JP3263772B2 - 映像表示装置 - Google Patents

映像表示装置

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JP3263772B2
JP3263772B2 JP12785094A JP12785094A JP3263772B2 JP 3263772 B2 JP3263772 B2 JP 3263772B2 JP 12785094 A JP12785094 A JP 12785094A JP 12785094 A JP12785094 A JP 12785094A JP 3263772 B2 JP3263772 B2 JP 3263772B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
    • H04N9/68Circuits for processing colour signals for controlling the amplitude of colour signals, e.g. automatic chroma control circuits
    • H04N9/69Circuits for processing colour signals for controlling the amplitude of colour signals, e.g. automatic chroma control circuits for modifying the colour signals by gamma correction

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号をディジタル
処理して表示面に映出する映像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来の映像表示装置におけるガ
ンマ補正回路の一例を示す回路図である。図において、
1,2,3はそれぞれ赤原色信号,緑原色信号,青原色
信号に対応したバッファ回路である。各バッファ回路
1,2,3内の各トランジスタのエミッタは、それぞれ
抵抗4,5,6を介して白ピーク増幅回路8内のトラン
ジスタのベースに接続されている。また、この白ピーク
増幅回路8内のトランジスタのベースは抵抗7を介して
接地されている。白ピーク増幅回路8内のトランジスタ
のコレクタは白ピーク検波回路9内のトランジスタ901
のベースと接続されている。トランジスタ901 のエミッ
タはガンマドライブ回路10内のトランジスタ1001のベー
スと接続されている。トランジスタ1001のエミッタは、
Rガンマ補正回路11, Gガンマ補正回路12, Bガンマ補
正回路13内のトランジスタ1101, 1201, 1301の各エミッ
タに接続されている。また、バッファ回路1内のトラン
ジスタのエミッタとRガンマ補正回路11内のトランジス
タ1101のコレクタとが接続され、バッファ回路2内のト
ランジスタのエミッタとGガンマ補正回路12内のトラン
ジスタ1201のコレクタとが接続され、バッファ回路3内
のトランジスタのエミッタとBガンマ補正回路13内のト
ランジスタ1301のコレクタとが接続されている。各バッ
ファ回路1,2,3内のトランジスタの各エミッタは、
それぞれ抵抗4,5,6を介して、各トランジスタ110
1, 1201, 1301のベースと接続されている。
【0003】次に、動作について説明する。各バッファ
回路1,2,3から出力されたR,G,Bの各映像信号
は抵抗4,5,6,7で定まる比率で足し合わされ、白
ピーク増幅回路8で反転増幅された後に、白ピーク検波
回路9において、トランジスタ901 のベース電圧がエミ
ッタで設定された電圧−VBE(トランジスタのベース−
エミッタ間電圧)以下になるとトランジスタ901 がオン
し、トランジスタ901のエミッタ電圧はベース電圧VBE
に設定される。
【0004】トランジスタ901 のオンに伴ってそのエミ
ッタ電圧が低下すると、ガンマドライブ回路10のトラン
ジスタ1001のベース電圧も低下する。これによりトラン
ジスタ1001のエミッタ電圧も低下し、更にRガンマ補正
回路11,Gガンマ補正回路12,Bガンマ補正回路13の各
トランジスタ1101, 1201, 1301のエミッタ電圧が低下
し、ベース電圧との差がVBEを超える電位差になるとト
ランジスタ1101, 1201,1301がそれぞれオン状態にな
り、これによりR,G,Bの各原色信号の振幅が抑えら
れることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のアナログ信号処
理によるガンマ補正回路は以上のように構成されている
ので、ディジタル信号処理において同様の構成を用いた
場合には、多大なゲート規模を有する乗算器を多く使用
しなければならないという問題点がある。
【0006】また、ガンマ補正は、一般的にコントラス
ト制御(映像信号の振幅レベル制御)及びブライトネス
制御(映像信号の直流レベル制御)の後に行われるが、
ディジタル信号処理の場合には有効階調に制限があるの
で、コントラスト制御,ブライトネス制御の後でのガン
マ補正は階調表現上好ましくないという問題点がある。
【0007】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであり、ディジタル回路で構成した場合
に、比較的小さな回路規模でガンマ補正が可能な映像表
示装置を提供することを目的とする。
【0008】本発明の他の目的は、ディジタル処理にお
ける階調表現能力を可能な限り損なうことなく、ガンマ
補正を行える映像表示装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願の第1発明に係る映
像表示装置は、3色の原色信号それぞれのディジタル映
像信号データについて、所定のスレッシュホールドレベ
ル以上の部分を所定の割合に圧縮し、3原色信号それぞ
れにおける圧縮分を求め、最大の圧縮分と他の2原色信
号の圧縮分との差を求め、この差に応じた割合でこれら
の2原色信号のデータを圧縮するように構成したもので
ある。
【0010】本願の第2発明に係る映像表示装置は、3
色の原色信号それぞれのディジタル映像信号データにつ
いて、複数の所定のスレッシュホールドレベル以上のそ
れぞれを所定の割合に圧縮し、3原色信号それぞれにお
ける圧縮分の総和を求め、最大の圧縮分の総和と他の2
原色信号の圧縮分の総和との差を求め、この差に応じた
割合でこれらの2原色信号のデータを圧縮するように構
成したものである。
【0011】本願の第3発明に係る映像表示装置は、3
色の原色信号のディジタル映像信号データから最大のデ
ータを取り出し、取り出したこの映像信号データに対し
て第1の制御データで振幅レベルを調整すると共に第2
の制御データで直流レベルを調整した後に所定のスレッ
シュホールドレベルとの差分データを求め、この差分デ
ータの1の補数と第1の制御データとを乗算して算出し
たデータを用いて、3原色信号それぞれの映像信号デー
タの振幅レベルを調整するように構成したものである。
【0012】本願の第4発明に係る映像表示装置は、3
色の原色信号のディジタル映像信号データから最大のデ
ータを取り出し、取り出したこの映像信号データに対し
て第1の制御データで振幅レベルを調整すると共に第2
の制御データで直流レベルを調整した後に所定のスレッ
シュホールドレベルとの差分データを求め、この差分デ
ータを入力とする変換テーブルの出力と第1の制御デー
タとを乗算して算出したデータを用いて、3原色信号そ
れぞれの映像信号データの振幅レベルを調整するように
構成したものである。
【0013】本願の第5発明に係る映像表示装置は、3
色の原色信号のディジタル映像信号データから最大のデ
