JP3275213B2 - 光双方向リング伝送方式におけるサービススロットの割り当て方式 - Google Patents

光双方向リング伝送方式におけるサービススロットの割り当て方式

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、BLSR(Bidirectio
nal Line Switched Ring :光双方向リング伝送方式)に
おけるサービススロットの割り当て方式に関し、特に回
路規模の縮小と、折り返し時の信頼性の向上とを可能に
した、光双方向リング伝送方式におけるサービススロッ
トの割り当て方式に関するものである。
【0002】BLSRは、光ファイバによってリング状
の伝送路を形成し、リング上に設けられた複数のノード
において信号の挿入・分離( Add/Drop)を行いなが
ら、大量の情報を伝送するものであって、米国において
SONETによって規格化されているものである。
【0003】BLSRにおいては、光伝送路等の障害に
よって折り返しを行うとき、必要となる回路規模が小さ
く、また折り返し時の信頼性が高いものであることが要
望される。
【0004】
【従来の技術】図5は、従来の2ファイバBLSRを例
示したものであって、11,2,3, 4 はそれぞれ光フ
ァイバからなる左回りの光伝送路、21,2,3,4
それぞれ光ファイバからなる右回りの光伝送路である。
1,2,3,4 はノードであって、それぞれ、光伝送
路を伝送された信号を中継するとともに、トリビュータ
リ(従属)信号の挿入, 分離を行うADM( Add/Drop
Multiplexer)装置からなっている。
【0005】また、図5において、実線はサービス(現
用)ラインのタイムスロット(サービススロット)と、
信号伝送時のプロテクション(予備)ラインのタイムス
ロット(プロテクションスロット)の経路を示し、破線
は、終端時のプロテクションスロットの経路を示してい
る。各ADM装置において、Sは中継・伝送されるサー
ビススロットを示し、これに対してトリビュータリ(従
属)信号の入出力が行われる。PTは終端時、中継・伝
送されるプロテクションスロットを示す。またTは、タ
イムスロットの挿入,分離によって入出力されるトリビ
ュータリ信号を示している。
【0006】ADM装置においては、信号の中継・伝送
とトリビュータリ信号の挿入・分離を行うために、TS
A(Time Slot Assign)回路が必要であり、また信号の
中継・伝送とトリビュータリ信号の挿入・分離を行うと
ともに、通過する信号のタイムスロットの入れ替えを行
うために、TSI(Time Slot Interleave)回路が必要
である。
【0007】図5に示された2ファイバBLSRにおい
て、48チャネルの低次群の信号(OC−1信号:50
MHz)からなる、高次群の信号(OC−48信号:2.
4GHz)を適用する場合には、通常時にはサービススロ
ットとして、右回り,左回りとも1〜24CHの24チ
ャネルのみが使用され、残りの25〜48CHの24チ
ャネルは、プロテクションスロットとして空き状態とな
る。
【0008】いま、図中、Aで示すように光伝送路23
において断が生じた場合、右回りのサービススロット
(1〜24CH)は、ADM装置34 において、一点鎖
線で示すようにPTを経て、左回りのプロテクションス
ロット(25〜48CH)に挿入されてADM装置31,
2 を経て伝送され、ADM装置33 において、一点鎖
線で示すようにPTを経て、右回りのサービススロット
(1〜24CH)に挿入されることによって、折り返し
(ループバック)が行われる。
【0009】そのため、ADM装置33,4 では、1〜
24CHのタイムスロットを中継するとともに、トリビ
ュータリ信号を挿入・分離し、さらに、折り返された信
号のタイムスロットを、1〜24CHから25〜48C
Hに、また25〜48CHから1〜24CHに入れ替え
ることが必要である。図5に示された2ファイバBLS
Rでは、このような機能を実行するために、各ADM装
置がTSI回路の機能を備えている。
【0010】図6は、従来の4ファイバBLSRの概略
を例示したものであって、右回りの伝送路と左回りの伝
送路とが、それぞれサービスラインとプロテクションラ
インとからなる1+1構成の場合を示し、111,112,
113,114 は左回りのサービスラインを形成する光伝
送路、121,122,123,124 は右回りのサービスラ
インを形成する光伝送路、131,132,133,134
