JP3271027B2 - 残圧センサ - Google Patents

残圧センサ

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JP3271027B2 JP09577993A JP9577993A JP3271027B2 JP 3271027 B2 JP3271027 B2 JP 3271027B2 JP 09577993 A JP09577993 A JP 09577993A JP 9577993 A JP9577993 A JP 9577993A JP 3271027 B2 JP3271027 B2 JP 3271027B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧力の低下を検出する
残圧センサに関し、特に、圧力を駆動源とする機械の駆
動力停止の確認をフェールセーフに行うのに好適な残圧
センサに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、機械可動部のホールド状態でメ
ンテナンス作業をする場合や、機械可動部と作業者が協
調して交互に作業する場合等では、作業者を事故から守
るための安全対策が極めて重要である。例えば、圧力を
駆動源とする機械の場合は、圧力源を遮断して機械可動
部に圧力が供給されていないことを確認した後、作業者
に機械可動部への接近を許可するような方法の安全対策
がとられている。この場合、例えば残圧センサで機械可
動部への圧力供給の有無を監視し、ランプ等で表示して
作業者に知らせるような安全システムが考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
残圧センサは、圧力を受けた時にその圧力エネルギに応
じた出力を発生して圧力の大きさを指示する構造になっ
ている。例えば、ブルドン管を用いた残圧センサでは、
ブルドン管内に導入した圧力に応じて管端が変位し、こ
の変位を圧力指示のエネルギに変換している。即ち、従
来の残圧センサでは、圧力が存在するときに高エネルギ
状態に相当する出力が発生して圧力の大きさを指示し、
圧力がないときには出力が発生しない(低エネルギ状態
に相当)ことで圧力零の指示をする構造である。
【0004】このため、上述のような安全システムに適
用した場合、圧力が存在するときは残圧センサの出力が
高エネルギ状態で発生して危険状態を示し、圧力がない
ときは低エネルギ状態の出力となって安全状態を示すよ
うな構造をとることになる。しかし、このような構造で
は、圧力が存在して機械可動部が可動している時に、例
えば残圧センサが故障して出力が低エネルギ状態となっ
たときには、圧力が存在するにも拘らず圧力零の指示が
なされ安全状態(機械可動部停止の状態)を示すことに
なり、作業者にとって極めて危険な状態が発生する。
【0005】本発明は上記の事情に鑑みなされたもの
で、圧力が零も含む所定値以下の時に高エネルギ状態に
相当する出力を発生できるフェールセーフな残圧センサ
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の残圧
センサでは、基台に固定され圧力を導入する圧力導入パ
イプと、該圧力導入パイプに一端が連通接続して固定さ
れ他端が閉塞され内部の圧力上昇に応じて閉塞端側が変
位する感圧パイプと、前記基台に固定した投光素子と受
光素子とを備え前記感圧パイプ内部圧力が所定値以下の
時の閉塞端変位位置で投光素子の放射光が受光素子で受
光されて高レベルの電気出力信号を発生する圧力−電気
変換部とを備えて構成した。
【0007】また、圧力−電気変換部としては、感圧パ
イプ閉塞端にスリット付きのプレートを固着すると共
に、投光素子と受光素子とをプレートを挟んで対向配置
し、前記感圧パイプ内部圧力が所定値以下の時の閉塞端
変位位置で投光素子の放射光が前記スリットを介して受
光素子で受光される構成としてもよく、また、感圧パイ
プ閉塞端にスリット無しのプレートを固着すると共に、
投光素子と受光素子とをプレートに対して同じ側に配置
し、前記感圧パイプ内部圧力が所定値以下の時の閉塞端
変位位置で投光素子の放射光が前記プレートで反射して
受光素子で受光される構成としてもよい。
【0008】また、スリット付きのプレートの場合に
は、プレートに振動子を取付けてプレートを投光素子の
光放射方向に対して略直角方向に振動させて投光素子か
ら放射される光を変調する構成とするとよい。また、互
