JP3264494B2 - 低密度多孔質架橋ポリマー性材料の製造法 - Google Patents

低密度多孔質架橋ポリマー性材料の製造法

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、低密度の多孔質架橋ポリマー性材料の製造
法に関する。
ポリマーフォームは、独立気泡フォーかとしてまたは
連続気泡フォームとして分類することができる。連続気
泡フォームは、種々の液体および気体を含むマトリック
スとして用いることができる。それらは、例えば、布巾
およびおむつとして、支持体並びにイオン交換樹脂とし
て様々な産業的用途が可能である。若干のこれらの用途
のためには、極めて低密度であり且つ高い液体吸収およ
び保持力を有する多孔質架橋ポリマーブロックを得るこ
とが望ましい。このような高い吸収力、低密度の多孔質
ポリマーブロックは、比較的少量の連続油相と比較的多
量の不連続すなわち分散水相を有する高不連続相エマル
ジョン(HIPE)として知られる独特の種類の油中水エマ
ルジョンを重合することによって製造することができ
る。
このような高吸収力、低密度フォームは、米国特許出
願第4,522,953号明細書において、エマルジョンおよび
重合開始剤の連続相中のモノマーを含む高不連続相油中
水エマルジョンをバッチで生成した後、エマルジョンを
約60℃の温度で約8時間硬化させることによって製造さ
れる。典型的に、油中水高不連続相エマルジョンを生成
するには、過硫酸カリウム開始剤水溶液を、撹拌された
モノマーおよび乳化剤が入っている容器に対して徐々に
加える。
しかしながら、大量の低密度多孔質架橋ポリマー性材
料を製造するには、連続混合法を用いてエマルジョンを
製造することが望ましい。オリフィスの目詰まりまたは
混合容器中の壁に対する材料の付着などの作業上の困難
が最小限の連続混合法を用いることが望ましい。更に、
得られたエマルジョンは、再現性のあるフォームを製造
するように均一且つ安定であるべきである。バッチ法に
おいては、混合容器中の壁およびミキサーヘッドに対す
る材料の付着を避けることが更に望まれる。
本発明は、硬化性高不連続相エマルジョンを製造する
ための改良された混合法の提供を探求する。
本発明により、多孔質架橋ポリマー性材料の製造法で
あって、 (a)水および電解質を含む水性相を提供し、 (b)少なくとも1種類の以下に定義のビニルモノマー
および混合物基準で2〜70重量%の二官能性不飽和架橋
用モノマーを含む重合性モノマー混合物を提供し、 (c)界面活性剤を該水性相および/または該モノマー
混合物中に配合し、 (d)該水性相および該モノマー混合物を混合容器中に
おいて、エマルジョン基準で少なくとも90重量%の水を
不連続相として含む油中水エマルジョンを生じるのに有
効な条件下で組合せ且つ混合し、 (e)重合触媒を該油中水エマルジョンの少なくとも一
部分に対して加え且つ硬化性油中水エマルジョンを生成
するのに有効であるが固有の剪断安定性点未満である剪
断条件下で配合し、そして (f)硬化性油中水エマルジョンを少なくとも25℃の温
度で重合させ且つ架橋させる工程を含む上記方法を提供
する。
オリフィスの目詰まり並びに混合容器中の壁およびミ
キシングヘッドに対する材料の付着は、したがって、油
中水高不連続相エマルジョンの生成後に重合触媒を加え
ることによって避けることができる。
本発明により、硬化性油中水高不連続相エマルジョン
は、目詰まりした混合容器および不均一なエマルジョン
の不都合を伴うことなく製造することができる。吸収力
が高い低密度多孔質架橋ポリマー性材料(以下、「フォ
ーム」)は、これらの均一な硬化性油中水高不連続相エ
マルジョンを硬化させることによって製造することがで
きる。概して、これらのフォームの乾燥密度は0.1g/cm3
未満である。
フォームの製造において、種々のビニルモノマーは、
そのモノマーが油中水高不連続相エマルジョンの油相中
に分散しうるかまたはそれを生成しうるという条件で用
いることができる、適当なビニルモノマーは、モノアル
ケニルアレンモノマー、例えば、スチレン、α−メチル
スチレン、クロロメチルスチレン、ビニルエチルベンゼ
ンおよびビニルトルエン;アクリル酸またはメタクリル
酸エステル、例えば、アクリル酸−2−エチルヘキシ
ル、アクリル酸−n−ブチル、アクリル酸イソブチル、
アクリル酸−t−ブチル、アクリル酸ヘキシル、メタク
リル酸−n−ブチル、メタクリル酸ラウリルおよびメタ
クリル酸イソデシル;共役ジオレフィン、例えば、ブタ
ジエンおよびイソプレン;並びにそれらの混合物であ
る。
適当な二官能性不飽和架橋用モノマーは、ビニルモノ
マーと反応しうるいずれでもありうる。二官能性不飽和
架橋用モノマーとしては、例えば、ジビニルベンゼン、
ジメタクリル酸ジエチレングリコール、ジメタクリル酸
−3−ブチレンおよびメタクリル酸アリルがある。架橋
用モノマーは、典型的に、全モノマー混合物基準で2〜
70重量%、好ましくは5〜40重量%の量で存在する。こ
れらの架橋用モノマーのいくつかは、少なくとも2重量
%の架橋用モノマーが架橋されている限り、非架橋モノ
