JP3257485B2 - 通信方式と通信方法 - Google Patents

通信方式と通信方法

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JP3257485B2
JP3257485B2 JP31812397A JP31812397A JP3257485B2 JP 3257485 B2 JP3257485 B2 JP 3257485B2 JP 31812397 A JP31812397 A JP 31812397A JP 31812397 A JP31812397 A JP 31812397A JP 3257485 B2 JP3257485 B2 JP 3257485B2
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    • H04W16/26Cell enhancers or enhancement, e.g. for tunnels, building shadow
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/24Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
    • H04B7/26Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
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    • H04B7/2606Arrangements for base station coverage control, e.g. by using relays in tunnels
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    • HELECTRICITY
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動体端末機との通
信を可能にする通信方式(通信システム)と通信方法に
関するものであり、特に、移動体通信において建築物な
どによってマルチパス、フェージングなどの影響を受け
る環境において短いメッセージの通信など比較的簡単な
情報通信を高い信頼性で通信可能にする通信方式と通信
方法に関する。本発明はまた上述した通信などにおい
て、周波数の有効利用を可能とする通信方式と通信方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】移動体端末機との情報の通信を行うた
め、これまで種々の通信方式(通信システム)が提案さ
れている。下記に本発明に関係する通信方式を例示す
る。SMR(Specialized Mobile Radio) 通信方式は、
1つの領域(ゾーン)の中央に基地局を設置して大ゾー
ンのサービスエリアにおける通信を可能にする方式であ
る。しかしながらこの通信方式は、大ゾーンにおける多
数のユーザーとの通信を可能にするため広い周波数帯域
の周波数を必要とする。
【0003】セルラー通信方式は、サービスエリアゾー
ンを小ゾーン(セル)に分割して全体として多数の小ゾ
ーンの集合とし、小ゾーンごとに異なる周波数で送受信
を行う基地局を設置して全体として多数の基地局を配置
して大ゾーンのサービスエリアにおける通信を可能にす
る方式である。セルラー方式においては、セルごとに周
波数帯域を異ならせているから、大ゾーンの中で距離が
離れており、混信が問題にならないセル相互においては
同じ周波数帯域の周波数を用いることができるからSM
R方式の周波数帯域よりは狭い周波数帯域でよい。しか
しながら隣接するセル相互間は勿論、混信可能な近接す
るセルとの間の周波数を異ならせているから、SMR方
式ほどではないにしても広い周波数帯域を必要とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、SM
R通信方式およびセルラー通信方式など現在適用されて
いる種々の移動体情報通信においては、広帯域の周波数
が必要になるという不利益がある。利用可能な周波数帯
域は限られており、広帯域の周波数を使用することも限
界がある。たとえば、簡単なメッセージなどの情報通信
においては、SMR通信方式、セルラー方式の周波数利
用は経済的ではない。特に、従来の通信方式において
は、音声通話、電話などの通信が主であり、メッセージ
データおよびデータの通信は従の扱いである。
【0005】また移動体通信においては、特に、市街地
における通信は建造物によるマルチパス、フェージング
などの通信障害の影響を受けるという問題に遭遇してい
る。マルチパス、フェージングなどの対策としては、ダ
イバーシチ方式などが試みられているが、そのような方
式を採用すると、設備価格が高騰するという課題に遭遇
する。特に、移動体との通信を行う場合、マルチパス、
フェージングなどの通信障害の状況が常に変化するか
ら、その対策も簡単ではない。特に簡単なメッセージデ
ータの通信などにおいては、装置(設備)の価格を低減
したいという希望があるが、マルチパス、フェージング
の対策を講じると、設備価格が高騰する傾向がある。価
格維持の観点からそのような対策を講じないと、受信デ
ータのビットエラーが高くなり、正確な通信ができない
ばかりでなく、場合によっては通信不良が発生する。
【0006】セルラー通信方式などの多チャネル通信シ
ステムにおいて、小出力の場合には広帯域増幅器を使用
して多チャネルの送信機の出力を1つの増幅器で一本化
して出力する例もあるが、一般的には出力を合成するコ
ンバイナを使用するほか、送信周波数および受信周波数
を分離するデュプレックスフィルタなどの回路を使用し
て各チャネル相互の干渉を排除するようにしている。し
かしながら、このような信号処理を行うと、信号損失が
発生し、空中線出力が大幅に低下するという不利益に遭
遇する。それを克服するため電力を高めると、回路の電
子回路の耐圧を高めたり、その他種々の対策を講じる必
要が発生し、回路が複雑になるし、価格が高騰する。
【0007】さらにインターネット(INTERNE
T)通信システムの利用が急速に試みられているが、イ
ンターネット通信システムとの整合性はシステム構成
上、または電話番号体系との関係でインターネットシス
テムを上乗せする形で利用しており、現在のインターネ
ット通信システムへの接続は、通信システムの効率的な
接続という観点からみると適切ではない。
【0008】本発明の目的は、簡単な構成で、確実なメ
ッセージ伝達が可能になる通信方式と通信方法を提供す
ることにある。特に、本発明の目的は、建造物の多い市
街地、建造物が少ない郊外などいずれのゾーンにおいて
も、ビットエラーが少なく、均一な通信が可能になる通
信方式と通信方法を提供することにある。
【0009】また本発明の目的は、有線回線にインター
ネットシステムを取り入れて、既存の通信システムおよ
びデータ処理システム、および、通信装置が流用可能と
し、システム構成が比較的低価格となり、システム運用
も容易な通信装置を提供することにある。
【0010】さらに本発明の目的は、周波数帯域の有効
利用を図り、狭周波数帯域で通信可能な通信方式と通信
方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の観点によ
れば、移動体端末機との通信が可能な第1の範囲と、第
1の範囲の周辺の移動体端末機との通信が可能な第2の
範囲とからなる通信可能範囲における通信方式であっ
て、前記第1の範囲の周辺に、前記第1の範囲での通信
可能であり、相互に無線通信可能な複数の基地局を設
け、前記基地局の1つから第1の狭帯域の周波数で下り
メッセージデータの送信を行い、そのメッセージデータ
を受信した他の基地局は受信した周波数で受信したメッ
セージデータを送出し、前記元の基地局および他の基地
局からの送信信号を受信した移動体端末機からは上記下
りのメッセージデータの送信とは異なる第2の狭帯域の
周波数を用いて基地局に向けた上りのメッセージデータ
の送信を行う通信装置が提供される。基地局から下りの
メッセージデータの送信を、第1の狭帯域、たとえば、
6.25kHzの周波数で行う。この下りのメッセージ
データを受信して他の基地局は受信した周波数で受信し
たメッセージデータを送出する。このように複数の基地
局から同じメッセージデータの送出が行われるから、移
動体端末機は受信可能なものを受信でき、ダイバーシチ
効果が得られるから、マルチパス、フェージングの影響
を軽減できる。そのメッセージデータを受信した移動体
端末機は第1の狭帯域とは異なる帯域の周波数で基地局
に向けて上りのメッセージデータを送出する。このよう
に下りのメッセージデータの送信と上りのメッセージデ
ータの送信とは異なる帯域の周波数を用いる。この送信
方式においては、複雑な通信規約を用いていない。
【0012】好ましくは、前記複数の基地局の少なくと
も1つが有線通信網に有線接続され、前記有線通信網に
有線接続され、前記通信可能範囲に移動体端末機からの
送信信号を受信して前記有線通信網を介して前記有線通
信網に接続された基地局に中継する受信中継手段を設
け、移動体端末機からの送信データを受信した受信中継
手段は、前記有線通信網を介して受信したデータを基地
局に有線通信する。受信中継手段は、移動体端末機の出
力が低いとき、通信状態がよくないときなど、移動体端
末機から直接基地局への上りのメッセージデータ送信で
できないとき、移動体端末機の送信メッセージデータを
受信して、有線通信網、たとえば、インターネット通信
網を介して、そのインターネット通信網に接続された基
地局に有線通信する。その結果、マルチパス、フェージ
ングの影響を受けず、移動体端末機が任意の場所にあっ
ても、通信が可能となる。
【0013】さらに好ましくは、前記下りメッセージを
送信した元の基地局は次の下りメッセージデータを送出
するとき、前記第1および第2の狭帯域の周波数とは異
なる第3の狭帯域の周波数でメッセージデータを送信
し、そのメッセージデータを受信した他の基地局は受信
した周波数で受信したメッセージデータを送出し、前記
元の基地局および他の基地局からの送信信号を受信した
移動体端末機からは上記下りのメッセージデータの送信
とは異なる第2の狭帯域の周波数を用いて基地局に向け
た上りのメッセージデータの送信を行う。前回の下りメ
ッセージデータの送信は今回の下りメッセージデータの
送信とは異なる帯域の周波数を用いる。このように時間
的にずれた状態で、異なる周波数でメッセージデータの
送信を行うから、混信は発生しない。2つの狭帯域周波
数を用いるが、1つの帯域周波数は狭いから、全体とし
て広い帯域にはならない。なお、前記送信元の基地局
は、他の基地局からの送信データを監視し、自己が送出
したメッセージデータが自己の基地局で受信できること
を確認することができる。
【0014】さらに好ましくは、前記有線通信網に加入
者端末機が有線接続され、前記加入者端末機からのメッ
セージデータが、前記有線通信網を経由して、前記有線
通信網に接続された基地局から下りメッセージとして送
信される。これにより、加入者端末機からのメッセージ
データの発信が可能となる。
【0015】特定的には、前記狭帯域の周波数は6.2
5kHzである。また特定的には、前記有線通信網はイ
ンターネット通信網を含む。
【0016】本発明の第2の観点によれば、移動体端末
機との通信が可能な第1の範囲と、第1の範囲の周辺の
移動体端末機との通信が可能な第2の範囲とからなり、
前記第1の範囲の周辺に前記第1の範囲での通信可能で
あり相互に無線通信可能な複数の基地局を設けて通信を
行う通信方法であって、前記基地局の1つから第1の狭
帯域の周波数で下りメッセージデータの送信を行い、そ
のメッセージデータを受信した他の基地局は受信した周
波数で受信したメッセージデータを送出し、前記元の基
地局および他の基地局からの送信信号を受信した移動体
端末機からは上記下りのメッセージデータの送信とは異
なる第2の狭帯域の周波数を用いて基地局に向けた上り
のメッセージデータの送信を行う通信方法が提供され
る。
【0017】好ましくは、前記複数の基地局の少なくと
も1つが有線通信網に有線接続され、前記有線通信網に
有線接続され、前記通信可能範囲に移動体端末機からの
送信信号を受信して前記有線通信網を介して前記有線通
信網に接続された基地局に中継する受信中継手段を設け
て通信を行う際、移動体端末機からの送信データを受信
した受信中継手段は、前記有線通信網を介して受信した
データを基地局に有線通信する。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明の通信システムの構
成図である。図2は図1に図解した基地局、受信機など
の接続関係を図解した図である。図1において、中心の
太線で示した円形の領域が市街地であり、この市街地を
含む破線で示した円形領域を基地局領域(基地局ゾー
ン)と呼ぶ。この例では、3つの基地局ゾーンZA〜Z
Cが設けられており、これらの基地局ゾーンZA〜ZC
内で市街地周辺にそれぞれ基地局BA〜BCを設置す
る。基地局BA〜BCはそれぞれ受信機RA〜RCを持
っている。基地局BA〜BCはそれぞれ市街地のそれぞ
れの領域を受け持ち、破線で示した円形領域(ゾーン)
内で無線通信可能になっている。市街地は、たとえば、
高層建造物などが多数存在し、マルチパス、フェージン
グなどの通信障害の発生する可能性が高い領域である。
【0019】太い円形で囲った市街地の外側が郊外地で
ある。基地局ゾーン、たとえば、基地局ゾーンZAは、
市街地と郊外地の両者に跨がっている。移動体端末機は
市街地および郊外地の任意の場所に移動でき、その通信
エリアおいて通信可能である。市街地の内部および郊外
地には小・中通信ゾーンが規定されている。これらの小
・中通信ゾーンには受信中継機RRが設置されている。
受信中継機RRは、小型の移動端末機からの出力が低く
て直接基地局への送信が困難な場合、その中継を行う。
すなわち、小型の移動端末機の出力は低いから、受信中
継機がその送信データを受信してインターネット網20
を介して有線で基地局に送信することにより、移動体端
末機から基地局を介して任意の送信先への送信を可能に
する。しかしながら、出力が高い移動体端末機の場合に
は、受信中継機を介さず、直接、近傍の基地局に送信で
きる。
【0020】図2を参照して、図1に図解した通信シス
テムの構成および接続関係を述べる。上述したように、
それぞれの基地局BA、BB、BCはそれぞれ受信機R
A、RB、RCを持つ。受信機RA,RB,RCはそれ
ぞれ受信用アンテナを有する。それぞれの基地局BA、
BB、BCは送信用アンテナを持っている。基地局BA
の近傍にセンタ装置CENTが配設され、有線回線、た
とえば、専用回線、公衆電話回線網PSTN(Public S
ystem Telephone Network)、ISDNなど、この例示に
おいてはPSTNを経由し、プロバイダ経由で、有線通
信網としてのインターネット網20に接続されている。
図2において、アストリクス(*)印はインターネット
のプロバイダを示している。
【0021】図2に図解した通信システムの接続関係に
おいては、インターネット網20は、基地局BAに接続
されているセンタ局CENTとPSTNで有線接続され
ているほか、プロバイダを介して受信中継機RRと接続
されている。すなわち、全ての受信中継機インターネ
ット網20に接続されている。これにより、インターネ
ット網20を介して、受信中継機RRと基地局BAとは
有線接続可能である。なお、基地局の全てがインターネ
ット網20に接続されている必要はないが、少なくとも
1つの基地局はインターネット網20に有線接続されて
いるものとする。本実施の形態においては、基地局BA
インターネット網20に有線接続されている。受信中
継機は全てがプロバイダを介してインターネット網20
に接続されている。その理由は、基地局相互と無線通信
可能であるから1つの基地局がインターネット網20に
接続されていれば、インターネット網20からのデータ
受信結果を基地局相互で無線通信が可能である。これに
対して、受信中継機は受信したデータをインターネット
網20を経由して他の通信装置に送信するからである。
【0022】図3は基地局BA〜BC、受信中継機R
R、移動体端末機の構成図である。図3に図解した基地
局はそれぞれ、空中線(アンテナ)1、送信回路2、変
調器3からなる送信機TXと、受信空中線6と受信機7
からなる受信装置Rとを有する。送信回路2は後述する
ように、複数のチャネル周波数を使い分けるので、その
選択を行う回路を有する。基地局BAには、データ処理
装置/メモリ4とラインインタフェース(I/F)5か
らなるセンタ装置CENTが接続されている。図4を参
照して詳細構成を後述するが、センタ装置CENTはさ
らに有線回線22およびインターネットプロバイダ26
を介してインターネット網20に接続されている。この
ように、基地局BA〜BCの構成は特別の回路は必要な
く、既存の回路を流用できる。したがって、基地局の構
成は簡単である。
【0023】本実施の形態において、インターネット網
20を用いるのは、交換機を使用しないのでシステム構
成が簡単になるという利点があるからである。したがっ
て、この目的に則した通信網であれば、インターネット
網20には限定されない。
【0024】メッセージを送出する移動体端末機Pは、
空中線8、送信共用部9、データ処理装置/表示操作部
10、受信機11、および、これらの回路に給電する電
池19を有する。
【0025】受信中継機RRは、空中線12、受信機1
3、データ処理装置/メモリ14、およびラインI/F
15を有する。受信中継機RRはそれぞれ、ラインI/
F15を介して有線回線23およびインターネットプロ
バイダ28に接続され、インターネット網20に接続さ
れている。このように、受信中継機の構成も簡単であ
る。
【0026】加入者端末機27も有線回線21およびイ
ンターネットプロバイダ26を介してインターネット網
20に接続されている。その結果、加入者端末機27か
らのデータがインターネット網20を経由して基地局B
Aに伝達され、他の基地局への無線通信、さらには移動
端末機への送信が可能になる。
【0027】図4は図3に図解したセンタ装置CENT
の構成図である。センタ装置CENTは、上述したよう
に、データ処理装置/メモリ4およびラインインタフェ
ース(I/F)5を有する。ラインI/F5は、インタ
ーネット網20、有線回線22A,22B、インターネ
ットプロバイダ27A,27Bを介して、加入者端末機
27からのメッセージデータ、および、移動体端末機か
らのメッセージデータを受信した受信中継機のデータを
受信する。これらの受信データはデータ処理装置/メモ
リ4に出力される。データ処理装置/メモリ4は、第1
のデータ処理装置41および第2のデータ処理装置42
を有している。データ処理装置/メモリ4はさらに、第
1のデータ処理装置41および第2のデータ処理装置4
2との間に配置された、加入者端末機27からの「下り
メッセージデータ列」を記憶する第1のメモリ431、
加入者端末機27からの着信確認データを記憶する第2
のメモリ432、移動体端末機Pから加入者端末機27
へ送出する送出確認データを記憶する第3のメモリ43
を有する。これらのメモリ431〜433は、ファー
ストイン・ファーストアウト(FIFO)型のメモリで
あり、第1のデータ処理装置41から先に入力されたデ
ータをその入力の順番で記録し、記録された順番でデー
タから読みだして第2のデータ処理装置42に出力す
る。したがって、第1のデータ処理装置41からのデー
タがこれらのメモリにおいてデータ列として一時的に格
納されて、第2のデータ処理装置42に出力される。図
4においては、第1〜第3のメモリ431〜433とし
て区分けして図解したが、これらのメモリを一体化して
1つのメモリ装置として構成することもできるし、図解
のごとく独立分離した構成にすることもできる。
【0028】第1のデータ処理装置41はラインI/F
5からの受信データだけでなく、受信機7からの受信デ
ータも上記同様に信号処理する。
【0029】第2のデータ処理装置42は、メモリ43
からのデータを信号処理して変調器3に送出して、送信
回路2および空中線(アンテナ)1を経由して「下りメ
ッセージ」として送出させる。
【0030】図1〜図4を参照して、送信機TX、セン
タ装置CENTおよび受信装置RRの基本動作を述べ
る。メッセージデータの流れの上流に位置する第1のデ
ータ処理装置41はラインインタフェース(I/F)5
に接続されており、ラインインタフェース(I/F)5
は、有線回線22Aを介してインターネット網20に接
続された第1のインターネットプロバイダ27Aと、有
線回線22Bを介してインターネット網20に接続され
た第2のインターネットプロバイダ27Bからそれぞ
れ、移動体端末機からのメッセージと、加入者端末機2
7からのメッセージを受信する。第1のデータ処理装置
41は、ラインインタフェース(I/F)5で受信した
端末機からのメッセージおよび加入者端末機27からの
メッセージを処理してその内容に応じて、第1〜第3の
メモリ431〜433に出力する。第1のデータ処理装
置41はまた、受信空中線6で受信し受信機7から送出
された受信データを受信し、受信空中線6で受信したデ
ータを、インターネット網20からの受信データと同様
に信号処理して、第1〜第3のメモリ431〜433に
仕分けして出力する。第2のデータ処理装置42は、第
1〜第3のメモリ431〜433から出力されるデータ
列を処理して、送信機TX内の変調器3に出力し、変調
器3で変調されたデータが送信回路2および空中線(ア
ンテナ)1を介して図1に図解したゾーンに送信され
る。
【0031】図5はチャネル周波数の利用方法を図解し
た図である。既存の移動無線通信の分野においては、V
HF、UHFにおいてチャネル周波数の割り当ては、2
5kHz、12.5KHzなどが使用されており、米国
などにおいて当面は、25kHzが使用されているが、
12.5kHzへの狭帯域化が進行中である。また、1
2.5kHzの半分の周波数である6.25kHzへの
狭帯域化が近い将来のテーマとして研究の対象の段階で
あり、220MHzの周波数帯域を除いた他の周波数帯
域では単チャネルの実用化や狭帯域化チャネルを隣接さ
せてシステム利用している実際の通信方式と通信方法は
知られていない。
【0032】この例では、従来の25kHzの周波数帯
域を、6.25kHzに4分割して狭帯域化した周波数
配置にしている。これらの周波数帯域をそれぞれ、f
1,f2,f3,f4とし、f1〜f3の周波数帯域を
基地局から移動端末機への「下りのデータ送信」に使用
し、f4の周波数帯域を移動端末機から上位の基地局へ
の「上りの通信」に使用する。本実施の形態において、
加入者端末機27からのデータがインターネット網20
を介して基地局BAに伝達され、そのデータが基地局B
Aから任意の移動端末機に送信される場合も、「下りの
データ」という。このように、25.5kHzを4分割
して狭帯域化して使用することにより、4チャネルの周
波数として利用できることになり、1チャネルの周波数
帯域が4チャネルの周波数帯域になり、周波数の有効利
用が達成できる。
【0033】米国のFCCによれば、狭帯域化対策とし
て、2005年に512MHz以下を6.25KHzの
周波数を用いる計画を立案しており、このような周波数
利用の流れは他の国においても同様である。したがっ
て、上述した周波数の狭帯域化した利用形態は、将来の
通信計画に合致している。
【0034】図6は基地局相互の通信に使用する周波数
帯域f1〜f3の関係を図解した基地局とチャネル配置
との関係を示した図である。上述した実施の形態におい
て、複数の基地局を設けた場合を図解しているが、単独
基地局の場合のチャネル周波数の使用形態を表1に図解
した。
【0035】
【表1】
【0036】基地局が最初に周波数f1を使用して「下
りのデータ送信」を行うと、そのデータを受信した周波
数f1で同じメッセージデータを他に送信する。周波数
f1で動作する移動端末機がそのデータ送信を受信する
と、チャネル周波数f4でアンサーバックを送信する。
このアンサーバックの送信は、受信中継機で受信され
て、インターネット網20を経由して基地局BAにアン
サーバックとして伝達する。
【0037】次の「下りメッセージ」を行う基地局は、
次の周波数f2を使用して送信する。そのデータを受信
した周波数f2で動作する移動端末機がそのデータ送信
を受信すると、チャネル周波数f4でアンサーバックを
送信する。このアンサーバックの送信は、受信中継機で
受信されて、インターネット網20を経由して基地局B
Aにアンサーバックとして伝達する。
【0038】その次の「下りメッセージ」を行う基地局
は、次の周波数f3を使用して送信する。そのデータを
受信した周波数f3で動作する移動端末機がそのデータ
送信を受信すると、チャネル周波数f4でアンサーバッ
クを送信する。このアンサーバックの送信データは受信
中継機で受信されて、インターネット網20を経由して
基地局BAにアンサーバックとして伝達する。このアン
サーバックの送信は、受信中継機で受信されて、インタ
ーネット網20を経由して基地局BAにアンサーバック
として伝達する。
【0039】さらにその次の「下りメッセージ」を行う
基地局は、元に戻って、周波数f1を使用して送信す
る。そのデータを受信した移動端末機は周波数f4でア
ンサーバック送信する。この送受信動作を繰り返してい
く。
【0040】図解した例示のごとく、複数の基地局を設
置した場合のチャネル周波数の使用形態を表2に図解し
た。
【0041】
【表2】
【0042】基地局BAが最初に周波数f1を使用して
「下りのデータ送信」を行うと、そのデータを受信した
他の基地局は受信したと同じ周波数f1で同じメッセー
ジデータを他に送信する。受信した基地局は全て、この
送受信動作を繰り返していく。周波数f1で動作する移
動端末機がそのデータ送信を受信すると、チャネル周波
数f4でアンサーバックを送信する。このアンサーバッ
クの送信は、受信中継機で受信されて、インターネット
網20を経由して基地局BAにアンサーバックとして伝
達する。
【0043】次の「下りメッセージ」を行う基地局は、
次の周波数f2を使用して送信する。そのデータを受信
した基地局は受信したと同じ周波数f2で同じメッセー
ジデータを他に送信する。この送受信動作を繰り返して
いく。周波数f2で動作する移動端末機がそのデータ送
信を受信すると、チャネル周波数f4でアンサーバック
を送信する。このアンサーバックの送信は、受信中継機
で受信されて、インターネット網20を経由して基地局
BAにアンサーバックとして伝達する。
【0044】その次の「下りメッセージ」を行う基地局
は、次の周波数f3を使用して送信する。そのデータを
受信した基地局は受信したと同じ周波数f3で同じメッ
セージデータを他に送信する。この送受信動作を繰り返
していく。周波数f3で動作する移動端末機がそのデー
タ送信を受信すると、チャネル周波数f4でアンサーバ
ックを送信する。このアンサーバックの送信は、受信中
継機で受信されて、インターネット網20を経由して基
地局BAにアンサーバックとして伝達する。
【0045】さらにその次の「下りメッセージ」を行う
基地局は、元に戻って、周波数f1を使用して送信す
る。そのデータを受信した基地局は受信したと同じ周波
数f1で同じメッセージデータを他に送信する。この送
受信動作を繰り返していく。
【0046】このように本実施の形態においては、下り
メッセージ送信の都度、時間をずらしてチャネル周波数
を切り換えるので、ゾーンが接近していて、メッセージ
を続けて送信する場合でも、相互干渉はなく混信は発生
しない。また本実施の形態においては、SMRシステム
のようなペアチャネルを使用する方法とは異なり、1チ
ャネルごとに送信するので、相互干渉もなく、コンバイ
ナなども必要とせず、回路構成が簡単でよい。さらに本
実施の形態においては、チャネル周波数を1つの空中線
で使用するので、合成損失もなく、効率よく通信でき
る。また、本実施の形態においては、同じメッセージを
繰り返して送信していくので、実質的にマルチパス、フ
ェージングなどの影響を受けないでデータ受信可能とな
る。なお、本実施の形態においては、基地局相互、基地
局から移動体端末機、移動体端末機(受信中継機)基地
局との間には複雑な通信規約を設けていず、受信した装
置が応答するだけである。したがって、簡単な通信規約
であるから、送信機、受信機などの回路も簡単になる。
【0047】図7は移動端末機とチャネル周波数との関
係を図解した図である。移動端末機は上りの周波数f4
のみを用いる。通常、移動端末機の送信出力は低いから
異なるゾーンでは、同じ周波数f4で送信しても異なる
ゾーンにおいては混信が発生しにくい。また、1つの周
波数f4を用いれば、受信中継機における受信が容易に
なる。したがって、本実施の形態においては、上りのメ
ッセージのデータ送信には、1つの周波数f4を共通し
て使用している。もちろん、上りのメッセージに使用可
能な周波数帯域が充分に割り当てられている場合、ある
いは、非常に通信量および通信の頻度が高い場合などの
状態には、上りの周波数を複数設定することもできる。
【0048】以下、本発明の実施の形態の動作を述べ
る。基地局BAから周波数f1でメッセージデータを送
信する。すなわち、基地局BAの図3に図解した送信機
TX内の変調器3においてあるデータを変調して、送信
回路2および空中線(アンテナ)1を介して空中に変調
したデータを送出する。基地局BAから送信された周波
数f1のメッセージデータは、基地局BAの近傍の基地
局BBの受信機RBで受信される。基地局BBにおい
て、周波数f1で受信したメッセージを基地局BBの送
信機TX内の変調器3で変調して送信回路2および空中
線(アンテナ)1を介して直ちに受信した周波数と同じ
周波数f1で空中に送出する。基地局BBから送信され
たメッセージデータは、基地局BBの近傍にある基地局
BCの受信機RCで受信される。基地局BCにおいて、
同じ周波数f1で受信したメッセージを直ちに送信す
。基地局BCにおいて、周波数f1で受信したメッセ
ージを基地局BCの送信機TX内の変調器3で変調して
送信回路2および空中線(アンテナ)1を介して直ちに
受信した周波数と同じ周波数f1で空中に送出する。基
地局BAは、基地局BBおよび基地局BCからの送信デ
ータを監視して自己が送出したメッセージデータが自分
の基地局で受信できることを確認する。
【0049】図1に図解したように、市街地および郊外
には、小ゾーンまたは中ゾーンとして構成されたゾーン
が規定され、これらの小・中ゾーンに受信中継機を適宜
設置してある。これら小・中ゾーンに配設された受信中
継機RRは、移動端末機から送出されるf4チャネルの
送信電波を受信する。
【0050】図3に図解したように、小・中ゾーンに設
置された中継受信機RRにおいて、空中線12で受信し
たデータが受信機13で受信され、そこで復調され、デ
ータ処理装置/メモリ14において、受信順番にデータ
メモリに記憶し、かつ、一定の量のデータパケットに
纏め、信号圧縮した後、インターネットのTCP/IP
ヘッダ処理を行った後、ラインI/F15および有線回
線23を経由してインターネット網20のインターネッ
トプロバイダ28に送出され、インターネット網20を
経由してセンタ装置CENTに送出される。
【0051】センタ装置CENTで受信したデータは、
図3および図4に図解したように、ラインI/F5を経
由してデータ処理装置/メモリ4内の第1のデータ処理
装置41でデータ種別ごとに第1〜第3のメモリ431
〜433に送出されてそれらのメモリ431〜433に
おいて格納される。また第1のデータ処理装置41にお
いてデータパケットが分解され、誤り訂正チェック、重
複したデータの削除などの処理を行い、着信の確認を
ッセージ送出者、この例では、移動端末機Pにアンサー
バックするデータと、加入者端末機29または他の移動
端末機Pに送るデータをそれぞれ順番に上記メモリ43
1〜433に記憶し、待行列を作る。
【0052】図3に図解したように、加入者端末機29
から移動端末機Pへのメッセージデータの送信は、加入
者端末機29とインターネット網20とを接続している
有線回線21を経由してインターネットプロバイダ26
に送信され、インターネットプロバイダ26を経由して
インターネット網20に送出され、インターネットプロ
バイダ27および有線回線22を経由してセンタ装置C
ENTに送られる。そのようなメッセージデータはセン
タ装置CENTのデータ処理装置/メモリ4におけるメ
モリ431〜433に蓄積されて下りメッセージの待行
列で待機し、後述する方法で順次、下りデータとして、
送信機TXを経由して移動端末機Pに送出される。加入
者端末機29から移動端末機Pへの下りメッセージの送
出の際、移動端末機Pから着信確認メッセージもいくつ
かまとめて下りメッセージに付加して送出することもで
きる。
【0053】これらのメッセージデータは、前述のとお
り、基地局BA〜BCで繰り返して送信される。
【0054】このように複数の基地局から繰り返して同
じメッセージデータを送出することにより、確実なメッ
セージ伝達が可能になる。したがって、建造物の多い市
街地、建造物が少ない郊外などいずれのゾーンにおいて
も、ビットエラーが少なく、均一な通信が可能になる。
このような同じメッセージデータの繰り返し送信は、結
果的にダイバーシチ効果を果しており、ビットエラーの
少ない安定した信頼性の高い通信システムが確立でき
る。
【0055】上述した実施の形態においては、有線回線
にインターネットシステムを取り入れているので、既存
の通信システムおよびデータ処理システムおよび、通信
装置が流用できる。その結果として、システム構成が比
較的低価格となり、システム運用も容易である。
【0056】以上、25.5kHzを6.25kHzの
狭帯域で4チャネルの周波数のうち、f1〜f3を下り
のデータ送信用、f4を上りのデータ送信用に用いた例
を述べたが、これらのチャネルの使用は状態に応じて、
任意に設定できる。たとえば、下りのデータ送信にf
1,f2を用い、上りのデータ送信にf3,f4を用い
ることもできる。さらに、25.5kHzに限らず、さ
らに広い周波数帯域を6.25kHzの狭帯域に多数の
チャネルに分割して使用することもできる。また、1つ
の狭帯域を6.25kHzには限定せず、使用すること
ができる。上述した例示においては、メッセージデータ
を送信することを主題としていたので、狭帯域を6.2
5kHzに設定した。
【0057】本発明の通信方式と通信方法の実施に際し
ては、上述した実施の形態に限定されず、種々の変形態
様をとることができる。上述した図解を参照した実施の
形態は、好適な構成を示したが、本発明の実施に際して
は、インターネット網20、受信中継機および加入者端
末機27を含むシステム構成とその動作を述べたが、こ
れらの有線回線で結ばれる装置がなくてもよい。逆に図
解の装置構成にその他の装置を付加することもできる。
そのような変形態様は当業者にとって容易に行われるこ
とである。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な方法で、確実な
メッセージ伝達が可能になる。すなわち、本発明によれ
ば、下りメッセージ送信の都度、時間をずらしてチャネ
ル周波数を切り換え、繰り返し同じデータが送信される
ので、ゾーンが接近していて、メッセージを続けて送信
する場合でも、相互干渉はなく混信は発生しない。結果
的にダイバーシチ効果が提供でき、建造物の多い市街
地、建造物が少ない郊外などいずれのゾーンにおいて
も、ビットエラーの少ない安定した信頼性の高い通信シ
ステムが確立できる。
【0059】本発明によれば、周波数の効果的な利用が
可能になる。また本発明によれば、1チャネルごとに送
信するので、相互干渉もなく、コンバイナなども必要と
せず、回路構成が簡単でよい。さらに本発明によれば、
チャネル周波数を1つの空中線で使用するので、合成損
失もなく、効率よく通信できる。
【0060】本発明によれば、インターネットなどの有
線通信網を取り入れることにより、既存の通信システム
およびデータ処理システムおよび、通信装置が流用でき
る。その結果として、システム構成が比較的低価格とな
り、システム運用も容易である。
【0061】なお、本実施の形態においては、基地局相
互、基地局から移動体端末機、移動体端末機(受信中継
機)基地局との間には複雑な通信規約を設けていず、受
信した装置が応答するだけである。したがって、簡単な
通信規約であるから、送信機、受信機などの回路も簡単
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の通信システムの構成図である。
【図2】図2は図1に図解した送信機、受信機などの接
続関係を図解した図である。
【図3】図3は基地局BA〜BC、受信中継機RR、移
動端末機の構成図である。
【図4】図4はセンタ装置の構成図である。
【図5】図5はチャネル周波数の利用方法を図解した図
である。
【図6】図6は基地局相互の通信に使用する周波数帯域
f1〜f3の関係を図解した基地局とチャネル配置との
関係を示した図である。
【図7】図7は移動端末機とチャネル周波数との関係を
図解した図である。
【符号の説明】
1・・空中線(アンテナ) 2・・送信回路 3・・変調器 4・・データ処
理装置/メモリ 5・・ラインインタフェース(I/F) 6・・受信空中線 7・・受信機 8・・空中線 9・・送信共用
部 10・・データ処理装置/表示操作部 11・・受信機 12・・空中線 13・・受信機 14・・データ処理装置/メモリ 15・・ライン
I/F 19・・電池 20・・インターネット網 21〜23・・有線回線 26〜28・・インターネットプロバイダ 27・・加入者端末機
フロントページの続き (72)発明者 渋野 彰 東京都武蔵野市吉祥寺本町3丁目9番16 号 (56)参考文献 特開 昭58−146147(JP,A) 特開 平4−157933(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 7/00 - 7/38 H04B 7/24 - 7/26 102

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動体端末機との通信が可能な第1の範囲
    と、第1の範囲の周辺の移動体端末機との通信が可能な
    第2の範囲とからなる通信可能範囲における通信方式で
    あって、 前記第1の範囲の周辺に、前記第1の範囲での通信可能
    であり相互に無線通信可能な複数の基地局を設け、 前記基地局の1つから第1の狭帯域の周波数で下りメッ
    セージデータの送信を行い、 そのメッセージデータを受信した他の基地局は受信した
    周波数で受信したメッセージデータを送出し、 前記元の基地局および他の基地局からの送信信号を受信
    した移動体端末機からは上記下りのメッセージデータの
    送信とは異なる第2の狭帯域の周波数を用いて基地局に
    向けた上りのメッセージデータの送信を行う通信方式。
  2. 【請求項2】前記複数の基地局の少なくとも1つが有線
    通信網に有線接続され、 前記有線通信網に有線接続され、前記通信可能範囲に移
    動体端末機からの送信信号を受信して前記有線通信網を
    介して前記有線通信網に接続された基地局に中継する受
    信中継手段を設け、 移動体端末機からの送信データを受信した受信中継手段
    は、前記有線通信網を介して受信したデータを基地局に
    有線通信する請求項1記載の通信方式。
  3. 【請求項3】前記下りメッセージを送信した元の基地局
    は次の下りメッセージデータを送出するとき、前記第1
    および第2の狭帯域の周波数とは異なる第3の狭帯域の
    周波数でメッセージデータを送信し、 そのメッセージデータを受信した他の基地局は受信した
    周波数で受信したメッセージデータを送出し、 前記元の基地局および他の基地局からの送信信号を受信
    した移動体端末機からは上記下りのメッセージデータの
    送信とは異なる第2の狭帯域の周波数を用いて基地局に
    向けた上りのメッセージデータの送信を行う請求項2記
    載の通信方式。
  4. 【請求項4】前記送信元の基地局は、他の基地局からの
    送信データを監視し、自己が送出したメッセージデータ
    が自己の基地局で受信できることを確認する、 請求項1〜3いずれか記載の通信方式。
  5. 【請求項5】前記有線通信網に加入者端末機が有線接続
    され、 前記加入者端末機からのメッセージデータが、前記有線
    通信網を経由して、前記有線通信網に接続された基地局
    から下りメッセージとして送信される請求項1〜4いず
    れか記載の通信方式。
  6. 【請求項6】前記狭帯域の周波数は6.25kHzであ
    る請求項1〜5いずれか記載の通信方式。
  7. 【請求項7】前記有線通信網はインターネット通信網を
    含む請求項1〜6いずれか記載の通信方式。
  8. 【請求項8】移動体端末機との通信が可能な第1の範囲
    と、第1の範囲の周辺の移動体端末機との通信が可能な
    第2の範囲とからなり、前記第1の範囲の周辺に前記第
    1の範囲での通信可能であり相互に無線通信可能な複数
    の基地局を設けて通信を行う通信方法であって、 前記基地局の1つから第1の狭帯域の周波数で下りメッ
    セージデータの送信を行い、 そのメッセージデータを受信した他の基地局は受信した
    周波数で受信したメッセージデータを送出し、 前記元の基地局および他の基地局からの送信信号を受信
    した移動体端末機からは上記下りのメッセージデータの
    送信とは異なる第2の狭帯域の周波数を用いて基地局に
    向けた上りのメッセージデータの送信を行う通信方法。
  9. 【請求項9】前記複数の基地局の少なくとも1つが有線
    通信網に有線接続され、前記有線通信網に有線接続さ
    れ、前記通信可能範囲に移動体端末機からの送信信号を
    受信して前記有線通信網を介して前記有線通信網に接続
    された基地局に中継する受信中継手段を設けて通信を行
    う際、移動体端末機からの送信データを受信した受信中
    継手段は、前記有線通信網を介して受信したデータを基
    地局に有線通信する請求項8記載の通信方法。
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