JP3261931B2 - 移動体の非接触給電線のユニット構造 - Google Patents

移動体の非接触給電線のユニット構造

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JP3261931B2
JP3261931B2 JP16919895A JP16919895A JP3261931B2 JP 3261931 B2 JP3261931 B2 JP 3261931B2 JP 16919895 A JP16919895 A JP 16919895A JP 16919895 A JP16919895 A JP 16919895A JP 3261931 B2 JP3261931 B2 JP 3261931B2
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正己 高三
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非接触給電設備におけ
る移動体の移動線路に沿って張設され、前記移動体に高
周波電流を非接触で給電する給電線を複数に分割してユ
ニット化し、隣り合う給電線ユニットを接続具によって
接続する移動体の非接触給電線のユニット構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の非接触給電設備(特開平5−33
6607)は、図9に示すように案内レールRに沿って
所定間隔置きにハンガーが水平に突設されたブラケット
が取り付けられ、各ハンガーの先端には前記案内レール
Rに沿ってダクトDが張設され、各ダクトD内に始端が
電源装置Mに接続され、終端が接続された通電方向の異
なるループ状の給電線Wを敷設するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の非接触給電
設備は、前記案内レールRに沿って張設された前記ダク
トD内に始端が前記電源装置Mに接続された前記ループ
状の給電線Wを敷設するものであるので、高所において
前記案内レールRに沿って一本の長くて重い前記ループ
状の給電線Wを敷設するものであり、敷設作業が大変で
あり、レイアウト変更および工程変更が大変であるとい
う問題があった。
【0004】そこで本発明者らは、移動体に高周波電流
を非接触で給電する給電線を複数に分割してユニット化
し、隣り合う給電線ユニットを誘導レールユニットの水
平上壁と水平下壁とを連結する壁から突設された接続具
によって接続して、非接触給電設備における移動体の移
動線路に沿って張設するという本発明の技術的思想に着
眼し、更に研究開発を重ねて、高所での前記給電線の敷
設および施工が容易で、レイアウト変更および工程変更
への対応が容易であるという目的を達成する本発明に到
達した。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の移動体の非接触
給電線のユニット構造は、非接触給電設備における移動
体の移動線路に沿って張設され前記移動体のコイルに高
周波電流を非接触で給電する給電線を、複数に分割した
給電線ユニットと、該隣り合う給電線ユニットを接続す
る接続具とから成り、該接続具が、誘導レールユニット
の水平上壁と水平下壁とを連結する壁から突設されてい
るものである。
【0006】本発明の移動体の非接触給電線のユニット
構造は、上記発明において、前記給電線ユニットが、前
記移動体の前記移動線路を構成する誘導レールユニット
の長さに対応した長さに形成されているとともに、前記
接続具が、前記誘導レールユニットの水平上壁と水平下
壁とを連結する壁から突設された収納凹部に挿置されて
いるものである。
【0007】本発明(請求項に記載の第発明)の移
動体の非接触給電線のユニット構造は、非接触給電設備
における移動体の移動線路に沿って張設され前記移動体
のコイルに高周波電流を非接触で給電する給電線を、複
数に分割した給電線ユニットと、該隣り合う給電線ユニ
ットを接続する接続具とから成り、前記隣り合う給電線
ユニットを接続する接続具が、前記誘導レールユニット
に沿って設置されたブラケットにおいて、その横方向に
突設されたハンガーの一端に形成された給電線収容部に
配設されているものである。
【0008】本発明の移動体の非接触給電線のユニット
構造は、段落0006に記載の上記発明において、前記
接続具が、前記収納凹部に挿置された中空円筒体のスリ
ーブによって構成され、前記隣り合う給電線ユニットの
対向する端部を挿入した後圧着して連結されるものであ
る。
【0009】本発明(請求項に記載の第発明)の移
動体の非接触給電線のユニット構造は、非接触給電設備
における移動体の移動線路に沿って張設され前記移動体
のコイルに高周波電流を非接触で給電する給電線を、複
数に分割した給電線ユニットと、該隣り合う給電線ユニ
ットを接続する接続具とから成り、前記隣り合う給電線
