JP3272604B2 - 現像装置及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 - Google Patents
現像装置及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置Info
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Description
て記録を行うための現像装置及びこれを用いたプロセス
カートリッジ及び電子写真画像形成装置に関する。
は複写機、プリンタ等に広く使用されているが、これは
電子写真感光体に形成した潜像を現像剤(以下「トナ
ー」という)によって現像し、その像を記録媒体に転写
するものである。そして、トナー現像を行う現像装置
は、現像容器内の開口部に回転可能に取り付けた円筒状
のトナー担持体である現像ローラを介して電子写真感光
体へと転移させるようにしている。
部の隙間からトナーが漏れないようにシールする必要が
ある。そのために従来は図5に示すように、現像容器の
開口部の長手方向両端に横方向のトナー漏れを防止する
フェルトで形成された端部シール部材50が貼り付けてあ
り、また開口下縁51に現像ローラ52の下部と開口部との
端部シール50との間に生ずる隙間からのトナーの吹き出
しを防止するためにシート部材53が取り付けてある。
容器の開口下縁に貼り付けられており、長手側の他方は
自由端となって、その一部が現像ローラ52の回転軸方向
周面に当接している。
ル部材50とオーバーラップするようにしてあり、これに
よってトナーが吹き出すのを防止している。
ート部材53はシール部材50とオーバーラップする部分に
おいて、現像ローラ52とシール部材50の間に挟まれてい
る。このために、現像ローラ52が回転すると、シート部
材53が横方向(現像ローラ52の回転軸方向)に引っ張ら
れるおそれがある。
うに、現像ローラ52は矢印a方向に回転するためにシー
ト部材53は矢印b方向に引っ張られる。この引っ張られ
る方向が矢印b方向のみであれば問題ないが、実際は現
像ローラ52の振動や回転軸のアライメントのズレによ
り、矢印c方向や矢印d方向の力も加わることがある。
特に、シート部材53とシール部材50がオーバーラップし
ている部分ではシール部材50の反発力によってシート部
材53の現像ローラ52に対する押圧力が大きくなるため
に、前記矢印c方向や矢印d方向への引張力の影響を受
け易い。
とシート部材53が波うつ可能性があり、シート部材53と
現像ローラ52の間に隙間が生ずる可能性がある。
あり、その目的とするところは、シート部材が横方向へ
引っ張られる力を軽減し、シート部材に波うちが生ずる
ことを防止してシート部材とトナー担持体との間に隙間
が生ずることを防止し得る現像装置及びこれを用いたプ
ロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置を提供す
るものである。
の本発明に係る代表的な構成は、電子写真感光体に形成
した潜像を現像剤によって現像する現像装置において、
開口部を有する現像容器と、前記開口部に回転可能に取
り付けられる現像剤担持体と、前記現像剤担持体の両端
部の回転半径方向周面に当接して現像剤の漏れを防止す
るシール部材と、前記現像剤担持体の回転軸方向周面に
当接して現像剤の漏れを防止するシート部材と、を有
し、前記シート部材の長手方向両端部は前記シール部材
とオーバーラップしており、該オーバーラップ部分に前
記現像剤担持体と前記シート部材との接触を避けるため
のスペーサ部材が設けられており、前記現像剤担持体
は、その両端部の前記シール部材に対向する領域で前記
スペーサ部材が設けられている部分以外は前記シール部
材と接触していることを特徴とする。
記シート部材と前記シール部材とがオーバーラップして
いる部分におけるシール部材の反発力が他の部分よりも
低くなるよう構成したことを特徴とするものである。
により、またはシール部材の反発力が弱まることによ
り、シート部材の横方向への引張力が軽減され、シート
部材に波うちが生ずるおそれがなくなる。
たプロセスカートリッジ及びこれを用いて画像を形成す
る電子写真画像形成装置の一実施形態について説明す
る。
第1実施形態を示すものであり、図1は現像装置の側断
面説明図、図2は正面説明図、図3はシート部材とシー
ル部材のオーバーラップ部のシール構成説明図、図4は
現像装置を有するプロセスカートリッジを装着した電子
写真画像形成装置の構成模式説明図である。
