生成したブロック
形式データに基づいて、CPU1は組版処理を実行し、
印字可能文字に該当するブロックに文字座標情報106
と文字サイズ情報107とを書き込み、この結果を記憶
手段7に格納する(ステップS4)。
【0043】ステップS4が終了すると、CPU1は、
表示手段6に対して、組版が終了した旨の表示を行うと
ともに、コマ割りパターン中のどのコマに組版結果を組
み込むかを問う旨の表示を行う。この後、オペレータが
対話型入力手段5を操作して、組み込むべきコマを特定
する(ステップS5)。以上の処理に基づいて、CPU
1は組版結果を表示手段6に表示する(ステップS
6)。ここまでの処理において、あるコマの組版が終了
し、以下のステップS7からステップS15において、
修正が加えられる。
【0044】まず、オペレータが対話型入力手段5を操
作すると、図7に示すように表示手段6は組版結果を含
む修正画面を表示する。そして、オペレータが対話型入
力手段5を操作して、カソールccを修正の対象となる
文字データに重ねこれを選択すると、修正の対象となる
文字データが点滅する(ステップS7)。これにより、
オペレータは修正の対象となる文字データを確認するこ
とができ、修正の対象が正しければ、カーソルccを実
行の領域201に重ねこれを選択し、修正の対象が誤っ
ていればカーソルccをキャンセルの領域202に重ね
これを選択する(ステップS8)。そして、キャンセル
を選択した場合は、ステップS7に進み、修正の対象と
なる文字データの選択を再度行う。
【0045】一方、実行を選択した場合には、ステップ
S9に進んで、表示手段6は例えば図8に示す変更メニ
ュー300を表示する。この図に示す変更メニュー30
0は、ステップS8において、商品名5aを選択した場
合の例である。そして、オペレータが対話型入力手段5
を操作して、カーソルccを所望の変更メニュー301
〜304に重ねこれを選択すると、修正の目的となる変
更メニューが点滅する(ステップS9)。これにより、
オペレータは修正の目的となる変更メニューを確認する
ことができ、修正の目的が正しければ、カーソルccを
実行の領域201に重ねこれを選択し、修正の対象が誤
っていればカーソルccをキャンセルの領域202に重
ねこれを選択する(ステップS10)。そして、キャン
セルを選択した場合は、ステップS9に進み、修正の目
的となる変更メニュー300の選択を再度行う。
【0046】ステップS9においてサイズ301の実行
を選択した場合には、ステップS9に進んで、表示手段
6は図9に示すサイズ変更メニュー400を表示する。
そして、オペレータが対話型入力手段5を操作して、カ
ソールccを所望のサイズ変更項目401,402に重
ねこれを選択すると、修正の目的となるサイズ変更項目
401,402が点滅するとともに修正された商品名サ
イズ500が表示される(ステップS11)。サイズ変
更メニュー400には業務目的に応じたサイズ変更項目
401,402の表示がなされるので、オペレータは、
文字サイズについての組版ルールを参照して入力する必
要がない。
【0047】例えば、図9に示すように「普通」401
あるいは「キャンペーン品」402といった業務目的を
選択すると、CPU1は選択された業務目的に応じた文
字サイズを記憶手段7から読み出し、これを表示画面中
の商品名サイズ500に表示する。これにより、オペレ
ータは修正の目的となるサイズ変更項目401,402
を確認するとともに修正後の商品名サイズ500を確認
することができ、これらが正しければ、カーソルccで
実行の領域201を選択し、これらが誤っていればカー
ソルccでキャンセルの領域202を選択する(ステッ
プS12)。そして、キャンセルを選択した場合は、ス
テップS11に進み、修正の目的となるサイズ変更メニ
ュー400の選択を再度行う。
【0048】一方、ステップS12で実行を選択した場
合は、ステップS13に進んで、ステップ2と同様にC
PU1が記憶手段7にアクセスして、そこに格納されて
いる組版ルールを読み出す。これにより、CPU1が組
版ルールを構成する第1,第2の組版規則を取得する
と、ステップS14に進む。ここで、CPU1は、記憶
手段7にアクセスしてステップS4で一旦格納したブロ
ック形式データを読み出し、そのブロック形式データ
に、ステップS12で取得した修正後の文字サイズと第
1,第2の組版規則とを適用して、ステップS2の処理
と同様に機能文字に対応するファンクションブロックの
挿入を行う。
【0049】この後、ステップS14で生成したブロッ
ク形式データに基づいて、CPU1は組版処理を実行
し、印字可能文字に該当するブロックに文字座標情報1
06と文字サイズ情報107とを書き込み、この結果を
記憶手段7に格納する(ステップS15)。そして、こ
の組版結果を表示手段6に表示し(ステップS16)、
一連の修正処理が終了する。このように本実施例によれ
ば、業務目的と対応したGUIが表示され、オペレータ
がこれを選択するだけで修正を行えるので、オペレータ
自身が組版ルールを参照しなくとも、簡易にレイアウト
の修正を行うことができる。
【0050】3.変形例 本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、以
下に述べる種々の変形が可能である。 上記実施例において、画像入力手段2は、画像データ
をオフラインで入力するものであっても良い。また、線
画情報入力手段3は、線画データをオフラインで入力す
るものであっても良い。さらに、文字原稿入力手段4
は、文字データをオフラインで入力するものであっても
良い。この場合、画像入力手段2、線画情報入力手段3
または文字原稿入力手段4は、磁気テープ、光磁気ディ
スクまたは光ディスク等の情報記録媒体から各種のデー
タを読み取るデータ読取装置で構成される。