ユニットを接続する接続具が、前記誘導レールユニット
に沿って設置されたブラケットにおいて、その横方向に
突設されたハンガーの一端に形成された給電線収容部に
配設され、前記接続具が、一端に前記隣り合う給電線ユ
ニットの対向する端部を挿入する凹部が形成されるとと
もに他端に取外し自在の固着具が固着される一対の接続
具と、該一対の接続具の他端を連結する連結具とから成
るものである。
【0010】
【作用】上記構成より成る段落0005記載の上記発明
の移動体の非接触給電線のユニット構造は、分割された
給電線ユニットを前記誘導レールユニットの水平上壁と
水平下壁とを連結する壁から突設されている接続具によ
って接続することにより、非接触給電設備における移動
体の移動線路に沿って張設され、前記接続具によって接
続された前記給電線ユニットによって、前記移動体のコ
イルに高周波電流を非接触で給電するものである。
【0011】上記構成より成る段落0006記載の上記
発明の移動体の非接触給電線のユニット構造は、前記移
動体の前記移動線路を構成する誘導レールユニットの長
さに対応した長さに分割形成された給電線ユニットを前
記誘導レールユニットの水平上壁と水平下壁とを連結す
る壁から突設された収納凹部に挿置されている前記接続
具によって接続することにより、非接触給電設備におけ
る移動体の移動線路に沿って張設され、前記接続具によ
って接続された前記給電線ユニットによって、前記移動
体のコイルに高周波電流を非接触で給電するものであ
る。
【0012】上記構成より成る第発明の移動体の非接
触給電線のユニット構造は、分割された給電線ユニット
を、前記誘導レールユニットに沿って設置されたブラケ
ットにおいて、その横方向に突設されたハンガーの一端
に形成された給電線収容部に配設された前記接続具によ
って接続することにより、非接触給電設備における移動
体の移動線路に沿って張設され、前記接続具によって接
続された前記給電線ユニットによって、前記移動体のコ
イルに高周波電流を非接触で給電するものである。
【0013】上記構成より成る段落0008記載の上記
発明の移動体の非接触給電線のユニット構造は、前記移
動体の前記移動線路を構成する誘導レールユニットの長
さに対応した長さに分割された給電線ユニットを、前記
接続具を構成する前記収納凹部に挿置された前記中空円
筒体のスリーブに前記隣り合う給電線ユニットの対向す
る端部を挿入した後圧着して連結することにより、非接
触給電設備における移動体の移動線路に沿って張設さ
れ、前記接続具によって接続された前記給電線ユニット
によって、前記移動体のコイルに高周波電流を非接触で
給電するものである。
【0014】上記構成より成る第発明の移動体の非接
触給電線のユニット構造は、分割された給電線ユニット
を、前記誘導レールユニットに沿って設置されたブラケ
ットにおいて、その横方向に突設されたハンガーの一端
に形成された給電線収容部に配設された一端に前記隣り
合う給電線ユニットの対向する端部を挿入する凹部が形
成されるとともに他端に取外し自在の固着具が固着され
る一対の接続具と、該一対の接続具の他端を連結する連
結具とから成る前記接続具によって接続することによ
り、非接触給電設備における移動体の移動線路に沿って
張設され、前記接続具によって接続された前記給電線ユ
ニットによって、前記移動体のコイルに高周波電流を非
接触で給電するものである。
【0015】
【発明の効果】上記作用を奏する段落0010記載の上
発明の移動体の非接触給電線のユニット構造は、分割
された前記給電線ユニットを前記誘導レールユニットの
水平上壁と水平下壁とを連結する壁から突設されている
前記接続具によって接続して敷設することによって、前
記移動体のコイルに高周波電流を非接触で給電するもの
であるので、高所での前記給電線の敷設および施工が容
易で、レイアウト変更および工程変更への対応が容易で
あるという効果を奏する。
【0016】上記作用を奏する段落0011記載の上記
発明の移動体の非接触給電線のユニット構造は、前記第
1発明の効果に加え、前記移動体の前記移動線路を構成
する誘導レールユニットの長さに対応した長さに分割形
成された給電線ユニットを前記誘導レールユニットの水
平上壁と水平下壁とを連結する壁から突設された収納凹
部に挿置されている前記接続具によって接続するもので
あるので、誘導レールユニットに予め前記分割形成され
た給電線ユニットを取り付けておき、その後誘導レール
ユニットの施工を行えばよいので、前記給電線の敷設お
よび施工が一層容易であるという効果を奏する。
【0017】上記作用を奏する第発明の移動体の非接
触給電線のユニット構造は、前記第1発明の効果に加
え、前記誘導レールユニットに沿って設置されたブラケ
ットにおいて、その横方向に突設されたハンガーの一端
に形成された給電線収容部に配設された前記接続具によ
って接続するので、前記接続具を確実に保持することが
出来るという効果を奏する。
