JP3257291B2 - ディジタル信号記録方法及び装置 - Google Patents

ディジタル信号記録方法及び装置

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JP3257291B2
JP3257291B2 JP26487094A JP26487094A JP3257291B2 JP 3257291 B2 JP3257291 B2 JP 3257291B2 JP 26487094 A JP26487094 A JP 26487094A JP 26487094 A JP26487094 A JP 26487094A JP 3257291 B2 JP3257291 B2 JP 3257291B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル信号を記録
するディジタル信号記録方法及び装置に関し、特にディ
ジタル圧縮映像信号を記録する方法及び装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】回転ヘッドを用いて磁気テープ上にディ
ジタル圧縮映像信号を記録するディジタル信号記録装置
が、特開平5−174496号に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなディジタル
信号機録装置では、再生時のデータ誤りを訂正するため
に、トラック単位で誤り訂正符号が2重に付加されてい
る。しかしながら、ヘッドの目詰まり等によってトラッ
クが全て誤りとなるような場合については考慮されてい
ない。
【0004】本発明の目的は、トラックが全て誤りとな
るような場合にも対応可能なディジタル信号記録方法及
び装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ディジタル
信号を所定のバイト数に分割し、所定のバイト数に分割
したディジタル信号にそれぞれ同期信号、制御信号及び
誤り検出訂正符号を付加してブロック形式とし、所定数
個のブロックによりディジタル信号記録領域を形成して
磁気記録媒体上に記録するディジタル信号記録方法及び
装置において、誤り検出訂正符号は、誤り検出訂正符号
の1系列が1ブロック内に含まれる信号により構成され
る第1の誤り検出訂正符号と、誤り訂正符号の1系列が
1トラック内の複数ブロックに含まれる信号により構成
される第2の誤り検出訂正符号と、誤り検出訂正符号の
1系列が複数トラックにまたがる複数ブロックに含まれ
る信号により構成される第3の誤り検出訂正符号とより
り、かつ、前記第3の誤り検出訂正符号は、符号長の
異なる複数種類の系列により構成されることにより達成
できる。
【0006】
【作用】第1の誤り検出訂正符号は、ブロック単位で付
加されているためブロック内の誤りを訂正することがで
き、第2の誤り検出訂正符号は、トラック単位で付加さ
れているため1トラック内の複数ブロックにまたがる誤
りを訂正することができ、第3の誤り検出訂正符号は、
複数トラック単位で付加されているため複数トラックに
またがる誤りを訂正することが可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0008】図1は1トラックの記録パターンである。
3は音声信号等の付加情報記録領域、7はディジタル圧
縮映像信号を記録するデータ記録領域、12は時間情
報、プログラム情報等のサブコードを記録するサブコー
ド記録領域、2、6及び11はそれぞれの記録領域のプ
リアンブル、4、8及び13はそれぞれの記録領域のポ
ストアンブル、5及び9はそれぞれの記録領域の間のギ
ャップ、1及び14はトラック端のマージンである。こ
のように、各記録領域にポストアンブル、プリアンブル
及びギャップを設けておくことにより、それぞれの領域
を独立にアフレコを行うことができる。もちろん、記録
領域3及び7にはディジタル圧縮映像信号、音声信号以
外のディジタル信号を記録してもよい。
【0009】図2は各領域のブロック構成である。図2
(a)は、付加情報記録領域3及びデータ記録領域7,
のブロック構成である。20は同期信号、21はID情
報、22は映像信号または付加情報データ、23は第1
の誤り検出訂正のためのパリティ(C1パリティ)であ
る。同期信号20は2バイト、ID情報21は4バイ
ト、データ22は195バイト、パリティ23は9バイ
トで構成されており、1ブロックは210バイトで構成
されている。図2(b)は、サブコード記録領域12の
ブロック構成である。サブコード記録領域のブロックで
は、同期信号20及びID情報21は図2(a)と同一
