JP3258038B2 - 光通信方式 - Google Patents

光通信方式

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JP3258038B2
JP3258038B2 JP16792891A JP16792891A JP3258038B2 JP 3258038 B2 JP3258038 B2 JP 3258038B2 JP 16792891 A JP16792891 A JP 16792891A JP 16792891 A JP16792891 A JP 16792891A JP 3258038 B2 JP3258038 B2 JP 3258038B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えば加入者系に適用
できる光通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光加入者系の光通信方式の一例と
して図12(a) に示すようなものが考えられている。こ
の図において、1は強度変調方式の光送信器である。こ
の光信号の波長はλ1 で送出し、光ファイバ2によりス
ターカプラ3に伝送される。スターカプラ3で分配され
た信号は光ファイバ4,5,6で各加入者の直接検波方
式の光受信器1(7),(8),(9) に接続される。このような
伝送系はテレビ信号の分配・伝送系として一般的に考え
られているものである。
【0003】ところで、上記第1のサービスとは異なる
第2のサービスを希望した加入者に対し、光送信器2(1
0)を用いてサービスを提供する場合を考える。このよう
な時、従来技術では波長多重伝送を行なう方法があり、
同図(b) に示す。強度変調による光受信器2の波長はλ
2 とし、光合波器(11)を介して合成し、光ファイバ(2),
(4),(6) を用いて伝送する。そして第2のサービスを希
望する加入者には光分波器(14)と光受信器2(15)を配置
し、光受信器2(15)により第2のサービスを受ける。こ
の場合、第1のサービスのみでよい加入者の光受信器に
も波長フィルタもしくは分波器(12),(13) を挿入する必
要がある。また、別の方法として、同図(c) に示すよう
に第2のサービスは新たな光ファイバ(17)を使って提供
する方式が考えられる。この方式では各加入者が次々と
第2のサービスを希望するとスター状光ファイバ網に張
替えていくこととなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来知られている多重
化方式では第2のサービスの提供を受けない加入者にま
で装置の改良を要求するか、新たな光ファイバ伝送系を
設置するかである。前者は第2のサービスの提供を受け
ない加入者にとって多大な迷惑をかけることとなり、後
者は従来の設備がまったく使えないため、非常なコスト
高になる。
【0005】本発明は前記問題点を解決し、第2のサー
ビスの提供を受けない加入者の装置を変更することな
く、また従来の伝送路をそのまま利用できる光通信方式
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、デジタル
信号を強度変調して出力する第一の送信器とこの強度変
調されたデジタル信号を直接検波する第一の受信器とを
用いて第一の波長で強度変調、直接検波方式によりデジ
タル信号の光通信を行なう第一の伝送系と、第二の送信
器と第二の受信器とを用いて第二の波長による光強度一
定の位相変調方式または周波数変調方式の光通信を行な
う第二の伝送系とを多重し、この多重信号により情報伝
送を行なう光通信方式であって、前記第一の受信器は、
前記多重信号のまま受信し、前記多重信号の光強度変調
信号から前記第一の送信器の出力信号を取り出し、前記
第二の受信器は、前記多重信号のまま受信し、前記第二
の受信器が前記第一の受信器に比べて光周波数選択性が
高いことを利用することによって前記第二の送信器の出
力信号を取り出すことを特徴とした光通信方式である。
第2の発明は、前記第二の受信器は、基準波長の光を発
振する局発光発振素子と、情報伝送する前記多重信号の
ままの光と前記局発光発振素子からの光とを合成する2
×2合成器と、前記2×2合成器により合成された光を
受光し電気信号に変換する複数の光電変換素子とを備
え、前記複数の光電変換素子の差分信号を取り出すこと
を特徴とする第1の発明記載の光通信方式である。第3
の発明は、前記第二の受信器はヘテロダイン形受信器で
構成され、前記第二の伝送系が前記第―の伝送系のべー
スバンド帯域以上の帯域で前記第二の伝送系の中間周波
数を設定したことを特徴とする第1または第2の発明記
載の光通信方式である。第4の発明は、第1のデジタル
信号を強度変調して出力する第1の送信器(101)と
この強度変調された第1のデジタル信号を直接検波する
第1の受信器(125)とを用いて第1の波長で強度変
