JP3261323B2 - 横延伸装置用オーブンサポート構造 - Google Patents
横延伸装置用オーブンサポート構造Info
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- JP3261323B2 JP3261323B2 JP30820096A JP30820096A JP3261323B2 JP 3261323 B2 JP3261323 B2 JP 3261323B2 JP 30820096 A JP30820096 A JP 30820096A JP 30820096 A JP30820096 A JP 30820096A JP 3261323 B2 JP3261323 B2 JP 3261323B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oven
- support structure
- pressure plate
- oven support
- bearing
- Prior art date
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- Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、横延伸装置用オー
ブンサポート構造に関し、特に、球面すべり軸受とスラ
イドベアリングを用い、オーブンの２軸方向へのスムー
ズな動きを得るための新規な改良に関する。
ブンサポート構造に関し、特に、球面すべり軸受とスラ
イドベアリングを用い、オーブンの２軸方向へのスムー
ズな動きを得るための新規な改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の横延伸装
置用オーブンサポート構造としては、一般に、図２及び
図３で示す構成が採用されていた。すなわち、図２にお
いて符号１で示されるものは、押出機（図示せず）から
押し出されたフィルム状の樹脂板を加熱しつつ横延伸す
るための周知のオーブンであり、このオーブン１の下部
１ａとプレッシャプレート２との間は軸３で結合されて
いると共に、このプレッシャプレート２と固定配置のベ
ースプレート４との間は、ホジキ５に嵌め込まれた鋼球
６が設けられ、このホジキ５の外側はストッパ７によっ
て支持されている。
置用オーブンサポート構造としては、一般に、図２及び
図３で示す構成が採用されていた。すなわち、図２にお
いて符号１で示されるものは、押出機（図示せず）から
押し出されたフィルム状の樹脂板を加熱しつつ横延伸す
るための周知のオーブンであり、このオーブン１の下部
１ａとプレッシャプレート２との間は軸３で結合されて
いると共に、このプレッシャプレート２と固定配置のベ
ースプレート４との間は、ホジキ５に嵌め込まれた鋼球
６が設けられ、このホジキ５の外側はストッパ７によっ
て支持されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の横延伸装置用オ
ーブンサポート構造は、以上のように構成されていたた
め、次のような課題が存在していた。すなわち、図３の
構成のように、プレッシャプレートとベースプレートと
の間に、ホジキで保持した鋼球を有する構成であるた
め、オーブンが加熱されて熱膨張によりオーブン全体が
２軸方向へ移動しようとするが、その際、鋼球がベース
プレート上の直線方向へ移動するために、繰り返し移動
させると、ベースプレート上へ直線状の凹部が形成さ
れ、この凹部が形成されると、一方向のみの動きとな
り、オーブンの自由な動きが不能となって延伸機能に重
大な障害となっていた。
ーブンサポート構造は、以上のように構成されていたた
め、次のような課題が存在していた。すなわち、図３の
構成のように、プレッシャプレートとベースプレートと
の間に、ホジキで保持した鋼球を有する構成であるた
め、オーブンが加熱されて熱膨張によりオーブン全体が
２軸方向へ移動しようとするが、その際、鋼球がベース
プレート上の直線方向へ移動するために、繰り返し移動
させると、ベースプレート上へ直線状の凹部が形成さ
れ、この凹部が形成されると、一方向のみの動きとな
り、オーブンの自由な動きが不能となって延伸機能に重
大な障害となっていた。
【０００４】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、球面すべり軸受とスライド
ベアリングを用い、オーブンの２軸方向へのスムーズな
動きを得るようにした横延伸装置用オーブンサポート構
造を提供することを目的とする。
めになされたもので、特に、球面すべり軸受とスライド
ベアリングを用い、オーブンの２軸方向へのスムーズな
動きを得るようにした横延伸装置用オーブンサポート構
造を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明による横延伸装置
用オーブンサポート構造は、オーブンの下部に接続され
たプレッシャプレートを、ベアリングを介して固定配置
のベースプレート上で可動式に支持するようにした横延
伸装置用オーブンサポート構造において、前記ベアリン
グは、前記オーブンとプレッシャプレートとの間に設け
られた球面すべり軸受と、前記プレッシャプレートとベ
ースプレートとの間に設けられたスライドベアリング
と、からなる構成である。
用オーブンサポート構造は、オーブンの下部に接続され
たプレッシャプレートを、ベアリングを介して固定配置
のベースプレート上で可動式に支持するようにした横延
伸装置用オーブンサポート構造において、前記ベアリン
グは、前記オーブンとプレッシャプレートとの間に設け
られた球面すべり軸受と、前記プレッシャプレートとベ
ースプレートとの間に設けられたスライドベアリング
と、からなる構成である。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に、本発明による
横延伸装置用オーブンサポート構造の好適な実施の形態
について説明する。なお、従来例と同一又は同等の部分
については同一符号を用いて説明する。図１において符
号１で示されるものは、押出機（図示せず）から押し出
されたフィルム状の樹脂板を加熱しつつ横延伸するため
の周知のオーブンであり、このオーブン１の下部１ａに
設けられたアジャスティングスクリュ１０を有する軸３
とプレッシャプレート２との間は周知の球面すべり軸受
２０で結合され、このプレッシャプレート２の下面２ａ
とベースプレート４との間には均一な当たり面を有する
