JP3257493B2 - X線透視撮影装置 - Google Patents

X線透視撮影装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆるカセッテ
式撮影とカセッテレス式撮影の双方を行うことができる
X線透視撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カセッテレス式撮影を行うことができる
従来のX線透視撮影装置は、X線照射装置と、ハウジン
グと、そのハウジング内で撮影位置と待機位置との間で
移動可能なキャリッジと、そのキャリッジの駆動機構と
を備え、そのハウジング内における待機位置のキャリッ
ジとシート状X線フィルム収納マガジンとの間でシート
状X線フィルムを搬送可能とされている。
【0003】その収納マガジン内の未撮影シート状X線
フィルムが待機位置のキャリッジに搬送されると、キャ
リッジは駆動機構により未撮影シート状X線フィルムと
共に撮影位置に搬送され、撮影後に待機位置に復帰さ
れ、撮影済シート状X線フィルムはキャリッジから回収
マガジン内に搬送される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのようなX線透視撮
影装置において、カセッテ式撮影を行うことができるよ
うに、そのハウジング内にカセッテ付X線フィルムを出
し入れできるように出入り口を、形成し、そのカセッテ
付X線フィルムをキャリッジに着脱可能とすることが提
案されている。これにより、未撮影カセッテ付X線フィ
ルムが取り付けられたキャリッジを上記駆動機構により
撮影位置に搬送してX線透視撮影を行うことができる。
【0005】その出入り口からハウジング内に進入する
光により、カセッテレス撮影用のシート状X線フィルム
が感光しないように、その出入り口の開閉部材を設ける
必要がある。
【0006】その開閉部材をハウジングの外部からオペ
レータが手で開閉する構造にすると、カセッテレス式撮
影用のシート状X線フィルムのマガジンへの回収前や、
マガジンのフィルム出入口が閉鎖される前に、誤ってカ
セッテ付X線フィルムの出入り口を開いてしまい、カセ
ッテレス式撮影用のシート状X線フィルムを感光させる
おそれがある。また、その開閉部材に取り付ける把手が
ハウジングから張り出す場合、その把手に接触して不慮
に出入り口を開いてしまうおそれが大きくなる。
【0007】そのような開閉部材の不慮の動きを阻止す
る専用の機構を設けようとすると構造が複雑になり、製
造コストが増大する。
【0008】そこで、カセッテレス式撮影用シート状X
線フィルムを感光させるおそれがない時に出力される信
号に基づき、その開閉部材を開く機構を設けることが考
えられる。しかし、その開閉部材を開くための専用の駆
動機構を設けると、構造が複雑になり、製造コストが増
大する。
【0009】本発明は、上記問題を解決することのでき
るX線透視撮影装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、X線照射装置
と、ハウジングと、そのハウジング内で移動可能なキャ
リッジと、そのキャリッジの駆動機構と、そのハウジン
グ内におけるキャリッジとX線フィルム収納部との間で
シート状X線フィルムを搬送可能な機構とを備えるX線
透視撮影装置において、前記ハウジングに出入り口が、
そのハウジング内にカセッテ付X線フィルムを出し入れ
できるように形成され、そのカセッテ付X線フィルムは
前記キャリッジに着脱可能とされ、その出入り口の開閉
部材が設けられ、その開閉部材は、前記駆動機構により
駆動されるキャリッジを介してハウジングの内部側から
押されることで出入り口の開き位置に変位可能とされて
いることを特徴とする。
【0011】本発明の構成によれば、カセッテ付X線フ
ィルムの出入り口の開閉部材を、ハウジングの内部側か
ら、駆動機構により駆動されるキャリッジにより押すこ
とで開き位置に変位させることができる。よって、その
開閉部材をハウジングの外部側からオペレータが手で開
く必要はない。これにより、カセッテレス式撮影用シー