左回りのプロテクションラインを形成する光伝送路、1
1,142,143,144 は右回りのプロテクションライ
ンを形成する光伝送路である。151,152,153,15
4 はノードであって、それぞれ、光伝送路を伝送された
信号を中継するとともに、トリビュータリ(従属)信号
の挿入, 分離を行うADM( Add/Drop Multiplexer)
装置からなっている。
【0011】 正常時においては、右回りのサービスラ
インとプロテクションラインには、送り側のADM装置
から、それぞれOC−48の全チャネルのタイムスロッ
ト(1〜48CH)が伝送され、受け側のADM装置に
おいて、いずれかのラインを選択して受信する。同様に
回りのサービスラインとプロテクションラインにも、
送り側から、それぞれOC−48の全チャネルのタイム
スロット(1〜48CH)が伝送され、受け側におい
て、いずれかのラインを選択して受信する。各区間にお
いてこのような信号送受を行うことによって、光双方向
リング伝送路を形成している。
【0012】図7は、4ファイバBLSRにおける障害
時の制御を説明するものであって、(a)は1+1ライ
ンスイッチの制御の例を示し、(b)は折り返しの制御
の例を示している。図中、16はライン切り替え用のス
イッチである。
【0013】いま、いずれかの区間において信号品質の
低下が生じたときは、受け側のADM装置において、受
信中のラインから他のラインに切り替えることによっ
て、信号品質の回復を図ることができる。図7(a)の
例においては、ADM装置15 2 とADM装置153
の間において、それぞれ受け側でスイッチ16を制御す
ることによって、ラインの切り替えを行うことが示され
ている。
【0014】ライン切り替えの制御によっても信号品質
の回復不可能であったときは、障害区間を除外して折り
返しを行うことによって救済することができる。図7
(b)の例においては、ADM装置154 において、右
回りのサービスライン124 を左回りのプロテクション
ライン134 に挿入し、左回りのサービスライン114
を右回りのプロテクションライン144 に挿入するとと
もに、他のADM装置153 においても、同様に右回り
と左回りのサービスラインを、左回りと右回りのプロテ
クションラインに挿入することによって、折り返しが形
成されて、障害箇所を除く区間が救済される。
【0015】4ファイバBLSRの場合には、ラインス
イッチ切り替えまたは折り返し制御によって、伝送路に
おけるタイムスロットの入れ替えが生じないため、各A
DM装置においてはTSI回路を必要とせず、すべてT
SA回路によって構成することができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】2ファイバBLSRに
おいては、折り返しを行う際に、通過信号のタイムスロ
ットをサービススロット側からプロテクションスロット
側に切り替える必要があるが、このように、折り返され
た通過信号のタイムスロットを入れ替えるだけのため
に、TSI回路を持たなければならず、高価なものにな
ることを避けられないという問題がある。
【0017】また4ファイバBLSRにおいては、折り
返し制御を行う際に、通過信号のタイムスロットを入れ
替える必要はないが、ラインの切り替えを行う場合であ
っても、または折り返し制御を行う場合であっても、全
ラインを切り替えるため、全チャネルに信号瞬断(Hi
t)が生じるという問題がある。
【0018】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであって、2ファイバBLSRにお
いて、折り返し時、タイムスロットを入れ替えるために
TSI回路を必要とせず、また4ファイバBLSRにお
いて、信号瞬断を生じるチャネル数が少ない、光双方向
リング伝送方式におけるサービススロットの割り当て方
式を提供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】(1) 本発明の光双方向リ
ング伝送方式におけるサービススロットの割り当て方式
は、通過信号の中継・伝送と、通過信号に対するトリビ
ュータリ信号の挿入・分離を行う複数のADM装置31,
2,3,…と、2本の光伝送路11,2,3,…,21,
2,3,…からなる双方向ラインとを交互にリング状に接
続して、複数チャネルの信号を伝送する2ファイバ光双
方向リング伝送方式において、通常状態では、一方の光
