JP3274106B2 - 情報再生装置 - Google Patents

情報再生装置

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JP3274106B2 JP18844199A JP18844199A JP3274106B2 JP 3274106 B2 JP3274106 B2 JP 3274106B2 JP 18844199 A JP18844199 A JP 18844199A JP 18844199 A JP18844199 A JP 18844199A JP 3274106 B2 JP3274106 B2 JP 3274106B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報再生装置に係
り、特にマガジンを支持した支持フレームを外側ケーシ
ングにフローティング支持するようにした情報再生装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車載されるCDディスク再生装
置は車両のトランク内に横置きにされたり、縦置きにさ
れたりして載置される。このCDディスク再生装置は外
側ケーシング内に再生機構を支持フレームを介してフロ
ーティング支持して車両の振動に対処するようにしてい
る。前記支持フレームは外側ケーシングに対してシリコ
ンゴムを内蔵したダンパで吊持されるとともに、支持フ
レーム側面は防振ばねによって吊持されている。
【0003】すなわち、第10(a),(b)図に示す
ようにCDディスク再生装置50は外側ケーシング51
を有し、この外側ケーシング51内に支持フレーム52
がその中央部に1個設けた防振ばね53によって吊持さ
れ、前記支持フレーム52にCDディスクを位置決めし
回転して情報を再生するための再生機構が支持されてい
る。前記ディスク再生装置が水平状態、すなわち横置き
にされるときには、防振ばね53の下端は支持フレーム
52の支持点So に取付けられ、その上端は外側ケーシ
ング51の支持板54に形成された支持点S1 に取付け
られている(第10(a)図)。前記ディスク再生装置
を縦置きにする場合には、第10(b)図に示すように
防振ばね53の下端はそのままで上端のみを支持点S1
から90度回転した支持板54の支持点S2 に移し変え
る。この移し変え作業は外側ケーシング2に設けたカバ
ー等を開けて行なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うな防振ばねを掛け変える方式では、防振ばねにはフロ
ーティング支持しているフレームの重さが掛かってお
り、かなりの負荷に抗して、防振ばねの移動作業を行な
わなければならない。そのような状態で小さな防振ばね
自体又は防振ばねが取り付けられた部材を直接指で持っ
て掛け変え作業を行なうことは力が入り難く面倒であっ
た。
【0005】また、それを掛け変えた後にカバー等を閉
じた後には、外部から防振ばねの取付け位置を確認でき
ず、使用姿勢に適合してない懸架状態で使用するおそれ
もあった。
【0006】本発明は、かかる点に鑑み防振ばねの掛け
変えを円滑かつ容易に行なうことができる装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、複数のディスクの再生が可能な
情報再生装置において、複数のディスクを収納するマガ
ジンと、前記マガジンを支持する支持フレームと、前記
支持フレームの振動を吸収するダンパと、外側ケーシン
グと前記支持フレームとの間に設けられ、前記支持フレ
ームには回動可能に取り付けられ、かつ前記ダンパと共
に前記支持フレームの振動を吸収する防振ばねと、前記
防振ばねの外側ケーシング側の一端を移動可能に支持す
るとともに、前記防振ばねの外側ケーシング側の一端を
略円弧状に移動させる移動手段とを有し、情報再生装置
は横置きと、その横置きから90度ずれた縦置きに配置
することが可能であり、前記防振ばねは前記横置きおよ
び前記縦置きに応じて懸架状態が変えられ、かつ、前記
防振ばねはその両懸架状態で振動を吸収できるととも
に、防振ばねの支持フレームへの取りつけ位置と、前記
略円弧状の仮想中心が略同軸に配される構成を採用す
る。
【0008】この構成によりを採用することにより、掛
け変え作業時に防振ばねの伸縮が小さく抑えられ、防振
ばねの掛け変え作業を円滑かつ容易に行なうことができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0010】第1図において、本発明の情報再生装置で
あるディスク再生装置1は、外側ケーシング(外装)2
を有し、この外側ケーシング2内には支持フレーム3が
その四隅に設けたダンパ4,4…4によってフローティ
ング支持されている。前記ダンパ4はシリコンオイルが
入ったダンパであり、その前端支持棒4aが支持フレー
ム3に設けた支持板3bに取付けられ、ダンパ4の後部
