JP3265333B2 - シリコンウェーハ洗浄液及び該洗浄液を用いたシリコンウェーハの洗浄方法 - Google Patents

シリコンウェーハ洗浄液及び該洗浄液を用いたシリコンウェーハの洗浄方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体シリコンウェー
ハの製造工程、半導体デバイス製造工程等において有用
であるシリコンウェーハ洗浄液及び該洗浄液を用いたシ
リコンウェーハの洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体シリコンウェーハ表面の高度の重
金属汚染を除去するために広く使われている洗浄液とし
ては、例えば、 RCA法のSC-2と呼ばれる塩酸、過酸化水
素及び水よりなる液(以下SC-2という)、硝酸、王水等
の酸化性洗浄液が知られている。これらの洗浄液を用い
たシリコンウェーハの洗浄は、通常、シリコンウェーハ
をフッ素樹脂製キャリアに保持し、これらの洗浄液中に
所定時間浸漬して行われる。上記の洗浄液中にシリコン
ウェーハを浸漬すると、シリコンウェーハ表面の重金属
が溶解され除去される。しかし、これら洗浄液の重金属
の除去効果を重金属の中で最も除去しにくい金によるの
汚染について調べてみると、王水やSC-2の洗浄効果は概
ね1015atoms/cm2 以上の特にひどい金の汚染の場合に有
効と認められるが、汚染の程度がこれより低いと洗浄効
果は不十分であり、1013atoms/cm2程度以下では洗浄効
果は得られない。これは汚染が1014atoms/cm2 以下では
洗浄時にウェーハ表面に自然酸化膜が形成されその下に
金原子が取込まれてしまうためである。
【0003】従って、自然酸化膜を除きつつこのような
酸化性薬剤を作用させることが望ましく、そのような洗
浄液として、本発明者は特許613521号において、王水1
容と、自然酸化膜を除去する薬剤としてHF0.3容以下と
からなる洗浄液を提案した。上記特許には、該方法によ
れば1015atoms/cm2 の金の汚染が1回の洗浄処理で1010
atoms/cm2 まで低減することができることが示されてい
る。しかし、HNO 3 とHFとが作用して起こるシリコンウ
ェーハ表面のエッチング作用が、王水から発生する塩化
ニトロシルや塩素によって促進されるため強力であり、
HF濃度によってはこの洗浄液はシリコンウェーハに対す
るエッチング量が1μm 以上となることがあり、シリコ
ンウェーハ表面に生じる微細凹凸(ヘイズ)のために表
面の鏡面状態が損なわれる。また、ヘイズが生じない程
度まで極端に洗浄液のHF濃度を下げて洗浄を行うと塩化
ニトロシルや塩素の発生状態の僅かな差でエッチング量
が著しくばらつくために、洗浄条件の制御が困難にな
る。このように、この洗浄液はIC、LSI 等の製造プロセ
スには適さない。
【0004】そこで、特にひどい重金属汚染を除去する
必要がある場合には、SC-2や王水を用いて重金属を溶解
する処理と希フツ酸による自然酸化膜を除去するエッチ
ング処理とを交互に繰り返すことが行われている。しか
し、この洗浄方法では、銅のような酸化され易い金属は
除去できるものの、金汚染に対しては十分な洗浄効果が
発揮されず、例えば稀フッ酸− SC-2 処理を10回繰り返
し行っても表面の金汚染の濃度を1/2 程度にしか低減す
ることができない。
【0005】ところで、半導体デバイス製造プロセスで
はリアクティブイオンエッチング(RIE)やイオン注入の
ようにシリコンウェーハ表面に浅いけれども強い欠陥を
与える工程がある。重金属は一般に拡散速度が速いので
このような欠陥領域に容易に侵入するので、かかる工程
では高度の重金属汚染が起こる恐れがある。従って、こ
のような汚染に対してはこの欠陥領域自体をエッチング
して除去できる洗浄液が求められる。その一方におい
て、そのエッチングはシリコンウェーハ表面の平坦度を
損なうものであってはならない。そこで、数十Å、特に
20〜30Å程度の厚さでエッチングを制御できる洗浄液及
び方法が求められる。この程度の範囲のエッチングであ
れば平坦度が損なわれることがないからである。また、
高い生産性を実現するために、望ましくは、1分程度の
短時間の簡便な接触処理で洗浄を行うことができること
が求められる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の課題
は、シリコンウェーハ表面を数十Å程度のエッチング量
で制御してエッチングを行うことができ、かつ金その他
の重金属を1010atoms/cm2 以下に除去、低減することが
できるシリコンウェーハの洗浄液及び洗浄方法を提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題を
解決する手段として、35〜65重量%の HNO3 、0.05〜0.