であり、データ22は24バイト、パリティ23は5バ
イトで構成されており、1ブロックは図2(a)のブロ
ックの1/6の35バイトで構成されている。このよう
に、1ブロックのバイト数も整数比となるようにし、さ
らに全ての領域で同期信号11及びID情報12の構成
を同一とすることにより、記録時のブロックの生成及び
記録時の同期信号、ID情報の検出等の処理を同一の回
路で処理することができる。
【0010】図3は、ID情報21の構成である。31
は領域コード、32はトラックアドレス、33は1トラ
ック内のブロックアドレス、34はIDデータ、35は
領域コード31、トラックアドレス32、ブロックアド
レス33及びIDデータ34の誤りを検出するためのパ
リティである。領域コード31は、各領域の識別を行う
ためのものである。例えば、データ記録領域7では”0
0”、付加情報記録領域3では”10”、サブコード記
録領域12では”11”とする。また、データ記録領域
7等において、複数種類のコード、例えば”00”と”
01”を割り当てて、可変速再生用データ等の異なるデ
ータの識別を行ってもよい。トラックアドレス32は、
トラックの識別を行うためのアドレスであり、例えば、
1トラックまたは2トラック単位でアドレスを変化させ
る。この場合、6ビットのアドレスで64トラックまた
は128トラックを識別することができる。ブロックア
ドレス33は、各記録領域でのブロックの識別を行うた
めのアドレスである。例えば、データ記録領域7では0
〜157、付加情報記録領域3では0〜13、サブコー
ド記録領域12では0〜17とする。
【0011】トラックアドレス32は、後述する第3の
誤り訂正符号の識別を行うために、例えば、12または
その倍数のトラック単位で繰り返すようにする。
【0012】C1パリティ23は、例えば、データ22
及びID情報21の中の領域コード31、トラックアド
レス32、ブロックアドレスに対して付加する。これに
より、再生時のブロックアドレス等の検出能力を向上さ
せることができる。
【0013】図4は、データ記録領域7における1トラ
ックのデータの構成である。なお、同期信号20および
ID情報21は省略している。データ記録領域7は15
8ブロックで構成されており、最初の139ブロックに
データを、次の14ブロックに第3の誤り訂正符号(C
3パリティ)44を、最後の5ブロックに第2の誤り訂
正符号(C2パリティ)43を記録する。また、最初の
139ブロックは、188バイトの映像信号データ41
と、7バイトの信号の種類、記録日時、編集情報等の映
像信号41に関連した制御情報42を記録する。
【0014】C2パリティ43は、トラック単位で13
9バイトのデータと14バイトのC3パリティに対して
5バイトのC2パリティを付加する。また、C3パリテ
ィ44は、例えば、12トラック単位で、139ブロッ
クのデータを偶数ブロックと奇数ブロックに2分割し、
それぞれに7バイトのC3パリティを付加する。誤り訂
正符号は、例えばリードソロモン符号を用いればよい。
【0015】図5は、図4のデータ記録領域7の内のC
1パリティ23を除く部分を表したものである。45が
1トラックのデータ記録領域であり、D(i,j,k)
がデータ41または制御信号42、R(i,j,k)が
C3パリティ44、Q(i,j,k)がC2パリティ4
3である。また、iはトラックアドレス(0〜11)、
jはブロックアドレス(0〜157)、kは1ブロック
中のデータの位置(0〜194)である。なお、トラッ
クアドレスは12トラック単位で付加されているとして
いる。この時、第2の誤り訂正符号の符号系列の多項式
表現C2(x)は以下の式のようになる。
【0016】
【数1】
【0017】ただし、0≦i0≦11、0≦k0≦194
である。
【0018】また、及び第3の誤り訂正符号の符号系列
の多項式表現C3(x)は以下の式のようになる。
【0019】
【数2】
【0020】ただし、i’=(i0+n)mod12、
j’=j0+2n−1、k’={(k0+n)mod19
5}、0≦i0≦11、0≦j0≦1、0≦k0≦194
である。すなわち、j0=1の時には、ブロックアドレ
スが偶数のデータ70バイトに対して7バイトのC3パ
リティを付加する。また、j0=0の時には、ブロック
アドレスが奇数のデータ69バイトに対して7バイトの
C3パリティを付加する。この時、数2式はn=1〜7
6となる。したがって、j0=0の時と1の時で処理を
異ならせる必要があるが、j0=0でn=0(j=−
1)の時には仮想のデータ例えば”0”があるとして処
理を行えば、どちらも同一の処理で行うことができる。
