JP3272233B2 - ***カップ材、それを用いた***カップおよび***カップを有する衣類 - Google Patents
***カップ材、それを用いた***カップおよび***カップを有する衣類Info
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Description
れを用いた***カップおよび当該***カップを有する衣
類に関するものである。特に本発明は、個人差のある乳
房の形に対する対応性に優れ、馴染み感が良く、かつ補
整感を有し、造形性の優れた***カップを提供するため
の、***カップ材、それを用いた***カップおよび当該
***カップを有する衣類に関する。
いて、着用者の***に当てがわれ、***を保持したり、
その形を整えたりする役割を有しており、かかる***カ
ップを有する女性用衣類、具体的には、例えばブラジャ
ー、水着、レオタード、ボディスーツ、ブラスリップ、
その他の***カップを有する衣類は、女性用の被服とし
て広く普及している。
は、不織布やポリウレタン発泡体、あるいはこれらと織
物または編物などとの積層体が最もよく用いられてきて
いる。(実開昭61−155309号、実公昭62−3
6801号、特公平7−26305号) 本発明者らが、***カップを有する衣類の一般の着用者
を対象にアンケートなどによる調査をした結果において
は、かかる***カップを有する衣類の着用者は、着用し
ようとする衣類の***カップがその着用者に適合するか
否かの判断として、ボリューム感があり、***とカップ
の馴染み感がよく、かつ、ある程度***が***カップに
より作用力がかけられて、形が整えられていると言う補
整感があり、また造形力があるものが好ましい***カッ
プとして適合性があると言う判断をすることが分かっ
た。また、自分の***の形に満足していない人は、***
カップを有する衣類を着用することにより、本来***カ
ップで設計された形の美しい***カップの外形が保持で
きることを望んでいる。
表例として例えばブラジャーを例にとって説明する。
と称するタイプの***カップを有するブラジャーの一例
の一部切り欠き部分を有する斜視図を示した。この例の
場合には***カップ331は、上カップ部分332と下
カップ部分333とが前中心側のカップくりからカップ
の膨らみの頂点部近傍を通りカップの脇側のくりに達す
る接ぎ334の部分で、カップに膨らみが出て丸みを帯
びるように接ぎ合わされている。尚、335はブラジャ
ーの土台布を示している。
カップ331のみの部分のA−A´断面の断面模式図を
示した。図18に於いて、340が***カップ材であ
り、この場合は上***カップ材340aと下***カップ
材340bとが縫製ライン334bの位置で接ぎ合わさ
れている。***カップ331は***カップ材340のみ
からなる場合もあるが、***カップ材340が不織布や
ポリウレタン発泡体あるいはこれらと織物または編物な
どとの積層体からなる場合、通常、織物、編物またはレ
ースないしはこれらの組合わせなどからなる表カップ部
材341が設けられている。表カップ部材341はこの
例では上表カップ部材341aと下表カップ部材341
bとが接ぎ334で接ぎ合わされている。336、33
7及び337´はこの接ぎの部分の縫製ラインを示して
いる。338はバイアステープ、344、345は***
カップ材340と表カップ部材341との縫製ラインで
ある。
織布の場合は目付(1m2当たりの重量)や繊維素材の
種類、または、バインダーの量により、また、ポリウレ
タン発泡体の場合には発泡倍率(見掛け密度)などによ
り調整されて、柔らかめのグレードや、やや硬めのグレ
ードなど目的に応じて適宜のものが採用されている。
尚、図18で示した***カップの断面構造は一例であ
り、例えば上***カップ材340aが存在しないもの
等、目的に応じて種々のタイプのものが作られている。
号には、例えば下***カップ材の厚みを厚くして***の
プッシュアップ性を付与させることも提案されている。
材として従来よりよく用いられている素材を用いた場合
には、柔らかい素材を用いると、馴染み感は満足のいく
***カップが得られるが、補整感、造形力に欠けると言
う問題がある。尚、補整感とは、前述したように***カ
ップにより***にほどよい応力がかかって、あたかも乳
房が美しい形に整えられている状態にあると言う感触を
持つ満足感に相当する。造形力は***カップとして例え
ば本来特定の望ましい美しい形に設計したものが、着用
状態に於いても、出来るだけ設計した目的の形状に保た
れて、***カップ表側の外観形状が美しく保たれ、その
結果外部から見た場合に着用者のバスト形状が美しく整
えられている状態にあるものを造形力があると言う。ま
た***カップの外形の変形が少ないと言う意味では保型
性を有するとも言う。柔らかい素材を用いると、感覚的
に表現すればその素材は応力がかかった場合に保型性が
小さすぎて、ある一定の荷重に耐えれず“グニャッ”と
***カップ表側までかなり変形してしまうと言う問題が
ある。中間程度の程よい柔軟性と硬さを有する不織布や
ポリウレタン発泡体などを用いても、ある部分に応力が
掛かった場合に応力の掛かった部分の比較的近傍だけで
なくかなり広い範囲までその応力の影響を受け、応力の
掛かった面もその反対側の面も含めて、応力が掛かった
近傍のみならずやや広い範囲が全体的に変形する傾向が
ある。
いると、補整感、造形力は満足するが、ある一定荷重が
加わったとしても、形状を保とうとする反作用により、
あるいはクッション性等による反作用により、反発力が
大きく、したがって馴染み感に欠けると言う問題があ
る。また、***カップの形状と***の形状が合わない場
合には***ボリュームの少ない部分に隙間ができたり、
***ボリュームが大きい部分が無理な応力を受けて、そ
の分、馴染み感、補整感などが満足されないと言う問題
もある。例えば前述した実開昭61−155309号の
如く下***カップ材の厚みを厚くして***のプッシュア
ップ性を付与させることは可能であるが、カップ材の厚
みを厚くしてその部分をやや硬めにしているので、反発
力が大きく、したがって馴染み感に欠けると言う問題が
あるし、本来***は3次元の立体形状を有するので、2
次元に近い面によって補整しようとすると、***の形が