いに異なる第1と第2の圧力レベル以下で高レベルの電
気出力信号を発生する2つの圧力−電気変換部と、第1
の圧力レベル以下で電気出力信号を発生する圧力−電気
変換部側の出力をトリガ入力信号とし、第1の圧力レベ
ルより高い第2の圧力レベル以下で電気出力信号を発生
する圧力−電気変換部側の出力をリセット入力信号とし
て前記トリガ入力信号を自己保持する自己保持回路とを
備えて構成し、残圧センサの電気出力信号にヒステリシ
スを持たせるようにしてもよい。
【0009】
【作用】かかる構成において、圧力導入パイプを介して
感圧パイプ内に圧力が導入されると感圧パイプの閉塞端
が変位し、この閉塞端と一体にプレートが変位する。導
入された圧力が所定値より高くなると、スリット付きの
プレートの場合には、スリット位置が投光素子の放射光
路から外れプレートによって放射光が遮断されて受光素
子に入射しなくなる。また、スリット無しのプレートの
場合には、プレート自体が投光素子の放射光路から外れ
プレートによる反射光がなくなり受光素子に光が入射し
なくなる。このため、圧力−電気変換部の出力は低レベ
ルとなる。
【0010】一方、導入された圧力が所定値以下となる
と、スリット付きのプレートの場合には、スリットを介
して投光素子の放射光が受光素子に入射する。また、ス
リット無しのプレートの場合には、プレートによって投
光素子の放射光が反射されて受光素子に入射する。この
ため、圧力−電気変換部からは高レベルの電気出力信号
が発生する。
【0011】このように、圧力が存在する時は電気出力
が零となり、圧力が零若しくは低い時には高レベルの電
気出力信号が発生することで、出力が零となるようなセ
ンサ故障時に危険な高圧時と同一の出力形態となり、フ
ェールセーフな構成となる。また、スリット付きのプレ
ートを使用する透過形変換部の場合、プレートに振動子
を設けプレートを常時振動させて投光素子からの光を変
調することで、この変調信号が受光素子に入射する時の
み、高レベルの電気出力信号が発生する構成にすれば、
プレートが外れで常時投光素子からの光が受光素子に入
射しても電気出力信号が発生しないようにできる。
【0012】また、互いに異なる圧力レベルで高レベル
の電気出力信号を発生する圧力−電気変換部を2つ設け
て、センサの電気出力信号にヒステリシスを設ける構成
とすれば、圧力変動で感圧パイプ閉塞端が振動した時に
電気出力信号のチャタリングを防げるようになる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の残圧センサの第1実施例を示す構
成図である。図1において、基台1の下部に、中空角柱
状の圧力導入パイプ2が固定されている。圧力導入パイ
プ2は、例えば圧力発生源から機械可動部に検出対象と
なる圧力を供給する供給パイプ(図示せず)に取り付け
て圧力を導入するためのもので、一端が閉塞され、他端
側に、前記供給パイプに接続するための中空円柱状の接
続ネジ部3及び接続時に圧力を取り入れるための圧力取
入口4が設けられている。略C字状に湾曲形成された感
圧パイプ5は、基端側が前記圧力導入パイプ2に連通接
続して固定され、先端側が閉塞端5Aとなっているもの
で、圧力導入パイプ2を介して圧力が導入された時にそ
の圧力の上昇に応じて閉塞端5Aが、図中の矢印方向
(上方)に変位する構造である。
【0014】前記感圧パイプ5の先端閉塞端5Aには、
プレート6が閉塞端5Aの変位方向と略平行に固着さ
れ、該プレート6にスリット7を形成してある。また、
前記プレート6を挟んで互いに対向する投光素子8aと
受光素子8bとを有するフォトカプラ8が、前記基台1
に固定されている。前記フォトカプラ8の投光素子8a
は、図2に示すように、信号発生器9から抵抗R1を介
して供給される交流信号によってトリガされて交流の光
ビームを発生する。受光素子8bは抵抗R2を介して電
源電圧VCCがコレクタに入力され受光した光に応じて電
気出力信号を発生する。そして、受光素子8bのコレク
タ出力が、コンデンサC1,C2とダイオードD1,D
2とで構成される倍電圧整流回路10で整流され、抵抗
R3を介して表示灯11に供給される。ここで、前記プ
レート6と、フォトカプラ8及び整流回路10からなる
光センサとによって、圧力−電気変換部が構成される。
【0015】次に動作について説明する。例えば、圧力
源から機械可動部に駆動圧力を供給するための圧力供給
パイプに、接続ネジ部3によって圧力導入パイプ2を取