ータを取り出し、取り出したこの映像信号データに対し
て第1の制御データで振幅レベルを調整すると共に第2
の制御データで直流レベルを調整した後に複数の所定の
スレッシュホールドレベル以上のデータについて、これ
らのスレッシュホールドレベルとの差分データをそれぞ
れ求め、各差分データの総和をとった総差分データの1
の補数と第1の制御データとを乗算して算出したデータ
を用いて、3原色信号それぞれの映像信号データの振幅
レベルを調整するように構成したものである。
【0014】本願の第6発明に係る映像表示装置は、3
色の原色信号のディジタル映像信号データから最大のデ
ータを取り出し、取り出したこの映像信号データに対し
て第1の制御データで振幅レベルを調整すると共に第2
の制御データで直流レベルを調整した後に複数の所定の
スレッシュホールドレベル以上のデータについて、これ
らのスレッシュホールドレベルとの差分データをそれぞ
れ求め、各差分データの総和をとった総差分データを入
力とする変換テーブルの出力と第1の制御データとを乗
算して算出したデータを用いて、3原色信号それぞれの
映像信号データの振幅レベルを調整するように構成した
ものである。
【0015】本願の第7発明に係る映像表示装置は、3
色の原色信号のディジタル映像信号データを所定の割合
で加算し、加算後の映像信号データに対して第1の制御
データで振幅レベルを調整すると共に第2の制御データ
で直流レベルを調整した後に所定のスレッシュホールド
レベルとの差分データを求め、この差分データの1の補
数と第1の制御データとを乗算して算出したデータを用
いて、3原色信号それぞれの映像信号データの振幅レベ
ルを調整するように構成したものである。
【0016】本願の第8発明に係る映像表示装置は、第
3または第7発明において、設定するスレッシュホール
ドレベルにより差分データの圧縮割合を調節するように
構成したものである。
【0017】本願の第9発明に係る映像表示装置は、3
色の原色信号のディジタル映像信号データを所定の割合
で加算し、加算後の映像信号データに対して第1の制御
データで振幅レベルを調整すると共に第2の制御データ
で直流レベルを調整した後に所定のスレッシュホールド
レベルとの差分データを求め、この差分データを入力と
する変換テーブルの出力と第1の制御データとを乗算し
て算出したデータを用いて、3原色信号それぞれの映像
信号データの振幅レベルを調整するように構成したもの
である。
【0018】本願の第10発明に係る映像表示装置は、3
色の原色信号のディジタル映像信号データを所定の割合
で加算し、加算後の映像信号データに対して第1の制御
データで振幅レベルを調整すると共に第2の制御データ
で直流レベルを調整した後に複数の所定のスレッシュホ
ールドレベル以上のデータについて、これらのスレッシ
ュホールドレベルとの差分データをそれぞれ求め、各差
分データの総和をとった総差分データの1の補数と第1
の制御データとを乗算して算出したデータを用いて、3
原色信号それぞれの映像信号データの振幅レベルを調整
するように構成したものである。
【0019】本願の第11発明に係る映像表示装置は、第
5または第10発明において、複数のスレッシュホールド
レベルそれぞれに対する差分データの圧縮割合を、それ
ぞれのスレッシュホールドレベルに応じて調節するよう
に構成したものである。
【0020】本願の第12発明に係る映像表示装置は、3
色の原色信号のディジタル映像信号データを所定の割合
で加算し、加算後の映像信号データに対して第1の制御
データで振幅レベルを調整すると共に第2の制御データ
で直流レベルを調整した後に複数の所定のスレッシュホ
ールドレベル以上のデータについて、これらのスレッシ
ュホールドレベルとの差分データをそれぞれ求め、各差
分データの総和をとった総差分データを入力とする変換
テーブルの出力と第1の制御データとを乗算して算出し
たデータを用いて、3原色信号それぞれの映像信号デー
タの振幅レベルを調整するように構成したものである。
【0021】
【作用】第1発明の映像表示装置にあっては、3原色信
号それぞれについて、そのディジタル映像信号データの
所定のスレッシュホールドレベル以上の部分を所定の割
合に圧縮し、3原色信号それぞれにおける圧縮前のデー
タと圧縮後のデータとの差分を求め、得られた3つの差
分データの中の最大値と他の2つの差分データとの差に
応じた割合で、差分データが最大値をとらない2つの原
色信号のデータを圧縮する。よって、比較的小さな回路
規模にて、色相変化に弊害を及ぼさないガンマ補正を行
える。
【0022】第2発明の映像表示装置にあっては、3原
色信号それぞれについて、そのディジタル映像信号デー
タの所定の複数のスレッシュホールドレベル以上の部分
をそれぞれ所定の割合に圧縮し、3原色信号それぞれに
おける圧縮前のデータと圧縮後のデータとのそれぞれの
差分の総和を求め、得られた3つの差分データの総和の
中の最大値と他の2つの差分データの総和との差に応じ
た割合で、差分データの総和が最大値をとらない2つの
原色信号のデータを圧縮する。よって、比較的小さな回
路規模にて、色相変化に弊害を及ぼさないガンマ補正を
行える。
【0023】第3発明の映像表示装置にあっては、3原
色信号のディジタル映像信号データの中で最大となる原
色信号のデータの振幅レベル及び直流レベルを所定の制
御データにて調整し、この調整後の映像信号データと所
定のスレッシュホールドレベルとの差分を求め、この差
分データの1の補数にて前記制御データを補正し、補正
後の制御データを用いて3原色信号それぞれの映像信号
データの振幅レベルを調整する。よって、更に小さな回
路規模にて、階調表現能力を有効に使用したガンマ補正
を行える。
【0024】第4発明の映像表示装置にあっては、3原
色信号のディジタル映像信号データの中で最大となる原
色信号のデータの振幅レベル及び直流レベルを所定の制
御データにて調整し、この調整後の映像信号データと所
定のスレッシュホールドレベルとの差分を求め、この差
分データを変換テーブルにより変換したデータにて前記
制御データを補正し、補正後の制御データを用いて3原
色信号それぞれの映像信号データの振幅レベルを調整す
る。よって、更に小さな回路規模にて、階調表現能力を
有効に使用したガンマ補正を行える。
【0025】第5発明の映像表示装置にあっては、3原
色信号のディジタル映像信号データの中で最大となる原
色信号のデータの振幅レベル及び直流レベルを所定の制
御データにて調整し、この調整後の映像信号データと複
数の所定のスレッシュホールドレベルとの差分をそれぞ
れ求め、各差分データの総和である総差分データの1の
補数にて前記制御データを補正し、補正後の制御データ
を用いて3原色信号それぞれの映像信号データの振幅レ
ベルを調整する。よって、更に小さな回路規模にて、階
調表現能力を有効に使用したガンマ補正を行えると共
に、複数のスレッシュホールドレベルを用いるので、よ
りなめらかなガンマ補正を実現できる。
【0026】第6発明の映像表示装置にあっては、3原
色信号のディジタル映像信号データの中で最大となる原
色信号のデータの振幅レベル及び直流レベルを所定の制
御データにて調整し、この調整後の映像信号データと複
数の所定のスレッシュホールドレベルとの差分をそれぞ
れ求め、各差分データの総和である総差分データを変換
テーブルにより変換したデータにて前記制御データを補
正し、補正後の制御データを用いて3原色信号それぞれ
の映像信号データの振幅レベルを調整する。よって、更
に小さな回路規模にて、階調表現能力を有効に使用した
ガンマ補正を行えると共に、複数のスレッシュホールド
レベルを用いるので、よりなめらかなガンマ補正を実現
できる。
【0027】第7発明の映像表示装置にあっては、3原
色信号のディジタル映像信号データを所定の割合で加算