この様なカップ形状に合わない者が着用した場合には、
馴染み感が良くないだけでなく、***と***カップ材と
の反発力により、***カップの外形を本来目的としてい
る好ましい美しい形に保つことができなくなると言う問
題がある。
***カップでは達成出来ない問題点を解決し、馴染み感
があり、補整感、造形力も満足する***カップ用の***
カップ材、それを用いた***カップならびに前記***カ
ップを有する衣類を提供する事を目的とするものであ
る。別の言い方をすれば、***カップ材の肌側面の厚み
や形状が***の形状に応じて自在に変化することによっ
て、***のボリュームの大小や下垂したバストなどの各
種の***の3次元形状にも良くフィットし、しかも***
カップの表側の造形を余り変えること無く理想とする美
しいカップ外形を保つことができ、反発力が緩和され、
馴染み感のよい***カップ用の***カップ材、それを用
いた***カップならびに前記***カップを有する衣類を
提供する事を目的とするものである。
は、上記の課題を解決するために、低反発性で、応力が
加えられた側の面が応力に応じて比較的短時間で粘弾性
的に変形し応力を緩和する性質を有する材料を用いてな
る***カップ材であって、前記材料として、柔軟性を有
する不織布及びプラスチック発泡体から選ばれた多孔質
材料に、多孔質材 料の重量に対し10〜50重量%の粘
着剤を含浸させてなる材料を用いた事を特徴とする。
いているので、本発明の***カップ材を使用した***カ
ップを有する衣類を着用することにより、***カップ材
に応力がかかった場合に、すなわち***により肌側から
応力が加えられた時に、応力が加えられた部分は***カ
ップの表側の形状を余り変えること無くその肌側面が乳
房の3次元形状に応じて粘弾性的にジワッと変形し、当
該応力が加えられた部分の応力は時間と共に緩和されて
ゆき、反発力が緩和される。よって良好な馴染み感が達
成され、***カップの表側の造形を余り変えること無く
美しい***カップの外形を保ち、更に適度の補整感が達
成される。***カップの表側の造形がほとんど変わらな
いので、当初に設計した所望の***カップの表側の形が
ほぼ保たれ、美しいバスト形状を達成することが出来
る。***により押圧され圧縮された部分の反発力が緩和
されるので、従来の***カップ材の如く反発力が緩和さ
れず、***で押圧された分だけ反発力が作用して馴染み
感、着用感が低下してしまう事がない。あるいは、***
に掛かる反発力の反作用により、***カップを表側方向
に押し出して***カップ表側形状をかなり変形してしま
う恐れも少ない。また、従来の***カップ材であって反
発力の小さい柔軟な素材を用いると、反発性は小さく馴
染み感が良好であるが、造形性、保型性が小さく、前述
したように“グニャッ”と変形し、応力が加えられた側
の面と反対側の面にも応力による変形が大きく及んで、
当初に設計した***カップの表側の形状を保つことが出
来ず、美しいバスト形状を達成することが出来なくなる
と言う問題も改良される。中間程度の程よい柔軟性と硬
さを有する不織布やポリウレタン発泡体などを用いて
も、短時間で粘弾性的に変形しないので、ある部分に応
力が掛かった場合に応力の掛かった部分の比較的近傍だ
けでなくかなり広い範囲までその応力の影響を受け、応
力の掛かった面もその反対側の面も含めて、応力が掛か
った近傍のみならずやや広い範囲が全体的に変形すると
言う問題も改良される。
めに、図9、図10、図11の模式図を用いて更に説明
する。図9が本発明の***カップ材を用いた***カップ
を模式化した断面図で、本発明の***カップ材を用いた
***カップの応力による断面形状の変化、応力緩和状況
を説明するための模式化した断面図である。図の左側が
***カップの表側、図の右側が***カップの肌側にな
る。この点は図10、図11に於いても同様である。そ
して実際の***カップの断面形状は本来略半球状である
が、ここでは実際の***カップの断面形状とは異なり、
理解を容易にするため変形が生じていないか又は変形の
少ない側の面は、平面で現している。そして曲面になっ
ている部分は変形が生じていることを示している。この
点は図10、図11に於いても同様である。
材、2が織物、編物またはレースなどからなる表カップ
部材を示している。3の矢印が加えられた応力の方向を
示している。肌側から応力3が加えられた時に、応力3
が加えられた部分は***カップの表側の形状を変形させ
ないか又は変形が比較的小さく、一方その肌側面がジワ
ッとへこみ、しかも当該応力が加えられた部分の応力は
時間と共に緩和されてゆき、反発力が緩和される。よっ
て良好な馴染み感が達成され、***カップの表側の造形
を余り変えること無く、当初の***カップの目的として
いる美しい外形をほぼ保つことができ、また適度の補整
感も達成される。しかも、肌側面の変形は応力に応じて
変形するので、***の3次元形状に沿って変形するた
め、いかなる形の***にもその形に応じてフィットした
形で着用できる。
用いた場合の***カップの応力による断面形状の変化、
反発力を説明するための模式化した断面図を示してい
る。反発力が緩和されず、反発力4が作用して***を強
く圧迫するため、馴染み感、着用感が低下してしまう。
もし、***にこれ以上変形しなくなる程度以上の押圧力
が掛かった場合には反発力の逃げ場は***カップの表側
に作用して、反発力により***カップが外側に変形する
ことになる。
材、あるいは、中間程度の程よい柔軟性と硬さを有する
不織布やポリウレタン発泡体など***カップ材1cを用
いた場合の***カップの応力による断面形状の変化、反
発力を説明するための模式化した断面図を示している。
柔軟性に優れた***カップ材を用いた場合には反発力は
それ程強く作用しないので馴染み感は良いが、造形性、
保型性が小さく、前述したように“グニャッ”と変形
し、応力が加えられた側の面と反対側の面の表カップ部
材2にも応力による変形がかなり及ぶので、当初に設計
した***カップの表側の形状を保つことが出来ず、美し
いバスト形状を達成することが出来なくなる。中間程度
の程よい柔軟性と硬さを有する不織布やポリウレタン発
泡体などの***カップ材1cを用いた場合は、その硬さ
に応じた反発力が作用するので馴染み感は低下していく