5重量%のHF、0.05〜 0.5重量%のHCl 及び0.002 〜 0.
1重量%の界面活性剤を含有してなるシリコンウェーハ
洗浄液を提供する。
【0008】以下、本発明を詳細に説明する。界面活性剤 界面活性剤としては金属成分を含まず、シリコンウェー
ハに対して湿潤力、浸透力の優れた、即ち濡れ性が良好
で、酸化性酸液中で化学的安定性の良いものであれば非
イオン系、両性、陽イオン系のいずれの界面活性剤でも
よい。具体的には、例えば、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェノールエ
ーテル等のオキシエチレン重合付加物;イミダゾリニウ
ムベタイン型両性界面活性剤;フッ素系界面活性剤(非
イオン系ならばパーフルオロアルキルアミンオキサイ
ド、両性ならばパーフルオロアルキルベタイン、陽イオ
ン系ならばパーフルオロアルキルトリメチルアンモニウ
ム類似の第4級アンモニウム塩)等が挙げられる。さら
に具体的には、オキシエチレン重合付加物は、例えば、
ポリオキシエチレンノニルフェノールエーテルのオキシ
エチレン付加モル数が10付近、具体的には9〜13のもの
を使用するとよい。上記界面活性剤の中でも分子内にパ
ーフルオロアルキル基を有するフッ素系界面活性剤が最
も好ましく使用される。
【0009】上記界面活性剤の洗浄液中の濃度は、0.00
2 〜 0.1重量%であり、好ましくは0.002 〜 0.05重量
%である。酸成分 HNO3 の濃度は、35〜65重量%であり、好ましくは45〜5
5重量%である。HNO3 の濃度が35重量%未満であるとHF
又はHCl濃度を0.5%より高めにしないとAuに対して十分
な除去効果が得られず、65重量%を超えるとウェーハ表
面に親水性の異常な膜を生じ易く、洗浄表面の完全性の
制御が難しい。
【0010】HFの濃度は、0.05〜 0.5重量%であり、好
ましくは0.1〜0.3重量%である。HFの濃度が0.05重量%
未満であると、Auに対して除去効果が著しく低下し、0.
5重量%を超えるとエッチング量の制御、即ち平坦度の
確保が難しくなる。
【0011】HClの濃度は、0.05〜 0.5重量%であり、
好ましくは0.1〜0.3重量%である。HCl濃度が0.05重量
%未満であるとやはりAuに対して除去効果が著しく低下
し、0.5重量%を超えるとエッチング量の制御、即ち平
坦度の確保が難しくなる。その他の添加剤 本発明のシリコンウェーハ洗浄液には、その洗浄効果を
損なわない範囲内で、さらに、エッチング制御を意図し
て有機酸(例えば酢酸)、酸化力の強化を意図してBr2
等を添加してもよい。洗浄液の調製 本発明の洗浄法では、洗浄液の調製方法によっては洗浄
効果が低下する。最も好ましい調製方法は、55〜70重量
%の硝酸に対して計算量のフッ酸、塩酸、そして界面活
性剤水溶液の純水希釈液をこの順序で添加する方法であ
る。但し、フッ酸と塩酸の順は逆でもよい。しかし、界
面活性剤の添加がフッ酸や塩酸に先行すると洗浄効果を
低下させる。このように好ましい方法により調製しても
2時間を経過すると洗浄液の洗浄効果が低下する。従っ
て、洗浄装置に直結した原料液混合槽内で洗浄の直前に
調製を行うことが望ましい。
【0012】調製に際し添加の各段階で十分な混合が必
要なため、原料液の秤量機構を含めて混合調製装置が複
雑となり管理にも特別の注意が必要となる。これに対し
て2液混合法が工夫されている。この方法によれば、1
回の混合調製で再現性のよい洗浄効果とエッチング量が
得られる。2液混合法は、予め上記4種の水溶液及び純
水を適当な組み合わせで配合し2液としておき、洗浄時
にこれら2液を混合して洗浄液を調製する方法である。
従って、本発明の洗浄液は、例えば、塩酸とフッ酸と界
面活性剤とを純水に配合してなる液と、濃硝酸との2液
型として提供してもよい。また、濃硝酸とフッ酸とを配
合してなる液と、塩酸と界面活性剤とを配合してなる液