マーとして包含することができる。
適当な重合触媒は、水溶性または油溶性でありうる。
水溶性触媒としては、例えば、過硫酸カリウムまたは同
ナトリウムおよび種々の酸化還元系、例えば、過硫酸ア
ンモニウムと共にメタ重亜硫酸ナトリウムがある。油溶
性(モノマー可溶性)触媒としては、例えば、アゾジビ
スイソブチロニトリル(AIBN)、過酸化ベンゾイル、過
酸化メチルエチルケトンおよびペルオキシ二炭酸−ジ−
2−エチル−ヘキシルがある。触媒は、モノマーを重合
させるおよび硬化させる有効量で存在すべきである。典
型的に、触媒の量は、モノマー基準で0.005〜15重量%
である。
重合される高不連続相エマルジョンを製造するのに用
いられる界面活性剤は、油中水高不連続相エマルジョン
の生成においても重要である。界面活性剤は、用いられ
る界面活性剤の溶解度に応じて、水性相またはモノマー
相(モノマー混合物)に対して加えることができる。適
当な界面活性剤としては、例えば、非イオン界面活性
剤、例えば、ソルビタンエステル(例えば、ソルビタン
モノオレエートおよびソルビタンモノラウレート)、グ
リセロールエステル(例えば、グリセロールモノオレエ
ートおよびグリセロールモノリシノレエート)、PEG200
ジオレエート、ポリグリセロールの部分脂肪酸エステル
およびヒマシ油5〜10EO;陽イオン界面活性剤、例え
ば、アンモニウム塩(例えば、塩化ジステアリルジメチ
ルアンモニウムおよび塩化ジオレイルジメチルアンモニ
ウム);並びに陰イオン界面活性剤、例えば、ビス−ト
リデシルスルホコハク酸塩がある。商業的に入手可能な
界面活性剤としては、特に、例えば、スパン(SPAN)乳
化剤20、40、60、65、80および85(フルカ・ケミカル・
コーポレーション(Fluka Chemical Corp.)またはア
ルドリッチ・ケミカル・カンパニー(Aldrich Chemica
l Co.)製)、エムソーブ(EMSORB)2502(ヘンケル
(Henkel)製)およびアルカムルス(ALKAMULS)ソルビ
タンエステルSML、SMO、SMS、STO並びにアルカムルスソ
ルビタンエステルエトキシレートPMSL−20およびPSMO−
20(アルカリル・ケミカルズ・リミテッド(Alkaril C
hemical Ltd.)製)がある。(「スパン」および「ア
ルカムルス」の登録商標である。)ソルビタンエステル
の組合せは、同時係属出願第 号明細書に記
載のように用いることもできる。界面活性剤の量は、油
中水高不連続相エマルジョンが生成するようにあるべき
である。概して、界面活性剤は、油中水高不連続相エマ
ルジョン(HIPE)を生成するための有効量で存在する。
好ましくは、界面活性剤は、モノマー基準で2〜40重量
%、更に好ましくは5〜25重量%の量で存在する。
高不連続相エマルジョンを生成するのに用いられる水
および電解質を含む水性相とモノマー混合物を含むモノ
マー相との相対量は、得られたポリマーフォームの構造
的、機械的および性能特性を決定する場合の一つの因子
である。エマルジョン中の水および油の比率は、フォー
ム製品の密度、気泡の大きさおよび比表面積に影響を与
えることがある。適当な密度および高吸収力を有するポ
リマーフォーム製品を成形するために、油中水高不連続
相エマルジョン(HIPE)は、典型的に、不連続相とし
て、少なくとも9:1の水対油重量比に対応してエマルジ
ョン基準で少なくとも90重量%の水、更に好ましくは、
少なくとも95重量%の水、最も好ましくは、少なくとも
33:1の水対油重量比に対応して少なくとも97重量%の水
を含む。
不連続水性相は、HIPEを可溶化し且つフォームを一層
水に湿潤性にさせる水溶性電解質を含む。適当な電解質
としては、無機塩(一価、二価、三価またはそれらの混
合物)、例えば、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩
および重金属塩、例えば、ハロゲン化物、硫酸塩、炭酸
塩、リン酸塩およびそれらの混合物がある。そのような
電解質としては、例えば、塩化ナトリウム、硫酸ナトリ
ウム、塩化カリウム、硫酸カリウム、塩化リチウム、塩
化マグネシウム、塩化カルシウム、硫酸マグネシウム、
塩化アルミニウムおよびこれらの2種類またはそれ以上
の混合物がある。ハロゲン化物のような一価陰イオンと
の一価または二価金属塩が好ましい。
油中水高不連続相エマルジョンの生成は、用いられる
モノマー、水対油比率、用いられる界面活性剤の種類お
よび量、混合条件、水溶性電解質の存在および量などの
多数の因子に依存する。これらの因子全てが油中水エマ
ルジョンの生成に好都合であるようになければ、エマル
ジョンは、油中水高不連続相エマルジョンよりもむしろ
水中油エマルジョンを生成する。油中水エマルジョンの
生成は、米国特許出願第4,522,953号明細書に記載され
ている。
概して、油中水エマルジョンを生成するために、いず
れにせよ水を最大約4:1の水対油重量比まで混合するこ
とができる。水中油エマルジョンは、水を約4:1の水対
油比率を越えて一度に加えた場合に好ましくなる。典型
的には、水は適度な剪断速度で徐々に加える必要があ