を用いたプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装
置の全体構成について説明し、次に現像装置のシール構
成について説明する。
電子写真画像形成装置(レーザービームプリンタ)A
は、図4に示すように、光学系1から画像情報に基づい
た情報光をドラム形状の電子写真感光体へ照射して該感
光体に潜像を形成し、この潜像を現像してトナー像を形
成する。そして前記トナー像の形成と同期して、記録媒
体2をカセット3aからピックアップローラ3b、レジ
ストローラ対3c等からなる搬送手段3で搬送し、且つ
プロセスカートリッジBとしてカートリッジ化された前
記電子写真感光体に形成したトナー像を転写手段として
の転写ローラ4に電圧印加することによって記録媒体2
に転写する。そして像転写後の記録媒体2をヒータを内
蔵する定着回転体5a、及び前記回転体5aに記録媒体
2を押圧して搬送する駆動ローラ5bからなる定着手段
5に搬送し、転写トナー像を記録媒体2に定着する。更
に、前記記録媒体2を排出ローラ対3dで搬送し、反転
搬送経路6を通して排出部7へと排出する如く構成して
いる。
子写真感光体と、プロセス手段として少なくとも現像装
置を備えたものである。ここでプロセス手段としては、
例えば電子写真感光体を帯電させる帯電手段、電子写真
感光体に形成された潜像を現像する現像装置、電子写真
感光体表面に残留するトナーをクリーニングするための
クリーニング手段等がある。
電子写真感光体である感光層を有する感光体ドラム8を
回転し、その表面を帯電手段である帯電ローラ9への電
圧印加によって一様に帯電し、前記光学系1からの情報
光を露光部を介して感光体ドラム8に露光して潜像を形
成し、現像装置10によって現像するように構成してい
る。
をトナー送り部材(図示せず)で送り出し、トナー担持
体である現像ローラ10bを回転させると共に、現像ブレ
ード10cによって摩擦帯電電荷を付与したトナー層を現
像ローラ10bの表面に形成し、そのトナーを前記潜像に
応じて感光体ドラム8へ転移させることによってトナー
像を形成して前記潜像を可視像化するものである。
性の電圧を印加してトナー像を記録媒体2に転写した後
は、クリーニングブレード11aによって感光体ドラム8
に残留したトナーを掻き落としてクリーニング容器11b
へ集めるクリーニング手段11によって感光体ドラム8上
の残留トナーを除去するように構成している。
ナー容器10aと現像ローラ10b及び現像ブレード10cを
取り付けた現像枠体10dとを溶着した現像容器と、これ
にクリーニング容器11aを結合したハウジングで支持し
てカートリッジ化されている。
にカートリッジ装着スペースが設けてあり、この装着ス
ペースの左右内側面にカートリッジ装着手段を構成する
ガイド部14が対向して設けてある。この左右ガイド部14
にはプロセスカートリッジBを沿わせて装着、取り外し
可能となっている。
図1及び図2に示すように、トナーを収納するトナー容
器10aと現像枠体10dとを溶着して現像容器20を構成
し、この現像容器20に形成した長手の開口部15に現像ロ
ーラ10bを回転可能に取り付け、この現像ローラ10bと
開口部15の隙間からトナーが外部へ漏れないようにシー
ルしている。
を貼り付け、また開口部15の長手方向両側縁と現像ロー
ラ10bの回転軸方向両端の間からのトナー漏れを防ぐた
めに、現像ローラ10bの回転半径方向周面に当接するフ
ェルト等からなる端部シール部材17を貼り付けている。
材17と現像ローラ10bとの間に生ずる隙間からのトナー
漏れを防ぐために、現像ローラ10bの回転軸方向周面に
当接するように可撓性部材からなるシート部材18を取り
付けてる。
長手側の一方が開口部15の下縁20aに貼り付けられ、長
手側の他方端は自由端となっており、この自由端が現像
ローラ10bの回転軸方向周面全体に当接している。この
シート部材18は可撓性の部材であるために、現像ローラ
10bの周面が現像容器20に対して振動しても、常に現像
ローラ10bの表面に当接し、現像ローラ10bとシート部
材18との間からトナーが漏れだすことはない。
部材18の長手方向両端は端部シール部材17とオーバーラ
ップしているために、シート部材18の周辺部からトナー
漏れが生ずることはない。そして、前記オーバーラップ
部分には、スペーサ19が取り付けてあり、この部分では
シート部材18と現像ローラ10bとが直接接触しないよう
になっている。
とにより、現像ローラ10bが回転したときにシート部材
18を横方向(現像ローラ10bの回転軸方向)に引っ張る