とともに、応力の掛かった部分の比較的近傍だけでなく
かなり広い範囲までその応力の影響を受け、応力の掛か
った面もその反対側の面も含めて、応力が掛かった近傍
のみならずやや広い範囲が全体的に変形する傾向があ
り、***カップ材の肌側面が***の3次元形状にフィッ
トした形で変形すると言う本発明の目的が達成できない
ことが分かる。
はその表側の造形を余り変えること無く、***カップ材
の肌側面の厚みが***の3次元形状に応じて自在に変化
することによって、***のボリュームの大小や下垂した
バストなどの形状にも余り隙間やはみ出しを生じる事な
く良くフィットし、美しい***カップ外形を保つ造形
性、保型性の優れた***カップとし得る。この点につい
て***カップを有する衣類の着用前後の状態の模式図、
すなわち図13〜図16を用いて説明する。尚図13〜
図16中、それぞれ(a)はヌード状態の***近傍の人
体の側面図であり、(b)は本発明の***カップ材を用
いた***カップを有する衣類を着用した状態における側
面図(但し、***カップは断面図で示した。)である。
また、図13〜図16において、131が***、132
が腕の一部、1が本発明の***カップ材、2が表カップ
部材を示している。尚、この模式図と対応して図12に
本発明の***カップ材を用いた***カップの一例の着用
前の状態における断面概略模式図を示した。1が本発明
の***カップ材、2が表カップ部材を示している。尚、
断面の縫製状態の詳細は、特に限定するものではない
が、例えば従来例として示した図18において、***カ
ップ材340(340a及び340b)の代わりに本発
明の***カップ材が用いられるのみで、本質的な構造は
ほぼ同一であるから、図18を断面における縫製構造の
詳細の一例として参照することができる。元よりこの構
造のみに限定されるものではない。
的若い成***性に最も多い形といわれている円錐型の乳
房を示しており、かかる円錐型の***を有する女性が、
図13(b)に示す様に本発明の***カップ材1を用い
た***カップを有する衣類を着用した場合に於いては、
***で圧迫される部分の本発明の***カップ材1の肌側
は***の形に応じて容易にジワジワ変形して凹んでいく
が、時間の経過と共に反発力が速やかに緩和されて馴染
みが良くなり、応力が掛かった部分は圧縮されるが応力
が緩和されてその状態を保つので、従来の硬めの***カ
ップ材を用いた場合の如く着用中は常に反発力が作用し
て馴染み感がわるく着用感が劣ると言うことがない。ま
た、***カップ材の肌側面が***の3次元形状に応じて
変形するので、***カップと***の間に隙間がない状態
で着用することができる。しかも、***カップの外形は
目的とする美しい形状をほぼ保つことができる。したが
って、従来の柔らかい***カップ材を用いた場合の如く
“グニャッ”と変形して、表カップ部材1では目的とす
る美しい形状を支え切れなくなり、***カップがかなり
変形してしまい、理想の***カップ外形を保持できなく
なると言う問題点も改良できる。
い下垂した***を有する女性が本発明の***カップ材1
を用いた***カップを有する衣類を着用した場合の模式
図、図15は***のボリュームが大きい女性が本発明の
***カップ材1を用いた***カップを有する衣類を着用
した場合の模式図、図16は***のボリュームが小さい
偏平な***を有する女性が本発明の***カップ材1を用
いた***カップを有する衣類を着用した場合の模式図を
示している。
リュームが少ない下垂した***131を有する女性が本
発明の***カップ材1を用いた***カップを有する衣類
を着用した場合に於いては、図14(b)に示される様
に、下垂した下側の***で圧迫される部分の本発明の乳
房カップ材1は容易にジワジワ変形して圧縮され薄くな
るが時間の経過と共に反発力が速やかに緩和されて下側
部分の馴染みが良くなり、また、ボリュームの少ない乳
房の上側部分には、本発明の***カップ材1がそのボリ
ュームを補い、上カップ部のボリューム不足を補ってカ
ップが***に隙間なく着き、***カップの表側の形状は
目的とする美しい形状を保っている。
ボリュームが大きい女性が本発明の***カップ材1を用
いた***カップを有する衣類を着用した場合に於いて
は、図15(b)に示した様に、本発明の***カップ材
1のほぼ全体の部分が***で圧迫されるが、容易にジワ
ジワ変形して全体が圧縮され薄くなる。しかし、その反
発力は時間の経過と共に速やかに緩和されるので馴染み
が良くなり着用感の低下がなく、無理なく***カップを
有する衣類が着けられる。また、***ボリュームが大き
くてもその圧力による変形が表側に余り及ばずに応力が
緩和されるので、ブラジャーの表側の形状はほぼ目的と
する美しい形状を保つことができる。
ュームが小さい偏平な***131を有する女性が本発明
の***カップ材1を用いた***カップを有する衣類を着
用した場合においては、図16(b)に示される様に、
***のボリュームの少ない部分を埋めるように本発明の
***カップ材1が作用するので、全体的な***ボリュー
ムの不足を本発明の***カップ材1の厚みで補い、ブラ
ジャーを***と隙間なく着けられる。したがって***の
ボリューム不足を補いブラジャーの表側の形状は目的と
する美しい形状を保ちボリューム感を満足させると共
に、***カップ材1が***131に接触しているので、
補整感も満足させることが出来る。
いた***カップは、***のボリュームや***の形に応じ
てフィットさせる事が出来る。したがって或る一種類の
サイズの***カップがカバーできるサイズカバー率を高
くする事が出来る。しかも***カップの外形は目的とす
る美しい外形をほぼ保つことが可能となる。また、左右
の***の形や大きさに差があっても、左右の***カップ
の外形をほぼ同じような形に保つ事が出来る。***カッ
プが合いにくい人(例えば偏平な***や下垂した***の
様な形の***を有する人)にも、着用出来、美しい外形
を保つ事が出来る。また、***が比較的固く、***カッ
プが合いにくい人でも、***が強く圧迫されたり、***
カップと***の間に隙間が出来たりすることなく着用出
来る。また、同一人物でも、生理周期で***のボリュー
ムが変化する事もあるが、何時でも外形をほぼ同じ状態