る。小容量ミキサー、例えば、剪断速度が少なくとも5s
-1、好ましくは少なくとも約10s-1のペイントミキサー
を用いて油中水エマルジョンを混合することができる。
剪断速度が少なくとも10s-1の羽根車を備えた大型ミキ
サーまたは剪断速度が少なくとも50s-1、好ましくは少
なくとも100s-1のピンギャップミキサーを用いることも
できる。剪断速度が低すぎる場合、油中水エマルジョン
は水中油エマルジョンに逆戻りする。水対油重量比は、
高吸収力フォームについて少なくとも9:1、好ましくは
少なくとも19:1、更に好ましくは少なくとも30:1である
のが望ましい。
HIPEは、バッチでかまたは連続的に製造することがで
きる。HIPEをバッチで生成するには、エマルジョンを容
器すなわちコンテナ中において水性相をモノマー混合物
に対して適度な剪断速度で、望ましい水対油重量比に達
するまで徐々に加えることによって生成することができ
る。
HIPEは、上記の方法によって所望のエマルジョンとほ
ぼ同様の特性を有する予備成形エマルジョンを最初に製
造した後、予備成形エマルジョン中に、エマルジョンの
水性相およびモノマー相両方を所望のエマルジョンを生
じるような比率で導入し、同時に、乳化素材の有効粘度
を導入された相の粘度近くまで減少させるのに十分であ
るが、所望のエマルジョンの固有の剪断安定性点を越え
ない連続剪断状態で乳化素材を維持し、そして次に、製
造されたエマルジョンを望ましい速度で回収することに
よって連続的に製造することができる。固有の剪断安定
性点とは、エマルジョンが過度の混合のために凝集する
ところである。したがって、剪断が十分に高い、すなわ
ち、固有の剪断安定性点を越えている場合、エマルジョ
ンは凝集することがあるので、エマルジョンは過度に高
い剪断で混合すべきではない。
バッチ法および連続法のための水性相およびモノマー
相は、混合容器中に水性流またはモノマー流それぞれに
よって1個またはそれ以上入口を介して導入することが
できる。それらの流れは、混合容器に入る前かまたは後
に組合された後、所望のHIPEを生じるような方法で混合
することができる。流れの一つは場合により促進剤を含
むことができる。混合容器は、用いられるミキサーまた
はミキサーヘッドの種類とは無関係に高不連続相エマル
ジョンが製造される任意のコンテナである。
混合容器の入口とは異なる区域から、生成されたHIPE
の少なくとも一部分を、エマルジョン流を生じるように
回収することができ(連続的でもありうる)、次に、重
合触媒を、エマルジョン流中において重合触媒が均一に
分散するような方法でエマルジョン流中に注入すること
ができる。重合触媒は、そのままで、最終エマルジョン
が追加の水または他の担体に順応する限りにおいて水中
でまたは油溶性触媒用の有機溶媒中で若しくは別の担体
中で、HIPE流を運ぶ管または回収されたHIPEが入ってい
る容器に対して1個またはそれ以上の入口を介して加え
ることができる。油溶性触媒かまたは水溶性触媒をエマ
ルジョン生成後に加えて、実質的に均一の硬化性油中水
高不連続相エマルジョンを凝集することなく生成するこ
とができることが分かった。
本発明にしたがってHIPEの生成後に重合触媒(即ち、
開始剤)を加えることにより、加工上の問題を引き起こ
すことがあるミキサー中のどのような硬化も避けること
ができるということが分かった。連続法でHIPEを混合す
る場合、エマルジョンの一部分は、ゲル化の開始と比較
して長い滞留時間を有することがあり(即ち、エマルジ
ョン部分が流動しないほど粘度が高い場合)、例えば、
従来の方法の下でのそれは、モノマーの一部分が部分重
合するかまたはゲル化するように十分に長いことがあ
る。この滞留時間は、ミキサー、エマルジョンの粘度お
よび混合温度に依存する。HIPEの製造後に重合触媒を加
えることにより、ミキサーの目詰まりまたは早期重合/
硬化によって生じたHIPEの不均一性などの加工上の問題
を避けることができる。従来の方法の下でのバッチ混合
法における加工上の不都合でさえ、制限された貯蔵時
間、混合容器中の壁の汚れ、混合容器中の早期ゲル化ま
たはミキサーヘッドの汚れを含む問題を引き起こすこと
がある。本発明の方法は、これらの加工上の問題を解消
する。更に、速硬性重合触媒についての早期ゲル化また
はミキサーヘッドの汚れは、本発明の方法を用いること
によって避けることができる。
加えられた重合触媒は、更に、任意の配合技術、例え
ば、低剪断速度での静的ミキサーまたはピンミキサーな
どによってHIPE中に更に配合されて、硬化性油中水高不
連続相エマルジョンを生成することができる。剪断速度
は、触媒を配合するように十分に高いが、エマルジョン
を凝集させるかまたは液化させるほど低くない必要があ
る。このような剪断速度は、触媒を加えられたエマルジ
ョン(すなわち、硬化性油中水高不連続相エマルジョ
ン)が、少なくとも実質的に均一のエマルジョンを生成
するように十分に配合されるようにあるが固有の剪断安
定性点未満であるべきである。
触媒は、好ましくは、触媒を加えられたエマルジョン
が実質的に均一のフォーム製品を製造するように配合さ