した加算信号データの振幅レベル及び直流レベルを所定
の制御データにて調整し、この調整後の映像信号データ
と所定のスレッシュホールドレベルとの差分を求め、こ
の差分データの1の補数にて前記制御データを補正し、
補正後の制御データを用いて3原色信号それぞれの映像
信号データの振幅レベルを調整する。よって、更に小さ
な回路規模にて、階調表現能力を有効に使用したガンマ
補正を行える。
【0028】第8発明の映像表示装置にあっては、設定
するスレッシュホールドレベルにより、差分データの圧
縮割合を変えるので、過補正による歪みが抑えられる。
【0029】第9発明の映像表示装置にあっては、3原
色信号のディジタル映像信号データを所定の割合で加算
した加算信号データの振幅レベル及び直流レベルを所定
の制御データにて調整し、この調整後の映像信号データ
と所定のスレッシュホールドレベルとの差分を求め、こ
の差分データを変換テーブルにより変換したデータにて
前記制御データを補正し、補正後の制御データを用いて
3原色信号それぞれの映像信号データの振幅レベルを調
整する。よって、更に小さな回路規模にて、階調表現能
力を有効に使用したガンマ補正を行える。
【0030】第10発明の映像表示装置にあっては、3原
色信号のディジタル映像信号データを所定の割合で加算
した加算信号データの振幅レベル及び直流レベルを所定
の制御データにて調整し、この調整後の映像信号データ
と複数の所定のスレッシュホールドレベルとの差分をそ
れぞれ求め、各差分データの総和である総差分データの
1の補数にて前記制御データを補正し、補正後の制御デ
ータを用いて3原色信号それぞれの映像信号データの振
幅レベルを調整する。よって、更に小さな回路規模に
て、階調表現能力を有効に使用したガンマ補正を行える
と共に、複数のスレッシュホールドレベルを用いるの
で、よりなめらかなガンマ補正を実現できる。
【0031】第11発明の映像表示装置にあっては、複数
の各スレッシュホールドレベルに対して差分データの圧
縮割合を変えるので、過補正による歪みが抑えられる。
【0032】第12発明の映像表示装置にあっては、3原
色信号のディジタル映像信号データを所定の割合で加算
した加算信号データの振幅レベル及び直流レベルを所定
の制御データにて調整し、この調整後の映像信号データ
と複数の所定のスレッシュホールドレベルとの差分をそ
れぞれ求め、各差分データの総和である総差分データを
変換テーブルにより変換したデータにて前記制御データ
を補正し、補正後の制御データを用いて3原色信号それ
ぞれの映像信号データの振幅レベルを調整する。よっ
て、更に小さな回路規模にて、階調表現能力を有効に使
用したガンマ補正を行えると共に、複数のスレッシュホ
ールドレベルを用いるので、よりなめらかなガンマ補正
を実現できる。
【0033】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
いて具体的に説明する。
【0034】実施例1 図1は、本発明の実施例1による映像表示装置の構成を
示すブロック図である。図において、14はRガンマ補正
回路であり、Rガンマ補正回路14は、入力される赤原色
信号の映像信号データから所定のスレッシュホールドレ
ベルのデータを減算する減算器141 と、減算器141 の出
力に圧縮係数を乗算する乗算器142 と、入力される赤原
色信号の映像信号データから乗算器142 の出力を減算す
る減算器143 とを有する。また、15はGガンマ補正回路
であり、Gガンマ補正回路15は、入力される緑原色信号
の映像信号データから所定のスレッシュホールドレベル
のデータを減算する減算器151 と、減算器151 の出力に
圧縮係数を乗算する乗算器152 と、入力される緑原色信
号の映像信号データから乗算器152 の出力を減算する減
算器153 とを有する。更に、16はBガンマ補正回路であ
り、Bガンマ補正回路16は、入力される青原色信号の映
像信号データから所定のスレッシュホールドレベルのデ
ータを減算する減算器161 と、減算器161 の出力に圧縮
係数を乗算する乗算器162 と、入力される青原色信号の
映像信号データから乗算器162 の出力を減算する減算器
163 とを有する。また、各乗算器142, 152, 162 での乗
算結果は最大値検出回路17へ出力される。
【0035】最大値検出回路17は、各乗算器142, 152,
162 からの出力の最大値を検出し、検出した最大値をR
サブガンマ補正回路18, Gサブガンマ補正回路19及びB
サブガンマ補正回路20へ出力する。Rサブガンマ補正回
路18は、最大値検出回路17の出力から乗算器142 の出力
を減算する減算器181 と、減算器181 の出力に減算器14
3 の出力を乗算する乗算器182 と、減算器143 の出力か
ら乗算器182 の出力を減算する減算器183 とを有する。
また、Gサブガンマ補正回路19は、最大値検出回路17の
出力から乗算器152 の出力を減算する減算器191 と、減
算器191 の出力に減算器153 の出力を乗算する乗算器19
2 と、減算器153 の出力から乗算器192の出力を減算す
る減算器193 とを有する。更に、Bサブガンマ補正回路
20は、最大値検出回路17の出力から乗算器162 の出力を
減算する減算器201 と、減算器201 の出力に減算器163
の出力を乗算する乗算器202 と、減算器163 の出力から
乗算器202 の出力を減算する減算器203 とを有する。
【0036】次に、動作について説明する。まず、Rガ
ンマ補正回路14に入力された赤原色信号の映像信号デー
タは、減算器141 で所定のスレッシュホールドレベルの
データが減じられた後、乗算器142 で所定の割合に圧縮
され、減算器143 で元の映像信号データからこの圧縮補
正データを減じることよりレベル補正が行われる。また
同様に、Gガンマ補正回路15に入力された緑原色信号の
映像信号データは、減算器151 で所定のスレッシュホー
ルドレベルのデータが減じられた後、乗算器152 で所定
の割合に圧縮され、減算器153 で元の映像信号データか
らこの圧縮補正データを減じることよりレベル補正が行
われる。更に同様に、Bガンマ補正回路16に入力された
青原色信号の映像信号データは、減算器161 で所定のス
レッシュホールドレベルのデータが減じられた後、乗算
器162 で所定の割合に圧縮され、減算器163 で元の映像
信号データからこの圧縮補正データを減じることよりレ
ベル補正が行われる。
【0037】一方、各ガンマ補正回路14, 15, 16で生成
された各原色信号の圧縮補正データ(各乗算器142, 15
2, 162 の出力)は、最大値検出回路17に送られ、ここ
で圧縮補正データの最大値が検出, 選択されて、Rサブ
ガンマ補正回路18, Gサブガンマ補正回路19, Bサブガ
ンマ補正回路20の各減算器181, 191, 201 にそれぞれ送
られる。
【0038】Rサブガンマ補正回路18では、最大値検出
回路17において選択された圧縮補正データの最大値とR
ガンマ補正回路14から出力された圧縮補正データとの差
を減算器181 にて算出した後に、乗算器182 でこの差分
データと赤原色信号の映像信号データとが乗算され、減
算器183 においてこの乗算データを映像信号データから
減じることにより補正を行う。また、Gサブガンマ補正
回路19では、最大値検出回路17において選択された圧縮
補正データの最大値とGガンマ補正回路15から出力され
た圧縮補正データとの差を減算器191 にて算出した後
に、乗算器192 でこの差分データと緑原色信号の映像信
号データとが乗算され、減算器193 においてこの乗算デ
ータを映像信号データから減じることにより補正を行
う。更に、Bサブガンマ補正回路20では、最大値検出回