【0018】上記作用を奏する段落0013記載の上記
発明の移動体の非接触給電線のユニット構造は、前記第
1発明の効果に加え、前記接続具を構成する前記収納凹
部に挿置された前記中空円筒体のスリーブに前記隣り合
う給電線ユニットの対向する端部を挿入した後圧着して
連結するものであるので、簡単な接続具による簡単な接
続作業を実現するという効果を奏する。
【0019】上記作用を奏する第発明の移動体の非接
触給電線のユニット構造は、前記第3発明の効果に加
え、一端に前記隣り合う給電線ユニットの対向する端部
を挿入する凹部が形成されるとともに他端に取外し自在
の固着具が固着される一対の接続具と、該一対の接続具
の他端を連結する連結具とから成る前記接続具によって
接続するものであるので、取外し自在の固着具によって
前記一対の接続具が前記連結具を介して連結されるた
め、レイアウト変更および工程変更への対応が容易であ
るという効果を奏する。
【0020】
【実施例】以下本発明の実施例につき、図面を用いて説
明する。
【0021】(第1実施例) 第1実施例の移動体の非接触給電線のユニット構造は、
図1ないし図5に示すように非接触給電設備における移
動体1の移動線路に沿って張設され前記移動体1のコイ
ルに高周波電流を非接触で給電する給電線を、前記移動
体の前記移動線路を構成する誘導レールユニット2の長
さと同一の長さになるように複数に分割した給電線ユニ
ット5と、該隣り合う給電線ユニット5を接続する接続
具6とから成るものである。
【0022】前記給電線ユニット5は、図1ないし図5
に示すように所定の長さの前記誘導レールユニット2に
後述する給電線保持装置によって予め保持された上で、
高所において隣り合う給電線ユニット5をスリーブ状の
接続具6によって接続される構成より成るものである。
【0023】前記給電線保持装置は、図1ないし図5に
示すように非接触給電設備における移動体の移動線路に
沿って配設された所定長さの誘導レールユニット2と、
該誘導レールユニット2の長手方向に一定間隔毎に配設
され、先端に給電線を構成する給電線ユニット5を挿置
する凹部311、321が形成され水平に突設した2個
のハンガー31、32を備えた複数のブラケット3と、
該ブラケットの先端に装着された前記カバー4によって
構成される。
【0024】前記誘導レールユニット2は、図4および
図5に示すように水平上壁21と水平下壁22と該水平
上壁21と水平下壁22とを連結する垂直壁20とから
成りる略H字状の横断面の所定長さの部材によって構成
され、水平上壁の下面に前記垂直壁に平行な突起23が
長手方向に延在しているとともに、水平下壁の上面に前
記垂直壁に平行な突起24が長手方向に延在している。
【0025】前記ブラケット3は、図4および図5に示
すように矩形の板状の基部30と、先端に略J字状の凹
部が形成され前記基部30から水平に突設した2個のハ
ンガー31、32とから成る略π字状の断面の部材によ
って構成される。
【0026】前記ブラケット3の基部30は、上壁21
および下壁22に近い上下に延在する側壁303、30
4に対称関係にテーパ部305、306を形成して、傾
けることにより前記ブラケット3を一定間隔毎に前記誘
導レールユニット2の前記突起23と前記垂直壁20と
の間の隙間に脱着自在に装着される構成より成るもので
ある。
【0027】前記ハンガー31、32は、図4および図
5に示すように前記給電線ユニット5が挿置される略4
分の3円状の凹部311、321が先端上部に形成され
るとともに、先端部上下水平壁に前記カバーのツメ部が
係合する溝部312、322が形成されている。
【0028】前記カバー4は、図4および図5に示すよ
うに円弧部40と該円弧部40の両端に対向間隔が徐々
に狭くなるように配設され先端に前記ハンガー31、3
2の溝部312、322に係合するV字状の爪411、
421を形成した上下の直線部41、42とから成る略
U字状の横断面の前記ハンガー31、32の長さより長
い部材より成る。
【0029】前記V字状の爪411、421は、前記ハ
ンガー31、32の先端の上下の壁部に形成した略台形
状の溝部312、322と嵌め合いロック構造を構成
し、前記給電線ユニット5を締め付け固定する構成より
成る。
【0030】前記カバー4は、図5に示すように前記上
下の直線部41、42の長手方向の両端片側に対称に直
角方向に突出した突起412および422を形成して、
前記ハンガー31、32に対して該カバー4を位置決め
し、前記ハンガー3から該カバー4が長手方向に脱落す
るのを防止するとともに、前記給電線ユニット5の長手
方向のずれを阻止し得る構成より成る。
【0031】前記接続具6は、図1ないし図3に示すよ
うに中空円筒体の裸スリーブ60によって構成され、隣
り合う前記誘導レールユニット2の接続部において、前
記隣り合う給電線ユニット5の対向する被覆を除去した
端部を挿入した後両側を圧着して連結され、絶縁用のゴ