に保てるように***カップを着ける事が出来る。また、
従来の***カップ材で厚手の***カップ材を着けた時に
感ずる違和感がない。
は、柔軟性を有する不織布及びプラスチック発泡体から
選ばれた多孔質材料と粘着剤の割合が、多孔質材料の重
量に対し、粘着剤の重量が10〜50重量%としたの
で、容易に低反発性で、応力が加えられた側の面が応力
に応じて比較的短時間で粘弾性的に変形し応力を緩和す
る性質を有し、馴染み感に優れ、肌側面が***の形に応
じてフィットする様に変形するが、***カップの外形の
形状は目的とする美しい形状に保持される本発明の***
カップ材を提供できる。
房カップ材の厚みが2〜50mm、より好ましくは5〜
30mmである本発明の好ましい態様とすることによ
り、本発明の前記機能を効果的に発揮し、いかなる***
の形状にも適合しやすく、しかも、厚みが厚すぎて外観
が不自然になることもない外観のすっきりした***カッ
プを提供し得る***カップ材とすることが出来る。
て、不織布が、目付10〜300g/m2、より好まし
くは40〜250g/m2の不織布である本発明の好ま
しい態様とすることにより、容易に、低反発性で応力が
加えられた側の面が応力に応じて比較的短時間で粘弾性
的に変形し応力を緩和する性質を有し、***の3次元形
状に応じて***カップ肌側面の形状が変形することによ
り***とよくフィットし、***カップの外形の形状がほ
ぼ目的とする美しい形状に保持でき、通気性、耐洗濯
性、耐変色性も良好で肌触りのよい本発明の***カップ
材を提供できる。
て、プラスチック発泡体が、見掛け密度が10〜95k
g/m3、より好ましくは見掛け密度が15〜85kg
/m3のプラスチック発泡体である本発明の好ましい態
様とすることにより、比較的安価にしかも容易に、低反
発性で応力が加えられた側の面が応力に応じて比較的短
時間で粘弾性的に変形し応力を緩和する性質を有し、乳
房の3次元形状に応じて***カップ肌側面の形状が変形
することにより***とよくフィットし、***カップの外
形の形状がほぼ目的とする美しい形状に保持でき、通気
性、耐洗濯性、耐変色性も良好で肌触りのよい本発明の
***カップ材が提供できる。
て、粘着剤が、シリコーン系粘着剤、アクリル系粘着剤
およびゴム系粘着剤から選ばれた粘着剤である本発明の
好ましい態様とすることにより、これらの粘着剤は容易
に入手でき、しかも多孔質材料への含浸が容易にできる
ので、容易に、低反発性で応力が加えられた側の面が応
力に応じて比較的短時間で粘弾性的に変形し応力を緩和
する性質を有し、***の3次元形状に応じて***カップ
肌側面の形状が変形することにより***とよくフィット
し、しかも、***カップの外形の形状がほぼ目的とする
美しい形状に保持できる造形性、保型性を有する本発明
の***カップ材を提供できる。
房カップのカップ材として前記のいずれかに記載の***
カップ材を用いているので、前述した優れた機能が発揮
できる***カップを提供できる。
おいては、衣類の***カップとして前記記載の***カッ
プを具備しているので、***カップとして前述した優れ
た機能を発揮し得る衣類が提供できる。
おいて***カップを有する衣類がブラジャー、水着、レ
オタード、ボディスーツ、ブラスリップから選ばれた衣
類である本発明の好ましい態様とすることにより、これ
らの衣類は、特に***カップにより、***の形を美しく
整える機能が要求される衣類であり、前述した機能を効
率よく発揮できる衣類を提供できる。
を有する不織布及びプラスチック発泡体から選ばれた多
孔質材料に、多孔質材料の重量に対し10〜50重量%
の粘着剤を含浸させてなる材料からなる低反発性で、応
力が加えられた側の面が応力に応じて比較的短時間で粘
弾性的に変形し応力を緩和する性質を有し、応力が加え
られた側の面の反対側の面に応力による変形が比較的及
びにくい保型性を有している材料からなり、特に限定す
るものではないが通常はシート状である。厚みは、均一
でなくてもよいが、ほぼ均一な厚みを有するシート状で
あっても、図18の如く縫製ライン344や345で周
囲を表カップ部材に縫製することにより、例えば図12
で示した様に、周囲の厚みが比較的薄くなった形にな
る。そして***カップ材の厚みとしては、余りに薄い
と、前述の機能が十分発揮できないし、余りに厚いと、
着用感も低下したり、外観も劣ってくるので、2〜50
mm程度が好ましく、特に5〜30mm程度が好まし
い。尚、ここで、***カップ材の厚みは、厚みが均一で
ない場合には最も厚みの厚い部分の厚みである。
性を有する不織布及びプラスチック発泡体から選ばれた
多孔質材料に、多孔質材料の重量に対し10〜50重量
%の粘着剤を含浸させてなる材料からなる低反発性で、
応力が加えられた側の面が応力に応じて比較的短時間で
粘弾性的に変形し応力を緩和する性質を有し、応力が加
えられた側の面の反対側の面に応力による変形が及ばな
いか又は変形が小さく保型性を有している材料からな
る。従来より通常***カップ材として用いられている不
織布やポリウレタン発泡体のみでは、前述した様に硬め
のものは反発力が大きかったり、***が***カップ材に
当てがわれた時に、仮にその応力に応じて凹んだとして
も、比較的短時間で粘弾性的に変形し応力を緩和する性
質を持っていないので、着用状態では強めの応力がかか
ったままの状態になり、応力が余り緩和されず、十分な
馴染み感を得ることができない。また、逆にかなり柔ら
かい材料を使用した場合には、反発性は小さく馴染み感
が良好であるが、保型性が小さく、前述したように“グ
ニャッ”と変形し、応力が加えられた側の面と反対側の
面にも応力による変形がかなり及ぶことになるので、当
初に設計した目的とする***カップの外形を保つことが
出来ず、美しいバスト形状を達成することが出来なくな
る。
した不織布や比較的柔軟なプラスチック発泡体が用いら
れる。プラスチック発泡体としては、例えばポリウレタ
ン発泡体、エチレン−酢酸ビニル共重合体の発泡体、ポ
リエステルエラストマーの発泡体など、弾力性、柔軟性
を有するものが挙げられる。
繊維、天然繊維の不織布を用いることができるが、中空
繊維からなる不織布を用いると、粘着剤を含浸した時に
へたりが少なく好ましい。また、得られる***カップ材
が硬過ぎることもなく、また柔らか過ぎることもなく、
