JP3275266B2 - 映像機器におけるモード選択装置 - Google Patents

映像機器におけるモード選択装置

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JP3275266B2
JP3275266B2 JP03392892A JP3392892A JP3275266B2 JP 3275266 B2 JP3275266 B2 JP 3275266B2 JP 03392892 A JP03392892 A JP 03392892A JP 3392892 A JP3392892 A JP 3392892A JP 3275266 B2 JP3275266 B2 JP 3275266B2
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秀雄 寺沢
直樹 永野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像機器において操作
モードに係るメニュー表示の階層化を図るとともに、モ
ード設定を容易にして操作性の向上を図ることができる
ようにした新規な映像機器におけるモード選択装置を提
供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】小型ビデオカメラ等の携帯型映像機器に
おいては、多機能化に伴って機器のもつファンクション
に関してユーザーが行うモードの数も増加する傾向がみ
られる。
【0003】例えば、携帯用ビデオカメラでは、現在選
択されているモードを記号や文字等でEVF(Elec
tronic View Finder)や外部モニタ
上に表示する機能を備えており、キー操作で選択したモ
ードに対応した指標が画面上に記号等によって表示され
るので、これによってユーザーはモード変更時に指標の
有無及び種類から選択されているモードを把握すること
ができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の装置
にあっては、モード設定用キーの操作やメニューの表示
形式に関して次のような問題がある。
【0005】(1)モード設定用キーの配列や形状に関
する問題点。
【0006】(1−a)キーの配列が、モード設定の操
作手順に対応していない。
【0007】(1−b)キー操作に関して方向性が、統
一されていない。
【0008】(1−c)キーの形状が類似しているた
め、キーの数が多い場合にキーを区別しづらい。
【0009】(2)メニュー表示に関する問題点。
【0010】(2−a)メイン(主)メニューの選択肢
に対してモード数の多いサブ(副)メニューによる表示
には困難が伴う。
【0011】(2−b)モード設定の際に、現在の設定
モードに関する情報が表示されない。
【0012】上記の問題点により、モード設定操作が非
常に複雑なものとなり、ユーザーが機器の機能を自由に
使いこなせるようになるには相当の習熟と時間を費やさ
ねばならず、購入後直ちに活用することが困難であっ
た。
【0013】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明映像機器
におけるモード選択装置は上記した課題を解決するため
に、操作モードに関する主メニューを表示手段に表示し
又は表示を消すための第1の入力手段と、メニュー表示
された選択肢の内所望の項目を選択するための第2の入
力手段と、選択したモードを確定するための第3の入力
手段とこれによって確定したモードを保持する保持手段
とを設けるとともに、これら入力手段からの指示に応じ
て主メニューの配下に階層構造をもって設けられる副メ
ニューを作成して当該副メニューを主メニューと一緒に
表示させるために表示手段に送出し、かつ保持手段によ
る設定モード情報に基づいて現在の設定モードに係る項
目を他と区別して表示するメニュー作成手段を設けたも
のである。
【0014】
【作用】本発明によれば、第1の入力手段によってメニ
ュー表示を行った後、第2の入力手段により所望のモー
ドを選んでこれを第3の入力手段によって確定するにあ
たって、主メニューの配下に階層構造をもって設けられ
る副メニューを作成しこれを主メニューとともに表示し
てメニュー表示を参照しながらモード設定を行うことが
できる。
【0015】よって、操作手順については、主メニュー
からその下層に位置する副メニューへと順番に進んで行
けば良く、また、各メニューにおけるモード設定を選択
と確定という統一された操作によって必要最小限のキー
のみで行うことができる。