【0021】このように、奇数ブロックアドレスの符号
系列と偶数ブロックアドレスの符号系列で符号長(デー
タ数)を変えることにより、データブロック数が奇数の
時でも2系列の符号系列を構成することができる。それ
ぞれの系列で符号長が異なっても、パリティ数が同一で
あれば、上記のように同一の処理を行うことができる。
同様にして、3系列以上に分割することも可能である。
もちろん、符号長153、パリティ数14の1系列の符
号を用いてもよいが、分割することにより、1符号系列
のパリティ数を少なくでき、誤り訂正の処理が容易にな
る。
【0022】第3の誤り訂正符号をmトラック単位で付
加した場合、パリティの数が符号長の1/m以上であれ
ば、消失訂正を行うことにより、1トラックが全て誤っ
ても訂正することができる。本実施例では、符号長77
または76、パリティ数7の誤り訂正符号を12トラッ
ク単位で付加している。すなわち、1トラック中の7バ
イトまたは6バイトにより1系列の符号が構成されてお
り、消失訂正により最大7バイトまでの誤りを訂正でき
るため、1トラックが全て誤っても訂正することができ
る。
【0023】ここで、トラックアドレスをmの整数倍の
トラック、例えば60トラックで繰り返すようにしてお
き、このトラックアドレスと符号系列を対応させておけ
ば、トラックアドレスを検出することにより、符号系列
の識別を行うことができる。
【0024】図6は、付加情報記録領域3における1ト
ラックのデータの構成である。なお、同期信号20およ
びID情報21は省略している。付加情報記録領域3は
14ブロックで構成されており、9ブロックに音声信号
等の映像信号に関連した情報51を記録する。その後の
5ブロックには、第2の誤り訂正符号(C2パリティ)
52を記録する。パリティ52は、データ記録領域7と
同様に、9バイトのデータに5バイトのパリティを付加
する。このように、データ記録領域7とC2パリティの
数を同一にすることにより、処理を兼用することができ
る。なお、付加情報記録領域3には第3の誤り訂正符号
は付加していないが、これは、例えば音声信号の場合に
は、偶数データと奇数データを異なるトラックに分散し
ておくことにより、1トラックが全て誤りになっても平
均値補間による効率の良い補正を行うことができるから
である。もちろん、この領域にも第3の誤り訂正符号を
付加してもよい。
【0025】図7は、データ記録領域7のIDデータ3
4の構成である。IDデータ34は、例えば5ブロック
の5バイトで1つの情報を構成している。そして、この
情報を複数回多重記録することにより、再生時の検出能
力を向上させている。5ブロックのデータは、ID−1
〜7の7種類のデータよりなっている。
【0026】ID−1は、データ記録領域7の記録フォ
ーマットを規定している。すなわち、ID−1の値を変
更することにより、複数種類のフォーマットに対応可能
である。
【0027】ID−2は、記録モード、すなわち、最大
記録容量を規定している。本実施例では、4ヘッドの回
転ヘッドを用い、回転数1800rpmで2チャンネル
記録を行った場合、約25Mbpsのデータを記録可能
である。図8は、この時のテープ上の記録パターンであ
る。81がテープ、82が図1に示す1トラックであ
る。1A、1B、2A、2Bが記録する4個のヘッドを
表しており、回転ヘッドの1/2回転(180゜)で2
トラック(1フレーム)の記録を行う。ここで、図9
(b)に示すように2回に1回の割合で記録を行えば、
記録容量は約12.5Mbpsとなる。また、図9
(c)に示すように4回に1回の割合で記録を行えば、
記録容量は約6.25Mbpsとなる。この場合、テー
プの送り速度を1/2または1/4にすれば、テープ上
のトラックパターンはほぼ同一となる。同様にして、最
大記録容量を25Mbpsの1/nにすることが可能で
ある。記録時には、記録データの伝送レートを識別し、
最適な記録モードを設定して記録する。そして、どのモ
ードで記録したかをID−2に記録しておく。例えば、
25Mbpsの時には”1”、12.5Mbpsの時に
は”2”、6.25Mbpsの時には”3”とする。
【0028】ID−3は、時間軸圧縮モード、すなわ
ち、記録時の時間軸圧縮率を規定している。これは、デ
ィジタル信号を時間軸圧縮して短時間で伝送し、これを
記録した後に時間軸伸張して再生する方式に対応したも
のである。例えば、時間軸圧縮がない時には”1”、時
間軸圧縮率が2倍の時には”2”、時間軸圧縮率が4倍
の時には”3”とする。
【0029】ID−4は、同時に記録するデータのチャ
ンネル数を規定している。例えば、記録モード1では、
12.5Mbpsのデータを2チャンネル記録すること