第１、第２スライドベアリング部２１、２２からなる周
知のスライドベアリング２３が設けられている。
横延伸装置用オーブンサポート構造の好適な実施の形態
について説明する。なお、従来例と同一又は同等の部分
については同一符号を用いて説明する。図１において符
号１で示されるものは、押出機（図示せず）から押し出
されたフィルム状の樹脂板を加熱しつつ横延伸するため
の周知のオーブンであり、このオーブン１の下部１ａに
設けられたアジャスティングスクリュ１０を有する軸３
とプレッシャプレート２との間は周知の球面すべり軸受
２０で結合され、このプレッシャプレート２の下面２ａ
とベースプレート４との間には均一な当たり面を有する
第１、第２スライドベアリング部２１、２２からなる周
知のスライドベアリング２３が設けられている。
【０００７】次に、動作について述べる。前述のよう
に、横延伸動作の際に、オーブン１が加熱されて熱膨張
によってオーブン１がＸ、Ｙの２軸方向に移動する場
合、軸３の動きが球面すべり軸受２０で案内され、プレ
ッシャプレート２の動きがスライドベアリング２３で案
内され、このスライドベアリング２３の各スライドベア
リング部２１、２２の当たり面は完全に均一な面仕上げ
で構成されているため、熱膨張による移動が長時間にわ
たって継続された場合においても、スライドベアリング
２３の摺動面は経時変化が起こることは少なく、オーブ
ン１のスムーズな２軸方向移動を確保することができ
る。
に、横延伸動作の際に、オーブン１が加熱されて熱膨張
によってオーブン１がＸ、Ｙの２軸方向に移動する場
合、軸３の動きが球面すべり軸受２０で案内され、プレ
ッシャプレート２の動きがスライドベアリング２３で案
内され、このスライドベアリング２３の各スライドベア
リング部２１、２２の当たり面は完全に均一な面仕上げ
で構成されているため、熱膨張による移動が長時間にわ
たって継続された場合においても、スライドベアリング
２３の摺動面は経時変化が起こることは少なく、オーブ
ン１のスムーズな２軸方向移動を確保することができ
る。
【０００８】
【発明の効果】本発明による横延伸装置用オーブンサポ
ート構造は、以上のように構成されているため、次のよ
うな効果を得ることができる。すなわち、オーブンを支
持する軸を球面すべり軸受を介してプレッシャプレート
に接続し、プレッシャプレートとベースプレートとをス
ライドベアリングで接続しているため、スライドベアリ
ングの各面は均一な面が保たれ、オーブンのスムーズな
２軸方向移動を常時保つことができる。
ート構造は、以上のように構成されているため、次のよ
うな効果を得ることができる。すなわち、オーブンを支
持する軸を球面すべり軸受を介してプレッシャプレート
に接続し、プレッシャプレートとベースプレートとをス
ライドベアリングで接続しているため、スライドベアリ
ングの各面は均一な面が保たれ、オーブンのスムーズな
２軸方向移動を常時保つことができる。
【図１】本発明による横延伸装置用オーブンサポート構
造を示す構成図である。
造を示す構成図である。
【図２】従来の横延伸装置用オーブンサポート構造を示
す構成図である。
す構成図である。
【図３】図２の要部を示す拡大断面図である。
１ オーブン １ａ 下部 ２ プレッシャプレート ４ ベースプレート ２０ 球面すべり軸受 ２２ スライドベアリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平９−59903（ＪＰ，Ａ) 特開 昭55−99926（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−264150（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−152721（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B29C 55/00 - 55/30 F16C 32/00 - 32/06 F16C 17/00 - 17/26 F16C 33/00 - 33/28
Claims (1)
- 【請求項１】 オーブン(1)の下部(1b)に接続されたプ
レッシャプレート(2)を、ベアリングを介して固定配置
のベースプレート(4)上で可動式に支持するようにした
横延伸装置用オーブンサポート構造において、前記ベア
リングは、前記オーブン(1)とプレッシャプレート(2)と
の間に設けられた球面すべり軸受(20)と、前記プレッシ
ャプレート(2)とベースプレート(4)との間に設けられた
スライドベアリング(22)と、からなることを特徴とする
横延伸装置用オーブンサポート構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30820096A JP3261323B2 (ja) | 1996-11-19 | 1996-11-19 | 横延伸装置用オーブンサポート構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30820096A JP3261323B2 (ja) | 1996-11-19 | 1996-11-19 | 横延伸装置用オーブンサポート構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10146888A JPH10146888A (ja) | 1998-06-02 |
| JP3261323B2 true JP3261323B2 (ja) | 2002-02-25 |
Family
ID=17978131
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30820096A Expired - Fee Related JP3261323B2 (ja) | 1996-11-19 | 1996-11-19 | 横延伸装置用オーブンサポート構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3261323B2 (ja) |
-
1996
- 1996-11-19 JP JP30820096A patent/JP3261323B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10146888A (ja) | 1998-06-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |