JP3261741B2 - ドア装置 - Google Patents

ドア装置

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JP3261741B2
JP3261741B2 JP17350792A JP17350792A JP3261741B2 JP 3261741 B2 JP3261741 B2 JP 3261741B2 JP 17350792 A JP17350792 A JP 17350792A JP 17350792 A JP17350792 A JP 17350792A JP 3261741 B2 JP3261741 B2 JP 3261741B2
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door
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学 鈴木
正樹 酒井
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Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数枚のドアを平
行移動させることによって開閉を行うドア装置に関す
る。
【従来の技術】複数枚のドアを平行移動させることによ
って開閉を行うドア装置が従来から実用されている。
【発明が解決しようとする課題】この従来のドア装置に
おいては、個々のドアに対して専用のガイドレールを並
列配置しており、これは、ドア装置の大形化およびコス
トアップの要因になっている。このような課題を解決す
るため、従来では実開昭62−127745号公報に記
載されているように、一条のガイドレールを使用して、
複数枚のドアをこの一条のガイドレールに沿って平行移
動可能に支承させるようにしたものもあるが、この実開
昭62−127745号公報に開示されたものは一条の
ガイドレールを挟んでその両側にそれぞれ別のドアを配
置するようにしたものであるから、一条のガイドレール
を挟んで両側にそれぞれドアを配置するためのスペース
が必要で、そのためドア装置のコンパクト化が図れない
虞があった。本発明の目的は、かかる実情に鑑み、コス
トダウンと一層のコンパクト化を図ったドア装置を提供
することにある。
【課題を解決するための手段】本発明では、一条のガイ
ドレールと、前記ガイドレールに沿って案内されるガイ
ドローラを有する複数枚のドアと、ドアに形成されたス
リットであって、上記各ドアを独立して上記ガイドレー
ルの一側面に沿って平行移動可能に支承させるべく、前
記ガイドレールの延出方向に沿って下流に位置するドア
のガイドローラを、隣接してその上流に位置する他のド
アのガイドローラ上流に位置決めるスリットとを備えて
いる。
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施例を説明する。工作機械は、図1に示すようなハ
ウジング1内に配置することが多い。なぜなら、加工動
作時に発生する切粉がその周囲に飛散するからである。
図1に示す本発明の実施例は、上記ハウジング1の前面
側に設けられたワーク搬入搬出用の開口部1aの開閉手
段として適用されている。この実施例は、上記ハウジン
グ1の前部上方に該ハウジング1の前面に沿う態様で配
設されたガイドレール2と、該ガイドレール2によって
移動可能に支承されたドア3、4とを備えている。上記
各ドア3および4の上端部には、ブラケット6および7
がそれぞれ配設されている。なお、上記各ドア3、4の
下方には、該各ドア3、4の下端部をそれぞれ遊嵌させ
る振れ止め用のレール5が設けられている。上記ブラケ
ット6には、その左端部6aおよび右端部6bにそれぞ
れ上下一対のガイドローラ6c、6cおよび6d、6d
が、また、ブラケット7には、その左端部7aおよび右
端部7bに上下一対のガイドローラ7c、7cおよび7
d、7dがそれぞれ付設され、ガイドローラ6c、6
d、7cおよび7dの対は、それぞれガイドレール2を
挟んでいる。一方、ブラケット6には、上記ガイドロー
ラ6c、6d間に上記ドア3の横幅と同等な横幅を有す
るスリット6eがその長手方向に沿って形成され、また
ブラケット7にも同様の態様でスリット7eが形成され
ている。上記ガイドローラ6c、6cおよび6d、6d
の軸8は、ガイドローラ7c、7cおよび7d、7dの
軸9よりも長く設定されており、図2に示すように、軸
8はブラケット7の上記スリット7eを貫通し、これに
よりガイドレール2の延出方向に沿って下流に位置する
ドア3のガイドローラ6d、6dを、隣接してその上流
に位置する他のドア4のガイドローラ7c、7cの上流
に位置決めるようにしている。以上の説明から明らかな
ように、上記ブラケット6、7は互いに平行し、かつブ
ラケット7に対してブラケット6がハウジング1の前面
側に位置する態様、即ちガイドレール2の一側面に沿っ
て平行移動可能に支承されている。この結果、ブラケッ
ト6および7から垂下されたドア3および4は互いに平
行し、かつそれらのブラケット6および7とともにガイ
ドレール2の一側面に沿って平行に移動することができ
る。従って、ガイドレール2の他側面にはドアを配設す
るためのスペースは不要である。一方、図1に示すよう
に、上記ブラケット7の左端部7aの前面には、先端部
が上記ブラケット6のスリット6e内に臨む態様で突起
10が付設され、また、上記ガイドレール2の前側部に
は、後述するドア4の開閉動作時における該ドア4の移
動範囲を規制するストッパ11がブラケット7のスリッ
ト7e内に臨む態様で付設されている。上記ガイドレー
ル2の上方には、該レール2に沿ってロッドレスシリン
ダ12が配設されており、該シリンダ12の可動ロッド
12aはブラケット6に連結されている。次に、本実施
例の作用について説明する。図1および図3は、ハウジ