との2液型として提供してもよい。こうして提供された
2液は使用に際して混合され、洗浄液が調製される。こ
れらの2液型の配合液は長期間の保存が可能なので、予
め準備しておくことができる。
【0013】上記の酸成分の濃度を調整することにより
シリコンウェーハに対するエッチング力、ひいてはエッ
チング速度を調整することができる。HNO3 濃度の高い
場合はHClとHFの濃度を下げ、HNO3 濃度の低い場合はHC
lとHFの濃度を高くすることにより、所要のエッチング
力を得ることができる。なお、HNO3 濃度を高くすると
洗浄効果も高めやすいが、HNO3 雰囲気による環境汚染
が起こりやすくなるので排気機構について十分な配慮が
必要となる。従って、薬液の使用量の多いウェーハの浸
漬洗浄のような場合はHNO3 濃度の低い組成を選ぶこと
が望ましい。処理液の温度を10℃以下に下げるとHNO3
の蒸発が抑制されるのでHNO3 濃度を高くして洗浄効果
を上げても環境汚染を著しく減らすことができる。シリコンウェーハの洗浄 本発明の洗浄液によるシリコンウェーハの洗浄は、シリ
コンウェーハ表面を該洗浄液と接触させることからな
る。シリコンウェーハ表面上の重金属は、洗浄液中に溶
解して除去される。一般に、シリコンウェーハを30秒〜
3分間程度洗浄液に接触させることにより所望の洗浄が
達成される。具体的には、洗浄液の組成の選択により、
例えば、約1分間本発明の洗浄液にシリコンウェーハ表
面を接触させることにより、金、銅、鉄その他の重金属
の汚染量を洗浄前の1/100 以下に低減することができ、
さらに、2回続けて上記洗浄を行えば、1/10000 以下ま
で低減することができる。
【0014】本発明の洗浄液中に溶解された重金属はシ
リコンウェーハへ逆吸着することが少ない。例えば、洗
浄液中の銅濃度が100ppbに達してもシリコンウェーハへ
の吸着量は108 atoms/cm2 のオーダーである。従って、
洗浄液の極めて薄い液層、例えば、0.1〜1mmの液層で
シリコンウェーハを覆うだけで十分な洗浄効果が得られ
る。
【0015】本発明の洗浄液は、界面活性剤を含有して
いるので、シリコンウェーハに対して極めて濡れ性が高
く、そのため上記のように薄い液層状態でウェーハ全面
を覆うことができる。具体的には、例えば、シリコンウ
ェーハを回転可能な状態で水平に保持し、水平の回転を
与えながらその表面上に本発明の洗浄液を滴下すること
によりウェーハ全面を液層で覆うことができる(例え
ば、6インチシリコンウェーハに対しては10〜20ccを滴
下するとよい)。該シリコンウェーハ表面を該洗浄液で
均一に所定時間覆った後、そのまま続けて純水でリンス
を行い、さらに、回転を上げて遠心分離により乾燥する
一連の洗浄処理(いわゆるパドル処理)を行ってもよ
い。乾燥は清浄雰囲気を吹きつけて行ってもよい。ま
た、シリコンウェーハを垂直に保持して上方から洗浄液
を注ぎあるいはスプレーし、洗浄液の極めて薄い液層を
シリコンウェーハ表面上に形成させて所定時間放置し、
純水でリンスし、加温清浄雰囲気をふきつけて乾燥する
という一連の工程で洗浄を行ってもよい。
【0016】一般に、洗浄液でシリコンウェーハを洗浄
し、純水でリンスする前にシリコンウェーハが一旦乾燥
してしまうと、洗浄液中の微粒子がシリコンウェーハ上
の乾燥領域に強固に付着してしまい、該微粒子を純水リ
ンスで除くことが難しくなる。しかし、本発明の洗浄液
はシリコンウェーハへの濡れ性が高く、純水リンスで処
理する前にシリコンウェーハが乾燥してしまうことが少
ない。特に、フッ素系界面活性剤を配合した洗浄液は濡
れ性が高く、例えば、該界面活性剤を0.01%配合しただ
けでもほぼシリコンウェーハ全面が濡れたままで純水リ
ンス処理に入ることができ、さらに該界面活性剤を0.02
%配合すれば確実な濡れ性が得られる。また、炭化水素
系界面活性剤を配合した場合においても、フッ素系界面