れるべきである。電子顕微鏡下で見られるメジアン気泡
寸法の10倍より大の直径を有するフォーム製品中の気泡
数は、横断面積の約10%未満を占めるのが好ましい。メ
ジアン気泡寸法とは、存在する気泡数の半数がある与え
られた横断面積中におけるその寸法より小さい直径を有
し且つ半数がより大きいの直径を有する気泡寸法であ
る。
更に、界面張力が低い(例えば、約1/10ダイン/cm未
満)界面活性剤を用いる場合、羽根車式ミキサーが好ま
しいことが分かった。本発明の方法は、エマルジョンの
滞留時間がピンギャップミキサーと比較して相対的に長
い羽根車式ミキサーに特に有利である。
硬化性油中水高不連続相エマルジョン(硬化性HIPE)
は、バッチ法または連続法で硬化させることができる。
エマルジョンまたは水性流若しくはモノマー流は、触媒
添加前または後に加熱することができる。
バッチ法において、硬化性HIPEは、望ましい形状の適
当なコンテナ中に集め且つ少なくとも25℃の温度でモノ
マーを重合するかまたは硬化するのに有効な時間硬化さ
せることができる。好ましくは、エマルジョンが硬化温
度で安定である限りにおいて、HIPEを25℃〜90℃の温度
で重合させ且つ硬化させる。或いは、同時係属出願第
号に記載の多段回法を用いることもできる。
多段回法においては、エマルジョンを65℃未満の温度
で、エマルジョンのレオメトリクス動的剪断弾性率が50
0パスカルより大になる(僅かにゲル化して、「ゲル」
と称するゼリーまたはゼラチンのようなコンシステンシ
ーを有する)まで予備硬化させた後、70℃を越える温度
でゲルを硬化するのに有用な時間硬化させる。硬化は、
水を沸騰させない適当な加圧下において約175℃程度に
高いことがある。
エマルジョンは、例えば、温水、熱空気、蒸気、IR、
RF、マイクロ波またはオーム加熱によって加熱すること
ができる。HIPEは、所望の特性が得られるまで硬化させ
るべきである。典型的に、硬化フォームを得るには、HI
PEを60℃で少なくとも8時間、または60℃で少なくとも
1時間に続いて70℃を越える温度で3時間硬化させるべ
きである。概して、硬化後の反応の程度は、十分な特性
を得るように、モノマーが少なくとも85%、好ましくは
少なくとも90%、更に好ましくは少なくとも95%(すな
わち、遊離モノマー5%未満)、最も好ましくは少なく
とも99%(すなわち、遊離モノマー1%未満)である。
これらのフォームは、熱硬化させてフォーム特性を改
良することができる。より優れた特性、例えば、増加し
た自由膨潤(すなわち、フォームが最初に吸収しうる液
体の量)および/または十分な耐圧縮撓み(すなわち、
荷重下の液体保留性)などは、モノマー配合物に応じて
75℃を越える、好ましくは蒸気、熱空気または他の熱源
による90℃より大の温度でフォームを後硬化させること
によって得ることができる。このような加熱は、熱交換
器、オーブン、過熱ローラーまたは他の手段で最初に実
施することができる。
温度が水の沸点付近かまたはそれを越える場合、液相
中に水を保持し且て優れた特性を得るように加圧するの
が好ましい。所望ならば、圧力を低下させて水をある程
度沸騰させてよいが、通常は、少なくともフォームがゲ
ル化(即ち、予備硬化)するまで、好ましくはそれが硬
化するまで水を液体状態で維持して、モノマー:水性界
面を安定化させ且つフォーム構造を保持する。水性相を
液体状態で維持するための圧力の使用は、用いられる高
温でエマルジョンが安定であるという条件で、極めて高
温でエマルジョンを急速に硬化させる。圧力は、所望な
らば概して大気圧を越える、典型的にはほぼ大気圧の範
囲内〜1.03MPaゲージ(150psig)の圧力でエマルジョン
に対して加えることができる。温度が約100℃である場
合、7〜70kPaゲージ(1〜10psig)の圧力で十分であ
り;温度が約130℃である場合、210〜480kPaゲージ(30
〜70psig)の圧力が好ましい。好ましい圧力は、絶対圧
基準で溶液の自己蒸気圧より僅かに大〜その圧力の約2
倍までであり;更に高いかまたは更に低い圧力を所望の
ように用いて、独特の結果を達成することができる。
加圧下でエマルジョンを硬化させる一つの方法は、あ
る与えられた温度で純水から生じた自己蒸気圧下のオー
トクレーブ作業を用いることである。もう一つの納得の
いく方法は、エマルジョンを沸騰させないように加えら
れた窒素または空気圧を用いることである。永久液体を
用いる場合、窒素またはアルゴンなどの不活性ガスは、
引火性の観点から空気または酸素よりも好ましい。圧力
は、更に、ローラー、ピストンまたは金型などの機械的
手段によっても維持すこるとができる。この方法は、連
続法が望ましい場合に特に有用である。
いったん硬化および/または後硬化工程が完了した
ら、フォーム中に配合された水を搾り出し、熱によって
乾燥させるかまたは残留する液体を蒸発させる適当な水
準まで圧力を低下させることによって瞬間蒸発させて、
製品フォームを所望の乾燥度にすることができる。これ
らの乾燥技術は、所望の硬化状態がフォーム材料におい
て現れた後に用いるのが好ましい。
本発明の方法によって製造されたフォームは、乾燥段