付け、その圧力取入口4を前記圧力供給パイプ内に臨ま
せる。この状態で、機械可動部に供給される圧力が殆ど
なく、圧力導入パイプ2に導入される圧力が零若しくは
所定値以下の場合、感圧パイプ5の閉塞端5Aは変位せ
ず、信号発生器9からの交流信号によってドライブされ
た投光素子8aからの放射光が、プレート6のスリット
7を介して受光素子8bで受光される。これによって、
受光素子8bのコレクタ出力(図2中、z1で示す点)
が図3に示すように交流となり、整流回路10の出力端
(図2中、z 2 で示す点)に整流回路10電源電圧VCC
より高い略2VCCの電位(枠外電圧)が発生し、この高
レベルの電気出力信号によって表示灯11が点灯し、圧
力無し(機械可動部停止)の表示となる。
【0016】次に、機械可動部に供給される圧力が存在
して機械可動部が駆動状態にある場合、圧力取入口4を
介して圧力導入パイプ2内に圧力が導入される。この圧
力は感圧パイプ5内に導入され、導入された圧力に応じ
て感圧パイプ5の閉塞端5Aが図の矢印で示す方向に変
位する。この閉塞端5Aの変位によって、プレート6も
一体に変位し、投光素子8aから受光素子8bに向かう
光がプレート6によって遮断されて受光素子8bに光が
伝達されなくなり、受光素子8bのコレクタ出力(図2
中、z1 の点)が、図3に示す如く直流となり、整流回
路10の出力端(図2中、z2 の点)に高レベル(略2
CC)の電位が発生せず表示灯11は点灯せず、圧力有
り(機械可動部可動)の表示となる。
【0017】即ち、本実施例の残圧センサを用いて、例
えば、機械可動部に駆動圧力がないときは、残圧センサ
からの高エネルギ状態の電気出力信号によって安全を示
す青の信号灯を点灯し、機械可動部の駆動圧力が発生し
機械可動部が作動できる状態にある時は、この残圧検知
によって電気出力信号を零として青の信号灯を消灯させ
ることで危険を示す信号とすることができる。このよう
にすれば、フォトカプラ8の投光素子8aが故障で光が
放射できない場合や、整流回路10の故障時等に、整流
回路10の出力端z2 に電源電圧VCCより高いレベルの
電圧が発生せず、圧力が存在する時と同一の信号形態と
なり表示灯11が消灯して危険を示すので、フェールセ
ーフとなる。
【0018】ところで、上記第1実施例のように、圧力
がない時にスリット7を介して受光素子8bで光を受光
させて圧力無しを検出する方式の透過形の光センサを使
用した場合、プレート6が感圧パイプ閉塞端5Aから脱
落した場合、常時、投光素子8aからの放射光が受光素
子8bで受光され表示灯11が点灯して安全側を示す危
険が生じる。
【0019】このため、上記透過形光センサを使用する
場合には、図4の第2実施例に示すように、プレート6
に振動子21を取付け、信号発生器22によって振動子
21を駆動して常時プレート6を、投光素子8aの光放
射方向に対して略直角方向に投光素子8aの光ビームよ
り高周波数で励振させることにより、投光素子8aから
の光ビームを変調する構成とするとよい。この場合、整
流回路10の時定数を振動子21の振動周波数に合わせ
て設定する。
【0020】かかる構成によれば、プレート6の振動に
よって変調された光ビームが受光素子8bで受光された
時のみ、整流回路10のコンデンサC1,C2が充放電
動作を行い、整流回路10の出力端z2 に高レベルの電
気出力信号が発生するが、プレート6が脱落して変調動
作がなくなると、受光素子8bに投光素子8aからの光
が伝達されても、整流回路10の出力端z2 には電源電
圧VCCより高い電位は発生せず、表示灯11は点灯せ
ず、圧力が存在するにも拘らず誤って圧力無しの表示
(表示灯11が点灯)がなされることはない。
【0021】上記図1及び図4では、透過形の光センサ
を示したが、図5の第3実施例に示すように、スリット
なしのプレート6′を感圧パイプ5の閉塞端5Aに固着
し、このプレート6′に対して同じ側に、投光素子と受
光素子とを設けたフォトカプラ8′を設ける反射形の光
センサを使用してもよい。かかる構成では、圧力が存在
(機械可動部可動状態)する時には、閉塞端5Aの変位
によってプレート6′が上昇し、投光素子からの光がプ
レート6′で反射されず受光素子に伝達されず、表示灯
11が消灯状態で危険を示す。一方、圧力が無い(機械
可動部停止状態)時には、感圧パイプ5の変位がなく、
投光素子からの光がプレート6′で反射されて受光素子