活性剤を配合した場合のほぼ2倍量の炭化水素系界面活
性剤を添加すれば、洗浄液の十分な濡れ性が得られる。
【0017】
【作用】本発明の洗浄液では、主剤であるHNO3 への少
量のHFの添加により自然酸化膜が形成されることなくシ
リコンウェーハ表面がエッチングされ、少量のHClの添
加は微量とはいえどもウェーハ表面の金属汚染を溶解除
去するに十分な塩化ニトロシルを発生させる。
【0018】塩化ニトロシルはエッチングを促進する
が、一方添加された界面活性剤は逆にエッチングを抑制
するように働くと共に、その適量である少量の添加は塩
化ニトロシルの発生量を必要十分に制御する。これらに
よってシリコンウェーハのエッチング速度が20〜30Å/
分程度に制御され、洗浄後のウェーハ表面の平坦度は損
なわれない。
【0019】
【実施例】以下に本発明の実施例を示す。本発明は以下
の実施例に何ら限定されるものではない。
【0020】各例において、洗浄液(水溶液)の組成に
おける%は重量%を示す。特に、記載のない限り本発明
に係る洗浄液の調製は硝酸に対しフッ酸、塩酸、そして
界面活性剤の順に添加して行われた。
【0021】本発明の洗浄効果は放射性同位元素(RI)に
よるトレーサ法で確認した。例えば、金汚染に対する洗
浄効果を確認する場合、 198Auを標識元素として用い、
洗浄前後でシリコンウェーハ表面の 198Auの放射線量を
比較し、洗浄前に対して洗浄後にシリコンウェーハに付
着していた金の比率(以下残存率といい%で表す)を求
めて洗浄効果を検討した。銅汚染及び鉄汚染に対して
は、64Cu及び59Feをそれぞれ標識元素として同様に行っ
た。
【0022】以下において、 198Au、64Cu及び59Feは、
それぞれ 198Au、64Cu及び59Feで標識された金、銅及び
鉄を示す。実施例1 ほぼ1013atoms/cm2 198Auで汚染されたp型半導体シ
リコンウェーハ〔電気抵抗率:数Ωcm、結晶方位:(10
0) 〕を、従来から金地金に対して強い溶解作用がある
とされている洗浄液(王水又はSC-2)又は本発明の洗浄
液で洗浄し、洗浄後の 198Au残存率を比較した。結果を
表1に示す。
【0023】
【表1】 表1において、(A) は1回目の洗浄後の 198Au残存率で
あり、(B) は2回目の洗浄後の 198Au残存率である。な
お、王水又はSC-2を使用した場合、1回目の洗浄後直ち
にシリコンウェーハを稀フッ酸 (HF:H2 O =1:10) で
処理してから、引続き2回目の洗浄を行った。これに対
し、本発明の洗浄液を使用した場合、シリコンウェーハ
を稀フッ酸で処理せずに、純水リンスを行った後に2回
目の洗浄を行った。
【0024】本例の結果から、王水やSC-2による洗浄
は、シリコンウェーハ表面を2回続けて洗浄しても、金
汚染をせいぜい残存率45%までしか除去できない。こ
れに対し、本発明の洗浄液を使用した場合、シリコンウ
ェーハ表面に金汚染が1013atoms/cm2 あったとしても1
回の洗浄で残存率0.6%、即ち1010atoms/cm2 オーダま
で、2回続けて洗浄を行うことにより残存率0.02%、即
ち109 atoms/cm2 オーダまで除去することができること
が確認できた。また、本発明の洗浄液は洗浄時間が1分
間と短くて済むことも確認できた。実施例2 界面活性剤を含む洗浄液と含まない洗浄液の洗浄効果と
を、ほぼ1012atoms/cm2 198Auで汚染されたp型半導
体シリコンウェーハ〔電気抵抗率:数Ωcm、結晶方位:
(100) 〕を洗浄した場合で比較検討した。表2に示す組
成の洗浄液で各5回シリコンウェーハを洗浄し、洗浄効
果の安定性を検討した。表2中の各洗浄液の酸濃度は上
記シリコンウェーハに対するエッチング量が室温、1分
間の洗浄で平均15Åとなるように調整したものである。
結果を表2に示す。
【0025】表2から、界面活性剤を添加していない洗