調・直接検波方式により第1のデジタル信号の光ファイ
バ通信を行なっている第1の伝送系に、第2のデジタル
信号を強度変調して出力する第2の送信器(103)と
この強度変調された第2のデジタル信号を直接検波する
第2の受信器(126)とを用いて前記第1の波長と異
なる第2の波長にて強度変調・直接検波方式により第1
のデジタル信号の通信を前記光ファイバを使って行う第
2の伝送系が、光合分波器(105及び122)を用い
て多重化されている光通信方式であって、さらに、第3
の送信器(140)と第3の受信器(128)とを用い
て第3の波長による光強度一定の位相変調もしくは周波
数変調方式の通信を前記光ファイバを使って行う第3の
伝送系を付加することによって、前記第1の送信器の出
力信号、前記第2の送信器の出力信号及び前記第3の送
信器の出力信号を多重した多重信号が前記光ファイバを
通り、前記光合分波器によって、前記多重信号から前記
第1の送信器の出力信号が分離され、前記第1の受信器
は、この分離された第1の送信器の出力信号を受信し、
この分離後の多重信号の光強度変調信号は、前記第2の
送信器からの出力信号の光強度変調信号に前記第3の送
信器からの出力信号である光強度一定の信号を足し合わ
せたものであり、前記第2の受信器は、前記分離後の多
重信号のまま受信し、前記分離後の多重信号の光強度変
調信号から前記第2の送信器の出力信号を取り出し、前
記第3の受信器は、前記分離後の多重信号のまま受信
し、前記第3の受信器が前記第2の受信器に比べて光周
波数選択性が高いことを利用することによって前記第3
の送信器の出力信号を取り出すことを特徴とする光通信
方式である。第5の発明は、前記光ファイバの途中に1
対Nのスターカプラを配置することを特徴とする第1ま
たは第4の発明記載の光通信方式である。
【0007】
【作用】上記構成の光通信方式では第1の波長にて強度
変調直接検波方式の光ファイバ通信を行なっている第1
の伝送系に、第2の波長を用いて位相変調もしくは周波
数変調による伝送を多重しても第1の伝送系に大きなノ
イズを加えないという原理を用いている。すなわち、第
2の伝送系は位相変調もしくは周波数変調であるから光
強度は常に一定である。このような光信号が第1の伝送
系に加えられても、多少ショットノイズが増加するだけ
であり、第1の伝送系に大きなノイズは加わらない。さ
らに、一般的には位相変調もしくは周波数変調を復調す
るには光ヘテロダインもしくは光ホモダイン法を用いる
ため、第2の伝送系は高感度である。したがって、第2
の伝送系の光信号強度は第1の伝送系の光信号強度より
小さくてよく、第1の伝送系のショットノイズ増加量は
極めて小さいと言える。
【0008】また、第2の伝送系では光ヘテロダインも
しくは光ホモダイン等により、光周波数選択性が大き
く、第1の伝送系の光信号はノイズとして問題になるこ
とはない。本発明は以上の原理に基づいてなされたもの
である。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図を参照して説明する。
【0010】まず、本発明の基本構成を図1に示す。強
度変調による光送信器1(1) は波長λ1 の光信号を送出
し、光ファイバ2,1対Nスターカプラ3,光ファイバ
4,5,6を通り、各加入者の直接検波方式の光受信器
7,8,9に接続されている。この系で第1のサービス
が提供されており、さらに第2のサービスを付加するも
のとする。第2のサービスは光送信器2(20)で行なうも
のとする。光送信器2(20)は波長λ2 の光を送出し、周
波数変調もしくは位相変調による伝送を行なう。光送信
器2(20)が送出した光信号は光分配器(21)により光送信
器1(1) の光と合成する。受信側では光分配器(22)によ
り光信号を分配し、光受信器2(25)に光信号を加える。
光受信器2は光送信器2の光信号を復調できるものであ
り、光ヘテロダインもしくは光ホモダイン法による受信
器である。
【0011】このような系において、受信器1(7),(8),
(9) が受信する光信号波形を図2に示す。この例ではデ
ジタル信号であるが、アナログ信号も同様に適用でき
る。光信号は光送信器1の信号成分と光送信器2の信号
成分の和で表わされる。そして、光受信器1は光送信器
2が強度変調でないために消光比が劣化した波形を受信
することになる。しかし、一般に光ヘテロダイン/ホモ
ダイン受信器は感度が高いため、光受信器への受光電力
は小さくて良い。したがって、消光比劣化は比較的小さ
く、光受信器1に与える影響は小さい。このことによ
り、第2のサービスを希望しない加入者の光受信器1
(7),(8)は何も対応することなく第1のサービスを受け
られることになる。しかも、従来の光伝送をそのまま利
用できる。光受信器2(25)は局発ゲインとバランス形受
信のため光周波数選択性が高く、光受信器1の影響を受
けることなく、光受信器2の信号を受信できる。
【0012】ここでバランス型受信器の構成の一例を図