【0016】そして、モード数の多い副メニューについ
ては、階層構造を採用することによって表示が煩雑化し
ないように考慮し、かつ、副メニューに係るモードの選
択時には、主メニューを消さずにこれを残して副メニュ
ーとともに表示することにより、最上位である主メニュ
ーと副メニューとの観念的なつながりを常に把握するこ
とができ、また、現在の設定モードに係る項目を他と区
別して表示することによって重複した設定操作の無駄を
省くことができる。
【0017】
【実施例】以下に、本発明映像機器におけるモード選択
装置を、小型ビデオカメラに適用した実施例に従って説
明する。
【0018】図1はビデオカメラ1の概要を示すもので
ある。
【0019】被写体からの光はレンズ2を通ってCCD
型エリアイメージセンサー等の固体撮像素子3に受光し
た後カメラ信号プロセス回路4に送出される。
【0020】カメラ信号プロセス回路4においてマトリ
クス処理により色再現に係る処理等を施された後の映像
出力は混合部5に送られ、ここで後述するOSDC(O
nScreen Display Controlle
r)部からのメニュー表示信号と合成された後、EVF
6に送出されたり、ビデオ信号出力端子7を介して図示
しない外部モニタ等に出力されるようになっている。
【0021】8は入力部であり、メニューキー9、選択
リング10、送り/確定キー11を有する。
【0022】これらのキーのうち、メニューキー9はモ
ード設定に係るメインメニューの表示を行うために設け
られたキーであり、選択リング10はモード設定に係る
選択肢を選択するために設けられており、また、送り/
確定キー11は、あるメニューからその下の階層に位置
するサブメニューへの送り(移行)や選択リング10に
よって選んだ項目について確定するために設けられてい
る。
【0023】尚、この例ではメニューキー9と送り/確
定キー11に関してプッシュ式のスイッチを用い、その
大きさに違いをもたせることで両者を区別するようにし
ており、また、選択リング10に関しては回動式のスイ
ッチを用いている。
【0024】12はキー入力部であり、キー入力読取部
13と、回転検出部14とを有する。
【0025】キー入力読取部13は、メニューキー9
や、送り/確定キー11が押圧されたかどうかを検出す
るために設けられ、また、回転検出部14は、選択リン
グ10の回転量や速さ、方向を検出するために設けられ
ている。
【0026】そして、これらキー入力読取部13や回転
検出部14の検出結果は、後段のメニュー作成部15に
送出される。
【0027】メニュー作成部15は、設定モード状態記
憶部16やカーソル位置記憶部17、表示データ作成部
18、OSDC部19とからなっている。
【0028】表示データ作成部18は、設定モード状態
記憶部16やカーソル位置記憶部17の記憶情報を参照
しながら、上記キー入力部12からの信号を受けてメニ
ュー表示情報を作り出してこれをOSDC部19を介し
て混合部5に送出したり、既定モード等の予め決められ
ている情報については、これらを設定モード状態記憶部
16やカーソル位置記憶部17に保持するようになって
いる。
【0029】図4は、上記ビデオカメラ1におけるメニ
ュー表示を概念的に示すものであり、この例では画面の
横方向において、左に行くに従ってメニューの階層が下
るように配置された表示形式が用いており、画面の縦方
向には同等の資格をもった選択肢が並列的に配列される
ように決められている。
【0030】即ち、画面20が横方向に亘って3分の1
に区分けされており、メインメニューの表示領域21が
最も左寄りに位置、その右隣の領域22がその直下のサ
ブメニュー(図では「サブ(1)」と記す。)の表示領
域とされ、そしてその右隣に位置する領域23がさらに
その下のサブメニュー(図では「サブ(2)」と記
す。)の表示領域とされている。
【0031】尚、メニューの階層が深く、多数のサブメ
ニュー画面を必要とする場合には、サブメニューに関し
て複数のページ分けを行い、必要に応じて操作対象とな
るページ画面への切り替えを行って所望の項目を選択す
ることができるようになっている(尚、図4ではページ
(1)にサブメニュー(1)とサブメニュー(2)とが
含まれ、その下のサブメニュー(3)とサブメニュー
(4)とがページ(2)に含まれている例を示す。)。
【0032】また、一のサブメニューに関してついて
は、選択肢の数が多岐に亘り画面の縦方向に収まらない
場合には、現在の設定モードを中心としてその上下に選
択肢を部分的に表示させるとともに、U方向へのアップ