浄液は、洗浄効果が不安定で制御できないのに対し、本
発明の洗浄液は、界面活性剤の種類により洗浄効果に若
干の差があるものの、いずれの界面活性剤を使用した場
合も洗浄効果が安定していることが確認できた。また、
分子内にパーフルオロアルキル基を有する界面活性剤を
含む洗浄液は、特に洗浄効果が高く、安定していること
も確認できた。この結果は、本発明は得られる洗浄結果
にばらつきがなく信頼性が高いことを示す。
【0026】
【表2】 実施例3 酸成分の組成が HNO3 55%、HF 0.1%、HCl 0.1 %であ
る本発明の洗浄液において、界面活性剤(パーフルオロ
アルキル4級アンモニウム塩)の濃度を変えた洗浄液を
数種調製し、各洗浄液についてエッチング速度を求め
た。洗浄したシリコンウェーハはp型半導体シリコンウ
ェーハ〔電気抵抗率:数Ωcm、結晶方位:(100) 〕であ
った。洗浄は25℃で1分間行った。結果を図1に示す。
【0027】図1により、シリコンウェーハの洗浄に適
する20〜30Å/分程度のエッチング速度を有する洗浄液
を調製するためには、洗浄液中の界面活性剤の濃度が0.
002%から0.05%の範囲内となるよう添加すればよいこ
とが示された。実施例4 パーフルオロアルキルベタイン0.02%を含む本発明の洗
浄液において、酸成分の濃度を変えた場合の198Au汚染
に対する洗浄効果を検討した。結果を表3に示す。な
お、表3中の198Au残存率はp型半導体シリコンウェー
ハ〔電気抵抗率:数Ωcm、結晶方位:(100) 〕上の198A
u汚染(1012atoms/cm2)を25℃で40秒間各洗浄液で洗浄
した場合のものである。
【0028】
【表3】 表3から、HNO3 濃度を高くすると198Auの洗浄効果も高
くなること、及び HNO3 の濃度が低い場合、HFやHCl の
濃度を高くすれば十分な洗浄効果が得られることがわか
る。実施例5 本発明の洗浄液の温度を10℃以下として洗浄を行った場
合の、n型半導体シリコンウェーハ〔電気抵抗率:数Ω
cm、結晶方位:(100) 〕上の1012atoms/cm2 198Au汚
染に対する洗浄効果を検討した。結果を表4に示す。使
用した界面活性剤はパーフルオロアルキル第4級アンモ
ニウムニウム塩である。洗浄は、40秒間行った。
【0029】
【表4】 表4より、HF及びHClの濃度を若干多くするだけで、洗
浄液の温度を10℃以下に下げても洗浄液は十分な洗浄力
を与えることが理解できる。しかも5℃で洗浄実験を行
ったクリーンブース内のHNO3 濃度は接しているクリー
ンルームの濃度とほぼ同一の1ppb以下であった。こ
れに対し25℃で同様の洗浄を行った場合には、クリーン
ブース内のHNO3 濃度は18ppbに達し、十分な排気を必要
とした。 実施例6 本発明の洗浄液の調製にあたり、硝酸への他の原料液の
添加順序を変えた場合の、n型半導体シリコンウェーハ
〔電気抵抗率:数Ωcm、結晶方位:(100)〕上の198Au汚
染(1012atoms/cm2 )に対する該洗浄液の洗浄効果に対す
る影響を調べた。洗浄液の組成はHNO3 55%、HF 0.1
%、HCl 0.1%、界面活性剤0.02%である。界面活性剤
はパーフルオロアルキル第4級アンモニウム塩である。
洗浄は20℃で1分間行った。結果を表5に示す。*を付
した洗浄液No.601及び602が本発明の実施例であり、他
は比較例である。
【0030】
【表5】 これらの添加にあたっては添加後十分に攪拌したのち次
の添加を行った。界面活性剤の添加がフッ酸や塩酸に先
行すると洗浄効果が低下することがわかる。実施例7 表6に示すA液とB液とを別々に用意し、使用に際して
混合して本発明の洗浄液を調製し、洗浄液の洗浄効果を
検討した。n型半導体シリコンウェーハ〔電気抵抗率:
数Ωcm、結晶方位:(100) 〕上の 198Au汚染(1012atom
s/cm2 )に対する該洗浄液の洗浄効果とエッチング量を