従って造形性、保型性と低反発性、応力緩和率のバラン
スがとれたいずれの性質も優れた***カップ材が得られ
るので特に好ましい。中空繊維は不織布を構成する繊維
の重量の50重量%以上であることが好ましい。もちろ
ん、中空繊維が100重量%であってもよい。また、捲
縮繊維(顕在または潜在捲縮繊維のいずれでもよい)が
含有されていると嵩高性が保持でき好ましい。最も好ま
しいのは中空捲縮繊維が含有されているものである。不
織布の目付は、通常10〜300g/m2、より好まし
くは40〜250g/m2の不織布が好ましく用いられ
る。
常、見掛け密度が10〜95kg/m3、より好ましく
は15〜85kg/m3の発泡体を用いることが好まし
い。
も良好で、肌触りのよいカップに仕上げることができ好
ましい。尚、かかる不織布やプラスチック発泡体は、そ
の少なくとも片面に織物または編物が積層されているも
のが、強度や肌触りの点でより好ましく用いられる。
軟性を有する多孔質材料に粘着剤を含浸させたものを用
いる場合に、用いる粘着剤の具体例としては、例えばシ
リコーン系粘着剤、アクリル系粘着剤およびゴム系粘着
剤などが好ましい例として挙げられる。このうち耐洗濯
性、耐候性、皮膚への刺激の少なさ、前記特定の性質が
良好に発揮されやすいなどの点において、特にシリコー
ン系粘着剤が好ましい。
の組み合わせからなる素材を用いる場合には、その機構
は定かではないが、粘着剤が含浸されることにより、粘
弾性的性質が比較的短時間で発揮され、多孔質材料の応
力分散性が高められ、従って反対面への応力の影響が比
較的緩和されやすく、また、低反発性になり、馴染み感
がよくなるものと推定される。
いる場合、柔軟性を有する多孔質材料と粘着剤の割合
は、多孔質材料の種類や用いる粘着剤の種類によっても
異なるが、多孔質材料の重量に対し、粘着剤の重量が1
0〜50重量%の範囲となる。
は、***カップ材の密度を0.2g/cm3以下とする
ことにより、軽量な***カップを提供する事が出来るの
で、より好ましい。
元時間、すなわち、***カップ材に圧縮応力をかけて凹
ませた時、前記圧縮応力解除後の凹みの復元時間の測定
は、レオメーター(不動工業株式会社製、機種Jシリー
ズ、品番NRM−2010J−CW)を用いて図8に示
す様な測定方法で測定した。図8は***カップ材の圧縮
応力解除後の凹みの復元時間の測定を行う場合の装置の
一部と測定状況を説明するための断面模式図である。
の治具保持具81に、直径が15mm長さが50mmの
剛性を有する固体プラスチック(アクリル系樹脂)円柱
状物83を有し一方の端に棒状の取り付け部82を有す
る治具84をレオメーターの治具保持具81にねじ込ん
で取り付け、レオメーターに取り付けられている上下動
可能な鋼鉄製の試料載置台85に試料86を載せ、次に
試料載置台85を上方に6cm/分の速度で移動させ
[図8(a)]、試料86を治具84に圧接して、試料
86を圧縮し、圧縮がそれ以上進行しない状態(以下極
限圧縮状態と呼ぶ)まで試料86を圧縮し[図8
(b)]、次に試料載置台84を急速に下方に下げて圧
縮応力を解除し[図8(c)]、前記凹ませた部分の試
料の厚さが測定前の試料厚みa(mm)の80%までに
回復した時点、すなわち凹みの深さが0.2×a(m
m)になるまでに要する時間(単位:秒)を測定する。
この時間を***カップ材の圧縮応力解除後の凹みの復元
時間とする。
で、反発力の緩和率もよく、造形性、保型性も良好であ
る。通常、従来より***カップ材に用いられている不織
布やポリウレタン発泡体は、復元時間は1秒よりはるか
に小さく、圧縮応力を解除するとほとんど同時に復元し
てしまう。
述した様に一般的には表カップ部材の裏側に本発明の乳
房カップ材が当てがわれて構成されている。表カップ部
材としては、従来より***カップを具備した衣類の***
カップの表側に用いられている生地が用いられ、織物、
編物、レースなどの1種類以上が用いられる。表カップ
部材の生地は、衣類の種類によって適宜適当なものを用
いればよく、特に限定するものではないが、ナイロント
リコット、ポリエステルトリコット、綿−ポリエステル
交編編物などが特に好適に用いられる。
表カップ部材の裏側に前述した本発明の***カップ材が
裏打ちされている。また、必要に応じて織物または編物
などからなる裏カップ部材を***カップ材よりも更に肌
側に設けてもよい。
全面に設けることが特に好ましいが、目的に応じて全面
でなく、部分的に設けてもよい。例えば、***カップの
下カップ部分のみとか、脇カップ部分のみとか、特別な
場合には、***の上側のボリュームが少ない人のために
上カップ部分のみに設けたり、***が脇に流れるのを強
く補整したい人のためのブラジャーなどにおいては、カ
ップの前中心側に緩和性を持たせるためにカップの前中
心側に設けるなど、目的に応じて部分的に設けることも
できる。
れる衣類の具体例としては、ブラジャー、水着、レオタ
ード、ボディスーツ、ブラスリップなどが挙げられ、こ
れらの衣類は、特に***カップにより、***の形を美し
く整える機能が要求される衣類であり、前述した本発明
の***カップの機能を効率よく発揮できるので好まし
い。
カップ材を具体的な***カップを有する衣類に適用した
場合の実施の形態について説明するが、本発明は、これ
らの実施の形態で具体的に説明した衣類に限定されるも
のではない。
カップを有するブラジャーの一例の表側から見た一部切
り欠き部分を有する斜視図である。11が***カップ、
12は上カップ部、13は下カップ部、14は上カップ
部12と下カップ部13との接ぎライン、15は土台
布、16はストラップ(肩紐)である。図1で上カップ
部12と下カップ部13の表側に現れている部分は表カ
ップ部材であり、この裏側に本発明で用いる***カップ
材1が裏打ちされている。通常、裏打ちされる***カッ
プ材も、上カップ部12、下カップ部13とほぼ同様の
形の2枚の部片から構成され、接ぎライン14の位置と
略同様の位置で接ぎ合わされて表カップ部材に裏打ちさ
れ、***カップ11の縁周辺部で表カップ部材に縫製さ
れている。ここで***カップ材1としては目付140g
/m2のポリエステル不織布(6デニールの中空捲縮加
工ポリエステル繊維使用)にシリコーン系粘着剤(信越
化学工業株式会社製“X−40−3068”)を不織布