スクロールや、D方向へのダウンスクロールを行って所
望の項目を選択することができるようになっている。
【0033】次に、モード設定について操作例の幾つか
を図5乃至図12に従って説明する。
【0034】図5乃至図9は、タイトル色を選択する際
の操作例を示すものであり、この場合、メインメニュー
の下には色の選択に係る一のサブメニューだけが存在す
る。
【0035】1)メニューキーの押圧。
【0036】先ず、メニューキー9を押すと図5に示す
ように画面上にメインメニューが表示される。その際、
メインメニューの最上位に位置するモード(図では「撮
影モード」)が反転表示され、このモードに対するサブ
メニューが領域22に表示される。
【0037】そして、サブメニューにおいては、既に設
定されているモード(図では「AEオート」)が反転表
示される。
【0038】2)選択リングによる「タイトル色」の選
択。
【0039】次に、選択リング10を回すと、その回転
方向に応じてメインメニューの反転表示が上下に移動す
る(図6参照。)。
【0040】その際、選択リングの回転速度が遅い場合
にはメインメニューのうち反転表示された項目に対して
するサブメニューが表示されるが、選択リングの回転速
度が速い場合には、メインメニューの選択項目に対する
サブメニューの表示は行われない。
【0041】尚、図6ではメインメニューの項目「タイ
トル色」に関して現在の設定モードが「アカ」であるこ
とが、反転表示によって示されている。
【0042】3)送り/確定キーの押圧。
【0043】送り/確定キー11を押圧すると、図7に
示すように、現在の選択されているモード「アカ」の先
頭にカーソル24が表示される。
【0044】4)選択リングを用いたサブメニューのモ
ード選択。
【0045】選択リング10を回すと、その回転方向に
対応してカーソル24が上下方向に移動する(図8では
カーソルが下方に移動し、「クロ」の位置を指してい
る。)。
【0046】つまり、カーソル24は、選択リング10
の回転に合わせて選択されるモードを指し示している。
【0047】尚、既定のモードに対しては、その項目が
反転表示されたままである。
【0048】5)送り/確定キーの押圧。
【0049】送り/確定キー11を押すと、図9に示す
ようにサブメニューのモードが確定する。図ではそれま
で「アカ」であったタイトル色が「クロ」に設定され
る。そして、メインメニューについて選択を行い得る状
態に戻る。
【0050】6)メニューキーの押圧。
【0051】メニュー表示が画面から消えてこれまで行
ってきた一連のモード設定操作が終了する。
【0052】次に、サブメニューが複数の階層に亘って
存在する場合のモード設定操作について、図10に示す
表示例に従って説明する。
【0053】尚、図10ではタイトルに関して反転表示
を行うか否か、そして各場合におけるスクロールの有無
及び向きの指定についての設定例を示している。
【0054】メインメニューの直ぐ下に位置するサブメ
ニューに係る操作については、上記した1)乃至3)の
手順と同様にして行えば良く、メニューキー9の押した
後に選択リング10を用いて「タイトル」を選択してか
ら送り/確定キー11を押す。
【0055】4′)選択リングや送り/確定キーの操
作。
【0056】既に送り/確定キー11の押圧によってサ
ブメニューが表示されているので、選択リング10によ
って所望の項目を選んで送り/確定キー11によりこれ
を確定する。
【0057】これによって、その下のサブメニューが表
示されるので、上記4)、5)と同様の操作で選択肢の
一を選んで確定する。
【0058】図10では、「タイトル」に関する既定モ
ードとして「通常」が設定されており、スクロールの向
きは「上」となっている例を示している。
【0059】例えば、スクロールの向きだけを変更した
い場合には、既定値である「通常」について確定したの
ち、選択リング10によってスクロールについて所望の
項目を設定すれば良い。
【0060】尚、階層が多岐に亘る場合には図4で説明
したように、送り/確定キー11の次々に押して行け
ば、サブメニューのページ画面が切り替わっていく。
【0061】また、カーソルが最下層のサブメニューに
位置する場合には行き止まりとなり、モードの確定後に
メインメニューについての選択が可能な状態に戻る。
【0062】次に、モードの選択肢が多数存在する場合
の操作例について図11、図12に示す表示例を用いて
説明する。
【0063】選択肢が多数存在する場合には、前述した
ようにサブメニューの表示項目に関してスクロール操作