は外側ケーシング2に固定されている。
【0011】前記支持フレーム3内にはマガジンMが収
納され、このマガジンMには複数のトレーが上下に積層
され、この複数のトレーの中央にコンパクトディスクd
が収納されている。
【0012】前記マガジンMは支持フレームの前面の開
口5を通って前記支持フレーム3内に収納されたのち、
図示しない蹴り出し装置によってマガジンM内のトレー
が1つずつ蹴り出され、この蹴り出されたトレーtは図
示した位置に位置決めされ、この位置において図示しな
いクランプアームによってコンパクトディスクdが保持
されて所定回転速度で回転され、コンパクトディスクd
上の情報がピックアップによって読取られるようになっ
ている。
【0013】前記ディスク再生装置1は、第1図に示す
ように横置きにされたり、あるいは第1図の状態から9
0度垂直方向に起して縦置きとされたりして使用され、
通常車の後部のトランク内に収納され、運転室の操作盤
の操作によって所望のディスクdがトレーとともに第1
図に示すような位置に蹴り出され、その上の情報がピッ
クアップによって読取られる。
【0014】前記支持フレーム3の側面3aと前記外側
ケーシング2の側面2a間には装置1の片側に一対の防
振ばね11,11が間隔を配して設けられている。前記
両側面2a,3aは装置1を横置きにしても縦置きにし
ても天地の関係とはならない面である。また、これら防
振ばね11は前記ダンパ4と協働して車両が振動したと
きの支持フレーム3の振動を吸収するものである。前記
防振ばね11の下端は前記支持フレーム3の側面3aに
固着された支持軸10に回動自在に取付けられ、前記防
振ばね11の上端は外側ケーシングの側面2aに回動自
在に取付けられた回動板12の突出端部12aに固着さ
れている。前記回動板12は第1図及び第2図に示すよ
うに、支持軸13によって前記外側ケーシング2の側面
2aに枢着され、この回動板12には支持軸13に対し
て点対称に円弧状の開口14,15が設けられている。
これら円弧状の開口14,15は前記支持軸13を中心
として90度の角度範囲に亘って形成され、この円弧状
の開口14,15には外側ケーシングの側面2aに固着
されたガイド軸16,17がそれぞれ係合している。な
お、前記回動板12と外側ケーシング2の側面2a間に
はさらばね18,18が設けられ、そのさらばね18に
よって前記回動板12が所定位置でがたなく停止され
る。
【0015】前記支持軸13は、前記回動板12に固着
されるとともに外側ケーシングの側面2aに回動自在に
取付けられ、この支持軸13は側面2a上に円形フラン
ジ30を有している。そして、支持軸13はその中心に
操作具(図示せず)との係合部分である6角形のスペー
ス31を有し、この凹部であるスペース31は側面2a
外方に露出しており、このスペース31内に操作具であ
る6角形の回転棒等を挿入して回転板12を所定角度
(通常90度)回動できる。なお、回動板12を外側ケ
ーシング外から回動させる機構としては、回動板12か
ら前記回動板12と共に移動部材として機能する突起3
2を突出させ、この突起32を側面2aに形成した規制
部としての円弧開口33に沿って移動させるようにして
もよい(第4図)。
【0016】前記支持フレーム3の側面3aに取付けら
れている支持軸10は第5図に示すようにマガジンMお
よび再生装置等を含む支持フレーム3の重心Gを通る水
平面HPと側面3aとの交線に設けられ、前記ディスク
再生装置1を横置きした場合には前記防振ばね11を取
付ける回動板12の突出端部12aはディスク再生装置
1を側面から見た場合に支持軸10の垂直上方に位置し
ている。
【0017】この水平状態すなわち横置きから第6図に
示すような垂直状態すなわち縦置きに置換えるために
は、前記回動板12の支持軸13のスペース31内に回
転棒を挿入してそれぞれ90度同一方向(図では反時計
方向)に回動させ、前記回動板12の突出端部12aと
前記支持軸10とを前記重心Gを通る垂直面VPに一致
させる。装置1を縦置きにした場合の垂直平面VPは装
置1を横置きにした場合の水平面HPに相当する。この
ように防振ばね11の上下端の支持点を垂直平面VPに
一致させるようにすれば、前記支持フレーム3を垂直位
置に正確に保持することができ、装置1が振動してもそ
れによる支持フレーム3の振動を有効に防止できる。な
お、両回動板12間をリンクLで結べば、片方の回動板
12を90度回動させるだけで他方の回動板12を同一
角度回動できる(第5,6図)。
【0018】前記外側ケーシング2の側面2aの回動板
12の回動範囲には、回動板12の位置を確認するため
の確認開口60,61が設けられている。また、前記回
動板12の適宜位置には、識別部62が形成され(第8
図)、この識別部62には例えば赤、青等の色が付され
ており、前記確認開口60,61にこの識別部62が整
合したときに外部から識別部62が目視される。
【0019】第7図の横置き状態のときには、回動板1