の重量に対して20重量%含浸させ、加熱硬化処理して
得られた***カップ材1の片面にナイロントリコットを
積層し、ナイロントリコット側が肌側になる様にして使
用した。尚、この***カップ材(ナイロントリコット積
層前、シリコーン系粘着剤含浸後)の厚みは13mm、
圧縮応力解除後の凹みの復元時間は1560秒であっ
た。
た各種の***形状を有する女性に着用してもらいテスト
したところ、馴染み感が良好で着用感に優れ、補整感も
満足するものであり、いずれのタイプの***にも良好に
フィットし、しかも目的とする美しい***カップ表側の
外形をほぼ保っていた。
***カップを有するブラジャーの別の一例の表側から見
た一部切り欠き部分を有する斜視図を示した。このブラ
ジャーは3枚接ぎの***カップを有するブラジャーであ
り、11が***カップ、12は上カップ部、13は下カ
ップ部で下前側カップ部13aと下脇側カップ部13b
とが接ぎライン17で接ぎ合わされている、14は上カ
ップ部12と下カップ部13との接ぎライン、15は土
台布、16はストラップ(肩紐)である。図2で***カ
ップ11の表側に現れている部分は表カップ部材であ
り、この裏側に本発明で用いる***カップ材1が裏打ち
されている。通常、裏打ちされる***カップ材1も、上
カップ部12、下前側カップ部13a及び下脇側カップ
部13bとほぼ同様の形の3枚の部片から構成され、接
ぎライン14や17の位置と略同様の位置で接ぎ合わさ
れて表カップ部材に裏打ちされ、***カップ11の縁周
辺部で表カップ部材に縫製されている。ここで***カッ
プ材1としては目付140g/m2のポリエステル不織
布(6デニールの中空捲縮加工ポリエステル繊維使用)
にシリコーン系粘着剤(信越化学工業株式会社製“X−
40−3068”)を不織布の重量に対して20重量%
含浸させ、加熱硬化処理して得られた***カップ材1の
片面にナイロントリコットを積層し、ナイロントリコッ
ト側が肌側になる様にして使用した。尚、この***カッ
プ材(ナイロントリコット積層前、シリコーン系粘着剤
含浸後)の厚みは13mm、圧縮応力解除後の凹みの復
元時間は1560秒であった。
た各種の***形状を有する女性に着用してもらいテスト
したところ、馴染み感が良好で着用感に優れ、補整感も
満足するものであり、いずれのタイプの***にも良好に
フィットし、しかも当初の美しい***カップ表側の外形
をほぼ保っていた。尚、この態様の場合、***カップ材
を3枚の部片に分けているが、図1の例で説明したと同
様に、***カップ材を上カップ部12、下カップ部13
とほぼ同様の形の2枚の部片から構成し、接ぎライン1
4の位置と略同様の位置で接ぎ合わされて表カップ部材
に裏打ちしてもよい。
***カップを有するブラジャーの更に別の一例の表側か
ら見た一部切り欠き部分を有する斜視図を示した。11
が***カップ、32は上カップ部、33は脇及び下カッ
プ部、34は上カップ部32と脇及び下カップ部33と
の接ぎライン、15は土台布、16はストラップ(肩
紐)である。図3で***カップ11の表側に現れている
部分は表カップ部材であり、この裏側に本発明で用いる
***カップ材1が裏打ちされている。通常、裏打ちされ
る***カップ材1も、上カップ部32、脇及び下カップ
部33とほぼ同様の形の2枚の部片から構成され、接ぎ
ライン34の位置と略同様の位置で接ぎ合わされて表カ
ップ部材に裏打ちされ、***カップ11の縁周辺部で表
カップ部材に縫製されている。ここで***カップ材1と
しては目付140g/m2のポリエステル不織布(6デ
ニールの中空捲縮加工ポリエステル繊維使用)にシリコ
ーン系粘着剤(信越化学工業株式会社製“X−40−3
068”)を不織布の重量に対して20重量%含浸さ
せ、加熱硬化処理して得られた***カップ材1の片面に
ナイロントリコットを積層し、ナイロントリコット側が
肌側になる様にして使用した。尚、この***カップ材
(ナイロントリコット積層前、シリコーン系粘着剤含浸
後)の厚みは13mm、圧縮応力解除後の凹みの復元時
間は1560秒であった。
た各種の***形状を有する女性に着用してもらいテスト
したところ、馴染み感が良好で着用感に優れ、補整感も
満足するものであり、いずれのタイプの***にも良好に
フィットし、しかも当初の美しい***カップ表側の外形
をほぼ保っていた。
***カップを有するブラジャーの更に別の一例の表側か
ら見た一部切り欠き部分を有する斜視図を示した。11
が***カップ、42は前カップ部、43は脇カップ部、
44は前カップ部42と脇カップ部43との接ぎライ
ン、15は土台布、16はストラップ(肩紐)である。
図4で***カップ11の表側に現れている部分は表カッ
プ部材であり、この裏側に本発明で用いる***カップ材
1が裏打ちされている。通常、裏打ちされる***カップ
材1も、前カップ部42、脇カップ部43とほぼ同様の
形の2枚の部片から構成され、接ぎライン44の位置と
略同様の位置で接ぎ合わされて表カップ部材に裏打ちさ
れ、***カップ11の縁周辺部で表カップ部材に縫製さ
れている。ここで***カップ材1としては目付140g
/m2のポリエステル不織布(6デニールの中空捲縮加
工ポリエステル繊維使用)にシリコーン系粘着剤(信越
化学工業株式会社製“X−40−3068”)を不織布
の重量に対して20重量%含浸させ、加熱硬化処理して
得られた***カップ材1の片面にナイロントリコットを
積層し、ナイロントリコット側が肌側になる様にして使
用した。尚、この***カップ材(ナイロントリコット積
層前、シリコーン系粘着剤含浸後)の厚みは13mm、
圧縮応力解除後の凹みの復元時間は1560秒であっ
た。
た各種の***形状を有する女性に着用してもらいテスト
したところ、馴染み感が良好で着用感に優れ、補整感も
満足するものであり、いずれのタイプの***にも良好に
フィットし、しかも当初の美しい***カップ表側の外形
をほぼ保っていた。
が取り外し可能に設けられた本発明の***カップを有す
るブラジャーについて説明する。図5は上記本発明の乳
房カップを有するブラジャーの一例の裏側から見た部分
平面図であり、表側の態様はほぼ図1と同様な2枚接ぎ
タイプの***カップからなるものであるので、図示を省
略している。
は、それぞれ上カップ部と下カップ部の裏側に更に周囲
がそれぞれ上カップ部と下カップ部に縫製されており、