を必要する。図11及び図12は「エリア」の指定に関
して地名の数が、一画面内に入りきらない程多い場合を
示している。
【0064】この場合、図11に示すように、既定モー
ドとされる項目(図では「トウキョウ」)を中心に、そ
の上下に選択肢が部分的に表示され、サブメニューの最
上端や最下端に矢印25(上向きの矢印)、26(下向
きの矢印)がそれぞれ表示される。
【0065】但し、選択肢が末端に達した時、例えば、
図12に示すように上端に達したときには下向き矢印2
6だけが表示され、逆に選択肢が下端に達したときに
は、上向き矢印25だけが表示されるようになってい
る。
【0066】以上の選択操作を途中で中断する場合に
は、サブメニューでのモード選択時にメニューキー9を
押せば、最後に送り/確定キー11を押したときの状態
に戻り、そのメニュー表示が消えるようになっている。
【0067】図2及び図3はモード設定の流れを示すフ
ローチャート図であり、図2は処理の前半部を示し、図
3は処理の後半部を示している。
【0068】図2に示すように、ステップa)において
キー入力に関する操作がなされると、次ステップb)に
おいてキー入力読取部13によりメニューキー9が押圧
されたか否かが判断され、メニューキー9が押されてい
れば次ステップc)に進み、メニューキー9が押されて
いなければステップg)に飛ぶ。
【0069】ステップc)では既にメニュー表示がなさ
れているか否かを判断し、表示されている場合に次ステ
ップd)で選択途中の項目を取り消してからステップ
e)においてメニューを消去する。また、メニューが表
示されてない場合にはステップf)でメニューの表示を
行う。
【0070】メニュー表示については、メニュー作成部
15の表示データ作成部18が設定モード状態記憶部1
6やカーソル位置記憶部17の記憶情報を参照しなが
ら、メインメニューの場合には最上端の項目を反転表示
し、またサブメニューの場合には既定モードに係る項目
を反転表示して行う。そして、表示データ作成部18に
よって得られるメニュー表示データはOSDC部19を
介して文字や図形信号となって混合部5で映像信号とス
ーパーインポーズされ、合成出力がEVF6や外部モニ
タに送出される。
【0071】尚、この例ではメニュー情報と映像情報と
を電気的な信号合成によって行っているが、液晶表示手
段によって表示されるメニュー表示を、ハーフミラー等
によって映像画面に光学的に合成するようにしても良
い。また、モードによっては、映像の参照を必要としな
い場合もありうるので、映像とメニューとの合成を行わ
ずにブルーバックの画面にメニューを表示する等、表現
形態に多様性を持たせるようにすると良い。
【0072】続くステップg)においてさらにメニュー
表示の有無について判断し、メニューが表示されている
場合に次ステップh)に進んで、選択リング10による
入力がなされたかどうかを問う。
【0073】また、メニューが表示されていない場合に
はステップa)に戻る。
【0074】ステップh)において選択リング10の操
作がなされたときには、次ステップi)でタイマーがリ
セットされた後、ステップj)でタイマーの動作が開始
し、ステップk)に進む(図3参照。)。
【0075】尚、ステップh)において選択リング10
の操作がなされない場合には単にステップk)に飛ぶ。
【0076】ステップk)においてタイマーにより所定
時間が経過したことが分かると、ステップl)において
選択リング10の変化量が回転検出部14によって検出
される。
【0077】その後、ステップm)においてメインメニ
ューにカーソルがあるかどうかが問われ、そうであれば
次ステップn)でメインメニュー上でのカーソルの移動
を行った後、ステップo)でメインメニュー上の選択モ
ードについてサブメニューの表示を行ってステップp)
に進む。また、ステップm)においてメインメニューに
カーソルがなければステップq)においてサブメニュー
にカーソルを移動してステップp)に進む。
【0078】尚、ステップk)において所定時間が経過
しないうちに選択リング10が操作されているときには
前述したようにサブメニューの表示は行わずにステップ
p)に飛ぶ。
【0079】ステップp)では、送り/確定キー11が
押されたかどうかが判断され、押されたならば、次ステ
ップr)に進むが、押されなければステップa)に戻
る。
【0080】ステップr)においては、送り/確定キー
11によって最下層のサブメニューにカーソルが移った
かどうかが判断され、これ以下のサブメニューが存在し
ない場合にはステップs)に進み、さらに下層のサブメ