階の前、後または間に洗浄されて、液体の吸収に特に有
用である吸収ブロックを生じることができる。典型的
に、フォームは、例えば、アルコール、1%塩化カルシ
ウム溶液などの低濃度電解質溶液(水相より低濃度)ま
たは脱イオン水などの溶媒を用いて、フォームの電解質
含量を減少させるように洗浄される。洗浄されたフォー
ムは、便宜上、水および/または溶媒をフォームから搾
り出し且つ自然乾燥または加熱乾燥によって乾燥させる
ことができる。
本発明の方法によって製造されたフォームは、高い吸
収力および十分な均一性を有し、しかも液体吸収製品と
して用いるのに特に有用である。
以下の実施例は、本発明の方法を例証するのに役立
つ。
洗浄法および乾燥法 以下の洗浄法および乾燥法を下記の実施例全てに用い
た。フォームブロックを硬化させた後、ブロックを0.35
インチ(0.89cm)厚さにスライスした。次に、個々のス
ライスを、9″X6.75″(22.9cmX17.1cm)ステンレス鋼
製プレート間の0.04インチ(0.1cm)メッシュスクリー
ン上に置いて、スライスを0.045インチ(1.14mm)厚さ
まで圧搾することを可能にした。圧搾されるスライスを
デイク(DAKE)製のアーバー(Arbor)プレス中に入
れ、塩化カルシウム溶液を搾り出した。次に、スライス
を1%塩化カルシウム溶液7.6リットル(2米国ガロ
ン)中に浸漬し且つアーバープレス中に入れることによ
って2回洗浄し且つ圧搾した。次に、スライスが圧搾さ
れた後、紙タオルを洗浄されたスライス両面に置き、そ
れを再度圧搾して過剰の水分をスライスから除去した。
次に、スライスをオーブン中に60℃の温度で4時間入れ
て乾燥させた。洗浄され且つ乾燥されたフォームスライ
スの物理的性質について以下に論及したように分析し
た。
試験法 レオメトリクス動的弾性率: エマルジョンについての測定は、レオメトリクスRDS
−7000系列質量分析計において(クエット装置中の液体
を試験しうる任意の振動性動的試験機を用いることがで
きる)、同心カップを中心に回転する円筒形ボブ(ボブ
は、カップ上の円錐底部に合った円錐端を有する)から
成るクエット装置を用いて行なうことができる。カップ
を油浸潤させ且つ乾燥させた後に試料をカップ中に入
れ、ボブがエマルジョンを押退けるようにカップを入れ
る。ボブとカップとの隙間は約2mmであるべきであり、
全試料は7cm3未満である。少量の低揮発性鉱油「タフロ
(TUFFLO)」(RTM)6056(水素化鉱油)を、ボブの周
囲に形成された小環中のエマルジョン上部に浮遊させ
る。測定は、カップ荷重後の時間の関数として4種類の
不連続振動数(0.1、1、10および100ラジアン/秒)に
おいて高剪断歪(典型的に20%)で行なわれる。試料を
回転振動させ(動的態様)、そしてトルク、rpmおよび
法線力を記録する。レオメトリクス動的作用G′、剪断
弾性率G″、損失弾性率および接線デルタ並びにG″対
G′の比率を測定する。これらのデータを、経過時間の
関数としてプロットする。ある温度での時間の関数とし
て動的弾性率を追跡する技術は、ヒーニング・ウィンタ
ー(Heening Winter)による「ゲル化点」、Encyclope
dia of Polymer Science & Engineering,1989
年;およびH.H.ウィンター、Polymer Engineering an
d Science,27巻,22号,1698頁(1987)において見出さ
れる。
自由膨潤/耐圧縮撓み: 2″x2″(5x5cm)正方形をフォームスライスから切
取る。フォーム正方形を、ジェイコ(Jayco)製の中温8
8゜F(31℃)シン・ウリン(Syn−Urine)中に17分間浸
漬する。2″x2″(5x5cm)正方形から直径1.13インチ
(2.87cm)の円を切取る。このディスクをシン・ウリン
中で5分間再度平衡させる。次に、湿潤ディスクを秤量
する(「初期湿量」)。
次に、ディスクを5.1kPa(0.74psi)応力下に置き、
ここにおいて応力は、横断面積で割ったゲージを加えら
れた全死重である。15分後、検体ディスクを秤量して、
保留された液体を測定する。
過剰の尿を、ディスクおよびそれが切取られた正方形
の残りから搾り出す。フォームを沸騰脱イオン水中に15
分間入れる。フォームを洗浄し、この方法を数回繰り返
して無機物を除去する。次に、フォームを取出し、吸取
り乾燥させた後、60〜70℃の真空オーブン中に入れ、そ
してフォームが充分に発泡するまで乾燥させる。次に、
乾燥ディスク試料の重量をグラムで決定する(「最終乾
量」)。
下記の値を前記測定から計算した。
自由膨潤=初期湿量/最終乾量 耐圧縮撓み(RTCD)=15分間荷重後の湿量/最終乾量 鉛直吸上率: フォームスライスから、切片厚さ0.35インチ(0.89c
m)、1〜2cm幅ストリップを5cmより大の長さで切取
る。フォームストリップを金属平定規に対して固定する
かまたは接着し、フォームストリップの底部を平定規の
0標線と同じ高さにする。平定規およびフォームを、99
゜F(37℃)のインキュベーター中のジェイコ製シン・
ウリン約100mlのコンテナ中に入れ、ストリップの底部