路17において選択された圧縮補正データの最大値とBガ
ンマ補正回路16から出力された圧縮補正データとの差を
減算器201 にて算出した後に、乗算器202 でこの差分デ
ータと緑原色信号の映像信号データとが乗算され、減算
器203 においてこの乗算データを映像信号データから減
じることにより補正を行う。
【0039】実施例1では以上のようにしてガンマ補正
を施すので、各原色信号間におけるレベル比の変化を抑
制できる。
【0040】なお、上記実施例においては、圧縮補正デ
ータの生成に乗算器を用いたが、乗算器を使用せず、ビ
ットシフトにより、1/2,1/4,1/8等にデータ
を圧縮してもよいことは言うまでもない。
【0041】実施例2 図2は、本発明の実施例2による映像表示装置の構成を
示すブロック図であり、図2において図1(実施例1)
と同一番号を付したものは同一部分を示すのでこれらの
説明は省略する。図2において、21は、Rガンマ補正回
路14内の減算器143 の出力から所定のスレッシュホール
ドレベルのデータを減算する減算器211と、減算器211
の出力に圧縮係数を乗算する乗算器212 と、減算器143
の出力から乗算器212 の出力を減算する減算器213 とを
有する第2Rガンマ補正回路であり、第2Rガンマ補正
回路21で設定されるスレッシュホールドレベルは、Rガ
ンマ補正回路14で設定されるスレッシュホールドレベル
よりも大きなレベルである。乗算器212 の出力は乗算器
142 の出力と加算器24にて加算され、その加算データは
最大値検出回路17に出力される。また、22は、Gガンマ
補正回路15内の減算器153 の出力から所定のスレッシュ
ホールドレベルのデータを減算する減算器221 と、減算
器221 の出力に圧縮係数を乗算する乗算器222 と、減算
器153 の出力から乗算器222 の出力を減算する減算器22
3 とを有する第2Gガンマ補正回路であり、第2Gガン
マ補正回路22で設定されるスレッシュホールドレベル
は、Gガンマ補正回路15で設定されるスレッシュホール
ドレベルよりも大きなレベルである。乗算器222 の出力
は乗算器152 の出力と加算器25にて加算され、その加算
データは最大値検出回路17に出力される。更に、23は、
Bガンマ補正回路16内の減算器163 の出力から所定のス
レッシュホールドレベルのデータを減算する減算器231
と、減算器231 の出力に圧縮係数を乗算する乗算器232
と、減算器163 の出力から乗算器232 の出力を減算する
減算器233 とを有する第2Bガンマ補正回路であり、第
2Bガンマ補正回路23で設定されるスレッシュホールド
レベルは、Bガンマ補正回路16で設定されるスレッシュ
ホールドレベルよりも大きなレベルである。乗算器232
の出力は乗算器162 の出力と加算器26にて加算され、そ
の加算データは最大値検出回路17に出力される。
【0042】次に、動作について説明する。Rガンマ補
正回路14, Gガンマ補正回路15, Bガンマ補正回路16に
おいて、前述した実施例1と同様に、圧縮補正データを
生成し、3色それぞれの映像信号データを補正する。
【0043】Rガンマ補正回路14から出力された赤原色
信号の映像信号データは、第2Rガンマ補正回路21にお
いて、Rガンマ補正回路14での処理と同様に、減算器14
3 からの映像信号データから所定のスレッシュホールド
レベルのデータを減算器211で減算し、乗算器212 で所
定の割合に圧縮することにより圧縮補正データを生成
し、減算器143 からの映像信号データからこの圧縮補正
データを減算器213 で減算することにより、映像信号デ
ータの補正を行う。また、Gガンマ補正回路15から出力
された緑原色信号の映像信号データは、第2Gガンマ補
正回路22において、Gガンマ補正回路15での処理と同様
に、減算器153 からの映像信号データから所定のスレッ
シュホールドレベルのデータを減算器221 で減算し、乗
算器222 で所定の割合に圧縮することにより圧縮補正デ
ータを生成し、減算器153 からの映像信号データからこ
の圧縮補正データを減算器223 で減算することにより、
映像信号データの補正を行う。更に、Bガンマ補正回路
16から出力された青原色信号の映像信号データは、第2
Bガンマ補正回路23において、Bガンマ補正回路16での
処理と同様に、減算器163 からの映像信号データから所
定のスレッシュホールドレベルのデータを減算器231 で
減算し、乗算器232 で所定の割合に圧縮することにより
圧縮補正データを生成し、減算器163 からの映像信号デ
ータからこの圧縮補正データを減算器233 で減算するこ
とにより、映像信号データの補正を行う。
【0044】Rガンマ補正回路14, 第2Rガンマ補正回
路21でそれぞれ生成された圧縮補正データは、加算器24
で加算された後、最大値検出回路17に送られる。Gガン
マ補正回路15, 第2Gガンマ補正回路22でそれぞれ生成
された圧縮補正データと、Bガンマ補正回路16, 第2B
ガンマ補正回路23でそれぞれ生成された圧縮補正データ
とについても、加算器25, 26にてそれぞれ加算された
後、最大値検出回路17に送られる。最大値検出回路17で
は、各原色信号の総圧縮補正データから最大値を検出
し、このデータをRサブガンマ補正回路18, Gサブガン
マ補正回路19, Bサブガンマ補正回路20にそれぞれ送
る。
【0045】Rサブガンマ補正回路18では、最大値検出
回路17において選択された総圧縮補正データの最大値と
加算器24から出力された総圧縮補正データとの差を減算
器181 で算出した後に、乗算器182 でこの差分データと
赤原色信号の映像信号データとを乗算し、減算器183 に
おいてこの乗算データを映像信号データから減じること
により補正を行う。また、Gサブガンマ補正回路19で
は、最大値検出回路17において選択された総圧縮補正デ
ータの最大値と加算器25から出力された総圧縮補正デー
タとの差を減算器191 で算出した後に、乗算器192 でこ
の差分データと緑原色信号の映像信号データとを乗算
し、減算器193 においてこの乗算データを映像信号デー
タから減じることにより補正を行う。更に、Bサブガン
マ補正回路20では、最大値検出回路17において選択され
た総圧縮補正データの最大値と加算器26から出力された
総圧縮補正データとの差を減算器201 で算出した後に、
乗算器202 でこの差分データと青原色信号の映像信号デ
ータとを乗算し、減算器203 においてこの乗算データを
映像信号データから減じることにより補正を行う。
【0046】実施例2では以上のようにしてガンマ補正
を施すので、各原色信号間におけるレベル比の変化を抑
制できる。また、複数のスレッシュホールドレベルを設
定するので、実施例1に比べてよりなめらかな補正を行
える。
【0047】実施例3 図3は、本発明の実施例3による映像表示装置の構成を
示すブロック図であり、図3において、27は入力される
赤, 緑, 青の各原色信号のディジタル映像信号データの
レベルの最大値を検出する最大値検出回路であり、最大
値検出回路27は最大のレベルを有する原色信号の映像信
号データをコントラスト制御回路28へ出力する。コント
ラスト制御回路28は、入力される映像信号データの振幅
レベルをコントラスト制御データに基づいて調整してブ
ライトネス制御回路29へ出力する。ブライトネス制御回
路29は、入力される映像信号データの直流レベルをブラ
イトネス制御データに基づいて調整してMAXガンマ補
正回路30へ出力する。MAXガンマ補正回路30は、入力
される映像信号データから所定のスレッシュホールドレ
ベルのデータを減算する減算器301 と、減算器301 の出
力を圧縮する圧縮回路302 と、圧縮回路302 の出力を反
転させるインバータ303 とを有し、補正データを乗算器