上カップ用の***カップ材50と下カップ用の***カッ
プ材51とを出し入れするためのスリット52、53が
設けられた編物または織物などからなるポケット部5
4、55が設けられている。***カップ用のスリット5
2、53は理解し易くするために少し隙間が開いている
ように図示されているが、実際にはスリットが閉じられ
た状態では隙間はほとんど開いていない。そして図の左
カップで示した様に、上カップ用の***カップ材50と
下カップ用の***カップ材51とを、それぞれ前記スリ
ット52、53を左右に開いてポケット部54、55に
挿入して用いる。洗濯などのため***カップ材50、5
1を取り出す場合にも前記スリット52、53を左右に
開いて取り出すことができる。この様に***カップ材5
0、51を取り外し可能にしておくと、着用者の好みに
応じて馴染み感、補整感などの異なった***カップ材を
使い分けることもできる。
目付140g/m2のポリエステル不織布(6デニール
の中空捲縮加工ポリエステル繊維使用)にシリコーン系
粘着剤(信越化学工業株式会社製“X−40−306
8”)を不織布の重量に対して20重量%含浸させ、加
熱硬化処理して得られた***カップ材1の片面にナイロ
ントリコットを積層し、ナイロントリコット側が肌側に
なる様にして使用した。尚、この***カップ材(ナイロ
ントリコット積層前、シリコーン系粘着剤含浸後)の厚
みは13mm、圧縮応力解除後の凹みの復元時間は15
60秒であった。
た各種の***形状を有する女性に着用してもらいテスト
したところ、馴染み感が良好で着用感に優れ、補整感も
満足するものであり、いずれのタイプの***にも良好に
フィットし、しかも当初の美しい***カップ表側の外形
をほぼ保っていた。
の1/2カップタイプのブラジャー、3/4カップタイ
プのブラジャー、フルカップタイプのブラジャーや産前
産後用のブラジャーなどにも、ほぼ同様に本発明の***
カップ材を適用できる。
***カップを有するボディスーツの一例の表側から見た
一部切り欠き部分を有する斜視図を示した。11が***
カップ、62は上カップ部、63は下カップ部、64は
上カップ部62と下カップ部63との接ぎラインであ
る。図6で***カップ11の表側に現れている部分は表
カップ部材であり、この裏側に本発明で用いる***カッ
プ材1が裏打ちされている。通常、裏打ちされる***カ
ップ材1も、上カップ部62、下カップ部63とほぼ同
様の形の2枚の部片から構成され、接ぎライン64の位
置と略同様の位置で接ぎ合わされて表カップ部材に裏打
ちされ、***カップ11の縁周辺部で表カップ部材に縫
製されている。ここで***カップ材1としては目付14
0g/m2のポリエステル不織布(6デニールの中空捲
縮加工ポリエステル繊維使用)にシリコーン系粘着剤
(信越化学工業株式会社製“X−40−3068”)を
不織布の重量に対して20重量%含浸させ、加熱硬化処
理して得られた***カップ材1の片面にナイロントリコ
ットを積層し、ナイロントリコット側が肌側になる様に
して使用した。尚、この***カップ材(ナイロントリコ
ット積層前、シリコーン系粘着剤含浸後)の厚みは13
mm、圧縮応力解除後の凹みの復元時間は1560秒で
あった。
した各種の***形状を有する女性に着用してもらいテス
トしたところ、馴染み感が良好で着用感に優れ、補整感
も満足するものであり、いずれのタイプの***にも良好
にフィットし、しかも当初の美しい***カップ表側の外
形をほぼ保っていた。
***カップを有する水着の一例の表側から見た一部切り
欠き部分を有する斜視図を示した。11が***カップ、
72は上カップ部、73は下カップ部、74は上カップ
部72と下カップ部73との接ぎラインである。図7で
***カップ11の表側に現れている部分は表カップ部材
であり、この裏側に本発明で用いる***カップ材1が裏
打ちされている。通常、裏打ちされる***カップ材1
も、上カップ部72、下カップ部73とほぼ同様の形の
2枚の部片から構成され、接ぎライン74の位置と略同
様の位置で接ぎ合わされて表カップ部材に裏打ちされ、
***カップ11の縁周辺部で表カップ部材に縫製されて
いる。しかし、必要に応じて***カップ材1を上記の様
に2つに分けずに上下連続した一体の***カップ材にし
ておいて、加熱モールド成型によって***カップの形に
成形したものを用いてもよい。ここで***カップ材1と
しては目付140g/m2のポリエステル不織布(6デ
ニールの中空捲縮加工ポリエステル繊維使用)にシリコ
ーン系粘着剤(信越化学工業株式会社製“X−40−3
068”)を不織布の重量に対して20重量%含浸さ
せ、加熱硬化処理して得られた***カップ材1の片面に
ナイロントリコットを積層し、ナイロントリコット側が
肌側になる様にして使用した。尚、この***カップ材
(ナイロントリコット積層前、シリコーン系粘着剤含浸
後)の厚みは13mm、圧縮応力解除後の凹みの復元時
間は1560秒であった。
の***形状を有する女性に着用してもらいテストしたと
ころ、馴染み感が良好で着用感に優れ、補整感も満足す
るものであり、いずれのタイプの***にも良好にフィッ
トし、しかも当初の美しい***カップ表側の外形をほぼ
保っていた。
り、補整感、造形力も満足する***カップ用の***カッ
プ材を提供することができ、***カップ材の肌側面の厚
みが***の形状に応じて自在に変化することによって、
***のボリュームの大小や下垂したバストなど***の各
種形状にも良くフィットすることができ、しかも、***
カップの表側の造形を余り変えること無く、理想とする
美しいカップ外形を保つことのできる***カップ用の乳
房カップ材を提供することができる。
ップ材が、柔軟性を有する不織布及びプラスチック発泡
体から選ばれた多孔質材料に、多孔質材料の重量に対し
10〜50重量%の粘着剤を含浸させてなる材料からな
るので、容易に低反発性で、応力が加えられた側の面が
応力に応じて比較的短時間で粘弾性的に変形し応力を緩
和する性質を有し、馴染み感に優れ、肌側面が***の形
に応じてフィットする様に変形するが、***カップの外
形の形状が目的とする美しい形状に保たれる、造形性、
保型性を有している本発明の***カップ材を提供でき
る。
房カップ材の厚みが2〜50mm、より好ましくは5〜