(0標線)がシン・ウリンの表面にかろうじて触れるよ
うにする(1mm未満)。シン・ウリンを食用着色剤で染
色して、フォーム中のその吸収および増加量を一層容易
に監視する。ストップウォッチを用いて、液面がフォー
ム試料中の5cm鉛直高さに達するのに必要な時間を測定
する。
遊離液%: 非吸収水量は、予備硬化または硬化段階後のコンテナ
中のフォームから流体をデカントし且つデカントされた
流体を秤量することによって測定された。
実施例1 この実施例は、本発明によるバッチ法によって低密度
架橋ポリマー性材料の製法を実証する。
18.21%のスチレン、27.19%のジビニルベンゼン(ア
ルドリッチ・ケミカル・カンパニー製の、55%ジビニル
ベンゼンを含む市販のジビニルベンゼン)および54.6%
のアクリル酸−2−エチルヘキシルの混合物を、アルミ
ナのカラムで濾過した。この濾過された材料17.579g
を、スパン(登録商標)20乳化剤(フルカ・ケミカル・
コーポレーションまたはアルドリッチ・ケミカル・カン
パニー製のソルビタンモノラウレート)3.565gが入った
1リットルビーカー中に入れた。次に、エアモーター
(アロー・エンジニアリング・カンパニー(Arrow Eng
ineering Co.)製の#C−1712 0.37kW(1/2hp)モー
ター)に取付けられたペイントスターラー(シュア・ラ
イン(SHUR−LINE)(登録商標)インコーポレーテッド
製の06200PM−70型)で撹拌しながら、1.1%CaCl2水溶
液630cm3をピーカーに対して7分間にわたって徐々に加
えた。エマルジョンは望ましい水対油重量比で生成され
た。水溶液の添加を完了して1分後に、過硫酸カリウム
触媒1.6gをエマルジョンに加えた。触媒含有エマルジョ
ンを、約300〜400rpmで操作される同様のペイントスタ
ーラーで20秒間混合した。ビーカーを60℃水浴中に18時
間入れた。フォームはこの時点で硬化した。
得られたフォームの横断面の走査型電子顕微鏡写真が
得られた。150x800ミクロン横断面の格子を写真に対し
て置き、メジアン気泡寸法を決定した。大型の気泡(メ
ジアン寸法の10倍またはそれ以上)の写真面積部分を測
定した。横断面積の5%未満が大型の気泡寸法を有し
た。
実施例2 この実施例は、HIPE中に重合触媒を混合する硬化を実
証する。
18.15%のスチレン、27.3%のジビニルベンゼン(ア
ルドリッチ・ケミカル・カンパニー製の、55%ジビニル
ベンゼンを含む市販のジビニルベンゼン)および54.44
%のアクリル酸−2−エチルヘキシルの混合物を、アル
ミナのカラムで濾過した。この濾過された材料17.847g
を、スパン(登録商標)20乳化剤(フルカ・ケミカル・
コーポレーションまたはアルドリッチ・ケミカル・カン
パニー製のソルビタンモノラウレート)3.638gが入った
1リットルビーカー中に加えた。次に、エアモーター
(アロー・エンジニアリング・カンパニー製の#C−17
12 0.37kW(1/2hp)モーター)に取付けられたペイン
トスターラー(シュア・ライン(登録商標)インコーポ
レーテッド製の06200PM−70型)で撹拌しながら、1.1%
CaCl2水溶液630cm3をピーカーに対して9分間にわたっ
て徐々に加えた。エマルジョンは望ましい水対油比率で
生成された。次に、過硫酸カリウム触媒1.62gをエマル
ジョン中に混合した。次に、ピーカーの内容物を、ロス
ミキサー(Ross Mixer(約3500RPMで操作されるチャー
ルズ・ロス・アンド・サン・カンパニー(Charles Ros
s & Son Company)製のLAE−ME型)で4分間混合し
た。次に、ビーカー内容物を118cm3(4液量オンス)ジ
ャーに注入した。フォーム対液体比率は約1:1であっ
た。これらのジャーを60℃、80℃および100℃の浴中に
入れた。約21分後、ジャーの中のフォーム全部が、等部
分の個体および液体(すなわち、50%遊離液)を有した
硬化したと考えられた。
得られたフォームの横断面の走査型電子顕微鏡写真が
得られた。150x800ミクロン横断面の格子を写真に対し
て置き、メジアン気泡寸法を決定した。次に、大型の気
泡(メジアン寸法の10倍またはそれ以上)の写真面積部
分を測定した。横断面積の80%より大が大型の気泡寸法
を有した。これらの気泡容積は、(容積の半径の三乗と
して、そして面積は二乗となるので)全体ではより一層
大きな部分になると考えられる。したがって、ロスミキ
サーで混合を4分間程度続ける場合、油溶性かまたは水
溶性開始剤の過剰混合の結果として、極めて不均一なフ
ォームが生じる。
実施例1および実施例2から分かるように、重合触媒
は、触媒を均一に配合することにより、エマルジョンの
妨げになることなくHIPEの生成後に加えることができ
る。しかしながら、配合は、エマルジョンが凝集する固
有の剪断安定性点を越えないように注意を払う必要があ
る。
比較例A 比較のために、乳化の前に過硫酸カリウムを水に溶解
させることによってフォームを製造した。
過硫酸カリウム(1.4g)を、40℃まで加熱された10%