に伝達される。これにより、整流回路10から高レベル
の電気出力信号が発生して表示灯11が点灯して安全を
示す。
【0022】次に、本発明の残圧センサの第4実施例を
図6〜図8に基づいて説明する。尚、図1と同一の部分
には同一符号を付して説明を省略する。この実施例で
は、感圧パイプ5の閉塞端5Aに固着するプレート31
に、図6に示すように、2つのスリット32A,32B
を設けると共に、それぞれのスリット32A,32Bに
対応させて図1と同様の構成の2つのフォトカプラ8
A,8Bを設ける。前記スリット32Bは、スリット3
2Aに比べてスリット幅が広くなっており、図の鎖線で
示す残圧零の時の位置関係がずのようになっている。こ
のため、圧力が導入されて感圧パイプ5の閉塞端5Aの
変位に伴って、スリット32A側に対応するフォトカプ
ラ8Aの光が先にプレート31によって遮断され、その
後にスリット32B側に対応するフォトカプラ8Bの光
が遮断されるように構成されている。
【0023】また、図7に示すように、各フォトカプラ
8A,8Bの整流回路10によって整流された出力
A ,xB は、故障時出力を発生しない従来公知のフェ
ールセーフなANDゲート33、整流回路34及びダイ
オード35によって構成される自己保持回路36に入力
される。そして、この自己保持回路35は、フォトカプ
ラ8Aの出力をトリガ入力とし、フォトカプラ8Bの出
力をリセット入力とし、前記トリガ入力をその出力yで
自己保持する構成となっている。
【0024】次に第4実施例の動作を図8のタイムチャ
ートを参照しながら説明する。残圧が零の時には、両ス
リット32A,32Bを介して各フォトカプラ8A,8
Bの受光素子8bが受光して自己保持回路36のAND
ゲート33の両入力が高レベルであり、自己保持回路3
6の出力信号yが高レベルの論理値1の出力となり、例
えば安全を示す表示灯を点灯する。
【0025】この状態から、圧力が供給されると、圧力
の上昇に伴って感圧パイプ5の閉塞端5Aが変位し、プ
レート31も一体に変位(図6中、上方)する。そし
て、圧力が図8のPA より高くなると、まず、スリット
32A側がフォトカプラ8Aの投光素子8aの光路から
外れて光が遮断されてフォトカプラ8A側の整流出力x
A がなくなり、自己保持回路36のトリガ入力が停止す
るが、このトリガ入力は自己保持回路36の出力yで自
己保持されるので、自己保持回路36の出力信号yは論
理値1を維持する。その後、更に圧力が上昇して圧力が
B より高くなると、スリット32B側のフォトカプラ
8Bの光も遮断されてその整流出力xB が停止する。こ
れにより、自己保持回路36の出力信号は低レベルの論
理値0となり、表示灯が消灯して機械可動部が可動状態
であることを知らせる。
【0026】次に、機械可動部への圧力供給が停止され
る時は、圧力の停止によりプレート31が逆方向に変位
し、残圧がPB 以下になると、スリット32Bを介して
フォトカプラ8Bの受光素子8bで受光されフォトカプ
ラ8B側の整流出力xB が自己保持回路36のANDゲ
ート33に入力する。この時は、まだ、フォトカプラ8
A側の整流出力xA がなく自己保持回路36の出力信号
yは論理値0である。
【0027】その後、圧力が更に低下し、残圧がPA
下になると、スリット32Aを介してフォトカプラ8A
の受光素子8bで受光されフォトカプラ8A側の整流出
力x A も自己保持回路36のANDゲート33に入力す
る。これにより、自己保持回路36がトリガされ、自己
保持回路36の出力信号yは高レベルの論理値1とな
る。
【0028】このように、本実施例では、圧力上昇時に
は圧力がPB より高くなった時に自己保持回路36の出
力信号yが論理値0となり、残圧低下時は、圧力がPA
以下になった時に自己保持回路36の出力信号yが論理
値1となる。従って、図8に示すヒステリシス幅Tを持
つことになり、圧力の変動に伴ってプレート31が振動
して自己保持回路36の出力信号yがON−OFFする
ようなチャタリング現象を防止することが可能となる。
【0029】尚、スリット無しのプレートを使用して透
過形の光センサを構成できることは明らかである。ま
た、第1実施例において、チャタリングを防止するの
に、整流回路の出力側に従来公知のフェールセーフなオ
ン・ディレー回路を接続して、立ち上がりを遅延させる
構成としてもよいことは明らかである。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、検