ト状X線フィルムを感光させるおそれがない時に出力さ
れる信号に基づき、その開閉部材を専用の駆動機構を設
けることなく開き位置に変位させることが可能になり、
構造の複雑化とコストの増大を防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0013】図1に示すX線透視撮影装置1は、基台2
により回転フレーム3を介して支持される被検者載置用
天板4と、この天板4の上方に支柱5を介して配置され
るX線照射装置6と、その天板4の下方に配置されるイ
メージインテンシファイア7と、その天板4とイメージ
インテンシファイア7との間に配置されるカセッテレス
速写撮影装置8とを備えている。
【0014】図2、図3に示すように、その速写撮影装
置8は、ハウジング9と、このハウジング9内で移動可
能なキャリッジ63と、このキャリッジ63の駆動機構
70と、フィルム搬送機構12と、シート状X線フィル
ム収納部であるところの第1、第2マガジン10、13
とを備える。この速写撮影装置8は、以下に示すよう
に、第1マガジン10に収納された多数枚の未撮影シー
ト状X線フィルム11を、フィルム搬送機構12により
第1待機位置(図2における破線A1で示す位置)のキ
ャリッジ63内に順次送り込み、そのキャリッジ63に
よりX線照射装置6とイメージインテンシファイア7と
の間に搬送し、撮影後に第1待機位置に復帰させて撮影
済シート状X線フィルム11′をフィルム搬送機構12
により第2マガジン12内に順次回収することでカセッ
テレス式撮影を行う。
【0015】図2に示すように、そのハウジング9は、
その天板4の長手方向に沿う第1部分9aと、この第1
部分9aの一端側から天板4の短手方向に延びる第2部
分9bとを有する。その第1部分9aの一端側がキャリ
ッジ63の第1待機位置とされ、他端側に両マガジン1
0、13が配置される。
【0016】図3〜図5に示すように、そのキャリッジ
63は、中空の本体63aと、この本体63a内に天板
4の長手方向に並列するように設けられる2対のピンチ
ローラ63b、63cと、天板4の長手方向に並列する
一対のカセッテ支持ロッド63d、63eとを有する。
その本体63aの上面にX線通過口63a′が形成さ
れ、側面にシート状X線フィルム出入り口63a″が形
成されている。両ピンチローラ63b、63cは、フィ
ルム搬送機構12によりキャリッジ63内に送り込まれ
たシート状X線フィルム11を挟み込むことで保持でき
ると共に、天板4の短手方向に添う軸中心に図外駆動装
置により回転駆動されることで、そのシート状X線フィ
ルム11を出入り口63a″から出し入れできる。両カ
セッテ支持ロッド63d、63eは、本体63aにガイ
ド63g、63hを介して天板4の短手方向に移動可能
に挿通され、各一端はカセッテ押さえ63fに連結され
る。図5に示すように、カセッテ押さえ63fを本体6
3aから離間させることで、両ロッド63d、63e上
にカセッテ付X線フィルム69を載置し、しかる後にカ
セッテ押さえ63fを本体63aに近接させることで、
そのカセッテ付X線フィルム69を本体63aとカセッ
テ押さえ63fとで挟み込むことができる。これによ
り、そのカセッテ付X線フィルム69はキャリッジ63
に着脱可能とされている。
【0017】図3に示すように、そのキャリッジ63
は、ハウジング9内に設けられたレール71にローラー
72を介して天板4の短手方向に往復移動可能に支持さ
れ、駆動機構70により駆動される。その駆動機構70
は、例えばチェーン巻き掛け伝動機構により構成され、
周回駆動されるチェーンをキャリッジ63に連結するこ
とでキャリッジ63を駆動できる。そのキャリッジ63
は、上記第1待機位置、シート状X線フィルム11がX
線照射装置6とイメージインテンシファイア7との間に
配置される第1撮影位置(図2において2点鎖線A2で
示す)、カセッテ付X線フィルム69がX線照射装置6
とイメージインテンシファイア7との間に配置される第
2撮影位置(図2において2点鎖線A3で示す)、退避
位置(図2において2点鎖線A4で示す)、および第2
待機位置(図2において2点鎖線A5で示す)に位置決