CaCl2溶液(バーンステッド(Barnstead)脱イオン水で
3999.1gまで希釈された塩化カルシウム399.1g)900cm3
に対して加えた。この溶液に対して、1リットルプラス
チックビーカー中においてモノマー界面活性剤配合物
(スチレン446.6g/ジビニルベンゼン447.3g/アクリル酸
−2−エチルヘキシル1353.1g/スパン(登録商標)20を
267.95g)29.90gを加えた。この混合物を、空気駆動ペ
イントスターラー(シュア・ライン(登録商標)インコ
ーポレーテッド製の06200PM−70型)で更に約1分間撹
拌した。得られたエマルジョンを2本の1.4リットル
(3米国パイント)プラスチックAAおよびABに分割し
た。それぞれのタブに蓋をした後、AAを60℃インキュベ
ーター中で24時間硬化させた。硬化したAAからの遊離液
は6.2%と測定された。ABをオートクレーブ(Autoclav
e)(134℃および約2.8MPa(29psi)で設定されたナプ
コ(NAPCO)製の9000−D急速排気オートクレーブ)中
において4時間硬化させた。硬化したタブBからの遊離
液は11.6%と測定された。
ポリマー生成物AAの性質および遊離液の量を表1に示
す。
得られたフォームAAの横断面の走査型電子顕微鏡写真
が得られた。150x800ミクロン横断面の格子を写真に対
して置き、メジアン気泡寸法を決定した。次に、大型の
気泡(メジアン寸法の10倍またはそれ以上)の写真面積
部分を測定した。横断面積の5%未満が大型の気泡寸法
を有した。
実施例3 以下の実験3a〜3hそれぞれにおいて、モノマー界面活
性剤配合物(重量比20:20:60:12のスチレン/ジビニル
ベンゼン/アクリル酸−2−エチルヘキシル/スパン
(登録商標)20)20gを、1リットルプラスチックビー
カー中において10%CaCl2溶液(バーンステッド水で希
釈された塩化カルシウム)600cm3中に40℃で徐々に加
え、同時に空気駆動ペイントスターラー(シュア・ライ
ン(登録商標)インコーポレーテッド製の06200PM−70
型)で実施例1と同様に撹拌することによってエマルジ
ョンを生成した。撹拌は、添加終了後約1分間続けた。
エマルジョンは望ましい水対油比率を有して生成され
た。エマルジョンを1.4リットル(米国パイント)ポリ
エチレンタブ中に入れた。
全実施例において、過硫酸カリウム0.9gを加えた。実
施例3aにおいては、過硫酸カリウムをエマルジョンの上
部に散布した。更に撹拌することはしなかった。実施例
3bにおいては、過硫酸カリウムをエマルジョンの上部に
加えた後、スパテルでエマルジョンに「X」の切り込み
を入れた。実施例3cにおいては、過硫酸カリウムをエマ
ルジョンの上部に加えた後、スパテルでエマルジョンに
4回「X」の切り込みを入れた。実施例3dにおいては、
過硫酸カリウムをエマルジョンの上部に加えた後、スパ
テルで20秒間混合した。実施例3eにおいては、過硫酸カ
リウムをエマルジョンの上部に加えた後、上記と同様の
ペイントスターラーで30秒間混合し、同時にタブを上下
におよびスターラーの周り全体に動かした。実施例3fに
おいては、過硫酸カリウムをエマルジョンの上部に加え
た後、同様のペイントスターラーで10分間間混合した。
実施例3gにおいては、過硫酸カリウムをエマルジョンの
上部に加えた後、同様のペイントスターラーでエマルジ
ョン全体を充分に1〜2分間間混合した。次に、ペイン
トミキサーをタブの底付近に1時間入れた。実施例3hに
おいては、過硫酸カリウムをエマルジョンの上部に加え
た後、ロスミキサー(約3500RPMで操作されるチャール
ズ・ロス・アンド・サン・カンパニー製のLAE−ME型)
で20分間混合した。
過硫酸カリウムを加えられたエマルジョン(硬化性エ
マルジョン)が入っているタブに蓋をし、そして60℃イ
ンキュベーター中で24時間硬化させた。
これらのポリマー生成物の性質および遊離液の量を表
1に示す。
実施例3d〜3fについて得られたフォームの横断面の走
査型電子顕微鏡写真が得られた。150x800ミクロン横断
面の格子を写真に対して置き、メジアン気泡寸法を決定
した。次に、大型の気泡(メジアン寸法の10倍またはそ
れ以上)の写真面積部分を測定した。フォーム3d〜3fに
ついて、横断面積の5%未満が大型の気泡寸法を有し
た。
したがって、ロスミキサーは、過剰混合(実施例3h)
の結果として極めて不均一なフォームを生じ且つエマル
ジョンを分解する(すなわち、多量の遊離液)ことが分
かる。しかしながら、約1分間〜約10分間のペイントミ
キサー混合またはスパテルによる撹拌についての電子顕
微鏡写真で観察された気泡寸法比および容積部分並びに
分解されたエマルジョンの量は、比較例で示されたよう
に最初に過硫酸カリウムを水に溶解させることによって
フォームが製造される場合とほぼ同様である。
実施例4 この実施例は、本発明にしたがってHIPE中に別の重合
触媒(油溶性触媒)を混合する効果を実証する。
18.17%のスチレン、27.23%のジビニルベンゼン(ア
ルドリッチ・ケミカル・カンパニー製の、55%ジビニル
ベンゼンを含む市販のジビニルベンゼン)および54.6%