力はスペーサ部材19によって吸収される。これにより、
シート部材18が横方向に引っ張られることがなくなり、
シートの波うちの発生が防止される。従って、シート部
材18の自由端側は現像ローラ10bに隙間を生ずることな
く当接し、該当接部分でのトナー漏れを生ずることはな
い。
リエチレンテレフタレート、ウレタン、テトラフルオロ
エチレン等のシート部材等が好ましく用いられる。
現像装置を感光体ドラムと共にカートリッジ化したプロ
セスカートリッジの一部として用いた例を示したが、こ
れら感光体ドラムや現像装置をカートリッジ化すること
なく、装置本体に直接取り付けた画像形成装置にも、本
発明に同様に適用し得ることは明らかである。
してレーザービームプリンタを例示したが、本発明はこ
れに限定する必要はなく、例えば電子写真複写機、ファ
クシミリ装置、或いはワードプロセッサ等の他の画像形
成装置に使用することも当然可能である。
シール部材がオーバーラップしている部分にトナー担持
体と前記シート部材との接触を避けるためのスペーサ部
材を設けることにより、シート部材の横方向への引張力
が軽減され、シート部材に波うちが生ずるおそれがな
く、トナー漏れを生ずるおそれがなくなるものである。
スペーサを設けたシール構成説明図である。
した電子写真画像形成装置の構成模式説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 電子写真感光体に形成した潜像を現像剤
によって現像する現像装置において、 開口部を有する現像容器と、 前記開口部に回転可能に取り付けられる現像剤担持体
と、 前記現像剤担持体の両端部の回転半径方向周面に当接し
て現像剤の漏れを防止するシール部材と、 前記現像剤担持体の回転軸方向周面に当接して現像剤の
漏れを防止するシート部材と、を有し、 前記シート部材の長手方向両端部は前記シール部材とオ
ーバーラップしており、該オーバーラップ部分に前記現
像剤担持体と前記シート部材との接触を避けるためのス
ペーサ部材が設けられており、前記現像剤担持体は、そ
の両端部の前記シール部材に対向する領域で前記スペー
サ部材が設けられている部分以外は前記シール部材と接
触していることを特徴とする現像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17219296A JP3272604B2 (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | 現像装置及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17219296A JP3272604B2 (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | 現像装置及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1020665A JPH1020665A (ja) | 1998-01-23 |
JP3272604B2 true JP3272604B2 (ja) | 2002-04-08 |
Family
ID=15937289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP17219296A Expired - Fee Related JP3272604B2 (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | 現像装置及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3272604B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP4751627B2 (ja) * | 2005-03-15 | 2011-08-17 | 株式会社リコー | 一成分現像装置及び画像形成装置 |
JP4736779B2 (ja) * | 2005-12-16 | 2011-07-27 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JP2010066386A (ja) * | 2008-09-09 | 2010-03-25 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 |
-
1996
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