伝送路において、全チャネルを2分した一方のチャネル
と他方のチャネルとをそれぞれサービススロットとプロ
テクションスロットとに割り当てるとともにプロテクシ
ョンスロットを空き状態として伝送し、他方の光伝送路
において、一方のチャネルと他方のチャネルとをそれぞ
れプロテクションスロットとサービススロットとに割り
当てるとともにプロテクションスロットを空き状態とし
て伝送し、折り返し状態では、一方およびまたは他方の
光伝送路のサービススロットを他方およびまたは一方の
光伝送路のプロテクションスロットに挿入して伝送する
ものである。
【0020】(2) また本発明の光双方向リング伝送方式
におけるサービススロットの割り当て方式は、通過信号
の中継・伝送と、通過信号に対するトリビュータリ信号
の挿入・分離を行う複数のADM装置151,152,15
3,…と、各2本の光伝送路111,112,113,…,12
1,122,123,…および131,132,133,…,14 1,
142,143,…からなる2本の双方向ラインとを交互に
リング状に接続して複数チャネルの信号を伝送する4フ
ァイバ光双方向リング伝送方式において、通常状態で
は、一方のラインを形成する双方向の光伝送路におい
て、全チャネルを2分した一方のチャネルと他方のチャ
ネルとをそれぞれサービススロットとプロテクションス
ロットとに割り当てるとともにプロテクションスロット
を空き状態として伝送し、他方のラインを形成する双方
向の光伝送路において、一方のチャネルと他方のチャネ
ルとをそれぞれプロテクションスロットとサービススロ
ットとに割り当てるとともにプロテクションスロットを
空き状態として伝送し、折り返し状態では、一方および
または他方のラインにおけるサービススロットを他方お
よびまたは一方のラインにおけるプロテクションスロッ
トに挿入して伝送するものである。
【0021】
【作用】(1) 2ファイバ光双方向リング伝送方式におい
ては、複数のADM装置31, 2,3,…と、2本の光伝
送路11,2,3,…,21,2,3,…からなる双方向ラ
インとを交互にリング状に接続して、複数チャネルの信
号を伝送するとともに、各ADM装置31,2,3,…に
おいて、通過信号の中継・伝送と、通過信号に対するト
リビュータリ信号の挿入・分離とを行う。
【0022】この際、通常状態では、一方の光伝送路に
おいて、全チャネルを2分した一方のチャネルと他方の
チャネルとをそれぞれサービススロットとプロテクショ
ンスロットとに割り当てるとともにプロテクションスロ
ットを空き状態として伝送し、他方の光伝送路におい
て、一方のチャネルと他方のチャネルとをそれぞれプロ
テクションスロットとサービススロットとに割り当てる
とともにプロテクションスロットを空き状態として伝送
する。
【0023】そして折り返し状態では、折り返しを行う
ADM装置において、一方およびまたは他方の光伝送路
のサービススロットを、他方およびまたは一方の光伝送
路のプロテクションスロットに挿入して伝送する。
【0024】本発明によれば、折り返し時、タイムスロ
ットの入れ替えを行う必要がないため、TSI回路が不
必要となり、従って、装置規模を縮小し、コストダウン
を図ることができるようになる。
【0025】(2) 4ファイバ光双方向リング伝送方式に
おいては、複数のADM装置151,152,153,…と、
各2本の光伝送路111,112,113,…,121,122,
12 3,…および131,132,133,…,141,142,
3,…からなる2本の双方向ラインとを交互にリング状
に接続して複数チャネルの信号を伝送するとともに、各
ADM装置151,152,153,…において、通過信号の
中継・伝送と、通過信号に対するトリビュータリ信号の
挿入・分離とを行う。
【0026】この際、通常状態では、一方のラインを形
成する双方向の光伝送路において、全チャネルを2分し
た一方のチャネルと他方のチャネルとをそれぞれサービ
ススロットとプロテクションスロットとに割り当てると
ともにプロテクションスロットを空き状態として伝送
し、他方のラインを形成する双方向の光伝送路におい
て、一方のチャネルと他方のチャネルとをそれぞれプロ
テクションスロットとサービススロットとに割り当てる
とともにプロテクションスロットを空き状態として伝送
する。
【0027】そして折り返し状態では、折り返しを行う
ADM装置において、一方およびまたは他方のラインに
おけるサービススロットを、他方およびまたは一方のラ
インにおけるプロテクションスロットに挿入して伝送す