30mmである本発明の好ましい態様とすることによ
り、本発明の前記機能を効果的に発揮し、いかなる***
の形状にも適合しやすく、しかも、厚みが厚すぎて外観
が不自然になることもない外観のすっきりした***カッ
プを提供し得る***カップ材とすることが出来る。
て、前記不織布が、目付10〜300g/m2、より好
ましくは目付40〜250g/m2の不織布である本発
明の好ましい態様とすることにより、容易に、低反発性
で応力が加えられた側の面が応力に応じて比較的短時間
で粘弾性的に変形し応力を緩和する性質を有し、***の
3次元形状に応じて***カップ肌側面の形状が変形する
ことにより***とよくフィットし、***カップの外形の
形状がほぼ目的とする美しい形状に保持でき、通気性、
耐洗濯性、耐変色性も良好で肌触りのよい本発明の***
カップ材を提供できる。
て、前述のプラスチック発泡体が、見掛け密度が10〜
95kg/m3、より好ましくは見掛け密度が15〜8
5kg/m3のプラスチック発泡体であるである本発明
の好ましい態様とすることにより、比較的安価にしかも
容易に、低反発性で応力が加えられた側の面が応力に応
じて比較的短時間で粘弾性的に変形し応力を緩和する性
質を有し、***の3次元形状に応じて***カップ肌側面
の形状が変形することにより***とよくフィットし、乳
房カップの外形の形状がほぼ目的とする美しい形状に保
持でき、通気性、耐洗濯性、耐変色性も良好で肌触りの
よい本発明の***カップ材が提供できる。
て、粘着剤が、シリコーン系粘着剤、アクリル系粘着剤
およびゴム系粘着剤から選ばれた粘着剤である本発明の
好ましい態様とすることにより、これらの粘着剤は容易
に入手でき、しかも多孔質材料への含浸が容易にできる
ので、容易に、低反発性で応力が加えられた側の面が応
力に応じて比較的短時間で粘弾性的に変形し応力を緩和
する性質を有し、***の3次元形状に応じて***カップ
肌側面の形状が変形することにより***とよくフィット
し、しかも、***カップの外形の形状がほぼ目的とする
美しい形状に保持できる造形性、保型性を有する本発明
の***カップ材を提供できる。
房カップのカップ材として前記のいずれかに記載の***
カップ材を用いているので、前述した優れた機能が発揮
できる***カップを提供できる。
おいては、衣類の***カップとして前記記載の***カッ
プを具備しているので、***カップとして前述した優れ
た機能を発揮し得る衣類が提供できる。
おいて、***カップを有する衣類がブラジャー、水着、
レオタード、ボディスーツ、ブラスリップから選ばれた
衣類である本発明の好ましい態様とすることにより、こ
れらの衣類は、特に***カップにより、***の形を美し
く整える機能が要求される衣類であり、前述した機能を
効率よく発揮できる衣類を提供できる。
するブラジャーの一例の表側から見た一部切り欠き部分
を有する斜視図。
するブラジャーの別の一例の表側から見た一部切り欠き
部分を有する斜視図。
するブラジャーの更に別の一例の表側から見た一部切り
欠き部分を有する斜視図。
するブラジャーの更に別の一例の表側から見た一部切り
欠き部分を有する斜視図。
の裏側から見た部分平面図。
するボディスーツの一例の表側から見た一部切り欠き部
分を有する斜視図。
する水着の一例の表側から見た一部切り欠き部分を有す
る斜視図。
間の測定を行う場合の装置の一部と測定状況を説明する
ための断面模式図。
力による断面形状の変化、応力緩和状況を説明するため
の模式化した断面図。
プの応力による断面形状の変化、反発力を説明するため
の模式化した断面図。
は、中間程度の程よい柔軟性と硬さを有する***カップ
材を用いた***カップの応力による断面形状の変化、反
発力を説明するための模式化した断面図。
一例の着用前の状態における断面概略模式図。
発明の***カップ材を用いた***カップを有する衣類を
着用した状態における側面図。
び本発明の***カップ材を用いた***カップを有する衣
類を着用した状態における側面図。
図及び本発明の***カップ材を用いた***カップを有す
る衣類を着用した状態における側面図。
図及び本発明の***カップ材を用いた***カップを有す
る衣類を着用した状態における側面図。
ブラジャーの一例の一部切り欠き部分を有する斜視図。
1のみの部分のA−A´断面の断面模式図。
Claims (11)
- 【請求項1】 低反発性で、応力が加えられた側の面が
応力に応じて比較的短時間で粘弾性的に変形し応力を緩
和する性質を有する材料を用いてなる***カップ材であ
って、前記材料として、柔軟性を有する不織布及びプラ
スチック発泡体から選ばれた多孔質材料に、多孔質材料
の重量に対し10〜50重量%の粘着剤を含浸させてな
る材料を用いた事を特徴とする***カップ材。 - 【請求項2】 前記材料の厚みが2〜50mmである請
求項1に記載の***カップ材。 - 【請求項3】 前記材料の厚みが5〜30mmである請
求項1に記載の***カップ材。 - 【請求項4】 不織布が、目付10〜300g/m2の
不織布である請求項1〜3のいずれかに記載の***カッ
プ材。 - 【請求項5】 不織布が、目付40〜250g/m2の
不織布である請求項1〜3のいずれかに記載の***カッ
プ材。 - 【請求項6】 プラスチック発泡体が、見掛け密度が1
0〜95kg/m3のプラスチック発泡体である請求項
1〜3のいずれかに記載の***カップ材。 - 【請求項7】 プラスチック発泡体が、見掛け密度が1
5〜85kg/m3のプラスチック発泡体である請求項
1〜3のいずれかに記載の***カップ材。 - 【請求項8】 粘着剤が、シリコーン系粘着剤、アクリ
ル系粘着剤およびゴム系粘着剤から選ばれた粘着剤であ
る請求項1〜7のいずれかに記載の***カップ材。 - 【請求項9】 ***カップのカップ材として請求項1〜
8のいずれかに記載の***カップ材を用いてなる***カ
ップ。 - 【請求項10】 請求項9に記載の***カップを具備し
ていることを特徴とする***カップを有する衣類。 - 【請求項11】 ***カップを有する衣類がブラジャ
ー、水着、レオタード、ボディスーツ、ブラスリップか
ら選ばれた請求項10に記載の***カップを有する衣
類。
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