ニューがある場合には、ステップt)に進む。
【0081】即ち、最下層のサブメニューに達した場合
には、ステップs)において現在選んでいるモードに設
定した後、次ステップu)でサブメニューに関するカー
ソルを消去してから最初のステップa)に戻る。
【0082】また、さらにサブメニューが控えている場
合には、ステップt)において現時点で選んでいる項目
を設定して、これに対応するサブメニューを表示する。
そして、次ステップv)でサブメニューにおける既定モ
ードに対してカーソル表示を行った後最初のステップ
a)に戻る。
【0083】最後に、スイッチやメニュー表示に関する
幾つかの実施態様について例示する。
【0084】上記の例では、選択リング10の操作によ
って選択肢のうち所望のものにカーソルを移動させるよ
うにしたが、これは操作の容易性を考慮したためであ
り、スイッチの形状については、例えば、図13に示す
ようにアップキー27とダウンキー28とにより方向キ
ーを構成して、アップキー27の押圧時にカーソルが上
方に進み、ダウンキー28の押圧時にカーソルが下方に
進むようにしても良い。
【0085】また、上記の例では、図13(a)に示す
ように、表示画面の縦方向をモードの選択方向に選ぶと
ともに表示画面の横方向をメニューの階層に方向に選ん
で選択リング10(又はアップ/ダウンキー)の操作方
向がモードの変更方向に対応するよう縦型の配置にした
が、これとは逆に図13(b)に示すように、表示画面
の横方向をモードの選択方向に選ぶとともに表示画面の
縦方向をメニューの階層に方向に選んで選択リング10
(又はアップ/ダウンキー)の操作方向をモードの変更
方向に対応するような横型の配置を採用しても良い。
【0086】また、メニュー表示に関しては、様々な表
現形態を採ることができ、例えば、選択した項目の表示
に関して上記の例では、選択項目の指示を3角形状のカ
ーソルによって行ったが、項目の色分けや表示文字に種
類を変えることによって選択した項目とそれ以外の項目
とを区別するようにしたり、選択した項目をブリンク表
示で区別しても良い。
【0087】そして、選択肢の表現方法についても文字
による表示に限らず、アイコンを取り入れたり、また、
量の設定、例えば、日時の設定を行うような場合に、図
14に示すように数字を列記するディジタル的な表現形
態の他、図15に示すようバーグラフ表示によるアナロ
グ的な表現形態を採ることができる。
【0088】そして、メニューの形状に関しても選択肢
を直線的に配置する他、曲線的或いは円環状に配置する
等、操作や選択肢の把握についての容易性を考慮して決
定することが好ましい。
【0089】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明によれば、主メニューの配下に階層構造をも
って設けられる副メニューを主メニューとともに参照し
ながらモード設定を行うことができ、主メニューからそ
の下層に位置する副メニューへと順番に進む場合におい
て、各階層でのモード設定を選択と確定という統一され
た操作によって行うことができる。
【0090】また、モード数の多い副メニューについて
は、階層構造を採用することによって表示が煩雑化しな
いように考慮し、かつ、副メニューに係るモードの選択
時には、主メニューを消さずにこれを残して副メニュー
とともに表示することにより、最上位である主メニュー
に関する選択モードとその下の副メニューの選択肢との
間の観念的なつながりやモードの全容を把握することが
できる。そして、現在の設定モードに係る項目を他と区
別して表示することによって重複設定の無駄を省くこと
ができる。
【0091】尚、前記した実施例においてはモードに係
る選択肢についてスクロール操作を行うことができるよ
うにしたが、これによって、選択肢の数が多いのメニュ
ー表示に対応することができる。
【0092】また、本発明によれば、メニュー表示の有
無、選択、確定という比較的少数の操作手段によってモ
ード設定を行うことができ、その際、キーの形状や大き
さ等をそれぞれに変えて触覚によりキーを容易に区別で
きるようにすれば、表示画像から目を離さずにブライン
ドタッチで操作を行うことができる。
【0093】尚、前記した実施例は、本発明の一実施例
にすぎず、この例のみによって、本発明の技術的範囲が
狭く解釈されるわけではない。
【0094】例えば、前記した例では、メニューキー、
選択リング、送り/確定キーを各別に設けた例を示した
が、メニューキーと選択リングの機能を兼ね備えたキー