め可能とされている。その退避位置と第2撮影位置との
間に第1撮影位置が配置される。そのカセッテ付X線フ
ィルム69が取り付けられたキャリッジ63は、イメー
ジインテンシファイア7により画像データを得る際に退
避位置に位置決めされる。その第2待機位置は、その第
1待機位置よりも第1撮影位置から離れた位置であり、
後述のように、この第2待機位置のキャリッジ63に対
するカセッテ付X線フィルム69の着脱が可能とされて
いる。
【0018】図1、図4に示すように、そのハウジング
9に出入り口80が、そのハウジング9内にカセッテ付
X線フィルム69を出し入れできるように形成されてい
る。その出入り口80の開閉部材81が設けられてい
る。その開閉部材81は、その出入り口80からハウジ
ング9内への光の進入を閉鎖位置において阻止し、その
ハウジング9内部を暗室状態にするために用いられる。
【0019】その開閉部材81は、本実施形態では、そ
の表面に把手等の引っ掛かる部分が存在しない平滑な長
方形の板材により構成され、さらに、ハウジング9の外
側面よりも内方に配置されることで、手で開閉し難くな
っている。その開閉部材81は、下端が天板4の長手方
向に添う軸中心に揺動するように、ヒンジ82を介して
ハウジング9に取り付けられている。その開閉部材81
の上端が、ハウジング9にラッチ83を介して連結され
ることで、その出入り口80は閉鎖される。そのラッチ
83は、開閉部材81側に取り付けられる雄部材と、そ
の雄部材を弾性的に挟み込むことができるようにハウジ
ング9側に取り付けられる雌部材とで構成されている。
【0020】その開閉部材81を、上記駆動機構70に
より駆動されることで第2待機位置に位置決めされるキ
ャリッジ63のカセッテ押さえ63fにより、ハウジン
グ9の内部側から押すことができる。そのようにキャリ
ッジ63を介して押されることで、開閉部材81はハウ
ジング9とのラッチ83を介する連結が解除され、重力
により揺動し、図5において2点鎖線で示すように出入
り口80の開き位置に変位する。その出入り口80の開
き状態において、カセッテ押さえ63fを上記のように
キャリッジ63の本体63aから離間させることで、カ
セッテ付X線フィルム69をキャリッジ63に保持させ
ることができる。撮影後にカセッテ付X線フィルム69
をキャリッジ63から取外し、キャリッジ63を第1待
機位置に移動させることで、その開閉部材81を手で揺
動させてラッチ83の雄部材を雌部材に押し込み、出入
り口80を閉鎖することができる。
【0021】図1に示すように、ハウジング9の第1部
分9aの他端側の側面に、第1マガジン挿入口21と第
2マガジン挿入口22とが上下に並列して形成される。
その第1マガジン挿入口21から上記第1マガジン10
が、天板4の短手方向からハウジング9内に抜き差し可
能とされている。その第2マガジン挿入口22から上記
第2マガジン13が、天板4の短手方向からハウジング
9内に抜き差し可能とされている。そのハウジング9の
第1部分9aの他端側に挿入された各マガジン10、1
3の底面は、その第1部分9aの一端側に向かうに従い
下方に向かうように傾斜される。
【0022】図6に示すように、その第1マガジン10
は、直方体形のマガジン本体34と、このマガジン本体
34の上部に形成されるフィルム出入口35と、そのフ
ィルム出入口35を、往復移動により開閉する板状の蓋
部材36とを備える。その蓋部材36の往復移動方向
(図4において矢印A方向)は、天板4の長手方向に沿
う。その蓋部材36の一端36aは、この第1マガジン
10をハウジング9に挿入した状態においてスリット3
4aを介してハウジング9の外部に露出され、これによ
りハウジング9の外部からフィルム出入口35を開閉で
きる。
【0023】図7に示すように、その第2マガジン13
は、直方体形のマガジン本体44と、このマガジン本体
44の上部に形成されるフィルム出入口45と、そのフ
ィルム出入口45を、往復移動により開閉する板状の蓋
部材47とを備える。その蓋部材47の往復移動方向
(図5において矢印B方向)は、天板4の長手方向に沿