検討した。洗浄は、20℃で1分間行った。結果を表6に
示す。使用した界面活性剤はパーフルオロアルキル第4
級アンモニウムニウム塩である。
【0031】
【表6】 前実施例と洗浄液としての組成は同一で洗浄条件も変わ
らないが、この2液混合法での洗浄効果は逐次添加の場
合の最善のものと差がないし、エッチング量もよく制御
されている。実施例8 リアクティブイオンエッチングやイオン注入等の処理の
後では、シリコンウェーハ表面に結晶欠陥が生じるの
で、該欠陥を除くために数十Å以上の表面エッチングが
必要な場合がある。このようなエッチングの際に生じる
シリコンウェーハ表面の平坦度の低下は、洗浄液による
エッチング速度が結晶方位によって異なることが原因と
なって起こる場合が多い。そこでn型半導体シリコンウ
ェーハ〔電気抵抗率:数Ωcm、結晶方位:(100) 〕(以
下、(100) という)とn型半導体シリコンウェーハ〔電
気抵抗率:数Ωcm、結晶方位:(111) 〕(以下、(111)
という)の結晶方位の異なる2種のシリコンウェーハ
を、本発明の洗浄液( HNO3 55%、HF 0.1%、HCl 0.1
%、パーフルオロアルキルジメチルヒドロキシエチル第
4級アンモニウム塩0.02%)で洗浄し、洗浄後のシリコ
ンウェーハ表面のエッチング量を比較した。洗浄は、25
℃で10分間行った。
【0032】(100) と(111) のエッチング量は ともに1
20Åから 180Åの間にばらつき、両者に有意差はみられ
なかった。本例により、本発明の洗浄液のエッチング作
用は、シリコンウェーハの結晶方位の影響を受けないこ
とが確認できた。実施例9 本発明の洗浄液からシリコンウェーハ表面への198Auの
吸着量を、洗浄液中の198Auの濃度を変えて求めた。結
果を図2に示す。
【0033】図2より、本発明の洗浄液中に金が高濃度
で存在しても、洗浄液中の金がシリコンウェーハに再吸
着する量は極めて少ないことが理解できる。実施例10 ホトレジストのスピンコーターと同様の構造の実験装置
に、片面のみに198Auを1012〜1013atoms/cm2 汚染させ
た6インチシリコンウェーハをその面を上側にしてセッ
トし、 HNO3 55%、HF 0.2%、HCl 0.2 %及びポリオキ
シエチレンアルキルノニルエーテル0.02%を含む洗浄液
約5ccを上記シリコンウェーハを回転しつつ滴下し、該
シリコンウェーハの全面に展開し、回転を停止して1分
間放置した。その後再び該シリコンウェーハを回転し、
純水を注いで30秒間リンスし、高速回転により乾燥後、
該シリコンウェーハ表面の198Au残存率を求めた。ま
た、64Cu又は59Feで汚染された6インチシリコンウェー
ハについても同様に洗浄を行い64Cu又は59Feの残存率を
求めた。その結果、198Au残存率は 0.6%であり、64Cu
残存率は 0.2%であり、59Fe残存率は 0.1%以下であっ
た。
【0034】尚、上記乾燥を清浄窒素を吹付て行った場
合も、198Au、64Cu又は59Feの汚染各々について上記と
同様に良好な除去結果が得られた。実施例11 実施例9と同様に198Au、64Cu又は59Feで汚染されたシ
リコンウェーハをほぼ垂直に保持し、実施例9と同様の
洗浄液を上方からシリコンウェーハ表面にスプレーし
た。シリコンウェーハ全面が該洗浄液で濡れたことを確
認してから1分間放置し、純水でリンスし、精密濾過し
た高純度空気を吹付けて乾燥した。該シリコンウェーハ
表面の重金属残存率を求めたところ、 198Auの残存率は
0.4%であり、64Cuの残存率は 0.2%であり、59Feの残
存率は 0.1%以下であった。
【0035】
【発明の効果】本発明のシリコンウェーハ洗浄液及び洗
浄方法は、シリコンウェーハ表面を数十Å程度、特に20
〜30Å程度のエッチング量で制御してエッチングを行う
ことができ、表面の平坦度が損なわれない。しかも金そ