【0051】上記実施例において、対話型入力手段5
を用いて業務情報、管理情報、管理情報に関する設定を
行っても良い。また、記憶手段7は、ハードディスクま
たは光磁気ディスク等の外部記憶装置により構成しても
良い。
【0052】上記実施例において、図8は商品名の変
更メニューを表示するものとして説明したが、この変更
メニューを他の文字データに適用しても良い。また、変
更メニューとして、文字の縦横方向、文字の強調や反転
等の変形、文字間値、行間値、下線,囲み罫あるいは傍
点等の文字飾り、インデント、文字揃え、文字振り分
け、縦中横または横中縦等を備えても良い。
【0053】上記実施例において、ステップS11で
行う商品名サイズの変更は、文字サイズを表すX,Yを
直接入力するようにしても良い。
【0054】上記実施例において、修正処理の特定
は、まず修正の対象を特定し次に修正の目的を特定する
といった階層構造を用いたが、最初から最終的な修正処
理項目を表示し、これを選択しても良い。
【0055】上記実施例において、組版の対象となる
情報として文字情報を例に挙げ説明したが、文字情報を
写真等の画像情報に置き換えても良い。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように請求項1乃至に記
載の構成によれば、複数の修正内容を画面上に表示し、
これを選択手段で選択することによって修正内容を特定
し、この修正内容と第1,第2の組版規則とに基づいて
組版結果を修正するから、オペレータは単に修正内容を
選択するだけで修正を行うことができる。この結果、組
版規則を習熟していないオペレータであっても、簡易な
操作で容易にレイアウトの修正が可能となる。さらに、
最初に修正の対象となる各領域を表示し、次に複数の修
正目的を表示する一方、表示された各領域と複数の修正
目的とを選択するようになっており、修正内容を階層構
造で入力できるので、修正内容の種類が多い場合に好適
である。また、請求項3に記載の構成にあっては、文字
サイズの修正を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるレイアウトデザイン装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例であるレイアウトデザイン装
置の動作を示すフローチャートである。
【図3】テキスト形式データを示す説明図である。
【図4】ブロック形式データを示す説明図である。
【図5】具体的なブロック形式データを示す説明図であ
る。
【図6】第2の組版規則を示す説明図である。
【図7】ステップS7の表示画面を示す説明図である。
【図8】ステップS9の表示画面を示す説明図である。
【図9】ステップS11の表示画面を示す説明図であ
る。
【図10】基本コマ割パターンを示す説明図である。
【図11】コマの内部にある文字コードを示す説明図で
ある。
【図12】商品レイアウトの一例を示す説明図である。
【図13】修正前のコマの体裁を示す説明図である。
【図14】修正後のコマの体裁を示す説明図である。
【符号の説明】
1 CPU(読出手段、組版手段、修正手段) 5 対話型入力手段(選択手段) 7 記憶手段(第1,第2の記憶手段) 6 表示手段
フロントページの続き (72)発明者 山浦 秀忠 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版 印刷株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−129658(JP,A) 特開 昭63−256438(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 11/60 - 11/80 B41B 27/00 G03F 1/00 G06F 17/20 - 17/21 G06F 17/50

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面上の各領域に表示される表示情報を
    修正するレイアウト修正装置において、 上記各領域に対応した表示情報を記憶する第1の記憶手
    段と、 上記各領域での上記表示情報を組版する規則を表す第1
    の組版規則を記憶するとともに、上記領域間での上記表
    示情報を組版する規則を表す第2の組版規則を記憶する
    第2の記憶手段と、 上記第1,第2の組版規則に基づいて、上記表示情報を
    組版する組版手段と、 この組版手段の組版結果に対する予め設定された複数の
    修正内容を上記画面上に表示する表示手段と、 上記予め設定された複数の修正内容を選択する選択手段
    と、 この選択手段で選択した上記修正内容と上記第1,第2
    の組版規則とに基づいて、上記組版手段の組版結果を修
    正する修正手段とを有し、 前記表示手段は、最初に修正の対象となる前記各領域を
    表示し、次に複数の修正目的を表示する一方、 前記選択手段は、表示された上記各領域と上記複数の修
    正目的とを選択する ことを特徴とするレイアウト修正装
    置。
  2. 【請求項2】 前記表示情報の一部または全部が文字情
    報であることを特徴とする請求項1に記載のレイアウト
    修正装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段が表示する複数の修正内容
    に文字サイズの修正を含むことを特徴とする請求項2に
    記載のレイアウト修正装置。
  4. 【請求項4】 前記表示情報は、前記各領域を識別する
    識別情報を含むことを特徴とする請求項1、2または3
    のいずれかに記載のレイアウト修正装置。
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