のアクリル酸−2−エチルヘキシルの混合物を、アルミ
ナのカラムで濾過した。この濾過された材料17.48gを、
スパン(登録商標)20乳化剤(フルカ・ケミカル・コー
ポレーションまたはアルドリッチ・ケミカル・カンパニ
ー製のソルビタンモノラウレート)3.63gが入っている
1リットルビーカー中に加えた。次に、エアモーター
(アロー・エンジニアリング・カンパニー製の#C−17
12 0.37kW(1/2hp)モーター)に取付けられたペイン
トスターラー(シュア・ライン(登録商標)インコーポ
レーテッド製の06200PM−70型)で撹拌しながら、1.1%
CaCl2水溶液630cm3を7分間にわたって徐々に加えた。
望ましい水対油比率の高不連続相エマルジョンが生成さ
れた。次に、ルパーソル(Lupersol)DDM−9(ペンワ
ルト・コーポレーション(Penwalt Corp.)の一部門で
あるルシドール(Lucidol)製の過酸化メチルエチルケ
トン)1.54gをエマルジョンに加えた。次に、ビーカー
の内容物を同様のペイントスターラーで20秒間混合し
た。ビーカーを60℃水浴中に入れ、そこに16時間放置し
た。フォームはこの時点で硬化した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特表 平7−505667(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08F 2/00 - 2/60 C08J 9/28

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多孔質架橋ポリマー性材料の製造法であっ
    て、 (a)水および電解質を含む水性相を提供し、 (b)モノアルケニルアレン、アクリル酸若しくはメタ
    クリル酸エステルまたは共役ジオレフィンである少なく
    とも1種類のビニルモノマーおよび混合物基準で2〜70
    重量%の二官能性不飽和架橋用モノマーを含む重合性モ
    ノマー混合物を提供し、 (c)界面活性剤を該水性相および/または該モノマー
    混合物中に配合し、 (d)該水性相および該モノマー混合物を混合容器中に
    おいて、エマルジョン基準で少なくとも90重量%の水を
    不連続相として含む油中水エマルジョンを生じるのに有
    効な条件下で組合せ且つ混合し、 (e)重合触媒を該油中水エマルジョンの少なくとも一
    部分に対して加え且つ実質的に均一の硬化性油中水エマ
    ルジョンを生成するのに有効であるが固有の剪断安定性
    点未満である剪断条件下で配合し、そして (f)硬化性油中水エマルジョンを少なくとも25℃の温
    度で重合させ且つ架橋させる工程を含む上記方法。
  2. 【請求項2】二官能性不飽和架橋用モノマーが、ジビニ
    ルベンゼン、ジメタクリル酸ジエチレングリコール、ジ
    メタクリル酸−3−ブチレンおよびメタクリル酸アリル
    の少なくとも1種類である請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】界面活性剤が、非イオン界面活性剤、陽イ
    オン界面活性剤または陰イオン界面活性剤である請求項
    1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】油中水エマルジョンが、エマルジョン基準
    で少なくとも95重量%の水を含む請求項1または2に記
    載の方法。
  5. 【請求項5】重合触媒が、重合性モノマー基準で0.005
    〜15重量%の量で存在する請求項1または2に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】重合触媒が、水溶性触媒または油溶性触媒
    である請求項1または2に記載の方法。
  7. 【請求項7】油中水エマルジョンの少なくとも一部分
    を、工程(e)において重合触媒を加える前の工程
    (d)の後に混合容器から取出す請求項1または2に記
    載の方法。
  8. 【請求項8】重合触媒を、工程(e)において、工程
    (d)で用いた混合容器に対して加える請求項1または
    2に記載の方法。
  9. 【請求項9】工程(f)を、少なくとも85%のモノマー
    が反応するまで続ける請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】工程(f)を、少なくとも90%のモノマ
    ーが反応するまで続ける請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】硬化性油中水エマルジョンを、工程
    (f)においてバッチで重合させ且つ架橋させる請求項
    1、2または9に記載の方法。
  12. 【請求項12】硬化性油中水エマルジョンを、工程
    (f)において連続的に重合させ且つ架橋させる請求項
    1、2または9に記載の方法。
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