う。その蓋部材47の一端47aは、この第2マガジン
13をハウジング9に挿入した状態においてスリット4
4aを介してハウジング9の外部に露出され、これによ
りハウジング9の外部からフィルム出入口45を開閉で
きる。
【0024】図3に示すフィルム搬送機構12は、上記
第1待機位置のキャリッジ63と各マガジン10、13
との間でシート状X線フィルム11、11′を搬送する
ため、本実施形態では、吸盤61および第1、第2ピン
チローラ62a、62bを有する。その吸盤61は、天
板4の長手方向と、第1マガジン10に収納されるシー
ト状X線フィルム11の上面に直交する方向とに往復駆
動可能に設けられ、その第1マガジン10内のシート状
X線フィルム11を一枚ずつ吸い付けて取り出すことが
できる。その第1ピンチローラ62aは、キャリッジ6
3と第1マガジン10との間に配置され、天板4の短手
方向に添う軸中心に図外駆動装置により回転駆動される
ことで、その吸盤61により第1マガジン10から取り
出された未撮影シート状X線フィルム11を、第1待機
位置のキャリッジ63内に送り込むことができる。その
第2ピンチローラ62bは、キャリッジ63と第2マガ
ジン13との間に配置され、天板4の短手方向に添う軸
中心に図外駆動装置により回転駆動されることで、第1
待機位置のキャリッジ63から送り出される撮影済シー
ト状X線フィルム11′を第2マガジン13内に送り込
むことができる。なお、その第2ピンチローラ62bに
よりキャリッジ63から送り出される撮影済シート状X
線フィルム11′を第2マガジン13内に送り込む際
は、第1ピンチローラ62aは撮影済シート状X線フィ
ルム11′と干渉しない位置に変位可能とされている。
【0025】上記キャリッジ63の駆動機構70は図外
制御装置に接続され、その制御装置に接続される図外操
作盤の操作により、カセッテ付X線フィルム69の装着
準備信号が制御装置に入力可能とされている。また、キ
ャリッジ63が第1待機位置に位置するか否かを検知す
るセンサと、各マガジン10、13がマガジン挿入口2
1、22に挿入されているか否かを検知するセンサと、
各マガジン10、13のフィルム出入口35、45が蓋
部材36、37により閉鎖されているか否かを検知する
センサが、その制御装置に接続される。各センサは、マ
イクロスイッチやフォトマイクロセンサー等により構成
できる。その制御装置は、カセッテ付X線フィルム69
の装着準備信号が入力された場合、キャリッジ63が第
1待機位置に位置し、且つ、マガジン10、13がマガ
ジン挿入口21、22に挿入されていない場合、若しく
は、キャリッジ63が第1待機位置に位置し、且つ、マ
ガジン10、13がマガジン挿入口21、22に挿入さ
れていてフィルム出入口35、45が蓋部材36、37
により閉鎖されている場合にのみ、キャリッジ63を第
2待機位置に移動させるように駆動機構70に駆動信号
を送る。そのキャリッジ63の第2待機位置への移動に
より、上記のように開閉部材81は、キャリッジ63の
カセッテ押さえ63fを介してハウジング9の内部側か
ら押され、出入り口80の開き位置に変位する。この
際、カセッテレス式撮影用のシート状X線フィルム1
1、11′は、フィルム出入口35、45の閉鎖された
マガジン10、13に収納されているか、若しくは、ハ
ウジング9内に存在しないので、出入り口80が開いて
も感光するおそれはない。
【0026】その第2待機位置のキャリッジ63にロッ
ド63d、63eとカセッテ押さえ63fとを介してカ
セッテ付X線フィルム69を取付けた後に、そのキャリ
ッジ63を退避位置に移動させ、イメージインテンシフ
ァイア7により天板4上の被検体の透視像を観察し、必
要時にキャリッジ63を第2撮影位置に移動させ、カセ
ッテ付X線フィルム69を用いる撮影終了後にキャリッ
ジ63を第1待機位置に復帰させる。その第1待機位置
のキャリッジ63から撮影済カセッテ付X線フィルム6
9を取り外すことが可能とされている。その取外し後に
カセッテ押さえ63fをキャリッジ63の本体63aに
近接させ、開閉部材81により出入り口80を閉鎖する
ことで、カセッテレス式撮影が可能な状態になる。