る。
【0028】本発明によれば、折り返し時、ADM装置
において挿入・分離するサービススロットの接続には変
化がないので、従って、これらについては信号瞬断が生
じない。
【0029】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示したものであ
って、2ファイバBLSRの場合を示し、図5における
と同じものを同じ番号で示している。図1の場合は、図
5の場合と比べて、一方のライン、例えば右回りの光伝
送路において、サービススロットとプロテクションスロ
ットとのチャネル割り当てを逆にした点が異なってい
る。
【0030】図1に示された実施例では、例えば左回り
のラインでサービススロットに前半の1〜24CHを割
り当て、プロテクションスロットに後半の25〜48C
Hを割り当てた場合には、右回りのラインでサービスス
ロットに後半の25〜48CHを割り当て、プロテクシ
ョンスロットに前半の1〜24CHを割り当てるように
する。
【0031】従って、図1に示された実施例によれば、
折り返し時に、タイムスロットの入れ替えを行わなくて
もよいので、折り返しのために、TSI回路を持つ必要
がなくなる。
【0032】このように本発明においては、一方のライ
ンにおいて、全チャネルを2分した一方のチャネルと他
方のチャネルとを、それぞれサービススロットとプロテ
クションスロットとに割り当て、プロテクションスロッ
トを空き状態として伝送するとともに、他方のラインに
おいて、これらをそれぞれプロテクションスロットとサ
ービススロットとに割り当て、プロテクションスロット
を空き状態として伝送する。この場合における、全チャ
ネルを2分する方法は任意である。
【0033】図2は、本発明の他の実施例を示したもの
であって、4ファイバBLSRの場合を示し、図6にお
けると同じものを同じ番号で示している。本発明の場
合、光伝送路111,112,113,114 と、121,12
2,123,124 とによってライン1を形成し、光伝送路
131,132,133,134 と、141,142,143,14
4 とによってライン2を形成する。
【0034】通常時においては、光伝送路111,112,
113,114 に、ライン1の左回りのサービススロット
として前半の1〜24CHを割り当て、後半の25〜4
8CHをプロテクションスロットとして空き状態とする
とともに、光伝送路121,122,123,124 に、ライ
ン1の右回りのサービススロットとして前半の1〜24
CHを割り当て、後半の25〜48CHをプロテクショ
ンスロットとして空き状態とする。
【0035】また光伝送路131,132,133,134
に、ライン2の左回りのサービススロットとして後半の
25〜48CHを割り当て、前半の1〜24CHをプロ
テクションスロットとして空き状態とするとともに、光
伝送路141,142,143,14 4 に、ライン2の右回り
のサービススロットとして後半の25〜48CHを割り
当て、前半の1〜24CHをプロテクションスロットと
して空き状態とする。
【0036】このように本発明においては、ライン1を
形成する左回りと右回りの光伝送路に、全チャネルを2
分した一方のチャネルをサービススロットとして割り当
てて、他方のチャネルをプロテクションスロットとして
空き状態とし、ライン2を形成する左回りと右回りの光
伝送路に、全チャネルを2分した他方のチャネルをサー
ビススロットとして割り当てて、一方のチャネルをプロ
テクションスロットとして空き状態とする。この場合に
おける、全チャネルを2分する方法は任意である。
【0037】図3は、図2の実施例における、ノードの
通過信号とトリビュータリ信号とを示したものであっ
て、ノードとして図2におけるADM装置151 の場合
を例示している。
【0038】通常時においては、図3に示すように、A
DM装置151 において、ライン1の左回りと右回りの
それぞれの通過信号に対し、それぞれタイムスロット1
〜24CHの挿入・分離が行われるとともに、ライン2
の左回りと右回りのそれぞれの通過信号に対し、それぞ
れタイムスロット25〜48CHの挿入・分離が行われ
る。
【0039】図4は、図2の実施例における、折り返し
制御を説明するものであって、ノードとして図2におけ
るADM装置151 の場合を例示している。
【0040】図4に示すように、例えばADM装置15
1 の左側に障害が発生して折り返しを行う場合には、ラ
イン1の左回りの空きスロットに、ライン2の右回りの