3に示す。同図はヘテロダイン/ホモダイン方式により
光通信が行なわれる場合の受信器の構成である。伝送さ
れた光は光ファイバ50から入射され、局発発光素子
(例えば光ダイオード)から発振された光と、光カプラ
のような光合成器51により、合成される。合成された
光は同一極性方向に直列接続された2つのフォトダイオ
ード52,53に分配される。各フォトダイオードによ
り光電変換された電気信号は2つのフォトダイオードの
直列連結部分から取り出されるが、伝送信号のうち強度
変調された信号成分が打ち消される。これにより第一の
波長により伝送された信号成分は検出されず、第二の波
長により伝送された信号は局発発光素子からの光との干
渉を生じ、大きな局発利得を得て信号を取り出すことが
できる。
【0013】図4の例は、ヘテロダイン/ホモダイン受
信器でない場合で、FSK復調回路を光回路で実現した
例である。伝送信号は光ファイバ60から入射される。
干渉計を行なう光カプラ61,62と光ファイバ63,
64とによりマッハツェンダ干渉計を構成し、FM−A
M変換を行なっている。伝送信号はこの光合成により伝
送信号の干渉を生じ、図3のフォトダイオード直列接続
の信号に強度変調成分を打ち消すことができる。
【0014】さらにヘテロダイン受信器では、第一の伝
送系と第二の伝送系とで用いる波長をフィルタにより、
信号を分離することが可能である。図3に示したヘテロ
ダイン受信器のIF信号成分として増幅器54の出力の
周波数分布を図5に示す。光送信器によりIF信号71
は伝送系1により漏れ込んだ強度変調信号70より高く
設定すればよい。IF信号の周波数帯域を抽出する特性
72をもつバンドパスフィルタ56によりIF信号を抽
出することにより、これより周波数の低い強度変調成分
を抑圧することができる。
【0015】本発明は多種多様な光ネットワークにも適
用できる。図6はTCM(時間軸圧縮一芯双方向多重)
とWDM(波長分割多重)を用いたスター状加入者系の
例である。(100) は局であり、(111),(117),(127) が各
加入者である。局内にはTCM用の強度変調・直接検波
方式の光送信器1(101) と光受信器(102) があり、さら
にこれとは異なるサービスを提供するための強度変調光
送信器3(103)がある。これらは光分配器(104) と光合
分波器(105) により1本の光ファイバ(106) へと信号が
多重化されている。光送信器1(101) と光送信器3(10
3) の送出する波長は大きく異なり、合分波器(105) に
よりWDMが実現されている。1対Nスターカプラ(10
7) で光信号を分配し、光ファイバ(108),(109),(110)
によって各加入者に分配される。各加入者には強度変調
光送信器1(114),(118),(124) と直接検波光受信器(11
5),(119),(125) および光分配器(113),(120),(123) ,
光合分波器(112),(121),(122) を備え、TCM伝送を行
なう。さらに、加入者(114),(127) は光受信器3(116),
(126) により局内の光送信器3(103) のサービスを受け
ている。このネットワークに本発明を用いて第3,第4
のサービスを行なう場合について以下に説明する。
【0016】図7は第3のサービスを付加した例であ
る。光送信器2(140) は周波数変調もしくは位相変調の
光送信器であり、送出波長は光送信器3(103) の近傍と
する。したがって、光分配器(130) により合成し、光合
分波器(105) を介して加入者へ分配される。加入者(12
7) は第3のサービスを受けるため、光分配器(129) と
光受信器2(128) を設置する。他の加入者は装置の変更
なしに従来のサービスを受けられる。
【0017】さらに図8は第4のサービスを付加した例
である。この例では加入者から大容量の情報を局へ伝送
するものである。加入者(127) は周波数変調もしくは位
相変調の光送信器4(150) と1対3の光分配器(151) を
付加する。そして光送信器4(150) が送出する波長は光
送信器2(140) が送出する波長の近傍とする。各波長配
置を図9に図示する。λ1 は光送信器1が送出する波長
であり、同様に、λ2 ,λ3 ,λ4 はそれぞれ光送信器
2,3,4が送出する波長である。図中、破線は光合分
波器(105),(122),(121),(112) の透過特性を表わすもの
であり、λ2 ,λ3 ,λ4 は反射されて同じポートから
出力される波長であることがわかる。光送信器4から送
出された光信号は局内の光受信器4(153)で受信でき
る。このようにサービスの数が増えても、そのサービス
を希望しない加入者は何の変更も必要としないのが本発
明の特徴である。また、光分配器(151),(152) は分配数
が増すほど挿入損失が増大するが、光ヘテロダイン/ホ
モダイン受信系は感度が高いので、分配比を均等にせ