【0027】上記構成によれば、カセッテ付X線フィル
ム69の出入り口80の開閉部材81を、ハウジング9
の内部側から駆動機構70により駆動されるキャリッジ
63を介して押すことで開き位置に変位させることがで
きる。よって、その開閉部材81をハウジング9の外部
側からオペレータが手で開く必要はない。これにより、
カセッテレス式撮影用シート状X線フィルム11、1
1′を感光させるおそれがない時に出力される信号に基
づき、その開閉部材81を専用の駆動機構を設けること
なく開き位置に変位させることが可能になり、構造の複
雑化とコストの増大を防止できる。
【0028】なお、本発明は上記実施形態に限定されな
い。例えば、カセッテ付X線フィルムの出入り口を、開
閉部材がハウジングの外面側にバネ等の弾力により押し
付けられることで閉鎖されるようにし、キャリッジを介
する押しつけの解除により開閉部材が弾力により閉鎖位
置に復帰するようにしてもよい。また、バネ等の弾力に
よりカセッテ押さえがキャリッジ本体に押し付られるよ
うにし、その弾力により、ロッド上に載置されたカセッ
テ付X線フィルムをカセッテ押さえとキャリッジ本体と
で挟み込むようにしてもよい。また、キャリッジの駆動
機構、カセッテレス式撮影用シート状X線フィルムの収
納部の構造、シート状X線フィルム搬送機構の構造も特
に限定されない。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、カセッテ式撮影とカセ
ッテレス式撮影の双方を行う場合に、カセッテ付X線フ
ィルムの出入り口が不慮に開くのを構造を複雑化するこ
となく防止し、カセッテレス式撮影用のシート状X線フ
ィルムが感光するのを防止できるX線透視撮影装置を提
供できる。
【0030】
【本発明の実施態様】本発明のX線透視撮影装置におい
て、カセッテ付X線フィルムの出入り口から進入する光
により感光されるおそれのあるシート状X線フィルムの
存在の有無を検知する手段と、その感光されるおそれの
あるシート状X線フィルムの存在時はキャリッジの駆動
がされるのが好ましい。これにより、シート状X線フィ
ルムが不慮に感光するのを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のX線透視撮影装置の正面図
【図2】本発明の実施形態のX線透視撮影装置の要部の
平面図
【図3】本発明の実施形態のX線透視撮影装置の要部の
構成説明用部分正面図
【図4】図2のIV‐IV線に沿う部分の構成説明図
【図5】本発明の実施形態のキャリッジの斜視図
【図6】本発明の実施形態の第1マガジンの斜視図
【図7】本発明の実施形態の第2マガジンの斜視図
【符号の説明】
6 X線照射装置 9 ハウジング 10 第1マガジン(シート状X線フィルム収納部) 11、11′ シート状X線フィルム 13 第2マガジン(シート状X線フィルム収納部) 63 キャリッジ 69 カセッテ付X線フィルム 70 駆動機構 80 出入り口 81 開閉部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 6/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線照射装置と、 ハウジングと、 そのハウジング内で移動可能なキャリッジと、 そのキャリッジの駆動機構と、 そのハウジング内におけるキャリッジとX線フィルム収
    納部との間でシート状X線フィルムを搬送可能な機構と
    を備えるX線透視撮影装置において、 前記ハウジングに出入り口が、そのハウジング内にカセ
    ッテ付X線フィルムを出し入れできるように形成され、 そのカセッテ付X線フィルムは前記キャリッジに着脱可
    能とされ、 その出入り口の開閉部材が設けられ、 その開閉部材は、前記駆動機構により駆動されるキャリ
    ッジを介してハウジングの内部側から押されることで出
    入り口の開き位置に変位可能とされているX線透視撮影
    装置。
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