ムまたはセラミックキャップが装着される。
【0032】上記構成より成る第1実施例の移動体の非
接触給電線のユニット構造は、低所において、所定の長
さの前記誘導レールユニット2の長手方向に一定間隔毎
に配設された複数の前記ブラケット3において水平に突
設した2個のハンガー31、32の先端に形成された凹
部311、321に前記給電線ユニット5を挿置する。
そして、カバー4の爪411、421をハンガー31、
32の溝部312、322に嵌め合わせることにより、
給電線ユニット5を締め付け固定する。
【0033】前記給電線ユニット5が挿置された前記誘
導レールユニット2を高所の所定位置に列設し、かかる
高所の隣り合う前記誘導レールユニット2の接続部にお
いて、前記隣り合う給電線ユニット5の対向する被覆を
除去した端部を前記スリーブ状の接続具6に挿入した後
両側を圧着して連結され、絶縁用のゴムまたはセラミッ
クキャップが装着される。
【0034】上記作用を奏する第1実施例の移動体の非
接触給電線のユニット構造は、分割された前記給電線ユ
ニット5を前記接続具6によって接続して敷設すること
によって、前記移動体1のコイルに高周波電流を非接触
で給電するものであるので、高所での前記給電線の敷設
および施工が容易で、レイアウト変更および工程変更へ
の対応が容易であるという効果を奏する。
【0035】また第1実施例の移動体の非接触給電線の
ユニット構造は、低所において、前記移動体1の前記誘
導レールユニット2の長さに等しい長さに分割形成され
た給電線ユニット5を前記接続具6によって接続するも
のであるので、前記誘導レールユニット2に予め前記分
割形成された前記給電線ユニット5を取り付けておき、
その後高所における誘導レールユニットの施工を行えば
よいので、前記給電線の敷設および施工が一層容易であ
るという効果を奏する。
【0036】さらに第1実施例の移動体の非接触給電線
のユニット構造は、前記接続具6を構成する前記中空円
筒体のスリーブ60に前記隣り合う前記給電線ユニット
5の対向する端部を挿入した後圧着して連結するもので
あるので、前記接続具6が簡単であり、接続作業も簡単
であるという効果を奏する。
【0037】(第2実施例) 第2実施例の移動体の非接触給電線のユニット構造は、
図6ないし図8に示すように前記隣り合う給電線ユニッ
ト5を接続する接続具6が、前記誘導レールユニット2
に沿って一定間隔置きに設置されたブラケット3におい
て、その横方向に突設された複数のハンガー31、32
の一端に形成された給電線収容部に配設される構成より
成る。
【0038】前記接続具6が、一端に前記隣り合う前記
給電線ユニット5の対向する端部を挿入する円形凹部が
形成されるとともに他端に取外し自在のボルト、ナット
等の固着具が固着されるL字状の一対の接続具61、6
2と、該一対の接続具61、62の他端を連結する銅泊
を積層した矩形板状の連結具63とから成るものであ
る。
【0039】上記構成より成る第2実施例の移動体の非
接触給電線のユニット構造は、分割された前記給電線ユ
ニット5を、前記誘導レールユニット2に沿って一定間
隔置きに設置された前記ブラケット3において、その横
方向に突設された前記複数のハンガー31、32の一端
に形成された給電線収容部に配設された前記接続具6に
よって接続することにより、非接触給電設備における前
記移動体1の移動線路に沿って張設され、前記接続具に
よって接続された前記給電線ユニットによって、前記移
動体のコイルに高周波電流を非接触で給電するものであ
る。
【0040】前記ブラケット3において、その横方向に
突設された複数のハンガー31、32の一端に形成され
た給電線収容部に配設された前記L字状の一対の接続具
61、62の一端に前記隣り合う給電線ユニット5の対
向する端部を挿入する前記円形凹部が形成されるととも
に他端に取外し自在の固着具が固着される前記L字状の
一対の接続具61、62と、該一対の接続具61、62
の他端を連結する前記矩形連結具63とから成る前記接
続具6によって接続することにより、非接触給電設備に
おける移動体の移動線路に沿って張設され、前記接続具
によって接続された前記給電線ユニットによって、前記
移動体のコイルに高周波電流を非接触で給電するもので
ある。
【0041】上記作用を奏する第2実施例の移動体の非
接触給電線のユニット構造は、前記第1実施例の効果に
加え、前記誘導レールユニット2に沿って一定間隔置き
に設置された前記ブラケット3において、その横方向に
突設された複数のハンガー31、32の一端に形成され
た給電線収容部に配設された前記接続具6によって接続
するので、前記接続具6を確実に保持することが出来る
という効果を奏する。
【0042】また第2実施例の移動体の非接触給電線の
ユニット構造は、一端に前記隣り合う前記給電線ユニッ
ト5の対向する端部を挿入する円形凹部が形成されると
ともに他端に取外し自在の固着具が固着される一対の接
続具61、62と、該一対の接続具61、62の他端を
連結する連結具63とから成る前記接続具6によって接
続するものであるので、ボルト、ナット等の取外し自在
の固着具によって前記一対の接続具61、62が前記連
結具63を介して連結されるため、レイアウト変更およ
び工程変更への対応が容易であるという効果を奏する。
【0043】さらに第2実施例の移動体の非接触給電線
のユニット構造は、前記給電線ユニット5の接続部が、
前記ブラケット3の前記複数のハンガー31、32の一
端に形成された給電線収容部に収容固定されるので、前
記給電線ユニット5の接続部の垂れが生じにくいという
効果を奏する。
【0044】また第2実施例の移動体の非接触給電線の
ユニット構造は、前記隣り合う給電線ユニット5を、前
記L字状の一対の接続具61、62の他端を連結する銅
泊を積層した矩形板状の連結具63によって連結するの
で、接続部における電気的ロスを少なくすることが出来
るという効果を奏する。
【0045】上述の実施例は、説明のために例示したも
ので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無
く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記
載から当業者が認識することができる本発明の技術的思
想に反しない限り、変更および付加が可能である。
【0046】上記第2実施例においては、接続部におけ
る電気的ロスを少なくするために一例として連結具に銅
泊を採用したが、本発明としてはそれらに限定されるも
のでは無く、安価でシンプルな構成の銅バーを採用する
ことも出来るものである。
【0047】上述の実施例においては、一例として複数
のハンガーによって複数の給電線を支持する例について
説明したが、本発明としてはそれらに限定されるもので
は無く、1個のハンガーによって1本の給電線を支持す
る例を採用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例装置を適用した非接触給電
設備および移動体を示す側面図である。
【図2】本第1実施例装置を示す斜視図である。
【図3】本第1実施例装置の接続具を示す斜視図であ
る。
【図4】本第1実施例における給電線ユニットを支持す
るブラケットおよびハンガーを示す断面図である。
【図5】本第1実施例における給電線ユニットを支持す
るブラケットおよびハンガーを示す側面図である。
【図6】本発明の第2実施例装置を示す断面図である。
【図7】本第2実施例装置を示す側面図である。
【図8】本第2実施例の接続具を示す平面図である。
【図9】従来装置を示す側面図である。
【符号の説明】
1 移動体 2 誘導レールユニット 5 給電線ユニット 6 接続具
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−311603(JP,A) 特開 平5−336607(JP,A) 特開 平6−153305(JP,A) 特表 平8−501436(JP,A) 国際公開93/23909(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60L 5/00 B60M 7/00 B65G 54/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非接触給電設備における移動体の移動線
    路に沿って張設され前記移動体のコイルに高周波電流を
    非接触で給電する給電線を、複数に分割した給電線ユニ
    ットと、 該隣り合う給電線ユニットを接続する接続具とから成
    り、 前記隣り合う給電線ユニットを接続する接続具が、前記
    誘導レールユニットに沿って設置されたブラケットにお
    いて、その横方向に突設されたハンガーの一端に形成さ
    れた給電線収容部に配設されていることを特徴とする移
    動体の非接触給電線のユニット構造。
  2. 【請求項2】 非接触給電設備における移動体の移動線
    路に沿って張設され前記移動体のコイルに高周波電流を
    非接触で給電する給電線を、複数に分割した給電線ユニ
    ットと、 該隣り合う給電線ユニットを接続する接続具とから成
    り、 前記隣り合う給電線ユニットを接続する接続具が、前記
    誘導レールユニットに沿って設置されたブラケットにお
    いて、その横方向に突設されたハンガーの一端に形成さ
    れた給電線収容部に配設され、 前記接続具が、一端に前記隣り合う給電線ユニットの対
    向する端部を挿入する凹部が形成されるとともに他端に
    取外し自在の固着具が固着される一対の接続具と、該一
    対の接続具の他端を連結する連結具とから成ることを特
    徴とする移動体の非接触給電線のユニット構造。
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