ができる。
【0030】ID−5は記録するデータのレートが回転
ヘッドの回転数と同期しているかどうかを規定してい
る。例えば、同期している場合には”1”、同期してい
ない場合には”0”とする。同期している場合には各ト
ラックに記録するデータ量を一定にでき、同期していな
い場合にはトラックによって変化させる必要がある。
【0031】ID−6は、1トラックに記録するデータ
量を規定している。例えば、12Mbpsのデータを記
録する場合には、記録モード2を選択し、1トラックに
25000バイト記録すればよい。データのレートが回
転ヘッドの回転数と同期していない場合には、フレーム
単位でデータ量を制御すればよい。
【0032】ID−7は、データの種類等その他の記録
データに関連した情報である。
【0033】このように、記録するデータの伝送レート
に応じて記録モード及び1トラックに記録するデータ量
を制御することにより、簡単な記録再生処理で効率の良
い記録を行うことができる。再生時には、まずIDデー
タ34を検出して記録モード等を識別し、再生処理回路
をそのモードに設定して再生を行えばよい。
【0034】付加情報記録領域3のIDデータ34も図
7と同様の構成でよい。付加情報記録領域3には、記録
モード1で約1.6Mbpsの付加情報を記録可能であ
り、例えば、量子化周波数48kHz、量子化ビット数
16ビット、2チャンネルのPCM音声信号を記録可能
である。
【0035】サブコード記録領域12のIDデータ34
は、プログラムの先頭を示すスタートフラグやスキップ
再生のためのフラグ等を記録する。サブコード記録領域
12では、データ記録領域7や付加情報記録領域3と異
なり、1フレーム内の全てのブロックに同一データを記
録する。これにより、高速サーチ時等における検出能力
を向上させることができる。
【0036】図10は、サブコード記録領域12のデー
タ22の構成である。図10では、データとして8バイ
トのパック91、92及び93を記録している。パリテ
ィ23は5バイトとしている。このパリティも、データ
記録領域7及び付加情報記録領域3のC2パリティとパ
リティ数を同一とすることにより、処理を兼用すること
ができる。
【0037】図11は、パック91〜93の構成であ
る。バイト0はパックに記録する情報の内容を示すアイ
テムである。アイテムを切り換えることにより、複数種
類の情報を記録することができる。また、バイト7はパ
ックデータの誤りを検出するためのパリティである。
【0038】図12は、本発明の記録方法によって記録
を行うディジタル信号記録装置の一実施例である。10
0は回転ヘッド、101はキャプスタン、102は図1
の記録信号を生成する記録信号処理回路、103は記録
信号の伝送レート、種類等を検出する記録信号検出回
路、104は記録信号検出回路103で検出された結果
に応じて記録モード等の制御を行う、例えば、マイクロ
プロセッサのような制御回路、105は回転ヘッド10
0の回転等の基準となるタイミング信号を生成するタイ
ミング生成回路、106は回転ヘッド及びテープの送り
速度を制御するサーボ回路、107はインターフェース
回路である。
【0039】入力端子108より入力された記録データ
は、インターフェース回路107を介して記録信号処理
回路101及び記録信号検出回路102に入力される。
記録信号検出回路102では、記録データに付加されて
いる情報または信号のレートより伝送レート、種類等を
検出して制御回路104に出力する。制御回路104で
は、検出結果によって記録モードを判断し、記録信号処
理回路102及びサーボ回路106の動作モードを設定
する。なお、同期モードの場合には、図では省略してい
るが、タイミング生成回路105より同期クロックを出
力し、そのタイミングでデータを入力する。記録信号処
理回路102では、制御回路104で判断された記録モ
ードに応じて、付加情報の分離、誤り訂正符号、ID情
報、サブコード等の生成を行い、図1の記録信号を生成
し、回転ヘッド100によりテープ81に記録する。
【0040】図13は、記録信号処理回路102の構成
例である。200、210、220は記憶回路、20
1、211、221はデータバス、222はC3符号化
回路、203、213はC2符号化回路、204、21
4はC1符号化回路、205、215は同期信号、ID
情報等を付加して記録信号を生成する記録信号生成回
路、206、216はそれぞれAヘッド、Bヘッドへの
記録信号の出力端子、223は記録データの入力端子で
ある。
【0041】入力端子223より入力された記録データ
は、バス221を介して記憶回路220に記憶される。
記憶回路220に記憶された記録データは、12トラッ
ク単位でC3符号化回路222においてC3パリティの
付加が行われ、その後に、Aヘッドで記録されるデータ
はバス201を介して記憶回路200に、Bヘッドで記
録されるデータはバス211を介して記憶回路210に
記憶される。記憶回路200に記憶されているAヘッド
に記録されるデータは、C2符号化回路203において
トラック単位でC2パリティの付加が行われた後に、C
1符号化回路204においてブロック単位でC1パリテ
ィを付加して記録信号生成回路205に入力され、同期
信号、ID情報等を付加して記録信号を生成して出力端
子206より出力される。Bヘッドに記録されるデータ
も、同様の処理を行って出力端子216より出力され
る。本実施例では、C2及びC1の符号化処理を偶数ト
ラックと奇数トラックで独立して行っているが、もちろ
ん、同一の回路で2トラックの処理を行ってもよい。ま
た、C1符号化回路、C2符号化回路、C1符号化回路
についても同一の回路で全てまたは2種類のパリティの
生成を行ってもよい。
【0042】なお、付加情報記録領域3に記録するデー
タについてはC3パリティを生成する必要はない。ま
た、サブコードについてはC2符号生成回路でパリティ
の生成を行えばよい。
【0043】図14は、本発明の記録方法によって記録
された信号を再生するディジタル信号再生装置の一実施
例である。110は再生信号よりデータやID情報等を
再生する再生信号処理回路、111は再生データの出力
クロックを生成する出力クロック生成回路、112はイ
ンターフェース回路である。
【0044】再生時には、まず任意の再生モードで再生
動作を行い、再生信号処理回路110でID情報を検出
する。そして、制御回路104でどのモードで記録され
たかを判断し、再生信号処理回路110及びサーボ回路
106の動作モードを再設定して再生を行う。再生信号
処理回路110では、回転ヘッド100より再生された
再生信号より、同期信号の検出、誤り検出訂正等を行
い、データ、付加情報、サブコードを再生してインター
フェース回路112に出力する。なお、時間軸圧縮モー
ドで記録されている場合には、テープの送り速度を記録
時の圧縮率分の1とし、再生された信号を再生信号処理
回路110で、トラックアドレス32及びブロックアド
レス33を基準として記録時と同じ順序に並べ替えて出
力する。出力クロック生成回路111では、トラックに
記録されているデータの量を基準としてPLL等により
記録時のデータの伝送レートに同期したクロックを再生
し、インターフェース回路112に出力する。インター
フェース回路112では、出力クロック生成回路111
で生成されたクロックを基準として再生データを出力端
子113より出力する。なお、データの出力は、データ
と付加情報等を独立に出力してもよいし、多重して出力
してもよい。
【0045】再生信号処理回路110でも、記録信号処
理回路102と同様にAトラック及びBトラックの再生
信号について独立してC1訂正及びC2訂正を行った後
に12トラック単位でC3訂正を行えばよい。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、トラック単位で付加さ
れる第1及び第2の誤り検出訂正符号に加えて複数トラ
ック単位で付加される第3の誤り検出訂正符号を付加す
ることにより、トラックが全て誤りとなるような場合に
もその誤りを訂正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の1トラックの記録パターン図
である。
【図2】各領域のブロック構成図である。
【図3】ID情報21の構成図である。
【図4】データ記録領域7における1トラックのデータ
の構成図である。
【図5】図4のデータ記録領域7の内のC1パリティ2
3を除く部分を表した図である。
【図6】付加情報記録領域3における1トラックのデー
タの構成図である。
【図7】データ記録領域7のIDデータ34の構成図で
ある。
【図8】テープ上の記録パターンを示す図である。
【図9】記録時のタイミング図である。
【図10】サブコード記録領域12のデータ22の構成
図である。
【図11】パック91〜93の構成図である。
【図12】本発明の記録方法によって記録を行うディジ
タル信号記録装置の構成図である。
【図13】記録信号処理回路102の構成図である。
【図14】本発明の記録方法によって記録された信号を
再生するディジタル信号再生装置の構成図である。
【符号の説明】
3…付加情報記録領域、7…データ記録領域、12…サ
ブコード記録領域、20…同期信号、21…ID情報、
22…データ、23…C1パリティ、31…領域コー
ド、32…トラックアドレス、33…ブロックアドレ
ス、34…IDデータ、41…映像信号データ、42…
制御情報、43…C2パリティ、44…C3パリティ、
51…付加情報データ、52…C2パリティ、100…
回転ヘッド、101…キャプスタン、102…記録信号
処理回路、103…記録信号検出回路、104…制御回
路、105…タイミング生成回路、106…サーボ回
路、107…インターフェース回路、200…記憶回
路、203…C2符号化回路、204…C1符号化回
路、205…記録信号生成回路、210…記憶回路、2
13…C2符号化回路、214…C1符号化回路、21
5…記録信号生成回路、220…記憶回路、222…C
3符号化回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野口 敬治 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (56)参考文献 特開 平6−150577(JP,A) 特開 昭59−215013(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/18,20/10

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタル信号を所定のバイト数に分割
    し、前記所定のバイト数に分割したディジタル信号にそ
    れぞれ同期信号、制御信号及び誤り検出訂正符号を付加
    してブロック形式とし、所定数個の前記ブロックにより
    ディジタル信号記録領域を形成して磁気記録媒体上に記
    録するディジタル信号記録方法において、 前記誤り検出訂正符号は、誤り検出訂正符号の1系列が
    1ブロック内に含まれる信号により構成される第1の誤
    検出訂正符号と、誤り検出訂正符号の1系列が1トラ
    ック内の複数ブロックに含まれる信号により構成される
    第2の誤り検出訂正符号と、誤り検出訂正符号の1系列
    が複数トラックにまたがる複数ブロックに含まれる信号
    により構成される第3の誤り検出訂正符号とよりなり、
    かつ、前記第3の誤り検出訂正符号は、符号長の異なる
    複数種類の系列により構成されることを特徴とするディ
    ジタル信号記録方法。
  2. 【請求項2】前記第3の誤り訂正符号は、n個の前記デ
    ィジタル信号とk個のパリティにより構成される符号長
    (n+k)の第1の系列と、(n−1)個の前記ディジ
    タル信号とk個のパリティにより構成される符号長(n
    +k−1)の第2の系列の2種類の系列により構成され
    ことを特徴とする請求項1記載のディジタル信号記録
    方法。
  3. 【請求項3】前記ブロックと同一のブロック形式で、前
    記第1の誤り訂正符号と同一の形式の第4の誤り訂正符
    号と、前記第2の誤り訂正符号とパリティ数が同一の第
    5の誤り訂正符号が付加された第2のディジタル信号記
    録領域を設けたことを特徴とする請求項1記載のディジ
    タル信号記録方法。
  4. 【請求項4】ディジタル信号を所定のバイト数に分割
    し、前記所定のバイト数に分割したディジタル信号にそ
    れぞれ同期信号、制御信号及び誤り検出訂正符号を付加
    してブロック形式とし、所定数個の前記ブロックにより
    ディジタル信号記録領域を形成して磁気記録媒体上に記
    録するディジタル信号記録装置において、 前記ディジタル信号に複数トラック単位で符号長の異な
    る複数種類の系列により構成される第3の誤り検出訂正
    符号を付加する第1の符号化回路と、 前記第1の符号化回路で符号化された前記ディジタル信
    号にトラック単位で第2の誤り検出訂正符号を付加する
    第2の符号化回路と、 前記第2の符号化回路で符号化された前記ディジタル信
    号にブロック単位で第1の誤り検出訂正符号を付加する
    第3の符号化回路とを設けたことを特徴とするディジタ
    ル信号記録装置。
  5. 【請求項5】前記第1の符号化回路は、複数トラックに
    またがるn個の前記ディジタル信号にk個のパリティを
    付加する第1のパリティ付加と、(n−1)個の前記デ
    ィジタル信号にk個のパリティを付加する第2のパリテ
    ィ付加とを行うことを特徴とする請求項4記載のディジ
    タル信号記録装置。
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