の他の重金属の汚染を1/100以下に低減できる。管理さ
れた超LSI製造工程での重金属汚染レベルは1012atom
s/cm2 程度であるから、この洗浄で1010atoms/cm2 以下
に低減することができる。
【0036】また、本発明のシリコンウェーハ洗浄液は
その組成の調整によりエッチング速度及びエッチング量
を調整することができる。例えば、エッチング速度を毎
分20〜30Åに調整し、かつ洗浄時間を調節することによ
り、1回の洗浄で上述の10〜20Å程度のエッチング量と
することができ、2回の繰り返し洗浄を行っても実質的
に超LSI製造上十分な平坦度が得られる。
【0037】また、本発明のシリコンウェーハ洗浄液
は、組成の選択により10℃以下の温度でも上記の洗浄効
果を低減させることなく使用することができる。従っ
て、クリーンルーム作業環境の酸汚染を問題にする場合
でも、上記の洗浄液を10℃以下の温度で使用することに
より洗浄液からの酸飛散を実質的に防止できる。
【0038】また、本発明のシリコンウェーハ洗浄液
は、シリコンウェーハに対して非常に濡れ性が高いの
で、純水リンスまでの間面を濡れたままに保つことがで
き、洗浄液中の微粒子がシリコンウェーハ表面に付着す
ることが少なく、微粒子汚染対策上も有利である。
【0039】また、本発明のシリコンウェーハ洗浄液
は、洗浄液中の金属成分によるウェーハの逆汚染がほと
んど起こらないので、シリコンウェーハ表面に洗浄液の
薄層を形成するという簡単な接触処理で十分な洗浄効果
をあげることができる。従って、該洗浄液は、枚葉洗浄
装置に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例3で得られた、p型シリコンウェーハ
〔結晶方位:(100)、電気抵抗率:数Ωcm〕に対する本
発明の洗浄液のエッチング速度と該洗浄液に含まれるフ
ッ素系界面活性剤の濃度との関係を示すグラフである。
【図2】実施例9で得られた、洗浄液中の198Au濃度
と、洗浄液からシリコンウェーハ表面への198Auの吸着
量の関係を示すグラフである。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 35〜65重量%の HNO3 、0.05〜 0.5重量
    %のHF、0.05〜 0.5重量%のHCl 及び0.002 〜 0.1重量
    %の界面活性剤を含有してなるシリコンウェーハ洗浄
    液。
  2. 【請求項2】 前記界面活性剤が分子内にパーフルオロ
    アルキル基を有する化合物からなる、請求項1に記載の
    シリコンウェーハ洗浄液。
  3. 【請求項3】 塩酸とフッ酸と界面活性剤とを純水に配
    合してなる液と、濃硝酸との2液型で提供され、使用に
    際して混合、調製されるようになっている請求項1又は
    2に記載のシリコンウェーハ洗浄液。
  4. 【請求項4】 濃硝酸とフッ酸とを配合してなる液と、
    塩酸と界面活性剤とを配合してなる液との2液型で提供
    され、使用に際して混合、調製されるようになっている
    請求項1又は2に記載のシリコンウェーハ洗浄液。
  5. 【請求項5】 シリコンウェーハを、請求項1又は請求
    項2に記載のシリコンウェーハ洗浄液と接触させること
    からなる、シリコンウェーハの洗浄方法。
  6. 【請求項6】 前記シリコンウェーハ洗浄液が10℃以
    下の温度でシリコンウェーハと接触させられる、請求項
    5に記載のシリコンウェーハの洗浄方法。
  7. 【請求項7】 シリコンウェーハの表面を前記シリコン
    ウェーハ洗浄液の液層で覆うことによりシリコンウェー
    ハを該洗浄液と接触させる、請求項5又は6に記載のシ
    リコンウェーハの洗浄方法。
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