(例えば、押圧操作によってメニューキーの役割を果た
し、回動操作によって選択リングの役割を果たすもの
等)と送り/確定キーとの組み合わせを選ぶことも可能
である。
【0095】また、本発明はビデオカメラに限らず、V
TR等の映像機器に広く適用することができることは勿
論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るビデオカメラの概要を示すブロッ
ク図である。
【図2】メニュー表示及びモード設定に関する処理の流
れの前半部を示すフローチャート図である。
【図3】図2の続く処理の流れを示すフローチャート図
である。
【図4】メニュー表示方法についての概念的な説明図で
ある。
【図5】メニュースイッチを初めて押したときのメニュ
ー表示例を示す図である。
【図6】メインメニューとサブメニューとの関係につい
ての画面表示例を示す説明図である。
【図7】メインメニューについてのモード設定時におけ
る画面表示例を示す説明図である。
【図8】サブメニューにおけるカーソルの表示と移動に
関する画面表示例を示す説明図である。
【図9】サブメニューについてのモード設定時における
画面表示例を示す説明図である。
【図10】サブメニューが複数の階層に亘って存在する
場合の画面表示例を示す説明図である。
【図11】サブメニューの選択肢が多数存在する場合に
おいて、カーソルで指示される項目を中心にその前後の
選択項目が表示された状態の画面表示例を示す説明図で
ある。
【図12】サブメニューの選択肢が多数存在する場合に
おいて、選択項目が末端部に達した状態の画面表示例を
示す説明図である。
【図13】メニュー構造と選択キーとの対応関係を概念
的に示す説明図であり、(a)はモードに選択を画面の
縦方向に亘って行う例を示し、(b)はモードの選択を
画面の横方向に亘って行う例を示す。
【図14】サブメニューのモード設定時に関して量的な
選択を行う場合の画面表示例を示す説明図である。
【図15】サブメニューのモード設定時に関して量的な
選択を行う場合の、図14とは別の画面表示例を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 映像機器におけるモード選択装置 6 表示手段 9 第1の入力手段 10 第2の入力手段 11 第3の入力手段 16 保持手段 18 メニュー作成手段 21 主メニュー 22、23 副メニュー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−248684(JP,A) 特開 昭62−144147(JP,A) 特開 平1−233881(JP,A) 特開 平5−191683(JP,A) 実開 平2−70580(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/225 - 5/247

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作モードに関する主メニューを表示手
    段に表示し又は表示を消すための第1の入力手段と、 メニュー表示された選択肢の内所望の項目を選択するた
    めの第2の入力手段と、 選択したモードを確定するための第3の入力手段と、前記 第3の入力手段によって確定したモードを保持する
    保持手段とを備えた映像機器におけるモード選択装置で
    あって、 前記 入力手段からの指示に応じて主メニューの配下に階
    層構造をもって設けられる副メニューを作成し、当該副
    メニューを主メニューと一緒に表示させるために表示手
    段に送出すると共に、前記保持手段からの設定モード情
    報に基づいて現在の設定モードに係る項目を他と区別し
    て表示するメニュー作成手段を備えたことを特徴とする
    映像機器におけるモード選択装置。
  2. 【請求項2】 押圧操作によりモードに関する主メニュ
    ーを表示手段に表示し又は表示を消すための入力手段及
    び回転操作によってメニュー表示された選択肢の内所望
    の項目を選択するための入力手段の両機能を備えること
    で当該入力手段が一体化されていることを特徴とする
    求項1に記載の映像機器におけるモード選択装置。
JP03392892A 1992-01-27 1992-01-27 映像機器におけるモード選択装置 Expired - Lifetime JP3275266B2 (ja)

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