31へ出力する。乗算器31は、この補正データにコントラ
スト制御データを乗算し、その乗算データをコントラス
ト制御回路32, 33, 34へ出力する。各コントラスト制御
回路32, 33, 34は、乗算器31からの出力に基づいて、
赤, 緑,青の各原色信号のディジタル映像信号データの
振幅レベルをそれぞれ調整して、対応する各ブライトネ
ス制御回路35, 36, 37へ出力する。各ブライトネス制御
回路35, 36, 37は、ブライトネス制御データに基づい
て、入力される赤, 緑, 青の各原色信号のディジタル映
像信号データの直流レベルを調整する。
【0048】次に、動作について説明する。入力された
赤, 緑, 青の各原色信号のディジタル映像信号データ
は、最大値検出回路27に送られ、ここで映像信号データ
レベルが最大の原色信号が選択され、選択された原色信
号のディジタル映像信号データがコントラスト制御回路
28に送られる。コントラスト制御回路28では、コントラ
スト制御データと映像信号データとを乗算することによ
り、映像信号の振幅レベルを調整し、続いてブライトネ
ス制御回路29で、ブライトネス制御データを加算するこ
とにより、映像信号の直流レベルを調整する。
【0049】このような制御を受けた映像信号データ
は、MAXガンマ補正回路30に送られる。ここでは、減
算器301 において、映像信号データから所定のスレッシ
ュホールドレベルのデータを減じた後、圧縮回路302 で
この減算結果を圧縮し、インバータ303 でデータの各ビ
ットを反転させて補正データを生成する。
【0050】この補正データは、乗算器31に送られ、コ
ントラスト制御データと乗算された後、赤, 緑, 青の各
原色信号のコントラスト制御回路32, 33, 34に送られ、
それぞれ映像信号データと乗算されて映像信号の振幅レ
ベルが調整され、続いて、ブライトネス制御回路35, 3
6, 37において、それぞれ映像信号データとブライトネ
ス制御データとが加算されて映像信号の直流レベルが調
整される。
【0051】実施例4 図4は、本発明の実施例4による映像表示装置の構成を
示すブロック図であり、図4において図3(実施例3)
と同一番号を付したものは同一部分を示すのでこれらの
説明は省略する。また、38は設定されるスレッシュホー
ルドレベルの大きさに応じて異なる圧縮割合のデータを
圧縮回路302 へ出力するアドレス圧縮制御データ生成用
のROMである。
【0052】次に、動作について説明する。上述の実施
例3と同様に、MAXガンマ補正回路30に入力された映
像信号データは、減算器301 で所定のスレッシュホール
ドレベルのデータを減算された後、圧縮回路302 におい
て所定の割合に圧縮されるが、このスレッシュホールド
レベルをアドレス入力とするようなROM38を用いて、
スレッシュホールドレベルの大小により圧縮割合を制御
するデータを生成し、この制御データを圧縮回路302 に
送り、減算器301 の出力である差分データの圧縮割合を
制御する。他の動作は、上述の実施例3と同じであるの
でその説明は省略する。
【0053】なお、この圧縮制御データ生成用のROM
38から出力される制御データは、圧縮回路302 に乗算器
等を使用せず、ビットシフト等の簡易的な方法で圧縮を
行う場合には、圧縮係数に相当するデータでなく、ビッ
トシフト量を選択できるようなデータであってもかまわ
ないことは言うまでもない。また、マイコン等で圧縮割
合を制御する場合には、以上のような動作をマイコン内
で行ってもよい。
【0054】実施例5 図5は、本発明の実施例5による映像表示装置の構成を
示すブロック図であり、図5において図3(実施例3)
と同一番号を付したものは同一部分を示すのでこれらの
説明は省略する。また、39は、ブライトネス制御回路29
からの映像信号データから所定のスレッシュホールドレ
ベルのデータを減算する減算器391 と、減算器391 から
の出力データを所定の補正データに変換するための変換
テーブルを備えた差分データ変換ROM392 とを有する
MAXガンマ補正回路である。
【0055】次に、動作について説明する。最大値検出
回路27, コントラスト制御回路28及びブライトネス制御
回路29にて上述の実施例3と同様な処理が施されて、M
AXガンマ補正回路39に入力された映像信号データは、
減算器391 で所定のスレッシュホールドレベルのデータ
を減算された後、その差分データが差分データ変換RO
M392 のアドレス入力に送られる。差分データ変換RO
M392 にてこの差分データは内蔵された変換テーブルに
従って所定の補正データに変換され、変換された補正デ
ータが乗算器31に送られる。なお、以降の動作は上述の
実施例3と同じであるので、その説明は省略する。
【0056】実施例6 図6は、本発明の実施例6による映像表示装置の構成を
示すブロック図であり、図6において図3(実施例3)
と同一番号を付したものは同一部分を示すのでこれらの
説明は省略する。また、40はMAXガンマ補正回路であ
り、MAXガンマ補正回路40は、ブライトネス制御回路
29からの映像信号データから第1のスレッシュホールド
レベル(SHレベル1)のデータを減算する減算器401
と、減算器401 の出力を圧縮する圧縮回路402 と、ブラ
イトネス制御回路29からの映像信号データから第2のス
レッシュホールドレベル(SHレベル2)のデータを減
算する減算器403 と、減算器403 の出力を圧縮する圧縮
回路404 と、両圧縮回路402, 404の出力を加算する加算
器405 と、加算器405 の出力を反転させるインバータ40
6 とを有する。
【0057】次に、動作について説明する。最大値検出
回路27, コントラスト制御回路28及びブライトネス制御
回路29にて上述の実施例3と同様な処理が施されて、M
AXガンマ補正回路40に入力された映像信号データは、
まず減算器401 で所定のスレッシュホールドレベル(S
Hレベル1)のデータを減算され、圧縮回路402 で所定
の割合に圧縮される。また、MAXガンマ補正回路40に
入力された映像信号データは、減算器403 でSHレベル
1とは異なる所定のスレッシュホールドレベル(SHレ
ベル2)のデータを減算され、圧縮回路404 で所定の割
合に圧縮される。各圧縮回路402, 404の出力は加算器40
5 で加算された後、インバータ406 で反転され、乗算器
31に送られる。以降の動作は上述の実施例3と同じであ
るので、その説明は省略する。
【0058】なお、上述の実施例では2つの異なるスレ
ッシュホールドレベルを設定する場合について説明した
が、3つ以上のスレッシュホールドレベルを設定する場
合についても同様に行えることは勿論である。
【0059】実施例7 図7は、本発明の実施例7による映像表示装置の構成を
示すブロック図であり、図7において図6(実施例6)
と同一番号を付したものは同一部分を示すのでこれらの
説明は省略する。また、41, 42は設定されるスレッシュ
ホールドレベルの大きさに応じて異なる圧縮割合のデー
タを圧縮回路402, 404へそれぞれ出力する圧縮制御デー
タ生成用のROMである。
【0060】次に、動作について説明する。上述の実施
例6と同様に、減算器401 及び減算器403 から出力され
た差分データは、圧縮回路402 及び圧縮回路404 でそれ
ぞれ所定の割合に圧縮されるが、SHレベル1, SHレ
ベル2をそれぞれアドレス入力とするようなROM41,
42において、スレッシュホールドレベルの大小により圧
縮割合を制御するデータを生成し、このデータを圧縮回
路402, 404に送って、差分データの圧縮割合を制御す
る。他の動作は、上述の実施例6と同じであるのでその
説明は省略する。
【0061】なお、上述の実施例4と同様に、ROM4
1, 42から出力される圧縮制御データは、圧縮係数デー