出対象である圧力が所定値以下に低下し時若しくは零で
ある時に高エネルギ状態の電気出力信号を発生し、所定
値より高い圧力が存在する時に低エネルギ状態の電気出
力信号を発生する構成としたので、高エネルギ状態の出
力で残圧のない安全状態を表示をし、低エネルギ状態の
出力で残圧が存在する危険状態を表示することが可能と
なり、フェールセーフ構成にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る残圧センサの第1実施例の構成を
示す斜視図
【図2】同上第1実施例の電気回路図
【図3】同上第1実施例のフォトカプラ出力波形と整流
回路出力波形を示すタイムチート
【図4】本発明の残圧センサの第2実施例の要部構成図
【図5】本発明の残圧センサの第3実施例の要部構成図
【図6】本発明の残圧センサの第4実施例の要部構成図
【図7】同上第4実施例の電気回路図
【図8】同上第4実施例の残圧と電気出力信号との関係
を示すタイムチャート
【符号の説明】
1 基台 2 圧力導入パイプ 5 感圧パイプ 5A 閉塞端 6,6′,31 プレート 7,32A,32B スリット 8,8′,8A,8B フォトカプラ 8a 投光素子 8b 受光素子 21 振動子 36 自己保持回路
フロントページの続き (72)発明者 蓬原 弘一 埼玉県浦和市上木崎1丁目13番8号 日 本信号株式会社 与野事業所内 (56)参考文献 特開 平2−254332(JP,A) 特開 平6−288849(JP,A) 特開 昭62−137603(JP,A) 実開 昭57−110439(JP,U) 実開 昭56−48034(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01L 7/04 G01L 19/12

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台に固定され圧力を導入する圧力導入パ
    イプと、該圧力導入パイプに一端が連通接続して固定さ
    れ他端が閉塞され内部の圧力上昇に応じて閉塞端側が変
    位する感圧パイプと、前記基台に固定した投光素子と受
    光素子とを備え前記感圧パイプ内部圧力が所定値以下の
    時の閉塞端変位位置で投光素子の放射光が受光素子で受
    光されて高レベルの電気出力信号を発生する圧力−電気
    変換部とを備えて構成したことを特徴とする残圧セン
    サ。
  2. 【請求項2】前記圧力−電気変換部は、スリットを有し
    前記感圧パイプ閉塞端に固着されて閉塞端の変位に応じ
    て変位するプレートと、該プレートを挟んで対向配置し
    た投光素子と受光素子とを備えた光センサとからなり、
    前記感圧パイプ内部圧力が所定値以下の時の閉塞端変位
    位置で投光素子の放射光が前記スリットを介して受光素
    子で受光されて高レベルの電気出力信号を発生する構成
    である請求項1記載の残圧センサ。
  3. 【請求項3】前記プレートに振動子を取付けて投光素子
    の光放射方向に対して略直角方向にプレートを振動さ
    せ、投光素子から放射される光を変調する構成とした請
    求項2記載の残圧センサ。
  4. 【請求項4】前記圧力−電気変換部は、前記感圧パイプ
    閉塞端に固着されて閉塞端の変位に応じて変位するプレ
    ートと、該プレートに対して同じ側に投光素子と受光素
    子とを設けた光センサとからなり、前記感圧パイプ内部
    圧力が所定値以下の時の閉塞端変位位置で投光素子の放
    射光が前記プレートで反射して受光素子で受光され高レ
    ベルの電気出力信号を発生する構成である請求項1記載
    の残圧センサ。
  5. 【請求項5】互いに異なる第1と第2の圧力レベル以下
    になった時に高レベルの電気出力信号をそれぞれ発生す
    る2つの圧力−電気変換部と、第1の圧力レベル以下で
    電気出力信号を発生する圧力−電気変換部側の出力をト
    リガ入力信号とし、第1の圧力レベルより高い第2の圧
    力レベル以下で電気出力信号を発生する圧力−電気変換
    部側の出力をリセット入力信号として前記トリガ入力信
    号を自己保持する自己保持回路とを備えて構成したこと
    を特徴とする請求項1記載の残圧センサ。
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