2は図示の位置にあり、確認開口60を通して識別部6
2が目視されるが、横置きから縦置きの姿勢に変えると
きに前記回動板12を90度回動させると識別部62が
確認開口61を通して目視できることとなる。したがっ
て、どちらの確認開口から識別部62が目視できるかに
よって回動板12の位置が確認できる。
【0020】なお、前記識別部は、第9図に示すように
縦長に形成して回動板12の中心から外側位置P1 を赤
色とし、内側位置P2 を青色とし、赤色の外側位置P1
に横置きの場合の確認開口64を対応させ、青色の内側
位置P2 に縦置きの場合の確認開口65を対応させ、各
姿勢に応じて認別できる色を変化させてもよい。
【0021】前記回動板12の識別部62,63および
これらに対応する確認開口60,61,64,65から
なる回動板の位置確認機構は、第4図に示したものにお
いては、特に必要なく、第4図の実施例においては、突
起32の位置を確認することによって回動板12の位置
が確認できることとなる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
防振ばねの掛け変え作業時に防振ばねの外側ケーシング
側の一端の移動軌跡が略円弧状を描くため、防振ばねの
伸縮が小さく抑えられ、防振ばねの掛け変え作業を円滑
かつ容易に行なうことができる。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の情報再生装置の概略構成を示す
斜視図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】回動板の支持軸の平面図である。
【図4】回動板を回動させるための回動機構の他の実施
例図である。
【図5】ディスク再生装置を横置きにした場合の防振機
構の状態説明図である。
【図6】ディスク再生装置を縦置きにした場合の防振機
構の作用説明図である。
【図7】確認機構の構成図である。
【図8】回動板の平面図である。
【図9】確認機構の他の実施例の構成図である。
【図10】(a)は従来のディスク再生装置の横置き状
態の防振機構の状態説明図、(b)は(a)のディスク
再生装置を縦置きにした場合の防振機構の作用説明図で
ある。
【符号の説明】
1…ディスク再生装置 2…外側ケーシング 3…支持フレーム 4…ダンパ 10…支持軸 11…防振ばね 12…回動板 60,61,64,65…確認開口 62,63…識別部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−65197(JP,U) 実開 昭61−68393(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 33/08 G11B 33/02 301

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のディスクの再生が可能な情報再生装
    置において、 複数のディスクを収納するマガジンと、 前記マガジンを支持する支持フレームと、 前記支持フレームの振動を吸収するダンパと、 外側ケーシングと前記支持フレームとの間に設けられ、
    前記支持フレームには回動可能に取り付けられ、かつ前
    記ダンパと共に前記支持フレームの振動を吸収する防振
    ばねと、 前記防振ばねの外側ケーシング側の一端を移動可能に支
    持するとともに、前記防振ばねの外側ケーシング側の一
    端を略円弧状に移動させる移動手段とを有し、 情報再生装置は横置きと、その横置きから90度ずれた
    縦置きに配置することが可能であり、前記防振ばねは前
    記横置きおよび前記縦置きに応じて懸架状態が変えら
    れ、かつ、前記防振ばねはその両懸架状態で振動を吸収
    できるとともに、防振ばねの支持フレームへの取りつけ
    位置と、前記略円弧状の仮想中心が略同軸に配されるこ
    とを特徴とする情報再生装置。
  2. 【請求項2】前記移動手段が前記外側ケーシングに取り
    付けられた回動部材(12)であり、前記回動部材には
    前記防振ばねの外側ケーシング側の一端が取り付けら
    れ、前記回動部材が回動することにより前記防振ばねの
    外側ケーシング側の一端が略円弧状に移動することを特
    徴とする請求項1に記載の情報再生装置。
  3. 【請求項3】前記移動手段が前記外側ケーシングに設け
    られた略円弧状の規制部(33)と、前記前記防振ばね
    の外側ケーシング側の一端が接続された被規制部(3
    2)とからなり、前記被規制部が前記規制部に沿って移
    動することにより前記防振ばねの外側ケーシング側の一
    端が略円弧状に移動することを特徴とする請求項1に記
    載の情報再生装置。
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