サービススロット25〜48CHを挿入して1〜48C
Hを伝送し、ライン2の左回りの空きスロットに、ライ
ン1の右回りのサービススロット1〜24CHを挿入し
て1〜48CHを伝送することによって、右回りのサー
ビススロットを左回りに折り返すようにする。
【0041】この際、折り返しを行うライン1のサービ
ススロット1〜24CHと、ライン2のサービススロッ
ト25〜48CHには、接続の切り替えによって信号瞬
断を生じるが、ADM装置151 において挿入・分離す
るサービススロット1〜24CH,25〜48CHの接
続には変化がないので、信号瞬断を生じない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、2
ファイバBLSRの場合、従来は折り返し時、通過信号
のタイムスロットを入れ替えるためにTSI回路を必要
としたが、本発明では、折り返し時、通過信号のタイム
スロットの入れ替えが必要でないので、高価なTSI回
路が不要になる。
【0043】また4ファイバBLSRの場合は、折り返
し制御を行う際に、通過信号のタイムスロットを入れ替
える必要はないが、従来は折り返し制御を行う場合に、
全チャネルに信号瞬断が生じたのに対し、本発明では、
ノードにおいて挿入・分離する信号については信号瞬断
が生じないので、通信品質を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す図である。
【図3】図2の実施例における、ノードの通過信号とト
リビュータリ信号とを示す図である。
【図4】図2の実施例における、折り返し制御を説明す
る図である。
【図5】従来の2ファイバBLSRを例示する図であ
る。
【図6】従来の4ファイバBLSRの概略を例示する図
である。
【図7】4ファイバBLSRにおける障害時の制御を説
明する図である。
【符号の説明】
1,2,3,… 光伝送路 21,2,3,… 光伝送路 31,2,3,… ADM装置 111,112,113,… 光伝送路 121,122,123,… 光伝送路 131,132,133,… 光伝送路 141,142,143,… 光伝送路 151,152,153,… ADM装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−268234(JP,A) Tsong−Ho Wu,Fiber Network Service S urvivability,米国,Ar tech House,Inc,p. 123−144 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/437

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通過信号の中継・伝送と、該通過信号に
    対するトリビュータリ信号の挿入・分離を行う複数のA
    DM装置と、各2本の光伝送路からなる2本の双方向ラ
    インとを交互にリング状に接続して複数チャネルの信号
    を伝送する4ファイバ光双方向リング伝送方式におい
    て、 通常状態では、一方のラインを形成する双方向の光伝送
    路において、全チャネルを2分した一方のチャネルと他
    方のチャネルとをそれぞれサービススロットとプロテク
    ションスロットとに割り当てるとともに該プロテクショ
    ンスロットを空き状態として伝送し、他方のラインを形
    成する双方向の光伝送路において、前記一方のチャネル
    と他方のチャネルとをそれぞれプロテクションスロット
    とサービススロットとに割り当てるとともに該プロテク
    ションスロットを空き状態として伝送し、 折り返し状態では、前記一方又は他方のラインにおける
    サービススロットをそれぞれ前記他方又は一方のライン
    におけるプロテクションスロットにタイムスロットを入
    替えることなく挿入して伝送することを特徴とする光双
    方向リング伝送方式におけるサービススロットの割り当
    て方式。
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Tsong−Ho Wu,Fiber Network Service Survivability,米国,Artech House,Inc,p.123−144

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