タのみならず、圧縮率を選択できるようなデータでもよ
く、またマイコン等を使用して制御する場合には、上記
動作をマイコン内で行ってもよい。
【0062】実施例8 図8は、本発明の実施例8による映像表示装置の構成を
示すブロック図であり、図8において図3(実施例3)
と同一番号を付したものは同一部分を示すのでこれらの
説明は省略する。また、43はMAXガンマ補正回路であ
り、MAXガンマ補正回路43は、ブライトネス制御回路
29からの映像信号データから第1のスレッシュホールド
レベル(SHレベル1)のデータを減算する減算器431
と、減算器431 からの出力データを所定のデータに変換
するための変換テーブルを備えた差分データ変換ROM
432 と、ブライトネス制御回路29からの映像信号データ
から第2のスレッシュホールドレベル(SHレベル2)
のデータを減算する減算器433 と、減算器433 からの出
力データを所定のデータに変換するための変換テーブル
を備えた差分データ変換ROM434 と、両差分データ変
換ROM432, 434の出力を加算する加算器435 とを有す
る。
【0063】次に、動作について説明する。最大値検出
回路27, コントラスト制御回路28及びブライトネス制御
回路29にて上述の実施例3と同様な処理が施されて、M
AXガンマ補正回路43に入力された映像信号データは、
減算器431, 433でそれぞれ所定のスレッシュホールドレ
ベル(SHレベル1,2)のデータを減算された後、差
分データ変換ROM432, 434のアドレス入力に送られ
る。各差分データ変換ROM432, 434では、それぞれ差
分データから変換テーブルに従って補正データが生成さ
れ、加算器435 でこれらの2つの補正データが加算され
た後に、乗算器31に送られる。以降の動作は上述の実施
例3と同じであるので、説明を省略する。
【0064】なお、上述の実施例では2つの異なるスレ
ッシュホールドレベルを設定する場合について説明した
が、3つ以上のスレッシュホールドレベルを設定する場
合についても同様に行えることは勿論である。
【0065】実施例9 図9は、本発明の実施例9による映像表示装置の構成を
示すブロック図であり、図9において図3(実施例3)
と同一番号を付したものは同一部分を示すのでこれらの
説明は省略する。また、44は白ピーク生成回路であり、
白ピーク生成回路44は、入力される赤原色信号の映像信
号データを圧縮する圧縮回路441 と、入力される緑原色
信号の映像信号データを圧縮する圧縮回路442 と、入力
される青原色信号の映像信号データを圧縮する圧縮回路
443 と、これらの圧縮回路441, 442, 443 の出力を加算
する加算器444 とを有する。
【0066】次に、動作について説明する。白ピーク生
成回路44に入力された赤, 緑, 青の各原色信号の映像信
号データは、圧縮回路441, 442, 443 でそれぞれ所定の
割合に圧縮され、圧縮された各映像信号データが加算器
444 で加算され、映像の白ピークが検出可能な映像信号
データである白ピーク信号データが生成される。生成さ
れた白ピーク信号データは、コントラスト制御回路28に
送られる。そして、その後、この白ピーク信号データに
対して、コントラスト制御回路28, ブライトネス制御回
路29, MAXガンマ補正回路30にて、上述の実施例3と
同じ処理が施される。なお、これらの各回路で施される
白ピーク信号データに対する処理内容は、上述の実施例
3における最大値検出回路27から出力されるディジタル
映像信号データに対する処理内容と同じであるので、そ
の説明は省略する。また、MAXガンマ補正回路30の後
段の乗算器31, コントラスト制御回路32, 33, 34及びブ
ライトネス制御回路35, 36, 37における動作も、上述の
実施例3と同じであるので説明は省略する。
【0067】実施例10 なお、上述した実施例9では、実施例3における最大値
検出回路27を白ピーク生成回路44に置き換えた場合の例
について説明したが、これは一例であり、前述した実施
例4〜8の各実施例における最大値検出回路27を、実施
例9にて説明した白ピーク生成回路44に置き換えた構成
としてもよい。
【0068】
【発明の効果】以上のように、第1発明では、3原色信
号のディジタル映像信号データのそれぞれについて、所
定のスレッシュホールドレベル以上のデータを圧縮し、
更に3原色信号の圧縮分の中で最大のものを求め、最大
値を有する原色信号以外の2原色信号について、2原色
信号の圧縮分と最大値との差に応じた割合で、2原色信
号のデータをそれぞれ圧縮するように構成したので、比
較的小さなゲート規模で色相変化がないガンマ補正回路
を得ることができる。
【0069】第2発明では、3原色信号のディジタル映
像信号データのそれぞれについて、ある複数のスレッシ
ュホールドレベル以上のデータをそれぞれ圧縮し、更に
3原色信号それぞれの圧縮分の総和の中で最大のものを
求め、総和の最大値を有する原色信号以外の2原色信号
について、2原色信号の圧縮分の総和の最大値との差に
応じた割合で、2原色信号のデータをそれぞれ圧縮する
ように構成したので、比較的小さなゲート規模で色相変
化がないガンマ補正回路を得ることができる。
【0070】第3発明では、3原色信号のディジタル映
像信号データの中で最大のデータのみについて、コント
ラスト制御及びブライトネス制御を行い、この結果と所
定のスレッシュホールドレベルとの差分を求め、この差
分データの1の補数を用いて3原色信号それぞれのコン
トラストレベルを調整するように構成したので、更に小
さなゲート規模で色相変化がないガンマ補正回路を得る
ことができる。
【0071】第4発明では、3原色信号のディジタル映
像信号データの中で最大のデータのみについて、コント
ラスト制御及びブライトネス制御を行い、この結果と所
定のスレッシュホールドレベルとの差分を求め、この差
分データを変換テーブルにて変換したデータを用いて3
原色信号それぞれのコントラストレベルを調整するよう
に構成したので、更に小さなゲート規模で色相変化がな
いガンマ補正回路を得ることができる。
【0072】第5発明では、3原色信号のディジタル映
像信号データの中で最大のデータのみについて、コント
ラスト制御及びブライトネス制御を行い、この結果と所
定の複数のスレッシュホールドレベルとの差分をそれぞ
れ求め、各差分データの総和の1の補数を用いて3原色
信号それぞれのコントラストレベルを調整するように構
成したので、更に小さなゲート規模で色相変化がないガ
ンマ補正回路を得ることができ、しかも複数のスレッシ
ュホールドレベルを用いる構成であるので、よりなめら
かにガンマ補正を行うことができる。
【0073】第6発明では、3原色信号のディジタル映
像信号データの中で最大のデータのみについて、コント
ラスト制御及びブライトネス制御を行い、この結果と所
定の複数のスレッシュホールドレベルとの差分をそれぞ
れ求め、各差分データの総和を変換テーブルにて変換し
たデータを用いて3原色信号それぞれのコントラストレ
ベルを調整するように構成したので、更に小さなゲート
規模で色相変化がないガンマ補正回路を得ることがで
き、しかも複数のスレッシュホールドレベルを用いる構
成であるので、よりなめらかにガンマ補正を行うことが
できる。
【0074】第7発明では、3原色信号の映像信号デー
タを所定の割合で加算した信号について、コントラスト
制御及びブライトネス制御を行い、この結果と所定のス
レッシュホールドレベルとの差分を求め、この差分デー
タの1の補数を用いて3原色信号それぞれのコントラス
トレベルを調整するように構成したので、更に小さなゲ
ート規模で色相変化がないガンマ補正回路を得ることが
できる。
【0075】第8発明では、第3または第7発明におい