ず、強度変調・直接検波の光送受信器(103),(126) に大
きな光電力を分配できるようにすればよい。また、光送
受信器2,4の伝送系の衝突防止などの制御のために光
送受信器1または3の伝送系を用いても良い。
【0018】図10は本発明をN対Nスターネットワー
クに適用した例である。各局(201),(202),(203) がN対
Nスターカプラ(204) と光ファイバで接続されている。
各局には強度変調送信器1(205),(211),(217) とこの信
号を受信する光受信器1(207),(213),(219) を備えてい
る。また、周波数変調もしくは位相変調の光送信器2(2
06),(212),(218) とこれを受信する光受信器2(208),(2
14),(220) がある。また光信号を合成または分配するた
めの光分配器(209),(210),(215),(216),(222),(221) が
ある。このネットワークでは2つの伝送系が存在してい
るが、基本的な通信は光送信器1および光受信器1で行
なわれるものとする。すなわち、光送信器1および光受
信器1によりCSMA/CDやインプリシット・トーク
ンなどの通信プロトコルがサポートされ、光送信器2お
よび光受信器2は付加的で大容量伝送をサポートする。
また、光送信器2の送出波長を各局ごとに変えておき、
光受信器2で選択受信するようにすれば、ネットワーク
は超大容量化できる。このような時、光送信器2および
光受信器2の通信制御を行なうために光送信器1および
光受信器2を用いてもよい。この場合は、光送信器2で
送信を開始する前に光送信器1を用いて相手局に予約を
取り、了解を得てから光送信器2で送信を開始するなど
手順を決めておけばよい。
【0019】図11はループ状ネットワークで1対Nの
通信をする例である。局(300) と加入者(301),(302) 間
の通信をループ状光ファイバ(315),(316) を用いて行な
う。通常状態では光ファイバ(315) のみを用いて通信
し、光ファイバ(315) が断線した場合は光ファイバ(31
6) を用いる。また2芯ともに断線した時は光ファイバ
(315),(316) ともに用い、ループバック的動作を行なう
ネットワークである。局内の光送信器1(303),(309) は
波長λ1 で強度変調を行なう。光送信器2(304),(310)
は波長λ1 の近傍のλn で周波数変調もしくは位相変調
を行なう。通常は光送信器1(303) と光送信器2(304)
が動作し、光分配器(311) により合成され、光ファイバ
(315) に信号が送出される。加入者(301),(302) では方
向性結合器(317),(318),(325),(326) により光信号の入
出力を行なう。これらの方向性結合器の結合量は10%
程度と小さく、透過損失が小さいものを用いる。光受信
器1(312),(329) はλ1 ,λn の波長の光を受信できる
波長フィルタが内蔵されており、局内光送信器1の信号
を受信する。光受信器2(322),(330) は局内光送信器2
の信号を受信するものである。また、光送信器1(323),
(331) の波長はλ2で自局の光受信器1(321),(329) に
内蔵されている波長フィルタにより阻止される波長とす
る。光送信器1(323),(331) は強度変調方式であり、局
の光受信器1(307),(305) に対して送信する。また、光
送信器2(324),(332) の波長λm はλ2 の近傍であり、
周波数変調、もしくは位相変調により信号を送出し、局
内の光受信器(308),(306) が受信する。(319),(320),(3
27),(328) は光分配器である。
【0020】このネットワークにおいて、基本的な通信
は光送信器1と光受信器1の伝送系でTDMAを用いて
実現できる。大容量の通信は光送信器2,光受信器2の
伝送系で行なうこととし、この時光送受信器1の系で制
御を行ない、各加入者の光送信器2の信号が衝突しない
系が構築できる。
【0021】
【発明の効果】本発明を適用すれば、従来の強度変調・
直接検波のネットワークに影響を与えることなく、ま
た、前記ネットワークの伝送路を利用して、新たなサー
ビスが付加できる。また、本発明を利用したネットワー
クは大容量化を必要とする局の設備を改良すれば良いの
で効率的でもある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の基本構成を示す図
【図2】 本発明の原理を説明する図
【図3】 本発明に用いる受信器の構成を示す図
【図4】 本発明に用いる受信器の別の構成を示す図
【図5】 増幅器の出力の周波数分布を示す図
【図6】 本発明が適用できる別のネットワークの構成
【図7】 本発明の別の実施例を示す図
【図8】 本発明の別の実施例を示す図
【図9】 それぞれの伝送路で用いる周波数分布を示す
【図10】 本発明を別のネットワークに応用する場合
の構成図
【図11】 本発明を別のネットワークに応用する場合