ング1の開口部1aがドア3および4によって閉ざされ
た状態を示しており、この状態では、上記ブラケット6
のスリット6eの右端が上記突起10に、またブラケッ
ト7のスリット7eの右端がストッパ11にそれぞれ当
接している。ここで、上記シリンダ12にエアを供給し
てその可動ロッド12aを右方に付勢すると、図4に示
すように、ブラケット6がドア3と共に右方に移動し、
やがて、図5に示すように、ブラケット6のスリット6
eの左端が突起10に当接する。この時、ドア3、4
は、重なった状態にある。その後においては、ブラケッ
ト6の左方向移動力が突起10を介してブラケット7に
伝達されるので、両ブラケット6、7が右方向に一体移
動する。そして、両ブラケット6、7が図1に示した収
納部1bまで移動すると、図6に示すように、上記ブラ
ケット7のスリット7eの左端が上記ストッパ11に当
接し、これによって、両ブラケット6、7の移動が停止
する。この結果、各ドア3、4は重なった状態で収納部
1bに位置され、この時、ハウジング1の開口部1aは
開いた状態になる。次に、ドア3、4を再び閉じる場合
について説明する。この場合には、上記シリンダ12の
可動ロッド12aが左方に付勢される。これにより、図
7に示すように、ブラケット6が左方に移動し、やが
て、図8に示すように、上記ブラケット6のスリット6
eの右端が突起10に当接する。この時、上記各ドア
3、4は、隣接する側端部相互が僅かに重なった状態に
なる。その後、ブラケット6の左方向移動力が突起10
を介してブラケット7に伝達され、これによって両ブラ
ケット6、7が一列に連なった状態で左方向に一体移動
する。そして、両ブラケット6、7が図1に示したよう
に、開口部1aまで移動すると、図3に示すように、上
記ブラケット7のスリット7eの右端が上記ストッパ1
1に当接し、これによって、両ブラケット6、7の移動
が停止する。そして、この状態では、各ドア3、4が図
1に示した開口部1aを閉じることになる。ところで、
ハウジング1内に配置された上記工作機械は周囲に切粉
を飛散するが、上記のようにドア3、4が閉じられた場
合、ハウジング1の前面側に飛散した切粉は該ドア3、
4によって開口部1aからの飛び出しが防止される。つ
まり、ドア3、4は、切粉の飛散防止用カバーとして機
能する。上記実施例においては、ブラケット7の左端部
7aの前面に突起10を設けているが、図9に示すよう
に、この突起10に対応する突起10′をブラケット6
側に設けることも可能である。この場合、突起10′
は、ブラケット6の右端部6bにその先端がブラケット
7のスリット7e内に臨む態様で設けられ、かつ上記ス
トッパ11と干渉しないようにその取付位置が設定され
る。また、上記実施例では、一対のドア3および4を開
閉動作しているが、本発明は3枚以上のドアを開閉動作
させる場合にも適用することができる。また、上記実施
例では、直線状のガイドレール2を用いているが、この
ガイドレール2が所定の曲率半径を有する場合において
も本発明は適用可能である。ただし、この場合には、ド
ア3、4およびレール5にも同じ曲率半径を持たせる必
要がある。
【発明の効果】本発明によれば、ドアに、一条のガイド
レールの延出方向に沿って下流に位置するドアのガイド
ローラを、隣接してその上流に位置する他のドアのガイ
ドローラ上流に位置決めるスリットを形成し、これによ
り複数の各ドアを独立して一条のガイドレールの一側面
に沿って平行移動可能に支承させるようにしたから、ガ
イドレールの他側面にはドアを配設するためのスペース
は不要で、このためドア装置の一層のコンパクト化とコ
ストダウンを図り、省スペースで安価なドア装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドア装置の一実施例を示した斜視
図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】ドアによって開口部が閉じられた状態を示した
図。
【図4】一方のドアが収納部側へ動いた時の状態を示し
た図。
【図5】双方のドアが重なった時の状態を示した図。
【図6】双方のドアが収納部に収納された時の状態を示
した図。
【図7】一方のドアが開口部側へ動いた時の状態を示し
た図。
【図8】ドアが一列に連なった時の状態を示した図。
【図9】本発明の他の実施例を示した斜視図。
【符号の説明】
2…ガイドレール 6d、7c、…ガイドローラ 3、4…ドア 7e…スリット
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−360746(JP,A) 実開 昭62−127745(JP,U) 実開 昭62−144143(JP,U) 実開 平1−175145(JP,U) 特公 昭56−13148(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23Q 11/08 E05D 15/06 E06B 3/46

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一条のガイドレール(2)と、 前記ガイドレール(2)に沿って案内されるガイドロー
    ラ(6c、6d、7c、7d)を有する複数枚のドア
    (3、4)と、 ドア(4)に形成されたスリット(7e)であって、上
    記各ドア(3、4)を独立して上記ガイドレール(2)
    の一側面に沿って平行移動可能に支承させるべく、前記
    ガイドレール(2)の延出方向に沿って下流に位置する
    ドア(3)のガイドローラ(6d)を、隣接してその上
    流に位置する他のドア(4)のガイドローラ(7c)上
    流に位置決めるスリット(7e)とを備えたことを特徴
    とするドア装置。
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