て、差分データの1の補数を用いてコントラストレベル
を調整する際に、設定するスレッシュホールドレベルに
応じて差分データの圧縮割合を変えるように構成したの
で、過補正による歪みを防ぐことができる。
【0076】第9発明では、3原色信号の映像信号デー
タを所定の割合で加算した信号について、コントラスト
制御及びブライトネス制御を行い、この結果と所定のス
レッシュホールドレベルとの差分を求め、この差分デー
タを変換テーブルにて変換したデータを用いて3原色信
号それぞれのコントラストレベルを調整するように構成
したので、更に小さなゲート規模で色相変化がないガン
マ補正回路を得ることができる。
【0077】第10発明では、3原色信号の映像信号デー
タを所定の割合で加算した信号について、コントラスト
制御及びブライトネス制御を行い、この結果と所定の複
数のスレッシュホールドレベルとの差分をそれぞれ求
め、各差分データの総和の1の補数を用いて3原色信号
それぞれのコントラストレベルを調整するように構成し
たので、更に小さなゲート規模で色相変化がないガンマ
補正回路を得ることができ、しかも複数のスレッシュホ
ールドレベルを用いる構成であるので、よりなめらかに
ガンマ補正を行うことができる。
【0078】第11発明では、第5または第10発明におい
て、差分データの圧縮割合を複数の各スレッシュホール
ドレベル毎に変えるように構成したので、過補正による
歪みを防ぐことができる。
【0079】第12発明では、3原色信号の映像信号デー
タを所定の割合で加算した信号について、コントラスト
制御及びブライトネス制御を行い、この結果と所定の複
数のスレッシュホールドレベルとの差分をそれぞれ求
め、各差分データの総和を変換テーブルにて変換したデ
ータを用いて3原色信号それぞれのコントラストレベル
を調整するように構成したので、更に小さなゲート規模
で色相変化がないガンマ補正回路を得ることができ、し
かも複数のスレッシュホールドレベルを用いる構成であ
るので、よりなめらかにガンマ補正を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1による映像表示装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施例2による映像表示装置の構成
を示すブロック図である。
【図3】 本発明の実施例3による映像表示装置の構成
を示すブロック図である。
【図4】 本発明の実施例4による映像表示装置の構成
を示すブロック図である。
【図5】 本発明の実施例5による映像表示装置の構成
を示すブロック図である。
【図6】 本発明の実施例6による映像表示装置の構成
を示すブロック図である。
【図7】 本発明の実施例7による映像表示装置の構成
を示すブロック図である。
【図8】 本発明の実施例8による映像表示装置の構成
を示すブロック図である。
【図9】 本発明の実施例9による映像表示装置の構成
を示すブロック図である。
【図10】 従来の映像表示装置におけるガンマ補正回
路の回路構成図である。
【符号の説明】
14 Rガンマ補正回路、15 Gガンマ補正回路、16 B
ガンマ補正回路、17 最大値検出回路、18 Rサブガン
マ補正回路、19 Gサブガンマ補正回路、20 Bサブガ
ンマ補正回路、21 第2Rガンマ補正回路、22 第2G
ガンマ補正回路、23 第2Bガンマ補正回路、24, 25,
26 加算器、17 最大値検出回路、28 コントラスト制
御回路、29 ブライトネス制御回路、30 MAXガンマ
補正回路、31 乗算器、32, 33, 34 コントラスト制御
回路、39 MAXガンマ補正回路、40 MAXガンマ補
正回路、43 MAXガンマ補正回路、44 白ピーク生成
回路、143, 153, 163 減算器、392, 432, 434 差分
データ変換ROM。

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤,緑,青の原色信号を表示面に映出す
    る映像表示装置において、3原色信号各々について、そ
    のディジタル映像信号データの所定のスレッシュホール
    ドレベル以上の部分を所定の割合に圧縮する手段と、3
    原色信号各々について、圧縮後のデータのレベルと圧縮
    前のデータのレベルとの差分を求める手段と、求めた差
    分が最大値をとる原色信号以外の2原色信号において、
    2原色信号それぞれの差分と前記最大値との差に応じた
    割合で、2原色信号のデータを圧縮する手段とを備える
    ことを特徴とする映像表示装置。
  2. 【請求項2】 赤,緑,青の原色信号を表示面に映出す
    る映像表示装置において、3原色信号各々について、そ
    のディジタル映像信号データの複数のスレッシュホール
    ドレベル以上の部分をそれぞれ所定の割合に圧縮する手
    段と、3原色信号各々について、圧縮後のデータのレベ
    ルと圧縮前のデータのレベルとの差分の総和を求める手
    段と、求めた差分の総和が最大値をとる原色信号以外の
    2原色信号において、2原色信号それぞれの差分の総和
    と前記最大値との差に応じた割合で、2原色信号のデー
    タを圧縮する手段とを備えることを特徴とする映像表示
    装置。
  3. 【請求項3】 赤,緑,青の原色信号を表示面に映出す
    る映像表示装置において、3原色信号のディジタル映像
    信号データの中で最大値をとる原色信号を検出する手段
    と、最大値をとる原色信号についてのみ、第1の制御デ
    ータに応じた割合でその映像信号データの振幅レベルを
    調整する手段と、最大値をとる原色信号についてのみ、
    第2の制御データに応じた割合でその映像信号データの
    直流レベルを調整する手段と、振幅レベル及び直流レベ
    ルが調整された映像信号データの所定のスレッシュホー
    ルドレベル以上のデータについて、このスレッシュホー
    ルドレベルとの差分を求め、求めた差分データを所定の
    割合に圧縮した圧縮差分データの1の補数を生成する手
    段と、生成した圧縮差分データの1の補数と前記第1の
    制御データとを乗算して、第3の制御データを生成する
    手段と、3原色信号各々について、生成した第3の制御
    データに応じた割合でその映像信号データの振幅レベル
    を調整する手段とを備えることを特徴とする映像表示装
    置。
  4. 【請求項4】 赤,緑,青の原色信号を表示面に映出す
    る映像表示装置において、3原色信号のディジタル映像
    信号データの中で最大値をとる原色信号を検出する手段
    と、最大値をとる原色信号についてのみ、第1の制御デ
    ータに応じた割合でその映像信号データの振幅レベルを
    調整する手段と、最大値をとる原色信号についてのみ、
    第2の制御データに応じた割合でその映像信号データの
    直流レベルを調整する手段と、振幅レベル及び直流レベ
    ルが調整された映像信号データの所定のスレッシュホー
    ルドレベル以上のデータについて、このスレッシュホー
    ルドレベルとの差分を求め、求めた差分データを変換テ
    ーブルを用いて所定のデータに変換する手段と、変換し
    た所定のデータと前記第1の制御データとを乗算して、
    第3の制御データを生成する手段と、3原色信号各々に
    ついて、生成した第3の制御データに応じた割合でその
    映像信号データの振幅レベルを調整する手段とを備える
    ことを特徴とする映像表示装置。
  5. 【請求項5】 赤,緑,青の原色信号を表示面に映出す
    る映像表示装置において、3原色信号のディジタル映像
    信号データの中で最大値をとる原色信号を検出する手段