の構成図
【図12】 従来の光通信方式を説明するための図
【符号の説明】
1…光送信器1 2、4、5、6…光ファイバ 3…スターカプラ 7、8、9…光受信器1 20…光受信器2 21、22…光分配器 25…光受信器2
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04B 10/20 H04J 14/04 14/06 H04L 12/44 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 10/00 - 10/28 H04J 14/00 - 14/08 H04L 12/44

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル信号を強度変調して出力する第
    一の送信器とこの強度変調されたデジタル信号を直接検
    波する第一の受信器とを用いて第一の波長で強度変調、
    直接検波方式によりデジタル信号の光通信を行なう第一
    の伝送系と、第二の送信器と第二の受信器とを用いて第
    二の波長による光強度一定の位相変調方式または周波数
    変調方式の光通信を行なう第二の伝送系とを多重し、こ
    の多重信号により情報伝送を行なう光通信方式であっ
    て、 前記第一の受信器は、前記多重信号のまま受信し、前記
    多重信号の光強度変調信号から前記第一の送信器の出力
    信号を取り出し、 前記第二の受信器は、前記多重信号のまま受信し、前記
    第二の受信器が前記第一の受信器に比べて光周波数選択
    性が高いことを利用することによって前記第二の送信器
    の出力信号を取り出す ことを特徴とした光通信方式。
  2. 【請求項2】 前記第二の受信器は、基準波長の光を発
    振する局発光発振素子と、情報伝送する前記多重信号の
    ままの光と前記局発光発振素子からの光とを合成する
    ×2合成器と、前記2×2合成器により合成された光を
    受光し電気信号に変換する複数の光電変換素子とを備
    え、前記複数の光電変換素子の差分信号を取り出すこと
    を特徴とする請求項1記載の光通信方式。
  3. 【請求項3】 前記第二の受信器はへテロダイン形受信
    器で構成され、前記第二の伝送系が前記第―の伝送系の
    べースバンド帯域以上の帯域で前記第二の伝送系の中間
    周波数を設定したことを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の光通信方式。
  4. 【請求項4】 第1のデジタル信号を強度変調して出力
    する第1の送信器とこの強度変調された第1のデジタル
    信号を直接検波する第1の受信器とを用いて第1の波長
    で強度変調・直接検波方式により第1のデジタル信号の
    光ファイバ通信を行なっている第1の伝送系に、第2の
    デジタル信号を強度変調して出力する第2の送信器とこ
    の強度変調された第2のデジタル信号を直接検波する第
    2の受信器とを用いて前記第1の波長と異なる第2の波
    長にて強度変調・直接検波方式により第1のデジタル信
    号の通信を前記光ファイバを使って行う第2の伝送系
    が、光合分波器を用いて多重化されている光通信方式で
    あって、 さらに、第3の送信器と第3の受信器とを用いて第3の
    波長による光強度一定の位相変調もしくは周波数変調方
    式の通信を前記光ファイバを使って行う第3の伝送系を
    付加することによって、前記第1の送信器の出力信号、
    前記第2の送信器の出力信号及び前記第3の送信器の出
    力信号を多重した多重信号が前記光ファイバを通り、 前記光合分波器によって、前記多重信号から前記第1の
    送信器の出力信号が分離され、 前記第1の受信器は、この分離された第1の送信器の出
    力信号を受信し、 この分離後の多重信号の光強度変調信号は、前記第2の
    送信器からの出力信号の光強度変調信号に前記第3の送
    信器からの出力信号である光強度一定の信号を足し合わ
    せたものであり、 前記第2の受信器は、前記分離後の多重信号のまま受信
    し、前記分離後の多重信号の光強度変調信号から前記第
    2の送信器の出力信号を取り出し、 前記第3の受信器は、前記分離後の多重信号のまま受信
    し、前記第3の受信器が前記第2の受信器に比べて光周
    波数選択性が高いことを利用することによって前記第3
    の送信器の出力信号を取り出すことを特徴とする光通信
    方式。
  5. 【請求項5】 前記光ファイバの途中に1対Nのスター
    カプラを配置することを特徴とする請求項1または請求
    項4記載の光通信方式。
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