    と、最大値をとる原色信号についてのみ、第1の制御デ
    ータに応じた割合でその映像信号データの振幅レベルを
    調整する手段と、最大値をとる原色信号についてのみ、
    第2の制御データに応じた割合でその映像信号データの
    直流レベルを調整する手段と、振幅レベル及び直流レベ
    ルが調整された映像信号データの複数の所定のスレッシ
    ュホールドレベル以上のデータについて、これらのスレ
    ッシュホールドレベルとの差分をそれぞれ求め、求めた
    複数の差分データをそれぞれ所定の割合で圧縮した複数
    の圧縮差分データを加算し、加算結果である総差分デー
    タの1の補数を生成する手段と、生成した総差分データ
    の1の補数と前記第1の制御データとを乗算して、第3
    の制御データを生成する手段と、3原色信号各々につい
    て、生成した第3の制御データに応じた割合でその映像
    信号データの振幅レベルを調整する手段とを備えること
    を特徴とする映像表示装置。
  6. 【請求項6】 赤,緑,青の原色信号を表示面に映出す
    る映像表示装置において、3原色信号のディジタル映像
    信号データの中で最大値をとる原色信号を検出する手段
    と、最大値をとる原色信号についてのみ、第1の制御デ
    ータに応じた割合でその映像信号データの振幅レベルを
    調整する手段と、最大値をとる原色信号についてのみ、
    第2の制御データに応じた割合でその映像信号データの
    直流レベルを調整する手段と、振幅レベル及び直流レベ
    ルが調整された映像信号データの複数の所定のスレッシ
    ュホールドレベル以上のデータについて、これらのスレ
    ッシュホールドレベルとの差分をそれぞれ求め、求めた
    複数の差分データを加算した加算データを変換テーブル
    を用いて所定のデータに変換する手段と、変換した所定
    のデータと前記第1の制御データとを乗算して、第3の
    制御データを生成する手段と、3原色信号各々につい
    て、生成した第3の制御データに応じた割合でその映像
    信号データの振幅レベルを調整する手段とを備えること
    を特徴とする映像表示装置。
  7. 【請求項7】 赤,緑,青の原色信号を表示面に映出す
    る映像表示装置において、3原色信号のディジタル映像
    信号データを所定の割合で加算して3原色加算信号デー
    タを求める手段と、求めた3原色加算信号データについ
    て、第1の制御データに応じた割合でその映像信号デー
    タの振幅レベルを調整する手段と、求めた3原色加算信
    号データについて、第2の制御データに応じた割合でそ
    の映像信号データの直流レベルを調整する手段と、振幅
    レベル及び直流レベルが調整された映像信号データの所
    定のスレッシュホールドレベル以上のデータについて、
    このスレッシュホールドレベルとの差分を求め、求めた
    差分データを所定の割合に圧縮した圧縮差分データの1
    の補数を生成する手段と、生成した圧縮差分データの1
    の補数と前記第1の制御データとを乗算して、第3の制
    御データを生成する手段と、3原色信号各々について、
    生成した第3の制御データに応じた割合でその映像信号
    データの振幅レベルを調整する手段とを備えることを特
    徴とする映像表示装置。
  8. 【請求項8】 設定するスレッシュホールドレベルによ
    り、前記差分データの圧縮割合を変えるように構成した
    ことを特徴とする請求項3または7記載の映像表示装
    置。
  9. 【請求項9】 赤,緑,青の原色信号を表示面に映出す
    る映像表示装置において、3原色信号のディジタル映像
    信号データを所定の割合で加算して3原色加算信号デー
    タを求める手段と、求めた3原色加算信号データについ
    て、第1の制御データに応じた割合でその映像信号デー
    タの振幅レベルを調整する手段と、求めた3原色加算信
    号データについて、第2の制御データに応じた割合でそ
    の映像信号データの直流レベルを調整する手段と、振幅
    レベル及び直流レベルが調整された映像信号データの所
    定のスレッシュホールドレベル以上のデータについて、
    このスレッシュホールドレベルとの差分を求め、求めた
    差分データを変換テーブルを用いて所定のデータに変換
    する手段と、変換した所定のデータと前記第1の制御デ
    ータとを乗算して、第3の制御データを生成する手段
    と、3原色信号各々について、生成した第3の制御デー
    タに応じた割合でその映像信号データの振幅レベルを調
    整する手段とを備えることを特徴とする映像表示装置。
  10. 【請求項10】 赤,緑,青の原色信号を表示面に映出
    する映像表示装置において、3原色信号のディジタル映
    像信号データを所定の割合で加算して3原色加算信号デ
    ータを求める手段と、求めた3原色加算信号データにつ
    いて、第1の制御データに応じた割合でその映像信号デ
    ータの振幅レベルを調整する手段と、求めた3原色加算
    信号データについて、第2の制御データに応じた割合で
    その映像信号データの直流レベルを調整する手段と、振
    幅レベル及び直流レベルが調整された映像信号データの
    複数の所定のスレッシュホールドレベル以上のデータに
    ついて、これらのスレッシュホールドレベルとの差分を
    それぞれ求め、求めた複数の差分データをそれぞれ所定
    の割合で圧縮した複数の圧縮差分データを加算し、加算
    結果である総差分データの1の補数を生成する手段と、
    生成した総差分データの1の補数と前記第1の制御デー
    タとを乗算して、第3の制御データを生成する手段と、
    3原色信号各々について、生成した第3の制御データに
    応じた割合でその映像信号データの振幅レベルを調整す
    る手段とを備えることを特徴とする映像表示装置。
  11. 【請求項11】 複数のスレッシュホールドレベルそれ
    ぞれに対する差分データの圧縮割合を、それぞれのスレ
    ッシュホールドレベルに応じて変えるように構成したこ
    とを特徴とする請求項5または10記載の映像表示装
    置。
  12. 【請求項12】 赤,緑,青の原色信号を表示面に映出
    する映像表示装置において、3原色信号のディジタル映
    像信号データを所定の割合で加算して3原色加算信号デ
    ータを求める手段と、求めた3原色加算信号データにつ
    いて、第1の制御データに応じた割合でその映像信号デ
    ータの振幅レベルを調整する手段と、求めた3原色加算
    信号データについて、第2の制御データに応じた割合で
    その映像信号データの直流レベルを調整する手段と、振
    幅レベル及び直流レベルが調整された映像信号データの
    複数の所定のスレッシュホールドレベル以上のデータに
    ついて、これらのスレッシュホールドレベルとの差分を
    それぞれ求め、求めた複数の差分データを加算した加算
    データを変換テーブルを用いて所定のデータに変換する
    手段と、変換した所定のデータと前記第1の制御データ
    とを乗算して、第3の制御データを生成する手段と、3
    原色信号各々について、生成した第3の制御データに応
    じた割合でその映像信号データの振幅レベルを調整する
    手段とを備えることを特徴とする映像表示装置。
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